JP2002157064A - キーボード - Google Patents
キーボードInfo
- Publication number
- JP2002157064A JP2002157064A JP2000353488A JP2000353488A JP2002157064A JP 2002157064 A JP2002157064 A JP 2002157064A JP 2000353488 A JP2000353488 A JP 2000353488A JP 2000353488 A JP2000353488 A JP 2000353488A JP 2002157064 A JP2002157064 A JP 2002157064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- finger
- keyboard
- near side
- nail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長い爪51でもキー入力で爪が割れたり、不快
音が発生することやキーを傷つけてしまうことも防止で
きるキーボードを提供する。 【解決手段】通常のキー入力で指50の腹52が接触す
る部分を残し、通常爪が接触する部分を手前側から奥に
向かって傾斜をつけたキーを含むキーボードで、台形を
形成するキーの上面で、指50の腹52が接触する部分
(20〜21)と、前記指50の爪51が接触する部分
(21〜22)を手前側から奥に向かって傾斜を付けた
部分とを有するキーを含む。
音が発生することやキーを傷つけてしまうことも防止で
きるキーボードを提供する。 【解決手段】通常のキー入力で指50の腹52が接触す
る部分を残し、通常爪が接触する部分を手前側から奥に
向かって傾斜をつけたキーを含むキーボードで、台形を
形成するキーの上面で、指50の腹52が接触する部分
(20〜21)と、前記指50の爪51が接触する部分
(21〜22)を手前側から奥に向かって傾斜を付けた
部分とを有するキーを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーボードに関し、
特に、長爪を考慮したキーを有するキーボードに関す
る。
特に、長爪を考慮したキーを有するキーボードに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキーボードは、データを
入力するための複数のキーが配列されて構成されてい
る。この複数のキーは図4に示すように台形を形成して
おり、図5に示すようにキーの上面が平坦に形成されて
いる。このキーが配列されているキーボードを操作する
オペレータとしては女性が多い。女性のオペレータの中
にはネイルアートの流行から爪を伸ばした長爪の場合
に、台形をしたキー40を押そうとすると、図5に示す
部分(53〜54)で、最初にキー40と接触するのは
爪51である。指50の腹52でキー40を押すのと違
い、爪51とキー40との接触音が発生したり、爪51
が割れることがある。長爪の場合はこれらのケースを避
けようとするため、できるだけ指の腹52でキー40を
押そうとし、キー40を押そうとする指の状態はとても
不自然で、見た目にも操作しづらいのがわかる。こうい
ったケースを改善するために、できるだけキー40と爪
51の接触を減らすようにキーの形状を工夫する。たと
えば、特開平9−81291公報に記載されているキー
60は、図6に示すように、頂部の上面部分に立体形状
のくぼみ凹み部61を設けたものがある。このキー60
は爪を長く伸ばしている指で、打鍵したときに指に大き
な衝撃がかかるのを回避することができる。しかし、立
体形状のくぼみ凹み部61を設けたキー60は、キート
ップの製造上、コスト等に難点があった。
入力するための複数のキーが配列されて構成されてい
る。この複数のキーは図4に示すように台形を形成して
おり、図5に示すようにキーの上面が平坦に形成されて
いる。このキーが配列されているキーボードを操作する
オペレータとしては女性が多い。女性のオペレータの中
にはネイルアートの流行から爪を伸ばした長爪の場合
に、台形をしたキー40を押そうとすると、図5に示す
部分(53〜54)で、最初にキー40と接触するのは
爪51である。指50の腹52でキー40を押すのと違
い、爪51とキー40との接触音が発生したり、爪51
が割れることがある。長爪の場合はこれらのケースを避
けようとするため、できるだけ指の腹52でキー40を
押そうとし、キー40を押そうとする指の状態はとても
不自然で、見た目にも操作しづらいのがわかる。こうい
ったケースを改善するために、できるだけキー40と爪
51の接触を減らすようにキーの形状を工夫する。たと
えば、特開平9−81291公報に記載されているキー
60は、図6に示すように、頂部の上面部分に立体形状
のくぼみ凹み部61を設けたものがある。このキー60
は爪を長く伸ばしている指で、打鍵したときに指に大き
な衝撃がかかるのを回避することができる。しかし、立
体形状のくぼみ凹み部61を設けたキー60は、キート
ップの製造上、コスト等に難点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の本発明のキー
ボードでは、長爪とキーとの接触を避けようとするため
に、通常のキー入力で指の腹が接触する部分を残し、通
常爪が接触する部分を手前側から奥に向かって傾斜を付
け、今までのキーから少し形状を変更するだけで、簡単
に問題を改善することができる。また、爪が短く現状の
キーでも問題の無い場合でも、キーを押す場合に通常触
れない部分を削るため、これまでと同様のキー操作が可
能である。
ボードでは、長爪とキーとの接触を避けようとするため
に、通常のキー入力で指の腹が接触する部分を残し、通
常爪が接触する部分を手前側から奥に向かって傾斜を付
け、今までのキーから少し形状を変更するだけで、簡単
に問題を改善することができる。また、爪が短く現状の
キーでも問題の無い場合でも、キーを押す場合に通常触
れない部分を削るため、これまでと同様のキー操作が可
能である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施の形
態は、キーの上部で、指の腹が接触する部分と、前記指
の爪が接触する部分を手前側から奥に向かって傾斜を付
けた部分とを有するキーを含むキーボードを提供する。
態は、キーの上部で、指の腹が接触する部分と、前記指
の爪が接触する部分を手前側から奥に向かって傾斜を付
けた部分とを有するキーを含むキーボードを提供する。
【0005】本発明の第1の実施の形態は、前記指の腹
が接触する部分を平面としたキーを含む請求項1記載の
キーボードを提供する。
が接触する部分を平面としたキーを含む請求項1記載の
キーボードを提供する。
【0006】本発明の第1の実施の形態は、前記指の爪
が接触する部分を手前側から奥に向かって傾斜を付けた
部分を傾斜面としたキーを含む請求項1記載のキーボー
ドを提供する。
が接触する部分を手前側から奥に向かって傾斜を付けた
部分を傾斜面としたキーを含む請求項1記載のキーボー
ドを提供する。
【0007】本発明の第1の実施の形態は、前記指の腹
が接触する部分は平面とし、前記指の爪が接触する部分
を手前側から奥に向かって傾斜を付けた部分は傾斜面と
したキーを含む請求項1記載のキーボードを提供する。
が接触する部分は平面とし、前記指の爪が接触する部分
を手前側から奥に向かって傾斜を付けた部分は傾斜面と
したキーを含む請求項1記載のキーボードを提供する。
【0008】本発明の第2の実施の形態は、手前側から
奥に向かったラインで、奥に向かって斜めに削られてい
るキーをパソコンもしくは携帯端末に取り付けた請求項
1ないし4記載のキーボードを提供する。
奥に向かったラインで、奥に向かって斜めに削られてい
るキーをパソコンもしくは携帯端末に取り付けた請求項
1ないし4記載のキーボードを提供する。
【0009】本発明の第3の実施の形態は、手前側から
奥に向かったラインで、奥に向かって斜めに削られてい
る特定のキーを電話機に取り付けた請求項1ないし4記
載のキーボードを提供する。
奥に向かったラインで、奥に向かって斜めに削られてい
る特定のキーを電話機に取り付けた請求項1ないし4記
載のキーボードを提供する。
【0010】本発明の第4の実施の形態は、キーの上部
で、指の腹が接触する部分を残し、前記指の爪が接触す
る部分を手前側から奥に向かって傾斜を付けたキーを含
むキーボードを提供する。
で、指の腹が接触する部分を残し、前記指の爪が接触す
る部分を手前側から奥に向かって傾斜を付けたキーを含
むキーボードを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例のキーボードを示
し、図2は本発明の一実施例におけるキーを示す。図1
および図2を参照すると、本発明の一実施例は複数のキ
30を有するキーボード10で、各キー30は台形をし
たキーを形成している。この各キー30はその上部を指
の腹が接触する部分、すなわち、手前側から奥に向かっ
て部分を平面とし、指の爪が接触する部分を手前側から
奥に向かって傾斜を付けた部分としたキーで、手前側か
ら奥に向かって平面31を有し、さらに奥に向かって傾
斜面32を有している。この台形をしたキー30は図3
の断面図に示すように手前側から奥に向かったライン
で、奥に向かって斜めに削られ傾斜角αを有している。
図3は本実施例に用いるキーの断面を示し図で、切断部
分は手前側20から奥に向かったラインである。通常の
キー入力時、指50の腹52が当たる部分は部分(20
〜21)のキーの手前の部分であり、キーの奥の部分
(21〜22)を押すことはほとんどない。従って、指
50の爪51が当たる部分もたいてい決まっている。そ
の爪51が当たる部分(21〜22)に向かって斜めに
削られた形状を有している。
し、図2は本発明の一実施例におけるキーを示す。図1
および図2を参照すると、本発明の一実施例は複数のキ
30を有するキーボード10で、各キー30は台形をし
たキーを形成している。この各キー30はその上部を指
の腹が接触する部分、すなわち、手前側から奥に向かっ
て部分を平面とし、指の爪が接触する部分を手前側から
奥に向かって傾斜を付けた部分としたキーで、手前側か
ら奥に向かって平面31を有し、さらに奥に向かって傾
斜面32を有している。この台形をしたキー30は図3
の断面図に示すように手前側から奥に向かったライン
で、奥に向かって斜めに削られ傾斜角αを有している。
図3は本実施例に用いるキーの断面を示し図で、切断部
分は手前側20から奥に向かったラインである。通常の
キー入力時、指50の腹52が当たる部分は部分(20
〜21)のキーの手前の部分であり、キーの奥の部分
(21〜22)を押すことはほとんどない。従って、指
50の爪51が当たる部分もたいてい決まっている。そ
の爪51が当たる部分(21〜22)に向かって斜めに
削られた形状を有している。
【0013】本実施例のキー30を使ってキーを押そう
とすると、爪51の当たる部分(21〜22)が斜めに
削れているため、長い爪でも、爪51と指50の腹52
は、ほぼ同時か又は指50の腹52の方が先にキー30
に接触する。無理に指50の腹52でキー30を押そう
として、指50をぴんと伸ばす不自然な動作も必要な
く、爪51がキー30と当たる問題が改善される形状と
なる。なお、本発明はキーを持つすべての装置に対応可
能であり、たとえばパソコン、携帯端末、電話機などの
装置に用いることが可能である。
とすると、爪51の当たる部分(21〜22)が斜めに
削れているため、長い爪でも、爪51と指50の腹52
は、ほぼ同時か又は指50の腹52の方が先にキー30
に接触する。無理に指50の腹52でキー30を押そう
として、指50をぴんと伸ばす不自然な動作も必要な
く、爪51がキー30と当たる問題が改善される形状と
なる。なお、本発明はキーを持つすべての装置に対応可
能であり、たとえばパソコン、携帯端末、電話機などの
装置に用いることが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、長い爪
でもキー入力で爪が割れたり、不快音が発生しなくし、
キーを傷つけてしまうことも防止できる。従って、ネイ
ルアートを楽しむ方でも安心してキーの入力が可能にな
り、周囲の方にもカチカチという不快音からのストレス
を与えることがなくなる。また、キー入力時の不自然な
指の状態も改善されるため、作業の効率化につながる。
でもキー入力で爪が割れたり、不快音が発生しなくし、
キーを傷つけてしまうことも防止できる。従って、ネイ
ルアートを楽しむ方でも安心してキーの入力が可能にな
り、周囲の方にもカチカチという不快音からのストレス
を与えることがなくなる。また、キー入力時の不自然な
指の状態も改善されるため、作業の効率化につながる。
【図1】本発明の一実施例のキーボードを示す図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例に用いるキーを示す図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例に用いるキーの断面を示す図
である。
である。
【図4】従来のキーを示す図である。
【図5】従来のキーの断面を示す図である。
【図6】従来の他のキーを示す図である。
10 キーボード 30 キー 31 平面 32 傾斜面 50 指 51 爪 52 指の腹
Claims (7)
- 【請求項1】 キーの上部で、指の腹が接触する部分
と、前記指の爪が接触する部分を手前側から奥に向かっ
て傾斜を付けた部分とを有するキーを含むことを特徴と
するキーボード。 - 【請求項2】 前記指の腹が接触する部分は平面とした
キーを含むことを特徴とする請求項1記載のキーボー
ド。 - 【請求項3】 前記指の爪が接触する部分を手前側から
奥に向かって傾斜を付けた部分は傾斜面としたキーを含
むことを特徴とする請求項1載のキーボード。 - 【請求項4】 前記指の腹が接触する部分は平面とし、
前記指の爪が接触する部分を手前側から奥に向かって傾
斜を付けた部分は傾斜面としたキーを含むことを特徴と
する請求項1記載のキーボード。 - 【請求項5】 手前側から奥に向かったラインで、奥に
向かって斜めに削られているキーをパソコンもしくは携
帯端末に取り付けたことを特徴とする請求項1ないし4
記載のキーボード。 - 【請求項6】 手前側から奥に向かったラインで、奥に
向かって斜めに削られている特定のキーを電話機に取り
付けたことを特徴とする請求項1ないし4記載の有する
ことを特徴とするキーボード。 - 【請求項7】 キーの上面部で、指の腹が接触する部分
を残し、前記指の爪が接触する部分を手前側から奥に向
かって傾斜を付けたキーを含むことを特徴とするキーボ
ード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353488A JP2002157064A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | キーボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353488A JP2002157064A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | キーボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002157064A true JP2002157064A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18826246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000353488A Pending JP2002157064A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | キーボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002157064A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017094744A (ja) * | 2015-02-26 | 2017-06-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 操作パネル及びそれを備えた画像形成装置、画像読取装置 |
-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000353488A patent/JP2002157064A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017094744A (ja) * | 2015-02-26 | 2017-06-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 操作パネル及びそれを備えた画像形成装置、画像読取装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |