JP2002157327A - ゴミ処理券の共同発行請求システム - Google Patents

ゴミ処理券の共同発行請求システム

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JP2002157327A
JP2002157327A JP2000355958A JP2000355958A JP2002157327A JP 2002157327 A JP2002157327 A JP 2002157327A JP 2000355958 A JP2000355958 A JP 2000355958A JP 2000355958 A JP2000355958 A JP 2000355958A JP 2002157327 A JP2002157327 A JP 2002157327A
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Japan
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garbage disposal
ticket
disposal ticket
garbage
waste disposal
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JP2000355958A
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Yoshito Inagaki
好人 稲垣
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Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ゴミ処理券の偽造防止と偽造ゴミ処理券の使
用を抑止し、ゴミ処理費用を確実に徴収できるゴミ処理
券の共同発行請求システムを提供する。 【解決手段】 ゴミ処理券の発行業務とゴミ処理費用の
請求業務を委託する業務委託手段200と、ゴミ処理券
20を最終消費者500に販売するゴミ処理券販売手段
300との間に、業務委託手段200により委託された
ゴミ処理券受・発注手段100を介在させ、ゴミ処理券
受・発注手段100は、ごみ処理券販売手段300から
の業務委託手段200別ゴミ処理券の発注に基づき、印
刷するゴミ処理券発行手段と、供給したゴミ処理券販売
手段300に対して業務委託手段200別金額を請求す
るゴミ処理券請求手段と、を具備し、かつ、ゴミ処理券
20には偽造防止手段を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粗大ゴミ等,有料
化ゴミの処理のためのゴミ処理券の発行および請求シス
テムに関し、特に、自治体の負担を低減させることがで
きるゴミ処理券の共同発行請求システムに関する。
【0002】
【従来の技術】粗大ゴミ等の有料化ゴミの収集、処理の
ためには、金券としてのゴミ処理券を発行する必要があ
るが、現在では、各自治体がゴミ処理券面にそれぞれ自
治体名を印刷し、個別に製作したものを発行し、対応し
ている。また、平成13年4月より施行される特定家庭
用機器再商品化法(家電リサイクル法)によって、粗大
ゴミの有料化は各自治体にとって避けることができない
課題である。
【0003】そこで、上記自治体の一例としてN市で
は、粗大ゴミの有料化にあたり、次のような収集方法を
採用している。すなわち、図5に示すように、粗大ゴミ
を排出する各家庭1は、自治体2に対して、ゴミ収集を
依頼すると、自治体2は、ゴミ料金,ゴミ収集日,およ
びゴミ収集場所3を指定する。各家庭1は、自治体2に
指定されたゴミ料金の金額分のゴミ処理券を処理券販売
店4から購入し、自治体2に指定された収集日,収集場
所に上記ゴミ処理券を貼付した粗大ゴミを出すと、回収
業者が、ゴミ処理券の有無を確認して収集するという流
れである。
【0004】次に、上記ゴミ処理券の発行および請求方
法について見てみると、ゴミ処理券の販売は、自治体2
の預託品として処理券販売店4で取り扱われている。つ
まり、上記処理券販売店4は、自治体2に対して、各家
庭1に販売するゴミ処理券の販売枚数および必要に応じ
てラベルの在庫補充の連絡をすると、自治体2は、処理
券販売店4に対して、上記販売枚数に応じた料金の請求
をするために、振込用紙を送付し、上記ラベルの在庫補
充の連絡に対しては、ラベルの発送業務を行なう。実際
には、上記振込用紙の送付,ラベルの在庫補充の連絡,
ラベルの発送の業務は物流会社5に委託するものとして
いる。
【0005】しかし、上述したようなゴミ処理券の発行
および請求システムでは、以下のような問題点が考えら
れる。 (1)各自治体にとってゴミ処理券の発行および請求業
務は負担が大きい。 (2)ゴミ処理券は金券であるため偽造を防止する必要
があるが、券面に高度な偽造防止加工を施そうとする
と、製作ロットがまとまらず、コスト高となるため、各
自治体は、偽造されることを覚悟で、これといった偽造
防止加工を施さずにゴミ処理券を発行しているのが現状
であり、これによっては、正確なゴミ収集が不可能であ
るなどの問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、自治体の負担を低減してゴミ処理券に偽造防
止加工を施すことができ、かつ、偽造ゴミ処理券の使用
を抑止でき、ゴミ処理のための費用を確実に徴収し、正
確なゴミ収集を行なうことができるゴミ処理券の共同発
行請求システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るゴミ処理券の共同発行請求システム
は、有料化ゴミ処理のためのゴミ処理券の発行および請
求システムにおいて、ゴミ処理券の発行業務およびその
処理費用の請求業務を委託する複数の業務委託手段と、
ゴミ処理券を最終消費者に販売する複数のゴミ処理券販
売手段との間に、上記複数の業務委託手段により委託さ
れてゴミ処理券の受・発注、印刷加工、供給を行なうゴ
ミ処理券受・発注手段を介在させてなり、上記ゴミ処理
券受・発注手段は、上記各ゴミ処理券販売手段からの上
記各業務委託手段別ゴミ処理券の発注に基づき、ゴミ処
理券を印刷加工するとともに、供給する、ゴミ処理券発
行手段と、上記供給したゴミ処理券数量に基づき、上記
各ゴミ処理券販売手段に対して上記各業務委託手段別金
額を請求するゴミ処理券請求手段と、を具備し、かつ、
上記ゴミ処理券には、偽造防止手段が施されていること
を特徴とするものである。
【0008】また、上記ゴミ処理券受・発注手段は、上
記複数のゴミ処理券販売手段におけるゴミ処理券の販売
実績,販売残,および保有在庫分からなる情報を上記業
務委託手段に対して報告する報告手段を具備することと
してもよい。
【0009】また、上記ゴミ処理券請求手段は、上記ゴ
ミ処理券販売手段における一定期間のゴミ処理券販売量
に基づき発行される請求書および振込用紙の送付により
行なわれることとしてもよい。
【0010】また、上記ゴミ処理券受・発注手段は、上
記ゴミ処理券販売手段からのゴミ処理券の発注を、電話
による受付,ファクシミリによる発注用紙の受付,およ
びインターネットwebサイト上の発注画面による受付
等のいずれかの方法により受け付けることとしてもよ
い。
【0011】また、本発明システムに使用されるゴミ処
理券には、偽造防止手段が施されており、その手段とし
て、ゴミ処理券の券面に、アミ点および万線による隠し
文字印刷,レインボー印刷,マイクロ文字印刷,箔押し
加工のうちいずれかの偽造防止加工が施されていること
を特徴とする。
【0012】また、上記ゴミ処理券には、券面に、ノッ
チ加工または点字加工からなる視覚障害者用の識別加工
が施されていてもよい。
【0013】また、上記ゴミ処理券には、券面に、自治
体別の可変情報または注意喚起情報を印字するためのフ
リースペースが設けられていてもよい。
【0014】また、上記ゴミ処理券は、上記ゴミ処理券
受・発注手段から依頼された印刷メーカーにより上記偽
造防止加工または視覚障害者用の識別加工が印刷された
後に、上記ゴミ処理券受・発注手段により上記自治体別
の可変情報または注意喚起情報が印字されるされること
としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】(1)以下、本発明に係るゴミ処
理券の共同発行請求システムについて、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係るゴミ処理券の共同発
行請求システム全体の構成を示す概略図である。
【0017】同図に示すように、このシステムは、ゴミ
処理を行なう複数の地方自治体200−1,200−
2,200−3,…(以下、業務委託手段200とい
う。)と、複数のゴミ処理券販売店300−1,300
−2,300−3,300−4,300−5,…,30
0−n(以下、ゴミ処理券販売手段300という。)と
の間に、ゴミ処理券受・発注手段100、例えば上記業
務委託手段200である自治体から委託されてゴミ処理
券の受・発注、印刷加工、供給を行なうゴミ処理券受・
発注センターを介在させることにより大略構成されてい
る。
【0018】さらに詳しくは、ゴミ処理券受・発注手段
100と業務委託手段200である自治体とは、自治体
のゴミ処理券の発行業務およびその処理費用を請求する
業務をゴミ処理券受・発注手段100に委託する業務委
託契約によって結ばれており、ゴミ処理券受・発注手段
100は、業務委託手段200である自治体から、上記
業務を行なうための相当の対価を受ける。
【0019】ゴミ処理券受・発注手段100は、ゴミ処
理券発行手段を具備するものとし、周知のコンビニ店や
量販店等のゴミ処理券販売店からなるゴミ処理券販売手
段300からの各自治体別ゴミ処理券の発注を受け付
け、この各自治体別ゴミ処理券の発注に基づいて、必要
事項を印刷加工後ゴミ処理券販売手段300にゴミ処理
券を納品する。
【0020】ゴミ処理券受・発注手段100は、ゴミ処
理券の供給分については、印刷メーカー400にゴミ処
理券の印刷業務を依頼し、供給を受ける。ゴミ処理券に
必要事項を印刷した後、各ゴミ処理券販売手段300に
ゴミ処理券を納品する。
【0021】ここで、上記ゴミ処理券には、後述する偽
造防止手段が施されるものとする。
【0022】次に、ゴミ処理券販売手段300であるゴ
ミ処理券販売店は、個人や事業者等の消費者500−
1,500−2,500−3,500−4,…,500
−n(以下、最終消費者500という。)にゴミ処理券
を販売する役割を担う。
【0023】業務委託契約のうちゴミ処理券の請求業務
について、ゴミ処理券受・発注手段100は、上記ゴミ
処理券発行手段に加えて、ゴミ処理券請求手段を具備す
るものとし、ゴミ処理券販売手段300に供給した上記
ゴミ処理券の数量に基づいて、各自治体別金額を請求す
ることによって、ゴミ処理券販売手段300により最終
消費者500に販売されたゴミ処理券の販売代金を請求
する業務を行なう。
【0024】このゴミ処理券の請求業務として、ゴミ処
理券受・発注手段100は、ゴミ処理券販売手段300
に対して、例えば月に一回といった一定期間におけるゴ
ミ処理券販売量に応じて請求書の発行および振込用紙の
送付を行なうようにする。ゴミ処理券販売手段300で
あるゴミ処理券販売店が、ゴミ処理券受・発注手段10
0に、上記振込用紙によって請求書金額を支払うこと
で、ゴミ処理券受・発注手段100は、業務委託手段2
00である自治体から委託されたゴミ処理のための費用
を請求することができる。
【0025】次に、ゴミ処理券受・発注手段100は、
業務委託手段200である自治体に対して、複数のゴミ
処理券販売手段300であるゴミ処理券販売店における
ゴミ処理券の店舗別販売実績,店舗別販売残,および保
有在庫分等のゴミ処理券の在庫情報を報告する報告手段
を具備していてもよい。本発明において、業務委託手段
200である自治体は、ゴミ処理券の発行および請求業
務の一切をゴミ処理券受・発注手段100に委託するも
のであるが、上記報告を受けることによって、ゴミ処理
券受・発注手段100の業務内容を監督することもでき
る。
【0026】さらに、ゴミ処理券受・発注手段100
は、印刷メーカー400に、ゴミ処理券の作成を依頼す
ることにより、高度な偽造防止加工を施したゴミ処理券
を作成することができる。ゴミ処理券受・発注手段10
0は、各ゴミ処理券販売店からの発注があった分のみ必
要事項を印字し、納品すればよいので、未使用ゴミ処理
券の在庫低減を図ることができる。また、印刷メーカー
400でも、複数のゴミ処理券販売手段300発注のゴ
ミ処理券の印刷をまとめて行なうことができるので、製
作ロットを大きくすることができ、ゴミ処理券作成コス
トを低減できる。
【0027】なお、上記実施形態において、ゴミ処理券
受・発注手段100は、ゴミ処理券の発行業務を行なう
にあたり、印刷メーカー400にゴミ処理券の印刷業務
を依頼し、印刷メーカー400は、ゴミ処理券受・発注
手段100にゴミ処理券を供給するものとしたが、印刷
メーカー400が、ゴミ処理券受・発注手段100の業
務をすべて行なうこととしてもよい。
【0028】(2)次に、上記ゴミ処理券の発注方法に
ついて、図2に基づき説明する。
【0029】ゴミ処理券受・発注手段100は、ゴミ処
理券販売手段300からのゴミ処理券の発注を、電話に
よる受付,ファクシミリによる発注用紙の受付,および
インターネットwebサイト上の発注画面による受付等
のいずれかの方法により受け付けることができる。
【0030】電話による受付の場合、ゴミ処理券受・発
注手段100は、ゴミ処理券の受注のための専用ダイヤ
ルにオペレーターを配置してもよく、ゴミ処理券の種
別,枚数,発注者,納期等を確認することによって発注
を受け付ける。
【0031】ファクシミリによる場合、図2(a)に示
すように、ゴミ処理券種別欄11,ゴミ処理券販売店名
欄12が記載された発注用紙10aを、あらかじめゴミ
処理券販売手段300であるゴミ処理券販売店毎に用意
しておき、ゴミ処理券販売手段300は、ゴミ処理券を
発注する際に、枚数欄13,発注日欄14等を記入した
上記発注用紙10aをファクシミリによってゴミ処理券
受・発注手段100に送付することにより、ゴミ処理券
の受・発注を行なってもよい。
【0032】インターネットによる場合、ゴミ処理券受
・発注手段100は、WWW(World Wide W
eb)サーバとなり、ゴミ処理券の受・発注のためのw
ebサイトを開設する。webサイト上には、図2
(b)に示すような発注画面10bが設けられ、発注画
面10bには、あらかじめゴミ処理券種別欄11が表示
されている。ゴミ処理券販売手段300は、上記web
サイトに接続可能なWWWブラウザを搭載する通信端末
機によって、ゴミ処理券販売店名欄12,枚数欄13,
発注日欄14,IDコード欄15を入力し、上記発注内
容をインターネット回線を通じて送信するだけで、ゴミ
処理券の発注を行なうことができる。
【0033】(3)次に、本発明システムに使用される
ゴミ処理券について、図3,図4に基づき説明する。
【0034】ゴミ処理券は金券としての性格を有するた
め、券面に偽造防止加工を施すことは不可欠である。本
発明システムに使用されるゴミ処理券20には偽造防止
手段が施されるが、この偽造防止手段は、印刷メーカー
400が印刷加工することにより施されるものとする。
【0035】その印刷加工方法としては、図3に示すよ
うに、ゴミ処理券の券面に、例えば「無効」という文字
を隠し文字21で印刷する。すなわち、カラー複写機の
光学的解像力の限界値を利用し、その能力によって複写
不能な線幅の万線,または細かいアミ点を用いて背景を
印刷し、かつ、隠し文字21を複写可能な線幅の万線,
または細かいアミ点で印刷することにより、カラー複写
機で複写すると、背景が薄くなり、「無効」という隠し
文字21が現われるようにして、複製物か否かの判別を
することができる。
【0036】また、ゴミ処理券20の券面に、異なるイ
ンキによって隣接部がぼかされるように傾斜状に濃度を
変化させるいわゆるレインボー印刷22を施し、カラー
複写機で複写すると、レインボー印刷22によるぼかし
がカラー複写機の色に対する感度に応じて、元の色彩と
は異なる色彩で現れ、目視によって複製物であるか否か
を判別できるようにしてもよい。
【0037】また、ゴミ処理券20の券面に、文字,図
形,数字などの微細パターンからなるマイクロ文字23
を印刷し、目視では視認可能であるが、複写機では再現
できないために、複写機による複製を防止することもで
きる。
【0038】また、透明フィルム上に、真空蒸着やその
他のコーティング技術を用いて箔を形成し、さらに紙材
の材質に対して転写性の良い接着剤の膜を備えるいわゆ
る転写箔24を形成し、ゴミ処理券20の券面に、この
転写箔24を公知の箔押し機を用いて箔押し加工しても
よい。
【0039】さらに、印刷メーカー400は、上記ゴミ
処理券20の券面に、V字形などの切込み加工、いわゆ
るノッチ加工25を施したり、または、図示しない点字
加工による文字等を印刷加工するなど、視覚障害者用の
識別加工を施してもよい。
【0040】印刷メーカー400によって上記偽造防止
加工、または視覚障害者用の識別加工が施されたゴミ処
理券20は、上述したように、ゴミ処理券受・発注手段
100にゴミ処理券の保有在庫分として納品される。
【0041】次に、ゴミ処理券受・発注手段100は、
各ゴミ処理券販売手段300から自治体別のゴミ処理券
の発注を受け付けると、上記保有在庫分から補充が必要
となった分のゴミ処理券に必要事項を印刷加工し、ゴミ
処理券販売手段300に納品する。
【0042】すなわち、図4に示すように、予め上記偽
造防止加工または視覚障害者用の識別加工が施されたゴ
ミ処理券20の券面に、「家電用」、「粗大」、「事業
系」、「家庭用」といったゴミ処理券の種別31を印刷
する。また、「リサイクル用途」や「破砕」といったゴ
ミ収集後の用途32を印刷してもよい。
【0043】次に、上記ゴミ処理券20の券面には、例
えば200円,500円,1000円,2000円とい
ったゴミ処理券の相当金額を印刷する。また、上記事業
系ゴミ,家庭用ゴミのためのゴミ処理券の場合には、例
えば10リットル,20リットル,30リットルといっ
たゴミ処理券の処理量33を印刷する。ここで、このゴ
ミ処理券の相当金額や処理量33の記載はゴミ処理券2
0の金券としての価値を決定するものとなるため、偽造
防止対策として、上記転写箔24による箔押し加工や、
干渉縞が施されたホログラム加工等の偽造防止加工が施
されることが好ましい。
【0044】また、ゴミ処理券20の券面には、発行自
治体名34,この発行自治体名34を含む連続番号(シ
ーケンシャルNo)35を印刷する。また、個人名、事
業者名等、ゴミを出す者の責任者名を印刷してもよい。
このことにより、ゴミを出した責任者が分かるので、規
定内容以上のゴミを出したり、間違った出し方をするこ
とを予防できる。
【0045】さらに、ゴミ処理券20には、フリースペ
ース36が設けられているため、例えば、「落ち葉は良
く乾燥させて入れてください」といった季節性のある情
報や、「稲わらは入れないようにしてください」といっ
た地域性の高い情報等の注意喚起情報や、「ゴミ処理券
は、○月○日より○○○販売店でも扱えるようになりま
す」といった発行自治体別の可変情報を印字することも
できる。
【0046】従来のゴミ処理券にあっては、高度な偽造
防止加工を施そうとすると、製作ロットがまとまらず、
コスト高となるため、複数の自治体がゴミ処理券を発行
するにあたって偽造防止加工は施されていなかったが、
本発明システムによれば、業務委託手段としての自治体
が、ゴミ処理券の発行業務をゴミ処理券受・発注手段に
委託することにより、製作ロットがまとまるため、ゴミ
処理券のラベル媒体コストを低減でき、券面に比較的安
価に上記いずれかの偽造防止加工を施すことが可能とな
る。
【0047】(4)以下に、上記構成からなる本発明シ
ステムによるゴミ処理手順について説明する。
【0048】業務委託手段200である自治体は、有料
化ゴミ処理を行なうにあたり、ゴミ処理券の発行および
請求業務をゴミ処理券受・発注手段100に委託する。
【0049】上記業務を委託されたゴミ処理券受・発注
手段100は、印刷メーカー400にゴミ処理券の印刷
業務を依頼し、印刷メーカー400は、ゴミ処理券受・
発注手段100にゴミ処理券を供給する。ゴミ処理券受
・発注手段100は、ゴミ処理券販売手段300である
ゴミ処理券販売店からの各自治体別ゴミ処理券の発注を
受け付け、必要事項を印字した後、各自治体別のゴミ処
理券20をゴミ処理券販売手段300に納品する。ゴミ
処理券販売手段300は、最終消費者500に上記ゴミ
処理券20を販売する。
【0050】一方、粗大ゴミを排出する最終消費者50
0は、自治体に対して、ゴミ収集を依頼すると、自治体
は、最終消費者500に対して、ゴミ料金,ゴミ収集
日,およびゴミ収集場所を指定する。最終消費者500
は、自治体に指定されたゴミ料金の金額分のゴミ処理券
20をゴミ処理券販売手段300であるゴミ処理券販売
店から購入し、自治体に指定された収集日,収集場所に
上記ゴミ処理券20を貼付した粗大ゴミを出すと、自治
体に委託された回収業者が、ゴミ処理券20の有無を確
認して収集する。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下のような効果を奏する。 (1)自治体がゴミ処理券の発行および請求業務から解
放される。 (2)印刷メーカーは、ゴミ処理券受・発注手段から在
庫情報の報告を受けることにより、販売・消費されたゴ
ミ処理券であって、複数の自治体で印刷が必要となった
タイプのゴミ処理券のみを印刷してゴミ処理券受・発注
手段に供給するので、製作ロットがまとまり製作コスト
を低減することができる。 (3)本発明システムに採用されるゴミ処理券には、偽
造防止加工が施されているため、偽造ゴミ処理券の使用
を抑止でき、ゴミ処理のための費用を確実に徴収できる
ので、正確なゴミ収集を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴミ処理券の共同発行請求システ
ム全体の構成を示す概略図である。
【図2】ゴミ処理券の発注方法を説明する図であり、
(a)はファクシミリによる発注用紙の例、(b)はイ
ンターネットwebサイト上の発注画面の例を示す図で
ある。
【図3】本発明システムに使用されるゴミ処理券を示す
外観平面図である。
【図4】図3に示すゴミ処理券の印刷加工内容を説明す
る外観平面図である。
【図5】従来のゴミ処理券の発行および請求システムの
構成の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10a 発注用紙 10b 発注画面 20 ゴミ処理券 100 ゴミ処理券受・発注手段 200,200−1,200−2,200−3 業務委
託手段(自治体) 300,300−1,300−2,300−3,300
−4,300−5,…,300−n ゴミ処理券販売手
段(ゴミ処理券販売店) 400 印刷メーカー 500,500−1,500−2,500−3,500
−4,…,500−n消費者(最終消費者)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65F 5/00 G07B 1/00 E G03G 21/04 G09B 21/00 B G07B 1/00 B41M 3/14 G09B 21/00 B09B 5/00 M // B41M 3/14 G03G 21/00 554 Fターム(参考) 2C005 HA04 HB10 HB20 JA30 JB25 JB27 2H034 FA03 2H113 AA01 AA04 AA06 BA27 CA34 CA39 CA40 CA44 3E025 EA10 EB10 4D004 AA46 DA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料化ゴミ処理のためのゴミ処理券の発
    行および請求システムにおいて、 ゴミ処理券の発行業務およびその処理費用の請求業務を
    委託する複数の業務委託手段と、ゴミ処理券を最終消費
    者に販売する複数のゴミ処理券販売手段との間に、上記
    複数の業務委託手段により委託されてゴミ処理券の受・
    発注、印刷加工、供給を行なうゴミ処理券受・発注手段
    を介在させてなり、 上記ゴミ処理券受・発注手段は、 上記各ゴミ処理券販売手段からの上記各業務委託手段別
    ゴミ処理券の発注に基づき、ゴミ処理券を印刷加工する
    とともに、供給する、ゴミ処理券発行手段と、 上記供給したゴミ処理券数量に基づき、上記各ゴミ処理
    券販売手段に対して上記各業務委託手段別金額を請求す
    るゴミ処理券請求手段と、 を具備し、 かつ、上記ゴミ処理券には、偽造防止手段が施されてい
    ることを特徴とするゴミ処理券の共同発行請求システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記ゴミ処理券受・発注手段は、 上記複数のゴミ処理券販売手段におけるゴミ処理券の販
    売実績,販売残,および保有在庫分からなる情報を上記
    業務委託手段に対して報告する報告手段を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載のゴミ処理券の共同発行請
    求システム。
  3. 【請求項3】 上記ゴミ処理券請求手段は、 上記ゴミ処理券販売手段における一定期間のゴミ処理券
    販売量に基づき発行される請求書および振込用紙の送付
    により行なわれることを特徴とする請求項1,2に記載
    のゴミ処理券の共同発行請求システム。
  4. 【請求項4】 上記ゴミ処理券受・発注手段は、 上記ゴミ処理券販売手段からのゴミ処理券の発注を、電
    話による受付,ファクシミリによる発注用紙の受付,お
    よびインターネットwebサイト上の発注画面による受
    付のいずれかの方法により受け付けることを特徴とする
    請求項1乃至3に記載のゴミ処理券の共同発行請求シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記業務委託手段は、自治体であること
    を特徴とする請求項1に記載のゴミ処理券の共同発行請
    求システム。
  6. 【請求項6】 上記ゴミ処理券は、上記ゴミ処理券受・
    発注手段から依頼された印刷メーカーにより上記偽造防
    止加工または視覚障害者用の識別加工が印刷された後
    に、上記ゴミ処理券受・発注手段により上記自治体別の
    可変情報または注意喚起情報が印字されることを特徴と
    する請求項1乃至5に記載のゴミ処理券の共同発行請求
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6に記載のゴミ処理券であ
    って、券面に、アミ点および万線による隠し文字印刷,
    レインボー印刷,マイクロ文字印刷,箔押し加工のうち
    いずれかの偽造防止加工が施されていることを特徴とす
    るゴミ処理券。
  8. 【請求項8】 上記ゴミ処理券の券面に、ノッチ加工ま
    たは点字加工からなる視覚障害者用の識別加工が施され
    ていることを特徴とする請求項7に記載のゴミ処理券。
  9. 【請求項9】 上記ゴミ処理券の券面に、上記自治体別
    の可変情報または注意喚起情報を印字するためのフリー
    スペースが設けられていることを特徴とする請求項7,
    8に記載のゴミ処理券。
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