JP2002152286A - 波長多重光伝送方法およびそのシステム - Google Patents

波長多重光伝送方法およびそのシステム

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JP2002152286A
JP2002152286A JP2001145490A JP2001145490A JP2002152286A JP 2002152286 A JP2002152286 A JP 2002152286A JP 2001145490 A JP2001145490 A JP 2001145490A JP 2001145490 A JP2001145490 A JP 2001145490A JP 2002152286 A JP2002152286 A JP 2002152286A
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division multiplexing
wavelength
optical signal
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JP2001145490A
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Junichi Kasahara
淳一 笠原
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長多重端局装置に信号の伝送品質を監視す
る機能を設け、障害(ビット誤り)発生区間を特定す
る。 【解決手段】 波長多重端局装置2,5は、送受信装置
21〜2N,51〜5Nにおいて、伝送装置11〜1
N,61〜6Nから入力する光信号の10ビットのビッ
ト列を所定の符号則に基づいて8ビットのビット列の符
号に変換し、かつ符号の符号則違反およびRDのエラー
を判断し、伝送品質監視信号を監視装置2c,5cおよ
びネットワーク7を介して監視制御装置8に出力して波
長多重区間の波長多重端局装置において信号の伝送品質
を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接続されたノー
ド間で波長の異なる複数の光を多重化して光伝送する波
長多重光伝送方法およびそのシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムにおいては、ト
ランスポンダーからなる送受信装置や光合分波器などか
ら構成されるノードである波長多重端局装置を複数備
え、波長多重端局装置は、例えばSDH(Synchronous
Digital Hierarchy)伝送を行うSDH端局装置やmビ
ット/nビットのビット変換の符号則を持つ伝送装置
(例えばルータ)と接続されており、波長多重端局装置
間(以下、「波長多重区間」という)で波長の異なる複
数の光信号を多重化して光伝送を行い、受信側のノード
で該当する波長の光信号を分波して受信していた。この
システムでは、波長の多重化が行われる波長多重区間で
ビット誤り発生時の障害発生区間を特定するために、伝
送する信号の品質を監視する必要があった。なお、m,
nは、ビット変換の符号化方式における任意の整数のビ
ット数を示している。
【0003】そこで、SDH端局装置では、ITU−T
(International Telecommunication Union-Telecommun
ication standardization sector)の勧告で、伝送する
SDHフレーム中のSOH(Section Over Head)内の
B1バイトを、OH(Over Head)モニタによって監視
することにより、伝送信号品質を監視していた。また、
このシステムがSDH端局装置と接続されている場合に
は、送受信装置内に設けたOHモニタによって、上記と
同様にSDHフレーム中のSOH内のB1バイトを監視
することにより、伝送信号品質を監視していた。
【0004】また、ルータなどの伝送装置では、MAC
(Media Access Control)層において信号の伝送品質を
監視していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステムでは、上記伝送装置と接続される場合には、IE
EE(Institute of Electrical and Electronics Engi
neers)802.3で規格化されたギガビットイーサネ
ット(登録商標)データ(Gigabit Ethernet Data)
を、上記送受信装置内のルータ側の光送受信器で受信
し、その出力をCDR(Clock andData Recovery)で識
別再生し、WDM(Wavelength Division Multiplex tr
ansmission system)側の光送信器で所定波長に変換し
ていたが、上記波長多重端局装置内には信号の伝送品質
を監視する機能がないので、波長多重区間内において伝
送品質を監視することができなかった。
【0006】この発明は、上記実状に鑑みなされたもの
で、波長多重端局装置に信号の伝送品質を監視する機能
を設け、障害(ビット誤り)発生区間を特定できる波長
多重光伝送方法およびそのシステムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、ビット変換の符号則を持つ伝送装置
が接続された複数のノードと、該ノード同士を接続する
光伝送路とを有し、前記ノードが波長の異なる複数の光
信号を多重化して光伝送し、前記ノードで該当する波長
の光信号を分波して受信する波長多重光伝送において、
前記ノードは、入力する前記光信号のビット列を前記符
号則に基づいて所定ビット列の符号に変換する変換手段
と、前記変換された符号が前記符号則に違反しているか
どうか判断する第1の判断手段とを備えた波長多重光伝
送方法およびそのシステムが提供される。
【0008】すなわち、波長多重端局装置からなるノー
ドは、入力する光信号のビット列を前記符号則に基づい
て所定ビット列の符号に変換し、かつ符号の符号則違反
を判断することで、信号の伝送品質を監視する。また、
この発明では、伝送装置は、出力する光信号のビット列
が負値と正値を交互に繰り返すランニング・ディスパリ
ティの制御を行い、ノードは、前記入力する光信号の前
記ランニング・ディスパリティのエラーを判断すること
で、信号の伝送品質を監視する。
【0009】また、この発明では、第1および第2の判
断手段の少なくとも1つからの判断結果に基づいて光信
号の伝送品質を監視する監視手段をさらに備えて、障害
発生区間を特定する。また、この発明では、第1の判断
手段は、前記変換された符号が予め前記符号則によって
割り当てられた符号かどうかで符号則違反を判断して、
システム内における信号の伝送品質を監視する。
【0010】さらに、この発明では、第1および第2の
判断手段は、所定のビット列、例えば1バイトごとに符
号則違反および前記ランニング・ディスパリティのエラ
ーを判断し、かつ所定時間、例えば1秒間ごとに当該判
断結果を出力することで、この判断結果の一括した送出
を可能として、伝送するデータ量を削減する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる波長多重光伝送方法およびそのシステムの
好適な実施の形態を説明する。なお、この発明は、これ
ら実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0012】図1は、この発明にかかる波長多重光伝送
方法を用いたシステムの構成の一例を示す構成図であ
る。図において、この発明にかかる波長多重光伝送シス
テムでは、例えば8ビット/10ビットのビット変換の
符号則を持つ伝送装置(ルータ)11〜1Nと接続され
る波長多重端局装置2と、同様に8ビット/10ビット
のビット変換の符号則を持つ伝送装置(ルータ)61〜
6Nと接続される波長多重端局装置5とが光伝送路3,
4を介して接続されるとともに、波長多重端局装置2,
5は、専用線などのネットワークまたはIP(Internet
Protocol)ネットワークからなるネットワーク7を介
して、図示しないネットワークセンタに設置された監視
制御装置8と接続されている。ここで、Nは、任意の整
数である。
【0013】なお、伝送装置11〜1N,61〜6N
は、例えば256個の8ビット列のデータ符号を所定の
符号則に基づき、対応する2つの10ビット列のデータ
符号(ランニング・ディスパリティ(RD)の負値と正
値)に変換している。すなわち、伝送装置は、波長多重
端局装置2,5に送信するデータ符号が、RDの負値と
正値を交互に繰り返すように制御して、512通りの1
0ビット列のデータ符号の光伝送を可能にしている。こ
のデータ符号は、パラレル/シリアル変換後、波長多重
端局装置2,5に送信される。
【0014】波長多重端局装置2は、伝送装置11〜1
Nとの間で任意の波長、例えば波長λの光信号の送受信
をそれぞれ行う送受信装置21〜2Nと、送受信装置2
1〜2Nとの間で波長多重できるような固定した波長、
例えば波長λ1〜λNの光信号を送受信する光合分波器
2aと、光合分波器2aで合波された光信号を増幅して
光伝送路3に送出する光増幅器2bと、各送受信装置2
1〜2Nと接続され、転送されてきた故障や警報のアラ
ームや光の入出力レベルの情報をネットワーク7を介し
て監視制御装置8に送信して監視を可能とする監視装置
2cとから構成されている。
【0015】また、波長多重端局装置5も同様に、伝送
装置61〜6Nとの間で任意の波長λの光信号の送受信
をそれぞれ行う送受信装置51〜5Nと、送受信装置5
1〜5Nとの間で波長λ1〜λNの光信号を送受信する
光合分波器5aと、光合分波器5aで合波された光信号
を増幅して光伝送路4に送出する光増幅器5bと、各送
受信装置51〜5Nと接続され、上記故障やアラームや
光の入出力レベルの情報をネットワーク7を介して監視
制御装置8に送信して監視を可能とする監視装置5cと
から構成されている。
【0016】各送受信装置21〜2N,51〜5Nは、
それぞれ同一の構成部からなり、図2に示すように、伝
送装置から送信されたギガビットイーサネット(Gigabi
t Ethernet)データを、光送受信器31で受信し、その
受信された信号を分岐回路32で分岐している。分岐さ
れた一方の信号は、送信器33で波長多重できるような
固定した波長の光信号に変換されて光合分波器2a(5
a)に送信されている。また、分岐された他方の信号
は、伝送品質監視部34に出力され、ここで後述する伝
送品質の監視が行われて、その監視結果である伝送品質
監視信号を監視装置2c(5c)に出力する。
【0017】また、送受信装置では、光合分波器2a
(5a)からの光信号を受信器35で受信して任意の波
長λの信号に変換し、その受信された信号を分岐回路3
6で分岐している。分岐された一方の信号は、光送受信
器31に出力されて、ギガビットイーサネットデータと
して伝送装置に送信される。また、分岐された他方の信
号は、伝送品質監視部37に出力され、ここで後述する
伝送品質の監視が行われて、その監視結果である伝送品
質監視信号を監視装置2c(5c)に出力する。
【0018】伝送品質監視部34,37は、入力するシ
リアル信号を10ビットのパラレル信号に変換するシリ
アル/パラレル変換器34a,37aと、10ビットの
パラレル信号を8ビットの信号に変換する10ビット/
8ビットデコーダ34b,37bと、このデコーダ34
b,37bからの符号則違反検出出力を示す信号を信号
処理して伝送品質監視信号として出力する処理回路34
c,37cとから構成されている。
【0019】10ビット/8ビットでデコーダ34b,
37bは、上述したごとく、伝送装置とは逆に上記伝送
装置からのデータ符号を10ビット/8ビットのビット
列に変換するこの発明の変換手段の機能を有するととも
に、変換されたデータ符号が所定の符号則に違反してい
るかどうか判断するこの発明の第1の判断手段と、上記
データ符号のRDがエラーかどうか判断するこの発明の
第2の判断手段の機能を有しており、例えばLSIによ
って構成されている。
【0020】この実施の形態では、例えば、ANSI
X3.230(Fibre Channel Physical and Signaling
Interface)で規定されている図示しない変換表に基づ
いて、ハードウェア(論理回路)でビット変換を実施し
ている。このビット変換において、例えば16進数の
“00”は、10ビットの負値では“1001110100”で、1
0ビットの正値では“0110001011”で表され、これらを
デコーダ34b,37bは、8ビットの“00000000”に
変換する。また16進数の“01”は、10ビットの負値
では“0111010100”で、10ビットの正値では“100010
1011”で表され、8ビットでは“00000001”で、また1
6進数の“1F”は、10ビットの負値で“1010110100”
で、10ビットの正値では“0101001011”で表され、8
ビットでは“00011111”で表される。
【0021】このデコーダ34b,37bでは、符号則
違反の検出を所定のビット列、例えば1バイト(8ビッ
ト)ごとに行っている。ところが、デコーダ34b,3
7bは、多重されたすべてのチャネルにおいて符号則違
反を検出するので、例えばこのすべてのチャネルで符号
の伝送品質が極端に劣化した場合、符号則違反出力信号
の発生が膨大になり、監視装置2c,5cにそのまま出
力することは、伝送するデータ量の増大につながり実用
的ではない。
【0022】したがって、この実施の形態では、以下に
示す設定に基づき、デコーダ34b,37bはあるチャ
ネルの符号則違反出力を処理してから処理回路34c,
37cに送出する。すなわち、デコーダ34b,37b
では、1秒間を例えば8000フレームに分割するよう
に規定する。そして、デコーダ34b,37bは、符号
則違反の有無(符号則違反出力信号の発生)を、分割し
た1フレームごとの情報として処理回路34c,37c
に伝送する。
【0023】処理回路34c,37cでは、このデコー
ダ34b,37bで検出された符号則違反の情報に基づ
き、符号則違反の発生したフレームの有無をカウントす
る。そして、処理回路34c,37cは、この符号則違
反の情報を記録することで、例えばあるチャネルのある
時点における1秒間あたりのエラー数の推定を行う。監
視装置2c,5cでは、各送受信装置21〜2N,51
〜5Nからのチャネルごとのエラー情報を受信して、シ
ステム全体の伝送品質を管理する。
【0024】この構成において、例えば伝送装置11〜
1Nから入力された任意波長の光信号を、光送受信器3
1で受信した後、分岐回路32で分岐する。この分岐さ
れた光信号の一方は、送信器33で波長変換により波長
多重できるように固定した波長に変換されてから送出さ
れ、さらに光合分波器2aで合波されて光増幅器2bに
よって一括増幅された上で光伝送路3に送出される。
【0025】また、分岐回路32で分岐された他方の光
信号は、図3のフローチャートに示すように、デコーダ
34bによってあるビット列ごとの符号則違反およびR
Dのエラーが判断される。すなわち、この光信号は、伝
送品質監視部34のシリアル/パラレル変換器34aで
10ビットのパラレルの符号に変換された後(ステップ
101)、この10ビットのコードが符号則によって割
り当てられた符号かどうか判定する(ステップ10
2)。ここで、このコードが符号則に割り当てられてい
ない無効の場合には、処理回路34c,37cに10ビ
ット/8ビット変換のエラー出力を行う(ステップ10
3)。
【0026】また、このコードが符号則に割り当てられ
た有効の場合には、デコーダ34bで8ビットのビット
列からなるデータ符号に変換される(ステップ10
4)。次に、デコーダ34bは、例えばこの変換したデ
ータ符号のRDのエラーを判定し、ここで入力する上記
データ符号が負値と正値を交互に繰り返していない場合
には、RDのエラーと判定して符号則違反検出出力を行
う。すなわち、データ符号は、上記のようにRDの負値
と正値を交互に繰り返すので、次に送られてくるデータ
符号がRDの負値なのか正値なのか容易に予測が可能と
なる。
【0027】そこで、ステップ105において、次の1
バイト分のデータ符号のRD予測を行い、例えばその予
測がRDの正値の場合に、入力する1バイト分のデータ
符号がRDの正値の時には、ステップ106のRD判定
において、エラーなしと判定し、また判定結果がRDの
負値の時には、符号則違反と判定して符号則違反検出出
力を行う(ステップ107)。
【0028】また、ステップ105において、例えば次
の1バイト分のデータ符号のRD予測がRDの負値の場
合に、入力する1バイト分のデータ符号がRDの負値の
時には、ステップ108のRD判定において、エラーな
しと判定し、また判定結果がRDの正値の時には、符号
則違反と判定して符号則違反検出出力を行う(ステップ
109)。
【0029】なお、伝送品質監視部37は、伝送品質監
視部34と同様の構成なので,上述したデータ符号の符
号則違反およびRD判定の検出は、伝送品質監視部37
においても同様に行うことができる。この符号則違反検
出出力は、処理回路34cで上述したような信号処理が
なされた後、監視装置2cに出力されており、監視装置
2cは、転送されてきた符号則違反検出をネットワーク
7を介して、図示しないネットワークセンタに設置され
た監視制御装置8に送信して、波長多重区間の波長多重
端局装置において伝送品質の監視を行う。監視制御装置
8は、各監視装置から送られてくる符号則違反検出出力
に基づいて信号の伝送品質の劣化を監視しており、この
伝送品質が劣化した場合に劣化要因となる障害の発生区
間を特定する。
【0030】このように、この実施の形態によれば、伝
送装置から送信されたギガビットイーサネットデータを
送受信装置内で分岐して伝送品質監視部に取り込み、8
ビットのビット列からなるデータ符号に変換して、符号
則違反およびランニング・ディスパリティのエラーの有
無を検出することにより、波長多重区間における信号の
伝送品質を監視することができる。
【0031】また、この実施の形態では、ギガビットイ
ーサネットデータの伝送品質を監視することができるの
で、万一伝送品質が劣化した場合には、その要因が波長
多重端局装置を含む波長多重区間のシステム側にあるの
か、伝送装置側にあるのかを特定することが可能とな
る。なお、この実施の形態では、符号則違反およびRD
のエラーの有無を検出して信号の伝送品質を監視してい
るが、この発明はこれに限らず、例えば符号則違反のみ
またはRDのエラーのみで信号の伝送品質を監視するこ
とも可能である。
【0032】また、この実施の形態では、各波長多重端
局装置に監視装置を設置して、伝送品質監視信号を一旦
監視装置に取り込んだ後に、監視制御装置に転送してい
るが、この発明では、各波長多重端局装置に直接監視制
御装置を設置して伝送品質の監視を行うことも可能であ
る。さらに、この実施の形態では、10ビットから8ビ
ットへのビット変換の場合について説明したが、この発
明はこれに限らず、mビットからnビットへのビット変
換に広く応用が可能である。また、処理回路は、1秒間
を8000フレームに分割して伝送しているが、この発
明はこれに限らず、任意のフレーム数に分割して伝送す
ることが可能であり、例えば伝送される信号の重要度な
どに応じてフレームの数を設定することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、波
長多重端局装置は、入力する光信号のビット列を前記符
号則に基づいて所定ビット列の符号に変換し、かつ符号
の符号則違反およびランニング・ディスパリティのエラ
ーを判断するので、波長多重端局装置に信号の伝送品質
を監視する機能を設けることができ、上述したごとく、
万一伝送品質が劣化した場合でも劣化要因となる障害の
発生区間を特定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる波長多重光伝送方法を用いた
システムの構成の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示した送受信装置の構成の一例を示す構
成図である。
【図3】図2に示したデコーダにおける符号則違反の判
定動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
2,5 波長多重端局装置 2a,5a 光合分波器 2b,5b 光増幅器 2c,5c 監視装置 3,4 光伝送路 7 ネットワーク 8 監視制御装置 11〜1N,61〜6N 伝送装置 21〜2N,51〜5N 送受信装置 31 光送受信器 32,36 分岐回路 33 送信器 34,37 伝送品質監視部 34a,37a シリアル/パラレル変換器 34b,37b デコーダ 34c,37c 処理回路 35 受信器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット変換の符号則を持つ伝送装置が接
    続されたノードを複数有し、かつ該複数のノードが光伝
    送路を介して接続され、前記ノードのうち、送信側のノ
    ードで波長の異なる複数の光信号を多重化して光伝送
    し、受信側のノードで該当する波長の光信号を分波して
    受信する波長多重光伝送方法において、 前記ノードは、入力する前記光信号のビット列を前記符
    号則に基づいて所定ビット列の符号に変換する変換工程
    と、 当該符号が前記符号則に違反しているかどうかを判断す
    る第1の判断工程とを含むことを特徴とする波長多重光
    伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記伝送装置は、ビット列が負値と正値
    を交互に繰り返すランニング・ディスパリティに基づい
    た光信号を前記ノードに出力し、該ノードは、当該ラン
    ニング・ディスパリティに対応して、前記入力する光信
    号のランニング・ディスパリティのエラーを判断する第
    2の判断工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に
    記載の波長多重光伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記波長多重光伝送方法では、前記符号
    則違反および前記ランニング・ディスパリティのエラー
    のうちの少なくとも一方の判断結果に基づいて光信号の
    伝送品質を監視する監視工程をさらに含むことを特徴と
    する請求項1または2に記載の波長多重光伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の判断工程では、所
    定のビット列ごとに符号則違反および前記ランニング・
    ディスパリティのエラーを判断し、当該判断結果を所定
    時間ごとに出力することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の波長多重光伝送方法。
  5. 【請求項5】 ビット変換の符号則を持つ伝送装置が接
    続された複数のノードと、該ノード同士を接続する光伝
    送路とを有し、前記ノードが波長の異なる複数の光信号
    を多重化して光伝送し、前記ノードで該当する波長の光
    信号を分波して受信する波長多重光伝送システムにおい
    て、 前記ノードは、入力する前記光信号のビット列を前記符
    号則に基づいて所定ビット列の符号に変換する変換手段
    と、 当該変換された符号の前記符号則違反を判断する第1の
    判断手段とを備えたことを特徴とする波長多重光伝送シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記伝送装置は、出力する光信号のビッ
    ト列が負値と正値を交互に繰り返すランニング・ディス
    パリティの制御を行い、前記ノードは、前記入力する光
    信号の前記ランニング・ディスパリティがエラーかどう
    かを判断する第2の判断手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項5に記載の波長多重光伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記波長多重光伝送システムは、前記第
    1および第2の判断手段の少なくとも1つからの判断結
    果に基づいて光信号の伝送品質を監視する監視手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の
    波長多重光伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の判断手段は、前記変換された
    符号が予め設定された前記符号則によって割り当てられ
    た符号かどうか判断することを特徴する請求項5〜7の
    いずれかに記載の波長多重光伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2の判断手段は、所定
    のビット列ごとに符号則違反および前記ランニング・デ
    ィスパリティのエラーを判断し、かつ所定時間ごとに当
    該判断結果を出力することを特徴とする請求項5〜8の
    いずれかに記載の波長多重光伝送システム。
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