JP2002150807A - 屋外用照明器具 - Google Patents

屋外用照明器具

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JP2002150807A
JP2002150807A JP2000343868A JP2000343868A JP2002150807A JP 2002150807 A JP2002150807 A JP 2002150807A JP 2000343868 A JP2000343868 A JP 2000343868A JP 2000343868 A JP2000343868 A JP 2000343868A JP 2002150807 A JP2002150807 A JP 2002150807A
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JP2000343868A
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English (en)
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Hiromitsu Kono
裕光 河野
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水垂れ部分に生じやすいつららを防止するこ
とができる屋外用照明器具を提供することにある。 【解決手段】 器具本体(1)内にランプ(2)を収納
し、このランプ(2)の光を外部へ照射する屋外用照明
器具において、上記器具本体(1)の一部に雨水や雪な
どが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、この水垂れ部
分(3)を0℃以上に常に保持することができる発熱部
材(4)を上記器具本体(1)に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外用照明器具に
関し、具体的には、つらら防止対策を施した屋外用照明
器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、屋外に設置されて照らし出さ
れるような屋外用照明器具があり、この種の屋外用照明
器具としては、例えば、図6に示すごとく、器具本体
(1)内にランプ(2)を収納し、このランプ(2)の
光を外部へ照射するものであって、さらに、この器具本
体(1)の下隅部分に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ
部分(3)を有していたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな屋外用照明器具においては、積雪などの多い寒冷な
地方で、屋外に設置される場合であると、図7に示すご
とく、器具本体(1)の外郭に雪(18)が積もってい
る際には、同器具本体(1)の外郭がランプ(2)の熱
により暖められるために、積もった雪(18)が融けて
水滴となり、水垂れ部分(3)から水が垂れて、そのま
ますぐに垂れ落ちれば良いが、すぐに垂れ落ちなけれ
ば、同水垂れ部分(3)から垂れた水が外気により冷却
されることにより、水垂れ部分(3)につらら(19)
ができてしまうことがあった。
【0004】そして、このようなつらら(19)が成長
していって、同つらら(19)が自重に耐え切れず落下
した際には、人に危害を及ぼしてしまう可能性があり、
非常に危険であった。
【0005】なお、従来、特開平4−370603号公
報に開示されているごとく、積雪に対しての対策の技術
は存在しているが、このようなものにおいても、上述し
た場合のようなつらら防止に対する構造は取られていな
いものであった。
【0006】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、水垂れ部分に生
じやすいつららを防止することができる屋外用照明器具
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
屋外用照明器具は、器具本体(1)内にランプ(2)を
収納し、このランプ(2)の光を外部へ照射する屋外用
照明器具において、上記器具本体(1)の一部に雨水や
雪などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、この水垂
れ部分(3)を0℃以上に常に保持することができる発
熱部材(4)を上記器具本体(1)に設けたことを特徴
とする。
【0008】本発明の請求項2に係る屋外用照明器具
は、上記発熱部材(4)が、上記ランプ(2)の熱を利
用したものであることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る屋外用照明器具
は、上記発熱部材(4)が、少なくとも一部が上記ラン
プ(2)の近傍に位置している熱伝導部材(5)からな
るものであることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に係る屋外用照明器具
は、上記熱伝導部材(5)が、ヒートパイプ(6)であ
り、このヒートパイプ(6)が、上記ランプ(2)側で
は下部近傍に配置されており、上記水垂れ部分(3)側
では上部で同水垂れ部分(3)に密着して配置されてい
ることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係る屋外用照明器具
は、上記発熱部材(4)が、上記ランプ(2)の輻射熱
の吸収を行なう熱吸収部(7)を有しているものである
ことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6に係る屋外用照明器具
は、上記熱吸収部(7)が、表面積を増やして、効率よ
く吸熱する吸熱部材(8)であることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項7に係る屋外用照明器具
は、上記発熱部材(4)が、ヒーター(9)を用いたも
のであることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項8に係る屋外用照明器具
は、上記ヒーター(9)とともに、上記水垂れ部分
(3)の温度を感知するサーモスタット(10)を設
け、このサーモスタット(10)の感知により、同水垂
れ部分(3)の温度が0℃以下になると上記ヒーター
(9)の電源が入り、同水垂れ部分(3)の温度が5℃
になると同ヒーター(9)の電源が切れることを特徴と
する。
【0015】本発明の請求項9に係る屋外用照明器具
は、上記器具本体(1)の外面で上記水垂れ部分(3)
よりも上位に雪止め部材(11)を設けたことを特徴と
する。
【0016】本発明の請求項10に係る屋外用照明器具
は、上記雪止め部材(11)が、上記器具本体(1)の
外周を包囲するリング状部材(13)であることを特徴
とする。
【0017】本発明の請求項11に係る屋外用照明器具
は、上記リング状部材(13)が、上記器具本体(1)
の外面に隙間(17)を空けて設けられているものであ
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基づいて詳しく説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態に係る屋
外用照明器具を示した断面図である。図2は、図1の屋
外用照明器具を示した下面図である。図3は、本発明の
第2の実施形態に係る屋外用照明器具を示した断面図で
ある。図4は、本発明の第3の実施形態に係る屋外用照
明器具を示した断面図である。図5は、本発明の第4の
実施形態に係る屋外用照明器具を示した断面図である。
【0020】本発明の屋外用照明器具は、図1ないし図
5に示すごとく、器具本体(1)内にランプ(2)を収
納し、このランプ(2)の光を外部へ照射する屋外用照
明器具において、上記器具本体(1)の一部に雨水や雪
などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、この水垂れ
部分(3)を0℃以上に常に保持することができる発熱
部材(4)を上記器具本体(1)に設けているものであ
る。
【0021】上記器具本体(1)は、屋外に設置される
ものである。この器具本体(1)の形状としては、図1
ないし図5に示すごとき断面半楕円形のものに限られ
ず、様々なものを自由自在に選択して採用することがで
きるものである。また、この器具本体(1)のサイズと
しても、収納されるランプ(2)のサイズなどに応じ
て、自由自在に設定することができるものである。
【0022】上記ランプ(2)は、図1ないし図5に示
すごとく、上記器具本体(1)内に収納されているもの
である。このランプ(2)としては、例えば、電球タイ
プのものが用いられるが、その他蛍光灯タイプのものが
用いられてもかまわないものである。このランプ(2)
は、例えば、ソケットなどに取り付けられて、電気が供
給されるようになっていて、同ランプ(2)の光を外部
へ照射することができるものである。
【0023】上記水垂れ部分(3)は、上記器具本体
(1)の一部に設けられているものであって、例えば、
図1ないし図5に示すごとく、上記器具本体(1)の下
隅角部分に形成されているものである。この水垂れ部分
(3)から雨水や雪などが垂れ落ちるものである。
【0024】上記発熱部材(4)は、図1ないし図5に
示すごとく、上記器具本体(1)に設けられているもの
である。この発熱部材(4)は、熱を発することができ
るものであれば、どのような形態のものであってもかま
わないものであるが、上記水垂れ部分(3)を0℃以上
に常に保持することができるように設けられているもの
である。
【0025】なお、必要に応じて、図1ないし図5に示
すごとく、上記ランプ(2)の光を外部へ照射すること
ができるようにその補助的なものとして、反射板(1
6)が設けられていてもかまわないし、上記器具本体
(1)の開口を覆うようにして上記ランプ(2)の下部
に透明な透光パネル(15)などが設けられていてもか
まわないものである。
【0026】本発明は、このような構成をとることによ
って、水垂れ部分(3)を0℃以上に常に保持すること
ができる発熱部材(4)にてランプ(2)を点灯するこ
とで器具本体(1)が効率的に暖められるとともに、雪
解け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ部分
(3)としても0℃以上に効率的に保持することができ
て、外気で水垂れ部分(3)が冷やされても雪解け水が
確実に凍らないものとなる。
【0027】すなわち、本発明は、水垂れ部分(3)に
生じやすいつららを防止することができるものである。
【0028】また、図1ないし図5に示すごとく、上記
発熱部材(4)が、上記ランプ(2)の熱を利用したも
のであると、ランプ(2)の熱を利用した発熱部材
(4)にて同ランプ(2)を点灯することで器具本体
(1)がより一層効率的に暖められるとともに、雪解け
水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ部分(3)
としても0℃以上により一層効率的に保持することがで
きて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされても雪解け水
がより一層確実に凍らないものとなる。その結果、水垂
れ部分(3)に生じやすいつららをより一層確実に防止
することができるものである。
【0029】さらに、図1ないし図3に示すごとく、上
記発熱部材(4)が、少なくとも一部が上記ランプ
(2)の近傍に位置している熱伝導部材(5)からなる
ものであると、少なくとも一部がランプ(2)の近傍に
位置している熱伝導部材(5)からなる発熱部材(4)
にて同ランプ(2)を点灯することでランプ(2)の熱
がスムーズに器具本体(1)に伝導して、同器具本体
(1)がより一層効率的に暖められるとともに、雪解け
水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ部分(3)
としても0℃以上により一層効率的に保持することがで
きて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされても雪解け水
がより一層確実に凍らないものとなる。その結果、水垂
れ部分(3)に生じやすいつららをより一層確実に防止
することができるものである。
【0030】特に、図1および図2に示すごとく、上記
熱伝導部材(5)が、ヒートパイプ(6)であり、この
ヒートパイプ(6)が、上記ランプ(2)側では下部近
傍に配置されており、上記水垂れ部分(3)側では上部
で同水垂れ部分(3)に密着して配置されているもので
あると、ランプ(2)側では下部近傍に配置され、水垂
れ部分(3)側では上部で同水垂れ部分(3)に密着し
て配置されているヒートパイプ(6)の熱伝導部材
(5)にて同ランプ(2)を点灯することでランプ
(2)の熱がスムーズに器具本体(1)に伝導して、同
器具本体(1)がより一層効率的に暖められるととも
に、雪解け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ
部分(3)としても0℃以上により一層効率的に保持す
ることができて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされて
も雪解け水がより一層確実に凍らないものとなる。その
結果、水垂れ部分(3)に生じやすいつららをより一層
確実に防止することができるものである。
【0031】また、図4に示すごとく、上記発熱部材
(4)が、上記ランプ(2)の輻射熱の吸収を行なう熱
吸収部(7)を有しているものであると、ランプ(2)
の輻射熱の吸収を行なう熱吸収部(7)を有している発
熱部材(4)にて同ランプ(2)を点灯することでラン
プ(2)の熱がスムーズに器具本体(1)に伝導して、
同器具本体(1)がより一層効率的に暖められるととも
に、雪解け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ
部分(3)としても0℃以上により一層効率的に保持す
ることができて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされて
も雪解け水がより一層確実に凍らないものとなる。その
結果、水垂れ部分(3)に生じやすいつららをより一層
確実に防止することができるものである。
【0032】特に、図4に示すごとく、上記熱吸収部
(7)が、表面積を増やして、効率よく吸熱する吸熱部
材(8)であると、表面積を増やして、効率よく吸熱す
る熱吸収部(7)の吸熱部材(8)にてランプ(2)を
点灯することでランプ(2)の熱がスムーズに器具本体
(1)に伝導して、同器具本体(1)がより一層効率的
に暖められるとともに、雪解け水が水垂れ部分(3)か
ら垂れるが、水垂れ部分(3)としても0℃以上により
一層効率的に保持することができて、外気で水垂れ部分
(3)が冷やされても雪解け水がより一層確実に凍らな
いものとなる。その結果、水垂れ部分(3)に生じやす
いつららをより一層確実に防止することができるもので
ある。
【0033】そして、図4に示す場合であると、上記器
具本体(1)の内面に設けられた反射板(16)の高さ
を低くして、ランプ(2)のより一層近傍に位置させて
いるために、ランプ(2)の輻射熱をより一層確実に吸
熱部材(8)の方へ向けられて、外気で水垂れ部分
(3)が冷やされても雪解け水がより一層確実に凍らな
いものとなるものである。すなわち、このような場合、
表面積を増やしている吸熱部材(8)との相乗効果を生
みやすいものである。
【0034】さらに、図5に示すごとく、上記発熱部材
(4)が、ヒーター(9)を用いたものであると、ヒー
ター(9)を用いた発熱部材(4)にてヒーター(9)
の熱といっしょにランプ(2)を点灯することでランプ
(2)とヒーター(9)の熱がスムーズに器具本体
(1)に伝導して、同器具本体(1)がより一層効率的
に暖められるとともに、雪解け水が水垂れ部分(3)か
ら垂れるが、水垂れ部分(3)としても0℃以上により
一層効率的に保持することができて、外気で水垂れ部分
(3)が冷やされても雪解け水がより一層確実に凍らな
いものとなる。その結果、水垂れ部分(3)に生じやす
いつららをより一層確実に防止することができるもので
ある。
【0035】特に、図5に示すごとく、上記ヒーター
(9)とともに、上記水垂れ部分(3)の温度を感知す
るサーモスタット(10)を設け、このサーモスタット
(10)の感知により、同水垂れ部分(3)の温度が0
℃以下になると上記ヒーター(9)の電源が入り、同水
垂れ部分(3)の温度が5℃になると同ヒーター(9)
の電源が切れるものであると、水垂れ部分(3)の温度
を感知するサーモスタット(10)の感知により、器具
本体(1)がより一層効率的に暖められるとともに、雪
解け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ部分
(3)としても常に0℃以上により一層効率的に保持す
ることができて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされて
も雪解け水がより一層確実に凍らないものとなる。その
結果、水垂れ部分(3)に生じやすいつららをより一層
確実に防止することができるものである。しかも、ヒー
ター(9)としても、サーモスタット(10)の感知に
より、水垂れ部分(3)の温度が0℃以下になると電源
が入り、同水垂れ部分(3)の温度が5℃になると電源
が切れるようになっているので、効率的に作動させるこ
とができるようになっているものである。
【0036】また、図1、図3ないし図5に示すごと
く、上記器具本体(1)の外面で上記水垂れ部分(3)
よりも上位に雪止め部材(11)を設けているものであ
ると、器具本体(1)の外面で水垂れ部分(3)よりも
上位に設けられた雪止め部材(11)にて雪解け水を確
実に発熱部材(4)で暖められた水垂れ部分(3)に誘
導して水垂れ部分(3)から雪解け水をスムーズに垂れ
落とさせる働きをするものである。
【0037】さらに、図1、図3ないし図5に示すごと
く、上記雪止め部材(11)が、上記器具本体(1)の
外周を包囲するリング状部材(13)であると、器具本
体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)の雪止
め部材(11)にて雪解け水をより一層確実に発熱部材
(4)で暖められた水垂れ部分(3)に誘導して水垂れ
部分(3)から雪解け水をより一層スムーズに垂れ落と
させる働きをするものである。
【0038】そして、図1、図3ないし図5に示すごと
く、上記リング状部材(13)が、上記器具本体(1)
の外面に隙間(17)を空けて設けられているものであ
ると、器具本体(1)の外面に空けられた隙間(17)
を設けたリング状部材(13)にて雪解け水をより一層
確実に発熱部材(4)で暖められた水垂れ部分(3)に
流れるようにさせて誘導して水垂れ部分(3)から雪解
け水をより一層スムーズに垂れ落とさせる働きをするも
のである。
【0039】本発明に係る屋外用照明器具によると、図
1ないし図5に示すごとく、器具本体(1)内にランプ
(2)を収納し、このランプ(2)の光を外部へ照射す
る屋外用照明器具において、上記器具本体(1)の一部
に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、
この水垂れ部分(3)を0℃以上に常に保持することが
できる発熱部材(4)を上記器具本体(1)に設けたの
で、水垂れ部分(3)を0℃以上に常に保持することが
できる発熱部材(4)にてランプ(2)を点灯すること
で器具本体(1)が効率的に暖められるとともに、雪解
け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ部分
(3)としても0℃以上に効率的に保持することができ
て、外気で水垂れ部分(3)が冷やされても雪解け水が
確実に凍らないものとなる。
【0040】すなわち、本発明は、水垂れ部分(3)に
生じやすいつららを防止することができるものである。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る屋外用照明器具
によると、水垂れ部分(3)を0℃以上に常に保持する
ことができる発熱部材(4)にてランプ(2)を点灯す
ることで器具本体(1)が効率的に暖められるととも
に、雪解け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ
部分(3)としても0℃以上に効率的に保持することが
できて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされても雪解け
水が確実に凍らないものとなる。
【0042】すなわち、本発明は、水垂れ部分(3)に
生じやすいつららを防止することができるものである。
【0043】本発明の請求項2に係る屋外用照明器具に
よると、請求項1記載の場合に加えて、ランプ(2)の
熱を利用した発熱部材(4)にて同ランプ(2)を点灯
することで器具本体(1)がより一層効率的に暖められ
るとともに、雪解け水が水垂れ部分(3)から垂れる
が、水垂れ部分(3)としても0℃以上により一層効率
的に保持することができて、外気で水垂れ部分(3)が
冷やされても雪解け水がより一層確実に凍らないものと
なる。その結果、水垂れ部分(3)に生じやすいつらら
をより一層確実に防止することができるものである。
【0044】本発明の請求項3に係る屋外用照明器具に
よると、請求項2記載の場合に加えて、少なくとも一部
がランプ(2)の近傍に位置している熱伝導部材(5)
からなる発熱部材(4)にて同ランプ(2)を点灯する
ことでランプ(2)の熱がスムーズに器具本体(1)に
伝導して、同器具本体(1)がより一層効率的に暖めら
れるとともに、雪解け水が水垂れ部分(3)から垂れる
が、水垂れ部分(3)としても0℃以上により一層効率
的に保持することができて、外気で水垂れ部分(3)が
冷やされても雪解け水がより一層確実に凍らないものと
なる。その結果、水垂れ部分(3)に生じやすいつらら
をより一層確実に防止することができるものである。
【0045】本発明の請求項4に係る屋外用照明器具に
よると、請求項3記載の場合に加えて、ランプ(2)側
では下部近傍に配置され、水垂れ部分(3)側では上部
で同水垂れ部分(3)に密着して配置されているヒート
パイプ(6)の熱伝導部材(5)にて同ランプ(2)を
点灯することでランプ(2)の熱がスムーズに器具本体
(1)に伝導して、同器具本体(1)がより一層効率的
に暖められるとともに、雪解け水が水垂れ部分(3)か
ら垂れるが、水垂れ部分(3)としても0℃以上により
一層効率的に保持することができて、外気で水垂れ部分
(3)が冷やされても雪解け水がより一層確実に凍らな
いものとなる。その結果、水垂れ部分(3)に生じやす
いつららをより一層確実に防止することができるもので
ある。
【0046】本発明の請求項5に係る屋外用照明器具に
よると、請求項2記載の場合に加えて、ランプ(2)の
輻射熱の吸収を行なう熱吸収部(7)を有している発熱
部材(4)にて同ランプ(2)を点灯することでランプ
(2)の熱がスムーズに器具本体(1)に伝導して、同
器具本体(1)がより一層効率的に暖められるととも
に、雪解け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ
部分(3)としても0℃以上により一層効率的に保持す
ることができて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされて
も雪解け水がより一層確実に凍らないものとなる。その
結果、水垂れ部分(3)に生じやすいつららをより一層
確実に防止することができるものである。
【0047】本発明の請求項6に係る屋外用照明器具に
よると、請求項5記載の場合に加えて、表面積を増やし
て、効率よく吸熱する熱吸収部(7)の吸熱部材(8)
にてランプ(2)を点灯することでランプ(2)の熱が
スムーズに器具本体(1)に伝導して、同器具本体
(1)がより一層効率的に暖められるとともに、雪解け
水が水垂れ部分(3)から垂れるが、水垂れ部分(3)
としても0℃以上により一層効率的に保持することがで
きて、外気で水垂れ部分(3)が冷やされても雪解け水
がより一層確実に凍らないものとなる。その結果、水垂
れ部分(3)に生じやすいつららをより一層確実に防止
することができるものである。
【0048】本発明の請求項7に係る屋外用照明器具に
よると、請求項1ないし請求項6いずれか記載の場合に
加えて、ヒーター(9)を用いた発熱部材(4)にてヒ
ーター(9)の熱といっしょにランプ(2)を点灯する
ことでランプ(2)とヒーター(9)の熱がスムーズに
器具本体(1)に伝導して、同器具本体(1)がより一
層効率的に暖められるとともに、雪解け水が水垂れ部分
(3)から垂れるが、水垂れ部分(3)としても0℃以
上により一層効率的に保持することができて、外気で水
垂れ部分(3)が冷やされても雪解け水がより一層確実
に凍らないものとなる。その結果、水垂れ部分(3)に
生じやすいつららをより一層確実に防止することができ
るものである。
【0049】本発明の請求項8に係る屋外用照明器具に
よると、請求項7記載の場合に加えて、水垂れ部分
(3)の温度を感知するサーモスタット(10)の感知
により、器具本体(1)がより一層効率的に暖められる
とともに、雪解け水が水垂れ部分(3)から垂れるが、
水垂れ部分(3)としても常に0℃以上により一層効率
的に保持することができて、外気で水垂れ部分(3)が
冷やされても雪解け水がより一層確実に凍らないものと
なる。その結果、水垂れ部分(3)に生じやすいつらら
をより一層確実に防止することができるものである。し
かも、ヒーター(9)としても、サーモスタット(1
0)の感知により、水垂れ部分(3)の温度が0℃以下
になると電源が入り、同水垂れ部分(3)の温度が5℃
になると電源が切れるようになっているので、効率的に
作動させることができるようになっているものである。
【0050】本発明の請求項9に係る屋外用照明器具に
よると、請求項1ないし請求項8いずれか記載の場合に
加えて、器具本体(1)の外面で水垂れ部分(3)より
も上位に設けられた雪止め部材(11)にて雪解け水を
確実に発熱部材(4)で暖められた水垂れ部分(3)に
誘導して水垂れ部分(3)から雪解け水をスムーズに垂
れ落とさせる働きをするものである。
【0051】本発明の請求項10に係る屋外用照明器具
によると、請求項9記載の場合に加えて、器具本体
(1)の外周を包囲するリング状部材(13)の雪止め
部材(11)にて雪解け水をより一層確実に発熱部材
(4)で暖められた水垂れ部分(3)に誘導して水垂れ
部分(3)から雪解け水をより一層スムーズに垂れ落と
させる働きをするものである。
【0052】本発明の請求項11に係る屋外用照明器具
によると、請求項10記載の場合に加えて、器具本体
(1)の外面に空けられた隙間(17)を設けたリング
状部材(13)にて雪解け水をより一層確実に発熱部材
(4)で暖められた水垂れ部分(3)に流れるようにさ
せて誘導して水垂れ部分(3)から雪解け水をより一層
スムーズに垂れ落とさせる働きをするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る屋外用照明器具
を示した断面図である。
【図2】図1の屋外用照明器具を示した下面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る屋外用照明器具
を示した断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る屋外用照明器具
を示した断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る屋外用照明器具
を示した断面図である。
【図6】一従来例に係る屋外用照明器具を示した概略図
である。
【図7】図6の屋外用照明器具に積雪した際の様子を示
した斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 ランプ 3 水垂れ部分 4 発熱部材 5 熱伝導部材 6 ヒートパイプ 7 熱吸収部 8 吸熱部材 9 ヒーター 10 サーモスタット 11 雪止め部材 13 リング状部材 17 隙間

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体内にランプを収納し、このラン
    プの光を外部へ照射する屋外用照明器具において、上記
    器具本体の一部に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分
    を有し、この水垂れ部分を0℃以上に常に保持すること
    ができる発熱部材を上記器具本体に設けたことを特徴と
    する屋外用照明器具。
  2. 【請求項2】 上記発熱部材が、上記ランプの熱を利用
    したものであることを特徴とする請求項1記載の屋外用
    照明器具。
  3. 【請求項3】 上記発熱部材が、少なくとも一部が上記
    ランプの近傍に位置している熱伝導部材からなるもので
    あることを特徴とする請求項2記載の屋外用照明器具。
  4. 【請求項4】 上記熱伝導部材が、ヒートパイプであ
    り、このヒートパイプが、上記ランプ側では下部近傍に
    配置されており、上記水垂れ部分側では上部で同水垂れ
    部分に密着して配置されていることを特徴とする請求項
    3記載の屋外用照明器具。
  5. 【請求項5】 上記発熱部材が、上記ランプの輻射熱の
    吸収を行なう熱吸収部を有しているものであることを特
    徴とする請求項2記載の屋外用照明器具。
  6. 【請求項6】 上記熱吸収部が、表面積を増やして、効
    率よく吸熱する吸熱部材であることを特徴とする請求項
    5記載の屋外用照明器具。
  7. 【請求項7】 上記発熱部材が、ヒーターを用いたもの
    であることを特徴とする請求項1ないし請求項6いずれ
    か記載の屋外用照明器具。
  8. 【請求項8】 上記ヒーターとともに、上記水垂れ部分
    の温度を感知するサーモスタットを設け、このサーモス
    タットの感知により、同水垂れ部分の温度が0℃以下に
    なると上記ヒーターの電源が入り、同水垂れ部分の温度
    が5℃になると同ヒーターの電源が切れることを特徴と
    する請求項7記載の屋外用照明器具。
  9. 【請求項9】 上記器具本体の外面で上記水垂れ部分よ
    りも上位に雪止め部材を設けたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項8いずれか記載の屋外用照明器具。
  10. 【請求項10】 上記雪止め部材が、上記器具本体の外
    周を包囲するリング状部材であることを特徴とする請求
    項9記載の屋外用照明器具。
  11. 【請求項11】 上記リング状部材が、上記器具本体の
    外面に隙間を空けて設けられているものであることを特
    徴とする請求項10記載の屋外用照明器具。
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