JP2002153149A - 流体放出装置及び管路システム - Google Patents

流体放出装置及び管路システム

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JP2002153149A
JP2002153149A JP2000356828A JP2000356828A JP2002153149A JP 2002153149 A JP2002153149 A JP 2002153149A JP 2000356828 A JP2000356828 A JP 2000356828A JP 2000356828 A JP2000356828 A JP 2000356828A JP 2002153149 A JP2002153149 A JP 2002153149A
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discharge
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Shingo Yokota
伸五 横田
Hiroshi Yokota
博 横田
Tetsuya Tanimoto
哲也 谷本
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Yokota Seisakusho KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/22Improving land use; Improving water use or availability; Controlling erosion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実且つ安定的な作動によって自動的に放出
流体の放出口を移動させて均一な流体散布を可能とし、
その放出流体そのものを放出口移動用の駆動流体として
利用して流体供給配管を簡素化し且つ駆動流体の無駄な
廃棄をなくし、運転操作の全行程にわたる完全自動化が
できる流体放出装置及び管路システムを得る。 【解決手段】 入口流路が流体供給管路に接続され少な
くとも1つの放出口から該流体を放出する装置であっ
て、該入口流路から流入する流体の圧力によって回転力
を発生させる回転力発生装置と、該回転力によって該放
出口の支持部材を往復駆動する放出口駆動装置とを備
え、該回転力発生装置を経由した流体が該放出口から放
出される構造に構成されたことを主な特徴とする流体放
出装置、及びその流体放出装置が付設されたことを特徴
とする管路システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畑地かんがい等に
とって便利な、流体の放出口を自動的に移動させる流体
放出装置、及び該装置を使用する管路システムに関する
ものである。なお、本明細書中の「水」の語は液体を、
「空気」の語は気体を、「流体」の語は液体と気体を総
称的に代表するものとする。
【0002】
【従来の技術】最近の畑地かんがいは、ポンプ等によっ
て送水しスプリンクラー、有孔パイプ、ノズル等(以
下、まとめて「放出口」と称する。)から散布するパイ
プラインシステムが一般的になっている。そして、省力
化、多目的自動化の見地から、散水を行うのみならず、
混入機器によって液体状の肥料や農薬等(以下、まとめ
て「液肥・薬液」と称する。)を混入し、同じ放出口か
ら散布する方法が普及している。
【0003】特にこの液肥・薬液を散布する場合には、
その対象物例えば作物の葉の表裏に均一に散布するのが
理想であるが、そのために放出口の位置は固定したまま
で射出方向を変化させることが従来一般的に行われてお
り、自動スプリンクラー装置においては各種の自動運動
機構により散布角度や散布幅を自動的に変化させるなど
の方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら自動ス
プリンクラー装置においては、あくまで放出口の位置は
固定されているため、散布の行き渡らない死角が生じる
という問題がある。その解決方法として、放出口の位置
そのものを移動させることが考えられ、従来各種提案が
行われてきたが、問題の本質的な解決には至っていな
い。例えば、従来技術の一例として、スプリンクラーを
移動車に乗せて移動しつつ散布する方法があるが、この
場合は当然移動車の運転に人手を要するので自動化には
程遠い。従来技術の他の一例として、放出口の位置の移
動を自動的に行うための電動式や水力式の自動移動装置
を設ける方法もあるが、電動式の場合は、駆動電源が必
要になるという大きな問題がある。又、水力式の場合
は、散布液体の供給配管の他に別途駆動用水の供給配管
が必要となるという問題がある上、特に液肥・薬液を散
布する場合には、駆動の仕事を終えた駆動用水は液肥・
薬液への混入を避けるために別の場所に廃棄する必要が
あり、無駄が生じるという問題もあった。以上の理由よ
り、スプリンクラー等の放出口の位置の移動を自動化す
ることは容易ではないと見られていた。
【0005】そこで、本発明は、これら従来技術の問題
点を抜本的に解決し、設計・製作・維持管理が容易且つ
コンパクトで、コストが低廉であり、確実且つ安定的な
作動によって自動的に放出流体の放出口を移動させて均
一な流体散布を可能とし、その放出流体そのものを放出
口移動用の駆動流体として利用して流体供給配管を簡素
化し且つ駆動流体の無駄な廃棄をなくし、運転操作の全
行程にわたる完全自動化ができる流体放出装置を得るこ
とを目的とする。又、この流体放出装置を使用して、容
易且つ経済的に自動制御できる管路システムを得る事を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の構成は、入口流路が流体供給管路に接続さ
れ少なくとも1つの放出口から該流体を放出する装置で
あって、該入口流路から流入する流体の圧力によって回
転力を発生させる回転力発生装置と、該回転力によって
該放出口の支持部材を往復駆動する放出口駆動装置とを
備え、該回転力発生装置を経由した流体が該放出口から
放出される構造に構成されたことを特徴としている。
【0007】本発明においては、前記放出口駆動装置
が、回転運動を往復運動に変換する運動伝達機構を介し
て前記放出口支持部材を往復駆動するよう構成されても
よい。又、前記放出口駆動装置が、回転運動体によって
周期的に送り出し、送り戻しされる可撓線材を介して前
記放出口支持部材を往復駆動するよう構成されてもよ
い。又、前記回転運動体の回転運動を周期的に逆転させ
る機構を備えてもよい。又、前記回転運動体から前記可
撓線材への運動伝達の有無を周期的に切替える機構を備
えてもよい。又、前記回転力発生装置の入口と出口との
間に流量調節可能なバイパス連通路が付設されてもよ
い。又、前記回転力発生装置から放出口駆動装置を経て
放出口支持部材に至る運動伝達経路中に、運動の拡幅機
構、倍力機構、変速機構、速度調節機構、逆転機構、変
向機構、間欠運動機構、早戻り機構、緩衝機構、制動機
構の内の少なくとも1つが介設されてもよい。又、前記
放出口にスプリンクラーが付設されてもよい。
【0008】本発明のもう一つの構成は、流体供給管路
において、少なくとも1つの管路端末に前記のいずれか
の流体放出装置が付設されたことを特徴としている。本
発明においては、液体を通した後に気体を通そうとする
と管路を遮断する弁装置が介設されてもよい。
【0009】これらの構成によって、本発明において
は、確実且つ安定的な作動によって自動的に放出流体の
放出口を移動させて均一な流体散布を可能とし、その放
出流体そのものを放出口移動用の駆動流体として利用し
て流体供給配管を簡素化し且つ駆動流体の無駄な廃棄を
なくし、運転操作の全行程にわたる完全自動化ができる
流体放出装置及び管路システムを得たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示した図面に基づ
き本発明をより詳細に説明する。なお、各図において共
通する部分には共通の図面符号を付してある。図1は、
本発明の流体放出装置Aの第1実施例を示したものであ
る。本装置の作動の力源となる回転力発生装置Bの容器
1は入口流路aと出口流路bを備え、入口流路aは管路
を介して流体の供給元に接続され、出口流路bは放出口
E例えばスプリンクラーに接続されている。その回転力
発生装置Bの入口流路aから流入する流体の圧力によっ
て回転力を発生させる仕組みとしては、ベーンモータ、
歯車モータ、ねじモータ、ピストンモータ等、各種周知
の容積式液圧・気圧モータの構造が適用可能であり、
又、水車やプロペラ等に流体を当てる方法も適用可能で
あり、適宜に選択してよい。その回転力はシャフト2か
ら減速機構12を介して放出口駆動装置Cのシャフト1
3に伝達され、回転運動体(ディスク)14を回転させ
る。そして、その回転運動を往復運動に変換する運動伝
達機構、即ち本実施例においてはクランク15を介し
て、容器11に進退自由に支持されたロッド16ひいて
は放出口支持部材51を往復駆動する。この回転運動を
往復運動に変換する運動伝達機構としては、同じ作用を
するものであれば、図示したクランク15の他にも、例
えばカム機構などを用いてもよいことは勿論である。回
転力発生装置Bの入口流路aと出口流路bとの間には、
流量調節可能なバイパス連通路pが付設されており、こ
のバイパス連通路pに介設された流量調節手段3を開閉
調節することによって回転速度が調節できる。
【0011】回転力発生装置Bから放出口駆動装置Cを
経て放出口支持部材51に至る運動伝達経路中には、運
動の拡幅機構、倍力機構、変速機構、速度調節機構、逆
転機構、変向機構、間欠運動機構、早戻り機構、緩衝機
構、制動機構等を適宜に介設することによって、放出口
Eの運動形態を各種変化させることができ、本実施例に
おいてはその一例として、パンタグラフ形式の運動伝達
機構Dによってクランク15の運動幅を放出口支持部材
51に拡大して伝え、放出口Eを大きく動かすようにし
たものが例示されている。このパンタグラフは、図示の
ような単列のもののほかにも、複列にしたり、蛇腹と組
み合わせるなど、各種のものが周知であり、適宜に選択
してよい。又、パンタグラフへの作用力を与える支点を
図示のものから変更して作用方向を逆にしてもよい。放
出口Eには、その放出の形態に合わせてスプリンクラ
ー、有孔パイプ、ノズル等を付設してよく、本実施例に
おいてはその一例としてスプリンクラーが付設されたも
のが例示されている。
【0012】本実施例のものにおいて流体供給を開始す
ると、流体は回転力発生装置Bの入口流路aから流入
し、その圧力によって回転力を発生させた後、出口流路
bを経て放出口Eに向け流出する。この過程中、回転力
発生装置Bにより発生した回転力は、放出口駆動装置C
により往復運動に変換されて放出口支持部材51を図中
の上下方向に駆動し、放出口Eは周期的に昇降作動を繰
り返しながら流体を放出する。なお、バイパス連通路p
中に介設されている流量調節手段3によって、回転力発
生装置Bでの回転速度ひいては放出口支持部材51の昇
降速度を調節でき、流量調節手段3を絞れば回転力発生
装置Bへの供給流量が増加するので放出口支持部材51
の昇降速度が速くなり、逆に流量調節手段3を開けば回
転力発生装置Bへの供給流量が減少するので放出口支持
部材51の昇降速度が遅くなる。
【0013】以上の一連の作動は全て自動的に且つ確実
に行われ、運転者は流体の供給元での運転操作をすれば
事足りるので、個々の放出口Eについては直接操作も遠
隔操作も一切不要であり、運転操作の全行程にわたる完
全自動化ができ、極めて便利である。又、供給流体は回
転力発生装置Bを経由して放出口Eから放出されるの
で、本装置への流体供給配管は本来放出するべき流体の
配管一本で済み、放出口Eの駆動のための作用流体を別
途供給する必要もその後別途廃棄する必要もなく、勿論
電源も不要であり、標準化が容易で低廉なコストで製作
できるという格別の利点がある。
【0014】図2は、本発明の第2実施例を示したもの
であり、放出口駆動装置Cについて、第1実施例のよう
なクランク等を利用する方式の代わりに、一端が回転運
動体(ドラム)23に係止され他端が放出口支持部材5
1に係止された可撓線材24を、そのドラム23により
周期的に送り出し、送り戻しすることによって、放出口
支持部材51を往復駆動するようにしたものである。
又、放出口駆動装置Cから放出口支持部材51への運動
伝達機構Dの一例として、プーリー等を介して放出口支
持部材51を吊り上げ下げして駆動する例を示した。
【0015】その放出口駆動装置Cの仕組みは、回転力
発生装置Bからの回転運動が減速機構12によって減速
された上で歯車21経由歯車22に伝達され、歯車22
の軸上に装着されたドラム23が柔軟な細い線材24を
巻き出したり巻き戻しすることによって往復運動に変換
している。そして、そのドラム23の回転運動を周期的
に逆転させるための機構を備えており、その仕組みは、
中間歯車ケース27に収納された2つの中間歯車25;
26が歯車21;22の間に配置され、その中間歯車ケ
ース27は支点27cを中心に揺動可能となっており、
歯車22よりもさらに減速された遊び穴付きクランク2
8によって周期的に揺動させられるようになっている。
この揺動によって中間歯車25;26の歯車21;22
との噛み合いが変化し、中間歯車25が図示のように上
方向に持ち上がった時には、歯車21→中間歯車25→
中間歯車26→歯車22の経路で運動が伝達され、中間
歯車25が下がった時には、中間歯車25は遊び状態と
なり中間歯車26は歯車21と噛み合って、歯車21→
中間歯車26→歯車22の経路で運動が伝達され、逆転
するものである。中間歯車ケース27に装着されている
付勢力手段29は、これら歯車の噛み合いの切替えを確
実にするためのものである。即ち、この付勢力手段29
によって中間歯車ケース27はその揺動範囲のいずれか
一端に片寄せされるように付勢されており、揺動が始ま
るとこの付勢力手段29がクランク28からの作用力を
蓄積し、作用力の死点を越えた時に中間歯車ケース27
を急速に動かして反転させるという、一種のトグルスイ
ッチの役割を果たす。
【0016】なお、ドラム23から線材24を引張り出
す力は放出口駆動装置Cからは発生しないので、線材2
4の反対方向からの引張り付勢力が必要であるが、本実
施例においては放出口支持部材51の自重がその役割を
果たしている。勿論、この自重に代えて重錘やばね等の
付勢力手段を装着してもよい。更に、プーリー、ギヤ
ー、レバー等を組み合わせることによって放出口支持部
材51の運動幅を拡大したり、放出口支持部材51を望
遠鏡のように多重な入れ子式にして大きく伸縮させるな
ど、運動機構としては各種のものが周知であり、使用条
件に応じて適宜に適用すればよい。その他の構成及び作
動態様は第1実施例と同様なので詳説は省略する。
【0017】図3は、本発明の第3実施例を示したもの
であり、可撓線材24として第2実施例のものにおける
柔軟な細い線材の代わりに、金属製の撚線やプラスチッ
ク棒等のようにやや硬い太めの線材を使用し、その一端
を回転運動体(ドラム)23に、他端を放出口支持部材
51に係止させ、そのドラム23により周期的に送り出
し、送り戻しすることによって、放出口支持部材51を
往復駆動するようにしたものである。この線材24は、
適切に狭い案内通路の中では、引張り方向のみならず押
し方向にも所定の強度を示すので、ドラム23からの巻
き出しに際して反対方向からの引張り付勢力を省略でき
る。
【0018】その放出口駆動装置Cの仕組みは、第2実
施例のものとほぼ同様であるが、異なるのは、ドラム2
3の中に巻き戻された線材24がその弾性力によってド
ラム23から弾き出ることを防ぐための案内ローラー3
0をドラム23の外周に沿って配設している点である。
この案内ローラー30の個数が多い程作動がスムーズと
なる。線材24の巻き出し、巻き戻しを更にスムーズに
するためには、ドラム23の中に巻き戻された線材24
がドラム23の円周方向断面に沿って整一に巻き取られ
るように、ドラム23の幅は線材24の直径をわずかに
上回る程度とし、その両側面に深い鍔を備えた形状とす
るのが望ましい。このように形成されたドラム23から
の線材24の巻き出しの様子を観察すると、線材24は
ドラム23の外周に沿って配設された案内ローラー30
に対して内側から張り詰められて行き、やがて案内ロー
ラー30に沿って図の上方向に送り出されて行くことと
なる。
【0019】ドラム23の回転運動を周期的に逆転させ
る機構としては、第2実施例と同様に、支点27cを中
心に揺動可能な中間歯車ケース27に収納された2つの
中間歯車25;26を備え、遊び穴付きクランク28に
よってこの中間歯車ケース27を周期的に揺動させるも
のが例示されている。本実施例においては、放出口支持
部材51を望遠鏡のように多重な入れ子式にして大きく
伸縮させるようにしたものが例示されているが、伸縮機
構としてはこのほかにも各種のものが周知であり、使用
条件に応じて適宜に適用すればよい。その他の構成及び
作動態様は第2実施例と同様なので詳説は省略する。
【0020】図4は、本発明の第4実施例を示したもの
であり、第3実施例のものの放出口駆動装置Cの仕組み
を一部変更したものである。即ち、回転力発生装置Bか
らの回転運動が減速機構12によって減速された上で歯
車21経由歯車22に伝達され、歯車22の軸上に装着
された回転運動体(ローラー)31とそのローラー31
に対して付勢力手段33によって圧接されているもう1
つのローラー32との間に挟持された可撓線材24を送
り出したり送り戻したりすることによって往復運動に変
換している。そして、線材24の巻き取りのためのドラ
ム34を別途備えており、そのドラム34は付勢力手段
35によって巻き取り方向に付勢されて、線材24のた
るみを防ぐテンショナーの役割を果たしている。本実施
例においては、付勢力手段35としてうず巻きばねが例
示されているが、このばねに代えて他の形状のばねや重
錘等の付勢力手段を装着してもよい。
【0021】ローラー31の回転運動を周期的に逆転さ
せる機構としては、第3実施例と同様に、支点27cを
中心に揺動可能な中間歯車ケース27に収納された2つ
の中間歯車25;26を備えているが、その中間歯車ケ
ース27を周期的に揺動させるために、線材24上のス
トッパー36;37を中間歯車ケース27上のストッパ
ー受け38;39に交互に係合させる方法が用いられて
いる。即ち、線材24の巻き出し行程が終端に近づく
と、ストッパー36がストッパー受け38に係合して押
し上げ中間歯車ケース27を反転させるので、ローラー
31が逆転して巻き戻し行程が開始する。そして、巻き
戻し行程が終端に近づくと、ストッパー37がストッパ
ー受け39に係合して押し下げ中間歯車ケース27を反
転させるので、ローラー31が逆転して再び巻き出し行
程が開始する。なお、この図4においては、説明の便宜
上、図中の破断線より下部は線材24の巻き出し行程の
終端近辺、破断線より上部は線材24の巻き戻し行程の
終端近辺を示している。その他の構成及び作動態様は第
3実施例と同様なので詳説は省略する。
【0022】図5は、本発明の第5実施例を示したもの
であり、第4実施例のものにおける回転運動体(ローラ
ー)から可撓線材24への運動伝達の方法を一部変更し
て、ローラーから可撓線材24への運動伝達の有り無し
を周期的に切替えるようにしたものである。その放出口
駆動装置Cの仕組みは、回転力発生装置Bからの回転運
動が減速機構12によって減速された上で、反対方向に
回転する2つの歯車40;41に伝達され、それらの軸
上に装着された回転運動体(ローラー)42;43とそ
れらのローラーのいずれかに対して圧接されるローラー
44;45との間に線材24が挟持されており、圧接さ
れるローラー44;45が交互に切替わって線材24を
送り出したり送り戻したりすることによって往復運動に
変換している。即ち、ローラー44がローラー42に圧
接する場合には線材24は図中の上方向に送り出され、
ローラー45がローラー43に圧接する場合には線材2
4は図中の下方向に送り戻される。そして、線材24の
巻き取りのためのドラム34を別途備えており、そのド
ラム34は付勢力手段35によって巻き取り方向に付勢
されて、線材24のたるみを防ぐテンショナーの役割を
果たしている。本実施例においては付勢力手段35とし
てコイルばねが例示されているが、このばねに代えて他
の形状のばねや重錘等の付勢力手段を装着してもよい。
【0023】本実施例においては、圧接されるローラー
44;45を周期的に切替えて線材24の進行方向を逆
転させるために、支点46cを中心に揺動可能なローラ
ー支持ケース46にローラー44;45を収納してい
る。又、支点50cを中心に揺動可能かつその揺動範囲
がローラー支持ケース46より大きく設定された付勢力
手段支持部材50が、ローラー支持ケース46と対向し
て配設され、両部材46;50の揺動端部の間に付勢力
手段49(例えば圧縮コイルばね)が介設されている。
この付勢力手段49によって両部材46;50の揺動端
部は常に互いに反発するので、ローラー42;44及び
ローラー43;45のいずれかの圧接が瞬時に二者択一
的に切替えられるという一種のトグルスイッチの役割を
果たし、その切替え時の線材24の滑りも防ぐことがで
きる。そして、そのローラー支持ケース46を周期的に
揺動させるために、線材24上のストッパー36;37
を付勢力手段支持部材50にリンクされたストッパー受
け38;39に交互に係合させる方法が用いられてい
る。即ち、線材24の巻き出し行程(図中、実線で示さ
れた状態)が終端に近づくと、ストッパー36がストッ
パー受け38に係合して付勢力手段支持部材50へのリ
ンク47を押し上げ(図中の点線で示された状態)、そ
れと連動するローラー支持ケース46を反転させるの
で、ローラー44がローラー42から離れると共にロー
ラー45がローラー43に圧接して、線材24の巻き戻
し行程が開始する。そして、その巻き戻し行程が終端に
近づくと、ストッパー37がストッパー受け39に係合
して付勢力手段支持部材50へのリンク48を押し下
げ、それと連動するローラー支持ケース46を反転させ
るので、ローラー45がローラー43から離れると共に
ローラー44がローラー42に圧接して、再び線材24
の巻き出し行程が開始する。なお、歯車40;41のギ
ヤー比を1:1とせずに所定の比率に設定すれば、線材
24の巻き出しと巻き戻しとを異なる速度にすることも
できる。その他の構成及び作動態様は第4実施例と同様
なので詳説は省略する。
【0024】以上の各実施例における運動伝達機構につ
いては、図示したもののほかにも、プーリー、ギヤー、
レバー等の周知の機構を適用して運動を多様化させるこ
とができるが、使用条件に応じて適宜に選択すればよい
ので、これ以上の一々の例示は省略する。
【0025】図6は、本発明の流体放出装置を組み込ん
だ新規な管路システムの一実施例として、畑地かんがい
に適用した一例を示したものであり、管路81の各端末
には本発明の流体放出装置Aが設置され、その放出口が
自動的に昇降しながら液体を散布するようになってい
る。又、本実施例においては、畑地かんがいにおける更
に高度な使い方の一例として、液体を通した後に気体を
通そうとすると管路を遮断する弁装置F(以下、便宜上
「液開気閉弁」と称する。)を介設して、液肥・薬液の
散布運転後に管路81内の残留液を圧縮空気によって押
し出し完全散布する管路システムが図示されている。こ
の液開気閉弁Fの役割とは、液肥・薬液の散布が終了し
た時点で、供給元を送液から送気に切り替えて圧縮空気
を管路81内に圧入し、残留液を一斉に各流体放出装置
Aから噴出させると、残留液が噴出し終わった流体放出
装置Aについては、液開気閉弁Fが閉鎖作動して空気噴
出が自動的に停止し、空気圧のロスを防ぐというもので
ある。これに使用される液開気閉弁としては、特願20
00−131689に記載のものが好ましい。又、その
介設位置は、図示のような流体放出装置Aの入口流路側
でもよいが、流体放出装置Aの放出口の直前に介設する
方法もある。
【0026】本実施例の管路システムにおいては、送水
ポンプ61等からなる送水ユニット、貯液タンク62や
混入器63等からなる液肥・薬液混入ユニット、コンプ
レッサー66や圧力タンク67等からなる送気ユニッ
ト、開閉弁64;68や逆止弁65;69等からなる送
液・送気切り替えユニット、大気開放用の開閉弁70、
そして、管路81の各端末の液開気閉弁F及び流体放出
装置Aを備えており、この送液・送気切り替え用の開閉
弁64;68及び大気開放用の開閉弁70を操作・制御
することによって、管路81の各端末の液開気閉弁Fが
自動的に応動するので、送液散布から残留液の完全散布
までの一連の運転が供給元での操作・制御のみで行え
る。具体的な操作手順は、例えば液肥・薬液を散布する
場合には、当初状態→送液散布→送液停止→送気により
残留液の完全散布→送気停止→大気開放弁の開放により
液開気閉弁Fを当初状態に復帰→大気開放弁の閉止とな
る。水を散布する場合もこれと同じ手順を繰り返せばよ
い。そうすることによって、液肥・薬液の無駄が防止で
きるのみならず、水と液肥・薬液とを明確に仕分けて散
布できるので、水や液肥・薬液の管路内残留分が混じる
ことによる悪影響(双方が混じって効果が薄れたり、一
方が他方を洗い流してしまう等)を防止することもで
き、極めて有用である。なお、前記操作手順は一例であ
って、この手順に限定する必要はないことは言うまでも
ない。
【0027】この管路システムの運転者は、送液・送気
の供給元において運転操作をすればよく、管路端末の流
体放出装置Aと液開気閉弁Fについては直接操作も遠隔
操作も一切不要であり、従って、そのための制御管路や
制御配線も一切不要であり、容易且つ経済的に集中制御
ができる管路システムである。又、各開閉弁64;6
8;70は、手動操作の代わりにアクチュエーター等を
付設して自動化することもでき、更に、それらの操作手
順を、タイマー制御やシークエンス制御を行う制御装置
71によって自動制御させ、全行程を完全自動化するこ
ともできる。なお、使用条件に応じて管路の途中に定圧
弁や定量弁等の自動制御弁装置、逆止弁装置、ストレー
ナー、各種計器や制御機器を介設するなど、従来技術を
更に援用してもよい。又、送水ユニットや送気ユニット
の動力として、エンジンを用いたり、自動車やトラクタ
ー等の動力に接続することによって、電源のない場所で
の運転操作を行うこともできる。
【0028】次に、各実施例に共通の技術事項について
説明する。減速機構12については、簡明のため主とし
てウォームギヤーによるものを図示したが、その他ギヤ
ー、プーリー等、同じ作用をするものであればいずれを
使用しても差し支えない。又、回転力発生装置Bの内部
で減速を行っておいてもよい。線材24を送り出したり
送り戻したりする場合に用いるローラー類については、
線材24への作用力の伝達を噛み合いにしても、摩擦力
を利用してもよいが、特に摩擦力を利用する場合には、
適度に弾性のある材質を選択しておけば、グリップがよ
くて好都合である。
【0029】付勢力手段29;33;35:49につい
ては、圧縮ばねや引張りばねを適宜に選択してよく、
又、同じ作用をするものであれば他の形式のばねや弾性
部材を用いてもよいし、ばねケースに収納してもよい。
又、付勢力として、部材の自重を利用したり、重錘を装
着したり、気圧、液圧装置等を適用してもよいし、倍力
機構を付加してもよい。その取付け位置も図示の位置に
限る必要はないことは言うまでもない。なお、図示は省
略したが、これら付勢力手段29;33;35:49の
付勢力を調節可能にすれば、使用条件に応じて微細な設
定も可能となり好都合である。その方法は、調節ねじを
用いる方法など周知であるから詳説は省略する。回転力
発生装置Bの内部等の密封性を要する箇所に装着される
シール部材については、使用条件に応じて適宜にOリン
グ、パッキン、シールリング、ダイヤフラム、ベロー
ズ、グランドパッキン、メカニカルシール等を適用した
り、その他の弾性部材、摺動部材を装着したりしてよ
く、又、直接接触により良好な密封性を保持できる場合
は、該シール部材を省略してもよい。
【0030】本発明の流体放出装置及び管路システムの
各構成要素や各機構の組合せ、配列関係、取付け位置に
ついては、図示例に限定する必要はなく、適宜に設計上
の選択、組替えをすることができる。放出口Eの運動方
向についても、各実施例に図示した上下方向に限定する
必要はなく、左右方向や回転方向など使用条件に応じて
適宜に設計してよい。又、放出口Eの先端には、その放
出の形態に合わせてスプリンクラー、有孔パイプ、ノズ
ル等を付設してよく、中でも、広範囲にわたって均一な
流体散布を行う場合には、射出方向を自動的に変化させ
る自動スプリンクラー装置を付設したり、射出方向の異
なるスプリンクラー装置を複数取り付けるなどしてもよ
い。なお、本発明の実施用途については、畑地かんがい
を典型的な適用例として説明したが、工業用、家庭用そ
の他の分野にも適用可能なものであり、本発明の実施用
途を前記の適用例に限定するものではない。そのほかに
も、本発明の趣旨の範囲内で種々設計変更が可能であ
り、又、各構成要素にわたり従来技術の援用が可能であ
り、本発明を前記の各実施例に限定するものではない。
【0031】
【発明の効果】本発明はこのように、簡潔で合理的な構
造によって、設計・製作・維持管理が容易且つコンパク
トで、コストが低廉であり、確実且つ安定的な作動によ
って自動的に放出流体の放出口を移動させて均一な流体
散布を可能とし、その放出流体そのものを放出口移動用
の駆動流体として利用して流体供給配管を簡素化し且つ
駆動流体の無駄な廃棄をなくし、運転操作の全行程にわ
たる完全自動化ができる流体放出装置を得たものであ
る。又、この流体放出装置を使用して、容易且つ経済的
に自動制御できる管路システムを得たものである。従っ
て、本発明は顕著な実施効果を上げるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体放出装置の第1実施例の斜視図で
ある。
【図2】本発明の流体放出装置の第2実施例の縦断面図
(一部正面図)である。
【図3】本発明の流体放出装置の第3実施例の縦断面図
(一部正面図)である。
【図4】本発明の流体放出装置の第4実施例の縦断面図
(一部正面図)である。
【図5】本発明の流体放出装置の第5実施例の縦断面図
(一部正面図)である。
【図6】本発明の管路システムの実施例の説明図であ
る。
【符号の説明】
A…本発明の流体放出装置 B…回転力発生装置 1…回転力発生装置容器 2…シャフト 3…流量
調節手段 C…放出口駆動装置 11…放出口駆動装置容器 12…減速機構 13
…シャフト 14…回転運動体(ディスク) 15…クランク
16…ロッド 21;22…歯車 23…回転運動体(ドラム)
24…可撓線材 25;26…中間歯車 27…中間歯車ケース 27c…中間歯車ケースの支点 28…クランク
29…付勢力手段 30…案内ローラー 31;32…回転運動体(ローラー) 33…付勢力
手段 34…ドラム 35…付勢力手段 36;37…ストッパー 38;39…ストッパー受
け 40;41…歯車 42;43;44;45…回転運
動体(ローラー) 46…ローラー支持ケース 46c…ローラー支持ケ
ースの支点 47;48…リンク 49…付勢力手段 50…付
勢力手段支持部材 50c…付勢力手段支持部材の支点 D…運動伝達機構 E…放出口 51…放出口支持部材 F…液開気閉弁 61…ポンプ 62…貯液タンク 63…混入器
64…開閉弁 65…逆止弁 66…コンプレッサー 67…圧力
タンク 68…開閉弁 69…逆止弁 70…開閉弁 7
1…制御装置 81…管路 a…入口流路 b…出口流路 p…バイパス連通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B121 CB05 CB23 CB42 CB47 CB53 CB56 CB69 EA25 FA02 FA04 4F033 PA03 PB33 PC02 PC05 PD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口流路が流体供給管路に接続され少な
    くとも1つの放出口から該流体を放出する装置であっ
    て、該入口流路から流入する流体の圧力によって回転力
    を発生させる回転力発生装置と、該回転力によって該放
    出口の支持部材を往復駆動する放出口駆動装置とを備
    え、該回転力発生装置を経由した流体が該放出口から放
    出される構造に構成されたことを特徴とする流体放出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記放出口駆動装置が、回転運動を往復
    運動に変換する運動伝達機構を介して前記放出口支持部
    材を往復駆動することを特徴とする、請求項1に記載の
    流体放出装置。
  3. 【請求項3】 前記放出口駆動装置が、回転運動体によ
    って周期的に送り出し、送り戻しされる可撓線材を介し
    て前記放出口支持部材を往復駆動することを特徴とす
    る、請求項1に記載の流体放出装置。
  4. 【請求項4】 前記回転運動体の回転運動を周期的に逆
    転させる機構を備えたことを特徴とする、請求項3に記
    載の流体放出装置。
  5. 【請求項5】 前記回転運動体から前記可撓線材への運
    動伝達の有無を周期的に切替える機構を備えたことを特
    徴とする、請求項3に記載の流体放出装置。
  6. 【請求項6】 前記回転力発生装置の入口と出口との間
    に流量調節可能なバイパス連通路が付設されたことを特
    徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の流体放出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記回転力発生装置から放出口駆動装置
    を経て放出口支持部材に至る運動伝達経路中に、運動の
    拡幅機構、倍力機構、変速機構、速度調節機構、逆転機
    構、変向機構、間欠運動機構、早戻り機構、緩衝機構、
    制動機構の内の少なくとも1つが介設されたことを特徴
    とする、請求項1〜6のいずれかに記載の流体放出装
    置。
  8. 【請求項8】 前記放出口にスプリンクラーが付設され
    たことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の
    流体放出装置。
  9. 【請求項9】 流体供給管路において、少なくとも1つ
    の管路端末に請求項1〜8のいずれかに記載の流体放出
    装置が付設されたことを特徴とする管路システム。
  10. 【請求項10】 液体を通した後に気体を通そうとする
    と管路を遮断する弁装置が介設されたことを特徴とす
    る、請求項1〜9のいずれかに記載の流体放出装置又は
    管路システム。
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