JP2002150989A - 電子ビーム露光装置及び電子レンズ - Google Patents

電子ビーム露光装置及び電子レンズ

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JP2002150989A
JP2002150989A JP2000344731A JP2000344731A JP2002150989A JP 2002150989 A JP2002150989 A JP 2002150989A JP 2000344731 A JP2000344731 A JP 2000344731A JP 2000344731 A JP2000344731 A JP 2000344731A JP 2002150989 A JP2002150989 A JP 2002150989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電子ビームをそれぞれ独立に精度よく
集束させることができる電子ビーム露光装置及び電子レ
ンズを提供する。 【解決手段】 複数の電子ビームにより、ウェハを露光
する電子ビーム露光装置であって、複数の電子ビームを
発生する電子ビーム発生部と、複数の電子ビームをそれ
ぞれ独立に集束させる電子レンズ部と備え、電子レンズ
部は、複数の電子ビームが通過する複数の第1開口部を
含む第1主磁性導体部と、第1主磁性導体部に対して略
平行に配置され、複数の電子ビームが通過する複数の第
2開口部を含む第2主磁性導体部と、第1主磁性導体部
において、第1開口部の周囲に、電子ビームの照射方向
に略平行な方向に突出するように設けられた複数の第1
副磁性導体部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビーム露光装
置及び電子レンズに関する。特に本発明は、複数の電子
ビームをそれぞれ独立に集束させることができる電子ビ
ーム露光装置及び電子レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の電子ビーム露光装置にお
ける多軸電子レンズ300の断面図である。多軸電子レ
ンズ300では、1つのレンズコイル310と、複数の
開口部320を有する2つの磁性導体部材330とを用
いることにより、当該複数の開口部320のそれぞれに
おいて複数の電子ビームをそれぞれ独立に集束させてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1つの
レンズコイル310によって複数の開口部320に生じ
る磁界340は、開口部320の中心軸に対して対称と
ならないため、それぞれの開口部320を通過する複数
の電子ビームを同じ位置で結像させることが困難であっ
た。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる電子ビーム露光装置及び電子レンズを提供す
ることを目的とする。この目的は特許請求の範囲におけ
る独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。
また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、複数の電子ビームにより、ウェハを露光す
る電子ビーム露光装置であって、複数の電子ビームを発
生する電子ビーム発生部と、複数の電子ビームをそれぞ
れ独立に集束させる電子レンズ部とを備え、電子レンズ
部は、複数の電子ビームが通過する複数の第1開口部を
含む第1主磁性導体部と、第1主磁性導体部に対して略
平行に配置され、複数の電子ビームが通過する複数の第
2開口部を含む第2主磁性導体部と、第1主磁性導体部
において、第1開口部の周囲に、電子ビームの照射方向
に略平行な方向に突出するように設けられた複数の第1
副磁性導体部とを有する。
【0006】電子レンズ部は、第2主磁性導体部との間
隔が異なる複数の第1副磁性導体部を有してもよい。電
子レンズ部は、第1主磁性導体部及び第2主磁性導体部
の周囲に設けられ、磁界を発生させるコイル部をさらに
有してもよい。所定の第1副磁性導体部と第2主磁性導
体部との間隔は、所定の第1副磁性導体部よりコイル部
から遠い位置に配置された他の第1副磁性導体部と第2
主磁性導体部との間隔より大きくてもよい。
【0007】複数の第1副磁性導体部のそれぞれと、第
2主磁性導体部との間隔は、第2主磁性導体部における
複数の第2開口部が設けられた領域の中心軸に対して略
対称であってもよい。電子レンズ部は、第2主磁性導体
部において、第2開口部の周囲に、電子ビームの照射方
向に略平行な方向に突出するように設けられた複数の第
2副磁性導体部をさらに有してもよい。
【0008】所定の第1副磁性導体部と、当該所定の第
1副磁性導体部に対向する所定の第2副磁性導体部との
間隔は、他の第1副磁性導体部と、当該他の第1磁性導
体部と対向する他の第2副磁性導体部との間隔と異なっ
ていてもよい。所定の第1副磁性導体部と所定の第2副
磁性導体部との間隔は、所定の第1副磁性導体部よりコ
イル部から遠い位置に配置された他の第1副磁性導体部
と他の第2副磁性導体部との間隔より大きくてもよい。
【0009】複数の第1副磁性導体部のそれぞれと、複
数の第2副磁性導体部のそれぞれとの間隔は、第2主磁
性導体部における複数の第2開口部が設けられた領域の
中心軸に対して略対称であってもよい。
【0010】電子レンズ部は、第1副磁性導体部と、第
1副磁性導体部と略同一軸上に設けられた第2副磁性導
体部との周囲に設けられた非磁性導体部をさらに有して
もよい。非磁性導体部は、第1副磁性導体部と第2副磁
性導体部とに挟まれてもよい。
【0011】本発明の他の形態によると、複数の電子ビ
ームをそれぞれ独立に集束させる電子レンズ部であっ
て、電子レンズ部は、複数の電子ビームが通過する複数
の第1開口部を含む第1主磁性導体部と、第1主磁性導
体部に対して略平行に配置され、複数の電子ビームが通
過する複数の第2開口部を含む第2主磁性導体部と、第
1主磁性導体部において、第1開口部の周囲に、電子ビ
ームの照射方向に略平行な方向に突出するように設けら
れた複数の第1副磁性導体部とを備える。
【0012】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0014】図2は、本発明の一実施形態に係る電子ビ
ーム露光装置100の構成を示す。電子ビーム露光装置
100は、電子ビームによりウェハ44に所定の露光処
理を施す露光部150と、露光部150に含まれる各構
成の動作を制御する制御系140を備える。
【0015】露光部150は、筐体8内部において複数
の電子ビームを発生し、電子ビームの断面形状を所望に
成形する電子ビーム成形手段110と、複数の電子ビー
ムをウェハ44に照射するか否かを、それぞれの電子ビ
ームに対して独立に切替える照射切替手段112と、ウ
ェハ44に転写されるパターンの像の向き及びサイズを
調整するウェハ用投影系114を含む電子光学系を備え
る。また、露光部150は、パターンを露光すべきウェ
ハ44を載置するウェハステージ46と、ウェハステー
ジ46を駆動するウェハステージ駆動部48とを含むス
テージ系を備える。さらに、露光部150は、ウェハ4
4又はウェハステージ46に設けられるマーク部に照射
された電子ビームにより、マーク部から放射された2次
電子や反射電子等を検出する電子検出部40を備える。
電子検出部40は、検出した反射電子の量に対応した検
出信号を反射電子処理部94に出力する。
【0016】電子ビーム成形手段110は、複数の電子
ビームを発生させる電子ビーム発生部10と、電子ビー
ムを通過させることにより、照射された電子ビームの断
面形状を成形する複数の開口部を有する第1成形部材1
4および第2成形部材22と、複数の電子ビームをそれ
ぞれ独立に集束し、複数の電子ビームの焦点を調整する
第1多軸電子レンズ16と、第1成形部材14を通過し
た複数の電子ビームを独立に偏向する第1成形偏向部1
8および第2成形偏向部20とを有する。
【0017】第1多軸電子レンズ16は、複数の電子ビ
ームが通過する複数の開口部を含む第1主磁性導体部2
10aと、当該第1主磁性導体部210aに略平行して
配置され、複数の電子ビームが通過する複数の開口部を
含む第2主磁性導体部210bと、第1主磁性導体部2
10a及び第2主磁性導体部210bの開口部の周囲
に、電子ビームの照射方向に略平行な方向に突出するよ
うに設けられた複数の副磁性導体部206を有する。な
お、第2多軸電子レンズ24、第3多軸電子レンズ3
4、第4多軸電子レンズ36、及び第5多軸電子レンズ
52も、上述した第1多軸電子レンズと同様の構成を有
してもよい。
【0018】電子ビーム発生部10は、複数の電子銃1
04と、電子銃104が形成される基材106とを有す
る。電子銃104は、熱電子を発生させるカソード12
と、カソード12を囲むように形成され、カソード12
で発生した熱電子を安定させるグリッド102とを有す
る。カソード12とグリッド102とは、電気的に絶縁
されるのが望ましい。本実施例において、電子ビーム発
生部10は、基材106に、複数の電子銃104を、所
定の間隔に有することにより、電子銃アレイを形成す
る。
【0019】照射切替手段112は、複数の電子ビーム
を独立に集束し、複数の電子ビームの焦点を調整する第
2多軸電子レンズ24と、複数の電子ビームをそれぞれ
独立に偏向させることにより、それぞれの電子ビームを
ウェハ44に照射するか否かを、それぞれの電子ビーム
に対して独立に切替えるブランキング電極アレイ26
と、電子ビームを通過させる複数の開口部を含み、ブラ
ンキング電極アレイ26で偏向された電子ビームを遮蔽
する電子ビーム遮蔽部材28とを有する。他の例におい
てブランキング電極アレイ26は、ブランキング・アパ
ーチャ・アレイ・デバイスであってもよい。
【0020】ウェハ用投影系114は、複数の電子ビー
ムをそれぞれ独立に集束し、電子ビームの照射径を縮小
する第3多軸電子レンズ34と、複数の電子ビームをそ
れぞれ独立に集束し、複数の電子ビームの焦点を調整す
る第4多軸電子レンズ36と、複数の電子ビームをウェ
ハ44の所望の位置に、それぞれの電子ビームに対して
独立に偏向する偏向部38と、ウェハ44に対する対物
レンズとして機能し、複数の電子ビームをそれぞれ独立
に集束する第5多軸電子レンズ52とを有する。
【0021】制御系140は、統括制御部130及び個
別制御部120を備える。個別制御部120は、電子ビ
ーム制御部80と、多軸電子レンズ制御部82と、成形
偏向制御部84と、ブランキング電極アレイ制御部86
と、偏向制御部92と、反射電子処理部94と、ウェハ
ステージ制御部96とを有する。統括制御部130は、
例えばワークステーションであって、個別制御部120
に含まれる各制御部を統括制御する。電子ビーム制御部
80は、電子ビーム発生部10を制御する。多軸電子レ
ンズ制御部82は、第1多軸電子レンズ16、第2多軸
電子レンズ24、第3多軸電子レンズ34、第4多軸電
子レンズ36および第5多軸電子レンズ52に供給する
電流を制御する。
【0022】成形偏向制御部84は、第1成形偏向部1
8および第2成形偏向部20を制御する。ブランキング
電極アレイ制御部86は、ブランキング電極アレイ26
に含まれる偏向電極に印加する電圧を制御する。偏向制
御部92は、偏向部38に含まれる複数の偏向器が有す
る偏向電極に印加する電圧を制御する。反射電子処理部
94は、電子検出部40から出力された検出信号に基づ
いて反射電子の量を検出し、統括制御部130に通知す
る。ウェハステージ制御部96は、ウェハステージ駆動
部48を制御し、ウェハステージ46を所定の位置に移
動させる。
【0023】本実施形態に係る電子ビーム露光装置10
0の動作について説明する。まず、電子ビーム発生部1
0は、複数の電子ビームを生成する。第1成形部材14
は、電子ビーム発生部10により発生し、第1成形部材
14に照射された複数の電子ビームを、第1成形部材1
4に設けられた複数の開口部を通過させることにより成
形する。他の例においては、電子ビーム発生部10にお
いて発生した電子ビームを複数の電子ビームに分割する
手段を更に有することにより、複数の電子ビームを生成
してもよい。
【0024】第1多軸電子レンズ16は、矩形に成形さ
れた複数の電子ビームを独立に集束し、第2成形部材2
2に対する電子ビームの焦点を、電子ビーム毎に独立に
調整する。第1成形偏向部18は、第1成形部材14に
おいて矩形形状に成形された複数の電子ビームを、第2
成形部材における所望の位置に照射するように、それぞ
れ独立に偏向する。
【0025】第2成形偏向部20は、第1成形偏向部1
8で偏向された複数の電子ビームを、第2成形部材22
に対して略垂直な方向にそれぞれ偏向し、第2成形部材
22に照射する。そして矩形形状を有する複数の開口部
を含む第2成形部材22は、第2成形部材22に照射さ
れた矩形の断面形状を有する複数の電子ビームを、ウェ
ハ44に照射すべき所望の断面形状を有する電子ビーム
にさらに成形する。
【0026】第2多軸電子レンズ24は、複数の電子ビ
ームを独立に集束して、ブランキング電極アレイ26に
対する電子ビームの焦点を、それぞれ独立に調整する。
そして、第2多軸電子レンズ24により焦点がそれぞれ
調整された複数の電子ビームは、ブランキング電極アレ
イ26に含まれる複数のアパーチャを通過する。
【0027】ブランキング電極アレイ制御部86は、ブ
ランキング電極アレイ26における各アパーチャの近傍
に設けられた偏向電極に電圧を印加するか否かを制御す
る。ブランキング電極アレイ26は、偏向電極に印加さ
れる電圧に基づいて、電子ビームをウェハ44に照射さ
せるか否かを切替える。
【0028】ブランキング電極アレイに26により偏向
されない電子ビームは、第3多軸電子レンズ34を通過
する。そして第3多軸電子レンズ34は、第3多軸電子
レンズ34を通過する電子ビームの電子ビーム径を縮小
する。縮小された電子ビームは、電子ビーム遮蔽部材2
8に含まれる開口部を通過する。また、電子ビーム遮蔽
部材28は、ブランキング電極アレイ26により偏向さ
れた電子ビームを遮蔽する。電子ビーム遮蔽部材28を
通過した電子ビームは、第4多軸電子レンズ36に入射
される。そして第4多軸電子レンズ36は、入射された
電子ビームをそれぞれ独立に集束し、偏向部38に対す
る電子ビームの焦点をそれぞれ調整する。第4多軸電子
レンズ36により焦点が調整された電子ビームは、偏向
部38に入射される。
【0029】偏向制御部92は、偏向部38に含まれる
複数の偏向器を制御し、偏向部38に入射されたそれぞ
れの電子ビームを、ウェハ44に対して照射すべき位置
にそれぞれ独立に偏向する。第5多軸電子レンズ52
は、第5多軸電子レンズ52を通過するそれぞれの電子
ビームのウェハ44に対する焦点を調整する。そしてウ
ェハ44に照射すべき断面形状を有するそれぞれの電子
ビームは、ウェハ44に対して照射すべき所望の位置に
照射される。
【0030】露光処理中、ウェハステージ駆動部48
は、ウェハステージ制御部96からの指示に基づき、一
定方向にウェハステージ46を連続移動させるのが好ま
しい。そして、ウェハ44の移動に合わせて、電子ビー
ムの断面形状をウェハ44に照射すべき形状に成形し、
ウェハ44に照射すべき電子ビームを通過させるアパー
チャを定め、さらに偏向部38によりそれぞれの電子ビ
ームをウェハ44に対して照射すべき位置に偏向させる
ことにより、ウェハ44に所望の回路パターンを露光す
ることができる。
【0031】図3は、本発明の一実施形態に係る第1多
軸電子レンズ16の上面図を示す。なお、電子ビーム露
光装置100に含まれる第2多軸電子レンズ24、第3
多軸電子レンズ34、第4多軸電子レンズ36、及び第
5多軸電子レンズ52も、第1多軸電子レンズ16と同
様の構成を有してよく、以下において、多軸電子レンズ
の構成に関して、代表して第1多軸電子レンズ16の構
成に基づいて説明する。
【0032】第1多軸電子レンズ16は、レンズ部20
2およびレンズ部202の周囲に設けられ磁界を発生す
るコイル部200を備える。レンズ部202は、電子ビ
ームが通過するレンズ開口部204、およびレンズ開口
部204に設けられた副磁性導体部206を有する。各
電子ビームが通過するレンズ開口部204は、ブランキ
ング電極アレイ26に含まれる複数のアパーチャ、及び
偏向部38に含まれる複数の偏向器の位置に対応して配
置されるのが好ましい。本例において、レンズ開口部2
04、アパーチャ、及び偏向器は、実質的に同一軸上に
配置される。
【0033】図4は、本発明の一実施形態に係る第1多
軸電子レンズ16の断面図を示す。第2多軸電子レンズ
24、第3多軸電子レンズ34、第4多軸電子レンズ3
6、及び第5多軸電子レンズ52も、第1多軸電子レン
ズ16と同様の構成を有してよく、以下において、多軸
電子レンズの構成に関して、代表して第1多軸電子レン
ズ16の構成に基づいて説明する。
【0034】図4(a)に示すように、コイル部200
は、磁性導体部材であるコイル部磁性導体部材212、
および磁界を発生するコイル214を有する。また、レ
ンズ部202は、複数の電子ビームが通過する複数の第
1開口部204aを含む第1主磁性導体部210a、及
び第1主磁性導体部210aに対して略平行に配置され
複数の電子ビームが通過する複数の第2開口部204b
を含む第2主磁性導体部210bを有する主磁性導体部
材210と、第1開口部204aの周囲に電子ビームの
照射方向に略平行な方向に突出するように設けられた複
数の第1副磁性導体部206aと、第2開口部204b
の周囲に電子ビームの照射方向に略平行な方向に突出す
るように設けられた複数の第2副磁性導体部206bと
を有する。
【0035】第1主磁性導体部210aと第2主磁性導
体部210bとは、実質的に等しい形状及び大きさであ
ることが好ましい。また、第1副磁性導体部206a及
び第2副磁性導体部206bは、円筒形状であることが
好ましい。本例においては、第1開口部204aの内側
に第1副磁性導体部206aが設けられ、また、第2開
口部204bの内側に第2副磁性導体部206bが設け
られる。第1副磁性導体部206の開口部及び第2副磁
性導体部206bの開口部が、電子ビームを通過させる
レンズ開口部204を形成する。レンズ開口部204に
おいて、第1副磁性導体部206a及び第2副磁性導体
部206bにより磁界が形成される。レンズ開口部20
4に入射した電子ビームは、第1副磁性導体部206a
と第2副磁性導体部206bとの間において発生する磁
界の影響を受けて、それぞれ独立に集束される。
【0036】所定の第1副磁性導体部206aと、当該
所定の第1副磁性導体部206aと対向する第2副磁性
導体部206bとの間隔は、他の第1副磁性導体部20
6aと、当該他の第1副磁性導体部206aと対向する
第2副磁性導体部206bとの間隔と異なってもよい。
図4(b)に示すように、主磁性導体部210は、間隔
が異なる第1副磁性導体部206aと第2副磁性導体部
206bとを有することにより、各レンズ開口部204
に形成される磁界220の強度を調整することができ
る。即ち、各レンズ開口部204に形成される磁界20
0の強度を均一にすることができる。また、各レンズ開
口部204に形成されるレンズ軸を、電子ビームの照射
方向に略平行な方向に向けることができる。さらに、各
レンズ開口部204を通過する複数の電子ビームを略等
しい面で集束させることができる。
【0037】例えば、レンズ開口部204に形成される
磁界強度が、主磁性導体部210の中心部より外周部の
方が強い場合には、所定の第1副磁性導体部206a
と、当該所定の第1副磁性導体部206aと対向する第
2副磁性導体部206bとの間隔は、当該所定の第1副
磁性導体部206aよりコイル部200から遠い位置に
設けられた他の第1副磁性導体部206aと、当該他の
第1副磁性導体部206aと対向する第2副磁性導体部
206bとの間隔より大きいことが好ましい。さらに、
第1副磁性導体部206aのそれぞれと、第2副磁性導
体部206bのそれぞれとの間隔は、第2主磁性導体部
210bにおける複数の第2開口部204bが設けられ
た領域の中心軸に対して略対称であることが好ましい
【0038】図5は、本発明の一実施形態に係る第1多
軸電子レンズ16の他の例の断面図を示す。図5(a)
に示すように、第1多軸電子レンズ16は、第1副磁性
導体部206aと、当該第1副磁性導体部206aと略
同一軸上に設けられた第2副磁性導体部206bとの周
囲に設けられた非磁性導体部208を有してもよい。非
磁性導体部208を第1副磁性導体部206a及び第2
副磁性導体部206bの周囲に設けることにより、第1
副磁性導体部206aと第2副磁性導体部206bとの
同軸度を精度よく制御することができる。また、非磁性
導体部208は、第1副磁性導体部206aと第2副磁
性導体部206bとに挟まれるように設けられることが
望ましい。非磁性導体部208を第1副磁性導体部20
6aと第2副磁性導体部206bとに挟まれるように設
けることにより、第1副磁性導体部206aと第2副磁
性導体部206bとの間隔を精度よく制御することがで
きる。また、非磁性導体部208は、第1主磁性導体部
210aと第2主磁性導体部210bとに挟まれるよう
に設けられてもよい。非磁性導体部208を第1主磁性
導体部210aと第2主磁性導体部210bとに挟まれ
るように設けることにより、非磁性導体部208は、第
1主磁性導体部210aと第2主磁性導体部210bと
のスペーサとしての機能を有する。
【0039】図5(b)に示すように、レンズ部202
は、第1の主磁性導体部210a及び第2主磁性導体部
210bの少なくとも一方に副磁性導体部206が設け
られてもよい。本実施例においてレンズ部202は、複
数の電子ビームが通過する複数の第1開口部204aを
含む第1主磁性導体部210a、及び第1主磁性導体部
210aに対して略平行に配置され複数の電子ビームが
通過する複数の第2開口部204bを含む第2主磁性導
体部210bを有する主磁性導体部材210と、第2開
口部204bの周囲に電子ビームの照射方向に略平行な
方向に突出するように設けられた複数の第2副磁性導体
部206bとを有する。このとき、第1主磁性導体部2
10aの第1開口部204a及び第2副磁性導体部20
6bの開口部が、電子ビームを通過させるレンズ開口部
204を形成する。また、第1主磁性導体部210aの
第1開口部204aと第2副磁性導体部206bの開口
部とは、略等しい大きさであることが好ましい。
【0040】また、レンズ部202は、第1主磁性導体
部210aとの間隔が異なる複数の第2副磁性導体部2
06bを有してもよい。第1主磁性導体部210aとの
間隔が異なる複数の第2副磁性導体部206bが、第2
主磁性導体部210bに設けられることにより、各レン
ズ開口部204に形成される磁界の強度を調整すること
ができる。即ち、各レンズ開口部204に形成される磁
界の強度を均一にすることができる。また、各レンズ開
口部204に形成される磁場を、レンズ開口部204の
中心軸に対して略対称に分布させることができる。さら
に、各レンズ開口部204を通過する複数の電子ビーム
を略等しい面で集束させることができる。
【0041】例えば、レンズ開口部204に形成される
磁界強度が、主磁性導体部210の中心部より外周部の
方が強い場合には、所定の第2副磁性導体部206b
と、第2主磁性導体部210aとの間隔は、当該所定の
第2副磁性導体部206bよりコイル部200から遠い
位置に設けられた他の第2副磁性導体部206bと、第
1主磁性導体部210aとの間隔より大きいことが好ま
しい。さらに、第2副磁性導体部206bのそれぞれ
と、第1主磁性導体部210aとの間隔は、第1主磁性
導体部210aにおける複数の第1開口部204aが設
けられた領域の中心軸に対して略対称であることが好ま
しい。
【0042】図5(c)に示すように、第1副磁性導体
部206aは、第1主磁性導体部210aにおける第2
主磁性導体部210bと対向する面に設けられ、第2副
磁性導体部206bは、第2主磁性導体部210bにお
ける第1主磁性導体部210aと対向する面に設けられ
てもよい。このとき、第1副磁性導体部206a及び第
2副磁性導体部210bの開口部は、第1主磁性導体部
210aの第1開口部204a及び第2主磁性導体部2
10bの第2開口部204bと略等しいことが好まし
い。第1副磁性導体部206aの開口部、第2副磁性導
体部206bの開口部、及び非磁性導体部208の開口
部が、電子ビームを通過させるレンズ開口部204を形
成する。
【0043】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0044】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、複数の電子ビームをそれぞれ独立に精度よく集
束させることができる電子ビーム露光装置及び電子レン
ズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子ビーム露光装置における多軸電子レ
ンズ300の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電子ビーム露光装置
100の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る第1多軸電子レンズ
16の上面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る第1多軸電子レンズ
16の断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る第1多軸電子レンズ
16の他の例の断面図である。
【符号の説明】
8・・筐体、10・・電子ビーム発生部、14・・第1
成形部材、16・・第1多軸電子レンズ、18・・第1
成形偏向部、20・・第2成形偏向部、22・・第2成
形部材、24・・第2多軸電子レンズ、26・・ブラン
キング電極アレイ、28・・電子ビーム遮蔽部材、34
・・第3多軸電子レンズ、36・・第4多軸電子レン
ズ、38・・偏向部、40・・電子検出部、44・・ウ
ェハ、46・・ウェハステージ、48・・ウェハステー
ジ駆動部、52・・第5多軸電子レンズ、80・・電子
ビーム制御部、82・・多軸電子レンズ制御部、84・
・成形偏向制御部、86・・ブランキング電極アレイ制
御部、92・・偏向制御部、94・・反射電子処理部、
96・・ウェハステージ制御部、100・・電子ビーム
露光装置、104・・電子銃、110・・電子ビーム成
形手段、112・・照射切替手段、114・・ウェハ用
投影系、120・・個別制御系、130・・統括制御
部、140・・制御系、150・・露光部、200・・
コイル部、202・・レンズ部、204・・レンズ開口
部、204a・・第1開口部、204b・・第2開口
部、206・・副磁性導体部、206a・・第1副磁性
導体部、206b・・第2副磁性導体部、208・・非
磁性導体部、210・・主磁性導体部、210a・・第
1主磁性導体部、210b・・第2主磁性導体部、21
2・・コイル部磁性導体部材、214・・コイル、22
0・・磁界
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 541W

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子ビームにより、ウェハを露光
    する電子ビーム露光装置であって、 前記複数の電子ビームを発生する電子ビーム発生部と、 前記複数の電子ビームをそれぞれ独立に集束させる電子
    レンズ部とを備え、 前記電子レンズ部は、 前記複数の電子ビームが通過する複数の第1開口部を含
    む第1主磁性導体部と、 前記第1主磁性導体部に対して略平行に配置され、前記
    複数の電子ビームが通過する複数の第2開口部を含む第
    2主磁性導体部と、 前記第1主磁性導体部において、前記第1開口部の周囲
    に、前記電子ビームの照射方向に略平行な方向に突出す
    るように設けられた複数の第1副磁性導体部とを有する
    ことを特徴とする電子ビーム露光装置。
  2. 【請求項2】 前記電子レンズ部は、前記第2主磁性導
    体部との間隔が異なる前記複数の第1副磁性導体部を有
    することを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム露光
    装置。
  3. 【請求項3】 前記電子レンズ部は、前記第1主磁性導
    体部及び前記第2主磁性導体部の周囲に設けられ、磁界
    を発生させるコイル部をさらに有することを特徴とする
    請求項2に記載の電子ビーム露光装置。
  4. 【請求項4】 所定の前記第1副磁性導体部と前記第2
    主磁性導体部との間隔は、前記所定の第1副磁性導体部
    より前記コイル部から遠い位置に配置された他の前記第
    1副磁性導体部と前記第2主磁性導体部との間隔より大
    きいことを特徴とする請求項3に記載の電子ビーム露光
    装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の第1副磁性導体部のそれぞれ
    と、前記第2主磁性導体部との間隔は、前記第2主磁性
    導体部における前記複数の第2開口部が設けられた領域
    の中心軸に対して略対称であることを特徴とする請求項
    4に記載の電子ビーム露光装置。
  6. 【請求項6】 前記電子レンズ部は、前記第2主磁性導
    体部において、前記第2開口部の周囲に、前記電子ビー
    ムの照射方向に略平行な方向に突出するように設けられ
    た複数の第2副磁性導体部をさらに有することを特徴と
    する請求項1に記載の電子ビーム露光装置。
  7. 【請求項7】 所定の前記第1副磁性導体部と、当該所
    定の前記第1副磁性導体部に対向する所定の前記第2副
    磁性導体部との間隔は、他の前記第1副磁性導体部と、
    当該他の前記第1磁性導体部と対向する他の前記第2副
    磁性導体部との間隔と異なることを特徴とする請求項6
    に記載の電子ビーム露光装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の第1副磁性導体部と前記所定
    の第2副磁性導体部との間隔は、前記所定の第1副磁性
    導体部より前記コイル部から遠い位置に配置された前記
    他の第1副磁性導体部と前記他の第2副磁性導体部との
    間隔より大きいことを特徴とする請求項7に記載の電子
    ビーム露光装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の第1副磁性導体部のそれぞれ
    と、前記複数の第2副磁性導体部のそれぞれとの間隔
    は、前記第2主磁性導体部における前記複数の第2開口
    部が設けられた領域の中心軸に対して略対称であること
    を特徴とする請求項8に記載の電子ビーム露光装置。
  10. 【請求項10】 前記電子レンズ部は、前記第1副磁性
    導体部と、前記第1副磁性導体部と略同一軸上に設けら
    れた前記第2副磁性導体部との周囲に設けられた非磁性
    導体部をさらに有することを特徴とする請求項6に記載
    の電子ビーム露光装置。
  11. 【請求項11】 前記非磁性導体部は、前記第1副磁性
    導体部と前記第2副磁性導体部とに挟まれることを特徴
    とする請求項10に記載の電子ビーム露光装置。
  12. 【請求項12】 複数の電子ビームをそれぞれ独立に集
    束させる電子レンズ部であって、 前記電子レンズ部は、 前記複数の電子ビームが通過する複数の第1開口部を含
    む第1主磁性導体部と、 前記第1主磁性導体部に対して略平行に配置され、前記
    複数の電子ビームが通過する複数の第2開口部を含む第
    2主磁性導体部と、 前記第1主磁性導体部において、前記第1開口部の周囲
    に、前記電子ビームの照射方向に略平行な方向に突出す
    るように設けられた複数の第1副磁性導体部とを備える
    ことを特徴とする電子レンズ。
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