JP2002149211A - プログラマブルコントローラ用プログラムの信号名管理方法及びこれを用いた装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラ用プログラムの信号名管理方法及びこれを用いた装置

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JP2002149211A
JP2002149211A JP2000347636A JP2000347636A JP2002149211A JP 2002149211 A JP2002149211 A JP 2002149211A JP 2000347636 A JP2000347636 A JP 2000347636A JP 2000347636 A JP2000347636 A JP 2000347636A JP 2002149211 A JP2002149211 A JP 2002149211A
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JP
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signal
block
real address
program
signal name
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JP2000347636A
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Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号名の管理が容易なプログラマブルコント
ローラ用プログラム信号名管理方法及びこれを用いた装
置を実現する。 【解決手段】 複数のプログラムブロックから構成され
るプログラマブルコントローラのユーザアプリケーショ
ン・プログラムの信号名管理方法において、ユーザアプ
リケーション・プログラム全体で使用可能なグローバル
デバイスに対応する実アドレスと信号名を管理するプロ
ジェクト信号定義と、各プログラムブロック内で使用可
能なローカルデバイスに対応する実アドレスと信号名、
若しくは、ローカルデバイスと信号名とを各プログラム
ブロック内で管理するブロック信号定義とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラ(以下、PLCと呼ぶ。)のユーザアプリケ
ーション・プログラム(以下、単にプログラムと呼
ぶ。)の信号名の管理方法及びこれを用いた装置に関
し、特に信号名の管理が容易なプログラマブルコントロ
ーラ用プログラム信号名管理方法及びこれを用いた装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPLCのプログラムでは実アドレ
スに対して一意に名前(信号名)を定義(以下、信号定
義と呼ぶ。)しておき、当該信号名を用いてプログラム
を作成する。そして、作成したプログラムを実行する場
合には、先の定義に基づき信号名を実アドレスに置き換
えて実行していた。
【0003】図6はこのような従来の信号定義を用いた
プログラムの概念を説明する説明図であり、図6(a)
には信号名で記述されたラダープログラムの一例が記載
されている。
【0004】図6(a)において”Switch”、”
IN_DATA”及び”OUT_DATA”のような一
意の信号名が設定され、図6(b)に示す信号定義にお
いて対応する実アドレス”X00031”、”D000
01”及び”W00413”がそれぞれ定義される。
【0005】図6(a)に記述されたプログラムは「”
Switch”がオンの時に”IN_DATA”のデー
タを”OUT_DATA”に書き込む」ことを記述され
ており、実際にプログラムを実行する場合には、図6
(b)に示す信号定義に基づき図6(c)に示す実アド
レス記述されたプログラムとして解釈され、「”X00
301”がオンの時に”D00001”のデータを”W
00413”に書き込む」動作が行われる。
【0006】この結果、PLCのプログラムの開発者は
実アドレスを意識することなく、任意に設定した信号名
を用いてプログラムを書くことができるので、プログラ
ム開発が容易になり、また、信号名に処理に適した意味
を持たせることにより、後日当該プログラムを保守する
際の保守性が向上する。
【0007】また、従来のPLCのプログラムでは機能
単位のプログラム(以下、プログラムブロックと呼
ぶ。)を個々に開発し、このように開発されたプログラ
ムブロックを組合わせることにより、全体のプログラム
を構成している。
【0008】図7はこのような従来のプログラマブルコ
ントローラ用プログラム信号名管理方法の一例を示すブ
ロック図である。図7において1a,1b,1cはプロ
グラムブロック、2a,2b,2cは各プログラムブロ
ック毎に定義されたブロック信号定義、3はプログラム
全体で定義されたプロジェクト信号定義である。
【0009】また、1a,1b,1c,2a,2b,2
c及び3は全体のプログラム50を、1a及び2aはブ
ロック51aを、1b及び2bはブロック51bを、1
c及び2cはブロック51cをそれぞれ構成している。
【0010】各プログラムブロック1a〜1cは各々の
ブロック51a〜51cに定義されているブロック信号
定義2a〜2cを参照しながら前述のようにプログラム
ブロック中に記述された信号名を実アドレスに置き換え
て実行する。
【0011】また、プロジェクト信号定義3と各ブロッ
クのブロック信号定義2a〜2cの関係を図8を用いて
説明する。図8はプロジェクト信号定義3と各ブロック
のブロック信号定義2a〜2cの関係を示す説明図であ
る。
【0012】図8中”PD01”に示すプロジェクト信
号定義の内容は図8中”BD01”に示す各ブロック毎
のブロック信号定義の内容に反映され、図8中”SP0
1”に示す信号名記述プログラムブロックは図8中”B
D01”に示すブロック信号定義の定義内容を参照しな
がら図8中”AP01”に示す実アドレス記述のプログ
ラムブロックとして解釈され実行される。
【0013】このように、PLCのプログラムを機能別
に分割してプログラムブロックとして開発することによ
り、作業分担が容易になり、デバッグや保守等が容易に
なり、標準化によるプログラムブロックの再利用等が可
能になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す従
来例ではプロジェクト信号定義の内容が各ブロック毎の
ブロック信号定義の内容に反映されて用いられるため、
ブロック側からプロジェクト信号定義を直接参照できな
いと言った問題点があった。
【0015】また、このような構成では最終的に各ブロ
ックが各ブロック内で使用する全ての信号名と実アドレ
スの情報を管理する必要があり、プログラム50で全体
での共通化や標準化等が困難であると言った問題点があ
った。従って本発明が解決しようとする課題は、信号名
の管理が容易なプログラマブルコントローラ用プログラ
ム信号名管理方法及びこれを用いた装置を実現すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明のうち請求項1記載の発明は、複数の
プログラムブロックから構成されるプログラマブルコン
トローラのユーザアプリケーション・プログラムの信号
名管理方法において、前記ユーザアプリケーション・プ
ログラム全体で使用可能なグローバルデバイスに対応す
る実アドレスと信号名を管理するプロジェクト信号定義
と、前記各プログラムブロック内で使用可能なローカル
デバイスに対応する実アドレスと信号名、若しくは、ロ
ーカルデバイスと信号名とを前記各プログラムブロック
内で管理するブロック信号定義とを備えたことにより、
ブロック側からプロジェクト信号定義の直接参照が可能
になり、各ブロックでは各ブロック内でのみ使用する信
号名及びローカルデバイスの情報を管理するだけで良く
なり、プログラム全体での共通化や標準化等が可能にな
る。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明である信号名管理方法において、信号名及び実アドレ
スを登録する際に、登録される実アドレスが前記ローカ
ルデバイス対応する実アドレスである場合には前記ブロ
ック信号定義に対して信号名及び実アドレス、若しく
は、ローカルデバイス及び信号名を登録し、登録される
実アドレスが前記グローバルデバイスに対応する実アド
レスである場合には前記プロジェクト信号定義に対して
信号名及び実アドレスを登録することにより、ブロック
側からプロジェクト信号定義の直接参照が可能になり、
各ブロックでは各ブロック内でのみ使用する信号名及び
ローカルデバイスの情報を管理するだけで良くなり、プ
ログラム全体での共通化や標準化等が可能になる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明である信号名管理方法において、登録された前記アド
レスを参照する際に、前記プログラムブロックからパラ
メータとして取得した信号名に基づき前記プログラムブ
ロック内のブロック信号定義内を検索して実アドレスを
取得し、若しくは、前記信号名に基づきプロジェクト信
号定義内を検索して実アドレスを取得し、前記ブロック
信号定義若しくは前記プロジェクト信号定義から取得し
た実アドレスを前記プログラムブロックに返すことによ
り、ブロック側からプロジェクト信号定義の直接参照が
可能になり、各ブロックでは各ブロック内でのみ使用す
る信号名及びローカルデバイスの情報を管理するだけで
良くなり、プログラム全体での共通化や標準化等が可能
になる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明である信号名管理方法において、登録された前記アド
レスを参照する際に、前記プログラムブロックからパラ
メータとして取得した信号名に基づき前記プログラムブ
ロック内のブロック信号定義内を検索してローカルデバ
イスを取得し、若しくは、前記信号名に基づきプロジェ
クト信号定義内を検索して実アドレスを取得し、前記ブ
ロック信号定義若しくは前記プロジェクト信号定義から
取得した実アドレスを前記プログラムブロックに返すこ
とにより、ブロック側からプロジェクト信号定義の直接
参照が可能になり、各ブロックでは各ブロック内でのみ
使用する信号名及びローカルデバイスの情報を管理する
だけで良くなり、プログラム全体での共通化や標準化等
が可能になる。
【0020】請求項5記載の発明は、複数のプログラム
ブロックから構成されるプログラマブルコントローラの
ユーザアプリケーション・プログラムの信号名管理方法
を用いた装置において、前記プログラムブロック、前記
ユーザアプリケーション・プログラム全体で使用可能な
グローバルデバイスに対応する実アドレスと信号名が登
録されたプロジェクト信号定義データベース及び前記各
プログラムブロック内で使用可能なローカルデバイスに
対応する実アドレスと信号名、若しくは、ローカルデバ
イスと信号名とが登録されたブロック信号定義データベ
ースとがそれぞれ格納された記憶手段と、前記プロジェ
クト信号定義データベース及び前記ブロック信号定義デ
ータベースの管理を行う信号名管理手段とを備えたこと
により、ブロック側からプロジェクト信号定義の直接参
照が可能になり、各ブロックでは各ブロック内でのみ使
用する信号名及びローカルデバイスの情報を管理するだ
けで良くなり、プログラム全体での共通化や標準化等が
可能になる。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明である装置において、前記信号名管理手段が、登録さ
れる実アドレスが前記ローカルデバイス対応する実アド
レスである場合には前記ブロック信号定義データベース
に対して信号名及び実アドレス、若しくは、ローカルデ
バイス及び信号名を登録し、登録される実アドレスが前
記グローバルデバイスに対応する実アドレスである場合
には前記プロジェクト信号定義データベースに対して信
号名及び実アドレスを登録することにより、ブロック側
からプロジェクト信号定義の直接参照が可能になり、各
ブロックでは各ブロック内でのみ使用する信号名及びロ
ーカルデバイスの情報を管理するだけで良くなり、プロ
グラム全体での共通化や標準化等が可能になる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明である装置において、前記信号名管理手段が、前記プ
ログラムブロックからパラメータとして取得した信号名
に基づき前記プログラムブロック内のブロック信号定義
データベースを検索して実アドレスを取得し、若しく
は、前記信号名に基づきプロジェクト信号定義データベ
ースを検索して実アドレスを取得し、前記ブロック信号
定義データベース及び前記プロジェクト信号定義データ
ベースから取得した実アドレスを前記プログラムブロッ
クに返すことにより、ブロック側からプロジェクト信号
定義の直接参照が可能になり、各ブロックでは各ブロッ
ク内でのみ使用する信号名及びローカルデバイスの情報
を管理するだけで良くなり、プログラム全体での共通化
や標準化等が可能になる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項5記載の発
明である装置において、前記信号名管理手段が、前記プ
ログラムブロックからパラメータとして取得した信号名
に基づき前記プログラムブロック内のブロック信号定義
データベースを検索して実アドレスを取得し、若しく
は、前記信号名に基づきプロジェクト信号定義データベ
ースを検索してローカルデバイスを取得し、前記ブロッ
ク信号定義データベース及び前記プロジェクト信号定義
データベースから取得した実アドレスを前記プログラム
ブロックに返すことにより、ブロック側からプロジェク
ト信号定義の直接参照が可能になり、各ブロックでは各
ブロック内でのみ使用する信号名及びローカルデバイス
の情報を管理するだけで良くなり、プログラム全体での
共通化や標準化等が可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係るプログラマブルコントロ
ーラ用プログラム信号名管理方法の一実施例を示すブロ
ック図である。
【0025】図1において4a,4bはプログラムブロ
ック、5a,5bは各プログラムブロック毎に定義され
たブロック信号定義、6はプログラム全体で共通化され
て定義されたプロジェクト信号定義である。
【0026】また、4a,4b,5a,5b及び6は全
体のプログラム52を、4a及び5aはブロック53a
を、4b及び5bはブロック53bをそれぞれ構成して
いる。
【0027】また、プログラム52全体で共通して使用
可能な実アドレスに設けられたグローバルデバイス(以
下、単にグローバルデバイスと呼ぶ。)と、各々のブロ
ック内でのみ可能な実アドレスに設けられたローカルデ
バイス(以下、単にローカルデバイスと呼ぶ。)とがそ
れぞれ設けられる。
【0028】このようなグローバルバイアスは一意の信
号名と対応してプロジェクト信号定義6に定義され、ロ
ーカルデバイスは一意の信号名と対応して各ローカルデ
バイスが使用されるブロック53a若しくはブロック5
3bのブロック信号定義5a若しくはブロック信号定義
5bに定義される。
【0029】ここで、図1に示す実施例の動作を簡単に
説明する。各ブロックのプログラムブロックは自分が属
するブロックのブロック信号定義と全体のプロジェクト
信号定義の双方に接続可能である。
【0030】例えば、プログラムブロック4aは自分が
属するブロック53aのブロック信号定義5aとプログ
ラム全体のプロジェクト信号定義6に接続可能であり、
プログラムブロック4bは自分が属するブロック53b
のブロック信号定義5bとプログラム全体のプロジェク
ト信号定義6に接続可能である。
【0031】プログラムブロックは任意の信号名をある
デバイスに対応させて登録する場合、デバイスの属性、
言い換えれば、グローバルデバイスであるかローカルデ
バイスであるかを判断して、グローバルデバイスの場合
にはプロジェクト信号定義6に情報を登録し、ローカル
デバイスである場合には各ブロックのブロック信号定義
5a若しくは5bに情報を登録する。
【0032】一方、例えば、信号名からデバイス(実ア
ドレス)を参照する場合にはローカルデバイスに関する
情報が格納された各ブロックのブロック信号定義5a若
しくは5bを参照し、場合によっては、グローバルデバ
イスに関する情報が格納されたプロジェクト信号定義6
を参照する。
【0033】この結果、信号定義をプログラム全体と、
各ブロック単位の2系統に完全に独立させ、グローバル
デバイスに対応する信号名をプロジェクト信号定義6で
管理し、ローカルデバイスに対応する信号名をブロック
信号定義5a若しくは5bで管理することにより、ブロ
ック側からプロジェクト信号定義の直接参照が可能にな
る。
【0034】また、最終的に各ブロックでは各ブロック
内でのみ使用する信号名及びローカルデバイスの情報を
管理するだけで良くなり、プログラム50全体で使用す
る信号名及びグローバルデバイスの情報をプロジェクト
信号定義で管理することにより、プログラム50全体で
の共通化や標準化等が可能になる。
【0035】また、図2は図1に示すプログラマブルコ
ントローラ用プログラム信号名管理方法を用いた装置の
一実施例を示す構成ブロック図であり、図2において7
は信号名管理手段、8はプログラムブロックが格納され
た記憶手段、9はプロジェクト信号定義データベースが
格納された記憶手段、10はブロック信号定義データベ
ースが格納された記憶手段である。また、7,8及び1
0は複数のブロック内の一つのブロックであるブロック
54を構成している。さらに、信号名管理手段7には記
憶手段8,9及び10が相互に接続される。
【0036】ここで、図2に示す実施例の動作を図3、
図4及び図5を用いて説明する。図3は動作の具体例を
示す説明図、図4は信号名管理手段の信号定義登録時の
動作を説明するフロー図、図5は信号名管理手段のアド
レス参照時の動作を説明するフロー図である。
【0037】図3において7〜10は図2と同一符号を
付してあり、図3中”RP11”に示すようなプログラ
ムブロックを記載する場合を考える。図3中”RP1
1”では”AD11”及び”AD12”の実アドレスに
対して信号名”SN11”及び”SN12”が定義され
ている。
【0038】具体的には、実アドレス”X00201”
に対しては信号名”GB01”が、実アドレス”I00
01”に対しては信号名”LC01”がそれぞれ対応し
て定義される。但し、実際のプログラムブロックにおい
ては信号名でのみ記述されているものとする。
【0039】このような信号定義を記憶手段9に格納さ
れたプロジェクト信号定義データベースや記憶手段10
に格納されたブロック信号定義データベースに登録する
場合、図4中”S001”において信号名管理手段7は
パラメータとして記憶手段8のプログラムブロックから
取得した信号名及び実アドレスに基づき当該実アドレス
がローカルデバイスに設定されている実アドレスである
か否かを判断する。
【0040】もし、図4中”S001”においてローカ
ルデバイスに設定された実アドレスであると判断されれ
ば、図4中”S002”において信号名管理手段7は記
憶手段10に格納されているブロック信号定義データベ
ースに対して信号名及び対応する実アドレスを登録す
る。
【0041】例えば、図2中”RG11”に示すように
記憶手段8のプログラムブロックから登録依頼があり、
その実アドレスがローカルデバイスに設定された実アド
レスであれば、信号名管理手段7は図2中”RG12”
に示すように情報を記憶手段10に登録する。
【0042】具体的には、図2中”DD11”に示すよ
うな信号名”LC01”に対応する実アドレス”I00
01”と言った情報が記憶手段10に格納されたブロッ
ク信号定義データベースに対して登録される。
【0043】一方、もし、図4中”S001”において
グローバルデバイスに設定された実アドレスであると判
断されれば、図4中”S003”において信号名管理手
段7は記憶手段9に格納されているプロジェクト信号定
義データベースに対して信号名及び対応する実アドレス
を登録する。
【0044】例えば、図2中”RG11”に示すように
記憶手段8のプログラムブロックから登録依頼があり、
その実アドレスがグローバルデバイスに設定された実ア
ドレスであれば、信号名管理手段7は図2中”RG1
3”に示すように情報を記憶手段9に登録する。
【0045】具体的には、図2中”DD12”に示すよ
うな信号名”GB01”に対応する実アドレス”X00
201”と言った情報が記憶手段9に格納されたプロジ
ェクト信号定義データベースに対して登録される。
【0046】また、図2中”RP11”に示すプログラ
ムブロックから記述されている信号名から実アドレスを
参照する場合、図5中”S101”において信号名管理
手段7は記憶手段8のプログラムブロックからパラメー
タとして取得した信号名に基づき記憶手段10に格納さ
れているブロック信号定義データベース内を検索し、該
当する実アドレスが存在する場合には当該実アドレスを
取得する。
【0047】例えば、図2中”RF11”に示すように
記憶手段8のプログラムブロックから実アドレスの参照
依頼があれば、信号名管理手段7は図2中”RF12”
に示すように情報を記憶手段10の内を検索して実アド
レスを取得する。
【0048】図5中”S102”において信号名管理手
段7はプログラムブロックから取得した全ての信号名に
対応する実アドレスを取得したか否かを判断し、全てを
取得している場合には図5中”S104”の処理にジャ
ンプする。
【0049】一方、図5中”S102”において全てを
取得していない場合には、図5中”S103”において
信号名管理手段7は信号名に基づき記憶手段9に格納さ
れているプロジェクト信号定義データベース内を検索
し、該当する実アドレスが存在する場合には当該実アド
レスを取得する。
【0050】例えば、信号名管理手段7は図2中”RF
13”に示すように情報を記憶手段9の内を検索して実
アドレスを取得する。
【0051】最後に、図5中”S104”において信号
名管理手段7はブロック信号定義データベース及びプロ
ジェクト信号定義データベースから取得した実アドレス
を記憶手段8のプログラムブロックに返す。
【0052】例えば、信号名管理手段7は図2中”RF
14”に示すようにブロック信号定義データベースやプ
ロジェクト信号定義データベースから取得した情報を記
憶手段8のプログラムブロックに返す。
【0053】この結果、信号定義をプログラム全体と、
各ブロック単位の2系統に完全に独立させ、グローバル
デバイスに対応する信号名をプロジェクト信号定義デー
タベースで管理し、ローカルデバイスに対応する信号名
をブロック信号定義データベースで管理し、信号名管理
手段7で各データベースへの登録及び参照を管理するこ
とにより、ブロック側からプロジェクト信号定義の直接
参照が可能である。
【0054】また、最終的に各ブロックでは各ブロック
内でのみ使用する信号名及びローカルデバイスの情報を
管理するだけで良くなり、プログラム50全体で使用す
る信号名及びグローバルデバイスの情報をプロジェクト
信号定義で管理することにより、プログラム50全体で
の共通化や標準化等が可能になる。
【0055】なお、図2に示す装置では説明の簡単のた
めに、プログラムブロック、ブロック信号定義データベ
ース及びプロジェクト信号定義データベースを別個の記
憶手段を設けてそれぞれ格納させているが、勿論、1つ
の記憶手段で集中管理しても構わない。
【0056】また、実施例における信号定義は信号名と
実アドレスとが1対となって定義されているが、実アド
レスとローカルデバイスの対応がブロック内で別途管理
できれば当該実アドレスに設置されるデバイスと信号名
の対として定義しても構わない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。請求項1乃至請
求項8の発明によれば、信号定義をプログラム全体と、
各ブロック単位の2系統に完全に独立させ、グローバル
デバイスに対応する信号名をプロジェクト信号定義デー
タベースで管理し、ローカルデバイスに対応する信号名
をブロック信号定義データベースで管理し、信号名管理
手段で各データベースへの登録及び参照を管理すること
により、ブロック側からプロジェクト信号定義の直接参
照が可能である。
【0058】また、最終的に各ブロックでは各ブロック
内でのみ使用する信号名及びローカルデバイスの情報を
管理するだけで良くなり、プログラム全体で使用する信
号名及びグローバルデバイスの情報をプロジェクト信号
定義で管理することにより、プログラム全体での共通化
や標準化等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプログラマブルコントローラ用プ
ログラム信号名管理方法の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】プログラマブルコントローラ用プログラム信号
名管理方法を用いた装置の一実施例を示す構成ブロック
図である。
【図3】動作の具体例を示す説明図である。
【図4】信号名管理手段の信号定義登録時の動作を説明
するフロー図である。
【図5】信号名管理手段のアドレス参照時の動作を説明
するフロー図である。
【図6】従来の信号定義を用いたプログラムの概念を説
明する説明図である。
【図7】従来のプログラマブルコントローラ用プログラ
ム信号名管理方法の一例を示すブロック図である。
【図8】プロジェクト信号定義と各ブロックのブロック
信号定義の関係を示す説明図である。
【符号の説明】 1a,1b,1c,4a,4b プログラムブロック 2a,2b,2c,5a,5b ブロック信号定義 3,6 プロジェクト信号定義 7 信号名管理手段 8,9,10 記憶手段 50,52 プログラム 51a,51b,51c,53a,53b,54 ブロ
ック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプログラムブロックから構成される
    プログラマブルコントローラのユーザアプリケーション
    ・プログラムの信号名管理方法において、 前記ユーザアプリケーション・プログラム全体で使用可
    能なグローバルデバイスに対応する実アドレスと信号名
    を管理するプロジェクト信号定義と、 前記各プログラムブロック内で使用可能なローカルデバ
    イスに対応する実アドレスと信号名、若しくは、ローカ
    ルデバイスと信号名とを前記各プログラムブロック内で
    管理するブロック信号定義とを備えたことを特徴とする
    信号名管理方法。
  2. 【請求項2】信号名及び実アドレスを登録する際に、 登録される実アドレスが前記ローカルデバイス対応する
    実アドレスである場合には前記ブロック信号定義に対し
    て信号名及び実アドレス、若しくは、ローカルデバイス
    及び信号名を登録し、 登録される実アドレスが前記グローバルデバイスに対応
    する実アドレスである場合には前記プロジェクト信号定
    義に対して信号名及び実アドレスを登録することを特徴
    とする請求項1記載の信号名管理方法。
  3. 【請求項3】登録された前記アドレスを参照する際に、 前記プログラムブロックからパラメータとして取得した
    信号名に基づき前記プログラムブロック内のブロック信
    号定義内を検索して実アドレスを取得し、若しくは、前
    記信号名に基づきプロジェクト信号定義内を検索して実
    アドレスを取得し、 前記ブロック信号定義若しくは前記プロジェクト信号定
    義から取得した実アドレスを前記プログラムブロックに
    返すことを特徴とする請求項1記載の信号名管理方法。
  4. 【請求項4】登録された前記アドレスを参照する際に、 前記プログラムブロックからパラメータとして取得した
    信号名に基づき前記プログラムブロック内のブロック信
    号定義内を検索してローカルデバイスを取得し、若しく
    は、前記信号名に基づきプロジェクト信号定義内を検索
    して実アドレスを取得し、 前記ブロック信号定義若しくは前記プロジェクト信号定
    義から取得した実アドレスを前記プログラムブロックに
    返すことを特徴とする請求項1記載の信号名管理方法。
  5. 【請求項5】複数のプログラムブロックから構成される
    プログラマブルコントローラのユーザアプリケーション
    ・プログラムの信号名管理方法を用いた装置において、 前記プログラムブロック、前記ユーザアプリケーション
    ・プログラム全体で使用可能なグローバルデバイスに対
    応する実アドレスと信号名が登録されたプロジェクト信
    号定義データベース及び前記各プログラムブロック内で
    使用可能なローカルデバイスに対応する実アドレスと信
    号名、若しくは、ローカルデバイスと信号名とが登録さ
    れたブロック信号定義データベースとがそれぞれ格納さ
    れた記憶手段と、 前記プロジェクト信号定義データベース及び前記ブロッ
    ク信号定義データベースの管理を行う信号名管理手段と
    を備えたことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】前記信号名管理手段が、 登録される実アドレスが前記ローカルデバイス対応する
    実アドレスである場合には前記ブロック信号定義データ
    ベースに対して信号名及び実アドレス、若しくは、ロー
    カルデバイス及び信号名を登録し、 登録される実アドレスが前記グローバルデバイスに対応
    する実アドレスである場合には前記プロジェクト信号定
    義データベースに対して信号名及び実アドレスを登録す
    ることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】前記信号名管理手段が、 前記プログラムブロックからパラメータとして取得した
    信号名に基づき前記プログラムブロック内のブロック信
    号定義データベースを検索して実アドレスを取得し、若
    しくは、前記信号名に基づきプロジェクト信号定義デー
    タベースを検索して実アドレスを取得し、 前記ブロック信号定義データベース及び前記プロジェク
    ト信号定義データベースから取得した実アドレスを前記
    プログラムブロックに返すことを特徴とする請求項5記
    載の装置。
  8. 【請求項8】前記信号名管理手段が、 前記プログラムブロックからパラメータとして取得した
    信号名に基づき前記プログラムブロック内のブロック信
    号定義データベースを検索して実アドレスを取得し、若
    しくは、前記信号名に基づきプロジェクト信号定義デー
    タベースを検索してローカルデバイスを取得し、 前記ブロック信号定義データベース及び前記プロジェク
    ト信号定義データベースから取得した実アドレスを前記
    プログラムブロックに返すことを特徴とする請求項5記
    載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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