JP2002152603A - 電荷結合デバイスにおける暗電流低減方法 - Google Patents

電荷結合デバイスにおける暗電流低減方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、水平読み出し期間中に発生する暗
電流を低減するためのクロック制御の提供を目的とす
る。 【解決手段】 第1の期間、垂直シフトレジスターのゲ
ート電極の相に、各ゲート電極の下でホールを蓄積する
のに充分な第1の電圧セットを、印加し、第2の期間、
ゲート電極の第1のセットに、第1の期間中に第2のゲ
ート電極のセットの下で蓄積されたホールが、第2の期
間中に第1のゲート電極のセットの下に貯蔵されるよう
な充分な第2の電圧を、ゲート電極の第2のセットによ
り正である電圧を同時に印加しつつ、印加し、第3の期
間、ゲート電極の第2のセットに、第1のゲート電極の
セットの下で前に蓄積されたホールが第2のゲート電極
のセットの下に転送されるような第3の電圧を、ゲート
電極の第1のセットにより正である電圧を同時に印加し
つつ、印加し、第1及び第2のゲート電極のセットの電
圧を第1の期間でのレベルに戻すことを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電荷結合デバイス
(CCDs)に係り、より詳細には、この種のデバイス
に関連する暗電流のレベルを低減することに関する。
【0002】
【従来の技術】イメージセンサとして使用される電荷結
合デバイス(CCDs)は、一般的には、浅くドープさ
れたシリコン材料で形成される。デバイスに当たりシリ
コンに穿通する光は、電荷とホールとを入射光の強度に
比例して生成する。これらの光が生成した電荷は、ホー
ルに比べて大きな移動度を有し、かかるデバイスに収集
され検出される好ましいキャリアである。これらの発光
された電荷は、浅くドープされたp型シリコンで形成さ
れたチャンネルに運ばれる。いわゆるフレーム−トラン
スファー型及びインターライン転送型のCCDイメージ
センシングデバイスの双方は、一般的には、かかる浅く
ドープされたシリコン材料で製造される。インターライ
ン転送型デバイス及びフレーム−トランスファー型デバ
イスのうちの幾つかの型では、これは、浅くドープさ
れ、シリコン基板上の相対的に深く拡散されたp型領域
である。我々は、かかる深く拡散されたp型領域をp−
ウェルと称する。フレーム−トランスファー型うちの他
の型は、浅くドープされたp型エピタキシャルシリコン
材料で製造される。追加的なp型ドーパントは、シリコ
ンの面領域内に、バリアとチャンネルストッパとを形成
するために配置されることができる。これらのバリア及
びチャンネルストッパは、CCDシフトレジスター(チ
ャンネルストッパ)に信号電荷を閉じ込めるように動作
し、インターライン転送型デバイスでは、それらは、フ
ォットダイオード領域(バリア)内に電荷を閉じ込める
ことができ、CCD(バリア)の個々の相を分解するこ
ともできる。これらのチャンネルストッパ領域に使用さ
れるp型ドーピングは、デバイスの活性領域からの出入
りのホールの移動に対する電気伝導路を提供できる。こ
れらのチャンネルストッパの伝導係数は、比較的低く、
一定の環境では、追加の手段が、ホールの移動に対する
必要な伝導性を提供するため、要求される。一手段の例
は、米国特許第5,151,380号に記載されているが、コン
タクトが形成され、金属の導体が充分な伝導性を提供す
るために追加される。ホールの速くて長い距離の移動を
要求できる1つの状況は、次の節で説明されるような、
CCDシフトレジスターのいわゆる蓄積モードクロッキ
ングにおいてである。それ故、先行技術の欠点は、この
クロッキングモードで動作するCCDイメージセンシン
グデバイスのホール電荷の伝導性を提供するため、この
ような追加される導体を必要とすることにある。
【0003】CCDイメージセンサに対して一般的に、
デバイスのシフトレジスター領域若しくはフォットダイ
オード領域のいずれかで生成される熱的に発生する電荷
の生成及び収集を低減することが望ましい。かかる熱的
に発生する電荷の生成率(rate)が、暗電流と称され
る。暗電流は、熱的に発生する電荷が光の露光によって
生成される信号電荷から容易に区別されることができな
いので、望ましくない。インターライン転送型デバイス
のフォットダイオード領域で発生する暗電流を低減する
ための通常のアプローチは、表面p型領域にホールの蓄
積を付与することである。同様に、シフトレジスター表
面領域から発される暗電流を低減するため、シリコン表
面でホールの蓄積を維持することが望ましい。四相(fo
ur phase)フルフレーム型CCDデバイス及びこれを実
行するクロックシーケンスは、米国特許第4,963,952号
に示され、CCDゲートの下で発生する暗電流の顕著な
低減は、ホールが全てのゲートの下に蓄積されるとき
に、観測されていた。シリコン表面でホールの蓄積を維
持するようにバイアスされたゲートは、蓄積状態にある
といわれる。ホールが存在しないようにバイアスされた
ゲートは、空乏状態にあるといわれる。
【0004】譲受された米国特許第5,115,458号は、フ
レーム転送構造を備えたいわゆる真の(true)二相CC
Dにおいて暗電流を低減するクロッキング技術に特に関
する追加の発明を開示する。それらの説明によると、真
の二相CCDシフトレジスターは、各ゲート電極は、電
荷転送チャンネル内に提供された貯蔵及びバリア領域を
備えた単一の伝導素子を含むものである。インターライ
ン転送型構造に適用されるような真の二相CCDシフト
レジスターの説明は、譲受された米国特許第4,908,518
号、及び米国特許第5,235,198号に開示される。この発
明における例証は、かかる真の二相CCDシフトレジス
ターに主に向けられているが、本発明が二相CCDsの
他の実施例に対しても適用されることは、明らかであ
る。かかる実施例のいくつかの例は、C. H. Sequin及び
M. F. Tompsettによる“Charge Transfer Devices”(A
cademic Press, N. Y. 1975, pgs. 32-42)のような参
考文献において見出されるだろう。
【0005】CCD領域のアレイは、一般的に、光検出
素子若しくはピクセルの行及び列として配列される。C
CDイメージセンサアレイの一般的な動作では、電荷が
垂直シフトレジスターのセットを通して、水平シフトレ
ジスターに、行ごとに転送され、その後その電荷が水平
シフトレジスターによって検出回路に転送される。電荷
の行が水平シフトレジスターを通して転送される時間
中、水平読み出し時間と呼ばれる。この時間中、垂直シ
フトレジスターCCDゲートは、一定電圧のあるセット
に保持される。垂直CCDゲート電圧は、水平レジスタ
ーに電荷の行を転送するために必要とされる短い間隔の
時間中だけ、クロック制御され、その他の場合は静止状
態である。この静止の期間は、デバイスの動作時間の大
部分を占める。この静止の時間中に、垂直シフトレジス
ターに暗電流の問題点が発生する。
【0006】真の二相CCDとは、ピクセルごとに2個
の物理的なゲートが存在し、各ゲートが、その下にシリ
コンで形成された転送領域及び貯蔵領域の双方を有す
る、デバイスを称する。2つの電圧位相ラインΦ、Φ
が存在する。電荷が結合するコンセプトは、フレーム
転送型及びインターライン転送型CCDイメージセンシ
ングデバイスで用いられる。フレーム転送領域イメージ
センサ10の一例は、図1に示される。図1aに概略的
に指示されるのは、かかるデバイスの構成要素であり、
ピクセルの行及び列により配列された垂直シフトレジス
ターアレイ40;垂直チャンネル12を設置するために
配列されたチャンネルストッパ領域20;垂直ゲート電
極15,25;ゲート31,32を備えた水平シフトレ
ジスター領域30;出力増幅器35である。チャンネル
ストッパ20、垂直ゲート15,25、水平ゲート3
1,32への電気接続も同様に指示されている。真の二
相CCDの概略断面が図1bに示される。真の二相CC
Dは、譲受された米国特許第4,613,402号において詳細
に説明されている。真の二相CCDは、相のゲートのそ
れぞれの下に貯蔵及び転送領域を有する。図1bでは、
相のゲートは、101及び106によって付番され、シ
リコン基板100の上に位置し、絶縁層103によって
基板から絶縁されている。これらの転送及び貯蔵領域
は、ゲート101(Φ)に対する領域102,104
として、ゲート106(Φ)に対する領域107,1
08として、それぞれ示される。この図では、追加のド
ーパントが、CCDレジスターの電荷の効率的な転送の
ための適切なポテンシャルエネルギー特性を提供するた
め、領域102,107に存在して示されている。これ
らのドーパントは、信号電荷の移送のため、例えば埋め
込みチャンネルを設置するために通常的に導入される他
のドーパントを補う。図1cには、電圧Φが電圧Φ
よりもより正となる条件に対して、ゲート下のチャンネ
ル内のポテンシャルエネルギー特性が示されている。こ
の電圧条件に対して、電荷ポケット201,202は、
各々のゲートΦの下の貯蔵領域108に存在する。領
域102,107のドーパントは、電荷転送の方向性を
提供するポテンシャルエネルギーステップ(段)20
5,206を生成する。
【0007】上記開示では、n型埋め込みチャンネルデ
バイスだけが考慮されるだろう。本発明は、p型埋め込
みチャンネルデバイスに対しても同様に適用される。図
示されたn型チャンネルCCDに対して、埋め込みチャ
ンネルは、n型基板若しくはn型基板のp型ウェルへの
n型ドーピングによって形成される。転送及び貯蔵埋め
込みチャンネルは、n型埋め込みチャンネルドーピング
の大小によって区別される。譲受された米国特許第4,61
3,402号は、真の二相CCDデバイスを作成する詳細な
手順を開示する。埋め込みチャンネルCCDでは、暗電
流は、3つの主要なソースから発生する。即ち(1)崩
壊された格子若しくは空乏されたSi−SiO界面の
不純物に起因するミッドギャップステート(midgap sta
te)からの発生、(2)不純物若しくはミッドギャップ
ステートの結果として、移動性電荷が空乏化された領域
である空乏領域での発生、(3)基板から埋め込みチャ
ンネルへの電子の拡散である。三つのソースの全ては、
埋め込みチャンネルの信号として収集される擬似の電荷
を生む。表面及び空乏領域における暗電流発生のメカニ
ズムは、譲受された米国特許第5,115,458号において説
明されている。本発明の目的は、暗電流の表面準位成分
を低減することにある。
【0008】大部分の時間で垂直シフトレジスターの全
てのゲートでの表面ホールの蓄積を実行するクロッキン
グシーケンスは、蓄積モードクロッキングと称される。
二相CCDデバイスの垂直シフトレジスターに対するこ
のような1つのクロッキングシーケンスが、図2に示さ
れる。この図の第1の部分である図2aでは、第1の相
Φ、第2の相Φに印加されるクロック電圧が、時間
の関数として図示される。時間間隔t乃至tは、こ
のクロックシーケンスの種々の部分を指定する。図2a
に図示されたクロッキングによる電荷転送プロセスが図
2bに概略的に示され、そこには、図2aに指示された
種々の時間間隔に対する、ポテンシャルエネルギーと信
号電子の位置が、概略的に指示されている。図2bで
は、垂直方向は、電子のポテンシャルエネルギーを表
し、水平方向は、CCDシフトレジスターに沿った距離
を表現している。図2bでは、左側のゲートの対、
Φ、及びΦは、第1のピクセル位置を規定し、右側
のゲートの対、Φ、及びΦは、第2のピクセル位置
を規定する。図2bでは、丸のオブジェクトで指示され
る信号電荷、及び+記号で指示されるホール電荷は、時
間t乃至tで図示される。また、この図では、ゲー
トΦの下のバリア領域チャンネル電位は、ゲートΦ
のバリア領域の下のチャンネル電位よりも高くされる
(即ち、より低いポテンシャルエネルギーバリア)。こ
の状況は、譲受された米国特許第5,235,198号で説明さ
れる状況と類似し、クロッキングは、“スピルバック”
モードと称されていた。この専門用語に対する理由は、
以下で指示されるだろう。
【0009】図2bに表現されるように、正のクロック
電圧遷移は、電子に対してより深いポテンシャルエネル
ギー領域と、ホールに対してより高いポテンシャルエネ
ルギー領域を生成する。逆に、より負のクロック電圧
は、ホールに対してより低いポテンシャルと、電子に対
してより高いポテンシャルエネルギー領域を生成する。
このクロッキングシーケンスは、譲受された米国特許第
5,115,458号の図5に示されたものと等価である。この
例では、ゲートΦの左側のバリア領域電子ポテンシャ
ルエネルギーは、ゲートΦの左側のバリア領域のバリ
ア領域のポテンシャルエネルギーよりも低いことに注意
されたい。このポテンシャルエネルギーの差の結果、両
ゲートが蓄積状態にある期間、信号電荷がCCDゲート
のいずれか若しくは双方の下で貯蔵されるだろう。この
特定の動作モードは、“スピルバックモード”と呼ばれ
る、なぜなら、クロックが時間tでホール蓄積状態に
戻るとき、蓄積されるゲートの下に蓄積されることがで
きる電荷を超えた信号電荷が、後方に、この場合にはゲ
ートΦにあふれだすからである。
【0010】この例証では、各ピクセルのゲート対の下
のホール電荷全体は、クロッキングの各連続した間隔の
間、一定に維持されないことを注意されたい。例えば、
両ゲートが負にバイアスされるとき、ホール量Qは、各
ゲート下に蓄積され、従ってゲートの対の下の全体電荷
は、2Qとなる。各時間間隔の間での各ゲート下のホー
ル電荷Qは、タイミングダイアグラム図2aにおいて同
様に示される。一のゲートがより正に移行されるとき、
例えばこの例証では、0ボルトに移行されるとき、ホー
ル電荷全体は、1Qに減少される。ピクセルごとにQで
ある余分なホール電荷は、ある方法によって除去されな
ければならない。各ピクセルに対しての蓄積されたホー
ル電荷全体の略半分は、時間tとtとの間の遷移時
に除去されなければならず、その後、時間t3aとt
との間でそれぞれ元に戻されることが、明らかである。
【0011】かかるホール電荷の除去及び再配置のため
の一般的な経路は、チャンネルストッパのようなp型ド
ープされた領域である。大部分のデバイスに対して、こ
の方法で除去されなければならないネット電荷は、比較
的高いp型領域の抵抗によって著しく妨害される。これ
は、蓄積モードで動作するどのようなCCDに対しても
該当するが、これは、n型基板上の深く拡散されたp型
ドープされた領域に製造されたデバイスに対しては、特
に厄介な問題点である。この問題点は、デバイスの領域
がより大きく生成されるほど、よりシビアになる。p型
ウェルと称されるこの深く拡散されたp型領域は、一般
的には絶縁されるか、或いはチャンネルストッパのよう
な表面p型領域に弱く結合されるだけである。一のゲー
トが空乏状態にある時間中にドレインされなければなら
ない電荷の全体量は、nQであり、ここで、nはイメー
ジセンサのピクセルの全体数である。余分なホール電荷
をドレインするのに必要な時間中、p型ウェルバイアス
の局所値は、特にデバイスの中央領域で、移動し、デバ
イスに対する乏しい撮像特性をもたらす望ましくないバ
イアスを生成してしまう。この望ましくないポテンシャ
ル変動は、よくp型ウェルバンウンスと称される。従っ
て、先行技術の欠点は、蓄積モードクロッキングを採用
しようとするとき、p型ウェルバンウンスを回避する際
に存在する。
【0012】蓄積モードにイメージセンシングデバイス
をクロック制御するために用いられることができ、イン
ターライン転送型CCDイメージセンサにおいて暗電流
を生まない装置及び方法に対する本業界での必要性が残
されていることは、明らかである。特に、暗電流を低減
し、長い距離によるホール電荷の輸送の必要性をも回避
するインターライン型CCDデバイスの動作方法に対す
る必要性が本業界に存在することは、明らかである。先
行技術のデバイスは、前に議論したように、大きな領域
のデバイス、特にインターライン転送型CCDイメージ
センサにおいて、より低い暗電流信号をもたらす適切な
クロッキングシーケンスを提供しないという点に問題点
を有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】CCDイメージセン
サ、特にインターライン転送型CCDイメージセンサの
ようなp型ウェルで形成されたデバイスにおいて、光が
発生した電荷は、第1に感光性の部位、フォットダイオ
ード若しくはフォットコンデンサの行と列のアレイに収
集される。これらのフォット部位は、アレイに行のよう
に配列されたCCDシフトレジスターのゲートに近傍に
位置する。インターライン転送型CCDデバイスに対す
るこれらのフォット部位は、フォットダイオードであ
る。フォットダイオードからの電荷は、一般的にはフレ
ーム時間ごとに一回、一のゲートのセットの正の電圧パ
ルスの印加によって、対応するCCDゲートに転送され
るが、このような電圧パルスは、CCDシフトレジスタ
ー内の電荷の転送に必要とされるよりも正である。
【0014】本発明の目的は、水平読み出し期間中に発
生する暗電流を低減することにある。
【0015】本発明の更なる目的は、いわゆる蓄積モー
ドクロッキングで動作するCCDイメージセンシングデ
バイスにおける追加の伝導体に対しての必要性を削除す
ることにある。
【0016】本発明の更なる目的は、p型ウェルバウン
スを回避しながら蓄積モードクロッキングを維持するこ
とにある。
【0017】本発明の更なる目的は、インターライン転
送型CCD及び深く拡散されたp型ウェルを使用するイ
メージセンサにおいて暗電流を低減する適切なクロッキ
ングシーケンスを開示することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、インターライ
ン転送型CCDの暗電流信号を低減するための方法を提
供することによって、先行技術における上で議論された
必要性を対処する。その方法は、イメージセンサ内の暗
電流を低減する方法であって、イメージセンサに、各列
に割り当てられた垂直シフトレジスターを備えた複数の
行と列で配列されたピクセルのマトリックスと、垂直シ
フトレジスターに動作可能に結合された少なくとも1つ
の水平シフトレジスターとを、設置し、ピクセルの各列
は、各ピクセルに対して割り当てられた複数の相と、各
ピクセルに対して垂直シフトレジスターの複数のゲート
電極とを有する垂直シフトレジスターにより形成されて
おり、ピクセルから垂直シフトレジスターへの及び水平
シフトレジスターを通した電荷の転送を引き起こすクロ
ッキング手段を設置するステップと、第1の期間、垂直
シフトレジスターのゲート電極の相に、各ゲート電極の
下で垂直シフトレジスターにホールを蓄積するのに充分
な第1の電圧セットを、印加する第1の印加ステップ
と、第2の期間、ゲート電極の第1のセットに、第1の
期間中に第2のゲート電極のセットの下で蓄積されたホ
ールが、第2の期間中に第1のゲート電極のセットの下
に収集され貯蔵されるような充分な電位の第2の電圧
を、ゲート電極の第2のセットにより正である電圧を同
時に印加しつつ、印加する第2の印加ステップと、第3
の期間、ゲート電極の第2のセットに、第1のゲート電
極のセットの下で前に蓄積されたホールが第2のゲート
電極のセットの下に転送されるような第3の電圧を、ゲ
ート電極の第1のセットにより正である電圧を同時に印
加しつつ、印加する第3の印加ステップと、第1及び第
2のゲート電極のセットの電圧を第1の期間でのレベル
に戻すリターンステップとを含む。
【0019】
【発明の実施の形態】上で議論したように、いわゆる垂
直シフトレジスターの蓄積モードクロッキング中、ゲー
トの一セットが、ホール(正孔)がゲートの下で、即ち
Si―SiO 界面で蓄積される条件から、表面からホ
ールを空乏される条件に、変化する。これは、空にされ
なければならない余分なホール電荷の存在を生んでしま
う。余分なホール電荷を空にするために必要な時間中、
p−ウェル(p型ウェル)若しくは基板電位は変動す
る。この望ましくない電位変動は、p−ウェルバウンス
(p-well bounce)と称される。本発明は、p−ウェル
バウンスを回避しつつ、蓄積モードクロッキングを維持
するための方法を提供する。
【0020】p−ウェルバウンスを生む基本的な問題点
は、相が蓄積から空乏へと切り換えられる時のCCDの
一のゲートセットの下で蓄積された余分なホール電荷の
処分、及び、逆に、ゲートを蓄積に戻す時の必要なホー
ル電荷の補給の問題である。この問題は、この余分な電
荷が転送されなければならないより大きな距離が原因と
なり、より大きな領域のデバイスに対してより鋭敏とな
る。本発明は、余分な電荷の大部分若しくは全て電荷が
転送される距離を実質的に低減し、従ってp−ウェルバ
ウンスを低減するような二相のCCDシフトレジスター
に対する蓄積モードクロッキングの方法を開示する。か
かる修正されたクロッキングシーケンスの1つが、図3
aに示され、これは、本発明による、前に議論されたス
ピル−バックワード(spill-backwards)モードの修正
である。ここで、時間tの間、ゲートの両セットは、
蓄積にバイアスされ、各ゲートの下に電荷Qを維持す
る。時間間隔tで、Φによって指示されるゲート
は、ゲートを空乏へと駆動するより高い電圧に切り換え
られ、Φは、より負の電圧に切り換えられ、この電圧
は、このとき2Qである平衡状態のホール電荷がΦ
ートの下で保持されるように、調整されている。時間t
の間、Φは、空乏に切り換えられ、Φは、2Qに
等しいホール電荷がΦゲートの下で保持されるような
より負の電圧に切り換えられる。時間t3aの間、Φ
は、再度より正の電圧に切り換えられ、Φ は、2Qに
等しいホール電荷がΦゲートの下で再度保持されるよ
うなより負の電圧に切り換えられる。このシーケンスに
より、信号電荷が一の完全なCCDステージを通って転
送されることになる。時間tで、両ゲートは、ホール
電荷QがCCDの各ゲートの下で保持されるようなバイ
アス電圧に戻される。このシーケンス中のホールの移動
が先行技術に比べて非常に低減されていることを、注意
されたい。余分な電荷が転送されてきた距離は、略一C
CDゲートの長さであり、従って、ホール電荷移動の距
離と量を低減し、結果的にp−ウェルバウンスを低減す
る。図3bは、ステップごとに、このクロッキングシー
ケンス中に生じる電荷転送を概略的に示す。
【0021】図3bでは、記号+は、このクロックシー
ケンスの各ステップ中の各ゲートの下に蓄積されたホー
ル電荷を示し、丸は、信号電子を示す。時間t中のΦ
ゲートの下のホール電荷Qが、時間t中に近傍のΦ
ゲートの下に集められ保持されていることが明らかに
わかる。この同一の量のホール電荷は、Φゲートに転
送され、そこで時間間隔tの間保持される。再度、電
荷は、一ゲート長さで移動されただけである。同様の電
荷の移動が、時間tとtとの間で発生する。最終的
に、時間tの間、ホール電荷は、略同量で、両Φ
ート、Φゲートの下に再度分散される。時間間隔t
は、水平シフトレジスターからの電荷のラインの読み出
しに必要とされる時間と一致する。
【0022】蓄積モードクロッキングのためのその他の
先行技術が、図4aに示される。ここで、時間t
間、両相は、ホール電荷Qを各ゲート下に蓄積するのに
充分な負電圧であり、対のゲートの下のホール電荷全体
は、2Qである。時間tの間、Φは、ハイに切り換
えられ、Φは、ロウで維持される。全体貯蔵ホール電
荷は、このとき、Qのみである。再度、余分なホール電
荷が分散されなければならない。時間tからtまで
の遷移時、Qと略同量の追加のホールが、対のゲートの
それぞれに再度供給されなければならない。クロックシ
ーケンスの各ステップに対する電荷転送プロセスが、概
略的に図4bに示される。再度、図2のように、Φ
ートの左側にあるバリア(障壁)領域において、電子の
ポテンシャルエネルギーは、Φゲートの左側にあるバ
リア領域のポテンシャルエネルギーよりも低い。このポ
テンシャルエネルギー差の結果、両ゲートが蓄積にある
期間、電荷がCCDゲートのいずれか若しくは双方の下
に貯蔵されることになるだろう。この場合、蓄積された
Φゲートの下に貯蔵できる量を超えた信号電荷は、前
方にあふれ(spill)、Φゲートの下で保持されるこ
とになり、従ってスピルフォワード(spill-forward)
クロッキングと呼ばれる。再度、特に大きな領域のデバ
イスに対して、ホール電荷全体nQは、このクロッキン
グシーケンスで除去されるか補給されるかのいずれかで
なければならない。
【0023】p−ウェルバウンスを低減し若しくは除去
するため、本発明によると、修正されたクロックシーケ
ンスが、図5aに示すように用いられるだろう。この図
では、図3に示す方法と類似した態様で、追加の負電圧
が、時間tの間Φゲートに転送されるべき余分なホ
ール電荷を引き起こすため、印加されることができる。
時間tの間、Φは、ハイに切り換えられ、Φは、
2Qに等しいホール電荷が今度はΦゲートの下に保持
されるようにより負の電圧に切り換えられる。時間t
の間、ΦとΦの双方は、各ゲートの各々の下に電荷
Qを蓄積するバイアスに戻される。このクロックシーケ
ンスに対する電荷転送は、図5bに概略的に示され、各
時間間隔中の電荷の分散が図示されている。
【0024】前の議論が、イメージセンシングデバイス
のラインごとの読み出し中の垂直シフトレジスタークロ
ッキングの動作に適用される。インターライン転送型イ
メージセンサにおいて、追加の電圧パルスが、各ピクセ
ルと関連付けられたフォトダイオードから垂直シフトレ
ジスターに、光が発生した(photogenerated)電荷を転
送するために与えられる。一般的には、これは、フレー
ムごとに一度、一のCCDゲートへのより正に進行して
いくパルスの印加を伴い、対応する垂直CCDステージ
にダイオードからの光電荷(photocharge)を転送する
ようにする。
【0025】図6は、本発明の範囲によるインターライ
ン転送型イメージセンサの一般的なクロッキングを示
す。フォットダイオードは、所定の期間組み込まれるこ
とになり、その後、光電荷をフォットダイオードからC
CDシフトレジスターに転送するため、高いレベルのパ
ルスが一のCCDゲートに印加されることが要求され
る。フォットダイオードから垂直シフトレジスターへの
この転送は、フレームごとに一度行われる。この高いレ
ベルのパルスは、図6に示すタイミングダイアグラムに
よる、期間tの間に発生するΦ相のパルスによって
指示される。大部分のデバイスにおいて、かかるパルス
は、一般的に、フレームごとに一度だけ若しくはフィー
ルド時間ごとに一度印加される。図6では、これは、比
較的長い期間tにおいて発生している。Φクロック
は、時間tの間、第1にレベルAからレベルCまで上
昇する。Φクロックは、時間間隔tの間、但し時間
の間でもあるが、同様にレベルBからレベルDまで
上昇する。レベルA及びレベルBの双方は、ゲートの下
のCCD表面がホールを蓄積するようなレベル、即ち9
ボルトである。更に後で、時間tの間であって、時間
且つt内で、電圧Eまでの正のパルスがΦに印
加され、同時に、電圧Fまでの負のパルスがΦに印加
される。電圧レベルEは、光電荷をフォトダイオードか
ら出して垂直シフトレジスターの対応するCCDステー
ジに入れて空にするのに充分なレベルである。続いて、
Φは、tの最後でレベルB’まで戻り、Φは、t
の最後でレベルA’まで戻る。垂直シフトレジスター
は、続いて、図3に関連した説明で前に議論されたシー
ケンスと類似する特定の電圧シーケンスで、時間t
間に蓄積されるモードクロッキングにより、光電荷の全
てのラインが、水平シフトレジスターに転送され、水平
シフトレジスターから読み出されるまで、動作される。
【0026】例として、図6を参照するに、インターラ
イン転送型デバイスは、下のテーブル1に示されるクロ
ック電圧に一致する次のクロック電圧で動作されてき
た。初期的には、ΦとΦは、蓄積にあり(それぞれ
電圧A及びB)-9ボルトである。ΦとΦは、続い
て、空乏に移行させるより負の電圧レベルに移動し(そ
れぞれ電圧C及びD)する。時間間隔tの間、より正
の電圧がΦに印加され(電圧E)CCDセルのその相
へフォットダイオードから電荷を転送する。各相は、そ
の後、本発明の修正された蓄積モード垂直クロッキング
が時間間隔tの間ではじまる前に、蓄積モードに戻さ
れる。垂直クロッキングに対して必要とされる電圧レベ
ルは、Φに対してA,C及びH、Φに対してB,G
及びIのように符号を付される。これらの電圧に対する
値は、テーブル1で与えられる。
【0027】<テーブル1>
【0028】
【表1】 暗電流の種々の成分が、このように動作されるデバイス
に対して測定され、空乏モードクロッキングを使用して
測定された成分と比較された。垂直CCDゲートをここ
で提案したクロックシーケンスを用いてクロッキングす
ると、暗電流4pA/cm2となった。これは、暗電流が194pA
/cm2と測定された空乏モードクロッキングと比較され、
47のファクターが、垂直CCD暗電流で減少する。図7
において、デバイスに対する暗電流への種々の寄与度
が、デバイス動作温度の関数としてプロットされる。こ
の図では、一番上の曲線は、従来的な空乏モードクロッ
キングが使用されたときのCCDシフトレジスター領域
に起因する暗電流である。一番下の曲線は、本発明で開
示されたクロッキングシーケンスが採用されたときのC
CDシフトレジスター領域に起因する暗電流である。図
7の真ん中の曲線は、デバイスのフォットダイオードに
起因した暗電流であり、比較用に示される。全ての温度
で、CCD暗電流が、本発明において説明されたクロッ
キングによって著しく低減されていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】先行技術CCDイメージセンサを概略的に表
現する図である。
【図1b】真の二相CCDシフトレジスターの概略断面
図である。
【図1c】真の二相CCDシフトレジスターのチャンネ
ル部位に沿った距離の関数として、先行技術のCCDチ
ャンネルにおける電子のポテンシャルエネルギーを表し
た図である。
【図2a】垂直軸は、印加電圧、水平軸は、時間を表
し、蓄積モードクロッキングを使用する二相インターラ
イン型CCDデバイスの垂直シフトレジスターに対する
先行技術のクロッキングシーケンスである。
【図2b】垂直軸は電子のポテンシャルエネルギーを、
水平軸は、CDシフトレジスターに沿った位置を、+は
シリコン表面で蓄積されたホール電荷を表した、図2a
のクロッキングシーケンス中の電荷転送の概略的なシー
ケンスダイアグラムである。
【図3a】ゲートの両セットが蓄積状態にバイアスさ
れ、全クロッキングシーケンスを通して各ゲートの下で
全体電荷2Qを維持する、本発明による修正されたクロ
ッキングシーケンスの図である。
【図3b】図3aのクロッキングシーケンス中の電荷転
送プロセスの概略図である。
【図4a】代替の先行技術の蓄積モードクロッキングシ
ーケンスの図である。
【図4b】図4aのクロッキングシーケンス中の電荷転
送プロセスの概略図である。
【図5a】本発明により構想された修正された蓄積モー
ドクロッキングシーケンスの図である。
【図5b】図4aのクロッキングシーケンス中の電荷転
送プロセスの概略図である。
【図6】本発明の修正された蓄積モードクロッキングシ
ーケンスを使用した、インターライン型デバイスに対す
るクロッキングシーケンスを示すタイミング図である。
【図7】空乏及び蓄積モードにおけるCCDシフトレジ
スターで発生する暗電流をフォットダイオードの暗電流
と比較した、一例のデバイスによる測定値のグラフであ
る。
【符号の説明】
10 フレーム転送型イメージセンサ 12 垂直チャンネル 15 垂直ゲート電極 20 チャンネルストッパ領域 25 垂直ゲート電極 30 水平シフトレジスター領域 31 水平ゲート 32 水平ゲート 35 出力増幅器 40 垂直シフトレジスターアレイ 100 シリコン基板 101 相ゲート 103 絶縁層 102 転送領域 104 貯蔵領域 106 相ゲート 107 転送領域 108 貯蔵領域 201 電荷ポケット 202 電荷ポケット 205 ポテンシャルエネルギーステップ 206 ポテンシャルエネルギーステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー パークス アメリカ合衆国 ニューヨーク 14612 ロチェスター デューイ・アヴェニュ 4698 Fターム(参考) 4M118 AA02 AB01 BA13 CA02 DB06 FA06 FA33 5C024 CX03 GX03 GY04 JX23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサの暗電流を低減する方法
    であって、 イメージセンサに、各列に割り当てられた垂直シフトレ
    ジスターを備えた複数の行と列で配列されたピクセルの
    マトリックスと、垂直シフトレジスターに動作可能に結
    合された少なくとも1つの水平シフトレジスターとを設
    置し、ピクセルの各列は、各ピクセルに対して割り当て
    られた複数の相と、各ピクセルに対して垂直シフトレジ
    スターの複数のゲート電極とを有する垂直シフトレジス
    ターにより形成されており、ピクセルから垂直シフトレ
    ジスターへ更には水平シフトレジスターを通した電荷の
    転送を引き起こすクロッキング手段を設置するステップ
    と、 第1の期間、垂直シフトレジスターのゲート電極の相
    に、各ゲート電極の下で垂直シフトレジスターにホール
    を蓄積するのに充分な第1の電圧セットを、印加する第
    1の印加ステップと、 第2の期間、ゲート電極の第1のセットに、第1の期間
    中に第2のゲート電極のセットの下で蓄積されたホール
    が、第2の期間中に第1のゲート電極のセットの下に収
    集され貯蔵されるような充分な電位の第2の電圧を、ゲ
    ート電極の第2のセットにより正である電圧を同時に印
    加しつつ、印加する第2の印加ステップと、 第3の期間、ゲート電極の第2のセットに、第1のゲー
    ト電極のセットの下で前に蓄積されたホールが第2のゲ
    ート電極のセットの下に転送されるような第3の電圧
    を、ゲート電極の第1のセットにより正である電圧を同
    時に印加しつつ、印加する第3の印加ステップと、 第1及び第2のゲート電極のセットの電圧を第1の期間
    でのレベルに戻すリターンステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】 第3の印加ステップとリターンステップ
    との間に、第1及び第2のゲート電極のセットに、過剰
    なホールが先行するゲート電極の下に戻されるように、
    電圧を印加するステップを更に含む、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 垂直シフトレジスターは、二相型デバイ
    スであり、第3の電圧は、第2の電圧と略同一である、
    請求項1記載の方法。
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