JP2002153128A - 樹木のco2消費量測定装置及び密封空間形成体 - Google Patents

樹木のco2消費量測定装置及び密封空間形成体

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JP2002153128A JP2000355705A JP2000355705A JP2002153128A JP 2002153128 A JP2002153128 A JP 2002153128A JP 2000355705 A JP2000355705 A JP 2000355705A JP 2000355705 A JP2000355705 A JP 2000355705A JP 2002153128 A JP2002153128 A JP 2002153128A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹木の二酸化炭素消費量を、樹木が生育して
いる状況を変えることなく正確に測定することができる
CO消費量測定装置を提供する。 【解決手段】 密封空間形成体2によって密封空間5を
形成し、この密封空間5内に樹木1の幹1aの下部より
上側の部分を収容し、外部に対して密封する。密封空間
5に、その内部の二酸化炭素濃度を測定するCOセン
サ15を設け、例えば3時間程度の所定時間経過前後の
二酸化炭素濃度の減少量を測定する。それにより、樹木
1の二酸化炭素消費量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、樹木による二酸
化炭素の消費量を測定するためのCO消費量測定装
置、及びその測定装置に用いるのに好適な密封空間形成
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の測定装置としては、例え
ば特開平8−172913号公報に記載のものがある。
この公報に記載の測定装置は、密封された同化箱の内部
に鉢植えされた樹木を設置し、同化箱の内部の二酸化炭
素量を測定する。そして、同化箱内の二酸化炭素の変化
減少量を樹木による二酸化炭素の消費量としたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の測定装置に
おいては、鉢植えの樹木が用いられており、現実の環境
下に存在する樹木の二酸化炭素量を測定することができ
ない。このため、同一種類で同一の大きさの樹木であっ
ても、測定した二酸化炭素の消費量と、現実の環境下で
生育している樹木の二酸化炭素の消費量とには比較的大
きな誤差が生じてしまうという問題があった。また、測
定した二酸化炭素の消費量が、鉢に収容された土壌内の
微生物の影響を受けるため、不正確になり易いという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、この発明に係る樹木のCO消費量測定装置は、
樹木の幹の下部から枝葉が茂る上部までを内部に収容す
る密封空間を形成する透明な密封空間形成体と、この密
封空間形成体によって形成される密封空間内の二酸化炭
素の量を検出するCO検出手段とを備えたことを特徴
としている。この場合、上記密封空間に二酸化炭素を供
給するCO供給手段を接続し、このCO供給手段と
上記密封空間との間に、CO供給手段から上記密封空
間に供給される二酸化炭素の供給量を測定するCO
給量測定手段を設けるのが望ましい。上記密閉空間に
は、温度及び湿度を調節する空気調和装置及び/又は気
圧を調節する気圧調節手段を接続するのが望ましい。上
記密封空間形成手段を膜体によって構成するのが望まし
い。
【0005】上記の発明に係る樹木のCO消費量測定
装置において用いるのに好適な密封空間形成体は、上下
に延びる内筒部、この内筒部の下端部からほぼ水平に広
がる水平部、及びこの水平部の周縁部から上方に立ち上
がる外筒部を有し、外筒部の上端から水平部を経て内筒
部の上端まで延びるスリットが形成され、このスリット
を気密に閉じるファスナが上記スリットに沿って設けら
れた下部形成体と、下端部が開口した袋状をなす上部形
成体とを備え、上記下部及び上部形成体が透明な膜体か
らなり、上記上部形成体の下端開口部が上記外筒部の上
端部に気密に連結されていることを特徴としている。こ
の場合、上記上部形成体の下端開口部が上記外筒部の上
端部に着脱可能に連結されていることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図3を参照して説明する。図1は、この発明
の一実施の形態を示す。この実施の形態のCO消費量
測定装置は、公園の樹木、街路樹等の二酸化炭素の消費
量を現実の生育環境下で測定するためのものであり、測
定対象たる樹木1は、幹1aの下部から上側の部分が密
封空間形成体2によって覆われている。換言すれば、密
封空間形成体2によって密封空間5が形成されており、
この密封空間5内に密閉樹木1のうちの幹1aから上側
の部分がが外部に対して密封された状態で収容されてい
る。
【0007】図2は、密封空間形成体2の一例を示すも
のであり、密封空間形成体2は、下部形成体3と、上部
形成体4とから構成されている。下部形成体3は、透明
な薄いフィルム状の膜体、例えばナイロンシートからな
るものであり、その中央部には上下方向に延びる内筒部
3aが形成されている。この内筒部3aは、その内部に
樹木1の幹1aが挿通されるものであり、その上端部3
bの内径は一定で、当該上端部3bが固定される幹1a
の外径とほぼ同一に設定されている。内筒部3aの上端
部3bより下側の部分は、下方へ向かって大径になるテ
ーパ部3cになっている。このテーパ部3cは、幹1a
が下方へ向かって大径になっていることに対応するもの
であり、幹1aの下部を余裕をもって挿通することがで
きるように、テーパ部3cのテーパ角度は、幹1aが下
方へ向かって太くなる度合より大きく設定されている。
【0008】内筒部3aの下端部には、ほぼ水平方向に
広がる水平部3dが一体に連設されている。水平部3d
は、円形をなしているが、正方形又は他の形状であって
もよい。水平部3dの外周縁には、そこから上方に起立
する外筒部3eが一体に連接されている。外筒部3e
は、その高さが内筒部3aの高さと同一になっている
が、内筒部3aより高くても、低くてもよい。また、外
筒部3eは形成しなくともよい。
【0009】下部形成体3には、スリット3fが形成さ
れている。このスリット3fは、内筒部3aの上端から
下端に達し、そこから水平部3dを径方向に横断し、さ
らに外筒部3eの下端から上端にまで達している。した
がって、下部形成体3の一側部は、左右に分離可能であ
り、その分離した箇所を通して樹木1の幹1aが内筒部
3aに挿入可能になっている。下部形成体3のスリット
3fに沿う部分には、気密ファスナ(図示せず)が設け
られている。この気密ファスナは、内筒部3aに幹1a
が挿入された後、閉じられる。これによって、下部形成
体3の内筒部3a、水平部3b及び外筒部3eが円形に
なり、幹1aが内筒部3aから脱出不能になる。その
後、内筒部3aの上端部3bが、テープ(図示せず)を
巻回することによって幹1aに気密に固定される。
【0010】なお、内筒部3aの上端部3bが幹1aに
固定された状態においては、水平部3dが地面Gに接す
るようにするのが望ましい。また、、スリット3fを気
密ファスナによって閉じることなく、接着によって閉じ
てもよい。内筒部3aの上端部についても、接着剤によ
って幹1aに固定してもよい。ただし、気密ファスナ及
びテープによる場合には、下部形成体3を幹1aから容
易に取り外すことができるので、それらを用いるのが望
ましい。
【0011】上部形成体4は、下部形成体3と同様に透
明な薄い膜体からなるものであり、上端に底部4aを有
し、下端が開口した有底円筒状をなしている。上部形成
体4の直径は、下部形成体3の外筒部3eの直径と同一
に設定されている。そして、上部形成体4は、その下端
開口部から樹木1の枝葉が茂る上部が挿入された後、下
端開口部が外筒部3eの上端部に気密に連結されてい
る。この場合、上部成形体4と外筒部3eとは気密ファ
スナにより、着脱可能に連結するのが望ましい。勿論、
接着によって連結してもよい。上部形成体4が下部形成
体3の外筒部3eに気密に連結されることにより、密封
空間5が形成されている。上記のように、この密封空間
5内には、樹木1の幹部1aの下部から枝葉の茂る上部
が収容され、外部に対して密封されている。なお、密封
空間形成体2については、その近傍に支柱を立設し、そ
の支柱に設けたワイヤ等によって支持するのが望まし
い。
【0012】密封空間5には、その内部の温度及び湿度
を調節する空調装置6、密封空間5に二酸化炭素を供給
するCOボンベ(CO供給手段)7、密封空間5に
酸素を供給するOボンベ(O供給手段)8、および
密封空間5内に空気を供給し、あるいは密封空間5内の
空気を取り込む調整タンク(気圧調節手段)9がそれぞ
れ接続されている。COボンベ7は、開閉弁7A及び
流量計(CO供給量測定手段)を介して密封空間5に
接続され、Oボンベは、開閉弁8A及び流量計(O
供給量測定手段)を介して密封空間5に接続され、調整
タンク9は、正逆回転可能なポンプ9A及び開閉弁9B
を介して密封空間5に接続されている。
【0013】上記空調装置6、開閉弁7A,8A,9B
及びポンプ9Aは、マイクロコンピュータ(以下、マイ
コンと略称する。)10によって制御されている。マイ
コン10は、外気温センサ11から出力される外気温度
To、内気温センサ12から出力される密封空間5内の
内気温度Ti、外気湿度センサ13から出力される外気
湿度Ho、内気湿度センサ14から出力される密封空間
5内の内気湿度Hi、COセンサ15から出力される
密封空間5内の二酸化炭素濃度A、Oセンサ16から
出力される密封空間5内の酸素濃度B、CO流量セン
サ7Bから出力される、COボンベ7から密封空間5
への二酸化炭素の流入量C、Oセンサ8Bから出力さ
れる、Oボンベ8から密封空間5への酸素の流入量
D、外気圧センサ17から出力される外気圧Po及び内
気圧センサ18から出力される密封空間5内の内気圧P
iに基づいて、空調装置6、開閉弁7A,8A,9B及
びポンプ9Aを制御する。
【0014】マイコン10による空調装置6、開閉弁7
A,8A,9B及びポンプ9Aの制御について順次述べ
ると、マイコン10は、外気温Toと内気温Tiとに基
づいて空調装置6をフィードバック制御し、密封空間5
内の温度(内気温Ti)と気温Toとの偏差が所定の大
きさ以下になるように制御する。同様に、外気湿度Ho
と内気湿度Hiとに基づいて空調装置6をフィードバッ
ク制御し、密封空間5内の湿度(内気湿度Hi)と外気
湿度Hoとの偏差が所定の大きさ以下になるように制御
する。これにより、密封空間5内の内気温Ti及び内気
湿度Hiが、常時外気温To及び内気湿度Toとほぼ同
一になるように調整されている。
【0015】マイコン10は、二酸化炭素濃度A及び酸
素濃度Bに基づいて開閉弁7A,8Aをそれぞれ開閉制
御する。すなわち、密封空間5内の二酸化炭素濃度Aが
外気の二酸化炭素濃度(一定)に対して低い場合には、
開閉弁7Aを開いてCOボンベ7内の二酸化炭素を密
封空間5内に流入させる。逆に、密封空間5内の二酸化
炭素濃度Aが外気の二酸化炭素濃度より高い場合には、
開閉弁8Aを開いてO ボンベから酸素を密封空間5内
に流入させ、二酸化炭素濃度Aを相対的に低下させる。
二酸化炭素濃度Aと外気の二酸化炭素濃度と偏差の所定
の範囲内に達したら、開閉弁7A,8Aをとじる。これ
により、密封空間5内の二酸化炭素濃度A及び酸素濃度
Bが、常時外気のそれらとほぼ同一になるように制御さ
れている。
【0016】なお、密封空間5の外部の二酸化炭素濃度
及び酸素濃度は常に一定であると仮定し、それらを測定
していないが、樹木1の二酸化炭素消費量をより正確に
測定するのであれば、外部の二酸化炭素濃度及び酸素濃
度についても測定するのが望ましい。また、二酸化炭素
濃度Aが外気の二酸化炭素濃度より高くなることは、夜
間にその可能性があるだけであり、通常は樹木の光合成
により二酸化炭素濃度Aが外気の二酸化炭素濃度より低
くなる。したがって、酸素を密封空間5に供給すること
はほとんどない。よって、Oボンベ8、開閉弁8A及
びO流量センサ8Aについては必ずしも設ける必要は
ない。
【0017】また、マイコン10は、密封空間5内の内
気圧Piが外気圧Poより高い場合には、開閉弁9Bを
開くとともに、ポンプ9Aを一方向へ回転させ、密封空
間5内の空気を調整タンク9内に流出させる。密封空間
5内の内気圧Piが外気圧Poより低い場合には、開閉
弁9Bを開くとともに、ポンプ9Aを他方向へ回転さ
せ、調整タンク9内の空気を密封空間5内に供給する。
これにより、密封空間5内の圧力が常時外気圧とほぼ同
一に維持されている。ただし、密封空間形成体2を薄い
膜体で形成すれば、密封空間5内の圧力の上下に応じて
密封空間形成体2が膨張、収縮する。したがって、その
ような場合には、気圧調節手段たる調整タンク9及びそ
れに付随したポンプ9A及び開閉弁9Bは必ずしも必要
ではない。
【0018】上記構成のCO消費量測定装置2によっ
て樹木1による二酸化炭素の消費量を測定する場合に
は、マイコン10により、密封空間5内の内気温度T
i、内気湿度Hi、二酸化炭素濃度A、酸素濃度B及び
内気圧Piが、外気温度To、外気湿度Ho、外気の二
酸化炭素濃度、外気の酸素濃度及び外気圧Poとほぼ等
しくなるようにし、密封空間5内の環境を外部と同様に
する。その状態を測定期間中維持する。この状態で、一
定の測定期間(例えば、3日間〜1年間)内にCO
ンベ7から密封空間に供給された二酸化炭素量M1と
し、同期間内にOボンベから密封空間5に供給された
酸素量に対応する二酸化炭素量をM2とし、密封空間5
から調整タンク9に戻された空気中の二酸化炭素の量を
M3(調整タンク9から密封空間に空気が供給された場
合、量M3は負の符号を有する。)とすると、樹木1に
よって消費された二酸化炭素量Mは、M=M1−(M2
+M3)として求めることができる。
【0019】上記の測定は、測定期間が長期にわたる場
合のものであり、3時間程度の短時間における二酸化炭
素の消費量を測定する場合には、COセンサ15の測
定値に基づき、測定開始時の二酸化炭素濃度から測定終
了時の二酸化炭素濃度を差し引くことによって、樹木1
による二酸化炭素の消費量を測定することができる。
【0020】また、この測定装置においては、樹木1の
幹1aの下部から上方の部分を密封空間形成体2によっ
て覆うようにしているから、街路樹等の戸外に生育する
樹木1による二酸化炭素の消費量を、樹木の生育してい
る状況を変えることなく、現実の状態で測定することが
できる。したがって、実際の植樹等において、樹木の密
度等を求める際にその誤差を小さくすることができる。
しかも、生育状況を変えることなく測定することができ
るので、日本全国の各地で一斉に同様の測定を行うこと
ができ、それによって同一樹木1の二酸化炭素消費量の
地域差を求めることも可能である。また、二酸化炭素の
測定に際しては、地面G内の微生物による影響を受ける
ことがない。したがって、樹木1による二酸化炭素の消
費量を正確に測定することができる。
【0021】次に、図3に示すこの発明の他の実施の形
態について説明する。なお、この実施の形態について
は、上記の実施の形態と異なる構成だけを説明すること
とし、同様な部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
【0022】この実施の形態においては、密封空間形成
体2に代えて密封空間形成体2′が用いられている。こ
の密封空間形成体2′は、下部形成体3′と上部形成体
4′とから構成されている。下部形成体3′は、外筒部
3eが形成されていない点を除いて上記下部形成体3と
同様である。一方、上部形成体4′は、透明なガラスか
らなり、その下端開口部が水平部3dの上面の周縁部に
接着固定されている。これにより、下部形成体3′と上
部形成体4′との間に密封空間5が形成されている。上
部形成体4′には、通気管21,22が設けられてい
る。通気管21,22は、その内部に外気を流すことに
よって密封空間5の内部の温度を外部の温度と同様にす
るためのものであり、水平方向に延びる通気管21は上
部形成体4′を水平方向に貫通している。一方、上下に
延びる通気管22は、下端部が下側に配置された通気管
21に連通し、上端部が上部形成体4′の底部4aを貫
通して上方に突出している。各通気管21,22には、
自然風によって空気が送り込まれるようになっている
が、ポンプ等を用いて強制的に送り込むようにしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、現実の環境に存在する樹木についてその二酸化炭素
量を測定することができる。したがって、樹木の実際の
二酸化炭素の消費量をほとんど誤差無く測定することが
できる。また、日本各地の樹木について同時期に同様な
条件の下で二酸化炭素の消費量を測定することにより、
樹木の二酸化炭素消費量の地域差を求めることができ
る。さらに、測定した二酸化炭素の消費量が土壌内の微
生物の影響を受けることがないので、樹木の二酸化炭素
の消費量をより正確に測定することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の概略構成を示す構成
図である。
【図2】同実施の形態において用いられている密封空間
形成体を示す分解斜視図である。
【図3】この発明の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 樹木 1a 幹 2 密封空間形成体 2′ 密封空間形成体 3 下部形成体 3′ 下部形成体 3a 内筒部 3d 水平部 3e 外筒部 3f スリット 4 上部形成体 4′ 上部形成体 5 密封空間 6 空調装置 7 COボンベ(CO供給手段) 7B 二酸化炭素の流量計(CO供給量測定手段) 9 調整ボンベ(気圧調節手段) 15 COセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/497 G01N 33/497 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹木の幹の下部から枝葉が茂る上部まで
    を内部に収容する密封空間を形成する透明な密封空間形
    成体と、この密封空間形成体によって形成される密封空
    間内の二酸化炭素の量を検出するCO検出手段とを備
    えたことを特徴とする樹木のCO消費量測定装置。
  2. 【請求項2】 上記密封空間に二酸化炭素を供給するC
    供給手段を接続し、このCO供給手段と上記密封
    空間との間に、CO供給手段から上記密封空間に供給
    される二酸化炭素の供給量を測定するCO供給量測定
    手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の樹木の
    CO消費量測定装置。
  3. 【請求項3】 上記密閉空間に温度及び湿度を調節する
    空気調和装置を接続したことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の樹木のCO消費量測定装置。
  4. 【請求項4】 上記密封空間に気圧を調節する気圧調節
    手段を接続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の樹木のCO消費量測定装置。
  5. 【請求項5】 上記密封空間形成手段を膜体によって構
    成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の樹木のCO消費量測定装置。
  6. 【請求項6】 上下に延びる内筒部、この内筒部の下端
    部からほぼ水平に広がる水平部、及びこの水平部の周縁
    部から上方に立ち上がる外筒部を有し、外筒部の上端か
    ら水平部を経て内筒部の上端まで延びるスリットが形成
    され、このスリットを気密に閉じるファスナが上記スリ
    ットに沿って設けられた下部形成体と、下端部が開口し
    た袋状をなす上部形成体とを備え、上記下部及び上部形
    成体が透明な膜体からなり、上記上部形成体の下端開口
    部が上記外筒部の上端部に気密に連結されていることを
    特徴とする密封空間形成体。
  7. 【請求項7】 上記上部形成体の下端開口部が上記外筒
    部の上端部に着脱可能に連結されていることを特徴とす
    る請求項6に記載の密封空間形成体。
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