JP2002149764A - 旅行計画作成装置および旅行計画作成サービスシステム - Google Patents

旅行計画作成装置および旅行計画作成サービスシステム

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JP2002149764A
JP2002149764A JP2000345488A JP2000345488A JP2002149764A JP 2002149764 A JP2002149764 A JP 2002149764A JP 2000345488 A JP2000345488 A JP 2000345488A JP 2000345488 A JP2000345488 A JP 2000345488A JP 2002149764 A JP2002149764 A JP 2002149764A
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JP
Japan
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travel plan
travel
instruction
node
operator
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JP2000345488A
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English (en)
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Masayuki Watabe
眞幸 渡部
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/08Speech classification or search

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、一旦作成された旅行計画を変更・
追加することができる旅行計画作成装置および旅行計画
作成サービスシステムを提供することにある。 【解決手段】 操作者が入力した指示文を言語解析装置
2が発話フレームに変換し、この発話フレームに基づい
て中央制御装置4が旅行計画を作成し、作成した旅行計
画を表す訪問地点と訪問地点間および訪問日をそれぞれ
ノードとリンクおよび行程として状態変数保持装置3に
記憶しておく。さらに、過去に入力または検索されたノ
ードとリンクおよび行程を状態変数保持装置3に記憶し
ておき、現在着目しているノードを特定して、状態変数
保持装置3に記憶されている現在着目しているノードと
関係のあるノードとリンクおよび行程のみに絞って中央
制御装置4が旅行計画を再作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一旦作成された旅
行計画を変更・追加することができる旅行計画作成装置
および旅行計画作成サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の旅行計画作成サービスシステムと
しては、国際公開96/17315号公報に記載されて
いる技術が知られている。
【0003】この従来の技術では、大まかな条件を入力
するだけで複数の地点(施設、店、観光地、宿泊先、帰
省先等)を訪問するスケジュールを作成し、利用者に提
示していた。このため、操作者が例えば「日帰りで東京
ベイエリアを2人で1万円以内で帰着時間を問わずドラ
イブしたい」といった条件を入力すると、この作成装置
は「出発→散策→昼食→遊園地→夜景→帰着」という順
序の基本フレームを操作者へ提案し、操作者が同意する
と、その基本フレームに基づく具体的な施設を検索し、
「散策として“山下公園”、昼食として“中華街の**
楼”、遊園地として“ディズニーランド”、夜景として
“横浜ベイブリッジ”」とする旅行計画を案内するよう
にした技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
旅行計画作成サービスシステムにあっては、入力された
日程に基づいて基本フレームを決定しておき、この基本
フレームに基づく具体的な施設を順番に検索するように
なっていた。このため、最終的に案内された具体的な旅
行計画の一部に変更の必要が生じた場合、その変更がで
きなかったので、再度最初から入力し直さなければなら
ず、どのような操作者にとっても利便性が高いものとは
いえなかった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、一旦作成された旅行計画を変更・追
加することができる旅行計画作成装置および旅行計画作
成サービスシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、操作者が入力した指示文を発
話フレームに変換し、この発話フレームに基づいて旅行
計画を作成する旅行計画作成手段と、作成した旅行計画
を表す訪問地点と訪問地点間および訪問日をそれぞれノ
ードとリンクおよび行程として記憶する旅行計画記憶手
段とを備え、この旅行計画を提示する旅行計画作成装置
であって、過去に入力または検索されたノードとリンク
および行程を記憶する記憶手段と、現在着目しているノ
ードを特定するノード特定手段と、前記記憶手段に記憶
されている現在着目しているノードと関係のあるノード
とリンクおよび行程のみに絞って旅行計画を再作成する
旅行計画再作成手段とを備えたことを要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記旅行計画再作成手段は、前記現在着目して
いるノードと関係のある擬似的な発話フレームを生成す
る生成手段と、生成した擬似的な発話フレームを前記旅
行計画作成手段に帰還させて旅行計画を再作成するよう
に制御する制御手段とを備えたことを要旨とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記制御手段は、前記旅行計画の再作成が直ち
にできない場合に、操作者からの指示内容およびシステ
ム状態を一時待避する待避情報保持手段を備え、一時待
避された情報を復帰するための復帰条件をシステム内部
状態の1つとして前記旅行計画記憶手段に記憶すること
を要旨とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、操作者との間で情報の入出力を行う操作者側端
末と、旅行計画を作成するサービスセンターとを備え、
操作者側端末とサービスセンターとを通信回線を介して
接続する旅行計画作成サービスシステムであって、前記
サービスセンターは、前記操作者側端末から前記操作者
が入力した指示文を受信する受信手段と、受信した指示
文を発話フレームに変換し、この発話フレームに基づい
て旅行計画を作成する旅行計画作成手段と、作成した旅
行計画を表す訪問地点と訪問地点間および訪問日をそれ
ぞれノードとリンクおよび行程として記憶する旅行計画
記憶手段と、過去に入力または検索されたノードとリン
クおよび行程を記憶する記憶手段と、現在着目している
ノードを特定するノード特定手段と、前記記憶手段に記
憶されている現在着目しているノードと関係のあるノー
ドとリンクおよび行程のみに絞って旅行計画を再作成す
る旅行計画再作成手段と、再作成した旅行計画を前記操
作者側端末に送信する送信手段とを備えたことを要旨と
する。
【0010】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記旅行計画再作成手段は、前記現在着目して
いるノードと関係のある擬似的な発話フレームを生成す
る生成手段と、生成した擬似的な発話フレームを前記旅
行計画作成手段に帰還させて旅行計画を再作成するよう
に制御する制御手段とを備えたことを要旨とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記制御手段は、前記旅行計画の作成ができな
い場合に、操作者からの指示内容およびシステム状態を
一時待避する待避情報保持手段を備え、一時待避された
情報を復帰するための復帰条件をシステム内部状態の1
つとして前記旅行計画記憶手段に記憶することを要旨と
する。
【0012】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、操作者との間で情報の入出力を行う旅行計画作
成端末と、旅行計画を作成するとともに旅行支援のサー
ビスを行うサービスセンターと、車両に搭載され旅行を
支援するための旅行支援端末とを通信回線を介して接続
した旅行計画再作成サービスシステムであって、前記サ
ービスセンターは、前記請求項1乃至3項に記載の旅行
計画作成装置を備え、前記旅行計画作成装置は、前記旅
行計画作成端末から操作者の旅行計画作成に関する指示
を受信し、受信した指示に従って旅行計画を作成し、作
成した旅行計画を前記旅行支援端末に送信することを要
旨とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、操作者
が入力した指示文を発話フレームに変換し、この発話フ
レームに基づいて旅行計画を作成し、作成した旅行計画
を表す訪問地点と訪問地点間および訪問日をそれぞれノ
ードとリンクおよび行程として記憶しておき、さらに、
過去に入力または検索されたノードとリンクおよび行程
を記憶しておき、現在着目しているノードを特定して、
記憶されている現在着目しているノードと関係のあるノ
ードとリンクおよび行程のみに絞って旅行計画を再作成
することで、全ての計画を再作成する必要がなく、一旦
作成された旅行計画を変更・追加することができ、利便
性の向上に寄与することができる。
【0014】また、請求項2記載の本発明によれば、現
在着目しているノードと関係のある擬似的な発話フレー
ムを生成し、生成した擬似的な発話フレームを前記旅行
計画作成手段に帰還させて旅行計画を再作成するように
制御しているので、現在着目しているノードと関係のあ
るノードとリンクおよび行程のみに絞って旅行計画を再
作成することができる。
【0015】また、請求項3記載の本発明によれば、旅
行計画の再作成が直ちにできない場合に、操作者からの
指示内容およびシステム状態を一時待避しておき、一時
待避された情報を復帰するための復帰条件をシステム内
部状態の1つとして記憶しておくことで、旅行計画を再
作成した後に元のシステム状態に復帰できるので、シス
テム状態に関わりなく安全に旅行計画の変更・追加を行
うことができる。
【0016】また、請求項4記載の本発明によれば、サ
ービスセンターは、操作者側端末から操作者が入力した
指示文を受信し、受信した指示文を発話フレームに変換
し、この発話フレームに基づいて旅行計画を作成し、作
成した旅行計画を表す訪問地点と訪問地点間および訪問
日をそれぞれノードとリンクおよび行程として記憶して
おき、さらに、過去に入力または検索されたノードとリ
ンクおよび行程を記憶しておき、現在着目しているノー
ドを特定して、記憶されている現在着目しているノード
と関係のあるノードとリンクおよび行程のみに絞って旅
行計画を再作成し、再作成した旅行計画を操作者側端末
に送信することで、サービスセンターは、全ての計画を
再作成する必要がなく、一旦作成された旅行計画を変更
・追加して、再度、操作者側端末に送信することがで
き、操作者側端末での利便性の向上に寄与することがで
きる。
【0017】また、請求項5記載の本発明によれば、現
在着目しているノードと関係のある擬似的な発話フレー
ムを生成し、生成した擬似的な発話フレームを前記旅行
計画作成手段に帰還させて旅行計画を再作成するように
制御しているので、現在着目しているノードと関係のあ
るノードとリンクおよび行程のみに絞って旅行計画を再
作成することができる。
【0018】また、請求項6記載の本発明によれば、旅
行計画の再作成が直ちにできない場合に、操作者からの
指示内容およびシステム状態を一時待避しておき、一時
待避された情報を復帰するための復帰条件をシステム内
部状態の1つとして記憶しておくことで、旅行計画を再
作成した後に元のシステム状態に復帰できるので、シス
テム状態に関わりなく安全に旅行計画の変更・追加を行
うことができる。
【0019】また、請求項7記載の本発明によれば、サ
ービスセンターに備えられた旅行計画作成装置は、旅行
計画作成端末から操作者の旅行計画作成に関する指示を
受信し、受信した指示に従って旅行計画を作成し、作成
した旅行計画を旅行支援端末に送信することで、利用者
は車両内に限らず例えば自宅に置いた端末を通じて簡単
な対話で旅行計画を作成し、これを運転時に車両内で利
用することができる。また、旅行計画作成に必要な訪問
施設等のデータベースをセンターに設置することによっ
て、個人的に更新管理することの困難な大規模データベ
ースを利用して、豊富な最新情報に基づき旅行計画を作
成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る旅行計画作成サービスシステムの構成を示す図
である。
【0021】まず、このシステムの構成を説明する。こ
のシステムは、旅行計画作成に関する指示文を自然言語
形式で入力する入力装置1と、入力された指示文に自然
言語解析処理を施した指示内容を発話フレームと呼ぶ内
部表現に変換する言語解析装置2と、作成中の旅行計画
内容およびシステムの内部状態を状態変数として保持す
る状態変数保持装置3と、与えられた発話フレームと状
態変数とに基づいて旅行計画作成処理を実行する中央制
御装置4と、システムから利用者への応答文を出力する
応答文出力装置5と、状態変数保持装置3が保持してい
る作成中の旅行計画内容やシステムの内部状態を直接ま
たは加工した形で利用者に提示する表示装置6とから構
成されている。
【0022】以下、このシステムを構成する各部につい
て詳細に説明する。入力装置1は、指示文を音声で入力
するためのマイクからなる集音装置や、テキストを文字
で入力するためのキーボードからなる文字入力装置であ
ってもよい。文字入力装置の場合、メニュー選択などの
いわゆるパーソナルコンピュータの操作を必要とせず、
例えば手書き文字入力機能を付加すれば一般の利用者で
も容易に指示文を入力することができる。
【0023】応答文出力装置5は、応答文を音声で出力
するためのスピーカからなる音声出力装置であってもよ
いし、応答文のテキストを出力するために表示装置6と
一体の構成であってもよい。表示装置6は、液晶モニタ
やCRTなどからなる表示装置である。
【0024】言語解析装置2、状態変数保持装置3、中
央制御装置4は、それぞれCPU、ROM、RAM等か
らなる情報処理装置であり、一体のコンピュータから構
成されていてもよい。言語解析装置2は、入力装置1か
らの指示文が音声で与えられる場合は、まず音素解析処
理を施し、さらに、形態素解析、構文解析、意味解析と
いった一連の自然言語解析処理を施した後、解析された
指示文の意味に照らして利用者の指示内容を発話フレー
ムに変換する。なお、発話フレームは、指示種別と指示
規定値とで構成されており、利用者の意図する指示内容
の内部表現であり、指示種別は関数、指示規定値はその
引数と考えればよい。
【0025】本実施の形態では、図2に示すように、旅
行日数設定、着目日移動、検索条件指定、検索中止、訪
問順序指定、既存訪問地点削除、訪問時間指定、諾否確
認の、大別して8通りの指示種別を入力可能とする。例
えば「2日目の計画を決めよう」、「初日に戻って」な
どの文で表現された指示文については、そのいずれに対
しても指示種別として「着目日移動」が抽出され、また
移動後の新しい着目日である「2(日目)」、「1(日
目)」が指示規定値として抽出されて発話フレームが構
成される。
【0026】また、「しながわ水族館の次に泉岳寺に行
く」といった指示文については、指示種別として「訪問
順序指定」が定められ、順序指定対象地点の「泉岳
寺」、基準位置である「しながわ水族館」、指定順序が
基準位置に対して前後どちらかを示す「次(後)」の3
つの値が指示規定値として定められた発話フレームが構
成される。
【0027】このように、指示規定値の数は1つとは限
らず、指示種別に応じて定められているものとする。さ
らに、指示種別が「検索条件指定」である場合について
は、図2に示すように、指示規定値を「新宿駅から1k
m以内にあるホテル」などの検索条件そのものとしてい
るが、これは言語解析装置2が指示文中から地点検索条
件を抽出し、これを地点属性指定、地点間距離指定など
の検索条件種別(検索関数)と、指定属性=「ホテ
ル」、距離指定基準地点=「新宿駅」、指定距離=「1
km」などの検索条件規定値(引数)とから構成される
構造型データに変換したものとする。この構造型データ
をここでは検索条件フレームと呼ぶことにする。
【0028】検索条件の指定については、利用者が1つ
の検索項目について複数回の指示入力により条件を絞っ
たり緩めたりしながら検索を継続する場合がある。例え
ば「新宿駅から1km以内でホテル探して」という発話
に対し一通り検索を終えた後、さらに「明治通り沿いに
あるのは」と他の条件を加えたり、「2km以内だった
ら」と距離制約を緩めたりするような場合である。この
場合、利用者が検索しようとしているのはあくまでも前
言に指示されたホテルであり、前言の条件を無視してし
まうと利用者の意図に沿った検索が実施できなくなる。
そこでこのように、検索条件指定文が引き続き入力され
た場合は、前言の検索条件に適宜新たな条件を追加・更
新・削除できるように、検索条件フレームという構造型
データを発話フレームの指示規定値としている。
【0029】状態変数保持装置3は、作成中の旅行計画
内容とシステムの内部状態とを一時記憶して保持してお
く。ここで旅行計画とは、基本的には時間軸に沿った訪
問地点の系列のことであり、例えば図3に示すような形
態で記憶されているものとする。各訪問地点は「ノー
ド」と呼ぶ構造型データで表現され、訪問地点の名称、
位置、到着および出発予定時刻などを保持する。1日分
の旅行計画は「行程」と呼ぶデータで表現する。行程は
ノードの不定長リストであり、リスト中のノードの並び
順により各地点の訪問順序が表現される。2つの訪問地
点の間の経路や距離、所要時間などを表現するため、さ
らに「リンク」と呼ぶデータをおく。
【0030】旅行計画の全体は、行程を要素とする不定
長リストで表現される。計画作成の終了時には保持され
ている行程の数が旅行日数を示すことになるが、作成途
中の段階においては必ずしも利用者が指定した旅行日数
分だけの行程が保持されているとは限らないため、別に
「ユーザ指定日数」を保持するデータをおくことにす
る。
【0031】また、システムの内部状態には、地点検索
中、一般指示入力待ち、利用者の諾否回答待ちなど現在
のシステムの動作状態を示す「システムモード」、特に
地点検索中である場合、現在まで入力された「検索条
件」とそれによって絞り込まれた「候補地点集合」、現
在検索中の地点が挿入される行程中の「挿入位置」、旅
行日が複数にまたがる場合、現在システムが何日目を操
作対象としているかを示す「着目日(着目行程)」、着
目日の中で操作対象としているノードを示す「着目ノー
ド」、またあるノードの発着いずれかの時刻を特に時間
入力の対象としている場合、その時刻を示す「着目時
間」などのパラメータがある。これらのパラメータも旅
行計画と併せて図3に示しておく。以上、旅行計画内容
とシステム内部状態とをまとめて状態変数と呼ぶことに
する。
【0032】図1に戻り、中央制御装置4は、さらに、
発話フレームの指示種別ごとに発話フレームの指示規定
値と状態変数保持装置3が保持する情報変数値との組み
合わせが可能な全ての条件および条件が満足された場合
に実行すべき旅行計画作成処理を処理規則として予め網
羅的に記憶する処理規則記録部41、入力された発話フ
レームの内容とその時点での状態変数の値に基づいて実
行すべき旅行計画作成処理を処理規則記憶部41から選
択する処理規則選択部42、選択された処理規則に従っ
て状態変数を更新する状態更新部43、選択された処理
規則に従って訪問地などの検索を実行する検索実行部4
4、選択された処理規則に従って応答文を生成する応答
文生成部45、選択された処理規則に従って状態変数の
表示を準備する状態表示部46、擬似的な発話フレーム
を生成して処理規則選択部42にフィードバックするフ
レーム帰還部47、指示内容および必要なシステム状態
を一時待避する待避情報保持部48から構成される。
【0033】中央制御装置4が実行する旅行計画作成処
理の内容は、処理規則という形式で処理規則記憶部41
に予め記述されているものとする。ここで処理規則と
は、発話フレームの指示種別ごとに、その引数部分であ
る指示規定値と状態変数保持装置3が保持する状態変数
の値との組み合わせ可能な全ての条件を網羅的に列挙
し、その各々の条件についてそれが満足された場合に中
央制御装置4が実行すべき処理の内容を付記したもので
ある。
【0034】例えば、発話フレームの指示種別が「着目
日移動」である場合の処理規則を図4に示す。この場
合、指示規定値である新たな着目日をN(日目)とし、
作成中の旅行計画では既にM日分の行程が作成されてい
るとすると、実行すべき処理はM,Nの大小関係によっ
て、まず大きく2通りに分けられる。ユーザが移動しよ
うとした着目日Nが既に作成されている日数分の範囲内
にあるならば、図4のに示すように、基本的にはN日
目に移動してその日の計画を作成することができる。
【0035】ただし、ここでは日程を移動する際、現在
着目している日については宿泊地を確定しておくことを
推奨するものとする。例えば、1日目の計画を作成して
次に2日目を決めようとする場合、1日目の最終宿泊地
が確定していればこれを2日目の最初の出発地として計
画作成を進めることができ、都合がよい。そこで、日程
を移動する前の現着目日について、図4のに示すよう
に、その最終訪問地がホテルなどの宿泊地でない場合に
は、まず現着目日の宿泊地を決定するために地点検索処
理に移行する準備を整えることにする。
【0036】一方、現在作成中の日数を超えて着目日を
移動しようとした場合(M<N)には、既に利用者が例
えば「2泊3日」のように旅行日数を指定しているなら
ば、図4のに示すように、これを超えて「4日目を決
める」というような指示は認めないものとする。
【0037】しかし、現在3日分の行程しか作成されて
いないものの、図4の,に示すように、まだ特に
「3日間」という指定がないのであれば、4日目への移
動を認めることにする。この場合も図4の,と同様
に、移動前の着目日においてその最終訪問地が宿泊地で
あるか否かによって処理を分けるものとする。また、図
4の,と異なる処理として、不足する(N−M)日
分の行程の追加も実行する。
【0038】このように、1つの指示種別に対して想定
される全ての場合についてその際実行すべき処理が決め
られているため、任意の時点で与えられた任意の指示に
もシステムは対処することができる。処理規則選択部4
2は、与えられた発話フレームの内容とその時点での状
態変数の値に基づいて、条件部分を満足する処理規則を
選択する。そして選択された規則に従って、43〜48
の各部のいずれか少なくとも1つ以上を起動し、相当す
る処理を実行する。
【0039】次に、図5に示すフローチャートに従って
本システムによる基本的な動作を説明する。まず、ステ
ップS701では、システムの初期設定を行う。旅行計
画については、旅行初日に相当する1日分のみの行程を
用意しておき、その第1ノードに予め登録しておいた利
用者の自宅をセットする。着目行程は初日を指し、その
着目ノードは自宅を指すようにする。また、システムモ
ードは「一般指示入力待ち」状態とし、それ以外の状態
変数は全て未定値とする。
【0040】次に、ステップS702では、中央制御装
置4が処理すべき発話フレームがあるかどうかをチェッ
クする。発話フレームは、言語解析装置2が入力された
旅行計画作成指示文を解析、変換した結果として、発話
フレームキューと呼ぶ待ち行列に生成順に登録されてい
るものとする。あるいは中央制御装置4が内部で擬似的
に生成した発話フレームもこの待ち行列に登録されてい
る。中央制御装置4は発話フレームキューの中身をチェ
ックして、何も登録されていなければステップS703
に処理を進める。なお、システム初期状態においては当
然キューは空である。
【0041】ステップS703では、言語解析装置2が
処理すべき指示文が入力されているか否かを調べる。入
力装置1を通じて利用者が入力した旅行計画作成に関す
る指示文は、発話フレームと同様に待ち行列に登録され
ているものとし、この中に処理待ちの指示文があればス
テップS704に処理を進める。指示文の処理待ち行列
が空であればステップS702に処理を戻す。従って、
指示文も入力されず、発話フレームも登録されていない
場合は、ステップS702とS703の間でループを繰
り返し、利用者からの指示文入力待ち受け状態となる。
【0042】ステップS704では、言語解析装置2が
入力された指示文を解析して、発話フレームを生成して
発話フレームキューに登録する。この処理は前述のよう
に、与えられた指示文が図2に示す8種類の指示種別の
どれに相当するかを判別し、さらに指示種別ごとに指示
規定値を抽出して、指示内容を発話フレームという定ま
ったフォームに変換することにより実行される。
【0043】例えば、「一泊二日」という指示文は、数
字と「泊」「日」といったキーワードのみから構成され
ているため、8種の指示種別のうち「旅行日数設定」に
相当すると解釈される。旅行日数設定においては、指示
設定値は「旅行日数」1つのみであり、指示文中の
「二」と「日」の組み合わせから、結局「指示種別=旅
行日数設定、旅行日数=2」なる発話フレームが生成さ
れることになる。
【0044】また、「横浜市内の動物園に行きたい」と
いう指示文では、「横浜市内の動物園」の部分が「(検
索条件種別=地点住所指定、指定住所=横浜市)、(検
索条件種別=地点属性指定、指定属性=動物園)」なる
検索条件フレームを構成するものと解釈されるため、発
話フレームとしては、「指示種別=検索条件指定、検索
条件=上記検索条件フレーム」が生成される。この場
合、指示文中の「に行きたい」は、ある地点を訪問地点
として決定しようとすると利用者の意図を補足的に示し
てはいるが、結局それは決定しようとする訪問地点を検
索するという要求であり、「に行きたい」以外の部分の
解釈とは矛盾しないため発話フレームの構成に直接は影
響しない。従って、単に「横浜市内の動物園」と入力し
ても、あるいは「横浜市内の動物園を探して」などと入
力しても全く同じ発話フレームが生成される。また、前
言が検索条件の指定を指示する発話であり、引き続き検
索条件の指定が発話された場合は、前言の検索条件フレ
ームに新しく抽出された検索条件を追加・更新していく
ことになる。以上の処理において必要となる形態素解
析、構文解析、意味解析などの自然言語処理について
は、一般に知られている自然言語処理手法をここで述べ
た処理に特化・限定して適用することが比較的容易であ
る。
【0045】なお、図2には挙げなかったが、これ以外
に特殊な処理を指示する発話フレームを生成することに
してもよい。例えば「リセット」という指示文に対して
は「指示種別=特殊処理、指示規定値=リセット」なる
発話フレームを生成し、後段の旅行計画作成処理におい
て特にステップS701に処理を戻すような例外処理を
実行することができる。また、図2に示すどれにも相当
しない解析不能な指示文については、「指示種別=特殊
処理、指示規定値=解析不能」なる発話フレームを生成
し、後段の処理では利用者の意図が理解できなかった旨
の応答文を生成出力するようにしてもよい。
【0046】言語解析装置2は、発話フレームの生成と
発話フレームキューへの登録を終えると、実行をステッ
プS702に戻す。その直後においてはキューは空では
ないため、ステップS702からステップS705に処
理が移ることになる。なお、ステップS703〜S70
4での言語解析装置2の処理は、ステップS702およ
びS705移行の中央制御装置4の処理と並列に実行す
ることとしてもよい。この場合、双方の処理は発話フレ
ームキューという共通のデータ領域を介して連携をとる
ことになる。
【0047】ステップS705では、中央制御装置4の
処理規則選択部42が、発話フレームキューから処理待
ちの発話フレームを1つ取り出し、その内容に基づい
て、また状態変数保持装置3に保持された状態変数値を
参照しながら、条件部分を満足する処理規則を選択す
る。
【0048】次に、ステップS706では、もし選択さ
れた処理規則中に、発話フレームおよび必要な状態変数
の一時待避処理が記述されていれば、中央制御装置4は
必要な情報を待避情報保持部48に待避する。なお、こ
の点については後に詳しく説明する。また、ステップS
707では選択された処理規則に従って、中央制御装置
4が相当する旅行計画作成処理を実行する。ここでの処
理とは、旅行計画内容やシステム内部状態といった状態
変数の書き換え、所与の検索条件に従うデータベース検
索の実行、利用者に対して出力される応答文の合成、状
態変数を表示するために必要なデータの加工の各処理で
あり、必要に応じてそれぞれを状態更新部43、検索実
行部44、応答文生成部45、状態表示部46の各部が
実行する。なお、特に旅行計画作成を終了する条件が揃
っている場合には、ステップS705において処理を終
了する規則が選択されるため、このステップS707に
おいて処理を終了する。
【0049】さらに、ステップS708では、もし選択
された処理規則中に、待避された発話フレームおよび必
要な状態変数の復帰処理が記述されていれば、中央制御
装置4は必要な情報を待避情報保持部48から復帰す
る。ここで、情報の一時待避と復帰について例を挙げて
説明する。
【0050】例えば、図4に示す着目日移動処理に際し
ては、およびの場合には宿泊地の検索に処理を移
し、引き続き利用者からの検索条件設定指示に従って、
宿泊地を決めていくことになる。しかしこのままでは、
宿泊地が決定した時点で最初に発話された「N日目を決
める」という指示に関する発話フレームは完全に失われ
ており、本来の意図通り着目日を移動するためには、利
用者は宿泊地決定後、再度「N日目を決める」と発話し
なければならないことになる。
【0051】そこで実際には、この,の処理に、さ
らに発話フレームとシステムモードの一時待避を含める
ことにする。この例に沿った処理の流れの概略を模式的
に図6に示す。
【0052】図6に示すサブルーチンおいて、ステップ
S801では、システムは着目日移動処理を実施中であ
り、宿泊地の設定が必要であるかどうかを判定する。す
なわち、これは図5におけるステップS705の処理規
則選択処理に相当し、図46における処理規則の,
に相当するか否かを判定することになる。この時点でシ
ステムモードは「一般指示入力待ち」であるとし、また
処理中の発話フレームの指示種別は当然「着目日移動」
ということになる。
【0053】宿泊地設定が必要である場合にはステップ
S802に進み、この例の場合は現在のシステムモー
ド、すなわち「一般指示入力待ち」と、発話フレーム、
すなわち「N日目を決める」という着目日移動指示の内
容を、待避情報保持部48に待避する。また、この待避
情報をいつどのような場合に復帰するかについては、
「検索が終了したとき」という復帰条件を状態変数保持
装置3が保持する状態変数の1つとして記憶しておく。
以上の処理は、図5に示すステップS706に相当す
る。
【0054】その後ステップS803では、宿泊地検索
を進めるための準備、すなわち図4の,の処理規則
に記述された処理を実行する。この中でシステムモード
は「地点検索中」に書替えられる。このステップは図5
に示すステップS707に相当する。実際にはステップ
S802の待避処理も含めて,の処理規則中に記述
されているため、ステップS802とS803は処理規
則中に記述された順に実行されることになり、必ずしも
一時待避処理とそれ以外の処理が明確に分かれた形で実
行されるとは限らない。
【0055】以上の処理を終えた時点で、着目日移動処
理は一応実行を終了し、続くステップS804とS80
5の繰り返しでは、利用者から新たに入力された指示に
よって宿泊地の検索処理を進めることになる。この間、
基本的にはシステムモードは「地点検索中」、処理する
発話フレームの指示種別は「検索条件指定」となる。宿
泊地が確定すると、別の処理規則で記述されている検索
終了処理を実行することになるが、この処理規則をさら
に「待避情報復帰条件が検索終了時である場合」と「な
い場合」に分け、前者の場合に限り待避情報復帰処理も
併せて実行するように記述しておけば、ステップS80
5での検索終了に伴い続くステップS806では、本来
の検索終了処理と合わせて待避情報保持部48に保持さ
れている情報が復帰される。
【0056】この場合は、待避内容に基づいてシステム
モードが「一般指示入力待ち」に更新され、発話フレー
ム「N日目を決める」(着目日移動)が中央制御装置4
のフレーム帰還部47に送られて、先に述べた発話フレ
ームの待ち行列である発話フレームキューに登録され
る。また、待避情報保持部48の待避内容はクリアされ
る。これらは図5に示すステップS707〜S709に
相当する。
【0057】次のステップでは、このキューに登録され
た発話フレームが、利用者の入力を待たずに引き続き処
理されることになる。従って、ステップS807では、
今度は移動前の着目日の宿泊地が決まっている状態で
「N日目を決める」という指示が処理されるため、図4
のまたはの処理規則によって着目日をN日目に移動
する。これはステップS801において宿泊地設定が必
要でないと判断された場合と全く同じである。
【0058】このように、情報の一時待避と復帰のメカ
ニズムを利用することで、宿泊地が決まっていない場合
でもこれを決定した後で、再度指示を入力することなく
着目日を移動することができる。
【0059】図5に戻って、ステップS708で必要に
応じて待避情報を復帰した後、ステップS709ではさ
らに処理規則に従って、必要があれば、フレーム帰還部
47が擬似発話フレームを生成し、これを発話フレーム
キューに登録するという形でフィードバックするもので
あるが、これとは別に、フレーム帰還部47が独自に擬
似的な発話フレームを生成してフィードバックする例を
次に述べる。
【0060】検索や諾否確認以外の旅行計画作成処理、
すなわち旅行日数設定、着目日移動、訪問順序指定、既
存地点削除、訪問時間指定の各処理においては、相当す
る処理を実行した後でシステムは利用者に対し何らかの
応答文を出力して、次の指示の入力待ち状態に入る。
【0061】このとき出力する応答文は、その時点での
旅行計画の作成状況によって、図7に示すように変化さ
せるものとする。例えば、利用者がまだ旅行全体の日数
を指定していなければ、「日程は何日間にしますか」と
旅行日数の設定を促し、また日数は指定されているがま
だ着目日において出発時間や到着時間の決まっていない
訪問地(ノード)があれば、「○○には何時に[出発/
到着]するようにしますか」と訪問時間の指定を促す。
あるいは着目日については全てのノードについて時間ま
で定まっているが、他の日についてはまだ訪問時間の決
まっていないノードがある場合は「×日目に移動して○
○の[出発/到着]時刻を決めませんか」と着目日の移
動を促す、などである。
【0062】こうした応答文は、必ずしも利用者の次の
入力を限定するものではなく、利用者はこうした応答に
とらわれず任意の指示を入力してよい。しかしながら、
旅行計画の中でまだ決まっていない部分を決定するよう
に、システム側から促すことによって、利用者が見落と
していたために不完全な形で計画作成を終了するという
不具合を避けることができる。
【0063】このような応答文のどれを生成・出力する
かの判断は、先に挙げた各処理を実行した後で判断しな
ければならない。例えば旅行日数設定処理を実行した後
では「日程は何日間にしますか」の応答だけは避けなけ
ればならないし、あるノードを削除した後でそのノード
に「何時に到着するようにしますか」と呼びかけること
はできない。
【0064】一つの解決策は、相当する全ての処理規則
の中でさらに条件分岐とそれに応じた応答文の生成を実
行するように記述することであるが、処理規則の内容を
複雑にするばかりか、同じような処理を多くの規則の中
に重複して記述しなければならず、処理規則を書き加え
てシステムの機能を拡張するような場合の効率を著しく
損なうことになる。
【0065】そこで、各々の旅行計画作成処理の処理規
則は、本来の処理に加えて「擬似発話フレームの生成と
フィードバック」処理だけを共通に記述しておき、擬似
発話フレームが入力された場合の状態変数に応じた応答
文の生成・出力処理を、図7に従って、新たな処理規則
として記述しておくことにする。擬似発話フレームの指
示種別は、例えば「内部発生」とし、指示規定値は持た
なくてよい。
【0066】これによって、各旅行計画作成処理を実行
した後の応答文選択に関する条件判断は、擬似発話フレ
ームが入力された場合の処理規則の選択判断に置き換え
られ、各時点での旅行計画の作成状況に応じた適切な応
答文の出力ができることになる。またこの間、利用者は
特に指示を入力する必要はない。
【0067】再び図5に戻り、上述したステップS70
6〜S709により、選択された処理規則に従って、旅
行計画作成、情報の一時待避と復帰、擬似発話フレーム
の発生とフィードバックを含む処理を実行する。そし
て、ステップS702に戻り、次に処理すべき発話フレ
ームがあるか、発話フレームキューの内容をチェックす
る。
【0068】ステップS709においてフィードバック
された発話フレームがあれば、システムは利用者からの
入力を待たず、引き続きフィードバックフレームの処理
を実行する。以上の処理を繰り返すことによって、利用
者の自由な指示に従った旅行計画の作成を実行すること
ができる。
【0069】図8に本実施の形態に係る旅行計画作成サ
ービスシステムにより表示装置6に表示される画面表示
例を示す。ここでは、利用者の指示は左上のテキストボ
ックスAに入力装置1としてキーボードを用いて入力す
るものとする。その上部Bにはシステムからの応答文が
テキスト表示されている。左下部Cには利用者とシステ
ムの対話の経緯が示されている。右上部Dは現在の旅行
計画作成状況やシステムの内部状態をグラフィカルに表
示する部分である。右下部Eには施設等の検索におい
て、現在の候補地点集合や現在までに入力された検索条
件が示されている。若干のボタンやメニューも一応設け
てはあるが、基本的にはテキストボックスAに指示を入
力するだけで、ボタンやメニューは操作せずに旅行計画
が作成できるようになっている。
【0070】図8に示すように、旅行計画表示の中で、
第1日目の訪問地点の1つ「中里ホテルXYZ」は枠囲
みで強調表示されている。これはこの訪問地が「着目ノ
ード」であることを示す。着目ノードとは、現在システ
ムがデフォルトで操作対象としている訪問地(ノード)
のことである。例えば、この状態で「行くのをやめる」
「削除して」といった既存訪問地点削除の指示を入力す
ると、着目ノードである「中里ホテルXYZ」が削除さ
れることになる。
【0071】一般に、削除の指示は削除対象地点を指示
文中で明示して、「ドーナッツ店舗本庄店に行くのをや
める」のように発話しなければならないが、着目ノード
を削除する場合には対象地点への言及を省略することが
できる。
【0072】また、新たに検索しようとする地点の順序
を指定する際にも、例えば「中里ホテルXYZの次にホ
テルに泊まる」というように、検索条件指定と訪問順序
指定を合わせた形での発話が可能であり、この場合「ホ
テル」を検索条件として地点検索が開始され、その検索
中の地点の挿入位置は「中里ホテルXYZの次」に指定
される。従って、利用者は行程中の任意の位置に新たに
訪問地を設定することが可能になるが、特に着目ノード
の次に新規訪問地を設定しようとする場合には「○○の
次に」は省略してもよい。
【0073】同様の着目対象として「着目時間」があ
る。例えばシステム側から「ドーナッツ店舗本庄店は何
時に到着するようにしますか?」という応答文が出力さ
れた場合、着目時間は「ドーナッツ店舗本庄店の到着時
刻」を指す。この場合は、単に「8時」と発話するだけ
で時間を指定することができるが、一般の訪問時間の指
定においては、「自宅は6時半に出発する」と対象時間
を明言しなければならない。
【0074】以上のように、操作者が入力した指示文を
言語解析装置2が発話フレームに変換し、この発話フレ
ームに基づいて中央制御装置4が旅行計画を作成し、作
成した旅行計画を表す訪問地点と訪問地点間および訪問
日をそれぞれノードとリンクおよび行程として状態変数
保持装置3に記憶しておき、さらに、過去に入力または
検索されたノードとリンクおよび行程を状態変数保持装
置3に記憶しておき、現在着目しているノードを特定し
て、状態変数保持装置3に記憶されている現在着目して
いるノードと関係のあるノードとリンクおよび行程のみ
に絞って中央制御装置4が旅行計画を再作成すること
で、全ての計画を再作成する必要がなく、一旦作成され
た旅行計画を変更・追加することができ、利便性の向上
に寄与することができる。
【0075】また、現在着目しているノードと関係のあ
る擬似的な発話フレームをフレーム帰還部47で生成
し、生成した擬似的な発話フレームを処理規則選択部4
2に帰還させて旅行計画を再作成するように制御してい
るので、現在着目しているノードと関係のあるノードと
リンクおよび行程のみに絞って旅行計画を再作成するこ
とができる。
【0076】また、旅行計画の再作成が直ちにできない
場合に、操作者からの指示内容およびシステム状態を状
態変数保持装置3の一時待避しておき、一時待避された
情報を復帰するための復帰条件をシステム内部状態の1
つとして状態変数保持装置3に記憶しておくことで、旅
行計画を再作成した後に元のシステム状態に復帰できる
ので、システム状態に関わりなく安全に旅行計画の変更
・追加を行うことができる。
【0077】(第2の実施の形態)次に、図9は、本発
明の第2の実施の形態に係る旅行計画作成サービスシス
テムの構成を示す図である。まず、このシステムの構成
を説明する。このシステムは、旅行計画作成や旅行支援
のサービスを提供するサービスセンター101と、利用
者が旅行計画作成に関する指示を入力し、あるいはそれ
に対する応答を得るための旅行計画作成端末102と、
作成した旅行計画に従って実際に旅行を実施する際に経
路誘導等の旅行支援サービスの提供を受けるための旅行
支援端末103とを、公衆の通信回線網104により接
続した旅行支援サービスシステムである。
【0078】上述した第1の実施の形態の構成において
示した入力装置1、応答文出力装置5、表示装置6が旅
行計画作成端末102を構成し、言語解析装置2、状態
変数保持装置3、中央制御装置4がサービスセンター1
01に設置されることとする。
【0079】また、作成された旅行計画を記録して利用
者から要求があった場合に、これを旅行支援端末103
に送信するための予行計画送信装置7をサービスセンタ
ー101に設置する。旅行計画作成端末102の例とし
ては、家庭に設置したパーソナルコンピュータや専用端
末などがあり、旅行支援端末103の例としては車載し
たナビゲーションシステムなどが挙げられるが、例えば
常時携帯して通信可能なモバイル端末のように、両端末
は同じ物であってもよい。
【0080】旅行計画の作成については、第1の実施の
形態とほぼ同じ形で進められる。作成された旅行計画は
旅行計画送信装置7に利用者IDとともに記憶される。
そして、利用者が旅行支援端末103を通じて計画の送
信を要求すると、まず利用者IDが確認され、同じ利用
者が既に作成していた旅行計画が旅行支援端103末に
送信される。以降、利用者は送信された旅行計画に従っ
て、旅行を実施することができる。その際、利用者の必
要に応じて経路誘導や旅行進捗管理等の旅行支援サービ
スを受けることができる。これらのサービスは、計画送
信以後にサービスセンターとの通信を絶って旅行支援端
末103が独自に提供することとしてもよいし、適宜サ
ービスセンターとの通信を再開しながらセンターから直
接提供されることとしてもよい。
【0081】以上のように、サービスセンター101
は、旅行計画作成端末102から操作者の旅行計画作成
に関する指示を受信し、受信した指示に従って旅行計画
を作成し、作成した旅行計画を旅行支援端末103に送
信することで、利用者は車両内に限らず例えば自宅に置
いた端末を通じて簡単な対話で旅行計画を作成し、これ
を運転時に車両内で利用することができる。また、旅行
計画作成に必要な訪問施設等のデータベースをセンター
に設置することによって、個人的に更新管理することの
困難な大規模データベースを利用して、豊富な最新情報
に基づき旅行計画を作成することができる。
【0082】また、旅行支援端末103を旅行計画作成
端末102と一体に構成して車両に搭載してもよい。こ
の場合、サービスセンター101は、旅行計画作成端末
102から操作者が入力した指示文を受信し、受信した
指示文を発話フレームに変換し、この発話フレームに基
づいて中央制御装置4が旅行計画を作成し、作成した旅
行計画を表す訪問地点と訪問地点間および訪問日をそれ
ぞれノードとリンクおよび行程として状態変数保持装置
3に記憶しておき、さらに、過去に入力または検索され
たノードとリンクおよび行程を状態変数保持装置3に記
憶しておき、現在着目しているノードを特定して、記憶
されている現在着目しているノードと関係のあるノード
とリンクおよび行程のみに絞って旅行計画を中央制御装
置4で再作成し、再作成した旅行計画を旅行計画作成端
末102(操作者側端末)に送信することで、サービス
センターは、全ての計画を再作成する必要がなく、一旦
作成された旅行計画を変更・追加して、再度、操作者側
端末に送信することができ、操作者側端末での利便性の
向上に寄与することができる。
【0083】また、現在着目しているノードと関係のあ
る擬似的な発話フレームをフレーム帰還部47で生成
し、生成した擬似的な発話フレームを処理規則選択部4
2に帰還させて旅行計画を再作成するように制御してい
るので、現在着目しているノードと関係のあるノードと
リンクおよび行程のみに絞って旅行計画を再作成するこ
とができる。
【0084】また、旅行計画の再作成が直ちにできない
場合に、操作者からの指示内容およびシステム状態を状
態変数保持装置3の一時待避しておき、一時待避された
情報を復帰するための復帰条件をシステム内部状態の1
つとして状態変数保持装置3に記憶しておくことで、旅
行計画を再作成した後に元のシステム状態に復帰できる
ので、システム状態に関わりなく安全に旅行計画の変更
・追加を行うことができる。
【0085】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、旅行計画作成サービスシステムを利用することで、
人間同士のような自然な対話形式で、手順を問わない自
由度の高い立案アプローチにより、効率よく迅速に旅行
計画作成作業を進めることができ、従って、利用者によ
る作業負担を著しく軽減することができる。また、入力
装置に音声認識装置を利用するなどハードウェア上の制
約を解消すれば、一般利用者でも容易に指示を入力する
ことができるため、車両内で旅行計画を作成し、即旅行
を開始することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成図であ
る。
【図2】各種入力指示文に対する発話フレームの構成を
示す図である。
【図3】旅行計画を表現するデータの構成を示す図であ
る。
【図4】旅行計画作成処理を進める処理規則の一例を示
す図である。
【図5】旅行計画作成処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】情報の一時待避と復帰にかかる処理の一例を模
式的に示す図である。
【図7】旅行計画作成状況に応じた応答文例を示す図で
ある。
【図8】本実施形態における画面表示例である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 入力装置 2 言語解析装置 3 状態変数保持装置 4 中央制御装置 5 応答文出力装置 6 表示装置 41 処理規則記録部 42 処理規則選択部 43 状態更新部 44 検索実行部 45 応答文生成部 46 状態表示部 47 フレーム帰還部 48 待避情報保持部 101 サービスセンター 102 旅行計画作成端末 103 旅行支援端末 104 通信回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が入力した指示文を発話フレーム
    に変換し、この発話フレームに基づいて旅行計画を作成
    する旅行計画作成手段と、 作成した旅行計画を表す訪問地点と訪問地点間および訪
    問日をそれぞれノードとリンクおよび行程として記憶す
    る旅行計画記憶手段とを備え、この旅行計画を提示する
    旅行計画作成装置であって、 過去に入力または検索されたノードとリンクおよび行程
    を記憶する記憶手段と、 現在着目しているノードを特定するノード特定手段と、 前記記憶手段に記憶されている現在着目しているノード
    と関係のあるノードとリンクおよび行程のみに絞って旅
    行計画を再作成する旅行計画再作成手段とを備えたこと
    を特徴とする旅行計画作成装置。
  2. 【請求項2】 前記旅行計画再作成手段は、 前記現在着目しているノードと関係のある擬似的な発話
    フレームを生成する生成手段と、 生成した擬似的な発話フレームを前記旅行計画作成手段
    に帰還させて旅行計画を再作成するように制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の旅行計
    画作成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記旅行計画の再作成が直ちにできない場合に、操作者
    からの指示内容およびシステム状態を一時待避する待避
    情報保持手段を備え、 一時待避された情報を復帰するための復帰条件をシステ
    ム内部状態の1つとして前記旅行計画記憶手段に記憶す
    ることを特徴とする請求項1又は2項に記載の旅行計画
    作成装置。
  4. 【請求項4】 操作者との間で情報の入出力を行う操作
    者側端末と、旅行計画を作成するサービスセンターとを
    備え、操作者側端末とサービスセンターとを通信回線を
    介して接続する旅行計画作成サービスシステムであっ
    て、 前記サービスセンターは、 前記操作者側端末から前記操作者が入力した指示文を受
    信する受信手段と、 受信した指示文を発話フレームに変換し、この発話フレ
    ームに基づいて旅行計画を作成する旅行計画作成手段
    と、 作成した旅行計画を表す訪問地点と訪問地点間および訪
    問日をそれぞれノードとリンクおよび行程として記憶す
    る旅行計画記憶手段と、 過去に入力または検索されたノードとリンクおよび行程
    を記憶する記憶手段と、 現在着目しているノードを特定するノード特定手段と、 前記記憶手段に記憶されている現在着目しているノード
    と関係のあるノードとリンクおよび行程のみに絞って旅
    行計画を再作成する旅行計画再作成手段と、 再作成した旅行計画を前記操作者側端末に送信する送信
    手段とを備えたことを特徴とする旅行計画作成サービス
    システム。
  5. 【請求項5】 前記旅行計画再作成手段は、 前記現在着目しているノードと関係のある擬似的な発話
    フレームを生成する生成手段と、 生成した擬似的な発話フレームを前記旅行計画作成手段
    に帰還させて旅行計画を再作成するように制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の旅行計
    画作成サービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、 前記旅行計画の作成ができない場合に、操作者からの指
    示内容およびシステム状態を一時待避する待避情報保持
    手段を備え、 一時待避された情報を復帰するための復帰条件をシステ
    ム内部状態の1つとして前記旅行計画記憶手段に記憶す
    ることを特徴とする請求項4又は5項に記載の旅行計画
    作成サービスシステム。
  7. 【請求項7】 操作者との間で情報の入出力を行う旅行
    計画作成端末と、旅行計画を作成するとともに旅行支援
    のサービスを行うサービスセンターと、車両に搭載され
    旅行を支援するための旅行支援端末とを通信回線を介し
    て接続した旅行計画再作成サービスシステムであって、 前記サービスセンターは、 前記請求項1乃至3項に記載の旅行計画作成装置を備
    え、 前記旅行計画作成装置は、 前記旅行計画作成端末から操作者の旅行計画作成に関す
    る指示を受信し、 受信した指示に従って旅行計画を作成し、作成した旅行
    計画を前記旅行支援端末に送信することを特徴とする旅
    行計画作成サービスシステム。
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