JP2002150644A - ディスクプレーヤのディスククランプ機構 - Google Patents

ディスクプレーヤのディスククランプ機構

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JP2002150644A
JP2002150644A JP2000338952A JP2000338952A JP2002150644A JP 2002150644 A JP2002150644 A JP 2002150644A JP 2000338952 A JP2000338952 A JP 2000338952A JP 2000338952 A JP2000338952 A JP 2000338952A JP 2002150644 A JP2002150644 A JP 2002150644A
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JP
Japan
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clamp
disk
clamp ring
leaf spring
turntable
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Application number
JP2000338952A
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English (en)
Inventor
Hideki Hayashi
英樹 林
Akira Takahashi
昭 高橋
Yoshikazu Omura
義和 大村
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Zero Engineering Co Ltd
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Zero Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプアームの作動機構に対する負荷およ
びクランプノイズを軽減し、デッドスペースの生成を解
消してコンパクト化を図る。 【解決手段】 ヒンジ軸17に枢支されて蝶番式に開閉
するクランプアーム13の自由端延長上に、クランプリ
ング24を回転自在に支持してディスク12をターンテ
ーブル11に圧着する板バネ18を直結して固定した。
クランプ機構の作動に対する負荷が軽減され、クランプ
ノイズを下げることが可能な上、板バネの撓みにより先
端のクランプリングが垂下して先端部分が低くなるの
で、厚み方向の寸法が縮減できディスクプレーヤのコン
パクト化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCD、LD、DVD
等を含む光ディスク信号を再生するディスクプレーヤに
係わり、特にディスクをターンテーブルにクランプする
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】再生する一枚のディスクが挿入口に手差
されると、ターンテーブルまでの搬送からクランプまで
を自動操作で行い、また再生終了後はディスクを自動操
作で排出するディスクプレーヤは公知である。従来この
ようなディスクプレーヤでは、ディスク読取のピックア
ップ機構およびターンテーブルを設置した駆動基盤とク
ランプアームとの間に引張コイルバネを張設し、その付
勢力によってクランプリングをディスク面に圧着してい
る。
【0003】しかしながら、この方法では、ディスクを
確実にターンテーブルに圧着させるのに必要な荷重をク
ランプリングに負荷しようとすると、クランプアームを
ディスク着脱のためにターンテーブルから拡開するとき
には、さらに大きな負荷がクランプアームの拡開機構の
作動力に加重されることになる。また、クランプ動作で
クランプリングに加わる引張コイルバネの荷重は、機械
的なクランプノイズを発生し易い。
【0004】さらに、車載用またはパーソナルコンピュ
ータその他の装置に組込んで機能させるために可能な限
りコンパクト化を図るディスクプレーヤにとって致命的
なのは、クランプリングが、クランプアームの自由端に
直接保持されているため、図3に図示されるA部のよう
に、同角度のクランプアームの回動角度に対して、クラ
ンプリングがディスクプレーヤの外形を画定する設計上
の予定寸法から突出して、他に利用する可能性が少ない
デッドスペースBを構成してしまうことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、クランプアームの作動機構に対する負荷およびクラ
ンプノイズを軽減し、デッドスペースの生成を解消して
コンパクト化を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係わるディスクプレーヤのディスククラ
ンプ機構は、ディスクをターンテーブルに対して圧着ま
たは開放するクランプリングと、このクランプリングを
回転自在にかつ回転面の限定範囲内で軸線を移動可能に
支持すると共に軸線方向に付勢する板バネと、この板バ
ネを自由端に保持して固定ヒンジに枢支され蝶番式に開
閉するクランプアームとを備える。そして、このクラン
プアーム自由端から延在方向に前記板バネを連結し、こ
の板バネ部分により前記クランプリングを屈曲自在に弾
性支持した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わるディスクプ
レーヤにおけるディスククランプ機構の一実施例を示す
図面に基づいて実施の形態を説明する。図1はディスク
クランプ機構10を部分的に図示した平面図、図2
(a)は待機位置(ホームポジション)にあるディスク
クランプ機構10を一部断面で図示した部分的側面図で
ある。図2(b)はターンテーブル11にディスク12
を整合位置にクランプしたディスククランプ機構10を
一部断面で図示した部分的側面図である。クランプアー
ム13は、側面に立設したカムフォロアピン14が摺動
板15に穿設されたクランク状カム溝16に摺動自在に
案内される方向以外は機械的に規制されており、公知の
手段で往復移動する摺動板15に連動して、ヒンジ軸1
7を中心に図2(a)の状態から図2(b)の状態へ、
またその逆方向への回動が可能である。
【0008】クランプアーム13の自由端に板バネ18
がネジ20によって固定される。符号21は板バネ18
の位置決め孔で、クランプアーム13の先端に絞り加工
で突設させた突起22と密に嵌合する。板バネ18に
は、両側に幅を細く形成したバネ部23と、クランプリ
ング24の上面に設けた薄いフランジ25を外周から抱
いて懸架する複数の鉤爪26,26aを折曲げ加工で突
設させたリング保持部27が形成される。
【0009】クランプリング24はエンジニアリングプ
ラスチックで形成した円板で、板バネ18の鉤爪26a
に懸架される薄いフランジ25の下部には、縮径した狭
い環状溝28を介して、下側にディスク12の上面に密
着するクランプ面30が形成される。クランプリングフ
ランジ25の直径方向に配置された二本の鉤爪26a
は、板バネ18の一部を切り起こして折曲げた先端部2
9を環状溝28に嵌入してフランジ25と遊嵌状態で咬
合し、クランプリング24の脱落を阻止している。その
他の鉤爪26はフランジ25の移動範囲を画定する機能
をもつ。クランプリング24がディスク12をターンテ
ーブル11にクランプすると、板バネ18のリング保持
部27下面がクランプリング24のフランジ25上面を
押圧し、クランプリング24は外周に沿って切り起こさ
れた鉤爪26の範囲内で摺動自在に回転する。
【0010】図3の模式的図示による同様機構の従来例
においても、クランプアーム113に設けたカムフォロ
アピン114を摺動板115のクランク状カム溝116
で規制して、摺動板115の移動でクランプアーム11
3の開閉を行っている。この場合、クランプリング12
4に圧接力を付与するために、駆動基盤101とクラン
プアーム113との間に張設した引張コイルバネ102
が、駆動基盤101と摺動板115との間に負荷を発生
している。本発明に係わるディスクプレーヤのディスク
クランプ機構では、クランプアーム13にクランプリン
グ24を連結する板バネ18で、クランプリング24に
圧接力を付与することによって、摺動板15に対する負
荷を軽減している。
【0011】また、図3に示す従来例では、ターンテー
ブル111とクランプリング124との間にディスクが
導入可能な待機位置にクランプアーム113を拡開する
と、所要空間(有効スペース)S外にクランプアーム1
13の自由端(矢印A部分)が突出するので、それをカ
バーするスペース(矢印B部分)を確保するためだけに
外装が拡張され、徒に厚み方向の寸法δが増加するとい
う、コンパクト化に逆行する問題が解消する。すなわ
ち、図1(a)に示されるように、板バネ18は、ター
ンテーブル11から拡開した待機位置の自由状態では、
先端が僅かに垂下するように形成できるので、無駄なく
所要の機能が達成できる有効スペースS内に収まり、さ
らに上下部分にはフローティングのための自由空間Fを
容易に確保することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係わるディスクプレーヤのディスククランプ機構によれ
ば、クランプ圧着のための付勢力を板バネによる構造と
したので、クランプ機構の作動に対する負荷が軽減さ
れ、クランプノイズを下げることが可能となる。さら
に、板バネの撓みにより先端のクランプリングが垂下し
て先端部分が低くなるので、厚み方向の寸法が縮減でき
ディスクプレーヤのコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるディスクプレーヤのディスクク
ランプ機構の平面図である。
【図2】本発明に係わるディスクプレーヤのディスクク
ランプ機構の側面図で(a)は待機状態にあるディスク
クランプ機構、(b)はディスクをクランプした状態に
あるディスククランプ機構の側面図である。
【図3】従来のディスククランプ機構を説明する概略の
側面図である。
【符号の説明】
10 ディスククランプ機構 11 ターンテーブル 12 ディスク 13 クランプアーム 14 カムフォロアピン 15 摺動板 16 クランク状カム溝 17 ヒンジ軸 18 板バネ 20 ネジ 21 位置決め孔 22 突起 23 バネ部 24 クランプリング 25 フランジ 26 鉤爪 27 リング保持部 28 環状溝 29 先端部 30 クランプ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 昭 愛知県名古屋市昭和区川名山町1丁目76番 地 株式会社ゼロエンジニアリング内 (72)発明者 大村 義和 愛知県名古屋市昭和区川名山町1丁目76番 地 株式会社ゼロエンジニアリング内 Fターム(参考) 5D038 AA03 BA04 CA21 EA11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをターンテーブルに対して圧着
    または開放するクランプリングと、このクランプリング
    を回転自在にかつ回転面の限定範囲内で軸線を移動可能
    に支持すると共に軸線方向に付勢する板バネと、この板
    バネを自由端に保持して固定ヒンジに枢支され蝶番式に
    開閉するクランプアームとを備え、前記クランプアーム
    自由端から延在方向に前記板バネを連結し、この板バネ
    部分により前記クランプリングを屈曲自在に弾性支持し
    たことを特徴とするディスクプレーヤのディスククラン
    プ機構。
JP2000338952A 2000-11-07 2000-11-07 ディスクプレーヤのディスククランプ機構 Pending JP2002150644A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461296B1 (ko) * 2002-06-22 2004-12-14 삼성전자주식회사 디스크 플레이어의 디스크 로딩장치
CN100442370C (zh) * 2004-12-13 2008-12-10 松下电器产业株式会社 盘夹紧装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461296B1 (ko) * 2002-06-22 2004-12-14 삼성전자주식회사 디스크 플레이어의 디스크 로딩장치
CN100442370C (zh) * 2004-12-13 2008-12-10 松下电器产业株式会社 盘夹紧装置

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