JP2002152507A - 異物検出処理装置および異物検出処理プログラム - Google Patents

異物検出処理装置および異物検出処理プログラム

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JP2002152507A
JP2002152507A JP2000343623A JP2000343623A JP2002152507A JP 2002152507 A JP2002152507 A JP 2002152507A JP 2000343623 A JP2000343623 A JP 2000343623A JP 2000343623 A JP2000343623 A JP 2000343623A JP 2002152507 A JP2002152507 A JP 2002152507A
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JP2000343623A
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Shoji Yagi
肖二 八木
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Naltec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物のある画像データを誤って利用されてし
まうことを防止できるようにすること。 【解決手段】 本例のスキャナドライバ(異物検出装
置)20は、異物を検出する異物検出機能31を有して
いる。異物検出機能31は、画像データφ1の全画素の
階調データφ2の平均値φ3を算出する平均値算出機能
32と、この平均値φ3と各画素の階調データφ2とを
比較して平均値φ3と異なる階調データφ2の画素が連
続していることを判別する判別機能33を備えている。
このため、スキャナ10の原稿ガラスにあるゴミや傷、
スキャナ10の読み取りヘッドにあるゴミや傷の有無を
判断できる。したがって、事前に認識し難い異物であっ
ても容易に検出でき、異物のある画像データを誤って利
用されてしまうことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナやコピー
機などの原稿ガラス上にセットした原稿をスキャンして
得られた画像データを処理可能な処理装置およびその制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿上のイメージ(画像や文字)
を読み取ってデジタルデータに変換できるスキャナが普
及しており、手軽に原稿上のイメージをデジタルデータ
としてメモリなどに保存しておくことができる。また、
原稿上のイメージを別の用紙にコピーできるコピー機も
広く普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スキャナやコピー機で
は、原稿ガラス上にゴミが付着した状態のまま原稿をス
キャンすると、原稿のイメージを忠実に反映した画像デ
ータが得られないという問題がある。多くの場合、スキ
ャナによって取り込まれたイメージを表すためのデータ
(画像データ)は、スキャナのホストとなるパーソナル
コンピュータなどのデータ処理装置(以下、ホスト)に
おいて、表示エリアの都合上、縮小された画像、さらに
は複数の画像を並べてディスプレイに出力されることが
多い。しかしながら、このようなケースでは、消しゴム
のかすや指紋の跡といったゴミ、あるいは、その他の原
稿のイメージではなくスキャナで読み取られた画像デー
タに入ってしまうもの、すなわち、異物はユーザが画面
から識別し難く、画像データを保存あるいはプリントア
ウトする前にその異物の有無を判別することができな
い。
【0004】そこで、本発明においては、事前に判別し
難いような消しゴムのかすなどの異物であっても、それ
らの異物の有無を簡単に判別できる異物検出処理装置を
提供することを目的としている。また、このような異物
検出処理装置を実現するための異物検出処理プログラム
を提供することも本発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、ホストにイン
ストールされるスキャナ用のドライバや、スキャナなど
の画像データを読み取る装置に予め搭載されるファーム
ウェアなどとして提供される本発明の異物検出処理装置
は、原稿ガラスをスキャンして得られた画像データの各
画素の階調データから全画素の階調データの平均値を求
め、この平均値と各画素の階調データとを比較して平均
値と異なる階調データの画素が連続していることを判別
し、異物の有無を判断可能な手段を有することを特徴と
している。この異物検出処理装置は、原稿ガラスをスキ
ャンして得られた画像データの各画素の階調データから
全画素の階調データの平均値を求め、この平均値と各画
素の階調データとを比較して平均値と異なる階調データ
の画素が連続していることを判別し、異物の有無を判断
する工程を実行可能な命令を有する異物検出処理プログ
ラムとして提供することができる。この異物検出処理プ
ログラムはコンピュータが読み取り可能なCD−ROM
などの記録媒体に記録して提供でき、あるいはインター
ネットなどのコンピュータ間の通信により伝送される伝
送媒体に埋め込んで配信できる。そして、この異物検出
処理プログラムをホストとなるデータ処理装置またはス
キャナなどの画像データを読み取る装置にインストール
することにより、上記の工程を有する制御方法でこれら
の装置を制御して異物検出処理装置としての機能を実現
できる。
【0006】本発明の異物検出処理装置では、原稿がセ
ットされていない、またはホワイトの原稿がセットされ
た状態で画像データが読み取られると、全画素の階調デ
ータの平均値を取得すると共に、この平均値と各画素の
階調データとを比較して平均値と異なる階調データの画
素が連続していることを判別して異物の有無を検出して
いる。このため、画像データに異物が反映されてしまっ
たデータがあるか否かを自動的に判別することが可能と
なり、ユーザがスキャナなどから読み込まれる画像デー
タに異物が含まれているか否かに配慮しなくても良くな
る。
【0007】さらに、本発明の異物検出処理装置におい
ては、異常な階調データが連続していることによって異
物の有無を判断するので、ノイズなどによる誤差や素子
の個体差などに起因する各画素の階調データの異常は異
物とは判断されないようになっている。したがって、原
稿を読み取るときに障害となる原稿ガラスに付着したゴ
ミ、原稿ガラス上の傷、スキャナなどの読み取りヘッド
に付着したゴミやそのヘッドの傷などのユーザが対処で
きたり、ユーザが認識しておくべき異物のみの有無を検
出することが可能であり、不必要に警報などを出力して
ユーザの処理の障害になることを防止できる。また、こ
れらの異物がある状態、たとえば、原稿ガラスにゴミが
付着している状態で、ゴミや汚れのない原稿を読み取る
と、ゴミが付着している部分に対応する画素は反射率が
低下することにより暗くなり、その階調データは小さく
なる。すなわち、階調データが大きく変化している画素
が局所的に発生する。そして、異物であれば一つの画素
だけにその影響がおさまらないので、階調データが平均
値からはずれて異常になった画素が連続して現れる。本
発明の異物検出処理装置によれば、全画素の階調データ
の平均値と各画素の階調データとを比較して平均値と異
なる階調データの画素が連続していることを判別できる
ので、原稿ガラスに消しゴムのかすや微小な傷などの異
物だけの有無を確実に検出できる。
【0008】また、異常な画素が連続して異物と判断す
る際の連続の程度、たとえば、画素の数または面積など
のパラメータは異物検出処理プログラムの初期設定で変
更できるようにユーザに開放することが可能であり、ど
の程度の異物で警告を出力するかをユーザ自身の判断に
任せることができる。さらに、以前に検出された異物で
あって、ユーザが認識した異物についてはメモリに記録
して次回の検査で警報を出さないような処理も可能であ
り、原稿ガラスの傷やヘッドの傷などのユーザが容易に
対処できない異物の警報が常に出力されてユーザの作業
の妨げになるような事態を未然に防止することもでき
る。
【0009】本発明の異物検出処理装置では自動的に異
物を検出できるので、その結果に基づき様々な処理を行
うことができる。たとえば、異物があると判別されれ
ば、異物が付着しているメッセージや原稿ガラスの清掃
を促すメッセージを音や表示によって出力できる。ユー
ザに異物があることを音やポップアップ表示などで通知
すれば、画像データをディスプレイに拡大表示するなど
の作業を行うことなく、原稿ガラス上に付着した異物の
有無を簡単に確認できる。このため、本発明の異物検出
処理装置の機能をスキャナのドライバに付加したり、コ
ピー機にインストールすることにより、原稿のイメージ
に忠実な画像データを読み取って保存できる信頼性の高
いスキャナドライバやコピー機を提供できる。特に、近
年では、複数枚の原稿をドキュメントフィーダーによっ
て自動的に読み取るケースも多いので、それらの原稿を
読み取る前に本発明の異物検出処理プログラムが自動的
に実行されるようにしておけば、異物があって多くの原
稿を読み直すといった手間も確実になくすことができ
る。そして、検出対象の異物には、原稿ガラス上に付着
したゴミに限らず、読み取りヘッドに付着しているゴミ
やヘッドの傷などの異物も含まれるので、読み取りヘッ
ドの検査などにも利用できる。
【0010】本発明の異物検出処理プログラムまたは異
物検出処理装置では、異物があったときに異物の位置を
出力できるようにしておくことが望ましい。このように
すれば、ユーザは異物の位置をディスプレイや音声によ
って確認できるので、原稿ガラスに付着した異物などを
的確に把握でき、短時間で異物を取り除くことができ
る。また、取り除けない異物であっても、ユーザが対処
できない異物であることを短時間で確実に判断できるの
で、その後の異物の処置にも非常に有効である。
【0011】また、本発明の異物検出処理プログラムま
たは異物検出処理装置では、原稿ガラスの異物の位置が
出力されたときに、異物の位置に対応する画素の階調デ
ータを補正してスキャンされた画像データとして出力す
る補正処理を実行可能であることが望ましい。補正方法
としては、補正する対象となる画素の階調データを、補
正する対象となる画素に隣り合う画素の階調データの平
均値に変更する方法を採用できる。あるいは補正対象の
周囲の画素の階調データを内挿した値とすることも可能
である。これにより、異物のある位置に対応した画素の
階調データの異常を補正できるので、原稿ガラスの異物
をソフトウェア的に除去することができ、原稿のイメー
ジをより忠実に読み取った画像データをホスト側のアプ
リケーションに提供できる。特に、スキャナヘッドの側
に異物がある場合や原稿ガラスに傷がある場合は、原稿
ガラスに異物が付着している場合と異なり、ユーザがそ
れらの異物を取り除くことができないので、このような
補正処理は非常に効果的である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明に
ついてさらに説明する。図1に本発明に係る画像データ
を読み取るシステムの概略を示してある。図1に示すシ
ステム1は、ホストコンピュータなどの画像データを処
理するアプリケーションが搭載されたホスト2と、原稿
9を読み取るスキャナ10とを有しており、これらがU
SBケーブル、SCSIケーブル、IEEE1394ケ
ーブルなどの適当なインターフェースケーブル3により
接続されている。したがって、原稿9のイメージ5はス
キャナ10でデジタルデータ(画像データ)φ1として
読み取られてホスト2に送られて処理される。
【0013】本例のスキャナ10は、RGBの各色毎
に、8ビット、256階調のデータを出力できるタイプ
のものであり、フラット型のハウジング11の上面に設
置された原稿ガラス12と、この原稿ガラス12にセッ
トされた原稿9のイメージ5を読み取り可能なスキャナ
ヘッド14を備えている。そして、本例のスキャナ10
は、原稿ガラス12の上に原稿9を裏向きにセットした
状態で原稿カバー13を被せて主走査方向Aの1ライン
を読みながらスキャナヘッド14を副走査方向Bに移動
させると、スキャナヘッド14で原稿9のイメージ5を
読み取ることができる。本例のスキャナヘッド14は、
原稿ガラス12の裏側から光Cを当て、原稿9から反射
されてくる光をCCDを備える検出部16で検出して原
稿9のイメージ5を読み取る。検出部16で読み取られ
たデータは、スキャナ10のCPU21、ROM22、
RAM23などのハードウェアから構成されるスキャナ
10の制御装置18を介して画像データφ1としてホス
ト2のスキャナドライバ20に送られる。
【0014】図2にはホストコンピュータの概略構成を
示してある。本例のホスト2は、システム1を制御する
オペレーティングシステム(OS)25と、本発明に係
る異物検出処理装置としての機能を備えたスキャナドラ
イバ20がインストールされている。本例のスキャナド
ライバ20はホスト2で読み取り可能なCD−ROMな
どの記録媒体6に記録されてスキャナ10と共に提供さ
れ、ホスト2にインストールすることにより本発明のデ
ータ処理装置としての機能をホスト2に実現できる。ま
た、この他に、インターネットなどのコンピュータ間の
通信を介して供給される伝送媒体に埋め込まれた形態で
提供され、ホスト2のハードディスクなどの適当な記録
媒体にダウンロードされることにより本発明のデータ処
理装置としての機能をホスト2に実現できる。
【0015】また、本例のホスト2はスキャナ10で得
られた画像データφ1を処理可能な各種のアプリケーシ
ョンソフト27もインストールされている。このため、
本例のホスト2は、スキャナ10から送られてきた画像
データφ1をUSBなどの適当なインターフェース28
を介してスキャナドライバ20を用いて取得し、その画
像データφ1を磁気記録媒体(ハードディスク)あるい
はRAMなどの適当な記録媒体上のメモリ26に格納で
きるようになっている。メモリ26に格納された画像デ
ータφ1はディスプレイ4に表示したり、アプリケーシ
ョンソフト27で色補正、加工、変形、文書への貼り付
けなどの各種の画像処理に利用される。
【0016】本例のスキャナドライバ20は、スキャナ
10から画像データφ1を取得するデータ取得機能39
と、原稿ガラス12の上に付着した消しゴムのかす、指
紋の跡などの異物の有無を判断する異物検出機能31を
有している。この異物検出機能31は、メモリ26に格
納された画像データφ1の各画素の階調データφ2から
全画素の階調データの平均値φ3を求める平均値算出機
能32と、平均値φ3と各画素の階調データφ2とを比
較して平均値φ3と異なる階調データφ2の画素が連続
していることを判別する判別機能33を備えている。本
例の判別機能33は、平均値φ3と各画素の階調データ
φ2を比較し、階調データφ2が平均値φ3から大きく
はずれて異常になった画素を検出して、さらに、検出さ
れた画素が縦、横、斜めなどに連続していることを判別
できるようになっている。そして、異常な階調データφ
2の画素が所定の数だけ連続しているときに、異物であ
る可能性が高いと判断し、その位置も特定する。異物と
判断する際に画素が連続している数あるいは面積はデフ
ォルトで設定されているか、または、ユーザ自身が設定
できるようにオプションとして初期設定画面などに入力
できるように開放しておくことも可能である。ユーザ自
身が設定できるようにしておけば、判別機能33によっ
て判断される対象となる異物の大きさを決定できるの
で、異物検出機能31の精度あるいは感度を制御でき、
ユーザの使用環境や好みなどに合致した機能にすること
ができる。
【0017】図3にスキャナ10により新規のコピー用
紙や専用紙などのゴミや汚れのない真白な用紙、あるい
は原稿カバー13の裏面であって反射率の一様なホワイ
トの面15を読み取ったときに得られる画像データφ1
の各画素の階調データφ2を示してある。スキャナ10
でこのような白色の基準となる面15を読み取ると、ス
キャナヘッド14に入ってくる反射光の強度は大きく、
かつそれぞれの画素の光の強度はほぼ同一になるはずで
ある。しかしながら、図1に示すように、原稿ガラス1
2の一部に異物となるゴミ40が付着していると、ゴミ
40の位置のイメージを読み取る際にその座標で画素と
して得られる光の強度は小さくなる。このため、たとえ
ば、スキャナ10が8ビット、256階調のデータを出
力できるタイプであれば、ゴミ40の無い部分に対応す
る画素の階調データφ2はCCDの公差などで上下する
範囲で200程度になるのに対し、ゴミ40に対応する
画素の階調データφ2は40程度になる。そして、図4
に斜線を付して示すように、ゴミ40であれば、平均値
φ3より小さく異常な階調データφ2の画素がゴミ40
の形状にしたがって連続する。
【0018】したがって、上記の基準となる面15の画
像データφ1がホスト2に送られると、本例のスキャナ
ドライバ20の異物検出機能31で、たとえば、200
程度の平均値φ3が得られ、判別機能33により、画素
番号「25」の画素を中心にしてある範囲の画素の階調
データφ2が平均値φ3に対して40程度と異常な値に
なっていることが判断される。さらに、これらの異常な
値の階調データφ2の画素は1つでなく複数あり、それ
らの画素が連続しているので、判別機能33によってゴ
ミ40があると判断される。なお、原稿ガラス12にあ
る傷や、スキャナヘッド14に付着したゴミ、スキャナ
ヘッド14にある傷などの異物であっても原稿ガラス1
2に付着したゴミ40と同様に検出できる。
【0019】さらに、本例のスキャナドライバ20は、
判別機能33で判断されたゴミ40の位置に対応した画
素の位置を出力する位置出力機能35を有している。位
置出力機能35は図5に示すように、判別機能33で特
定されたゴミ40の位置をマーク45でディスプレイ4
に表示する。このため、ユーザはディスプレイ4の表示
を一目見るだけで、原稿ガラス12にゴミ40が付着し
ていることに加えて、ゴミが付着している位置を簡単に
把握でき、ゴミ40を原稿ガラス12から短時間で確実
に除去することができる。
【0020】一方、ディスプレイ4に表示されたマーク
45に基づき原稿ガラス12を確認した結果、原稿ガラ
ス12にゴミ40が付着していないのであれば、原稿ガ
ラス12に傷がついていたり、スキャナヘッド14にゴ
ミが付着している、あるいはスキャナヘッド14に傷が
ついていると判断することが可能である。このような傷
やゴミなどの直ぐに対処できないものはユーザの指示で
異物の位置を履歴としてメモリ26に記録し、次回の異
物検出で同じ異物が検出されても表示されないようにす
ることができる。
【0021】本例のスキャナドライバ20は、位置出力
機能35で異物の位置(座標)が分かるので、補正機能
36により異物がある部分に対応した画素を補正できる
ようになっている。本例の補正機能36は位置出力機能
35で得られるゴミ40の位置から補正する対象となる
画素を特定し、補正対象の画素に隣り合う画素の階調デ
ータφ2の平均値φ5を求めて補正対象の画素の階調デ
ータφ2をその平均値φ5にする。図6には、9×4の
合計36ヶの画素を有する画像データφ1のうち、斜線
を付した6ヶの画素(X3、Y1)、(X4、Y1)、
(X5、Y1)、(X3、Y2)、(X4、Y2)、お
よび(X5、Y2)の階調データφ2がゴミ40により
異常になった例を示してある。このような場合、本例の
補正機能36は、実際に原稿9がスキャナ10にセット
されて得られた画像データφ1に対して、その画像デー
タφ1の画素(X3、Y1)、(X4、Y1)、および
(X5、Y1)の値をその画像データφ1において周囲
に位置する画素の階調データφ2の平均値φ5に置き換
える。たとえば、主走査方向Aで隣り合う画素(X2、
Y1)、および(X6、Y1)を用いると、画素(X
3、Y1)、(X4、Y1)、および(X5、Y1)の
階調データφ2は画素(X2、Y1)、(X6、Y1)
の階調データφ2の平均値φ5に置き換えられる。ま
た、画素(X3、Y2)、(X4、Y2)、および(X
5、Y2)の階調データφ2は画素(X2、Y2)、
(X6、Y2)の階調データφ2の平均値φ5に置き換
えられる。このようにして補正した画像データφ1をス
キャナドライバ20からアプリケーションソフト27に
出力することにより、アプリケーションソフト27は異
物の影響のない画像データφ1を処理できる。
【0022】図7には、本例のスキャナドライバ20と
してCD−ROMなどに格納して提供されるドライバプ
ログラムP1で実行される異物検出に係る処理をフロー
チャートを用いて示してある。このドライバプログラム
P1は以下に述べる処理を実行可能な命令を有するもの
であり、従来のスキャナドライバとしての機能に加えて
異物検出に関連する処理も実行できる。まず、ステップ
51において、ユーザがホスト2の入力手段8により特
定のアプリケーションソフト27を起動して画像データ
φ1の入力を行うと、本例のスキャナドライバ20が自
動的にロードされ起動する。また、スキャナドライバ2
0を直接起動することも可能である。
【0023】ステップ52において、スキャナドライバ
20の異物検出機能(ゴミ検出機能)31が選択される
と、ステップ53において、反射率の一様な基準のホワ
イトの用紙をセットする通知をディスプレイ4に表示す
る。基準のホワイトの用紙をセットして、ステップ54
でスキャンを開始する指示を受領すると、ステップ55
において、本例のスキャナドライバ20はスキャナ10
へスキャン開始の指示を発する。そして、ステップ56
において、スキャナドライバ20はスキャナ10から受
領した画像データφ1に基づき異物検出機能31を用い
てゴミ検出を行う。
【0024】図8にはゴミ検出処理の概要を示してあ
る。本例のスキャナドライバ20では、上述したよう
に、まず、ステップ71において、平均値算出機能32
で画像データφ1の全画素の階調データの平均値φ3を
算出し、次に、ステップ72において、判別機能33で
平均値φ3と各画素の階調データφ2を比較する。そし
て、ステップ73において、平均値φ3と異なる階調デ
ータφ2の画素を特定し、ステップ74において、異常
な画素が適当な方向あるいは設定された範囲を超えて連
続していれば、その異常な画素の位置にゴミ40がある
と判断し、ステップ75において、異常な画素の位置デ
ータφ4をメモリ部26に格納する。
【0025】図7に戻って、このようなゴミ検出処理が
終了すると、ステップ57において、メモリ26の位置
データφ4に基づきディスプレイ4にゴミ40の位置を
マーク45などで分かり易く表示する。したがって、ユ
ーザは原稿ガラス12の清掃が必要であることが分か
り、ゴミを除去する作業に取りかかれる。ディスプレイ
4の表示については、原稿ガラス上のどの位置であるか
一目でわかるように、原稿ガラス全体がディスプレイ上
に表示されるサイズに調整することが望ましい。そし
て、ゴミ自体に加えて、サークルや矢印などによってゴ
ミ40の位置がわかるようにすると、ゴミ自体は判別で
きないようなサイズであっても、サークルなどのマーク
45によりゴミの位置を容易に特定することができる。
【0026】これらの処理によりゴミ40の位置がわか
るので、次に、ステップ58において、本スキャンが開
始されると、ステップ59において、スキャナ10に指
示を送る。そして、画像データφ1を取得できたとき
に、ステップ60において、補正機能(ゴミ除去機能)
36が選択されていると、ステップ61において、ゴミ
40の位置に対応した画素の階調データφ2を補正す
る。そして、補正した画像データφ1をアプリケーショ
ンソフト27などに送ることにより、ステップ62にお
いて、補正後の画像データφ1をディスプレイ4に表
示、印刷出力、あるいはファイルとして蓄積するなどの
処理ができる。
【0027】一方、ステップ57において、出力される
ゴミ40の位置に基づきユーザがゴミ40を除去できた
ケースなどでは、補正機能36は選択しなくても良い。
【0028】このように本例のスキャナドライバ20は
原稿ガラス12に付着したゴミなどの異物を自動的に検
出する機能を備えている。したがって、原稿9を読み取
る前に、ゴミ(異物)検出機能31を用いて原稿ガラス
上のゴミや傷、スキャナヘッド14のゴミや傷などの異
物を検出すれば、これらの異物が反映されたデータを含
む画像データφ1が誤って保存されたり、プリントアウ
トされてしまう事態を未然に防ぐことができる。このた
め、ユーザがスキャナ10から得られた画像データφ1
をディスプレイ4に拡大表示して異物が含まれているか
否かを確認する手間が無くなり、異物の有無に配慮しな
くても良くなる。また、本例のスキャナドライバ20で
は、異常な階調データφ2の画素が連続していることに
よって異物の有無を判断するので、ノイズやCCDの個
体差などに起因する階調データφ2の異常は異物と判定
されないようになっている。したがって、原稿9を読み
取るときに障害となる原稿ガラス上のゴミや傷、スキャ
ナヘッド10のゴミや傷といったユーザが対処できた
り、ユーザが認識しておくべき異物のみの有無を確実に
検出することが可能である。このため、不必要な異物を
検出して余計な警報などを頻繁に出力するなどの弊害も
なく、ユーザに余計な負担をかけずに済む。したがっ
て、本例のスキャナドライバ20や、ゴミ検出機能31
を付加したコピー機によれば、原稿9のイメージ5に忠
実な画像データφ1を保存、あるいはプリントアウトで
きる信頼性の高い画像の読み取り処理を実現できる。特
に、複数枚の原稿9を自動的に読み取るケースでは、異
物があると読み取った原稿の画像データのそれぞれに異
物が含まれてしまい原稿9の読み直しが必要になるが、
原稿9を読み取る前にゴミ検出が自動的に実行されるよ
うにしておけば、このような原稿9を読み直す手間を省
ける。
【0029】また、本例のスキャナドライバ20では、
異常な画素が連続して異物と判断する際の画素の数や面
積などのパラメータ(連続の程度)はユーザ自身が設定
できるように開放しておくことが可能である。このた
め、どの程度の大きさの異物で警報を出すかをユーザの
好みやスキャナ10の使用目的に則して決定できる非常
にフレキシブルなゴミ検出を行うことができる。
【0030】さらに、本例のスキャナドライバ20は、
原稿ガラス12に傷がある場合やスキャナヘッド14に
ゴミや傷がある場合など原稿9に対して異物となるもの
は原稿ガラス上に付着したゴミと同様に検出できる。し
たがって、原稿ガラス12に付着したゴミ40の除去を
促すことだけでなく、スキャナ10のヘッド14の品質
を検査するために利用できる。さらに、原稿ガラス12
に傷があるなどのメンテナンスが必要な異物の有無およ
びその異物の位置も特定できるので、ユーザのみなら
ず、メンテナンスサービスを提供する側にとっても非常
に有用である。
【0031】また、本例のスキャナドライバ20は、ゴ
ミ検出処理によって得られた位置の画素を補正すること
により、異物をソフトウェア的に除去することも可能で
ある。これは、原稿ガラス12に傷があったり、ヘッド
14にゴミや傷がある場合などの異物の除去が難しい場
合には、非常に有効である。また、補正する際に主走査
方向A、副走査方向Bあるいは相方向に隣接する画素の
階調データφ2の平均値で補正しているが、これらの代
わりに、隣接する画素の階調データφ2を内挿補間して
異物の位置にあたる画素の階調データφ2を補正するこ
とも可能である。
【0032】さらに、上記では、RGBの各色毎に、8
ビット、256階調のデータを出力できるタイプのスキ
ャナ10に基づき本発明を説明したが、画像データは8
ビットに限定されるものではなく、16ビット、655
36階調、あるいはそれ以上の多階調のデータが取得で
きる場合であっても本発明を適用できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の異物検出
処理装置および異物検出処理プログラムにおいては、全
画素の階調データの平均値を求め、この平均値と各画素
の階調データを比較してその平均値と異なる階調データ
の画素が連続していることを判別することにより、異物
の有無を自動的に判断できるようになっている。したが
って、その判断結果に基づき、ゴミや汚れの有無をユー
ザに音や画面表示で通知することも容易であり、原稿ガ
ラス上の消しゴムのかす、指紋の跡、傷、読み取りヘッ
ドのゴミや傷などのディスプレイ上で画像データを拡大
表示しなければ認識し難い異物を確認するのに適してい
る。このため、これらの異物がある画像データが誤って
保存されたり、プリントアウトされてしまう事態を未然
に防ぐことができる。よって、本発明の異物検出処理プ
ログラムをスキャナ用のドライバに付加したり、コピー
機にインストールすることにより、原稿のイメージが忠
実に反映された画像データを読み取り保存、あるいはプ
リントアウトできる信頼性の高いスキャナドライバやコ
ピー機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキャナドライバを用いたシステ
ムの概要を示す図である。
【図2】本例のホストの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】スキャナの原稿ガラスにゴミが付着していると
きの各画素の階調データを示す図である。
【図4】ゴミの位置に対応する画素が所定の方向に連続
する様子を説明するための図である。
【図5】ゴミの位置がディスプレイ上に表示される例を
示す図である。
【図6】本例のスキャナドライバの補正機能による補正
方法を説明するための図である。
【図7】本例のスキャナドライバの概略の処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】本例のスキャナドライバの異物検出処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
2 ホスト 4 ディスプレイ 6 記録媒体 10 スキャナ 12 原稿ガラス 20 スキャナドライバ(異物検出処理装置) 26 メモリ 31 異物検出機能 32 平均値算出機能 33 判別機能 35 位置出力機能 36 補正機能 40 ゴミ 45 マーク φ1 画像データ φ2 階調データ φ3 平均値 φ4 位置データ φ5 平均値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 5/00 300 H04N 1/00 106C H04N 1/00 106 1/40 101Z Fターム(参考) 2F065 AA03 AA49 CC02 FF04 JJ02 JJ09 JJ25 MM14 MM24 MM28 QQ31 UU05 2G051 AA84 AB01 CA03 CB01 CD04 EA12 EA14 EA17 EA21 EA24 EC03 ED07 ED08 ED22 5B057 AA12 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE11 DA03 DA04 DA07 DB02 DB06 DB09 DC04 DC22 5C062 AA05 AB17 AC02 AC55 AC66 AC72 AE03 BA06 5C077 LL02 LL11 LL13 PP15 PP46 PP55 PP71 PQ20 RR19 SS01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿ガラスをスキャンして得られた画像
    データの各画素の階調データから全画素の階調データの
    平均値を求め、この平均値と各画素の階調データとを比
    較して当該平均値と異なる階調データの画素が連続して
    いることを判別し、異物の有無を判断する工程を実行可
    能な命令を有する異物検出処理プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記異物があると当
    該異物の位置を出力する工程を実行可能な命令を有する
    異物検出処理プログラム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、さらに、前記異物の
    位置に対応する画素の階調データを補正して前記スキャ
    ンして得られた画像データとして出力する補正工程を実
    行可能な命令を有する異物検出処理プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記補正工程では、
    補正する対象となる画素の階調データを、当該補正する
    対象となる画素に隣り合う画素の階調データの平均値に
    変更する工程を実行可能な命令を有する異物検出処理プ
    ログラム。
  5. 【請求項5】 原稿ガラスをスキャンして得られた画像
    データの各画素の階調データから全画素の階調データの
    平均値を求め、この平均値と各画素の階調データとを比
    較して当該平均値と異なる階調データの画素が連続して
    いることを判別し、異物の有無を判断可能な手段を有す
    る異物検出処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記異物があると当
    該異物の位置を出力する手段を有する異物検出処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記異物の位置に対
    応する画素の階調データを補正して前記スキャンして得
    られた画像データとして出力する補正手段を有する異物
    検出処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記補正手段は、補
    正する対象となる画素の階調データを、当該補正する対
    象となる画素に隣り合う画素の階調データの平均値に変
    更する異物検出処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の異物検出処理装置と、
    原稿をセット可能な前記原稿ガラスと、この原稿ガラス
    にセットされた原稿を読み取り可能な読み取りヘッドと
    を有するスキャナ。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の異物検出処理装置
    と、前記画像データに基づく処理を行う処理手段とを有
    するデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 原稿ガラスをスキャンして得られた画
    像データの各画素の階調データから全画素の階調データ
    の平均値を求め、この平均値と各画素の階調データとを
    比較して当該平均値と異なる階調データの画素が連続し
    ていることを判別し、異物の有無を判断する工程を有す
    る画像データを処理する機能を有するデータ処理装置の
    制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の異物検出処理プログ
    ラムを記録した記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144885A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Epson Corp 異物濃度の読み取り有無の判定方法、及び、テストパターンの濃度の代表値を算出する方法
JP2013098887A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、ゴミ検出制御方法及びゴミ検出制御プログラム
JP7467901B2 (ja) 2019-12-06 2024-04-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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