JP2002153607A - 操作グリップのカバー - Google Patents
操作グリップのカバーInfo
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- JP2002153607A JP2002153607A JP2000354793A JP2000354793A JP2002153607A JP 2002153607 A JP2002153607 A JP 2002153607A JP 2000354793 A JP2000354793 A JP 2000354793A JP 2000354793 A JP2000354793 A JP 2000354793A JP 2002153607 A JP2002153607 A JP 2002153607A
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Abstract
(57)【要約】
【解決課題】 パチンコ機の操作グリップを常に衛生的
に把持し操作できるようにするカバーを取扱い易く、且
つ廉価に提供すること。 【解決手段】 シート状素材によって操作グリップ
(4)を包み込める大きさのカバー主体(1)を形成
し、このカバー主体(1)にこ字形の切込み線(2)を
形成して舌状の切起し片部(3)を設け、前記操作グリ
ップ(4)に対してカバー主体(1)を被せる際、調整
用レバーの指掛け突起(5)に前記切起し片部(3)を
添わせながら前記切込み線(2)に沿って切離して被
せ、装着するようにした操作グリップのカバー。
に把持し操作できるようにするカバーを取扱い易く、且
つ廉価に提供すること。 【解決手段】 シート状素材によって操作グリップ
(4)を包み込める大きさのカバー主体(1)を形成
し、このカバー主体(1)にこ字形の切込み線(2)を
形成して舌状の切起し片部(3)を設け、前記操作グリ
ップ(4)に対してカバー主体(1)を被せる際、調整
用レバーの指掛け突起(5)に前記切起し片部(3)を
添わせながら前記切込み線(2)に沿って切離して被
せ、装着するようにした操作グリップのカバー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の打球
発射装置の操作グリップを包むためのカバーに関する。
発射装置の操作グリップを包むためのカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機において打球の発射は周知の
ようにパチンコ機本体の前面に装備する操作グリップの
発射調節用のレバーを回転操作することによって行うも
のとなっている。通常、操作グリップは握り易くするた
め略球形状に形成してあり、取付け軸部によりパチンコ
機本体の前面に前方に突き出るように設けてある。そし
て、発射調節用のレバーはこの操作グリップの中央部に
形成する輪切り状の空間部分に円盤状の回転主体を収
め、その外周から突き出す指掛け突起を前記操作グリッ
プの周面から突き出すようにしてある。
ようにパチンコ機本体の前面に装備する操作グリップの
発射調節用のレバーを回転操作することによって行うも
のとなっている。通常、操作グリップは握り易くするた
め略球形状に形成してあり、取付け軸部によりパチンコ
機本体の前面に前方に突き出るように設けてある。そし
て、発射調節用のレバーはこの操作グリップの中央部に
形成する輪切り状の空間部分に円盤状の回転主体を収
め、その外周から突き出す指掛け突起を前記操作グリッ
プの周面から突き出すようにしてある。
【0003】この操作グリップの操作は、グリップを握
り指を上記指掛け突起に掛けて円周方向に回転させるこ
とによって行い、回転と共にスイッチをONして発射
し、更にこの回転を時計方向に進めることによって打撃
力を高め強い発射力を得るようにしてある。
り指を上記指掛け突起に掛けて円周方向に回転させるこ
とによって行い、回転と共にスイッチをONして発射
し、更にこの回転を時計方向に進めることによって打撃
力を高め強い発射力を得るようにしてある。
【0004】一般に操作グリップの前記調節用レバーに
は復帰用の付勢ばねが縮設してあるのが普通であり、従
って遊技中、つまり打球を発射する間は遊技者は常に操
作グリップから手を離すことができないようにしてあ
る。又これに併せてタッチ式の検出スイッチを配設して
グリップから手を離した時にはこれを直ちに検出して発
射装置の電源を切り、打球の発射が中止されるようにし
て手を離した状態で遊技が続行されないようにしてある
のが普通である。
は復帰用の付勢ばねが縮設してあるのが普通であり、従
って遊技中、つまり打球を発射する間は遊技者は常に操
作グリップから手を離すことができないようにしてあ
る。又これに併せてタッチ式の検出スイッチを配設して
グリップから手を離した時にはこれを直ちに検出して発
射装置の電源を切り、打球の発射が中止されるようにし
て手を離した状態で遊技が続行されないようにしてある
のが普通である。
【0005】この様にパチンコ機は遊技の間、常に遊技
者は操作グリップを握った状態に保たなければならない
ものとなっており、また時には遊技に興じて強く握り締
めることがしばしばあるが、操作グリップは不特定多数
の者が握るものであることから汚れるものであり、また
雑菌の付着もあり得るので、不衛生感が付きまとうもの
となっている。
者は操作グリップを握った状態に保たなければならない
ものとなっており、また時には遊技に興じて強く握り締
めることがしばしばあるが、操作グリップは不特定多数
の者が握るものであることから汚れるものであり、また
雑菌の付着もあり得るので、不衛生感が付きまとうもの
となっている。
【0006】従来、上述の問題を改善するため例えば特
開平9ー206428号公報、特開2000ー3751
0号公報記載の発明が提案されている。前者は、ドーム
型の袋状に形成したカバーを操作グリップに被せる一
方、このカバーの素材に抗菌処理を施し、或いは導電性
を付与したものであり、また後者は伸縮性を有する素材
によってハンドルカバーを半球形状に形成して操作ハン
ドルに嵌め付ける一方、このカバーに開設する開口部を
通して回転調整リングの指掛け突起を外に突き出すよう
にしたものである。
開平9ー206428号公報、特開2000ー3751
0号公報記載の発明が提案されている。前者は、ドーム
型の袋状に形成したカバーを操作グリップに被せる一
方、このカバーの素材に抗菌処理を施し、或いは導電性
を付与したものであり、また後者は伸縮性を有する素材
によってハンドルカバーを半球形状に形成して操作ハン
ドルに嵌め付ける一方、このカバーに開設する開口部を
通して回転調整リングの指掛け突起を外に突き出すよう
にしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の2つの提案
は、操作グリップを被う点で共通するものとなっている
が、いずれも操作グリップの外形状に適合させたものと
なっている。つまり包み込むため袋状に形成したり(前
者)、半球形状に形成して操作グリップに密着させる形
状にする(後者)ものであって、これらは常にある程度
装着する操作グリップの形状に対応させて特定の形状に
形成されるもので、このため必然的に特定されるものと
なっている。
は、操作グリップを被う点で共通するものとなっている
が、いずれも操作グリップの外形状に適合させたものと
なっている。つまり包み込むため袋状に形成したり(前
者)、半球形状に形成して操作グリップに密着させる形
状にする(後者)ものであって、これらは常にある程度
装着する操作グリップの形状に対応させて特定の形状に
形成されるもので、このため必然的に特定されるものと
なっている。
【0008】本発明は、この様な点に鑑み開発されたも
ので、その目的とするところは操作グリップの形状に特
定されることなく、各種形状の操作グリップに対して汎
用的に使用が可能であると共に、製造性に優れ、また廉
価に提供することが可能であって使い捨てにする場合、
経済的負担を最小にすることができるパチンコ機の操作
グリップ用カバーを提供しようとするものである。
ので、その目的とするところは操作グリップの形状に特
定されることなく、各種形状の操作グリップに対して汎
用的に使用が可能であると共に、製造性に優れ、また廉
価に提供することが可能であって使い捨てにする場合、
経済的負担を最小にすることができるパチンコ機の操作
グリップ用カバーを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するため、操作グリップを包むカバー主体を紙,不織
布等のシート状乃至細目のメッシュ状素材によって前記
操作グリップを包み込める大きさに形成し、このカバー
主体に横長のコの字形に沿って切離し可能な切込み線を
形成して一端を接続部とする長尺な舌片状をなす切起し
片部を設けるようにしたことにある。
成するため、操作グリップを包むカバー主体を紙,不織
布等のシート状乃至細目のメッシュ状素材によって前記
操作グリップを包み込める大きさに形成し、このカバー
主体に横長のコの字形に沿って切離し可能な切込み線を
形成して一端を接続部とする長尺な舌片状をなす切起し
片部を設けるようにしたことにある。
【0010】前記カバー主体は、後述する実施例では長
方形状に形成しているが、正方形状でも、また円形状で
も、楕円形状でもよく、操作グリップの全体を包み込
み、このカバー主体の上から操作グリップを握ったとき
指が直接操作グリップに触れない大きさのものであれば
よいものとしている。
方形状に形成しているが、正方形状でも、また円形状で
も、楕円形状でもよく、操作グリップの全体を包み込
み、このカバー主体の上から操作グリップを握ったとき
指が直接操作グリップに触れない大きさのものであれば
よいものとしている。
【0011】このカバー主体に形成される前記切起し片
部は、長尺な舌片状にして一端をカバー主体に接続し、
前記切込み線に沿って切離したとき、この接続部を基点
にして舌状に切り起こされるものとしている。この切起
し片部は本発明カバーを操作グリップに装着する際切起
して、この切起しによって開放される開口部を操作グリ
ップの発射調節用レバーに臨ませ、操作グリップに被せ
る作業に併せてレバーの指掛け突起をこの開口部に差し
通しカバーの表面側に突き出させるのである。
部は、長尺な舌片状にして一端をカバー主体に接続し、
前記切込み線に沿って切離したとき、この接続部を基点
にして舌状に切り起こされるものとしている。この切起
し片部は本発明カバーを操作グリップに装着する際切起
して、この切起しによって開放される開口部を操作グリ
ップの発射調節用レバーに臨ませ、操作グリップに被せ
る作業に併せてレバーの指掛け突起をこの開口部に差し
通しカバーの表面側に突き出させるのである。
【0012】一方、この切起し片部は前記開口部を通し
て表面側に抜け出た前記発射調節用レバーの指掛け突起
の上に被せ、この突起と突起に掛ける指との間に介在さ
せて指が直接突起に触れるのを防止するものとなる。
て表面側に抜け出た前記発射調節用レバーの指掛け突起
の上に被せ、この突起と突起に掛ける指との間に介在さ
せて指が直接突起に触れるのを防止するものとなる。
【0013】尚、切起し片部を形成するコ字形をなす切
込み線はカバー主体から切起し片部を簡単に切離すため
のもので、ミシン目によっても、或いはカバー主体の該
当線の部分を肉薄にして容易に切離しができるようにし
てもよい。勿論、この切込線は前記指掛け突起を通す切
起し片部の跡に開口部を形成するものであるから、カバ
ー主体を操作グリップの全体を包むように被せたとき、
前記指掛け突起に対応する位置に形成されなければなら
ないことは言うまでもないことである。
込み線はカバー主体から切起し片部を簡単に切離すため
のもので、ミシン目によっても、或いはカバー主体の該
当線の部分を肉薄にして容易に切離しができるようにし
てもよい。勿論、この切込線は前記指掛け突起を通す切
起し片部の跡に開口部を形成するものであるから、カバ
ー主体を操作グリップの全体を包むように被せたとき、
前記指掛け突起に対応する位置に形成されなければなら
ないことは言うまでもないことである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る操作グリップ
用のカバーについて、図示する実施例について説明する
ことにする。尚、図示する実施例は本発明の一例であっ
てこれに限定されるものではないが、ここでは基本的な
構成要素を中心にしてその作用と共に説明することにす
る。
用のカバーについて、図示する実施例について説明する
ことにする。尚、図示する実施例は本発明の一例であっ
てこれに限定されるものではないが、ここでは基本的な
構成要素を中心にしてその作用と共に説明することにす
る。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係るカバーの斜視図である。
カバー主体1はここでは柔軟性を有した薄紙を素材にし
て横長の長方形状に形成してあり、その長辺の一方に偏
位してコ字形に切込み線2を設け、この切込み線によっ
てカバー主体1に長尺な舌片状の切起し片部3を一体に
形成している。
カバー主体1はここでは柔軟性を有した薄紙を素材にし
て横長の長方形状に形成してあり、その長辺の一方に偏
位してコ字形に切込み線2を設け、この切込み線によっ
てカバー主体1に長尺な舌片状の切起し片部3を一体に
形成している。
【0016】カバー主体1は装着する操作グリップ4の
表面を包み込める大きさに形成し、これに形成する前記
切込み線2は後述するようにカバー主体1を操作グリッ
プ4に被せたとき、この操作グリップに回転自由に組付
けられる発射調節用レバーの指掛け突起5に対応すると
ころに形成される。
表面を包み込める大きさに形成し、これに形成する前記
切込み線2は後述するようにカバー主体1を操作グリッ
プ4に被せたとき、この操作グリップに回転自由に組付
けられる発射調節用レバーの指掛け突起5に対応すると
ころに形成される。
【0017】前記発射調節用レバーについては特段説明
するまでもないが、ここでは略球形状に形成される操作
グリップ4を前後2つに分割するようにして中央部分に
環状の切割り溝を形成し、この溝に円盤形に形成した調
節用レバーの本体を回転自由に収め、その周縁から突出
する指掛け突起5を操作グリップ4の表面から突き出し
指掛けができるようにしてある。
するまでもないが、ここでは略球形状に形成される操作
グリップ4を前後2つに分割するようにして中央部分に
環状の切割り溝を形成し、この溝に円盤形に形成した調
節用レバーの本体を回転自由に収め、その周縁から突出
する指掛け突起5を操作グリップ4の表面から突き出し
指掛けができるようにしてある。
【0018】上記調節用レバーはパチンコ機の正面から
見たとき反時計方向にバネで付勢してあり、常には指掛
け突起5を左位置におき、またこの時発射装置の駆動源
(モータの電源)をOFFに設定して打球の発射を停止
した状態におくようにしてある。
見たとき反時計方向にバネで付勢してあり、常には指掛
け突起5を左位置におき、またこの時発射装置の駆動源
(モータの電源)をOFFに設定して打球の発射を停止
した状態におくようにしてある。
【0019】発射操作は指を前記指掛け突起5に掛けて
前記バネに抗して時計方向に移動させることによって行
うことは周知の通りであり、この操作で駆動源のスイッ
チをONさせ、発射を開始させると同時に、更に指掛け
突起5を右に移動させることで徐々に打撃力を強め、発
射球を強く打ち出せるようにしてある。また、この突起
5の左右方向への移動加減によって自由に打撃力を調節
できることも周知のものと同じである。
前記バネに抗して時計方向に移動させることによって行
うことは周知の通りであり、この操作で駆動源のスイッ
チをONさせ、発射を開始させると同時に、更に指掛け
突起5を右に移動させることで徐々に打撃力を強め、発
射球を強く打ち出せるようにしてある。また、この突起
5の左右方向への移動加減によって自由に打撃力を調節
できることも周知のものと同じである。
【0020】さて、この様に構成された操作グリップに
対して本発明カバーは、前記切起し片部3を調節用レバ
ーの指掛け突起5の直上に位置させて前面側から添わ
せ、包み込むようにして被覆する。この被覆作業に併せ
て切起し片部3を突起5に押し付けて切込み線2に沿っ
て切断し、舌状の片に切起すと共に、この切起しによっ
て開放した開口部6に突起5を通しカバー主体1を操作
グリップ4の表面に密着させ、切起し片部3を突起5の
上面に添わせて装着する。
対して本発明カバーは、前記切起し片部3を調節用レバ
ーの指掛け突起5の直上に位置させて前面側から添わ
せ、包み込むようにして被覆する。この被覆作業に併せ
て切起し片部3を突起5に押し付けて切込み線2に沿っ
て切断し、舌状の片に切起すと共に、この切起しによっ
て開放した開口部6に突起5を通しカバー主体1を操作
グリップ4の表面に密着させ、切起し片部3を突起5の
上面に添わせて装着する。
【0021】カバー主体1は、切起し片部3の切起しに
よって開放した開口部6に突起5を通すことで操作グリ
ップに掛け止められることになるが、更に安定的に装着
状態を得るために、カバー主体1の裏面に剥離が容易な
粘着剤を部分的に塗布して簡易に貼り付けたり、或いは
操作グリップの背面側(パチンコ機の本体に面した側)
に係止爪を起立してカバー主体の縁部を突き刺し掛け止
めることによって安定させてもよい。
よって開放した開口部6に突起5を通すことで操作グリ
ップに掛け止められることになるが、更に安定的に装着
状態を得るために、カバー主体1の裏面に剥離が容易な
粘着剤を部分的に塗布して簡易に貼り付けたり、或いは
操作グリップの背面側(パチンコ機の本体に面した側)
に係止爪を起立してカバー主体の縁部を突き刺し掛け止
めることによって安定させてもよい。
【0022】本発明の操作グリップ用カバーは上述のよ
うに構成されるもので、カバーは操作グリップ4の表面
を被い包むように装着し使用される。そして、操作に当
たっては上記カバー主体1の上から操作グリップを握
り、調節用レバーの指掛け突起5に親指或いは人差指等
任意の指を掛けてこれを回転操作することになる。
うに構成されるもので、カバーは操作グリップ4の表面
を被い包むように装着し使用される。そして、操作に当
たっては上記カバー主体1の上から操作グリップを握
り、調節用レバーの指掛け突起5に親指或いは人差指等
任意の指を掛けてこれを回転操作することになる。
【0023】従って、遊技者はカバー主体1を介して操
作グリップ4を握ることになり、このため操作グリップ
の表面に直接手が触れることがなくなる。また、このと
き指が掛かる指掛け突起5には舌片状の切起し片部3が
被ることから指と突起3との直接的な接触も回避される
ことになる。
作グリップ4を握ることになり、このため操作グリップ
の表面に直接手が触れることがなくなる。また、このと
き指が掛かる指掛け突起5には舌片状の切起し片部3が
被ることから指と突起3との直接的な接触も回避される
ことになる。
【0024】尚、突起5に被る切起し片部3は長尺な舌
片状に形成してあることから、この突起5を移動操作す
るとき指で切起し片部3の表面を押しながらなぞるよう
にすると、裏面側で突起5が滑って押し出す方向に、つ
まり切起し片部3の長さ方向に沿って被ったまゝの状態
で移動することになる。
片状に形成してあることから、この突起5を移動操作す
るとき指で切起し片部3の表面を押しながらなぞるよう
にすると、裏面側で突起5が滑って押し出す方向に、つ
まり切起し片部3の長さ方向に沿って被ったまゝの状態
で移動することになる。
【0025】勿論、カバーを装着した状態での操作グリ
ップの操作は上述の方法に限られるものではなく、操作
グリップに対してカバー主体1を滑らせて回転させ、こ
れに伴わせて片部3を移動させ調節用レバーの突起5を
移動操作するようにしてもよい。この場合、当然のこと
ながらカバー主体の前記粘着剤等による止め付けは外す
ことになる。
ップの操作は上述の方法に限られるものではなく、操作
グリップに対してカバー主体1を滑らせて回転させ、こ
れに伴わせて片部3を移動させ調節用レバーの突起5を
移動操作するようにしてもよい。この場合、当然のこと
ながらカバー主体の前記粘着剤等による止め付けは外す
ことになる。
【0026】また、発射調節用レバーの微調整が困難に
なる場合には切起し片部3を起こして直接指を指掛け突
起5に掛けるようにしてもよい。この場合、指が突起に
触れることになるが、僅かな部分であるので、然程の不
快感を生じることもない。
なる場合には切起し片部3を起こして直接指を指掛け突
起5に掛けるようにしてもよい。この場合、指が突起に
触れることになるが、僅かな部分であるので、然程の不
快感を生じることもない。
【0027】尚、遊技操作において常時調節用レバーに
手が触れていることを条件とするタッチ式の操作グリッ
プにあっては、この切起し片部3をその接続部7を基点
にしてめくり起こし、指を直接突起5に掛けるようにす
ればよい。この場合においても手の平の全体はカバー主
体1によって護られるのでグリップの表面に触れること
はない。
手が触れていることを条件とするタッチ式の操作グリッ
プにあっては、この切起し片部3をその接続部7を基点
にしてめくり起こし、指を直接突起5に掛けるようにす
ればよい。この場合においても手の平の全体はカバー主
体1によって護られるのでグリップの表面に触れること
はない。
【0028】ところで、前記舌片状の切起し片部3を形
成するに当たってカバー主体1にコ字形に切込み線2を
形成したが、この切込み線は使用時まで片部3をカバー
主体1に止め付けておき、その一方装着に際して容易に
切離せるようにするためのもので、主には切起し片部3
が未使用時に勝手に離れて取扱いにくくなったり、或い
は切断されたりすることがないように止め付けておくた
めのものである。
成するに当たってカバー主体1にコ字形に切込み線2を
形成したが、この切込み線は使用時まで片部3をカバー
主体1に止め付けておき、その一方装着に際して容易に
切離せるようにするためのもので、主には切起し片部3
が未使用時に勝手に離れて取扱いにくくなったり、或い
は切断されたりすることがないように止め付けておくた
めのものである。
【0029】従って、上記切込み線2は前述したように
ミシン目によって、また素材のシートを線に沿って肉薄
にすることによって形成することができるが、この他前
記したところから理解されるように、切込み線2に沿っ
て数個所を接続して他の部分を切離し、接続点によって
切起し片部3が主体1から離れないようにしておくこと
もできる。
ミシン目によって、また素材のシートを線に沿って肉薄
にすることによって形成することができるが、この他前
記したところから理解されるように、切込み線2に沿っ
て数個所を接続して他の部分を切離し、接続点によって
切起し片部3が主体1から離れないようにしておくこと
もできる。
【0030】
【発明の効果】以上、本発明を図示する実施例につき説
明したが、上述するところから明らかな様に、本発明に
よればカバー主体1を操作グリップに被せることによっ
て直接操作グリップを握ることがないので、手に雑菌が
付着することもなく、また不特定多数の者の触れた操作
グリップに直接触れることもないので不衛生感を感じる
こともなく快適に遊技を楽しむことができる。
明したが、上述するところから明らかな様に、本発明に
よればカバー主体1を操作グリップに被せることによっ
て直接操作グリップを握ることがないので、手に雑菌が
付着することもなく、また不特定多数の者の触れた操作
グリップに直接触れることもないので不衛生感を感じる
こともなく快適に遊技を楽しむことができる。
【0031】そして、本発明のカバーはシート状をなす
カバー主体に切込み線2を入れるだけのものであるので
極めて容易に製造することができ、また安価に提供でき
ることから使い捨てとした場合でも経済的負担は極めて
小さいものとなる。
カバー主体に切込み線2を入れるだけのものであるので
極めて容易に製造することができ、また安価に提供でき
ることから使い捨てとした場合でも経済的負担は極めて
小さいものとなる。
【0032】また本発明カバーはカバー主体を操作グリ
ップを包み込める大きさに形成することでいずれの操作
グリップにも使用が可能であり、また使用時には切起し
片部3の切起しによって開口する開口部6に調節用レバ
ーの突起5を突き差し掛け止めることによって操作グリ
ップに止めておくことができるので、グリップから手を
離しても落下することがなく便利に使用することができ
る利点がある。
ップを包み込める大きさに形成することでいずれの操作
グリップにも使用が可能であり、また使用時には切起し
片部3の切起しによって開口する開口部6に調節用レバ
ーの突起5を突き差し掛け止めることによって操作グリ
ップに止めておくことができるので、グリップから手を
離しても落下することがなく便利に使用することができ
る利点がある。
【0033】勿論、カバー主体は裏面に剥離が容易な粘
着剤を塗布する等して操作グリップに止め付けておくこ
とができるので、頻繁に握り替えたり、手を離したりす
る場合には便利である。
着剤を塗布する等して操作グリップに止め付けておくこ
とができるので、頻繁に握り替えたり、手を離したりす
る場合には便利である。
【0034】また本発明カバーは前述のように簡便に装
着できることに加え、簡単に取外すこともできるので取
扱い上の煩わしさがなく便利であると共に、カバーの装
着、取外しを通してカバー主体によって操作グリップの
表面を拭き取ることになるため常に操作グリップの表面
を清潔に保つことができる。また、この場合カバー主体
に抗菌剤を含ませる等して抗菌処理しておけば一層良好
な衛生環境の中で遊技を楽しむことができることにな
る。
着できることに加え、簡単に取外すこともできるので取
扱い上の煩わしさがなく便利であると共に、カバーの装
着、取外しを通してカバー主体によって操作グリップの
表面を拭き取ることになるため常に操作グリップの表面
を清潔に保つことができる。また、この場合カバー主体
に抗菌剤を含ませる等して抗菌処理しておけば一層良好
な衛生環境の中で遊技を楽しむことができることにな
る。
【図1】本発明に係る操作グリップのカバーの斜視図。
【図2】カバーを操作グリップに装着した状態とこの装
着状態において切起し片部の下で指掛け突起の移動を説
明する使用状態の説明斜視図。
着状態において切起し片部の下で指掛け突起の移動を説
明する使用状態の説明斜視図。
【図3】本発明のカバーを介して操作グリップを把持し
た使用状態を示す説明斜視図である。
た使用状態を示す説明斜視図である。
1 カバー主体 2 切込み線 3 切起し片部 4 操作グリップ 5 発射調節用レバーの指掛け突起 6 開口部 7 切起し片部の接続部
Claims (1)
- 【請求項1】 操作グリップを包囲できる広さを有する
シート状カバー主体に切離し可能な切込み線を略コ字形
に形成して一端を接続部とする長尺舌片状の切起し片部
を一体に設けてなることを特徴としたパチンコ機の操作
グリップのカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354793A JP2002153607A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 操作グリップのカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=18827318
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002153607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-11-21 JP JP2000354793A patent/JP2002153607A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259905A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP4762021B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-08-31 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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