JP2002150437A - ピッキング警報装置 - Google Patents

ピッキング警報装置

Info

Publication number
JP2002150437A
JP2002150437A JP2000339157A JP2000339157A JP2002150437A JP 2002150437 A JP2002150437 A JP 2002150437A JP 2000339157 A JP2000339157 A JP 2000339157A JP 2000339157 A JP2000339157 A JP 2000339157A JP 2002150437 A JP2002150437 A JP 2002150437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picking
unlocking operation
alarm
warning
operation vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000339157A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Matsuzawa
一彦 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IWATA ELECTRIC CO Ltd
IWATA ELECTRIC KK
Original Assignee
IWATA ELECTRIC CO Ltd
IWATA ELECTRIC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IWATA ELECTRIC CO Ltd, IWATA ELECTRIC KK filed Critical IWATA ELECTRIC CO Ltd
Priority to JP2000339157A priority Critical patent/JP2002150437A/ja
Publication of JP2002150437A publication Critical patent/JP2002150437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッキングによる解錠操作があったとき、家
屋に侵入しようとする者に最初は不安感や危機感を与
え、続いて驚愕感を与えて速やかに退散させる間欠警報
を発生可能にする。 【解決手段】 ピッキングによる解錠操作振動を検出し
て警報を発生するピッキング警報装置において、解錠操
作振動を検出するセンサー部11を設け、このセンサー
部11がピッキングに伴う解錠操作振動を検出したと
き、警報出力制御部Aが、警報器18にプリワーニング
とこのプリワーニングに続いて一定時間後にメインワー
ニングを出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関ドアのシリン
ダ錠などを、住人以外の他人がピッキングによって無断
解錠するのを警報するピッキング警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ピッキングと呼ばれる手口、すな
わち特殊な工具を使用して玄関ドアーの錠をこじ開け、
無断で他人の家屋に侵入して窃盗を働くという事件が多
発している。この窃盗による被害者の家屋では、ピッキ
ング操作によって容易に解錠できる旧式のシリンダー錠
が用いられていることが多いとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ピッキング操作による解錠を防止するには、前記シリン
ダー錠に代えて構造が複雑で高価な錠前に交換したり、
錠前を複数個取り付けたり、種類が異なる他の錠前を組
み合わせて用いる必要があり、居住者にとって経済的負
担を強いられるという問題があった。なお、従来から、
無断解錠により他人が室内に侵入したことを検知して警
報音を発生する警報装置が提供されているが、これでは
窃盗を免れることができない。
【0004】一般に、警報音はそのレベルが高い程、外
部からの侵入者に驚愕感を与えて退散させる効果があ
る。このため、警報音を侵入者が家屋に侵入する以前に
発生させることが望ましい。侵入した後では窃盗防止効
果が薄い。
【0005】本発明は前記のような問題点に着目してな
されたものであり、ピッキングによる解錠操作があった
とき、プリワーニングに続いて一定時間後メインワーニ
ングを自動的に行わせて、家屋に侵入しようとする者に
最初に不安感および危機感を与え、続いて強い驚愕感を
与えることにより速やかに退散させるとともに、周辺に
いる第3者にも窃盗の予備行為があることを報知して、
必要な対策を速やかに採れるようにすることで、窃盗事
故に至ることを未然に防止することができるピッキング
警報装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明にかかるピッキング警報装置は、ピッキングによ
る解錠操作振動を検出して警報を発生するピッキング警
報装置において、前記解錠操作振動を検出するセンサー
部を設け、該センサー部によりピッキングに伴う解錠操
作振動が検出されたとき、警報出力制御部が警報器にプ
リワーニングとこのプリワーニングに続いて一定時間後
にメインワーニングを出力させるようにしたものであ
る。
【0007】また、本発明にかかるピッキング警報装置
は、前記警報出力制御部に、前記ピッキングに伴う解錠
操作振動の発生時から第1の設定時間経過後にプリワー
ニング信号を出力させ、このプリワーニング信号の停止
後第2の設定時間を経過したときは、前記解錠操作振動
の発生が継続していることを条件に、メインワーニング
信号を出力させるようにしたものである。
【0008】また、本発明にかかるピッキング警報装置
は、前記警報出力制御部に、前記ピッキングに伴う解錠
操作振動の発生時から第1の設定時間経過後にプリワー
ニング信号を出力させ、前記解錠操作振動が停止した後
に、前記プリワーニング信号の停止時からの第3の設定
時間内に解錠操作振動が再発生した場合、この再発生時
から第4の設定時間経過後にメインワーニング信号を出
力させるようにしたものである。
【0009】また、本発明にかかるピッキング警報装置
は、前記警報出力制御部に、前記ピッキングに伴う解錠
操作振動の発生時から第1の設定時間経過後にプリワー
ニング信号を出力させ、前記解錠操作振動が停止した後
に、前記プリワーニング信号の停止時から第5の設定時
間を経過して解錠操作振動が再発生したとき、この再発
生時から前記第1の設定時間経過後にプリワーニング信
号を出力させるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
について説明する。図1は本発明のピッキング警報装置
を示すブロック図である。このピッキング警報装置は、
錠前の解錠操作に伴って発生する振動を検出するセンサ
ーを持ったセンサー部11と、このセンサー部11の出
力信号を増幅する低周波増幅器12と、この低周波増幅
器12からの出力信号の検波および遅延処理によって、
ピッキングによる解錠操作振動(ピッキング振動)を検
出するピッキング振動検出回路としての検波器/遅延回
路13と、その解錠操作振動の発生時間が所定時間を超
えて継続したか否かを検出するための計時タイマー14
と、その解錠操作振動信号が所定時間を超えたとき、警
報器ドライブ回路16を所定時間(例えば1分間)駆動
して、プリワーニング信号とメインワーニング信号を所
定のタイミングで出力させる警報時間設定回路15と、
警報器ドライブ回路16により駆動される警報器18
と、メインワーニング信号を外部に供給する外部出力端
子17とを備えている。なお、前記計時タイマー14お
よび警報時間設定回路15は警報出力制御部Aを構成し
ている。
【0011】次に動作を図2のタイミングチャートを用
いて説明する。まず、解錠操作があるとこの解錠操作振
動がセンサー部11により検出される。この検出信号は
低周波増幅器12において増幅された後、検波器/遅延
回路13に入力される。この検波器/遅延回路13で
は、前記低周波増幅器12からの出力信号の検波および
遅延処理によって、ピッキングに伴う解錠操作振動を検
出する。
【0012】続いて、計時タイマー14はその解錠操作
振動(ピッキング振動)の発生時からの時間を図2
(a)に示すように計測しており、この解錠操作振動の
発生時から第1の設定時間t1(例えば5〜7秒)経過
後に、警報時間設定回路15が図2(b)に示すような
短時間のプリワーニング信号を出力する。さらに、この
プリワーニング信号の出力停止後も解錠操作振動が継続
している場合には、警報時間設定回路15は第2の設定
時間t2(例えば5〜7秒)を経過した後に、図2
(b)に示すようなメインワーニング信号を出力する。
【0013】このため、これらのプリワーニング信号お
よびメインワーニング信号が警報器ドライブ回路16に
供給され、警報器18が短いプリワーニングに続いて長
いメインワーニングを大音響にて設定時間発生すること
となる。なお、この大音響の発生音は、警報時間設定回
路15による設定タイミングで(例えば3分間経過後
に)自動的に、または手動的なリセット操作により終了
させることができる。
【0014】図3は前記警報時間設定回路15の他の動
作例を示す。この例でも、計時タイマー14が解錠操作
振動の発生時からの時間を図3(a)に示すように計測
しており、この解錠操作振動の発生時から第1の設定時
間t1経過後に、警報時間設定回路15は図3(b)に
示すような短時間のプリワーニング信号を出力する。
【0015】そして、このプリワーニング信号の出力停
止後に前記解錠操作振動信号が一旦停止した場合でも、
プリワーニング信号の出力停止時から第3の設定時間t
3(例えば25秒)内に再び解錠操作振動信号が発生し
た場合に、この解錠操作振動信号の再発生タイミングか
ら第4の設定時間t4(例えば5〜7秒)経過後に、図
3(b)に示すように初めてメインアラーム信号を出力
させる。これにより、ピッキング検出をより確実に行っ
た上で主警報を行うものとすることができる。
【0016】図4は前記警報時間設定回路15の他の動
作例を示す。この例では、計時タイマー14が解錠操作
振動の発生時からの時間を、図4(a)に示すように計
測しており、この解錠操作振動の発生時から第1の設定
時間t1経過時に、警報時間設定回路15は、図4
(b)に示すような短時間のプリワーニング信号を出力
する。
【0017】そして、一旦、解錠操作振動の発生が止ん
だ後に、そのプリワーニング信号の出力停止時から第3
の設定時間t3(例えば25秒)以上経過して第5の設
定時間t5内に解錠操作振動の再発生があった場合に
は、その再発生のタイミングから、前記第1の設定時間
t1と同様の例えば5〜7秒後に、プリワーニング信号
を出力する。この場合にはメインワーニングのタイミン
グが初期状態に戻るため前記のようにプリワーニングが
時間をおいて繰り返し行われることとなる。なおこれ以
後の動作は、図2および図3について説明した場合と同
様になる。
【0018】図5は前記ピッキング警報装置を示す斜視
図である。図1に示すような回路構成はケース19内に
収められ、このケース19の上部に取り付けられた吊り
紐20を、玄関ドア内側の錠ノブ21に懸架して、両面
接着テープ等でその本体を玄関ドアの内側面に固定する
ようにして用いられる。これにより、このケース19内
に収納されたセンサー部11は、錠前に対するピッキン
グ操作に伴う振動信号を確実に検出できる。
【0019】従って、このピッキング警報装置にあって
は、センサー部11にて解錠操作に伴い発生する振動を
検出し、解錠操作振動信号検出回路である検波器/遅延
回路13により前記振動の中から解錠操作操作によって
発生する解錠操作振動を検出し、この解錠操作振動が所
定時間継続したときおよび所定のタイミングにて、警報
器18を設定時間内で作動させて自動警報を行うことが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ピッキ
ングによる解錠操作振動を検出して警報を発生するピッ
キング警報装置に、前記解錠操作振動を検出するセンサ
ー部を設け、該センサー部によりピッキングに伴う解錠
操作振動が検出されたとき、警報出力制御部が警報器に
プリワーニングとこのプリワーニングに続いて一定時間
後にメインワーニングを出力させるようにしたので、プ
リワーニングにより家屋に侵入しようとする者に最初に
不安感および危機感を与え、続いてメインワーニングに
より強い驚愕感を与えることにより速やかに退散させる
ことができるとともに、周辺にいる第3者にも窃盗の予
備行為があることを報知して、必要な対策を速やかに採
ることができ、この結果窃盗による損害発生を未然に防
止でき、これを簡単かつローコストな構成にて実現でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるピッキング警報装
置を示すブロック図である。
【図2】図1における警報出力制御部の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図3】図1における警報出力制御部の他の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図4】図1における警報出力制御部の他の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図5】本発明のピッキング警報装置の外観を示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 センサー部 18 警報器 A 警報出力制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッキングによる解錠操作振動を検出し
    て警報を発生するピッキング警報装置において、前記解
    錠操作振動を検出するセンサー部と、該センサー部によ
    りピッキングに伴う解錠操作振動が検出されたとき、警
    報器にプリワーニングとこのプリワーニングに続いて一
    定時間後にメインワーニングを出力させる警報出力制御
    部とを備えたことを特徴とするピッキング警報装置。
  2. 【請求項2】 前記警報出力制御部が、前記ピッキング
    に伴う解錠操作振動の発生時から第1の設定時間経過後
    にプリワーニング信号を出力し、このプリワーニング信
    号の停止後第2の設定時間を経過したときは、前記解錠
    操作振動の発生が継続していることを条件に、メインワ
    ーニング信号を出力することを特徴とする請求項1に記
    載のピッキング警報装置。
  3. 【請求項3】 前記警報出力制御部が、前記ピッキング
    に伴う解錠操作振動の発生時から第1の設定時間経過後
    にプリワーニング信号を出力し、前記解錠操作振動が停
    止した後に、前記プリワーニング信号の停止時からの第
    3の設定時間内に解錠操作振動が再発生した場合、この
    再発生時から第4の設定時間経過後にメインワーニング
    信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のピッ
    キング警報装置。
  4. 【請求項4】 前記警報出力制御部が、前記ピッキング
    に伴う解錠操作振動の発生時から第1の設定時間経過後
    にプリワーニング信号を出力し、その後、前記解錠操作
    振動が停止した後に、前記プリワーニング信号の停止時
    から第5の設定時間を経過して解錠操作振動が再発生し
    たとき、この再発生時から前記第1の設定時間経過後に
    プリワーニング信号を出力することを特徴とする請求項
    1に記載のピッキング警報装置。
JP2000339157A 2000-11-07 2000-11-07 ピッキング警報装置 Pending JP2002150437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339157A JP2002150437A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 ピッキング警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339157A JP2002150437A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 ピッキング警報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002150437A true JP2002150437A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18814266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000339157A Pending JP2002150437A (ja) 2000-11-07 2000-11-07 ピッキング警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002150437A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854297B1 (ko) 2007-01-22 2008-08-26 (주)대양디앤티 진동센서가 구비된 도어록 및 이 도어록에서 경보를발생하는 방법
JP2016200975A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 株式会社デンソーウェーブ 警備システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854297B1 (ko) 2007-01-22 2008-08-26 (주)대양디앤티 진동센서가 구비된 도어록 및 이 도어록에서 경보를발생하는 방법
JP2016200975A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 株式会社デンソーウェーブ 警備システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5311168A (en) Lock set with self-contained door alarm and annunciator system
US5245317A (en) Article theft detection apparatus
US5428345A (en) Method of and apparatus for operating a security system to produce an alarm signal
US4970494A (en) Radio controlled home security system
JPH03102499A (ja) 体感振動システム
US5376919A (en) Vehicle intrusion detector
JP2002150437A (ja) ピッキング警報装置
JP2002099969A (ja) ピッキング警報装置
JPH0221637B2 (ja)
KR100375590B1 (ko) 주택 경보 장치
KR102562342B1 (ko) 방범장치
JP2003036490A (ja) セキュリティインターホン
JP2586339Y2 (ja) 音声メッセージ機能付人体検出器
JP3074060B2 (ja) 扉を具えた装置における防犯警報装置
JP3076499U (ja) ピッキング報知システム
JP2010126032A (ja) 移動体検知装置
JP2005067777A (ja) エレベーターの緊急時セキュリティ装置
JPH09171596A (ja) 携帯用警報装置
JP2585557Y2 (ja) 時間延長ユニット及びこれを利用したセキュリティ防犯警戒システム
JP2003051079A (ja) 徘徊者検知装置
JP2002121940A (ja) 錠監視装置
JPH08240043A (ja) 警報装置
JP4511415B2 (ja) 複数の鍵で施錠される扉の防犯装置
JP2001106029A (ja) 振動検出器及び振動検出方法
KR19990041834U (ko) 도난경보 기능이 내장된 자물쇠

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050401