JP2002153376A - 昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブラケット及びそれを用いた昇降カーテン装置 - Google Patents

昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブラケット及びそれを用いた昇降カーテン装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンネル状をなす支持バーを用いる昇降カ
ーテン装置を容易且つ確実に施工可能とするコードガイ
ド付きブラケットを提供する。 【解決手段】 チャンネル状をなす支持バー7に取り付
けられる取付部9と、昇降コード2を横方向に挿通させ
るコードガイド10とが設けられた第1の部材11を、
壁部又は天井部に固定される固定部13を具えた第2の
部材15に、上方向にスライド可能に設ける。第1の部
材11を、所要高さ位置で第2の部材15に固定可能と
する。第1の部材11の上方向へのスライドにより、第
1の部材11に付設されている支持バー7の高さを調節
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降コードを昇降
操作することによって、上縁部分が支持バーに取着され
たカーテンの上昇と下降を行うようになされた昇降カー
テン装置を構成するところの前記支持バーに取り付けら
れるコードガイド付きブラケットに関するものである。
又、該コードガイド付きブラケットを用いた昇降カーテ
ン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昇降コードを昇降操作することによって
カーテンの上昇と下降を行うように構成された従来の昇
降カーテン装置の一例としては図29〜31に示す構成
のものが提案されている。
【0003】該昇降カーテン装置aは、同図に示すよう
に、入口部bが幅狭である取付条溝cが後面側に設けら
れたチャンネル状を呈する支持バーdを用いて構成さ
れ、該支持バーdの前面にカーテンeの上縁部分fを取
着する如くなされ、又前記取付条溝cには、その長さ方
向に間隔を置いてコードガイド部材gが取り付けられて
いる。そして該コードガイド部材gの取り付け位置は、
前記カーテンeの後面にその幅方向に間隔を置いて上下
方向に延びる如く取り付けられた昇降コードhの配置状
態に合わせて、各昇降コードhを前記コードガイド部材
gに横方向に正しく挿通させ得るように設定されてい
た。又かかる構成の支持バーdを、前記取付条溝cで取
り付けられるブラケットjを介して壁部k又は天井部m
に固定可能となされていた。
【0004】該ブラケットjの具体的な構成は、前記取
付条溝cに取り付けられる取付部nの上端に、天井部m
に固定される天井固定片oを水平に突設すると共に、そ
の先端において、壁部kに固定される壁部固定片pを下
方向に突設した構成を有しており、該壁部固定片pが前
記取付部nに相対向するように設けられていた。そして
前記天井部固定片o及び壁部固定片pには、ビスqを挿
通させるためのビス挿通孔r,rが設けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成を有するブ
ラケットjを用いて前記支持バーdを壁部k又は天井部
mに固定する施工要領としては、前記ブラケットjを支
持バーdに取り付けた状態で該ブラケットjを壁部kや
天井部mに固定する施工と、前記ブラケットj単独を壁
部kや天井部mに固定した後に、横並び状態に固定され
た複数のブラケットに支持バーdを後付けする施工が考
えられる。
【0006】そこで、ブラケットjを壁部kに固定する
場合についてみると、前記のように壁部固定片pが前記
取付部nに相対向するように設けられていたため、取付
部nを図30に示すように支持バーdに取り付けた状態
においては、壁部固定片pに設けられたビス挿通孔r
が、前側から見て支持バーdで覆い隠された状態となる
ために、該ビス挿通孔rに挿入されたビスqをドライバ
で回転操作することができない。従ってこの場合は、図
32に示すように、支持バーdから分離された状態でブ
ラケットjを壁部kにビス固定せざるを得なかったので
ある。
【0007】このように施工する場合の注意点は、例え
ば図33に示すような説明図と共に取付け説明書に記載
されており、「付属のブラケットAを支持バーBに当て
てみて、該ブラケットAがコードガイドCに当たらない
位置を確認してから、ブラケットAを壁部に固定するこ
と」が指示されていた。しかしながら施工の実際におい
ては、取付け説明書をよく読まないで、ブラケットを壁
部に適当に先付けしてしまう場合が往々に発生した。そ
の結果、該固定されたブラケットに支持バーを取り付け
ようとした場合に、コードガイドがブラケットに当たっ
てしまい、ブラケットを付け替えなければならない面倒
さがあり、又このようにブラケットを付け替えた場合
は、先の固定位置におけるビス跡が壁部に残ることにな
って目立ち、部屋の美観を損なう問題が発生した。
【0008】このような誤った施工が行われやすい理由
としては、次のようなことが考えられる。即ち従来、こ
の種昇降カーテン装置を構成する支持バーの取付構造に
は2種類があった。その第1のタイプは、図29に示す
ように、チャンネル状をなす支持バーdの同一側(後面
側)で、ブラケットjとコードガイド部材gの双方を取
り付ける構成のものであった。そしてもう一つのタイプ
は、支持バーsが、図34に示すように、頂片tの両側
で側片u,uを下方向に突設してなる下端開放のボック
ス状を呈しており、その内部空間vにコードガイドwを
配設すると共に、前記頂片tの上面xにブラケットyを
取り付ける構成のものであった。このようなボックス状
支持バーsを用いる場合は、コードガイドwとブラケッ
トyの取付け部分が全く別個であるために、ブラケット
yの取り付け位置をコードガイドwの取り付け位置とは
無関係に設定できた。
【0009】支持バーの取り付け構造には、このように
2種類があったのであるが、前記ボックス状支持バーs
を用いるタイプのものが広く普及していたために、前記
チャンネル状支持バーdの取付構造が該ボックス状をな
す支持バーsの取付構造と混同されやすく、該チャンネ
ル状支持バーの取付施工において、コードガイドとの位
置関係を確認しないでブラケットを適当に先付けしてし
まうことが行われ、前記のような問題を生じさせていた
のであった。
【0010】なお前記ブラケットjを天井部mに固定す
る場合は、コードガイドに当たらない位置でブラケット
を支持バーに取り付けて後に、該ブラケットを天井部に
固定することとしても、ドライバの回転操作に何ら支障
がない。そこで前記取付け説明書には、「ブラケットを
チャンネル状支持バーに取り付けた後にブラケットを天
井部に固定すること」が明記されていた。しかしながら
この場合も、壁部にブラケットを固定する場合と同様、
取付け説明書の記載をよく見ないで、図35に示すよう
に該ブラケットjを天井部mに適当に先付けしてしま
い、その結果、壁部にブラケットを固定する場合と同様
の問題を生じさせていたのであった。
【0011】又、ブラケットjを壁部kに先付けする場
合については、前記取付け説明書に、「ブラケットが直
線状に横に並ぶよう注意しながら固定すること」が明記
されていた。しかし実際の施工においては、ブラケット
が必ずしも直線状に取り付けられない場合が発生し、そ
の結果、ブラケットの取り付け状態を調整し直さなけれ
ばならない不都合も発生した。
【0012】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて開
発されたものであり、コードガイド部材とブラケットと
が別体に形成されていたことに伴うブラケットの位置決
め固定上の問題点を解決する等、壁部や天井部に対する
支持バーの固定の確実さと簡易性を達成せしめる、昇降
カーテン装置を構成するコードガイド付きブラケットの
提供を課題とするものである。更に進んでは、取着され
たカーテンの下端高さの微調節を可能として、カーテン
の下端が床等に擦れたり当たったりすることを防止し、
カーテンをより適切に取り付け可能としたり、支持バー
に対するブラケットの固定の容易性を達成せしめ得ると
ころの、昇降カーテン装置を構成するコードガイド付き
ブラケットの提供を課題とするものである。又、組み立
て施工を簡易且つ確実に行なうことのできる昇降カーテ
ン装置の提供を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち、本発明に係
る昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブラケ
ット(以下コードガイド付きブラケットという)は、昇
降コードを昇降操作することによって、上縁部分が支持
バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構
成された昇降カーテン装置を構成するために用いられる
コードガイド付きブラケットであって、前記支持バーに
取り付けられる取付部と、前記昇降コードを案内するコ
ードガイドと、壁部又は天井部としての被固定部に固定
される固定部とを具え、該固定部は、前記取付部が前記
支持バーに取り付けられた状態のままで前記被固定部に
ビス固定可能となされていることを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明に係るコードガイド付きブラケット
のより好ましい態様は、前記支持バーに取り付けられる
取付部と前記昇降コードを案内するコードガイドとが設
けられた第1の部材を、壁部又は天井部としての被固定
部に固定される固定部を具えた第2の部材に、上方向に
移動可能に設け、該第1の部材を、所要高さ位置で前記
第2の部材に固定可能とし、該第1の部材の上方向への
移動により、該第1の部材に付設された支持バーの高さ
を調節可能としてなり、又前記固定部は、前記取付部が
前記支持バーに取り付けられた状態のままで前記被固定
部にビス固定可能となされていることを特徴とするもの
である。
【0015】本発明に係るコードガイド付きブラケット
を前記第1の部材と前記第2の部材とで構成する場合、
前記第1の部材を、少なくとも3段階で高さ調節可能と
なるように、前記第2の部材に、上方向に移動可能に設
けるのがよい。
【0016】本発明に係るコードガイド付きブラケット
を前記第1の部材と前記第2の部材とで構成する場合、
前記第1の部材を、下位置と上位置の2段階で高さ調節
可能となるように、前記第2の部材に、上方向に移動可
能に設けるのがよい。
【0017】前記各コードガイド付きブラケットにおい
て、上方向に移動できる前記第1の部材が下位置にある
状態で、壁部としての被固定部に固定される固定部に設
けられてなるビス固定部分が、該ビス固定部分において
ビスをドライバー操作により前記壁部にねじ込み可能と
なるよう、露出状態になるように構成するのがよい。
【0018】本発明に係るコードガイド付きブラケット
を前記第1の部材と前記第2の部材とで構成する場合、
前記第2の部材の固定部が、その上側部位と下側部位
に、該固定部を壁部としての被固定部に固定するために
用いるビスを挿通させる上下のビス挿通孔が設けられた
ものとし、前記第1の部材が下位置にある状態で、前記
上のビス挿通孔が、該ビス挿通孔を挿通するビスをドラ
イバー操作により前記壁部にねじ込み可能となるように
露出状態になり、又前記第1の部材が上位置にある状態
で、前記下のビス挿通孔が、該ビス挿通孔を挿通するビ
スをドライバー操作により前記壁部にねじ込み可能とな
るように露出状態になるように構成するのがよい。
【0019】本発明に係るコードガイド付きブラケット
を前記第1の部材と前記第2の部材とで構成する場合、
前記第1の部材を上方向に移動させることによって、該
第1の部材が、前記被固定部にねじ込まれたビスを覆い
隠すように構成するのがよい。
【0020】前記各コードガイド付きブラケットにおい
て、前記コードガイドが、前記昇降コードを横方向に挿
通させる筒状を呈し且つその上端側に出し入れ口が設け
られたものとし、前記昇降コードを、該出し入れ口を通
して前記コードガイドに嵌め入れ或いは前記コードガイ
ドから取り外し可能とするのがよい。
【0021】前記コードガイド付きブラケットにおい
て、前記コードガイドは、前記取付部に、前記支持バー
の長さ方向で見て所要間隔を隔てて複数配置するのがよ
い。
【0022】前記各コードガイド付きブラケットにおい
て、前記支持バーは、入口部が幅狭である取付条溝を具
えるチャンネル状をなし、一方、前記取付部には、上下
方向に長い取付片が一体に突設されたものとし、該取付
片を、横向き状態で前記入口部を通して前記取付条溝内
に嵌め入れ可能とし、該嵌め入れられた状態で前記取付
部を約90度回転させることにより、前記取付片の上下
端が前記支持バーの上下の側壁によって弾性的に挾着さ
れ、この状態で、前記取付部が該取付片を介して前記支
持バーに固定されるように構成するのがよい。
【0023】前記各コードガイド付きブラケットにおい
て、前記固定部に食い込み突部を設け、該固定部を被固
定部(壁部又は天井部)にビス止めしたときに、前記食
い込み突部が被固定部に食い込むことによって該固定部
が回り止めされるように構成するのがよい。
【0024】前記各コードガイド付きブラケットにおい
て、前記第1の部材及び第2の部材のいずれか一方に設
けた係合突片がその他方に設けた係合凹部と凹凸係合で
き、該凹凸係合によって前記第1の部材を所要高さ位置
で前記第2の部材に固定可能とし、前記第1の部材が上
方向にスライドにより移動するに伴い、前記凹凸係合が
順次上位置で行われるようになすのがよい。
【0025】本発明に係るコードガイド付きブラケット
を前記第1の部材と前記第2の部材とで構成する場合、
前記第2の部材に対する前記第1の部材の固定を解除可
能とし、該固定解除によって前記第1の部材を分離可能
とするのがよい。
【0026】前記係合突片が前記係合凹部と凹凸係合で
きる場合、前記第1の部材及び前記第2の部材のいずれ
か一方に設けた上下方向の係止条溝に、その他方に設け
た係止突条を嵌め入れた状態で、前記第1の部材を上方
向にスライドにより移動可能とし、又該係止突条と係止
条溝との係合状態を解除可能とし、該係合状態を解除す
ることにより前記第1の部材を第2の部材から分離可能
とするのがよい。
【0027】本発明に係る昇降カーテン装置は、前記い
ずれかのコードガイド付きブラケットを、カーテンの上
縁部分を取着させる支持バーに、その長さ方向に所要間
隔を置いて取り付け、各コードガイド付きブラケットの
コードガイドに、昇降コードを案内させ、該昇降コード
を昇降操作することによって、前記カーテンの上昇と下
降を行なうようにしたことを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜3において本発明に係るコ
ードガイド付きブラケット1は、昇降コード2を昇降操
作することによってカーテン3の上昇と下降を行うよう
に構成された昇降カーテン装置5を構成するために用い
られるものであり、カーテン3の上縁部分6を取着する
ための支持バー7に取り付けられるものである。
【0029】該コードガイド付きブラケット1の具体的
な構成は、図4〜9に示すように、前記支持バー7への
取付部9を具え且つ前記昇降コード2を横方向に挿通さ
せる(案内させる)コードガイド10が設けられた第1
の部材11を、壁部12a又は天井部12bとしての被
固定部12に固定される固定部13を具えた第2の部材
15に対して上下方向にスライドにより移動可能に設
け、該第1の部材11を、所要高さ位置で前記第2の部
材15に固定可能に構成したものである。図7〜8は前
記第2の部材15を壁部12aに固定した場合を示し、
図7は第1の部材11の最下降状態を、又図8は第1の
部材の最上昇状態を示している。又図9は、第2の部材
15を天井部12bに固定した場合を示している。
【0030】前記第1の部材11の前記取付部9は、図
4〜6に示すように、略正方形板状をなす基板16の後
面左右に、該基板の左右端から稍内方に退いて、矩形枠
部17,17を対向状態に突設してなり、該矩形枠部1
7,17間は、上下端が開放した空洞部分19とされて
いる。そして該矩形枠部17,17の先端は、内方に向
けて屈曲されており、相対する屈曲部20,20の夫々
には、下方に向け内方に傾斜する例えばヒレ状の係合突
片21が、上下2段で突設され、これにより、左右対向
した一対の係合突片21,21からなる挾持係合部が上
下2段で設けられている。
【0031】又前記矩形枠部17,17の夫々の開口部
23,23には、図6、図10〜11に示すように可動
止め片25,25が配設されている。該可動止め片25
は、矩形板状をなす基片26の上下端に、連結腕27,
27が前方に向けて突設されており、該連結腕27,2
7は、その先端において前記矩形枠部17の前枠部29
に一体に連設されている。又前記両基片26,26の外
面の後部には、断面三角形状を呈する係止突条30,3
0が突設されると共に、両基片26,26の外面の前部
には操作突片31,31が外方に向けて突設されてい
る。そして、該左右の操作突片31,31を、図11に
矢印で示すように両指先で内方に押圧することにより、
左右の可動止め片25,25が、前記前枠部29,29
を中心として内方に傾動するようになされると共に、該
操作突片31,31から指を離すことによって、可動止
め片25,25が、図10に示す当初の状態に弾性的に
復帰するようになされている。又前記係止突条30は、
前記可動止め片25が自由状態においては図6、図10
に示すように、前記矩形枠部17の外面32から突出
し、該可動止め片25が内方に傾いた状態においては図
11に示すように、前記矩形枠部17の外面32に沈む
ようになされている。
【0032】又前記基板16の後面中央部には、例えば
図4に示すように、断面円形の軸部33を介して、取付
片35が突設されている。該取付片35は、上下端3
6,36が平坦に形成された縦長の六角形状に形成され
ており、その四隅には、取付片35の角部分37,3
7,37,37の弾性変形をもたらす孔部39,39,
39,39が設けられている。なお本実施の形態におい
ては、取付片35の中心にビス挿通孔38が設けられて
いる。
【0033】又前記第1の部材11の前記コードガイド
10は、図4〜5、図7に示すように、前記基板16の
下端左右に稍間隔をおいて2個突設されている。両コー
ドガイド10,10は同一構成を有しており、前記基板
16の下端40で垂下する垂下片41と、その下端で後
方に屈曲する底片42と、その後端で上方に屈曲し且つ
上側が前方に向け斜めに傾斜する立上り片43とを具え
る。そして、該立上り片43の上端45は前記垂下片4
1から稍離れ、該垂下片41の後面には、前記上端45
側に向けて突出するコード抜け止め突部46が突設され
ており、該コード抜け止め突部46と垂下片41との間
には、昇降コードの出し入れ口47が設けられている。
即ちコードガイド10は、筒状を呈して上端側が開口さ
れている。
【0034】又前記基板16の前面下端には、図4、図
7に示すように、前記支持バー7の下面49と当接し得
る規制突条50が設けられている。前記支持バー7は、
図4〜5、図7に示すように、前面部51の上下端に、
後方に向け突出し且つ先端が内方に屈曲した側壁52,
52を連設してなるチャンネル状を呈しており、その後
面側に、入口部53が幅狭である取付条溝55が設けら
れ、その両端には、図2に示すように、キャップ56,
56が嵌着されている。又前記前面部51には、前記カ
ーテン3の上縁部分6を着脱可能に固定するための面状
ファスナの一片57が固定されると共に、該支持バー7
の一端側には、図1〜3に示すように、所要に昇降操作
された昇降コード2をロックさせるためのロック装置5
9が設けられている。
【0035】又前記第2の部材15は、図4〜5、図
7、図9に示すように、垂直な壁部固定片60の上端
に、水平な天井部固定片61が前方に向けて突設される
と共に、前記壁部固定片60の左右両側には、前方に向
けて突出する側片62,62が設けられた、下端開放の
矩形箱状を呈している。そして該両側片62,62の内
面の先側部分には、図4、図10〜11に示すように、
前記係止突条30,30を係合状態で案内させる係止条
溝63,63が設けられている。
【0036】又前記壁部固定片60の前面中央部には、
図4、図12〜13に示すように、上下方向に長い係合
隆起部65が設けられており、該係合隆起部65の左右
側部分は鋸刃状を呈し、前記係合突片21の下側部分と
当接状態に係合し得る係合凹部67が上下多段に設けら
れている。
【0037】然して、前記第1の部材11の前記可動止
め片25,25が有する左右の係止突条30,30の上
端を、前記第2の部材15の左右の係止条溝63,63
の下端に位置合わせして、該第2の部材15を上方向に
スライドさせると、前記左右の係合突片21,21は、
図12〜13に示すように弾性的に屈曲変形して、その
下側部分が所要の係合凹部67,67に嵌合状態に係合
し、第2の部材15が第1の部材11に固定状態とな
る。
【0038】又前記壁部固定片60の後面の左右には、
図4〜5、図10に示すように、上下方向に連続させ
て、壁部12aへの食込み突部71,71が設けられて
いる。
【0039】図14は、第1の部材11の最上昇状態を
示すものであり、前記基板16の上端左右部分72,7
2が、前記第2の部材15の側片62,62の先側上部
分に設けられた凹凸部73,73と嵌合状態となり、こ
の状態で、基板16の前面75が天井部固定片61の前
端面76と面一状態になる。
【0040】又図5に示すように、前記壁部固定片60
の上下にビス挿通孔77,78が設けられると共に、前
記天井部固定片61の中央部にもビス挿通孔80が設け
られている。なお、前記上のビス挿通孔77は、前記第
2の部材15の取り付け位置の微調節を必要に応じて可
能とするために、上下に長い長孔状に形成されている。
【0041】前記壁部固定片60の壁部12aへの固定
は、通常は図7に示すように、前記上のビス挿通孔77
にビス79を挿通して壁部固定片60を壁部12aに固
定して行うが、壁部の下地の状態によってはビスが利か
ない場合があるため、このようなときは図8に示すよう
に、前記下のビス挿通孔(補助ビス挿通孔)78にビス
79を挿通させて壁部固定片60を壁部12aに固定す
ることもある。又図9は、前記ビス挿通孔80にビス7
9を挿通して天井部固定片61を天井部12bに固定し
た状態を示している。
【0042】前記のように第1の部材11は、上方向に
スライドできるため、壁部固定片60を壁部12aに固
定し或いは天井部固定片61を天井部12bにビス固定
した後、該第1の部材11を上方向にスライドさせてビ
ス頭81を覆い隠すことが可能である。
【0043】そして、左右の係合突片21,21と左右
の係合凹部67,67との係合によって前記第2の部材
15に固定状態とされた第1の部材11は、図11に示
すように、前記左右の操作突片31,31が内方に押圧
されて左右の係止突条30,30と左右の係止条溝6
3,63との係合が解除されることにより、第2の部材
15から分離される。
【0044】然して、かかる構成を有するコードガイド
付きブラケット1を用いて昇降カーテン装置5を構成す
る施工要領は次のようである。
【0045】図2〜3に示すように、一端側にロック装
置59が設けられた支持バー7の長さ方向の所要部位
に、複数個例えば3個のコードガイド付きブラケット
1,1,1を固定する。支持バー7に固定されたコード
ガイド付きブラケット1は、図13に示すように、左右
の係合突片21,21が下側の係合凹部67,67と係
合することによって一体化せしめられており、該第1の
部材11が第2の部材15に対して上方向に向けてスラ
イド可能となされている。
【0046】かかる構成のコードガイド付きブラケット
1を支持バー7に固定するには、図15に示すように、
前記取付片35を、横向き状態で前記入口部53を通し
て前記取付条溝55内に嵌め入れた後、図16の状態を
経て図17に示すように、前記基板16を約90度回転
させる。これにより、前記取付片35が前記取付条溝5
5内において同角度回転せしめられ、図17に示すよう
に、該取付片35の上下端36,36が前記支持バー7
の上下の側壁52,52によって弾性的に挾着され、そ
の結果、コードガイド付きブラケット1は該取付片35
を介して前記支持バー7に取り付けられることとなる。
この弾性的な挾持状態で、図7に示すように、前記規制
突条50が前記支持バー7の下面49に当接してコード
ガイド付きブラケット1の取り付け状態の安定性が向上
せしめられている。なお前記取付片35の回転は、前記
孔部39が設けられていることに伴う角部分37の弾性
的な変形(図16に示すように、孔部39が弾性的に潰
れて生ずる変形)によって円滑に行われ得る。このよう
に取り付けられた取付片35が横移動する恐れのあると
きは、図7に示すように、該取付片35に設けられてい
る前記ビス挿通孔38(図4)にビス74を挿通し、そ
の先端を前記前面部51にネジ込むのがよい。
【0047】該コードガイド付きブラケット1の支持バ
ー7に対する固定位置は、図2〜3に示すように、カー
テン3の後面に上下方向に並設されたコード挿通部82
に順次挿通せしめられて上下方向に延長状態にあり且つ
下端78が図18に示すようにカーテン3の下端側84
に取着されてなる昇降コード2が、前記ロック装置59
に向けて横方向に無理なく案内されるように、正しく位
置決めされなければならない。
【0048】支持バー7に取り付けられたコードガイド
付きブラケット1の位置が正しくないときは、前記取付
片35を更に回転させることよって、前記上下の側壁5
2,52による弾性的な挾持状態を解除することになる
が、前記と同様の要領によって、その取り付けをやり直
すことが容易である。なおコードガイド付きブラケット
1のかかる固定は、施工現場における作業の容易性を考
慮して、製品出荷時に行うのがよい。
【0049】そして施工現場においては、支持バー7に
取り付けられてなるコードガイド付きブラケット1を天
井部12bや壁部12bの所要部位にビス固定する。天
井部12bにビス固定する場合は、図9に示すように、
前記天井部固定片61に設けたビス挿通孔80にビス8
1を挿通して後、前記矩形枠部17,17間の空洞部分
19を通してドライバ83を下側から上方向に挿通し、
前記ビス79をねじ込むことによって行う。一方壁部1
2aに固定する場合は、図19に示すように、前記第1
の部材11を前記第2の部材15の下端側に位置させて
前記上のビス挿通孔77を露出せしめ、図7に示すよう
に該ビス挿通孔77にビス79を挿通して後、ドライバ
83を横方向に挿通し、前記ビス79をねじ込むことに
よって行う。なお、壁部12aの下地の状態によって
は、ビスが利かない場合があるため、このようなときは
図20に示すように、前記第1の部材11を上方向にス
ライドさせて前記下のビス挿通孔78を露出せしめ、図
8に示すように該ビス挿通孔78にビス79を挿通して
後、左右のコードガイド10,10間を通してドライバ
83を横方向に挿通し、前記ビス79をねじ込むことに
よって行う。
【0050】このビスの79のねじ込みに伴って、前記
壁部固定片60の左右両側に突設された食込み突部7
1,71が、図7に示すように壁部12aに食い込み、
該壁部12aに固定されたコードガイド付きブラケット
1が確実に回り止めされることになる。もしもこのよう
な食込み突部71が設けられていない場合は、コードガ
イド付きブラケット1が、ねじ込まれたビス79の軸線
回りに回転して固定状態が不安定化する恐れがある。特
に、前記取付片35が前記取付条溝55内で回転する恐
れがあるときは、支持バー7の全体が、例えば図21に
示すように回転を起こす恐れがあり、支持バーの安定的
な取付状態が得られない場合も生じて好ましくない。本
実施の形態においては、前記食込み突部71,71の食
い込みに伴い、コードガイド付きブラケット1の確実な
回り止めが図られるため、このような恐れを回避できる
のである。なお、前記食込み突部71は、壁部12aに
固定された第2の部材15の回転を阻止できるように、
ビス79のねじ込みに伴って壁部12aに食い込むもの
であれば、その形態は、前記したものに特定されない。
【0051】その後、第1の部材11を上方向にスライ
ドさせるに伴い、前記基板16が、前記壁部固定片60
や天井部固定片61のビス挿通孔80,77,78を通
してねじ込まれたビス79の頭部を目視不能に覆い隠し
てビスの露出を防ぎ、支持バーの取付部分が不体裁とな
るのを防止できる。
【0052】又、第1の部材の前記上方向へのスライド
は、カーテンの下端が下がり過ぎているときに、該下端
の高さを所要に微調節できる特別の効果も生む。カーテ
ンを製造する際の採寸ミス等によって、カーテンの上下
長さは必ずしも所定に仕上がらない場合が生ずるが、こ
のようなときには図22に示すように、前記第1の部材
11の前記上方向へのスライド量に応じて、即ち前記支
持バー7の上昇量に応じて、カーテン3の下端85の高
さを所要に微調節できるのである。本実施の形態におい
ては、左右の係合突片21,21と左右の係合凹部6
7,67との係合状態を、5段階で調節可能となされて
おり、1段階上がる毎に、例えば1〜4mm程度(図面
においては4mm程度)高さを上げることができる。
【0053】図20(A)は第1の部材11が最下降状
態にある場合を示す。この状態で前記下端85の高さが
適正である場合もあるが、下端85が下がり過ぎている
ときは、第1の部材11を上方向にスライドさせ、例え
ば図20(B)や図20(C)の状態にする。そしてこ
の状態で、図12〜13に示すように、前記係合突片2
1,21と所要の係合凹部67,67との係合によっ
て、下端85の高さが固定される。
【0054】このようにして3個のコードガイド付きブ
ラケット1,1,1を固定することにより、支持バー7
の固定が完了する。
【0055】なお本実施の形態においては、支持バー7
には、これが壁部12aや天井部12bに固定されるに
先立ってカーテン3が取着されている。この取着要領
は、図7に示すように、カーテンの上縁部分6に設けた
面状ファスナの一片86と前記支持バー7に設けた面状
ファスナのもう一片57との係合によって着脱自在に行
う。その後図2〜3に示すように、前記ロック装置59
に案内された3本の昇降コードの1本2aを、該ロック
装置59に近接して固定された左端のコードガイド付き
ブラケット1aの有するコードガイド10に挿通せしめ
て垂らし、もう1本の昇降コード2bを、中間のコード
ガイド付きブラケット1bのコードガイド10に挿通し
て垂らし、残りの昇降コード2cを、右端のコードガイ
ド付きブラケット1cの有するコードガイド10に挿通
せしめて垂らす。昇降コード2cをコードガイド10に
挿通させる要領は、該コードガイド10がその上端に出
し入れ口47(図7)を有するため、該出し入れ口47
を通して容易に行うことができる。その後、各昇降コー
ド2a,2b,2cを、カーテンの後面に上下方向に並
設されたコード挿通部82に順次通し、下端78を図1
8に示すように、カーテンの下端側84に、取付け片8
9を介して取着する。なお図2〜3においては、昇降コ
ード2を、左右のコードガイド10,10間で垂らすよ
うにしているが、壁部12aの下地の状態によって、支
持バーの長さ方向で前記第2の部材15の固定位置を変
更せざるを得ない場合は、例えば図23に示すように、
ロック装置59から遠い側のコードガイド10aの端部
で垂らすようにすることもある。
【0056】このように構成された昇降カーテン装置5
によるときは、前記ロック装置59に案内された昇降コ
ードの束90を図2に矢印で示すように引き下げると、
各垂れた昇降コード2,2,2が、この引き下げられた
分だけ引き上げられることになる。それに伴い図1に示
すように、ひだ状部分91が多段に積み重なる状態とな
ってカーテン3が引き上げられていく。そして所要の引
上げ状態で該ロック装置59を作動させ、昇降コードの
束90をロックさせ、カーテンを所要の引き上げ状態で
固定する。
【0057】〔その他の実施の形態〕 (1) 図24〜26は、本発明に係るコードガイド付きブ
ラケット1の他の態様を示すものであり、前記と同様構
成の支持バー7の取付条溝55に取り付けられる取付部
9の下端側に、前記昇降コード2を横方向に挿通させ
る、例えば筒状のコードガイド10を下設すると共に、
前記取付部9の上端側には、壁部12a又は天井部12
bとしての被固定部12に固定される固定部13を上方
向に向け突設した構成を有している。
【0058】該固定部13のより具体的な構成は、前記
取付部9の上端において後方に向け突出する突出片92
の先端で上方に向け突出して前記壁部12aに固定され
る壁部固定片60と、その上端において前方に向け水平
に突出して前記天井部12bに固定される天井部固定片
61とからなる略コ字状を呈している。そして前記壁部
固定片60及び天井部固定片61には、夫々ビス挿通孔
93,95が設けられており、前記突出片92には、前
記天井部固定片61に設けた挿通孔95を挿通するビス
79をドライバ83で回転操作するために必要な開口9
6が設けられている。
【0059】かかる構成を有するコードガイド付きブラ
ケット1を用いて昇降カーテン装置5を構成する要領の
一例は、前記支持バー7に、カーテン3に上下方向で配
設された昇降コード2の配置状態に合わせてコードガイ
ド付きブラケット1を取り付ける。その際、前記昇降コ
ード2を横方向に正しく挿通させる得るように前記コー
ドガイド10の位置を設定し、その設定位置において、
前記取付部9が有する前記と同様構成の取付片35を支
持バーの前記取付条溝55に係合状態に取り付ける。
【0060】取付部9をこのように支持バー7に固定す
れば、コードガイド10と固定部13とが同時に、所要
に位置決めされて支持バー7に取り付けられた状態とな
る。従って図25に示すように、前記壁部固定片60の
ビス挿通孔93にビス79を挿通してこれをねじ込むこ
とにより、前記固定部13を壁部12aに所要に固定で
きる。又図26に示すように、天井部固定片61のビス
挿通孔95にビス79を挿通し、前記開口96を挿通し
たドライバ83を回転操作して該ビス79をねじ込むこ
とにより、コードガイド付きブラケット1を天井部12
bに固定できることになる。なおこの場合は、前記実施
の形態におけるものとは異なり、支持バー7の取付位置
は変更できない。
【0061】前記コードガイド10は、本実施の形態に
おいては閉じた円筒状に形成されているが、前記のよう
な出し入れ口47を有するものとして構成されることも
ある。
【0062】(2) 本発明に係るコードガイド付きブラケ
ット1は、前記固定部13が、壁部12aへの固定部分
だけを具え、或いは天井部12bへの固定部分だけを具
えるように構成されることもある。
【0063】(3) 本発明に係るコードガイド付きブラケ
ット1は、昇降コードを昇降操作することによってカー
テンの上昇と下降を行わせ得る各種の昇降カーテン装置
に応用できるものである。該昇降カーテン装置は、ひだ
状部分が多段に積み重なる状態で引き上げられる前記装
置の他、傾動可能なスラットが多段に設けられた通常の
ブラインドであってもよく、更には、昇降コードの引上
げによって順次巻上げ状態にカーテンを上昇させること
ができ、逆に、順次巻戻しながら下降させることのでき
る巻上げ式カーテン装置であってもよい。
【0064】(4) カーテンの下端の高さ調節を目的とし
て、第1の部材を上方向にスライド等により移動可能と
する場合、該第1の部材は、少なくとも3段階で高さ調
節可能とするのが好ましいが、下位置と上位置の2段階
で移動可能に構成し、その高さ位置で第2の部材15を
第1の部材11に固定可能に構成することもある。この
場合、下位置状態において、第2の部材15を被固定部
12に固定した後、第1の部材11を上位置状態にする
ことにより、前記被固定部12にねじ込まれたビスを覆
い隠すこともできる。
【0065】(5) 第1の部材11を、所要高さ位置で第
2の部材15に固定可能である限り、第1の部材11
を、第2の部材15に対して、上方向にも下方向にもス
ライド等により移動可能に設けることもある。
【0066】(6) 支持バー7に対するコードガイド付き
ブラケット1の取り付けは、必ずしも前記したような取
付条溝55で行うものには特定されない。
【0067】(7) 前記第1の部材11に設ける係止突条
30と前記第2の部材15に設ける係止条溝63は逆の
態様で設けてもよい。
【0068】(8) 前記取付片35は、前記取付条溝55
内における回転が可能である限り、角部分の弾性変形を
もたらす前記孔部39は、必ずしも設けることを要さな
い。
【0069】(9) 被固定部に設けるビス固定部分は、貫
通したビス挿通孔として形成されることの他、ビスをね
じ込むことができる程度の薄肉部として形成されること
もある。
【0070】(10)本発明において、壁部としての被固定
部は、建物の壁面そのものであることの他、該壁面に当
接させたり稍離して配設されたバー材等の部材を以って
構成される場合がある。又、天井部としての被固定部
も、建物の天井面そのものであることの他、該天井面に
当接させたり稍離して配設されたバー材等の部材を以っ
て構成される場合がある。
【0071】(11)図27〜28は、2個のコードガイド
10A,10Bを具えるコードガイド付きブラケット
を、表側カーテン3aと裏側カーテン3bとを重ね合わ
せた2重カーテンからなる昇降カーテン装置5に応用し
た場合を示すものであり、支持バー7の左右端側に、ロ
ック装置59a,59bが設けられている。
【0072】そして、左端側のロック装置59aに案内
された例えば3本の昇降コードの1本2aを、該ロック
装置59aに近接して固定された左端のコードガイド付
きブラケット1aの有する左側のコードガイド10Aに
挿通せしめて垂らし、もう1本の昇降コード2bを、中
間のコードガイド付きブラケット1bの左側のコードガ
イド10Aに挿通せしめて垂らし、残りの昇降コード2
cを、右端のコードガイド付きブラケット1cの有する
左側のコードガイド10Aに挿通せしめて垂らし、夫々
の昇降コードを、裏側のカーテン3bの上端側に設けた
挿通開口97を通して表側のカーテン3aの後面に上下
方向に並設されたコード挿通部82に順次通し、その下
端をカーテン3aの下端側に取着してなる。
【0073】又右端側のロック装置59bに案内された
例えば3本の昇降コードの1本2dを、該ロック装置5
9bに近接して固定された右端のコードガイド付きブラ
ケット1cの有する右側のコードガイド10Bに挿通せ
しめて垂らし、もう1本の昇降コード2eを、中間のコ
ードガイド付きブラケット1bの右側のコードガイド1
0Bに挿通せしめて垂らし、残りの昇降コード2fを、
右端のコードガイド付きブラケット1aの有する右側の
コードガイド10Bに挿通せしめて垂らし、夫々の昇降
コードを、裏側のカーテン3bの後面に上下方向に並設
されたコード挿通部82に順次通し、その下端をカーテ
ン3bの下端側に取着してなる。
【0074】従って、昇降コード2a,2b,2cを所
要に昇降操作することによって、表側のカーテン3aの
上昇と下降を行なわせることができ、又昇降コード2
d,2e,2fを所要に昇降操作することによって、裏
側のカーテン3bの上昇と下降を行なわせることができ
る。
【0075】(12)本発明において前記コードガイドは、
カーテンの上昇と下降を行なわせるように前記昇降コー
ドを案内できるものであれば、昇降コードを横方向に案
内させる前記筒状に構成される他、軸線が上下方向であ
るリング状や、昇降コードを下方から支持する軸状等に
構成されることもある。
【0076】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 (1) 本発明に係るコードガイド付きブラケットは、前記
支持バーへの取付部と、前記昇降コードを案内するコー
ドガイドと、壁部又は天井部としての被固定部に固定さ
れる固定部とが設けられてなり、且つ該固定部は、前記
取付部が前記支持バーに取り付けられた状態のままで前
記被固定部にビス固定可能となされているため、コード
ガイドとブラケットとが別体であった従来の昇降カーテ
ン装置におけるものとは異なり、支持バーに付設されて
いるコードガイドとの位置関係で固定施工ミスが発生し
てブラケットの付け替えを行わなければならないといっ
た不都合を発生させることがない。又、このようなブラ
ケットの付け替えに伴い、建物を損傷するといった問題
を発生させる恐れもない。更に、本発明に係るコードガ
イド付きブラケットは、これを支持バーに取り付けた状
態でその固定部を被固定部に固定できることから、従来
のように、複数のブラケットの一直線上の取り付け状態
が得られないためにブラケットの取り付け状態の手直し
が必要になるといった施工上の面倒さを発生させる恐れ
もない。これらによって本発明によるときは、昇降カー
テン装置を、建物の損傷を招くことなく、確実にしかも
容易且つ能率的に施工できる利点がある。
【0077】(2) 特に、コードガイドと支持バーへの取
付部とを具える第1の部材を、壁部や天井部としての被
固定部に固定される固定部を具えた第2の部材に対し
て、上方向に向けて移動可能に設け、該第1の部材を、
所要高さ位置で前記第1の部材に固定可能に構成したと
きは、支持バーに取り付けられたカーテンの下端の高さ
を前記第2の部材の上方向への移動量に応じて微調節で
きる利点がある。又第1の部材を、このように上方向に
移動可能としたときは、第1の部材を下位置状態にして
第2の部材を被固定部に固定した後、該第1の部材を上
位置状態にすることにより、該被固定部にねじ込まれた
ビスを覆い隠すことができて、支持バーを見栄えよく取
り付けることが可能となる。更に、第2の部材を天井部
に固定する場合、第2の部材を上方向に移動させること
により、固定部にねじ込まれたビスを覆い隠すことがで
きるだけでなく、カーテンの上端を極力天井に接近させ
て、見栄えのよい昇降カーテン装置を構成できる利点が
ある。なおカーテンの下端の高さを微調節する手段とし
ては、前記第1の部材の上下高さを調節可能とする構成
に代えて、前記壁部固定片60に上下方向に複数個のビ
ス挿通孔を設け、所要のビス挿通孔を選択して支持バー
の高さを調節することも考えられないではない。しかし
ながらこのように構成した場合は、壁部固定片に設ける
ビス挿通孔の数に制約が伴うことから、カーテンの下端
高さの微調節に限界がある。又下側に位置するビス挿通
孔を選択してコードガイド付きブラケットを壁部に固定
せんとする場合、その上端が天井部等の障害物に当たる
ことがあり、この場合は所要の微調節を行うことができ
ないことになる。更に、壁部への個々のコードガイド付
きブラケットの固定を、その固定高さを厳密に考慮しな
がら行わんとしても、必ずしも確実には固定できないば
かりでなく、固定施工に手間を要し作業が面倒となる欠
点がある。これに対して、第1の部材を上方向に移動さ
せる本発明によるときは、コードガイド付きブラケット
の壁部への取り付け高さを厳密に考慮することなく、特
定位置に設けられたビス固定部で容易にビス固定可能で
あり、その後の移動操作によって、カーテンの下端の高
さを容易に微調節できる利点がある。
【0078】(3) 本発明に係るコードガイド付きブラケ
ットが、左右2個のコードガイドを具える場合は、例え
ば次のように、各コードガイドを有効活用できる。その
活用態様の1例は図23に示すように、壁部の下地の状
態によって、支持バーの長さ方向で第2の部材の固定位
置を変更せざるを得ない場合に、選択された所要のコー
ドガイドに昇降コードを正しく挿通させてこれに応ずる
態様であり、他の活用態様は図27〜28に示すよう
に、2重カーテンを構成する場合において、表側のカー
テンと裏側のカーテンの夫々に対応させてコードガイド
を設けなければならないといった昇降カーテン装置の組
立上の施工手間や施工コストを削減せんとするものであ
り、選択された所要のコードガイドに昇降コードを正し
く案内させてこれに応ずる態様である。
【0079】(4) コードガイドを筒状に形成してこれに
出し入れ口を設ける構成とした場合は、コードガイドに
対する昇降コードの嵌め入れやその取り外しを容易に行
うことができる。
【0080】(5) 支持バーが、入口部が幅狭である取付
条溝を具えるチャンネル状をなす場合、コードガイド付
きブラケットを、上下に長い取付片を一体に突設したも
のとし、前記取付片を横向き状態で前記入口部を通して
前記取付条溝内に嵌め入れ、該嵌め入れられた状態で該
取付片を約90度回転させることにより、コードガイド
付きブラケットを該取付片を介して支持バーを固定可能
としたときは、支持バーに対するコードガイド付きブラ
ケットの取り付けを簡易且つ能率的に行うことができ
る。又支持バーに取り付けられたコードガイド付きブラ
ケットの位置が正しくないときは、前記取付片を更に回
転させることによって、その取り付けをやり直すことが
容易である。
【0081】(6) 第2の部材の固定部に食い込み突部を
設ける場合は、該固定部を壁部に固定した際、前記食い
込み突部の被固定部への食い込みによって、該第2の部
材を回り止めして確実に固定できることになる。従って
例えば、コードガイド付きブラケットの有する取付片を
支持バーの取付条溝に嵌め入れて約90度回転させるこ
とにより該取付片の上下端を前記支持バーの上下の側壁
によって弾性的に挾着させる構成を採用した場合、該挟
着状態が緩い場合であっても、該支持バーが回転傾向と
なるのを確実に防止できることになる。
【0082】(7) 第1の部材を第2の部材から分離可能
としたときは、支持バーを壁部や天井部から取り外し
て、昇降カーテン装置の保守管理やカーテンのクリーニ
ング等を容易に行うことができる。
【0083】(8) 第2の部材の固定部に、その上下にビ
ス挿通孔を設ける場合は、固定部を被固定部にビス固定
する場合、上のビス挿通孔に挿通したビスを壁部にねじ
込んだときにビスが壁部の下地で効かない場合であって
も、下のビス挿通孔に挿通したビスによって固定部を被
固定部に確実にビス固定できる場合がある。
【0084】(9) 本発明に係る昇降カーテン装置による
ときは、前記コードガイド付きブラケットが前記優れた
効果を奏することに伴って、その組立て施工を簡易且つ
確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコードガイド付きブラケットを用
いて構成された昇降カーテン装置を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るコードガイド付きブラケットを用
いて構成された昇降カーテン装置を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るコードガイド付きブラケットを用
いて構成された昇降カーテン装置を示す正面図である。
【図4】コードガイド付きブラケットを支持バーと共に
示す分解斜視図である。
【図5】コードガイド付きブラケットを支持バーと共に
示す分解斜視図である。
【図6】コードガイド付きブラケットの部分拡大斜視図
である。
【図7】コードガイド付きブラケットを壁部に固定した
状態を、第1の部材が下側に位置する状態で示す断面図
である。
【図8】コードガイド付きブラケットを壁部に固定した
状態を、第1の部材が上側に位置する状態で示す断面図
である。
【図9】コードガイド付きブラケットを天井部に固定し
た状態を示す断面図である。
【図10】左右の操作突片の自由状態を示す断面図であ
る。
【図11】左右の操作突片が内方に押圧された状態を示
す断面図である。
【図12】第1の部材の係合突片が下側の係合凹部と係
合した状態を示す正面図である。
【図13】第1の部材の係合突片が上側の係合凹部と係
合した状態を示す正面図である。
【図14】第1の部材が最上昇位置にあるコードガイド
付きブラケットを示す斜視図である。
【図15】支持バーの取付条溝に第1の部材の取付片を
横向きにして嵌め入れた状態を示す正面図である。
【図16】取付片を約90度回転させる途中の状態を示
す正面図である。
【図17】取付片を約90度回転させた状態を示す正面
図である。
【図18】昇降コードのカーテン下端側への取付状態を
示す部分斜視図である。
【図19】第1の部材を下端側に位置させて上のビス挿
通孔を露出させた状態を示す正面図である。
【図20】第1の部材を上端側に位置させて下のビス挿
通孔を露出させた状態を示す正面図である。
【図21】支持バーの不安定な取付状態を示す正面図で
ある。
【図22】第1の部材の上方向へのスライド操作によ
る、カーテン下端位置の違いを説明する側面図である。
【図23】コードガイドの他の使用状態を示す正面図で
ある。
【図24】本発明に係るコードガイド付きブラケットの
他の態様を示す斜視図である。
【図25】そのコードガイド付きブラケットを壁部に固
定した状態を示す断面図である。
【図26】コードガイド付きブラケットを天井部に固定
した状態を示す断面図である。
【図27】本発明に係るコードガイド付きブラケットを
用いて構成された昇降カーテン装置の他の態様を示す正
面図である。
【図28】本発明に係るコードガイド付きブラケットを
用いて構成された昇降カーテン装置の他の態様を示す部
分斜視図である。
【図29】チャンネル状支持バーを用いる従来の昇降カ
ーテン装置を示す部分斜視図である。
【図30】その昇降カーテン装置を、ブラケットが壁部
に固定された状態で示す断面図である。
【図31】その昇降カーテン装置を、ブラケットが天井
部に固定された状態で示す断面図である。
【図32】ブラケットを壁部に固定した状態を示す断面
図である。
【図33】従来の昇降カーテン装置を施工する場合の説
明書に記載された施工図である。
【図34】ボックス状支持バーを用いる従来の昇降カー
テン装置を示す部分斜視図である。
【図35】ブラケットを天井部に固定した状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 コードガイド付きブラケット 2 昇降コード 3 カーテン 5 昇降カーテン装置 6 上縁部分 7 支持バー 9 取付部 10 コードガイド 11 第1の部材 12a 壁部 12b 天井部 13 固定部 15 第2の部材 16 基板 17 矩形枠部 21 係合突片 30 係止突条 31 操作突片 35 取付片 47 出し入れ口 53 入口部 55 取付条溝 60 壁部固定片 61 天井部固定片 67 係合凹部 71 食込み突部 79 ビス 85 カーテンの下端

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降コードを昇降操作することによっ
    て、上縁部分が支持バーに取着されたカーテンの上昇と
    下降を行うように構成された昇降カーテン装置を構成す
    るために用いられるコードガイド付きブラケットであっ
    て、 前記支持バーに取り付けられる取付部と、前記昇降コー
    ドを案内するコードガイドと、壁部又は天井部としての
    被固定部に固定される固定部とを具え、該固定部は、前
    記取付部が前記支持バーに取り付けられた状態のままで
    前記被固定部にビス固定可能となされていることを特徴
    とする昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブ
    ラケット。
  2. 【請求項2】 昇降コードを昇降操作することによっ
    て、上縁部分が支持バーに取着されたカーテンの上昇と
    下降を行うように構成された昇降カーテン装置を構成す
    るために用いられるコードガイド付きブラケットであっ
    て、 前記支持バーに取り付けられる取付部と前記昇降コード
    を案内するコードガイドとが設けられた第1の部材を、
    壁部又は天井部としての被固定部に固定される固定部を
    具えた第2の部材に、上方向に移動可能に設け、該第1
    の部材を、所要高さ位置で前記第2の部材に固定可能と
    し、該第1の部材の上方向への移動により、該第1の部
    材に付設された支持バーの高さを調節可能としてなり、
    又前記固定部は、前記取付部が前記支持バーに取り付け
    られた状態のままで前記被固定部にビス固定可能となさ
    れていることを特徴とする昇降カーテン装置を構成する
    コードガイド付きブラケット。
  3. 【請求項3】 前記第1の部材は、少なくとも3段階で
    高さ調節可能となるように、前記第2の部材に、上方向
    に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブ
    ラケット。
  4. 【請求項4】 前記第1の部材は、下位置と上位置の2
    段階で高さ調節可能となるように、前記第2の部材に、
    上方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請
    求項2記載の昇降カーテン装置を構成するコードガイド
    付きブラケット。
  5. 【請求項5】 上方向に移動できる前記第1の部材が下
    位置にある状態で、壁部としての被固定部に固定される
    固定部に設けられてなるビス固定部分が、該ビス固定部
    分においてビスをドライバー操作により前記壁部にねじ
    込み可能となるように露出状態になることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載のコードガイド付きブラ
    ケット。
  6. 【請求項6】 前記第2の部材の固定部は、その上側部
    位と下側部位に、該固定部を壁部としての被固定部に固
    定するために用いるビスを挿通させる上下のビス挿通孔
    が設けられており、前記第1の部材が下位置にある状態
    で、前記上のビス挿通孔が、該ビス挿通孔を挿通するビ
    スをドライバー操作により前記壁部にねじ込み可能とな
    るように露出状態になり、又前記第1の部材が上位置に
    ある状態で、前記下のビス挿通孔が、該ビス挿通孔を挿
    通するビスをドライバー操作により前記壁部にねじ込み
    可能となるように露出状態になることを特徴とする請求
    項2記載の昇降カーテン装置を構成するコードガイド付
    きブラケット。
  7. 【請求項7】 前記第1の部材を上方向に移動させるこ
    とによって、該第1の部材が、前記被固定部にねじ込ま
    れたビスを覆い隠すように構成したことを特徴とする請
    求項2〜4のいずれかに記載の昇降カーテン装置を構成
    するコードガイド付きブラケット。
  8. 【請求項8】 前記コードガイドは、前記昇降コードを
    横方向に挿通させる筒状を呈し且つその上端側に出し入
    れ口が設けられており、前記昇降コードを、該出し入れ
    口を通して前記コードガイドに嵌め入れ或いは前記コー
    ドガイドから取り外し可能としたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の昇降カーテン装置を構成するコードガ
    イド付きブラケット。
  9. 【請求項9】 前記コードガイドは、前記取付部に、前
    記支持バーの長さ方向で見て所要間隔を隔てて複数配置
    されていることを特徴とする請求項1、2又は8記載の
    昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブラケッ
    ト。
  10. 【請求項10】 前記支持バーは、入口部が幅狭である
    取付条溝を具えるチャンネル状をなし、一方、前記取付
    部には、上下方向に長い取付片が一体に突設されてお
    り、該取付片を、横向き状態で前記入口部を通して前記
    取付条溝内に嵌め入れ可能となされ、該嵌め入れられた
    状態で前記取付部を約90度回転させることにより、前
    記取付片の上下端が前記支持バーの上下の側壁によって
    弾性的に挾着され、この状態で、前記取付部が該取付片
    を介して前記支持バーに固定されるようになされている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の昇降カーテン装
    置を構成するコードガイド付きブラケット。
  11. 【請求項11】 前記固定部に食い込み突部が設けられ
    ており、該固定部を被固定部にビス止めしたときに、前
    記食い込み突部が被固定部に食い込むことによって該固
    定部が回り止めされることを特徴とする請求項1又は2
    記載の昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブ
    ラケット。
  12. 【請求項12】 前記第1の部材及び第2の部材のいず
    れか一方に設けた係合突片がその他方に設けた係合凹部
    と凹凸係合でき、該凹凸係合によって前記第1の部材を
    所要高さ位置で前記第2の部材に固定可能となされ、前
    記第1の部材が上方向にスライドにより移動するに伴
    い、前記凹凸係合が順次上位置で行われるようになされ
    ていることを特徴とする請求項2記載の昇降カーテン装
    置を構成するコードガイド付きブラケット。
  13. 【請求項13】 前記第2の部材に対する前記第1の部
    材の固定を解除可能とし、該固定解除によって前記第1
    の部材を分離可能としたことを特徴とする請求項2記載
    の昇降カーテン装置を構成するコードガイド付きブラケ
    ット。
  14. 【請求項14】 前記第1の部材及び前記第2の部材の
    いずれか一方に設けた上下方向の係止条溝に、その他方
    に設けた係止突条を嵌め入れた状態で、前記第1の部材
    を上方向にスライドにより移動可能とし、又該係止突条
    と係止条溝との係合状態を解除可能とし、該係合状態を
    解除することにより前記第1の部材を第2の部材から分
    離可能としたことを特徴とする請求項12記載の昇降カ
    ーテン装置を構成するコードガイド付きブラケット。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載のコ
    ードガイド付きブラケットを、カーテンの上縁部分を取
    着させる支持バーに、その長さ方向に所要間隔を置いて
    取り付け、各コードガイド付きブラケットのコードガイ
    ドに、昇降コードを案内させ、該昇降コードを昇降操作
    することによって、前記カーテンの上昇と下降を行なう
    ようにしたことを特徴とする昇降カーテン装置。
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JP4713275B2 (ja) * 2005-08-29 2011-06-29 株式会社米澤物産 引き上げ対応型カーテン及びそれを用いた引き上げ式カーテン並びに引き上げ式カーテン装置

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