JP2002150787A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JP2002150787A
JP2002150787A JP2000339757A JP2000339757A JP2002150787A JP 2002150787 A JP2002150787 A JP 2002150787A JP 2000339757 A JP2000339757 A JP 2000339757A JP 2000339757 A JP2000339757 A JP 2000339757A JP 2002150787 A JP2002150787 A JP 2002150787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
flop
circuit
flop circuits
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000339757A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Inoue
剛 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000339757A priority Critical patent/JP2002150787A/ja
Publication of JP2002150787A publication Critical patent/JP2002150787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shift Register Type Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理ブロックを構成する複数のフリップフロ
ップ回路相互間の同期状態を簡潔な構成で確保でき、し
かも、低消費電力化を実現できる半導体集積回路および
その動作方法を得る。 【解決手段】 それぞれ論理ブロック2,4を構成する
複数のフリップフロップ回路1を備えた半導体集積回路
において、前記複数のフリップフロップ回路1に共通の
同期クロック信号を供給するとともに、一部のフリップ
フロップ回路の動作不要時に、そのフリップフロップ回
路1に供給されるクロック信号をフリップフロップ回路
外部からのクロック停止信号3,5により停止するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低消費電力が必
要な電子機器の論理回路の設計について、設計を効率よ
く、ゲート数の増加も抑えて低消費化を実現する論理回
路を備えた半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の集積回路の論理設計では、フリッ
プフロップ回路(以下、FF回路という)間のデータ転
送のときタイミングマージンを確保するためシステムク
ロックを全て統一にし、そのクロック信号のスキューを
管理することにより同じタイミングで動作させるように
している(同期設計)。この場合、常にクロック信号が
動作するため全ての論理ブロックが動作し、半導体集積
回路(IC)にした時の消費電力が大きくなる。従っ
て、携帯機器などの低消費電力が必要な機器には不向き
である。
【0003】これを避けるために、分周したクロック信
号や、イネーブル信号とゲートして歯抜けとなったクロ
ック信号を使用し、動作していない論理ブロックの動作
を止める必要がある。しかし、これらのクロック信号を
それぞれ制御することは困難であり、特に異なるクロッ
ク信号間についてはクロック信号のスキューが管理でき
ないためデータの受け渡し動作を保証することができな
い。そのため、タイミングの厳しい部分では、FF回路
間に遅延素子を挿入するなどして対応しなければなら
ず、設計効率の悪化や、ゲート数の増加の原因となって
いる。
【0004】従来例を図3に示す。図3において、論理
ブロックA:2を構成するFF回路のT端子および論理
ブロックB:4を構成するFF回路のT端子には、共通
の同期クロック信号8が供給される。このように、従来
の集積回路の設計では、データ転送を行うのに全てのク
ロック信号を共通にし、各論理ブロック間のデータ転送
を行うようにしている(同期設計)。
【0005】この回路構成では全てのクロック信号を統
一しているので、クロック信号のスキューを小さくする
ことができ、データ転送を正確に行うことができる。し
かし、図3の場合には、クロック信号に従って全ての論
理回路が動作するのでICにした場合は消費電力が非常
に高くなってしまい、携帯電話などの充電池を使うよう
な携帯機器に搭載すると使用時間を短くしてしまうなど
の不具合がある。
【0006】そのため、このような携帯機器に使うIC
に使用する論理回路は、図4のような構成になってい
る。図4において、論理ブロックA:2を構成するFF
回路のT端子および論理ブロックB:4を構成するFF
回路のT端子には、それぞれ非同期クロック信号10が
供給され、互いに異なるクロック信号が供給される。従
来の低消費電力化を考慮した論理設計では、図4に示し
たように、非同期クロック10を使用し各論理ブロック
を別々に動作させることでブロックを止める制御を行
う。非同期クロック信号10は、元々のシステムクロッ
クを分周して周期を低くしたものや、イネーブル信号を
用いて、ある一定期間クロックを停止させ歯抜けとなっ
たクロック信号である。
【0007】しかし、このような論理回路の場合、非同
期なクロック毎にそのファンアウト数やレイアウトした
時の領域が異なるため、クロック間のスキューや遅延を
制御するのは不可能である。従って、非同期クロック信
号10により作動される論理ブロック間のデータ転送を
行う際には、遅延素子9を設けてデータ転送に充分なホ
ールドマシーンを確保する必要がある。論理回路の規模
が大きいと、遅延素子9があらゆる場所に必要となり、
また、非同期クロック信号10の遅延のバラツキも大き
くなって、遅延素子9がたくさん必要となるので非常に
ゲート数が増加してしまう。また、ある程度ゲート数が
増加した後でないと、どの程度のホールドマシーンを確
保すれば良いか判断ができないため、レイアウト設計と
遅延素子9追加の繰り返し設計作業が発生し、設計効率
が非常に悪くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、論理ブロ
ックを構成する複数のフリップフロップ回路相互間の同
期状態を簡潔な構成で確保でき、しかも、低消費電力化
を実現できる半導体集積回路およびその動作方法を得よ
うとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
集積回路では、それぞれ論理ブロックを構成する複数の
フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
て、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック
信号を供給するとともに、フリップフロップ回路外部か
らの信号により前記複数のフリップフロップ回路のうち
一部のフリップフロップ回路の消費電力を低減するよう
にしたものである。
【0010】第2の発明に係る半導体集積回路では、そ
れぞれ論理ブロックを構成する複数のフリップフロップ
回路を備えた半導体集積回路において、前記複数のフリ
ップフロップ回路に共通のクロック信号を供給するとと
もに、フリップフロップ回路外部からの信号により前記
複数のフリップフロップ回路のうち一部のフリップフロ
ップ回路の機能を停止するようにしたものである。
【0011】第3の発明に係る半導体集積回路では、そ
れぞれ論理ブロックを構成する複数のフリップフロップ
回路を備えた半導体集積回路において、前記複数のフリ
ップフロップ回路に共通のクロック信号を供給するとと
もに、フリップフロップ回路外部からの信号により前記
複数のフリップフロップ回路のうち一部のフリップフロ
ップ回路のクロック信号を停止するようにしたものであ
る。
【0012】第4の発明に係る半導体集積回路では、そ
れぞれ論理ブロックを構成する複数のフリップフロップ
回路を備えた半導体集積回路において、前記複数のフリ
ップフロップ回路に共通のクロック信号を供給するとと
もに、それぞれのフリップフロップ回路にフリップフロ
ップ回路外部からの信号により前記フリップフロップ回
路の消費電力を低減するスイッチ手段を設けたものであ
る。
【0013】第5の発明に係る半導体集積回路では、そ
れぞれ論理ブロックを構成する複数のフリップフロップ
回路を備えた半導体集積回路において、前記複数のフリ
ップフロップ回路に共通のクロック信号を供給するとと
もに、それぞれのフリップフロップ回路にフリップフロ
ップ回路外部からの信号により前記フリップフロップ回
路の機能を停止するスイッチ手段を設けたものである。
【0014】第6の発明に係る半導体集積回路では、そ
れぞれ論理ブロックを構成する複数のフリップフロップ
回路を備えた半導体集積回路において、前記複数のフリ
ップフロップ回路に共通のクロック信号を供給するとと
もに、それぞれのフリップフロップ回路にフリップフロ
ップ回路外部からの信号により前記フリップフロップ回
路に供給されたクロック信号を停止するスイッチ手段を
設けたものである。
【0015】第7の発明に係る半導体集積回路では、そ
れぞれ論理ブロックを構成する複数のフリップフロップ
回路を備えた半導体集積回路において、前記複数のフリ
ップフロップ回路のT端子に共通のクロック信号を供給
するとともに、それぞれのフリップフロップ回路にフリ
ップフロップ回路外部からの信号により前記フリップフ
ロップ回路のT端子に供給されたクロック信号を停止し
D入力端子から入力されQ出力端子から導出されるフリ
ップフロップ回路出力を停止するスイッチ手段を設けた
ものである。
【0016】第8の発明に係る半導体集積回路の動作方
法では、それぞれ論理ブロックを構成する複数のフリッ
プフロップ回路を備えた半導体集積回路を動作させるに
あたり、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロ
ック信号を供給し前記複数のフリップフロップ回路を同
期して動作させるとともに、前記複数のフリップフロッ
プ回路のうち一部のフリップフロップ回路の動作不要時
に、フリップフロップ回路外部からの信号により前記動
作不要なフリップフロップ回路の消費電力を低減するよ
うにしたものである。
【0017】第9の発明に係る半導体集積回路の動作方
法では、それぞれ論理ブロックを構成する複数のフリッ
プフロップ回路を備えた半導体集積回路を動作させるに
あたり、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロ
ック信号を供給し前記複数のフリップフロップ回路を同
期して動作させるとともに、前記複数のフリップフロッ
プ回路のうち一部のフリップフロップ回路の動作不要時
に、フリップフロップ回路外部からの信号により前記動
作不要なフリップフロップ回路の機能を停止するように
したものである。
【0018】第10の発明に係る半導体集積回路の動作
方法では、それぞれ論理ブロックを構成する複数のフリ
ップフロップ回路を備えた半導体集積回路において、前
記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック信号を
供給し前記複数のフリップフロップ回路を同期して動作
させるとともに、前記複数のフリップフロップ回路のう
ち一部のフリップフロップ回路の動作不要時に、フリッ
プフロップ回路外部からの信号により前記動作不要なフ
リップフロップ回路のクロック信号を停止するようにし
たものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態を図1および図2について説明する。図1は、
この発明による実施の形態における論理回路構成を全体
的に示したものである。図において、1は停止機能付F
F回路、2は機能ブロックA、3はクロック停止信号
A、4は機能ブロックB、5はクロック停止信号B、6
は入力データ、7は出力データ、8は同期クロック供給
回路である。機能ブロックA:2および機能ブロック
B:4は、それぞれ停止機能付FF回路1によって構成
されている。
【0020】入力データ6は、同期クロック供給回路8
からの同期クロック信号によってデータ転送されるが、
論理ブロックA:2を通過したデータが、論理ブロック
B:4の動作に不必要な場合があるときに、クロック停
止信号B:5で制御することにより、論理ブロックB:
4の動作を止めることが可能である。これにより、論理
ブロックB:4は動作が停止するため、論理回路全体の
低消費電力化を行うことができる。
【0021】図3に示す従来の集積回路の設計では、デ
ータ転送を行うのに、全てのクロック信号を共通にし、
各論理ブロック間のデータ転送を行うようにしている
(同期設計)。この回路構成では全てのクロック信号を
統一しているので、クロック信号のスキューを小さくす
ることができ、データ転送を正確に行うことができる。
しかし、図3の場合には、クロック信号に従って全ての
論理回路が動作するのでICにした場合は消費電力が非
常に高くなってしまい、携帯電話などの充電池を使うよ
うな携帯機器に搭載すると使用時間を短くしてしまうな
どの不具合がある。
【0022】そのため、このような携帯機器に使うIC
に使用する論理回路は、図4のような構成になってい
る。従来の低消費電力化を考慮した論理設計では図4に
示したように、非同期クロック供給回路10による非同
期クロック信号を使用し各論理ブロックを別々に動作さ
せることでブロックを止める制御を行う。非同期クロッ
ク供給回路10による非同期クロック信号は、元々のシ
ステムクロックを分周して周期を低くしたものや、イネ
ーブル信号を用いて、ある一定期間クロックを停止させ
歯抜けとなったクロック信号である。
【0023】しかし、このような論理回路の場合、非同
期なクロック信号毎にそのファンアウト数やレイアウト
した時の領域が異なるため、クロック信号間のスキュー
や遅延を制御するのは不可能である。従って、非同期ク
ロック供給回路10による非同期クロック信号が供給さ
れるFF回路からなる論理ブロック間のデータ転送を行
う際には、遅延素子9を設けてデータ転送に充分なホー
ルドマシーンを確保する必要がある。論理回路の規模が
大きいと、遅延素子9があらゆる場所に必要となり、ま
た、非同期クロック10の遅延のバラツキも大きくなっ
て、遅延素子9がたくさん必要となるので非常にゲート
数が増加してしまう。また、ある程度ゲート数が増加し
た後でないとどの程度のホールドマシーンを確保すれば
良いか判断ができないため、レイアウト設計と遅延素子
9追加の繰り返し設計作業が発生し、設計効率が非常に
悪くなる。
【0024】この発明による実施の形態においては、図
1のように統一の同期クロック供給回路8によって供給
される共通の同期クロック信号を用いることにより上記
のようなゲート数増加や設計効率の悪化は発生しない。
また、停止機能付FF回路1を使うことによりシステム
動作に関係ないブロックの動作を止めることにより低消
費電力化を行うことができる。
【0025】この発明についての刊行物による先行技術
としては、特開平10−163820号公報があるが、
この先行技術は、FF回路内部に比較回路および制御回
路等を設け、元々蓄えていたデータと新たに入力された
データとを比較することにより、FF回路内部のクロッ
ク信号を動作させるかどうかを制御するものであって、
煩雑な構成を必要とするものである。この発明による実
施の形態においては、FF回路外部からのクロック停止
信号でFF回路内部のクロック信号を動作させるかどう
かを制御するものである。そのクロック停止信号は、非
同期の設計においてクロック信号をそれぞれ制御してい
た制御信号に相当する信号であって、簡潔な構成で得ら
れるものであり、低消費電力化を実現できるばかりでな
く、設計効率が良くなる点で前述した先行技術とは明確
に異なるものである。
【0026】停止機能付FF回路1の内部回路構成を図
2に示す。図2(a)はT(クロック)端子部分を示す
接続図、図2(b)はD(入力)端子およびQ(出力)
端子部分を示す接続図である。図において、Tはクロッ
ク端子、Dは入力端子、Qは出力端子、11はスイッチ
手段を構成するスイッチ回路である。このような内部回
路構成を有する停止機能付FF回路1は、図1に示す論
理ブロックA:2および論理ブロックB:4に、それぞ
れ設けられ、各論理ブロック:2,4をそれぞれ構成す
るものである。
【0027】論理ブロックA:2および論理ブロック
B:4(図1)の論理動作が必要とされる動作形態にお
いては、各論理ブロック2,4を構成するそれぞれの停
止機能付FF回路1は、クロック停止信号3が印加され
ずスイッチ回路11はオン状態にある。この状態では、
図2(a)に示すクロック信号入力端子としてのT端子
から入力されたクロック信号は1個または2個のインバ
ータを介して制御信号TO1 およびTO2 が導出され
る。この制御信号TO1 およびTO2 は、図2(b)に
示すD端子およびQ端子部分に設けられインバータに接
続された4個のトランスファーゲートを制御するため、
その制御端子におけるTO1 ,TO2 表示箇所にそれぞ
れ供給され、FF回路1は論理ブロック2,4に要求さ
れる所望の論理動作を遂行する。
【0028】これに対し、論理ブロックA:2および論
理ブロックB:4(図1)のいずれか、例えば論理ブロ
ックB:4の論理動作が必要とされない動作形態におい
ては、論理ブロックB:4を構成する停止機能付FF回
路1のスイッチ回路11には、クロック停止信号B:5
(図1,図2)が印加され、スイッチ回路11はオフ状
態とされる。クロック信号入力端子としてのT端子から
入力されるクロック信号はスイッチ回路11のオフ状態
により無効となり、論理ブロックB:4を構成する停止
機能付FF回路1は、その論理動作を停止する。
【0029】このように、FF回路1は内部にインバー
タ回路等がありクロックが動作したときにそれらが動作
するため電流が流れ、消費電力が高くなる。回路動作形
態によって、論理動作を必要としない論理ブロック、例
えば論理ブロックB:4(図1)がある場合には、その
論理ブロックB:4を構成するFF回路1のスイッチ回
路11にクロック停止信号B:5(図1,図2)をT
(クロック)端子によるクロック信号の入力直前に入れ
る。これにより、FF回路1の動作を停止し、低消費電
力化が可能となる。スイッチ回路11は、AND回路や
OR回路の論理ゲートやセレクタ回路などで構成するこ
とができる。また、停止機能付FF回路1としては、リ
セット機能付FF回路にも展開することができる。
【0030】この発明による実施の形態によれば、それ
ぞれ論理ブロックA:2および論理ブロックB:4を構
成する複数のフリップフロップ回路1を備えた半導体集
積回路において、前記複数のフリップフロップ回路1の
T端子に共通の同期クロック信号を供給するとともに、
それぞれのフリップフロップ回路1にフリップフロップ
回路外部からの信号により前記フリップフロップ回路の
T端子に供給されたクロック信号を停止しD入力端子か
ら入力されQ出力端子から導出されるフリップフロップ
回路出力を停止するスイッチ回路11からなるスイッチ
手段を設け、前記複数のフリップフロップ回路1のうち
一部のフリップフロップ回路の動作不要時に、前記動作
不要なフリップフロップ回路のクロック信号を停止し、
そのフリップフロップ回路の機能を停止して消費電力を
低減するようにしたので、論理ブロック2,4を構成す
る複数のフリップフロップ回路1相互間の同期状態を簡
潔な構成で確保でき、しかも、それぞれのフリップフロ
ップ回路1に、その動作不要時に、フリップフロップ回
路外部からの信号により前記フリップフロップ回路のT
端子に供給されたクロック信号を停止しD入力端子から
入力されQ出力端子から導出されるフリップフロップ回
路出力を停止するスイッチ回路11からなるスイッチ手
段を設けることによって、低消費電力化を実現できる半
導体集積回路を得ることができる。
【0031】また、この発明による実施の形態によれ
ば、それぞれ論理ブロック2,4を構成する複数のフリ
ップフロップ回路1を備えた半導体集積回路を動作させ
るにあたり、前記複数のフリップフロップ回路1に共通
の同期クロック信号を供給し前記複数のフリップフロッ
プ回路1を同期して動作させるとともに、前記複数のフ
リップフロップ回路1のうち一部のフリップフロップ回
路の動作不要時に、フリップフロップ回路外部からの信
号により前記動作不要なフリップフロップ回路のクロッ
ク信号を停止するようにしたので、論理ブロックを構成
する複数のフリップフロップ回路相互間の同期状態を簡
潔な構成で確保でき、しかも、一部のフリップフロップ
回路の動作不要時に、外部からの信号により前記動作不
要なフリップフロップ回路のクロック信号を停止し、そ
のフリップフロップ回路の機能を停止することによっ
て、低消費電力化を実現できる半導体集積回路の動作方
法を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、それぞれ論理ブロ
ックを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半
導体集積回路において、前記複数のフリップフロップ回
路に共通のクロック信号を供給するとともに、フリップ
フロップ回路外部からの信号により前記複数のフリップ
フロップ回路のうち一部のフリップフロップ回路の消費
電力を低減するようにしたので、論理ブロックを構成す
る複数のフリップフロップ回路相互間の同期状態を簡潔
な構成で確保でき、しかも、低消費電力化を実現できる
半導体集積回路を得ることができる。
【0033】第2の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路において、前記複数のフリップフロップ回路
に共通のクロック信号を供給するとともに、フリップフ
ロップ回路外部からの信号により前記複数のフリップフ
ロップ回路のうち一部のフリップフロップ回路の機能を
停止するようにしたので、論理ブロックを構成する複数
のフリップフロップ回路相互間の同期状態を簡潔な構成
で確保でき、しかも、フリップフロップ回路外部からの
信号により一部のフリップフロップ回路の機能を停止す
ることによって低消費電力化を実現できる半導体集積回
路を得ることができる。
【0034】第3の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路において、前記複数のフリップフロップ回路
に共通のクロック信号を供給するとともに、フリップフ
ロップ回路外部からの信号により前記複数のフリップフ
ロップ回路のうち一部のフリップフロップ回路のクロッ
ク信号を停止するようにしたので、論理ブロックを構成
する複数のフリップフロップ回路相互間の同期状態を簡
潔な構成で確保でき、しかも、フリップフロップ回路外
部からの信号により一部のフリップフロップ回路のクロ
ック信号を停止することによって低消費電力化を実現で
きる半導体集積回路を得ることができる。
【0035】第4の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路において、前記複数のフリップフロップ回路
に共通のクロック信号を供給するとともに、それぞれの
フリップフロップ回路にフリップフロップ回路外部から
の信号により前記フリップフロップ回路の消費電力を低
減するスイッチ手段を設けたので、論理ブロックを構成
する複数のフリップフロップ回路相互間の同期状態を簡
潔な構成で確保でき、しかも、それぞれのフリップフロ
ップ回路にフリップフロップ回路外部からの信号により
前記フリップフロップ回路の消費電力を低減するスイッ
チ手段を設けることによって低消費電力化を実現できる
半導体集積回路を得ることができる。
【0036】第5の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路において、前記複数のフリップフロップ回路
に共通のクロック信号を供給するとともに、それぞれの
フリップフロップ回路にフリップフロップ回路外部から
の信号により前記フリップフロップ回路の機能を停止す
るスイッチ手段を設けたので、論理ブロックを構成する
複数のフリップフロップ回路相互間の同期状態を簡潔な
構成で確保でき、しかも、それぞれのフリップフロップ
回路にフリップフロップ回路外部からの信号により前記
フリップフロップ回路の機能を停止するスイッチ手段を
設けることによって低消費電力化を実現できる半導体集
積回路を得ることができる。
【0037】第6の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路において、前記複数のフリップフロップ回路
に共通のクロック信号を供給するとともに、それぞれの
フリップフロップ回路にフリップフロップ回路外部から
の信号により前記フリップフロップ回路に供給されたク
ロック信号を停止するスイッチ手段を設けたので、論理
ブロックを構成する複数のフリップフロップ回路相互間
の同期状態を簡潔な構成で確保でき、しかも、それぞれ
のフリップフロップ回路にフリップフロップ回路外部か
らの信号により前記フリップフロップ回路のクロック信
号を停止するスイッチ手段を設けることによって低消費
電力化を実現できる半導体集積回路を得ることができ
る。
【0038】第7の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路において、前記複数のフリップフロップ回路
のT端子に共通のクロック信号を供給するとともに、そ
れぞれのフリップフロップ回路にフリップフロップ回路
外部からの信号により前記フリップフロップ回路のT端
子に供給されたクロック信号を停止しD入力端子から入
力されQ出力端子から導出されるフリップフロップ回路
出力を停止するスイッチ手段を設けたので、論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路相互間の同期
状態を簡潔な構成で確保でき、しかも、それぞれのフリ
ップフロップ回路にフリップフロップ回路外部からの信
号により前記フリップフロップ回路のT端子に供給され
たクロック信号を停止するスイッチ手段を設けることに
よって低消費電力化を実現できる半導体集積回路を得る
ことができる。
【0039】第8の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路を動作させるにあたり、前記複数のフリップ
フロップ回路に共通のクロック信号を供給し前記複数の
フリップフロップ回路を同期して動作させるとともに、
前記複数のフリップフロップ回路のうち一部のフリップ
フロップ回路の動作不要時に、フリップフロップ回路外
部からの信号により前記動作不要なフリップフロップ回
路の消費電力を低減するようにしたので、論理ブロック
を構成する複数のフリップフロップ回路相互間の同期状
態を簡潔な構成で確保でき、しかも、低消費電力化を実
現できる半導体集積回路の動作方法を得ることができ
る。
【0040】第9の発明によれば、それぞれ論理ブロッ
クを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半導
体集積回路を動作させるにあたり、前記複数のフリップ
フロップ回路に共通のクロック信号を供給し前記複数の
フリップフロップ回路を同期して動作させるとともに、
前記複数のフリップフロップ回路のうち一部のフリップ
フロップ回路の動作不要時に、フリップフロップ回路外
部からの信号により前記動作不要なフリップフロップ回
路の機能を停止するようにしたので、論理ブロックを構
成する複数のフリップフロップ回路相互間の同期状態を
簡潔な構成で確保でき、しかも、フリップフロップ回路
外部からの信号により動作不要なフリップフロップ回路
の機能を停止することによって低消費電力化を実現でき
る半導体集積回路の動作方法を得ることができる。
【0041】第10の発明によれば、それぞれ論理ブロ
ックを構成する複数のフリップフロップ回路を備えた半
導体集積回路を動作させるにあたり、前記複数のフリッ
プフロップ回路に共通のクロック信号を供給し前記複数
のフリップフロップ回路を同期して動作させるととも
に、前記複数のフリップフロップ回路のうち一部のフリ
ップフロップ回路の動作不要時に、フリップフロップ回
路外部からの信号により前記動作不要なフリップフロッ
プ回路のクロック信号を停止するようにしたので、論理
ブロックを構成する複数のフリップフロップ回路相互間
の同期状態を簡潔な構成で確保でき、しかも、フリップ
フロップ回路外部からの信号により動作不要なフリップ
フロップ回路のクロック信号を停止することによって低
消費電力化を実現できる半導体集積回路の動作方法を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態における全体構成
を示す接続図である。
【図2】 この発明による実施の形態におけるFF回路
の内部構成を示す接続図である。
【図3】 従来技術における構成を示す接続図である。
【図4】 従来技術における他の構成を示す接続図であ
る。
【符号の説明】
1 停止機能付FF回路、2 機能ブロックA、3 ク
ロック停止信号A、4機能ブロックB、5 クロック停
止信号B、6 入力データ、7 出力データ、8 同期
クロック供給回路、11 スイッチ回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
    て、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック
    信号を供給するとともに、フリップフロップ回路外部か
    らの信号により前記複数のフリップフロップ回路のうち
    一部のフリップフロップ回路の消費電力を低減するよう
    にしたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
    て、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック
    信号を供給するとともに、フリップフロップ回路外部か
    らの信号により前記複数のフリップフロップ回路のうち
    一部のフリップフロップ回路の機能を停止するようにし
    たことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
    て、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック
    信号を供給するとともに、フリップフロップ回路外部か
    らの信号により前記複数のフリップフロップ回路のうち
    一部のフリップフロップ回路のクロック信号を停止する
    ようにしたことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
    て、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック
    信号を供給するとともに、それぞれのフリップフロップ
    回路にフリップフロップ回路外部からの信号により前記
    フリップフロップ回路の消費電力を低減するスイッチ手
    段を設けたことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
    て、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック
    信号を供給するとともに、それぞれのフリップフロップ
    回路にフリップフロップ回路外部からの信号により前記
    フリップフロップ回路の機能を停止するスイッチ手段を
    設けたことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
    て、前記複数のフリップフロップ回路に共通のクロック
    信号を供給するとともに、それぞれのフリップフロップ
    回路にフリップフロップ回路外部からの信号により前記
    フリップフロップ回路に供給されたクロック信号を停止
    するスイッチ手段を設けたことを特徴とする半導体集積
    回路。
  7. 【請求項7】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路におい
    て、前記複数のフリップフロップ回路のT端子に共通の
    クロック信号を供給するとともに、それぞれのフリップ
    フロップ回路にフリップフロップ回路外部からの信号に
    より前記フリップフロップ回路のT端子に供給されたク
    ロック信号を停止しD入力端子から入力されQ出力端子
    から導出されるフリップフロップ回路出力を停止するス
    イッチ手段を設けたことを特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路を動作さ
    せるにあたり、前記複数のフリップフロップ回路に共通
    のクロック信号を供給し前記複数のフリップフロップ回
    路を同期して動作させるとともに、前記複数のフリップ
    フロップ回路のうち一部のフリップフロップ回路の動作
    不要時に、フリップフロップ回路外部からの信号により
    前記動作不要なフリップフロップ回路の消費電力を低減
    するようにしたことを特徴とする半導体集積回路の動作
    方法。
  9. 【請求項9】 それぞれ論理ブロックを構成する複数の
    フリップフロップ回路を備えた半導体集積回路を動作さ
    せるにあたり、前記複数のフリップフロップ回路に共通
    のクロック信号を供給し前記複数のフリップフロップ回
    路を同期して動作させるとともに、前記複数のフリップ
    フロップ回路のうち一部のフリップフロップ回路の動作
    不要時に、フリップフロップ回路外部からの信号により
    前記動作不要なフリップフロップ回路の機能を停止する
    ようにしたことを特徴とする半導体集積回路の動作方
    法。
  10. 【請求項10】 それぞれ論理ブロックを構成する複数
    のフリップフロップ回路を備えた半導体集積回路を動作
    させるにあたり、前記複数のフリップフロップ回路に共
    通のクロック信号を供給し前記複数のフリップフロップ
    回路を同期して動作させるとともに、前記複数のフリッ
    プフロップ回路のうち一部のフリップフロップ回路の動
    作不要時に、フリップフロップ回路外部からの信号によ
    り前記動作不要なフリップフロップ回路のクロック信号
    を停止するようにしたことを特徴とする半導体集積回路
    の動作方法。
JP2000339757A 2000-11-08 2000-11-08 半導体集積回路 Pending JP2002150787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339757A JP2002150787A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339757A JP2002150787A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002150787A true JP2002150787A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18814784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000339757A Pending JP2002150787A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002150787A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229745A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置
WO2008044344A1 (fr) * 2006-10-12 2008-04-17 Panasonic Corporation Appareil de communication, circuit intégré à semi-conducteurs et dispositif électronique

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229745A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Nec Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP4702878B2 (ja) * 2005-02-18 2011-06-15 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
WO2008044344A1 (fr) * 2006-10-12 2008-04-17 Panasonic Corporation Appareil de communication, circuit intégré à semi-conducteurs et dispositif électronique
JPWO2008044344A1 (ja) * 2006-10-12 2010-02-04 パナソニック株式会社 通信装置、半導体集積回路および電子機器
JP4573897B2 (ja) * 2006-10-12 2010-11-04 パナソニック株式会社 通信装置、半導体集積回路および電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1451666B1 (en) Glitch free clock selection switch
US6639454B2 (en) Multiple circuit blocks with interblock control and power conservation
US7492192B2 (en) Logic processing apparatus, semiconductor device and logic circuit
US6784699B2 (en) Glitch free clock multiplexing circuit with asynchronous switch control and minimum switch over time
JP5317356B2 (ja) クロック制御信号生成回路、クロックセレクタ、及び情報処理装置
TWI747904B (zh) 系統晶片、時鐘閘控元件、時鐘多工器元件及分頻元件
JP2005050030A (ja) 半導体集積回路装置、クロック制御方法及びデータ転送制御方法
JP3520810B2 (ja) バックアップ機能を有するデータ保持回路
KR20160143159A (ko) 데이터 복원을 안정적으로 제어하는 파워 게이팅 제어 회로
US7003683B2 (en) Glitchless clock selection circuit
CN218181513U (zh) 一种i2s主从模式控制电路
US10587265B2 (en) Semiconductor device and semiconductor system
JP2002150787A (ja) 半導体集積回路
CN107565940B (zh) 一种基于fpga系统的时钟切换电路
KR100559738B1 (ko) 멀티-쓰래쉬홀드 시모스 제어 장치, 멀티-쓰래쉬홀드 시모스 집적 회로 및 멀티-쓰래쉬홀드 시모스 제어 방법
JP2008041106A (ja) 半導体集積回路装置、クロック制御方法及びデータ転送制御方法
JP2007110728A (ja) 動作モード及びスリープモードでのデータ保持方法および回路
JP4691791B2 (ja) データ処理システム
JP2004056454A (ja) フリップフロップとシフトレジスタ及びその動作方法
JP3746147B2 (ja) クロック用ゲート回路及びクロックゲーティング回路
JP2001257566A (ja) イネーブル付きラッチ回路
CN108345350B (zh) 片上系统、半导体系统以及时钟信号输出电路
KR20070089428A (ko) 저전력 알티엘 설계를 위한 클록 설계방법 및 저전력알티엘 설계를 위한 클록
JPH11145788A (ja) フリップフロップ装置および半導体装置
JP2003256068A (ja) クロック制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123