JP2002156890A - プロセスカートリッジの組立方法及びプロセスカートリッジ - Google Patents

プロセスカートリッジの組立方法及びプロセスカートリッジ

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JP2002156890A
JP2002156890A JP2000351002A JP2000351002A JP2002156890A JP 2002156890 A JP2002156890 A JP 2002156890A JP 2000351002 A JP2000351002 A JP 2000351002A JP 2000351002 A JP2000351002 A JP 2000351002A JP 2002156890 A JP2002156890 A JP 2002156890A
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unit
photosensitive drum
developing
process cartridge
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Shinjiro Toba
真二郎 鳥羽
Shigeo Miyabe
滋夫 宮部
Sukeomi Matsuzaki
祐臣 松崎
Akira Suzuki
陽 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジ組立工程におけるメモ
リ部品の破損を防止する。 【解決手段】 非接触メモリ50搭載のプロセスカート
リッジ組立工程において、メモリ50を略最終工程に取
り付けるサイドカバー20に外付けする。又は、メモリ
50は略最終工程に取付けられるサイドカバー20に予
め一体的に取り付けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真画像形成装
置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ、更にはプロ
セスカートリッジの組立方法に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレー
ザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする物であ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に、少くとも現像手段と電子写真感光体ドラム
とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能と
するものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真を用いた画像形成装置では、そ
の使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の
補給や交換、その他(帯電器、クリーニング容器など)
の調整・清掃・交換が必要となるが、このような保守作
業は専門知識を有するサービスマン以外は事実上困難で
あった。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0006】このようなプロセスカートリッジ45は、
電子写真感光体に形成した潜像を現像剤(以下「トナ
ー」という)で現像する現像手段、クリーニング手段等
は図9に示すようにクリーニング容器47、現像枠体4
3、現像剤収納容器46によって支持構成されている。
【0007】この場合、現像枠体43と現像剤収納容器
46は超音波溶着や熱溶着、又は接着剤などによって固
定、一体化されている。また、一体化された現像枠体4
3と現像剤収納容器46はクリーニング容器47と揺動
可能な方法によって支持されている。この場合、感光体
ドラム11と現像剤担持体である現像ローラ18は両者
間の適切な隙間を維持するためにスペーサコロ(図示せ
ず)を介しているため、結合ピン49を回転中心として
前記スペーサコロと感光体ドラム11との付き当て位置
によって適切な隙間が保てる。
【0008】従来、前記プロセスカートリッジにおいて
は記憶素子を内蔵し、この記憶素子にサービス情報を登
録することで、前記画像形成装置本体或は前記プロセス
カートリッジのメンテナンスを容易にする方法が採られ
ている。画像形成装置本体とプロセスカートリッジに搭
載された記憶素子の接続はコネクタ等を用いたものもあ
るが、メカ的な接触不良による通信の不具合を一層確実
に避けるために、画像形成装置本体とプロセスカートリ
ッジが接触する部分のプロセスカートリッジ側に磁気コ
アを設けて通信アンテナとし、画像形成装置本体側にイ
ンダクタを設けて通信アンテナとすることで、画像形成
装置本体とプロセスカートリッジの通信を磁気コアを介
したインダクタ誘導の電磁誘導による無線で行う方法を
採ったものもある。
【0009】図10は従来の画像形成装置及び該画像形
成装置本体と非接触に通信を行うための通信手段を有す
る通信アンテナ及び記憶手段を有する記憶素子を有する
記憶素子を内蔵するプロセスカートリッジの構造を表わ
す図である。図10において、画像形成装置本体71に
は図9と同様なプロセスカートリッジ45が着脱自在に
装着されている。プロセスカートリッジ45には、記憶
素子60が具備されている。
【0010】画像形成装置本体71には、コントローラ
63が具備されている。プロセスカートリッジ45が画
像形成装置本体71に装着されると、記憶素子60に接
続された通信用アンテナ部61と、コントローラ63に
接続された通信用アンテナ部62が向き合う。これによ
り、記憶素子60に電源が供給されると共にコントロー
ラ63と記憶素子60が非接触に通信可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記プロセスカートリ
ッジにおいては、以下のような問題があった。
【0012】記憶素子をプロセスカートリッジに組み付
ける場合に、製造工程で発生するであろう電磁気的な影
響、機械的振動による影響、静電ノイズによる影響、及
び熱によって記憶素子の機能に影響を与える可能性があ
る。
【0013】例えば組立工程におけるベルトコンベア等
の駆動源となるモーターの電磁気、清掃工程で発生する
静電気、組立工程で発生する振動、更には熱を利用する
かしめ等、記憶素子の内容が書き換えられるなどの記憶
素子に悪影響を与える可能性があった。
【0014】本発明は従来の上記点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、記憶素子の組立工程を適切な順
序で行うことで、より信頼性の高いプロセスカートリッ
ジ及びその組立方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0016】本出願に係る第1の発明は電子写真感光体
ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手
段と、画像形成装置本体と非接触に通信を行うための通
信手段を有する通信アンテナ及び記憶手段を有する記憶
素子と、を有するプロセスカートリッジの組立方法にお
いて、記憶素子の組付けをプロセスカートリッジ組立工
程の後半に行うことを特徴とするプロセスカートリッジ
の組立方法である。
【0017】本出願に係る第4の発明は電子写真感光体
ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手
段と、画像形成装置本体と非接触に通信を行うための通
信手段を有する通信アンテナ及び記憶手段を有する記憶
素子と、を有するプロセスカートリッジの組立方法にお
いて、(1)電子写真感光体ドラムを枠体に組み付けて
感光体ドラムユニットを構成する工程と、(2)現像剤
受入開口を有する現像枠体に現像部材を組み付け現像器
ユニットとする工程と、(3)現像剤収納容器のトナー
供給開口をトナーシールで封止し、現像剤を充填する現
像剤収納容器ユニットを構成する工程と、(4)現像器
ユニットの現像剤受入開口と現像剤収納容器ユニットの
トナー供給開口を間をあけて対向して現像枠体と現像剤
収納容器の接合部から外部へ現像剤が漏れないように可
撓性シール部材で現像枠体と現像剤収納容器を接続する
現像手段を構成する工程と、(5)感光体ドラムユニッ
トの枠体と現像手段の現像枠体を結合する工程と、
(6)感光体ドラムユニットの枠体と現像手段の現像剤
収納容器にわたるサイドカバーを感光体ドラムユニット
の枠体と現像剤収納容器に結合するサイドカバー取り付
け工程と、(7)サイドカバーに画像形成装置本体と非
接触に通信を行うための通信手段を有する通信アンテナ
及び記憶手段を有する記憶素子を外部から取り付ける工
程と、を有し、記憶素子を取り付ける工程が最終工程で
あることを特徴とするプロセスカートリッジの組立方法
である。
【0018】本出願に係る第5の発明は電子写真感光体
ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手
段と、画像形成装置本体と非接触に通信を行うための通
信手段を有する通信アンテナ及び記憶手段を有する記憶
素子と、を有するプロセスカートリッジの組立方法にお
いて、(1)電子写真感光体ドラムを枠体に組み付けて
感光体ドラムユニットを構成する工程と、(2)現像剤
受入開口を有する現像枠体に現像部材を組み付け現像器
ユニットとする工程と、(3)現像剤収納容器のトナー
供給開口をトナーシールで封止し、現像剤を充填する現
像剤収納容器ユニットを構成する工程と、(4)現像器
ユニットの現像剤受入開口と現像剤収納容器ユニットの
トナー供給開口を間をあけて対向して現像枠体と現像剤
収納容器の接合部から外部へ現像剤が漏れないように可
撓性シール部材で現像枠体と現像剤収納容器を接続する
現像手段を構成する工程と、(5)感光体ドラムユニッ
トの枠体と現像手段の現像枠体を結合する工程と、
(6)サイドカバーに画像形成装置本体と非接触に通信
を行うための通信手段を有する通信アンテナ及び記憶手
段を有する記憶素子を取り付ける工程と、(7)感光体
ドラムユニットの枠体と現像手段の現像剤収納容器にわ
たるサイドカバーを感光体ドラムユニットの枠体と現像
剤収納容器に結合するサイドカバー取り付け工程と、を
有し、最終工程の前工程において記憶素子を組み付け可
能としたことを特徴とするプロセスカートリッジの組立
方法である。
【0019】本出願に係る第6の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用するプ
ロセス手段と、画像形成装置本体と非接触に通信を行う
ための通信手段を有する通信アンテナ及び記憶手段を有
する記憶素子と、を有し、記憶素子が組立状態のプロセ
スカートリッジの外部から取り付け可能であって、記憶
素子の組み付けをプロセスカートリッジ組立工程の後半
に行うことが可能としたことを特徴とするプロセスカー
トリッジである。
【0020】本出願に係る第9の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに形成された
静電潜像を現像剤を用いて現像する現像部材と、現像部
材へ現像剤を供給するように収納した現像剤収納容器
と、現像部材を支持する現像枠体と、電子写真感光体ド
ラムを支持する枠体と、現像剤収納容器、現像枠体及び
電子写真感光体ドラムを支持する枠体を結合した後に現
像剤収納容器及び電子写真感光体ドラムを支持する枠体
にわたって設けられ現像剤収納容器及び電子写真感光体
ドラムを支持する枠体に固定されるサイドカバーと、画
像形成装置本体と非接触に通信を行うための通信手段を
有する通信アンテナ及び記憶手段を有する記憶素子と、
を有し、サイドカバーに記憶素子を取り付け可能とした
ことを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
6に基づいて説明する。
【0022】以下の説明でプロセスカートリッジの長手
方向とは記録媒体の搬送方向に交叉し、記録媒体の表面
に平行な方向をいう。
【0023】〔プロセスカートリッジ及び装置本体の説
明〕図1に本発明に係るプロセスカートリッジの主断面
図、図2はプロセスカートリッジの斜視図、図3に本発
明に係る電子写真画像形成装置(以下画像形成装置とい
う)の主断面図を図示する。このプロセスカートリッジ
は、像担持体と、像担持体に作用するプロセス手段を備
えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば
像担持体の表面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナ
ー像を形成する現像装置、像担持体表面に残留したトナ
ーを除去するためのクリーニング手段がある。
【0024】本実施の形態のプロセスカートリッジ15
は、図1に示すように像担持体である電子写真感光体ド
ラム(以下、感光体ドラムという)11の周囲に帯電手
段である帯電ローラ12、現像装置として、現像ローラ
18、現像ブレード26、現像剤(トナー)を収納した
現像剤収納容器であるトナー容器16、及びクリーニン
グ手段として、クリーニングブレード14を配置し、ハ
ウジングで覆って一体的にプロセスカートリッジ15と
し、画像形成装置本体71に対して、着脱自在に構成し
ている。
【0025】このプロセスカートリッジ15は図3に示
すような画像形成装置71に装着されて画像形成に用い
られる。画像形成は装置下部に装着されたシートカセッ
ト6から給紙ローラ7aで送り出し、ついで搬送ローラ
7bによって記録媒体としてシートSを搬送し、レジス
トローラ7cでシートSを待機させこのシート搬送と同
期して、感光体ドラム11に露光装置8から選択的な露
光をして潜像を形成する。その後、トナー容器16に収
納したトナーを現像ブレード26により現像ローラ18
表面に薄層担持し、現像ローラ18に現像バイアスを印
加する事によって、潜像に応じて感光体ドラム11にト
ナーを供給しトナー像を形成する。前記感光体ドラム1
1上のトナー像の形成とタイミングを合せてレジストロ
ーラ7cから転写ローラ9と感光体ドラム11の対向部
へシートSを送り出す。このトナー像を転写ローラ9へ
のバイアス電圧印加によって搬送されるシートSに転写
し、そのシートSを定着装置10へ搬送して画像定着
し、排紙ローラ1、1によって装置上部の排出部2に排
出する。一方、感光体ドラム11に、転写後残ったトナ
ーはクリーニングブレード14で排除され除去トナー溜
め13eへ貯留される。
【0026】プロセスカートリッジ15は図3の紙面に
平行な手前側の装置本体71の不図示の開口部から装置
本体71に対して着脱される。
【0027】〔プロセスカートリッジの枠体構成〕図
2、図4は枠体構成を示す斜視図である。図4は枠体を
組み付ける前の図であり、図2は枠体を組み付けた後の
図である。プロセスカートリッジ15は感光体ドラム1
1、帯電ローラ12、クリーニングブレード14を一体
的に支持している枠体であるクリーニング容器13、現
像ローラ18、現像ブレード26(図4には不図示)を
一体的に支持している現像枠体17、トナーを収納して
いる枠体であるトナー容器16の併せて3つの枠体によ
り構成されている。更には、これら3枠体を一体的に支
持するために枠体の両側面で更に他の枠体であるサイド
カバー19,20により固定され、プロセスカートリッ
ジ15として成り立っている。
【0028】現像ローラ18は現像枠体17に回転自在
に支持されている。クリーニング容器13はクリーニン
グブレード14を小ねじ等で固定し、帯電ローラ12は
芯金部12aの端部を軸受部材(不図示)を介して回転
自在に支持している。また、感光体ドラム11は両端部
のフランジ部11a,11bを夫々、軸受部材22a,
22b(22bは図略)を介して回転自在に支持されて
いる。トナー容器16はその内部にトナー搬送部材(不
図示)とともに、現像剤であるトナーを収納している。
現像枠体17に関しての詳細は後述する。
【0029】一方のサイドカバー19はプロセスカート
リッジ15の主断面を覆うほどの大きさを有しており、
プロセスカートリッジ長手方向一端部に配置され、クリ
ーニング容器13、トナー容器16に夫々固定して、こ
れら両容器13,16を両側から一体的に支持してい
る。このサイドカバー19の穴部19aがクリーニング
容器13の感光体ドラム11の中心と同軸上に位置決め
される。この時、軸受部材22aを介して、サイドカバ
ー19,20の位置決めを行うと精度良く決まる。ま
た、感光体ドラム11からできるだけ離れた位置に設け
たダボである位置決め部19bがクリーニング容器13
の側面に設けられた穴である位置決め部13bに嵌合し
て回転方向の位置を決めており、位置決め後、溶融樹脂
をクリーニング容器13とサイドカバー19の接合部に
注入して固化して固定される。更にトナー容器16はそ
の一端面において、長手方向(感光体ドラムの軸方向)
に突出するダボ状の位置決め部16a,16bを設け、
その位置決め部でサイドカバー19に配設された穴であ
る位置決め部19c、19cで位置を決めその後、溶融
樹脂をトナー容器16とサイドカバー19の接合部に注
入して固化して固定される。他方のサイドカバー20も
同様にクリーニング容器13、トナー容器16に位置決
め固定している。また、軸受部材22a,22bは画像
形成装置本体71への位置決めも兼ねている。軸受部材
22a,22bはクリーニング容器13の長手方向の端
部の穴13aに圧入されており、組立状態において図2
に示すようにサイドカバー19,20の穴部19a(サ
イドカバー20側は見えない)を挿通して外方へ突出し
ている。この突出した軸受部材22a,22bが装置本
体71に設けた位置決め部に嵌り込むようになってい
る。
【0030】トナー容器16から現像ローラ18へトナ
ーを供給するため、トナー容器16、現像枠体17夫々
にトナー受入開口17a、トナー供給開口16cを設け
ている。現像枠体17とトナー容器16は開口部16
c,17aをつなげるようなシール部材21により連結
されている。このシール部材21はトナー受入開口17
a、トナー供給開口16cに両端が夫々固着されていて
固着部分は密封されており、筒状のシール部材21はト
ナー供給開口16cからトナー受入開口17aに向って
移動するトナーが外部へ洩れないようになっている。ま
たトナー容器16はサイドカバー19,20により位置
決めされており、現像枠体17はクリーニング容器13
により位置決めされているため、現像枠体17とトナー
容器16は寸法誤差によりどちらかにひずみが生じる恐
れがある。そのため、シール部材21はフレキシブルな
材質(可撓性部材)を使用している。
【0031】更に現像装置周辺について詳細に説明す
る。
【0032】図4は本実施の形態におけるプロセスカー
トリッジの構成の概略を示している。プロセスカートリ
ッジ15の現像枠体17は現像ローラ18、現像ブレー
ド26を支持している。そこで、現像ローラ18等を支
持する現像枠体17はトナー容器16に収納したトナー
をトナー担持体としての現像ローラ18表面に担持する
と共に、現像ローラ18に現像バイアスを印加する事に
よって感光体ドラム11に形成した潜像に応じてトナー
を供給するものである。
【0033】そして現像ローラ18はアルミニウムやス
テンレス等の円筒状の金属で構成され、絶縁性マグネッ
トローラ(図示せず)を内包している。
【0034】また、現像枠体17は吊り穴17dを回転
中心とするようにクリーニング容器13に揺動可能に支
持され、かつ現像枠体17に一体的に取り付けられてい
る支持部材17eがサイドカバー19の溝19eに移動
自在に嵌合されることで現像枠体17の姿勢が決定され
ている。
【0035】また、現像枠体17とトナー容器16の間
には隙間が出来るように構成されている。更に本実施の
形態では現像剤重量が1500g以上の大容量であるた
め、現像剤重量をスペースコロ18に直に与えないため
に、トナー容器16は容器底部が略水平であるように構
成されている。
【0036】図8に示すように吊り穴17dで現像枠体
17をクリーニング容器13に結合した側の長手方向の
端部において、クリーニング容器13に設けたピン13
cと現像枠体17に設けたピン17f間には引張コイル
ばね22が張設されている。これによって、吊り穴17
dを中心に互いに回動可能な感光体ドラム11と現像ロ
ーラ18は互いに引き寄せられる。また、吊り穴17d
を設けた側とは長手方向の他方端で軸受支持部材17e
がサイドカバー19の溝19eに移動可能に嵌合して、
不図示のばねで現像ローラ18を感光体ドラム11の方
向へ付勢している。これらによって、現像ローラ18の
両端に設けたスペースコロ18bが感光体ドラム11の
画像領域外に圧接する。スペースコロ18bは現像ロー
ラ18の直径より大きく作られており、これによって感
光体ドラム11と現像ローラ18間には現像のための隙
間(約300μm)が形成される。
【0037】一方のサイドカバー20にはIC及び通信
用アンテナを一体的に構成された記憶素子50が取り付
けられる。この記憶素子50に設けた通信用アンテナに
は装置本体71に設けた通信用アンテナが対向してい
る。装置本体71側の通信アンテナは装置本体71に設
けたコントローラに配線されている(この点は従来例と
同じ)図4に示すようにサイドカバー20は端板20d
の周囲からプロセスカートリッジ15の内部側へ向って
外周材20eを設けてある。端板20dの内側には記憶
素子ホルダ部20cが設けてある。記憶素子ホルダ部2
0cは外部に向って開口している。この記憶素子ホルダ
部20cは図4に示すように外部側から記憶素子50が
嵌着される。上記ホルダ部20cはサイドカバー20と
一体成形されている。記憶素子50の有する通信用アン
テナはサイドカバー20の外部側を向いている。
【0038】図5はサイドカバー20の他の実施の形態
である。図5において記憶素子ホルダ部20cは内部側
に向って開口しており、サイドカバー20と一体成形さ
れている。記憶素子50はサイドカバー20の内部側か
ら上記ホルダ部20cに嵌着される。記憶素子50の有
する通信用アンテナは外部側を向いている。
【0039】〔プロセスカートリッジの組立方法〕本実
施の形態におけるプロセスカートリッジの組立工程フロ
ーチャート概略を図6及び7に示す。
【0040】本実施の形態におけるプロセスカートリッ
ジは現像剤を収納しているトナー容器16をユニット化
した現像剤収納容器ユニット及び、現像剤ローラ18を
収納する現像器ユニット、及び感光体ドラム11を収納
するクリーニングユニットを含む感光体ドラムユニット
から構成されている。
【0041】また、本実施の形態におけるプロセスカー
トリッジは、現像器及びトナー容器16を一体化した後
に、クリーニング容器13に取り付け、最後にサイドカ
バー19,20で両ユニットを固定する工程で組み立て
られる。
【0042】尚、各ユニットの完成はプロセスカートリ
ッジ全体の組立工程後半を過ぎている。したがって、プ
ロセスカートリッジの組立工程としてはサイドカバー及
び記憶素子の取り付けは略最終工程である。
【0043】図3に示すように記憶素子をサイドカバー
の外側に取り付ける場合は図6、又、記憶素子をサイド
カバーの内側に取り付ける場合は図7に示す組立工程と
なる。図6の場合とは、サイドカバー20と各ユニット
を結合した後に記憶素子を取り付けることである。図7
の場合とは、サイドカバー20に記憶素子を取り付けて
から各ユニットと結合する工程である。また、図5に示
すように記憶素子をサイドカバーの内側に取り付ける場
合は必然的に図7に示す組立工程となる。
【0044】前記いずれの場合においてもプロセスカー
トリッジ組立工程の略最終工程に記憶素子を取り付ける
ことになる。
【0045】図6で記憶素子を外側から取り付けるフロ
ーチャートで示す工程を説明する。
【0046】S1では感光体ドラムユニットU1、現像
器ユニットU2、現像剤収納容器ユニットU3、を夫々
別個に組立てる。
【0047】ここで感光体ドラムユニットU1はクリー
ニング容器13にクリーニングブレード14、帯電ロー
ラ12を組み付けた後に感光体ドラム11を組み付けて
構成される。現像器ユニットU2は現像枠体17に現像
ローラ支持部材17e、現像ブレード26、現像ローラ
18を組み付けて構成される。現像剤収納容器ユニット
U3は不図示のトナー搬送部材を組み込み、トナー供給
開口16cの外部側の現像枠体17に対向する平面16
dにトナー供給開口16cを封止するトナーシール(不
図示)を貼り付ける。このトナーシールはトナー供給開
口16cを封止した部分の長手方向の一方端で折返して
封止した部分を外部に引き出してあり、外部に引き出し
た部分を引き抜くことによりトナーシールを開封するよ
うになっている。
【0048】S2−1でサイドカバー19,20を準備
する。そしてS2−2では現像器ユニットU2と現像剤
収納容器ユニットU3を結合する。この結合は、図4に
示すように二つ折りにして重ね夫々開口部21b,21
cを有するシート材を用いる。開口部21bはトナー供
給開口16cに対応しており、開口部21cはトナー受
入開口17aに対応している。このシート材は長手方向
のトナーシールを引き出す側を除いて図1に示すように
トナー供給開口16cに対応する開口部21bの周縁2
1aがトナー供給開口16cの周囲の平面16dに貼り
付けられる。そして、現像枠体17のトナー受入開口1
7aに対応する開口部21cの周縁21eが現像枠体1
7のトナー受入開口17aの周囲の平面17cに貼り付
けられる。更に二つ折りとしたシール部材21の中間外
周21dを接着又は溶着する。これによって現像器ユニ
ットU2と現像剤収納容器ユニットU3を結合した現像
手段U2+U3が構成される。なお、トナーシールがシ
ール部材21を通過する部材はフエルトのような弾性部
材でトナーシールを押圧して密封してある。
【0049】S3で感光体ドラムユニットU1と現像手
段U2+U3の結合を行う。長手方向の一方端において
現像枠体17の吊り穴17dをピン13a(図1参照)
を用いてクリーニング容器13に回転自在に連結する。
そして引張コイルのばね22をクリーニング容器13と
現像枠体17間にわたって掛け、現像ローラ18を感光
体ドラム11に向けて加圧する。
【0050】S4で上記結合体U1+U2+U3の長手
方向の両端にサイドカバー19,20を仮取り付けす
る。サイドカバー19を取り付ける際には現像枠体17
に固定されている現像ローラ支持部材17eをサイドカ
バー19の溝19eに嵌め込む。現像ローラ18を感光
体ドラム11に向けて付勢する不図示のばねを溝19e
の一方端と現像ローラ支持部材17e間に挿入する。こ
れによって、現像ローラ支持部材17eを感光体ドラム
11方向に付勢して現像ローラ18の両端のスペースコ
ロ18bを感光体ドラム11に圧接する。そして、仮組
立てされた上記状態の仮組み付けされたプロセスカート
リッジを金型に挿入し、クリーニング容器13、トナー
容器16の長手方向両端面にサイドカバー19,20の
接合部に夫々溶融樹脂を注入し、クリーニング容器13
とトナー容器16をサイドカバー19,20を介して結
合する。ただし、結合方法はねじ止めでもよい。
【0051】S5で不図示のシャッターを用意する。こ
のシャッターは感光体ドラム11の露出部を開閉するも
のであり、装置本体71にプロセスカートリッジ15が
装着される際に開き、取り外す際に閉じるようになって
いる。一方S5ではS4で結合されたプロセスカートリ
ッジのチェックを行う。
【0052】S6でチェック済のプロセスカートリッジ
に不図示のシャッターを取り付ける。そして、記憶素子
50を準備する。
【0053】S7で組立てられた状態のプロセスカート
リッジ15のサイドカバー20のホルダー部20cに外
部側から記憶素子50を組み込む。
【0054】S8で組立工程最後のチェックを行い、完
了する。
【0055】本例によれば、記憶素子50は最終工程で
プロセスカートリッジとして組立てられる。従って記憶
素子50の工程中の損傷は生じない。
【0056】図7について図6と異なる点を説明する。
サイドカバー20を準備するS2−1において記憶素子
50を準備し、サイドカバー20を結合体U1,U2,
U3に取り付ける前に図5に示すようにS2−3におい
てサイドカバー20の内部側からホルダー部20cに記
憶素子50を取り付けておく。従って本例では図6にお
けるステップS7での記憶素子50の取り付けはない。
【0057】図7の記憶素子50の取付方法によれば各
ユニットU1,U2,U3の夫々の完成で工程数及び工
数の何れも全工程の後半に達している。そして、各ユニ
ットU1,U2,U3がステップ3で既に結合されてお
り、プロセスカートリッジ15の組立工程の大半は終了
している。一方ステップS2−3で記憶素子50はサイ
ドカバー20の内側にあるため、組立上の取り扱いによ
り記憶素子50が損傷する恐れがほぼなくなる。実施の
形態は感光体ドラムユニット、現像器ユニット、現像剤
収納容器の三つの結合工程後に記憶素子を設けているが
プロセスカートリッジの構成によっては、組立工程の後
半(工程数でみて)以後に記憶素子を組み付けることが
他部材の組立作業によって記憶素子に損傷を与える機会
を少なくすることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本出願に係る発明に
よれば記憶素子の取り付けをプロセスカートリッジ組立
工程の略最終工程で行うことで組み立て工程途中で発生
する電磁気、振動、熱等の悪影響を受ける可能性が低く
なり、記憶素子の内容が書き換えられる等の不良発生を
防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの主断面概略図である。
【図2】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図3】画像形成装置の縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジのサイドカバーの組立説明用の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジのサイドカバーの組立説明用の斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの組立工程を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの組立工程を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの側面を表す図である。
【図9】従来のプロセスカートリッジの断面を表す図で
ある。
【図10】従来の電子写真画像形成装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
C…画像形成装置 S…シート U1…感光体ドラムユニット U2…現像器ユニット U3…現像剤収納容器 1…排紙ローラ 2…排出部 6…シートカセット 7…搬送ローラ 7a…給紙ローラ 7b…搬送ローラ
7c…レジストローラ 8…露光装置 9…転写ローラ 10…定着装置 11…感光体ドラム 11a,11b…フランジ部 12…帯電ローラ 12a…芯金部 13…像担持体収納容器(クリーニング容器)13a…
ピン 13b…位置決め部 13c…ピン 13e…
除去トナー溜め 14…クリーニングブレード 14a…穴 15…プロセスカートリッジ 16…現像剤収納容器(トナー容器) 16a,16b
…位置決め部 16c…トナー供給開口 16d…平面 17…現像枠体 17a…トナー受入開口 17c…平
面 17d…吊り穴 17e…支持部材 17f…ピン 18…現像剤担持体(現像ローラ) 18b…スペース
コロ 19…サイドカバー 19a…穴部 19b,19c…
位置決め部 19e…溝 20…サイドカバー 20c…記憶素子ホルダ 20d
…端板 20e…外周材 21…シール部材 21a…周縁 21b…開口部 2
1c…開口部 21d…中間外周 21e…周縁 22…引張コイルばね 22a,22b…軸受部材 26…現像ブレード 41…感光体ドラム 43…現像枠体 45…プロセスカートリッジ 46…現像剤収納容器 47…クリーニング容器 49…結合ピン 50…記憶素子 60…記憶素子 61…通信用アンテナ部 62…通信用アンテナ部 63…コントローラ 71…画像形成装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 祐臣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 陽 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA20 BA34 DA05 DA08 DA15 EA10 2H077 AA02 AA05 AA35 AD06 BA07 BA08 BA09 CA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体ドラムと、電子写真感光
    体ドラムに作用するプロセス手段と、画像形成装置本体
    と非接触に通信を行うための通信手段を有する通信アン
    テナ及び記憶手段を有する記憶素子と、を有するプロセ
    スカートリッジの組立方法において、 記憶素子の組付けをプロセスカートリッジ組立工程の後
    半に行うことを特徴とするプロセスカートリッジの組立
    方法。
  2. 【請求項2】 記憶素子の組付けをプロセスカートリッ
    ジ組立工程の最終工程にて行うことを特徴とする請求項
    1に記載のプロセスカートリッジの組立方法。
  3. 【請求項3】 前記記憶素子が前記工程において組み立
    てられる部品に対して予め一体的に取り付ける事を特徴
    とする請求項1に記載のプロセスカートリッジの組立方
    法。
  4. 【請求項4】 電子写真感光体ドラムと、電子写真感光
    体ドラムに作用するプロセス手段と、画像形成装置本体
    と非接触に通信を行うための通信手段を有する通信アン
    テナ及び記憶手段を有する記憶素子と、 を有するプロセスカートリッジの組立方法において、 (1)電子写真感光体ドラムを枠体に組み付けて感光体
    ドラムユニットを構成する工程と、 (2)現像剤受入開口を有する現像枠体に現像部材を組
    み付け現像器ユニットとする工程と、 (3)現像剤収納容器のトナー供給開口をトナーシール
    で封止し、現像剤を充填する現像剤収納容器ユニットを
    構成する工程と、 (4)現像器ユニットの現像剤受入開口と現像剤収納容
    器ユニットのトナー供給開口を間をあけて対向して現像
    枠体と現像剤収納容器の接合部から外部へ現像剤が漏れ
    ないように可撓性シール部材で現像枠体と現像剤収納容
    器を接続する現像手段を構成する工程と、 (5)感光体ドラムユニットの枠体と現像手段の現像枠
    体を結合する工程と、 (6)感光体ドラムユニットの枠体と現像手段の現像剤
    収納容器にわたるサイドカバーを感光体ドラムユニット
    の枠体と現像剤収納容器に結合するサイドカバー取り付
    け工程と、 (7)サイドカバーに画像形成装置本体と非接触に通信
    を行うための通信手段を有する通信アンテナ及び記憶手
    段を有する記憶素子を外部から取り付ける工程と、 を有し、記憶素子を取り付ける工程が最終工程であるこ
    とを特徴とするプロセスカートリッジの組立方法。
  5. 【請求項5】 電子写真感光体ドラムと、電子写真感光
    体ドラムに作用するプロセス手段と、画像形成装置本体
    と非接触に通信を行うための通信手段を有する通信アン
    テナ及び記憶手段を有する記憶素子と、 を有するプロセスカートリッジの組立方法において、 (1)電子写真感光体ドラムを枠体に組み付けて感光体
    ドラムユニットを構成する工程と、 (2)現像剤受入開口を有する現像枠体に現像部材を組
    み付け現像器ユニットとする工程と、 (3)現像剤収納容器のトナー供給開口をトナーシール
    で封止し、現像剤を充填する現像剤収納容器ユニットを
    構成する工程と、 (4)現像器ユニットの現像剤受入開口と現像剤収納容
    器ユニットのトナー供給開口を間をあけて対向して現像
    枠体と現像剤収納容器の接合部から外部へ現像剤が漏れ
    ないように可撓性シール部材で現像枠体と現像剤収納容
    器を接続する現像手段を構成する工程と、 (5)感光体ドラムユニットの枠体と現像手段の現像枠
    体を結合する工程と、 (6)サイドカバーに画像形成装置本体と非接触に通信
    を行うための通信手段を有する通信アンテナ及び記憶手
    段を有する記憶素子を取り付ける工程と、 (7)感光体ドラムユニットの枠体と現像手段の現像剤
    収納容器にわたるサイドカバーを感光体ドラムユニット
    の枠体と現像剤収納容器に結合するサイドカバー取り付
    け工程と、 を有し、最終工程の前工程において記憶素子を組み付け
    可能としたことを特徴とするプロセスカートリッジの組
    立方法。
  6. 【請求項6】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 画像形成装置本体と非接触に通信を行うための通信手段
    を有する通信アンテナ及び記憶手段を有する記憶素子
    と、 を有し、 記憶素子が組立状態のプロセスカートリッジの外部から
    取り付け可能であって、記憶素子の組み付けをプロセス
    カートリッジ組立工程の後半に行うことが可能なことを
    特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 記憶素子の組み付けがプロセスカートリ
    ッジ組立工程の最終工程にて行なうことを可能としたこ
    とを特徴とする請求項6に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記記憶素子が前記工程において組み立
    てられる部品に対して予め一体的に取り付けられたもの
    である事を特徴とする請求項6に記載のプロセスカート
    リッジ。
  9. 【請求項9】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を
    用いて現像する現像部材と、 現像部材へ現像剤を供給するように収納した現像剤収納
    容器と、現像部材を支持する現像枠体と、 電子写真感光体ドラムを支持する枠体と、 現像剤収納容器、現像枠体及び電子写真感光体ドラムを
    支持する枠体を結合した後に現像剤収納容器及び電子写
    真感光体ドラムを支持する枠体にわたって設けられ現像
    剤収納容器及び電子写真感光体ドラムを支持する枠体に
    固定されるサイドカバーと、 画像形成装置本体と非接触に通信を行うための通信手段
    を有する通信アンテナ及び記憶手段を有する記憶素子
    と、 を有し、サイドカバーに記憶素子を取り付け可能とした
    ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
JP2000351002A 2000-11-17 2000-11-17 プロセスカートリッジの組立方法及びプロセスカートリッジ Withdrawn JP2002156890A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003098356A1 (fr) * 2002-05-21 2003-11-27 Seiko Epson Corporation Dispositif de formation d'images et systeme informatique
US6947685B2 (en) * 2001-12-28 2005-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US7509072B2 (en) 2004-06-28 2009-03-24 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016099403A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 キヤノン株式会社 カートリッジおよびこれを用いた画像形成装置

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WO2003098356A1 (fr) * 2002-05-21 2003-11-27 Seiko Epson Corporation Dispositif de formation d'images et systeme informatique
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