JP2002150354A - カード・リーダ・モジュール - Google Patents

カード・リーダ・モジュール

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JP2002150354A JP2001266768A JP2001266768A JP2002150354A JP 2002150354 A JP2002150354 A JP 2002150354A JP 2001266768 A JP2001266768 A JP 2001266768A JP 2001266768 A JP2001266768 A JP 2001266768A JP 2002150354 A JP2002150354 A JP 2002150354A
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    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/06Guiding cards; Checking correct operation of card-conveying mechanisms
    • G06K13/067Checking presence, absence, correct position, or moving status of cards

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM等のカード・リーダ・モジュールに入
力されたカードに対する詐欺操作を削減するモータ付き
カード・リーダ・モジュールを提供する。 【解決手段】 カード(106)を受け入れる入口/出
口スロット(16)を画成するスロート部(14)を有
するモータ付きカード・リーダ・モジュール(10)が
記載されている。このモジュール(10)は、駆動機構
(64,66)と結合した1つ或はそれ以上のアーム
(62)を備える掃引機構(28)を含む。これらアー
ム(62)はスロート部(14)内に存在する任意の障
害物を捕らえるためのフック部(68)を含む。駆動機
構(64,66)が通電されると、アーム(62)がス
ロート部(14)によって画成されたスロット(16)
を水平に横切るように掃引する。これは、スロート部
(14)内の任意の障害物の検出及び/或は取り除きを
アーム(62)が為すことを可能とする。詐欺行為を防
止するセルフサービス端末(80)と、モジュール(1
0)を用いて詐欺行為を防止する方法も記載されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカード・リーダ・モ
ジュールに関し、特に詐欺行為に抗するためのモータ付
きカード・リーダ・モジュールに関する。本発明は、特
に、現金自動入出機(以下、「ATM」という)、店頭
(POS)端末、或は、モータ付きカード・リーダ・モ
ジュールを用いた他の任意の端末等のセルフサービス端
末(SST)での詐欺行為を防止する技術に関連する。
また、本発明は、このようなカード・リーダ・モジュー
ルを含むSSTに関する。
【0002】ATMは、多くの場合、大量の現金をその
内部に保存する。このため、ATMは窃盗等の犯罪の対
象となりやすい。装置の破壊等の物理的攻撃に対処する
ために、ATMは、現金を保存するための堅牢な金庫を
備える。しかし、ATMも、詐欺的な操作による犯罪も
受けやすい。
【0003】1つのタイプの詐欺行為はATMにおける
カード入口スロットにわたって細く強力な材料から成る
ループ材を配置する第三者等が挙げられる。その部材
(又は物体)は非常に細いので、ATMの不用心なユー
ザによって注目されない可能性がある。その部材は、
(1)カード入口スロット後方に配置されたモータ付き
カード・リーダ・モジュールにユーザのカードが完全に
入ることを防止するように、(2)ユーザのカードがそ
のモータ付きカード・リーダ・モジュールから放出され
ること又は放逐されることを防止するように、設計され
ている。
【0004】よって、この部材の設計は入力されたカー
ドがモジュール内でジャムすることを引き起こして、該
モジュールがそのカードの引き入れ及び放出ができなく
なるように為す。こうしたことが生ずると、一般にユー
ザはATMが使用停止となったと見做し、カード・リー
ダ・モジュール内でジャムした自身のカードを置き去り
にしてそのATMから遠退く。
【0005】次いで第三者は、そのカードをカード・リ
ーダ・モジュールから引き抜き、その細い部材を取り除
き、そして(もしその第三者がユーザの個人識別番号
(PIN)を見たり或は獲得すれば)、そのカードを用
いてATMから現金を引き出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
タイプの犯罪的な操作行為の可能性を削減することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1局面に従え
ば、カードを受け取るスロート部を有するモータ付きカ
ード・リーダ・モジュールであって、そのスロート部内
における任意の障害物を検出すべく該スロート部を横切
るアームを含むことを特徴とするカード・リーダ・モジ
ュールが提供される。
【0008】好ましくは、前記アームは前記スロート部
の一方側から他方側へ略水平に横切り、該アームが該ス
ロート部の幅の実質的な部分を横切っている。代替的に
は、それほど好ましくはないが、前記アームは前記スロ
ート部の一方側から他方側へ略垂直に横切り、該アーム
が該スロート部の高さを横切っている。
【0009】前記アームは前記スロート部と常には接触
状態であり得ず、好ましくは、該スロート部の背後であ
るが近傍に配置されている。
【0010】本発明のこの局面によって、承認されてい
ない部材又は物体はアームの横切りを妨げることになる
のために、カード・リーダ・モジュールは承認されてい
ない部材がカード・リーダ・スロート内に存在すること
を検出できる。
【0011】好ましくは、アームは前縁上にフック部を
含む。このフック部はアームが任意の細い部材又は物体
を捕らえ、それを該アームがスロート部を横切ると共に
該スロート部の一方側へ引きずって行くことを可能とし
ている。
【0012】好ましくは、アームはカード・リーダのス
ロート内に配置された任意の承認されていない部材を切
断する切断機構を含む。これは、任意の承認されていな
い部材がアームの横切りによって取り除かれ得るという
長所を有し、それによってカード・リーダが起動解除さ
せられる必要性がないことを保証している。
【0013】前記切断機構は、フック部に配置させるこ
とができる。前記切断機構は、単一ブレード、一対の協
働するブレード、或は他の任意の好都合な構成であり得
る。
【0014】好ましくは、カード・リーダはアームがス
ロートの一方端に配置されていることを検出するセンサ
を含む。これはアームのスロート横切りに先行して該ア
ームを検出すべく、そして、該アームがスロート横切り
後に復帰されたことを検出すべく使用され得る。もしア
ームが復帰し損なえば、モジュールは警報を起動して、
カード・リーダがユーザのカード挿入を防止すべくディ
スエーブルされ得る。
【0015】好ましくは、カード・リーダは、前記の第
1のセンサとはスロートの反対端に配置されたアームを
検出する別のセンサを含む。これら2つのセンサを用い
ることによって、スロート部の各側におけるアームを検
出することが可能である。これはスロート部の単一横切
りが用いられることを可能として、障害物を検出するた
めに必要とされる時間を低減する。
【0016】好ましくは、センサ或は複数のセンサはア
ーム上に存する任意の切断機構を検出すべく配置され
て、もしその切断機構が(意図的か或はそれ以外で)損
傷していれば、センサ或は複数のセンサがそれを検出す
ることができる。
【0017】アームは、ユーザが読み込まれるべきカー
ドを挿入する度にスロート部の横切りを実行するように
動作できる。カード・リーダはアームがスロート部を横
切る前にカードを(1cm或は2cm等の)小量だけ放
出し得て、該カードの小さな部分がカード・リーダ・モ
ジュールから突出するように為す。小量だけカードを放
出する長所は、もしスロート部の横切りで取り除けない
か或は起動解除できない障害物を検出した場合、ユーザ
に自身のカードをそのカード・リーダ・モジュールから
取り除くように促すことができる。カードが小量だけ放
出されると、ユーザはそのカードを把持して取り除くこ
とができる。もしカードが大きな量(4cm或は5c
m)放出されれば、ユーザは困惑して、スロート部の横
切り中にそのカードを取り除くことがあり得る。
【0018】好ましくは、カード・リーダは、カードが
存在しない際、(例えば、1時間毎の)周期的な間隔で
アームを起動するように動作できる。好ましくは、カー
ド・リーダはカードのカード・リーダ内への入力に及ん
で、アームを起動するように動作できる。好ましくは、
カード・リーダはカードのカード・リーダからの放出に
及んでアームを起動するようにも動作できる。
【0019】好ましくは、フック部は弾性的にバイアス
されて、アームがスロート部を横切っている最中に、フ
ック部がスロート部内に存する任意のカードによって偏
向され得るが、該カードと接触状態を維持し得るように
為す。
【0020】モータ付きカード・リーダ・モジュールは
磁気カード・リーダ、スマートカード・リーダ、組み合
わせ型のスマートカード及び磁気カードのリーダ、或
は、その類であり得る。モータ付きカード・リーダ・モ
ジュールはそこに挿入された任意のカードに書込むこと
もできる(即ち、それはモータ付きカード・リーダ/ラ
イター・モジュールであり得る)。
【0021】好ましくは、モジュールは駆動機構と結合
された1つ或はそれ以上のアームを含む掃引機構を含ん
で、その掃引機構が、1つ或はそれ以上のアームにスロ
ート部を横切らせるように駆動機構を起動することがで
きる。駆動機構は、線形歯車列及びモータ、或は、他の
任意の好都合な機構によって具現化され得る。
【0022】好ましくは、2つのアームが使用されて相
対する反対方向へ駆動されて、それらがスロート部を相
対する反対方向で横切る。
【0023】一実施例において、2つのアームはスロー
ト部の中央部付近に配置され、それらが該スロート部を
横切る際に相互を通過する。
【0024】本発明の第2局面に従えば、カード入口ス
ロットを画成するファシアと、カートを受け入れるスロ
ート部を有するモータ付きカード・リーダ・モジュール
とを含むセルサービス端末が提供され、そのモジュール
が前記スロート部を横切るアームを含み、該スロート内
の任意の障害物を検出することを特徴としている。
【0025】前記端末はATMであり得る。前記モジュ
ールは、取り除くことができないか或は切断することが
できないような承認されていない部材が存在しているこ
とを検出するに及んで警報を起動し得る。この警報は可
聴的或は視覚的なものであり得て、例えばその端末のサ
ービスを為すべく承認された人間等の適切な人間に自動
的に中継され得る。
【0026】本発明の第3局面に従えば、詐欺行為を防
止する方法が提供され、その方法が、カード・リーダ・
モジュールのスロート部を横切るアームを提供するステ
ップと、前記アームを駆動して前記スロート部を横切ら
せるステップと、前記アームの前記スロート部に対する
正しい横切りの不履行の検出に応じて、警報信号を起動
するステップと、の各ステップを含む。
【0027】前記モジュールは警報信号の起動に及んで
それ自体をディスエーブルに為し得る。代替的には、そ
のモジュールはそれ自体をディスエーブルに為す前にデ
ィスエーブル信号の受領を待機し得る。
【0028】前記アームを駆動して前記スロート部を横
切らせる前記ステップは、カード挿入前、カードの挿入
中、そして、カードの放出に及んで、前記アームを駆動
する副次ステップを含み得る。
【0029】前記方法は、承認された人間(コールセン
タ代表、サービスエンジニア、或は、その類等々)に前
記カード・リーダがディスエーブルに為されている旨を
知らせる更なるステップを含み得る。
【0030】本発明のこれらの局面やその他の局面は、
例示的目的で付与された、添付図面を参照しての以下の
特殊な記載から明らかとなるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】先ず、モータ付きカード・リーダ
/ライター(MCRW)・モジュール10の前面及び側
面図である図1及び図2を参照する。
【0032】モジュール10はSankyo(商標)製
の従来型のMCRWモジュールの変更バージョンであ
り、〒105−8633、日本国東京都港区新橋1−1
7−2のSankyo社から入手可能である。
【0033】このモジュール10はスロート部14と結
合されたハウジング12を備え、標準サイズの磁気スト
ライプ・カードの読取りに適合している。
【0034】スロート部14は磁気ストライプ・カード
が挿入し得るスロット16を画成すると共に、ハウジン
グ12と旋回自在に結合されたシャッター18を含む。
開口位置にあるシャッター18の場合、カードはハウジ
ング12及びスロート部14の間を搬送され得るが、閉
口位置にあるシャッター18で、カードはスロート部1
4及びハウジング12の間を通過できない。カードの前
縁がシャッター18下方を通過する際、シャッター18
はそのカードの上部に対してバイアスされて、そのカー
ドの後縁がシャッター18をひとたび通り抜けると該シ
ャッター18は自動的に閉じる。
【0035】スロート部14は、該スロート部14に旋
回自在に取り付けられている長寸アーム22を有するカ
ード幅スイッチ20を含む。
【0036】もしユーザが従来型の磁気ストライプ・カ
ードをそのスロート部14内へ挿入すると、アーム22
が偏向され、スイッチ20がそのアーム22の偏向を検
出して、カードの存在を示す。
【0037】ハウジング12は、シャッター18が開口
位置或は閉口位置の何れであるかを検出するシャッター
検出センサ24を含む。
【0038】スロート部14は、読取り/書込みヘッド
26の形態の磁気ヘッドをも含む。この磁気ヘッド26
は磁気ストライプが挿入されているカード上に存在する
ことを検出すべく使用される。もし磁気ストライプが何
等検出されなければ、たとえアーム22が偏向されてい
てもシャッター18は開口されることがない。よって、
シャッター18が開口されることになるには、カード
が、(1)正しい幅(スイッチ20によって検出)と、
(2)正しい位置における磁気ストライプ(読取り/書
込みヘッド26による検出)と、を有して入力されてい
る場合のみである。
【0039】よって、もし磁気ストライプ・カードが間
違った配向で挿入されると、シャッター18は開くこと
がない。
【0040】特に図2を参照すると、掃引機構28がハ
ウジング12及びスロート部14の間に配置されてお
り、それについては図3(a)及び図3(b)を参照し
て以下により詳細に記載される。
【0041】図2において、ハウジング12は矢印30
で全般的に示された線形移送機構をも含み、それがカー
ドがハウジング12内にある際に、該カードを移送する
ための4対のローラ32,34,36,38と関連され
た伸張可能な歯付き無端ベルト(不図示)とを有する。
【0042】ハウジング12は、一方端に入口/出口ス
ロット40(スロット16とトンボ合わせ)と、他方端
のカード維持/捕獲スロット42とを画成している。カ
ードがユーザによって挿入されると、第1対のローラ3
2がそのカードの前縁をつまみ、該カードをハウジング
12内へ引き入れる。カードの後端がシャッターを通り
抜けると、該シャッター18は閉じ、それによってその
カードをハウジング12内に捕獲して、カード読取り操
作が始まる。
【0043】ハウジング12は、該ハウジング12内の
カードの位置を正確に捜し出すための4つの位置センサ
を含む。
【0044】カード存在センサ44は第1対ローラ32
の所のスロート部14近傍に配置されている。このセン
サ44はハウジング12内に挿入されたカードの存在を
検出する光センサの形態である。
【0045】カード放出センサ46はスロート部14か
ら所定距離の所に配置されて、カード放出に及んで、ユ
ーザがそのカードを把持して取り除くことを可能とする
ように該カードがスロート部14から充分な距離突出し
ていることを保証する。
【0046】カード検出センサ48はカード読取り/書
込みヘッド50近傍における第2対ローラ34の所に配
置されて、カードの前縁が検出されると、該カード上の
磁気ストライプがカード読取りヘッド50によって読取
られ得る。
【0047】カード停止センサ52は第3対ローラ36
の所でスロート部14から末端方向に配置されている。
このカード停止センサ52は標準カードの長さよりも短
い距離だけカード読取りセンサ48から隔たって、該カ
ード停止センサ52がカードの前縁を検出すると、該カ
ードはカード読取りセンサ48と依然として接触状態に
ある。
【0048】カードは、もし該カードが維持スロット4
2の外に搬送されようとすればカード停止センサ52を
超えて移送されるだけであり、カード・リーダ・モジュ
ール10によって保持される。こうしたことが生ずるの
は、モジュール10がATMに使用されている場合にユ
ーザが所定回数誤った個人識別番号を挿入するか、或
は、カードが盗難として登録されているためである。
【0049】4つのセンサ44,46,48,52の配
置は、カードがハウジング12にひとたび入ったなら
ば、カードが維持スロット42の外に搬送されない限
り、該カードはそれらセンサ44,46,48,52の
内の少なくとも1つのそばに常に配置され得るように為
される。
【0050】図3(a)及び図3(b)は掃引機構28
をより詳細に示している。図3(a)は掃引機構28及
びスロート部14の簡略化された背面図である。
【0051】掃引装置28は、モータ66によって駆動
される線形歯車列64の形態である駆動機構の両側に取
り付けられた2つのアーム62a,62bを備える。
【0052】各アーム62a,62bはボディ63a,
63bを備え、それらボディはそれら自体とそれぞれ旋
回自在に結合されたフック部68a,68bを有する。
それら2つのフック68a,68bは非常に類似してい
るが、対向配向で取り付けられている。これらフック部
68は図4(a)及び図4(b)により詳細に示されて
いる。
【0053】各フック部68は、フック部68の上部が
スロット16の上部に向かってバイアスされるように該
フック部68をバイアスするスプリング69を含むピボ
ットによってそれぞれの対応するアーム・ボディ63と
結合されている。切断ブレード70がフック部68の上
部近傍に配置されて、一方向へ面している。上方カム面
71及び下方カム面72はフック部68によって画成さ
れて、ブレード70に対して反対方向へ面している。上
方及び下方のカム面71,72はピン維持スロット73
を形成するように交わっている。下方摩擦耐引掻部材7
5がフック部68の上方面上に設けられている。この耐
引掻部材75は、カード面を横切って摺動する際に該カ
ードを損傷しないように選択されている。
【0054】図3及び図4は、フック部68はスロート
部14の中央付近でイナアクティブ位置状態で示されて
いる。このイナアクティブ位置で、各ピン維持スロット
73a,73bはピン74a,74bと係合し、それが
フック部68の上部が図3(a)に示されるようにスロ
ット16における下方部の上に突出しないことを保証し
ている。
【0055】両アーム62は歯車列64によって対向す
る両方向へ同時に駆動され、それらアームの各々62が
そうした相対する反対方向に移動する該アーム62の間
での任意の接触無しに他方のアームを通過できるように
配列されると共に寸法付けられている(平面図である図
3(b)に明示されている)。各アーム62の横切り方
向はモータ66の回転を逆転することによって変更可能
である。
【0056】4つのセンサ76,78,80,82がア
ーム62を検出する掃引機構28と関連されている。こ
れらセンサの内の2つのセンサ76,78はスロット1
6の両側に配置されて、アーム62のフック部68の上
部を検出する。これは、掃引機構28が、フック部68
の破損、曲がり、或は、損傷が為されていないことを検
査することを可能としている。他の2つのセンサ80,
82は、イナアクティブ位置状態にある際、アーム62
のフック部68における上部を検出するように配置され
ている(簡略化のために、それらセンサ80及び82は
図3(b)に示されているだけである)。
【0057】図5は、図1乃至図3のモジュールを含
む、ATM形態であるSST84の斜視図である。この
ATM84は、ファシア86を支持するシャーシ(不図
示)、外側パネル88、並びに、内部ATMモジュール
(図示していないが、モジュール10を含む)を備え
る。ファシア86はユーザ・インターフェース90を組
み込んでいる。このファシア86は複数のスロットを画
成して、該ファシア86がシャーシ及びパネル88と完
全に係合すると、それらスロットがATM84内に配置
された複数のユーザ・インターフェース要素と整合す
る。
【0058】ユーザ・インターフェース90は、ディス
プレイ92、キャッシュ・ディスペンサ・スロット9
4、カード入口/出口スロット96(ここではカード入
口スロットとして呼称されている)、領収書スロット9
8、並びに、暗号化キーパッド100を含む。
【0059】ファシア86は、該ファシア86をシャー
シ及びパネル88に連結し、そして、該シャーシ及びパ
ネル88から解放するためのロック機構102を有す
る。
【0060】図1乃至図5で参照されるように、ATM
84の動作は以下の通りである。
【0061】カードがモジュール10内に存在しない
際、モジュール10はセンサ検出手続きを含む事前挿入
掃引110(図6)を周期的に(例えば1時間に1回)
実行する。この掃引110に含まれる各ステップは図6
に示されている。
【0062】先ず(ステップ114)、モジュール10
はセンサ80及び82がフック部68a,68bの存在
をそれぞれ検出することを保証する。これは、それらフ
ック部が損傷されていないことを保証する。もしセンサ
80及び82がフック部68a,68bを検出しなけれ
ば、第1段誤り信号が生成される(ステップ116)。
【0063】もしセンサ80及び82がフック部68
a,68bを検出すれば、モジュール10はモータ66
に通電してアーム62a,62bを駆動することによっ
て掃引機構28を起動する(ステップ118)。これで
アーム62a,62bを、図7(a)に図示されるよう
に、矢印104a,104bの対向する両方向へスロッ
ト16の幅を横切らせる。
【0064】アーム62a,62bは横方向に移動する
と、下方カム面72a,72b(図4)がスプリング6
9(図4)によってピン74a,74bにもたれて付勢
されながらフック部68a,68bは上方へバイアスさ
れる。下方カム面72a,72bが移動してピン74
a,74bを超えると(アーム62の移動による)、フ
ック部68a,68bは、図7(a)に示されるよう
に、スプリング69(図4)によってスロット16の上
部へ向かってバイアスされる。
【0065】フック部68aがセンサ82を通過し、且
つ、フック部68bがセンサ80を通過すると、これら
センサ80,82の各々は対応するフック部68を瞬時
に検出する。しかしながらセンサ80,82によるこの
検出は事前挿入掃引110において影響を及ぼさない。
フック部68a,68bがセンサ80,82を通過する
ことでの該フック部のこの瞬時検出を除いて、センサ8
0及び82はフック部68a,68bを何等検出するこ
とがなく、且つ、センサ76及び79はフック部68
a,68bを何等検出することがない(ステップ12
0)。もしこれが生じなければ、第2段誤りが生成され
る(ステップ122)。
【0066】図7(b)に示されるようにアーム62a
がスロット16の端部に到達すると、フック部68aは
センサ78に到達し、且つ、フック部68bがセンサ7
6に到達する。これが生ずると、センサ76及び78は
対応するフック部68a,68bを検出するが、センサ
80及び82はフック部68a,68bを何等検出する
ことがない(ステップ124)。
【0067】もしこれが生じなければ、第3段誤りが生
成される(ステップ126)。
【0068】次いで、アーム62a,62bの方向はス
テッパー・モータ66の回転方向を逆転することで逆転
される(ステップ128)。
【0069】フック部68aがセンサ82を通過し、且
つフック部68bがセンサ80を通過すると、これらセ
ンサ80,82の各々が対応するフック部68をそれぞ
れ瞬時に検出する。しかしながらセンサ80,82によ
るこの検出は事前挿入掃引110において影響を及ぼさ
ない。フック部68a,68bがセンサ80,82を通
過することでの該フック部のこの瞬時検出を除いて、セ
ンサ80及び82はフック部68a,68bを何等検出
することがなく、且つ、センサ76及び78はフック部
68a,68bを何等検出することがない(ステップ1
30)。もしこれが生じなければ、第4段誤りが生成さ
れる(ステップ132)。
【0070】アーム62aが(図3(a)に示される)
その原出発位置に近づくと、下方カム面72a(図4
(a))がピン74aと係合し、(図4(a)に示され
るように)該ピン74aがピン維持スロット73aと完
全に係合するまで該ピン74aがフック部68aを下方
へ付勢する。同様に、アーム62bが(図3(a)に示
される)その原位置に近づくと、下方カム面72b(図
4(b))がピン74bと係合し、(図4(b)に示さ
れるように)該ピン74bがピン維持スロット73bと
完全に係合するまで該ピン74bがフック部68bを下
方へ付勢する。
【0071】両アーム62がスロット16の幅の横切り
を完了して、それらの原位置に戻ると、駆動機構(6
4,66)が停止する。アームがそれらの原位置にある
ことで、センサ76及び78はフック部68a,68b
を検出しないが、センサ80及び82はフック部68
a,68bを検出することになる(ステップ134)。
【0072】もしこれが生じなければ、第5段誤りが生
成され(ステップ136)、さもなければ、事前挿入掃
引はスロット16が任意の障害物に関して免れたことを
示す(ステップ138)。
【0073】もし誤りが何等生成されなければ、障害物
が何等存在しないか、或は、存在する任意の障害物がフ
ック部68a,68bの内の一方によって捕らえられ
て、スロート部14の側部に移動させられたか、或は、
ブレード70a,70bの内の一方で切断されたかの何
れかを示す。何れにしても、カード・リーダ・モジュー
ル10はユーザ・カードを受け入れることができる。
【0074】もし誤りが生ずれば、適切な行動が、モジ
ュール10又はATM84の動作を制御するATMコン
トローラ(不図示)の何れか、或はそれら双方によって
執り行われる。モジュール10はそれ自体を起動解除で
き、誤りがスロット16の横切り中に生じたことを示
す。ATMコントローラは、次いで、サービスエンジニ
アを呼び寄せるようにサービスセンターへ警報を出す。
【0075】第1段誤り(ステップ116)は、フック
部が損傷或は破損し得たこと、或は、センサの内の1つ
が故障し得たことを示し得る。
【0076】第2段誤り(ステップ122)或は第4段
誤り(ステップ132)は、センサの内の1つ以上のも
のが故障し得たことを示し得る。
【0077】第3段誤り(ステップ126)は、フック
部が損傷或は破損し得たこと、或は、センサの内の1つ
が故障し得たことを示し得る。
【0078】第5段誤り(ステップ136)は、フック
部68a,68bがスロット16の幅を横切ることによ
って損傷或は破損し得たことを示し得る。これが示すこ
とは: 1.障害物が存在して、フック部68a,68bを損傷
させたこと、 2.障害物が存在して、アームの一方或は双方がセンサ
72或は76に到達することを妨げること、 3.センサの内の1つ以上のものがスロット16を横切
る掃引中に故障すること、の全てか、それらの内の何れ
かの組み合わせか、或は、それらの何れか1つであり得
ることである。
【0079】もし誤りが何等生成されなければ、モジュ
ール10は依存として起動され続け手、ユーザはカード
を挿入し得る。
【0080】次に図1乃至図5及び図8(a)及び図8
(b)で参照されるように、ユーザが自身のカード10
6を入力すると、そのカード106はスロート・スロッ
ト16に入り、アーム22を偏向してシャッター18を
開口し、ハウジング12に入り、第1ローラ32によっ
て挟まれ、そしてハウジング12内へ引き入れられる。
次いでカード106はハウジング12から外部へ引き戻
されて、該カード106がカート入口スロット16から
小さな距離(例えば1cm)だけ突出する。しかしなが
らカード106は依然としてスロット16内から突出し
ている。
【0081】モジュール10は、次いで、カード挿入掃
引150(図9参照)を実行する。カード挿入掃引15
0において、ステップ154は事前挿入掃引110での
ステップ114と同等である。しかしながら、もし誤り
がこの段階で検出されれば(ステップ156)、ユーザ
はカードを取り除くように促される。
【0082】次いでアーム62は掃引110に対して記
載されたのと同一方法で駆動される。カード106がス
ロット16を介して突出している際、フック部68の上
部における部材75a,75b(図4)が図8(a)に
示されるようにそのカード106の下側にもたれるよう
に付勢され、それは該フック部68が移動してカード1
06の両側を超えるまで続く。次いでフック部68はス
ロット16の上部へ向かって付勢される。
【0083】ステップ160は掃引110でのステップ
120と同等である。しかしながら、もし誤りがこの段
階で検出されれば(ステップ162)、ユーザは自身の
カードを取り除くように促される。
【0084】ステップ164は掃引110でのステップ
124と同等である。しかしながら、もし誤りがこの段
階で検出されれば(ステップ166)、ユーザは自身の
カードを取り除くように促される。
【0085】もし手続きにおけるこの時点までに誤りが
何等生じなければ、駆動機構は停止させられて、アーム
62はスロット16の何れか側に残存する。次いで、ユ
ーザのカード106はハウジング12内に引き入れられ
(ステップ168)、従来のカード・リーダに対するも
ののようにカード読取り動作が進行する。
【0086】ひとたびユーザがATM84での自身の選
択された取引を完了すれば、カード106は放出のステ
ップになる。この時点でアーム62a,62bはスロッ
ト16の対向する両側に配置されている。カード放出掃
引180(図10)が次いで実行される。
【0087】アーム62はスロート部14の中心付近に
おけるそれらの原位置に戻され(ステップ182)、そ
れは駆動機構64,66がカード挿入掃引150におけ
る(図9でのステップ158での)移動とは反対方向に
アーム62を移動することを含む。
【0088】ステップ184は掃引110でのステップ
130と同等である。しかしながら、もし誤りがこの段
階で検出されれば(ステップ186)、モジュール10
はこの手続きを進行するが警告信号を起動する。
【0089】ステップ188は掃引110でのステップ
134と同等である。しかしながら、もし誤りがこの段
階で検出されれば(ステップ190)、モジュール10
は警告信号を起動するが、カードを放出するように試み
る。
【0090】ATM84は、もし警告信号が起動されれ
ば(ステップ186或はステップ190でのように)、
カード・リーダ・モジュール10を起動解除し得る。こ
れは、カード・リーダ・モジュール10によるカード1
06の放出の試みを停止させる効果を有することにな
る。
【0091】たとえカードがうまく放出されたとして
も、ATM84はモジュール10を起動解除して、任意
の引き続くユーザがカードを挿入することを許容し得な
い場合があり、それはサービスエンジニアがモジュール
10を試験し、存在し得る任意の障害物を取り除くまで
続く。もしこれが生ずれば、可能性ある詐欺行為のため
に動作が停止しており、ATM84が作業状態に復帰さ
せられるように、サービスエンジニアが部材(又は物
体)及びカードを取り除くために呼び寄せている旨をA
TMはサービスセンターに知らせる。
【0092】もしカード106が放出され得なければ、
ATM84はカード106が保持されている旨をユーザ
に知らせるメッセージをディスプレイ92上に表示す
る。またディスプレイ92は、ユーザがカードを戻すた
めの申請か或は新しいカードのための申請をどのように
為し得るかの詳細も提供できる。
【0093】図11(a)は、原位置(イナアクティ
ブ)位置状態であるアーム62a,62bと共に、カー
ドをトラップすべくスロット16内に配置された細く強
力な材料から成るループ材108を図示している。
【0094】図11(b)は、掃引手続き中、アーム6
2a,62bによって引き離されているループ材108
を図示している。アーム62a,62bが相互から遠ざ
かるように移動し続けると、その細いループ材108は
アーム62におけるブレード70a,70bで切断され
ることになる。ひとたびその細いループ材108が切断
されたならば、詐欺行為は防止され、取引はサービスエ
ンジニアを呼び寄せる必要性無しに実行可能となる。
【0095】これで理解して頂けるように、この実施例
は多数の長所を有する。それは障害物を切断するか或は
永久に移動することによって詐欺試技を回避できる。も
し詐欺試技が回避され得なければ、モジュールを起動解
除でき、それによってそれ以上の任意の詐欺行為を防止
する。ユーザによるカード挿入に先行して可能性ある詐
欺行為を検出できる。一般公衆には見ることができな
く、それによって掃引機構を危うくする攻撃の可能性を
低減する。それはカード・リーダの背後に配置され、そ
れによって追加的な安全性を提供している。
【0096】様々な変更が、本発明の範囲内で先に記載
された実施例に対して為され得、例えば、モータ付きカ
ード・リーダはスマートカード・リーダ、或は、組み合
わせ型のスマートカード及び磁気カードのリーダ及び/
或はリーダ/ライターであり得る。他の実施例におい
て、掃引機構を検出するために先の特定実施例で記載さ
れたものとは異なる数のセンサが使用され得る。他の実
施例において、各アームはその各側に1つずつというよ
うに2つのフック部を有し得て、各アームが何れの方向
に移動したとしても障害物を捕らえることができるよう
に為し得る。他の実施例では、アームは単一の横切りだ
けを為し得て、それらアームがそれらの原出発位置へ戻
ることができないように為し得る。よって次の掃引は、
各アームが先行する掃引のものとは反対方向に移動する
ことを含むことになる。
【0097】別の実施例において、駆動機構はプーリ及
びワイヤの構成で具現化され得て、そこではプーリがス
ロート部におけるスロットの各側に配置され、そしてワ
イヤ全長はそれら2つのプーリを巡るようにループを成
す。ステッパー・モータが使用されて、それらプーリの
内の一方を駆動し、1つ或はそれ以上のアームがそのワ
イヤと結合されて、プーリが回転すると、そうしたアー
ムがスロットの幅を横切るように為す。アームの移動方
向はステッパー・モータの回転を逆転することで変更で
きる。
【0098】セルフサービス端末はノン-キャッシュ・
キオスクであり得る。他の実施例では、先に記載された
ものとは異なるMCRWモジュールが使用され得て、例
えばオムロン社製のMCRWモジュールが使用され得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に従ったモータ付きカード・
リーダ・モジュールの概略正面図である。
【図2】 図1のモジュールの簡略化された概略側面図
である。
【図3】 (a)及び(b)は、図2のモジュール部分
の簡略化された概略背面図及び平面図である。
【図4】 (a)及び(b)は、図3(a)及び図3
(b)のフック部をより詳細に示す簡略化された概略側
面図である。
【図5】 図1乃至図4のモジュールを含むSST(セ
ルフサービス端末)の斜視図である。
【図6】 図1乃至図4のモジュールによって実行され
るセンサ検出手続きに含まれる各種ステップを図示する
フローチャートである。
【図7】 (a)及び(b)は、掃引動作中、図1乃至
図4のモジュール部分の簡略化された概略背面図であ
る。
【図8】 (a)及び(b)は、カード存在状態での掃
引動作中、図1乃至図4のモジュール部分の簡略化され
た概略背面図である。
【図9】 カード挿入中、図1乃至図4のモジュールに
よって実行されるセンサ検出手続きに含まれる各種ステ
ップを図示するフローチャートである。
【図10】 カード放出直前における、図1乃至図4の
モジュールによって実行されるセンサ検出手続きに含ま
れる各種ステップを図示するフローチャートである。
【図11】 (a)及び(b)は、ループ材が存在する
状態での掃引動作中、図1乃至図4のモジュール部分の
簡略化された概略背面図である。
【符号の説明】
10 モータ付きカード・リーダ/ライター・モジュ
ール 12 ハウジング 14 スロート部 16 スロット 18 シャッター 22,62 アーム 26 読取り/書込みヘッド 28 掃引機構 64 線形歯車列 66 モータ 68 フック部 70 切断ブレード 76,78,80,82 センサ 86 ファシア 92 ディスプレイ 96 カード入口/出口スロット 108 ループ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA03 BA07 DA01 FH05 3E042 AA01 BA18 DA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード(106)を受け入れるスロート
    部(14)を有するモータ付きカード・リーダ・モジュ
    ール(10)であって、 当該モジュール(10)は、前記スロート部(14)を
    横切って該スロート部内の任意の障害物を検出するアー
    ム(62)を含むことを特徴とするモータ付きカード・
    リーダ・モジュール。
  2. 【請求項2】 前記アーム(62)が前記スロート部
    (14)の一方側から該スロート部(14)の反対側へ
    略水平に横切る、請求項1に記載のモジュール。
  3. 【請求項3】 前記アーム(62)が前縁にフック部
    (68)を含む、請求項1又は2に記載のモジュール。
  4. 【請求項4】 前記アーム(62)が前記モジュール
    (10)の前記スロート部(14)内に配置された任意
    の承認されていない物体(108)を切断する切断機構
    (70)を含む、請求項3に記載のモジュール。
  5. 【請求項5】 前記モジュール(10)が、前記アーム
    (62)が前記スロート部(14)の一方端に配置され
    ていることを検出するセンサ(76或は78)を含む、
    請求項1乃至4の何れか一項に記載のモジュール。
  6. 【請求項6】 前記モジュール(10)が、前記アーム
    (62)が前記第1センサ(72或は76)とは前記ス
    ロート部の反対端に配置されていることを検出する別の
    センサ(78或は76)を含む、請求項5に記載のモジ
    ュール。
  7. 【請求項7】 前記センサ(76或は78)が前記アー
    ム(62)上に存する切断機構(70)を検出すべく配
    置されて、もしその切断機構が損傷していれば、当該セ
    ンサ(76或は78)がこれを検出できる、請求項5又
    は6に記載のモジュール。
  8. 【請求項8】 前記フック部(68)が弾性的にバイア
    スされて、該フック部(68)が、前記アーム(62)
    が前記スロート部(14)を横切る際、カードによって
    偏向され得るが、該カードとの接触を維持する、請求項
    3乃至6の何れか一項に記載のモジュール。
  9. 【請求項9】 カード入口スロット(92)を画成する
    ファシア(86)と、カードを受け入れるスロート部
    (14)を有するカード・リーダ・モジュール(10)
    とを備えるセルフサービス端末(80)であって、前記
    モジュール(10)が、前記スロート部(14)内にお
    ける任意の障害物を検出するために、前記スロート部
    (14)を横切るアーム(62)を含むことを特徴とす
    るセルフサービス端末。
  10. 【請求項10】 詐欺行為を防止する方法であって、カ
    ード・リーダ・モジュールのスロート部を横切るアーム
    を設けるステップと、前記アームを駆動して前記スロー
    ト部を横切らせるステップと、前記アームの前記スロー
    ト部に対する正しい横切りの不履行の検出に応じて、警
    報信号を起動するステップと、の各ステップを含む方
    法。
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