JP2002153433A - 位置情報伝達システム - Google Patents

位置情報伝達システム

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JP2002153433A
JP2002153433A JP2000352779A JP2000352779A JP2002153433A JP 2002153433 A JP2002153433 A JP 2002153433A JP 2000352779 A JP2000352779 A JP 2000352779A JP 2000352779 A JP2000352779 A JP 2000352779A JP 2002153433 A JP2002153433 A JP 2002153433A
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wireless communication
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Toru Ozaki
徹 尾崎
Minao Yamamoto
三七男 山本
Masataka Araogi
正隆 新荻
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に高精度な位置情報取得を可能として,さ
らに平常時に使用者にとって有用な地図情報を取得する
ことが可能なシステムを提供する. 【解決手段】 使用者は,行動情報検出手段と,生体情
報検出手段を携帯し,位置情報は住所の明確な公共建造
物に網羅的に設置した記録媒体に記録しておく.平常時
は,上記記録媒体から近距離無線を介して地図情報を取
得して,目的地までの最適経路探索や,移動速度の換算
をも行い,緊急時には近距離無線を介して,上記記録媒
体に緊急信号が伝送され,上記記録媒体から位置情報を
併せて救急センターへ自動通報される.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,特にITS技術を利
用した緊急時および平常時の位置情報伝達システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の緊急通報システムは,特開平11-7
3585に示されるように,室内における発作等の緊急時
に,携帯型発信機のボタンを押すことにより,緊急信号
が室内の交換機に送信され,上記交換機に接続された電
話回線を介して外部の救急センターへ連絡されるシステ
ムであった。
【0003】屋外においては,特開平8-180286に示され
るように,GPSやPHSなどの位置センサを携帯する
ことで緊急時に,位置情報を合わせて救急センターに送
信するシステムが考案されている。
【0004】また生体情報や行動情報は特開平10-11334
3に示されるように,携帯型の小型センサユニットによ
って検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,特開平
11-73585に示される従来の緊急通報システムでは,屋外
において使用不可であるのみならず,ボタンを押すだけ
の余裕も無いほど突発的な発作については正しく通報さ
れない可能性がある。
【0006】また特開平8-180286に示される屋外におけ
る緊急通報システムに関しても特に位置情報取得手段に
問題がある。上記位置情報取得手段としてはGPSかP
HSが用いられるが,GPSでは衛星を確実に捕捉する
ことのできない都市部で使用困難であるし,PHSでは
アンテナの少ない郊外で使用困難,かつ人間の位置を限
定するには精度が低い。すなわちGPSやPHSではそ
れらの位置や環境から緊急時に確実に通報されるとは限
らず,使用者の安全を保証するものではない。またGP
SとPHSを統合したシステムであると,全体が大型化
して携帯性を失う。
【0007】さらに上記緊急通報システムは,緊急時こ
そ効果を発揮するが,その他の大部分の平常時には動作
しないため,使用者は装置を装着する負担のみ負うこと
となる,という短所がある。
【0008】そこで本発明では,常に高精度な位置情報
取得を可能として,さらに平常時に使用者にとって有用
な地図情報を取得することが可能なシステムを考案し
た。
【0009】
【課題解決のための手段】位置情報は,例えば緯度,経
度の形で小型の記録媒体に予め保存されている。上記位
置情報の保存された記録媒体(以下設置記録媒体)と,
外部公衆ネットワークとの接続手段,使用者へ情報を伝
送するための短伝送距離の無線送受信手段を,例えば各
信号機や電柱等,住所の明確な公共建造物に網羅的に近
距離間隔で設置する。
【0010】使用者の装着する装置は,例えば発作時の
転倒など,異常行動を検出する行動情報検出手段と,そ
の時の生体情報を検出する生体情報検出手段,及び上記
設置記録媒体との間で無線通信を行うための短伝送距離
の無線送受信手段,上記行動情報検出手段もしくは生体
情報検出手段の出力の確認,および上記設置記録媒体か
ら伝送された情報の確認のための表示手段,そして時間
計測手段,上記検出手段から計測したデータおよび上記
設置記録媒体から伝送されたデータを記録するデータ記
録手段,データを演算する演算処理手段を有する。
【0011】平常時は,使用者が上記設置記録媒体の位
置情報通信装置の無線伝送距離内を通過する時に,上記
携帯無線通信装置からの入力により,上記設置記録媒体
に保存された位置情報および地図情報が,上記無線送受
信手段を介して,上記携帯無線通信装置のデータ記録手
段に記録され,目的地までの最適経路の設定および所用
時間の算出が行われる。
【0012】上記設置記録媒体は,遠隔地に設置された
DBサーバから上記外部公衆ネットワークを介して,設
置箇所の周辺地図情報を受信して保存する。地図情報の
範囲は,日常生活の中で継続的に歩行し続ける時間を考
慮して,例えば設置箇所を中心とした半径4kmとする。
【0013】上記地図情報としては,目的地までの最適
経路の設定に有用な情報であることが必要で,番地形式
で記録された住所,住所と緯度経度の相関,付近の道
路,ランドマークのほか,段差や階段,工事箇所等の位
置情報(以下バリアフリー情報)などが含まれる。
【0014】またDBサーバから送信される地図情報
は,例えば定期的に更新される。これは地図情報と位置
情報を合わせて目的地までの最適な歩行経路を提示する
場合,ランドマークやバリアフリー情報を常に更新して
おく必要があるためである。特に日々の工事等による通
行止めや迂回に対応するために少なくとも1日1回の情
報更新が必要である。
【0015】最適経路の設定のためには,まず携帯無線
通信装置から目的地のランドマークもしくは目的地住所
を入力する。すると上記短伝送距離の無線送受信手段を
介して上記位置情報通信手段において設置記録媒体から
目的地の緯度経度が自動的に呼び出される。さらに設置
記録媒体に保存されている地図情報からマップマッチン
グを行い,最適経路を設定する。
【0016】また上記フローによって取得された目的地
と現在地の緯度経度は,上記短伝送距離の無線送受信手
段を介して上記携帯無線通信装置に伝送され,上記演算
処理手段から区間距離が算出される。
【0017】さらに現在地の位置情報を示す上記位置情
報通信装置と,その直近の位置情報通信装置との距離お
よび,上記2つの位置情報通信装置間を移動した時の所
用時間から移動速度が演算される。
【0018】上記演算結果と上記区間距離から,目的地
までの最適経路の提示および該区間距離,該予想される
所用時間が上記表示手段に表示される。
【0019】この時,使用者が高齢者や身体障害者な
ど,下肢が不自由である場合は,上記設置記録媒体に記
録されている上記バリアフリー情報を参照して,使用者
に最適な経路の提示と,その所用時間の算出が行われ,
上記表示手段に表示される。
【0020】そして万一転倒,さらに生体情報に異常が
認められた時には上記情報をもとに発作等の緊急事態で
あると認識して,自動的に緊急信号を上記設置記録媒体
に伝送し,さらに上記設置記録媒体から保存されている
位置情報とともに上記外部公衆ネットワークを介してセ
ンターへ緊急通報される。
【0021】ここで,上記位置情報通信装置において公
衆ネットワーク接続手段は,少なくとも電話回線への送
信機(モデム)と,CPUから構成され,上記設置記録
媒体に保存されている情報は上記CPUおよび送信機を
介して有線の電話回線によって公衆ネットワークに伝送
される。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のシステムの,実施例のブ
ロック図を図1に示す。
【0023】実施例では,行動情報検出手段11とし
て,加速度センサ11a,角速度センサ11bを備えた
携帯装置を例えば手首部に装着する。
【0024】加速度センサ11aとしては,実施例では
重力成分を検出して,取り付け時に発生するずれ角や姿
勢の計測が可能である静電容量方式を用いたが,重力成
分が検出できない検出方式の加速度センサを用いてもよ
い。また角速度センサ11bとしては,実施例では振動
ジャイロを用いた。
【0025】生体情報検出手段12として,実施例では
手首部から脈拍を検出するセンサを用いたが,脈拍以外
でも例えば血圧,心電図など,循環器の状態を示す情報
であれば良い。
【0026】また上記循環器の状態を示す情報以外でも
健康状態を示す情報として体温,血糖値,呼吸状態,体
脂肪等を検出するセンサを備えても良い。
【0027】脈拍を検出する場合の検出部位に関して
も,首,胸部,指先,耳たぶ等,可能であれば手首部以
外でも良い。同様に行動情報検出手段の設置部位に関し
ても,手首,足首,胸部など,検出可能であれば手首部
以外でもよい。
【0028】さらに無線送受信手段には近距離無線11
4として,特定小電力の無線方式など微弱な無線方式を
用いればよいが,実施例では伝送距離約10mのデジタ
ル伝送方式である,ブルーツースを用いた。また公衆ネ
ットワーク115として,実施例では有線である一般の
電話線を用いたが,PHS等の無線の伝送方式を用いても
良い。
【0029】ブルーツース114を用いて,情報は送受
信部A17,送受信部B110によってそれぞれ携帯装
置,設置装置の間で伝送される。
【0030】実施例では演算部13は,ROM13bに
あらかじめ加速度センサ11aと角速度センサ11bか
ら得られた信号の少なくとも一方をもとに例えば転倒を
識別するアルゴリズム,および脈拍センサ12aから得
られた信号をもとに例えば脈拍の低下を識別するアルゴ
リズムが搭載されている。
【0031】さらに演算部13は,CPU13aが上記
アルゴリズムから装着者の緊急状態を判別し,緊急信号
を送受信部A17に送るとともに,平常時は送受信部A
17を介して得られた設置装置の記録媒体18に記録さ
れている位置情報,周辺地図情報,時間計測部16から
得られた信号をもとに目的地までの最適経路の設定,お
よび移動速度の換算,所要時間の算出を行い,結果をデ
ータ記録部14に記録するとともに表示部15に示す。
【0032】演算部13は,ROM13bに加速度セン
サ11a,角速度センサ11bから得られた信号をもと
に,日常生活行動や上記移動速度を補正するアルゴリズ
ム,また脈拍センサ12aから得られた信号をもとに,
脈拍の上昇を判別するアルゴリズムおよび上記日常生活
行動と脈拍の上昇の情報を統合して,健康状態を判別す
るアルゴリズム等が搭載されていても良い。
【0033】表示部15には,図2で示すように目的地
までの最適経路,および目的地までの区間距離,移動速
度,算出された所用時間が表示される。
【0034】また処理部19は記録媒体18に保存され
ている位置情報,およびDB112から伝送されて記録
媒体18に保存される地図情報を送受信部B110へ伝
送し,また緊急信号を救急センター113に伝送するた
めに外部公衆ネットワーク接続部111と接続する。実
施例においては外部公衆ネットワーク接続部111とし
てモデムを用いる。
【0035】平常時の動作を図3に示す。まず信号機
等,公共建造物に設置された記録媒体18に,DB11
2から最低でも1日1回の頻度で設置記録媒体の周辺半
径4kmの地図情報が伝送される。ただし地図情報の範囲
は,都市部ではこれより小さく,郊外ではこれより大き
いものとしても良い。また記録媒体18には予め位置情
報が番地の形式および緯度経度で記録され,記録媒体間
の隣り合わせの距離は10m程度とする。
【0036】使用者が設置装置Aの近傍で近距離無線1
14の伝送距離内を通過すると,使用者側からの信号を
トリガーとして,記録媒体18に記録されている位置情
報が,送受信部B110を介して送受信部A17に受信
され,使用者側のデータ記録部14に記録される。
【0037】さらに移動を続けると,隣り合わせとなる
設置装置Bの近傍で近距離無線114の伝送距離内を通
過した時,同様に位置情報を受信する。使用者側の演算
部13からAB間の距離が算出され,時間計測部16か
ら移動時間が算出されるので,AB間の平均移動速度が
換算される。
【0038】ここで携帯装置に目的地を入力すると,送
受信部A17,送受信部B110を介して設置側の周辺
地図が呼び出され,最適な経路が使用者に提示されると
同時に,目的地までの距離,AB間の平均移動速度から
所用時間が換算され,使用者側の表示部15に表示され
る。
【0039】また使用者が高齢者,身体障害者など,下
肢が不自由である場合,始めに使用者側から上記を示す
信号が設置側に送信され,これをトリガーとして設置付
近の位置情報とともに,段差や階段の配置を示すバリア
フリー情報が使用者側に送信される。また図2に示すよ
うに,最適経路の提示の際に段差や階段を極力避ける経
路を提示する。
【0040】また設置装置に温度,湿度,騒音レベルな
ど,設置位置周辺の環境情報を検出するセンサを含み,
上記センサの検出情報を自動的に記録媒体に記録更新す
る構成とすることもできる。さらに使用者は必要なとき
に送受信部A17,送受信部B110を介して上記記録
媒体から上記環境情報を得て,使用者側の表示部15に
表示する構成にすることもできる。
【0041】次に緊急時の動作を図4に示す。まず使用
者側の加速度センサ11a,角速度センサ11bから,
転倒などの異常行動を検出し,同時に脈拍センサ12a
の出力が異常を示す場合,使用者が心疾患の発作等の緊
急状態にあると認識し,送受信部A17を介して,緊急
信号を最寄りの設置装置に送信する。さらに設置記録媒
体18に保存されている番地等の位置情報と合わせて,
公衆ネットワーク115を介して救急センター113へ
通報される。
【0042】また図5に示すように,携帯装置A,携帯
装置Bと2つのユニットに分割して,行動情報検出部5
1を腰部に装着し,生体情報検出部52を手首部に装着
しても良い。このとき,表示部55およびデータ記録部
54,時間計測部56,送受信部A57は手首装着の携
帯装置Aに含まれる。さらに腰部装着の携帯装置Bと携
帯装置Aは,送信部D517,受信部C516を介し
て,有線もしくは無線で接続される。
【0043】図6は本発明のシステムの,概念図を示し
た図であり,平常時,緊急時いずれにおいても安定した
位置情報伝達が実現することを示す。
【0044】
【発明の効果】上記システムが実現すると,従来携帯し
なければならなかった,GPSやPHSの端末を装着す
る必要がないため,上記短伝送距離の無線送受信手段の
装着を考慮しても,使用者が装着するユニットが軽量化
される。
【0045】また常に10m以内という高精度の位置情
報取得が保証され,これより緊急時に100%接続が保
証される。
【0046】さらに平常時に設置記録媒体から得られる
地図情報から健常者,高齢者,障害者それぞれに対して
目的地までの最適な歩行経路を提示して歩行者ナビゲー
ションの役割を果たす。
【0047】また使用者と設置記録媒体との接続に,短
伝送距離の無線方式を用いることで,PHS等,従来の
伝送方式に比べても設置コストや消費電流を低く抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例における,携帯無線通信装置の
表示内容を示す図である。
【図3】本発明のシステムの,平常時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明のシステムの,緊急時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の一例に関して,システム
構成図を示すブロック図である。
【図6】本発明のシステムの,概念図を示した図であ
る。
【符号の説明】
11…行動情報検出部 11a…加速度センサ 11b…角速度センサ 12…生体情報検出部 12a…脈拍センサ 13…演算部 13a…CPU 13b…ROM 14…データ記録部 15…表示部 51…行動情報検出部 51a…加速度センサ 51b…角速度センサ 52…生体情報検出部 52a…脈拍センサ 53…演算部A 53a…CPU 53b…ROM 54…データ記録部 55…表示部 56…時間計測部 57…送受信部A 58…記録媒体 59…処理部 510…送受信部B 16…時間計測部 17…送受信部A 18…記録媒体 19…処理部 110…送受信部B 111…外部公衆ネットワーク接続部 112…DB 113…救急センター 114…近距離無線 115…公衆ネットワーク 511…外部公衆ネットワーク接続部 512…DB 513…救急センター 514…近距離無線 515…公衆ネットワーク 516…受信部C 517…送信部D 518…演算部B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/10 A 25/10 G08G 1/005 G08G 1/005 1/13 1/13 G01P 15/00 A H04Q 7/38 H04B 7/26 109T (72)発明者 新荻 正隆 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 Fターム(参考) 2F029 AA07 AC02 AC09 4C027 AA00 AA02 BB03 GG16 JJ01 JJ03 KK03 5C087 AA02 AA03 BB18 BB74 DD03 EE01 EE08 EE20 FF01 FF04 FF16 GG19 GG66 GG70 GG83 5H180 AA21 AA23 BB04 BB15 CC27 EE08 FF22 FF32 5K067 AA34 AA42 AA43 CC10 DD28 DD30 EE02 EE10 EE24 EE35 FF03 FF05 FF20 FF23 GG01 HH07 HH23 KK15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を行う短伝送距離の無線送受信
    手段と,該無線送受信手段により外部から取得した位置
    情報を表示する表示手段とを有する携帯無線通信装置
    と,公共建造物に網羅的に設置される位置情報通信装置
    であって,該設置された位置の位置情報と地図情報が記
    録されている記録媒体と,上記携帯通信装置に該記録媒
    体に記録された位置情報を送信する無線送受信手段とを
    有する位置情報通信装置と,からなる位置情報伝達シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記携帯無線通信装置はさらに,装着者
    が緊急状態にあると識別することを目的として,装着者
    の転倒などの異常行動を検出する行動情報検出手段と,
    上記行動情報と同時に生体情報の異常を検出する生体情
    報検出手段と,前記行動情報検出手段と前記生体情報検
    出手段からの情報を演算処理し,さらに上記位置情報通
    信装置から取得した位置情報および地図情報を演算処理
    する演算処理手段と,データ記録手段を具備し,上記位
    置情報通信装置はさらに,上記記録媒体と外部の救急セ
    ンターとを公衆ネットワークで接続するための公衆ネッ
    トワーク接続手段を有し,前記演算処理手段により装着
    者が緊急状態にあると識別された時に,上記携帯無線通
    信装置から緊急信号が,上記無線送受信手段を介して上
    記記録媒体に送信され,上記記録媒体に保存されている
    位置情報と合わせて,上記公衆ネットワークを介して救
    急センターへ送信されることを特徴とする請求項1記載
    の位置情報伝達システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯無線通信装置はさらに,時間計
    測手段を具備し,移動中に,隣接する位置情報通信装置
    の無線伝送距離内を通過する時,前記携帯無線通信装置
    からの入力により,上記位置情報通信装置間距離を上記
    記録媒体に保存されている位置情報から換算し,さらに
    移動中の時間を,上記時間計測手段によって計測するこ
    とで,移動速度を換算して上記表示手段によって移動速
    度を使用者に提示する移動速度換算アルゴリズムを搭載
    することを特徴とした,請求項1または2記載の位置情
    報伝達システム。
  4. 【請求項4】 上記行動情報検出手段として,加速度検
    出手段,角速度検出手段の少なくとも1つを具備し,上
    記生体情報検出手段として,血液の循環にかかわる信号
    を手首にて検出する検出手段を具備することを特徴とし
    た,請求項2に記載の位置情報伝達システム。
  5. 【請求項5】 平常時は,上記携帯無線通信装置の装着
    者が位置情報通信装置の無線伝送距離内を通過する時
    に,上記無線送受信手段を介して,上記携帯無線通信装
    置からの入力によって,上記位置情報通信装置に具備さ
    れる上記記録媒体に記録されている地図情報が上記携帯
    無線通信装置に伝送され,上記表示手段によって使用者
    に提示されることを特徴とした,請求項1に記載の位置
    情報伝達システム。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体に記録されている位置情報
    および地図情報には,上記位置情報通信装置の設置され
    ている番地形式の住所,緯度経度のほか,設置場所付近
    の段差や階段,傾斜,ランドマークといったバリアフリ
    ーの情報があわせて記録されており,上記バリアフリー
    の情報が外部の上記DBサーバーから定期的に更新され
    ることを特徴とした,請求項5に記載の位置情報伝達シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 上記携帯無線通信装置からの入力によ
    り,目的地までの最適な経路を提示し,さらに上記移動
    速度換算アルゴリズムによって目的地までの所用時間と
    上記目的地までの最適な経路を上記表示手段によって使
    用者に提示することを特徴とした,請求項3に記載の位
    置情報伝達システム。
  8. 【請求項8】 使用者が高齢者や障害者など,下肢が不
    自由である場合,予め上記携帯無線通信装置に入力して
    おくことにより,経路探索の際に上記バリアフリーの情
    報をもとに,目的地まで極力段差や階段などの障害物の
    少ない最適経路を導出し,さらに上記移動速度換算アル
    ゴリズムによって目的地までの所用時間と上記最適経路
    を上記表示手段によって使用者に提示することを特徴と
    した,請求項6に記載の位置情報伝達システム。
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