JP2002157267A - コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法ならびに記録媒体 - Google Patents

コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法ならびに記録媒体

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JP2002157267A
JP2002157267A JP2000354026A JP2000354026A JP2002157267A JP 2002157267 A JP2002157267 A JP 2002157267A JP 2000354026 A JP2000354026 A JP 2000354026A JP 2000354026 A JP2000354026 A JP 2000354026A JP 2002157267 A JP2002157267 A JP 2002157267A
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JP2000354026A
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Tomokazu Yamada
智一 山田
Shinichiro Takagi
伸一郎 高木
Yuji Ono
雄二 小野
Nobutaka Aotani
宣孝 青谷
Kazuyoshi Kawasaki
和義 川崎
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Advertising Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Advertising Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あまり高速でないネットワークの回線速度で
あっても、インターネットを利用した通販サービスなど
が一般の利用者に利用されやすくなるように、デジタル
コンテンツを配信できるようにする。 【解決手段】 配信コンテンツ決定処理部220では、
ユーザ情報格納部180に格納されている情報と、コン
テンツ格納部250に格納されている情報と、コンテン
ツ優先順位情報格納部230に格納されている情報とに
より、未配信コンテンツ検索部240で得られた未配信
の各コンテンツに対し、配信優先度を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツを配信するコンテンツ配信方式およびコンテンツ配信
方法ならびに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に通信販売(通販)では、利用者宅
に商品のカタログをダイレクトメールなどにより送付す
るようにしている。このダイレクトメールによるカタロ
グ書籍の送付にかかるコストは、通販業者の負担となっ
ていた。また、このような形態の通販においては、利用
者からの情報は、利用者による記入がなされた後で返信
されたカタログ書籍と共に送付された返信用の葉書など
で得られる程度であった。このため、一般の通信販売で
は、上記コストが通販業者においては大きな負担とな
り、また、利用者からの情報を効率的な販売戦略に結び
つけることが困難であった。
【0003】以上のことに対し、インターネットを利用
した通販サービスなどにおいては、通販する商品のカタ
ログのデジタルコンテンツ(コンテンツ)が、利用者の
使用するインターネットに接続したクライアントコンピ
ュータに転送され、利用者が通販対象の商品に関して閲
覧できるようにしている。このようにすることで、通販
業者におけるカタログ送付のコストが、大幅に低減でき
るようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通販に
用いられるカタログは、文字情報だけではなく、多量の
画像データが必要となるため、利用者のクライアントコ
ンピュータに送信するコンテンツにすると、100MB
を越えるような大きなデータ量となる。ところが、現状
では、一般の利用者は、クライアントコンピュータを、
ダイヤルアップ接続などインターネットサービスプロバ
イダを介してインターネットに接続している場合がほと
んどであり、ネットワークの回線速度は速くても64K
bps程度である。したがって、100MBという大量
のデータを、現状の利用者のクライアントコンピュータ
で受け取ろうとすると、非常に長い時間を必要とする。
【0005】このため、従来では、インターネットを利
用した通販は、利用者にとって利用しにくいものであっ
た。また、上記ネットワーク環境でも、あまり時間をか
けずにコンテンツを配信しようとすると、コンテンツの
データ量を小さくする必要があり、利用者から見て魅力
的なコンテンツを作成することができなかった。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、あまり高速でないネットワ
ークの回線速度であっても、インターネットを利用した
通販サービスなどが一般の利用者に利用されやすくなる
ように、デジタルコンテンツを配信できるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコンテンツ配信
システムは、電子的なネットワークを介して接続された
複数のクライアントコンピュータと、ネットワークに接
続してクライアントコンピュータに所定のデジタルコン
テンツを配信するサーバとから構成され、サーバは、ク
ライアントコンピュータより送られてきたクライアント
コンピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツに
関するコンテンツ閲覧情報、クライアントコンピュータ
に配信された既配信コンテンツ情報、およびクライアン
トコンピュータがネットワークに接続されている時間と
時間帯と、クライアントコンピュータがネットワークに
接続されているときの実効回線速度とからなるネットワ
ーク利用情報を取得するクライアント情報取得部と、こ
のクライアント情報取得部が取得したコンテンツ閲覧情
報とネットワーク利用情報とを格納するユーザ情報格納
部と、クライアントコンピュータに配信する複数のデジ
タルコンテンツと、これらコンテンツ間の関係を示す類
似度とが格納されたコンテンツ格納部と、このコンテン
ツ格納部内に格納されたデジタルコンテンツのなかで、
特定クライアントコンピュータに配信されていない未配
信コンテンツをユーザ情報格納部に格納されている既配
信コンテンツ情報をもとに選択する未配信コンテンツ検
索部と、ユーザ情報格納部に格納されたネットワーク利
用情報をもとに特定クライアントコンピュータに対して
送出するデジタルコンテンツの配信量を決定する配信デ
ータ量決定処理部と、未配信コンテンツ検索部が選択し
た未配信コンテンツに配信優先度を設定し、配信データ
量決定処理部で決定された配信量以内で、未配信コンテ
ンツ内より配信優先度のより高い配信コンテンツを決定
する配信コンテンツ決定処理部と、この配信コンテンツ
決定処理部で決定された配信コンテンツをクライアント
コンピュータに配信する配信コンテンツ送信部とを有
し、配信コンテンツ決定処理部は、コンテンツ格納部に
格納されている情報より、特定クライアントコンピュー
タにおいてすでに閲覧された既閲覧コンテンツを求め、
コンテンツ格納部に格納されてい情報より得られる既閲
覧コンテンツと未配信コンテンツとの間の類似度を元
に、配信優先度を算出するものである。この発明によれ
ば、送出されるデジタルコンテンツは、クライアントコ
ンピュータ毎に異なる。
【0008】上記発明において、コンテンツ閲覧情報
は、特定クライアントコンピュータにおいて閲覧された
デジタルコンテンツの閲覧時間に関する情報を含み、配
信コンテンツ決定処理部は、コンテンツ閲覧情報より得
られる既閲覧コンテンツの閲覧時間を重み付けして配信
優先度を算出するようにしてもよく、また、コンテンツ
閲覧情報は、特定クライアントコンピュータにおいて閲
覧されたデジタルコンテンツの購買に関する情報を含
み、配信コンテンツ決定処理部は、コンテンツ閲覧情報
より得られる既閲覧コンテンツの購買の有無を重み付け
して配信優先度を算出するようにしてもよい。また、デ
ジタルコンテンツを提供するコンテンツプロバイダーに
より設定された優先順位情報が格納されているコンテン
ツ優先順位情報格納部を備え、配信コンテンツ決定処理
部は、コンテンツ優先順位情報格納部に格納されている
優先順位情報を重み付けして配信優先度を算出するよう
にしてもよい。
【0009】本発明のコンテンツ配信方法は、電子的な
ネットワークを介して接続された複数のクライアントコ
ンピュータより送られてきたクライアントコンピュータ
において閲覧されたデジタルコンテンツに関するコンテ
ンツ閲覧情報、クライアントコンピュータに配信された
既配信コンテンツ情報、およびクライアントコンピュー
タがネットワークに接続されている時間と時間帯と、ク
ライアントコンピュータがネットワークに接続されてい
るときの実効回線速度とからなるネットワーク利用情報
を取得し、予め用意されているクライアントコンピュー
タに配信する複数のデジタルコンテンツのなかで、既配
信コンテンツ情報をもとに、特定クライアントコンピュ
ータに配信されていない未配信コンテンツを選択し、ネ
ットワーク利用情報をもとに特定クライアントコンピュ
ータに対して送出するデジタルコンテンツの配信量を求
め、予め用意されているクライアントコンピュータに配
信する複数のデジタルコンテンツの情報をもとに、特定
クライアントコンピュータにおいてすでに閲覧された既
閲覧コンテンツを求め、かつ予め用意されている既閲覧
コンテンツと未配信コンテンツとの間の類似度を元に、
配信優先度を算出し、配信量以内で、未配信コンテンツ
内より配信優先度のより高い配信コンテンツを決定し、
この決定された配信コンテンツをクライアントコンピュ
ータに配信しようとしたものである。この発明によれ
ば、送出されるデジタルコンテンツは、クライアントコ
ンピュータ毎に異なる。
【0010】上記発明において、コンテンツ閲覧情報
は、特定クライアントコンピュータにおいて閲覧された
デジタルコンテンツの閲覧時間に関する情報を含み、コ
ンテンツ閲覧情報より得られる既閲覧コンテンツの閲覧
時間を重み付けして配信優先度を算出するようにしても
よい。また、コンテンツ閲覧情報は、特定クライアント
コンピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツの
購買に関する情報を含み、コンテンツ閲覧情報より得ら
れる既閲覧コンテンツの購買の有無を重み付けして配信
優先度を算出するようにしてもよい。また、予めデジタ
ルコンテンツを提供するコンテンツプロバイダーにより
設定された優先順位情報を備え、この優先順位情報を重
み付けして配信優先度を算出するようにしてもよい。
【0011】本発明の記録媒体は、電子的なネットワー
クを介して接続された複数のクライアントコンピュータ
より送られてきたクライアントコンピュータにおいて閲
覧されたデジタルコンテンツに関するコンテンツ閲覧情
報、クライアントコンピュータに配信された既配信コン
テンツ情報、およびクライアントコンピュータがネット
ワークに接続されている時間と時間帯と、クライアント
コンピュータがネットワークに接続されているときの実
効回線速度とからなるネットワーク利用情報を取得する
第1のステップと、予め用意されているクライアントコ
ンピュータに配信する複数のデジタルコンテンツのなか
で、既配信コンテンツ情報をもとに、特定クライアント
コンピュータに配信されていない未配信コンテンツを選
択する第2のステップと、ネットワーク利用情報をもと
に特定クライアントコンピュータに対して送出するデジ
タルコンテンツの配信量を求める第3のステップと、予
め用意されているクライアントコンピュータに配信する
複数のデジタルコンテンツの情報をもとに、特定クライ
アントコンピュータにおいてすでに閲覧された既閲覧コ
ンテンツを求め、かつ予め用意されている既閲覧コンテ
ンツと未配信コンテンツとの間の類似度を元に、配信優
先度を算出し、配信量以内で、未配信コンテンツ内より
配信優先度のより高い配信コンテンツを決定する第4の
ステップと、この決定された配信コンテンツをクライア
ントコンピュータに配信する第5のステップとからなる
プログラムが記録されたものである。
【0012】上記発明において、コンテンツ閲覧情報
は、特定クライアントコンピュータにおいて閲覧された
デジタルコンテンツの閲覧時間に関する情報を含み、第
4のステップでは、コンテンツ閲覧情報より得られる既
閲覧コンテンツの閲覧時間を重み付けして配信優先度を
算出するものである。また、コンテンツ閲覧情報は、特
定クライアントコンピュータにおいて閲覧されたデジタ
ルコンテンツの購買に関する情報を含み、第4のステッ
プでは、コンテンツ閲覧情報より得られる既閲覧コンテ
ンツの購買の有無を重み付けして配信優先度を算出する
ものである。また、予めデジタルコンテンツを提供する
コンテンツプロバイダーにより設定された優先順位情報
を備え、第4のステップでは、優先順位情報を重み付け
して配信優先度を算出するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
におけるコンテンツ配信システムの構成を示す構成図で
ある。本コンテンツ配信システムにおいて、まず、クラ
イアントコンピュータ101では、コンテンツ格納部1
50に格納されているコンテンツが、表示制御部102
の制御により表示部103に表示される。なお、表示制
御部102は、図示していないキーボードやマウスなど
の入力手段による利用者の操作指示の入力により、表示
部103に対する表示の制御を行う。コンテンツ格納部
150に格納されているコンテンツは、例えば、商品の
カタログであり、サーバ201の配信コンテンツ送信部
210よりネットワーク300を介して送信され、配信
コンテンツ受信部160で受け取られたものである。
【0014】また、クライアントコンピュータ101で
は、つぎに示す各種情報が、クライアント情報格納部1
30に蓄積されている。まず、利用者の名前,利用者の
ID,利用者のパスワード,利用者が利用しているイン
ターネットサービスプロバイダ(ISP),回線速度,
常時接続の有無,定額接続の有無などの個人情報が、ク
ライアント情報格納部130に蓄積されている。これら
の情報は、個人情報入力部100に対する利用者の情報
入力により取得される。個人情報入力部100は、個人
情報に変更が生じた際に、必要に応じて利用者が利用す
ることも可能となっている。
【0015】また、クライアントコンピュータ101が
ネットワークに接続している時間および時間帯、各時間
帯における実効回線速度などのネットワーク利用情報
が、クライアント情報格納部130に蓄積されている。
これらの情報は、ネットワーク利用情報取得機能部11
0が取得することで得ている。
【0016】また、表示部103におけるコンテンツ表
示の開始時刻・終了時刻,表示部103に表示された複
数のコンテンツ内より選択された項目・時間・履歴,項
目,閲覧しているページの滞留時間,インターネット上
に置ける通販サイトでの注文操作の有無と購入の有無な
どの閲覧情報が、クライアント情報格納部130に蓄積
されている。これらの情報は、図示していないキーボー
ドやマウスなどの入力手段を用いた利用者の操作指示の
入力による、表示部103におけるコンテンツの表示状
態を、コンテンツ閲覧情報取得機能部120が取得する
ことで得ている。
【0017】クライアント情報格納部130に蓄積され
た情報は、例えば1月に一回など定期的に、クライアン
ト情報送信部140によりサーバ201に送信される。
また、クライアントコンピュータ101がネットワーク
300に接続した時点で、上記情報が、クライアント情
報送信部140からサーバ201に送信される。
【0018】一方、サーバ201において、クライアン
トコンピュータ101より送信された情報は、クライア
ント情報取得部190で受け取られる。クライアント情
報取得部190で情報が受け取られると、クライアント
情報更新処理部170は、この情報によりユーザ情報格
納部180に格納されている情報を更新する。ユーザ情
報格納部180には、利用者の情報が格納されている。
ユーザ情報格納部180に格納されている情報は、ま
ず、配信データ量/配信時間帯決定部200で用いられ
る。
【0019】配信データ量/配信時間帯決定部200で
は、ユーザ情報格納部180に格納されている情報をも
とに、クライアントコンピュータ101に対して行うコ
ンテンツの配信における配信データ量を決定する。配信
データ量/配信時間帯決定部200は、例えば1回の配
信時間X(sec)を予め定めておき、クライアントコ
ンピュータ101より情報が送信されたときの、実効回
線速度の平均値Y(bps)を用い、X×Yにより配信
データ量を決定する。
【0020】また、配信データ量/配信時間帯決定部2
00では、ユーザ情報格納部180に格納されている情
報をもとに、クライアントコンピュータ101に対して
行うコンテンツの配信における配信時間帯を決定する。
配信データ量/配信時間帯決定部200は、例えば配信
時刻を0:00,6:00,12:00,18:00と
定めておき、ユーザ情報格納部180に格納されている
情報より、各時刻の前後3時間におけるクライアントコ
ンピュータ101がネットワークに接続していた時間の
総和を求め、最大となる時刻を配信時刻(配信時間帯)
とする。
【0021】ただし、予め定めておいた配信時刻にはク
ライアントコンピュータ101がネットワーク接続しな
いことが、ユーザ情報格納部180に格納されている情
報より明らかな場合もある。このような場合には、ユー
ザ情報格納部180に格納されている情報より、クライ
アントコンピュータ101が以前にネットワーク300
に接続していた時間帯を検索し、検索により得られた時
間帯をクライアントコンピュータ101がネットワーク
300に接続している可能性の高い時間帯とし、この時
間帯を配信時間帯とする。また、クライアントコンピュ
ータ101が、ネットワーク301を介してサーバ20
1に接続しているときに、上記コンテンツの配信を行う
ようにしてもよい。
【0022】また、ユーザ情報格納部180に格納され
ている情報は、配信コンテンツ決定処理部220と未配
信コンテンツ検索部240とで用いられ、クライアント
コンピュータ101に送られるコンテンツの配信優先度
の算出に用いられる。配信コンテンツ決定処理部220
では、ユーザ情報格納部180に格納されている情報
と、コンテンツ格納部250に格納されている情報と、
コンテンツ優先順位情報格納部230に格納されている
情報とにより、未配信コンテンツ検索部240で得られ
た未配信の各コンテンツに対し、配信優先度を算出す
る。
【0023】ここで、コンテンツ格納部250には、テ
キスト、画像、映像などからなるコンテンツデータが、
ID(識別子)を付けられ、コンテンツの特徴(ジャン
ル、品目、対象年齢など)を表すベクトル,およびコン
テンツの登録日時、コンテンツの有効期限を示す情報と
ともに、コンテンツ格納部250に格納されている。ま
た、コンテンツ格納部250には、各コンテンツ間の類
似度が用意されている。
【0024】一方、コンテンツ優先順位情報格納部23
0には、コンテンツプロバイダーにより設定された、利
用者によらない一般化された優先順位情報が格納されて
いる。例えば、販売したい商品のコンテンツを提供して
いる通販サイトで、特定期間に集中的に販売したい商品
のコンテンツは、配信優先度が高いものとする情報が格
納されている。
【0025】以下、配信コンテンツ決定処理部220に
おける配信優先度の計算方法について説明する。 <計算方法例1>ユーザ情報格納部180に格納されて
いる利用者情報には、利用者がすでに購入した商品(既
購買商品)の情報や、カタログ内で閲覧頻度の高い(閲
覧時間の長い)商品(被注目商品)の情報が含まれてい
る。これら既購買商品や被注目商品に特徴や部類の似て
いる商品ほど、利用者が購入する確率が高いという前提
の元に、以下の数1により、配信優先度Mjを計算す
る。
【0026】
【数1】
【0027】なお、上記数1において、tiは、利用者
がすでに閲覧している既閲覧コンテンツのなかで商品I
Dがiである商品に関する既閲覧コンテンツCiの閲覧
時間を示し、biは、既閲覧コンテンツCiの商品購買の
有無に対してつける重みを示し、Pijは、既閲覧コンテ
ンツCiと、商品IDがjである未配信コンテンツCj
の間の類似度である。閲覧時間tiは、ユーザ情報格納
部180に格納されている利用者の閲覧情報より得ら
れ、重みbi,類似度Pijは、予め設定してあるもので
ある。
【0028】なお、上述では、コンテンツの利用者によ
る閲覧時間を用い、これにbiの重み付けをするように
したが、これに限るものではない。例えば、閲覧したコ
ンテンツ全てを選び、このコンテンツと類似度Pijの高
い未配信コンテンツを類似度の高い順に選択するように
してもよい。
【0029】<計算方法例2>また、コンテンツ優先順
位情報格納部230に格納されている一般配信優先度を
重み付けに加え、以下の数2に示す式により配信優先度
jを算出するようにしてもよい。
【0030】
【数2】
【0031】なお、上記数1において、ajは、商品I
Dがjである未配信コンテンツCjの一般配信優先度を
示し、予め設定してあるものである。
【0032】<計算方法例3>また、当該利用者の指向
と似ている他の利用者により多数購入されている商品
は、当該利用者が購入する確率が高いという前提の元
に、配信優先度Mjを決定するようにしてもよい。
【0033】まず、利用者が閲覧したコンテンツの時系
列データを、U=C1,C2,C3,・・・,Cnとする。
これは、ユーザ情報格納部180に格納されている全て
の利用者(会員)の情報から求めることができる。次い
で、これを動的計画法(Dynamic Programming:DP)など
の手法により、時系列データの似ているK個のセグメン
トに分割し、各セグメントにおいて代表的なコンテンツ
の時系列データSk=C1,C2,C3,・・・,Cn(k
=0,1,・・・K)を求める。
【0034】次いで、UおよびSk(k=0,1,・・
・K)の距離計算により、利用者に似た指向のセグメン
トkを決定する。次いで、セグメントkで示される他の
利用者が、実際に購入した商品に関する未配信コンテン
ツCjについて、他の利用者により購入された総量,金
額などを基準に、セグメント内配信優先度Skjを決定
し、これを未配信コンテンツCjにおける配信優先度Mj
とすればよい。
【0035】また、以下の数3に示すように、セグメン
ト内配信優先度Skjを上記数1に重み付けとして加えて
用いるようにして、配信優先度Mjを算出するようにし
てもよい。
【0036】
【数3】
【0037】以下、配信コンテンツ決定処理部220の
「計算方法例2」を用いた場合の動作について、図2の
フローチャートを用いて説明する。まず、ステップS1
で、配信コンテンツ決定処理部220は、配信データ量
/配信時間帯決定部200で決定された配信データ量,
配信時間帯の複数候補の情報を取得する。ステップS2
で、配信コンテンツ決定処理部220は、未配信コンテ
ンツ検索部240がユーザ情報格納部180より得た未
配信のコンテンツIDリストを作成する。
【0038】つぎに、ステップS3で、配信コンテンツ
決定処理部220は、ユーザ情報格納部180に格納さ
れている情報より、利用者が閲覧したことのある既閲覧
コンテンツCiを求め、既閲覧コンテンツCiに対する上
記未配信のコンテンツIDリストにある各々の未配信コ
ンテンツCjの類似度を、コンテンツ格納部250より
取得する。
【0039】次いで、ステップS4で、上記類似度に加
え、既閲覧コンテンツCiに関する情報であるこの閲覧
時間tiと購買の有無に関する情報(重み付け)biをユ
ーザ情報格納部180より取り出し、また、一般配信優
先度情報aiをコンテンツ優先情報格納部230より取
り出し、これらと上記数1を用いて上記未配信のコンテ
ンツIDリストにある各々の未配信コンテンツCjの配
信優先度Mjを計算する。
【0040】つぎに、ステップS5で、計算された配信
優先度Mjの高いコンテンツが先に来るように、上記未
配信のコンテンツIDリストにある各々のコンテンツを
並び替え、かつこの上位より配信データ量/配信時間帯
決定部200で決定された配信データ量に達するところ
までのコンテンツを選び出す。
【0041】次いで、ステップS6で、選び出されたコ
ンテンツを、前述したように配信データ量/配信時間帯
決定部200で決定された配信時間帯に送信する。この
送信で配信に成功しなかった場合、配信時間帯を配信デ
ータ量/配信時間帯決定部200で決定されたつぎの候
補に変更し(ステップS8)、再度送信する(ステップ
S6)。
【0042】ところで、配信コンテンツ送信部210か
ら配信コンテンツ受信部160に対する未配信コンテン
ツの配信は、例えば、1月に一回など定期的に行う。ま
た、コンテンツ格納部250における追加コンテンツが
一定量に達したら、サーバ201からクライアントコン
ピュータ201へデータ(追加コンテンツ)を配信する
ようにしてもよい。
【0043】また、上述では、図1に示したコンテンツ
配信システムでコンテンツを配信するようにしたが、こ
れに限るものではなく、コンピュータシステムで実現す
るようにしてもよい。図2のフローチャートに示したコ
ンテンツの配信を、記憶部に記憶されたプログラムとこ
のプログラムにより動作するCPUとからなるコンピュ
ータシステムで行うようにしてもよい。この場合、記憶
部には、所定のプログラムとして格納され、このプログ
ラムによりCPUが動作することで、前述した図2のフ
ローチャートによるコンテンツの配信を行うことができ
る。
【0044】この構成に関して簡単に説明すると、図3
に示すように、まず、サーバ201は、CPU301
と、バス302を介してCPU301に接続する主メモ
リ303と、やはりバス302に接続する記憶部として
の固定ディスク304と、通信手段305とから構成す
る。また、クライアントコンピュータ101は、CPU
311と、バス312を介してCPU311に接続する
主メモリ313と、やはりバス312に接続する記憶部
としての固定ディスク314と、通信手段315とから
構成する。
【0045】サーバ201のCPU301は、バス30
2に接続された固定ディスク304に格納されているプ
ログラムを、やはりバス302に接続された主メモリ3
03に展開し、主メモリ303上に展開されたプログラ
ムにより、バス302に接続された通信手段を介して情
報の送受信を行うことなどにより、図2のフローチャー
トの動作を行う。
【0046】上記固定ディスク304に格納されるプロ
グラムは、まず、電子的なネットワークを介して接続さ
れた複数のクライアントコンピュータより送られてきた
クライアントコンピュータにおいて閲覧されたデジタル
コンテンツに関するコンテンツ閲覧情報、クライアント
コンピュータに配信された既配信コンテンツ情報、およ
びクライアントコンピュータがネットワークに接続され
ている時間と時間帯と、クライアントコンピュータがネ
ットワークに接続されているときの実効回線速度とから
なるネットワーク利用情報を取得する第1のステップを
有している。
【0047】また、上記プログラムは、予め用意されて
いるクライアントコンピュータに配信する複数のデジタ
ルコンテンツのなかで、既配信コンテンツ情報をもと
に、特定クライアントコンピュータに配信されていない
未配信コンテンツを選択する第2のステップと、ネット
ワーク利用情報をもとに特定クライアントコンピュータ
に対して送出するデジタルコンテンツの配信量を求める
第3のステップと、予め用意されているクライアントコ
ンピュータに配信する複数のデジタルコンテンツの情報
をもとに、特定クライアントコンピュータにおいてすで
に閲覧された既閲覧コンテンツを求め、かつ予め用意さ
れている既閲覧コンテンツと未配信コンテンツとの間の
類似度を元に、配信優先度を算出し、配信量以内で、未
配信コンテンツ内より配信優先度のより高い配信コンテ
ンツを決定する第4のステップと、この決定された配信
コンテンツをクライアントコンピュータに配信する第5
のステップとを有している。
【0048】なお、クライアントコンピュータに配信す
る複数のデジタルコンテンツ、既閲覧コンテンツと未配
信コンテンツとの間の類似度は、上記プログラムに用意
されていてもよく、他にデータベースとして備えるよう
にしてもよい。
【0049】一方、クライアントコンピュータ101の
CPU311も、バス312に接続された固定ディスク
314に格納されているプログラムを、バス312に接
続された主メモリ313に展開し、主メモリ313上に
展開されたプログラムにより、所定の動作を行う。ま
た、バス312にはキーボードなどの入力手段316が
接続され、利用者による指示入力や情報入力を可能とし
ている。例えば、入力手段316からの指示入力によ
り、CPU312は、主メモリ313に展開されたプロ
グラムの実行を行い、この実行結果を表示制御部317
の制御の元に表示部318に表示させる。
【0050】また、固定ディスク314には、複数のデ
ジタルコンテンツが格納され、上記プログラムの動作に
より、格納されているデジタルコンテンツが表示部30
8に表示される。このプログラムは、入力手段316か
らの指示により、固定ディスク314に格納されている
デジタルコンテンツを表示部318に表示させるステッ
プと、デジタルコンテンツの表示部308に対する表示
状態を取得するステップと、通信手段315のネットワ
ーク300に対する接続状態を取得するステップと、入
力手段316から利用者の情報入力を受け付けて、入力
された個人情報を固定ディスク314の所定領域に格納
するステップと、取得した表示状態,接続状態および個
人情報をサーバ201に送出するステップとを備える。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者のクライアントコンピュータに対して、用意され
ている全てのデジタルコンテンツを送出するのではな
く、クライアントコンピュータにおける情報をもとに、
クライアントコンピュータ各々に対応して選択したデジ
タルコンテンツを送出するようにした。この結果、あま
り高速でないネットワークの回線速度であっても、イン
ターネットを利用した通販サービスなどが一般の利用者
に利用されやすくなるように、デジタルコンテンツが配
信できるようになるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるコンテンツ配信
システムの構成を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるコンテンツ配信
方法の一部を説明するフローチャートである。
【図3】 本発明の他の形態におけるコンテンツ配信シ
ステムの構成を示す構成図である。
【符号の説明】
100…個人情報入力部、101…クライアントコンピ
ュータ、102…表示制御部、103…表示部、110
…ネットワーク利用情報取得機能部、120…コンテン
ツ閲覧情報取得機能部、130…クライアント情報格納
部、140…クライアント情報送信部、150…コンテ
ンツ格納部、160…配信コンテンツ受信部、170…
クライアント情報更新処理部、180…ユーザ情報格納
部、190…クライアント情報取得部、200…配信デ
ータ/配信時間帯決定処理部、201…サーバ、210
…配信コンテンツ送信部、220…配信コンテンツ決定
処理部、230…コンテンツ優先順位情報格納部、24
0…未配信コンテンツ検索部、250…コンテンツ格納
部、300…ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 328 G06F 17/60 328 502 502 (72)発明者 高木 伸一郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小野 雄二 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 青谷 宣孝 東京都渋谷区恵比寿四丁目1番18号 株式 会社エヌ・ティ・ティ・アド内 (72)発明者 川崎 和義 東京都渋谷区恵比寿四丁目1番18号 株式 会社エヌ・ティ・ティ・アド内 Fターム(参考) 5B075 PQ05 PR06 QM08 UU38

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的なネットワークを介して接続され
    た複数のクライアントコンピュータと、前記ネットワー
    クに接続して前記クライアントコンピュータに所定のデ
    ジタルコンテンツを配信するサーバとから構成され、 前記サーバは、 前記クライアントコンピュータより送られてきた前記ク
    ライアントコンピュータにおいて閲覧されたデジタルコ
    ンテンツに関するコンテンツ閲覧情報、前記クライアン
    トコンピュータに配信された既配信コンテンツ情報、お
    よび前記クライアントコンピュータが前記ネットワーク
    に接続されている時間と時間帯と、前記クライアントコ
    ンピュータが前記ネットワークに接続されているときの
    実効回線速度とからなるネットワーク利用情報を取得す
    るクライアント情報取得部と、 このクライアント情報取得部が取得したコンテンツ閲覧
    情報とネットワーク利用情報とを格納するユーザ情報格
    納部と、 前記クライアントコンピュータに配信する複数のデジタ
    ルコンテンツと、これらコンテンツ間の関係を示す類似
    度とが格納されたコンテンツ格納部と、 このコンテンツ格納部内に格納されたデジタルコンテン
    ツのなかで、特定クライアントコンピュータに配信され
    ていない未配信コンテンツを前記ユーザ情報格納部に格
    納されている既配信コンテンツ情報をもとに選択する未
    配信コンテンツ検索部と、 前記ユーザ情報格納部に格納されたネットワーク利用情
    報をもとに前記特定クライアントコンピュータに対して
    送出するデジタルコンテンツの配信量を決定する配信デ
    ータ量決定処理部と、 前記未配信コンテンツ検索部が選択した未配信コンテン
    ツに配信優先度を設定し、前記配信データ量決定処理部
    で決定された配信量以内で、前記未配信コンテンツ内よ
    り前記配信優先度のより高い配信コンテンツを決定する
    配信コンテンツ決定処理部と、 この配信コンテンツ決定処理部で決定された配信コンテ
    ンツを前記クライアントコンピュータに配信する配信コ
    ンテンツ送信部とを有し、 前記配信コンテンツ決定処理部は、前記コンテンツ格納
    部に格納されている情報より、前記特定クライアントコ
    ンピュータにおいてすでに閲覧された既閲覧コンテンツ
    を求め、前記コンテンツ格納部に格納されてい情報より
    得られる既閲覧コンテンツと前記未配信コンテンツとの
    間の類似度を元に、前記配信優先度を算出することを特
    徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテンツ配信システム
    において、 前記コンテンツ閲覧情報は、前記特定クライアントコン
    ピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツの閲覧
    時間に関する情報を含み、 前記配信コンテンツ決定処理部は、前記コンテンツ閲覧
    情報より得られる前記既閲覧コンテンツの閲覧時間を重
    み付けして前記配信優先度を算出することを特徴とする
    コンテンツ配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のコンテンツ配信
    システムにおいて、 前記コンテンツ閲覧情報は、前記特定クライアントコン
    ピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツの購買
    に関する情報を含み、 前記配信コンテンツ決定処理部は、前記コンテンツ閲覧
    情報より得られる前記既閲覧コンテンツの購買の有無を
    重み付けして前記配信優先度を算出することを特徴とす
    るコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載のコン
    テンツ配信システムにおいて、 前記デジタルコンテンツを提供するコンテンツプロバイ
    ダーにより設定された優先順位情報が格納されているコ
    ンテンツ優先順位情報格納部を備え、 前記配信コンテンツ決定処理部は、前記コンテンツ優先
    順位情報格納部に格納されている優先順位情報を重み付
    けして前記配信優先度を算出することを特徴とするコン
    テンツ配信システム。
  5. 【請求項5】 電子的なネットワークを介して接続され
    た複数のクライアントコンピュータより送られてきた前
    記クライアントコンピュータにおいて閲覧されたデジタ
    ルコンテンツに関するコンテンツ閲覧情報、前記クライ
    アントコンピュータに配信された既配信コンテンツ情
    報、および前記クライアントコンピュータが前記ネット
    ワークに接続されている時間と時間帯と、前記クライア
    ントコンピュータが前記ネットワークに接続されている
    ときの実効回線速度とからなるネットワーク利用情報を
    取得し、 予め用意されている前記クライアントコンピュータに配
    信する複数のデジタルコンテンツのなかで、前記既配信
    コンテンツ情報をもとに、特定クライアントコンピュー
    タに配信されていない未配信コンテンツを選択し、 前記ネットワーク利用情報をもとに前記特定クライアン
    トコンピュータに対して送出するデジタルコンテンツの
    配信量を求め、 前記予め用意されている前記クライアントコンピュータ
    に配信する複数のデジタルコンテンツの情報をもとに、
    前記特定クライアントコンピュータにおいてすでに閲覧
    された既閲覧コンテンツを求め、かつ予め用意されてい
    る前記既閲覧コンテンツと前記未配信コンテンツとの間
    の類似度を元に、前記配信優先度を算出し、前記配信量
    以内で、前記未配信コンテンツ内より前記配信優先度の
    より高い配信コンテンツを決定し、 この決定された配信コンテンツを前記クライアントコン
    ピュータに配信することを特徴とするコンテンツ配信方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のコンテンツ配信方法にお
    いて、 前記コンテンツ閲覧情報は、前記特定クライアントコン
    ピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツの閲覧
    時間に関する情報を含み、 前記コンテンツ閲覧情報より得られる前記既閲覧コンテ
    ンツの閲覧時間を重み付けして前記配信優先度を算出す
    ることを特徴とするコンテンツ配信方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のコンテンツ配信
    方法において、 前記コンテンツ閲覧情報は、前記特定クライアントコン
    ピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツの購買
    に関する情報を含み、 前記コンテンツ閲覧情報より得られる前記既閲覧コンテ
    ンツの購買の有無を重み付けして前記配信優先度を算出
    することを特徴とするコンテンツ配信方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7いずれか1項に記載のコン
    テンツ配信方法において、 予め前記デジタルコンテンツを提供するコンテンツプロ
    バイダーにより設定された優先順位情報を備え、 この優先順位情報を重み付けして前記配信優先度を算出
    することを特徴とするコンテンツ配信方法。
  9. 【請求項9】 電子的なネットワークを介して接続され
    た複数のクライアントコンピュータより送られてきた前
    記クライアントコンピュータにおいて閲覧されたデジタ
    ルコンテンツに関するコンテンツ閲覧情報、前記クライ
    アントコンピュータに配信された既配信コンテンツ情
    報、および前記クライアントコンピュータが前記ネット
    ワークに接続されている時間と時間帯と、前記クライア
    ントコンピュータが前記ネットワークに接続されている
    ときの実効回線速度とからなるネットワーク利用情報を
    取得する第1のステップと、 予め用意されている前記クライアントコンピュータに配
    信する複数のデジタルコンテンツのなかで、前記既配信
    コンテンツ情報をもとに、特定クライアントコンピュー
    タに配信されていない未配信コンテンツを選択する第2
    のステップと、 前記ネットワーク利用情報をもとに前記特定クライアン
    トコンピュータに対して送出するデジタルコンテンツの
    配信量を求める第3のステップと、 前記予め用意されている前記クライアントコンピュータ
    に配信する複数のデジタルコンテンツの情報をもとに、
    前記特定クライアントコンピュータにおいてすでに閲覧
    された既閲覧コンテンツを求め、かつ予め用意されてい
    る前記既閲覧コンテンツと前記未配信コンテンツとの間
    の類似度を元に、前記配信優先度を算出し、前記配信量
    以内で、前記未配信コンテンツ内より前記配信優先度の
    より高い配信コンテンツを決定する第4のステップと、 この決定された配信コンテンツを前記クライアントコン
    ピュータに配信する第5のステップとからなるプログラ
    ムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の記録媒体において、 前記コンテンツ閲覧情報は、前記特定クライアントコン
    ピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツの閲覧
    時間に関する情報を含み、 前記第4のステップでは、前記コンテンツ閲覧情報より
    得られる前記既閲覧コンテンツの閲覧時間を重み付けし
    て前記配信優先度を算出することを特徴とする記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載の記録媒体に
    おいて、 前記コンテンツ閲覧情報は、前記特定クライアントコン
    ピュータにおいて閲覧されたデジタルコンテンツの購買
    に関する情報を含み、 前記第4のステップでは、前記コンテンツ閲覧情報より
    得られる前記既閲覧コンテンツの購買の有無を重み付け
    して前記配信優先度を算出することを特徴とする記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11いずれか1項に記載の
    記録媒体において、 予め前記デジタルコンテンツを提供するコンテンツプロ
    バイダーにより設定された優先順位情報を備え、 前記第4のステップでは、前記優先順位情報を重み付け
    して前記配信優先度を算出することを特徴とする記録媒
    体。
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