JP2002149086A - 薄膜トランジスタ基板及びそれを備える液晶表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタ基板及びそれを備える液晶表示装置

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JP2002149086A JP2000339174A JP2000339174A JP2002149086A JP 2002149086 A JP2002149086 A JP 2002149086A JP 2000339174 A JP2000339174 A JP 2000339174A JP 2000339174 A JP2000339174 A JP 2000339174A JP 2002149086 A JP2002149086 A JP 2002149086A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート配線を挟んで対向する画素電極同士の
短絡事故の発生を防止すること。 【構成】 複数のゲート配線4と複数のソース配線8に
よって区画される領域に薄膜トランジスタ1とそれに接
続した画素電極16を配置し、ゲート配線4とそれに重
ねるように配置した次段の画素電極16の間に、ゲート
絶縁層、補助容量用の電極12、保護層を介在した薄膜
トランジスタ基板において、前記補助容量用電極12と
前記画素電極16を接続するために前記保護層に形成し
たコンタクトホール15を前記補助容量用電極12上の
前記薄膜トランジスタ1側に偏って配置し、前記補助容
量用電極12上の前記コンタクトホール15と反対側の
他方の端に前記画素電極16の端を切り欠いた切り欠き
部16aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタ基
板及びそれを備える液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置を構成する薄膜トランジス
タアレイ基板において、補助容量を形成するための一方
の電極として画素電極を、他方の電極としてゲート配線
を利用するものが知られている(例えば。特開平1−1
69430号公報参照)。この補助容量を増大させるた
めには、画素電極とゲート配線が重なる面積を大きくす
ることが有効であるが、開口率との関係から限界が有
る。そこで、図4に示すように、ゲート絶縁層とその上
の保護層の間に別途補助容量用の電極CMを設け、この
電極CMと画素電極ITOを保護層に形成したコンタク
トホールCHを介して接続することにより、補助容量を
増加する構造としたものが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来の構造
は、画素電極ITOがゲート配線GLを介在して隣接画
素電極と対面する領域の全範囲、特に薄膜トランジスタ
TFTから離れたゲート配線GL上にもコンタクトホー
ルCHが形成され、それを覆うように画素電極ITOが
形成されているので、画素電極ITOの間隔が非常に狭
く、この隙間部分に異物が入り込むことによって画素電
極の短絡事故が発生しやすいという問題が有った。
【0004】そこで本発明はゲート配線を挟んで対向す
る画素電極同士の短絡事故の発生を防止することを課題
の1つとする。また、開口率を犠牲にすることなく補助
容量を大きく設定することを課題の1つとする。また、
画質の良い液晶表示装置を提供することを課題の1つと
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タ基板は請求項1に記載のように、複数のゲート配線と
複数のソース配線によって区画される領域に薄膜トラン
ジスタとそれに接続した画素電極を配置し、ゲート配線
とそれに重ねるように配置した次段の画素電極の間に、
ゲート絶縁層、補助容量用の電極、保護層を介在した薄
膜トランジスタ基板において、前記補助容量用電極と前
記画素電極を接続するために前記保護層に形成したコン
タクトホールを前記補助容量用電極上の前記薄膜トラン
ジスタ側に偏って配置し、前記補助容量用電極上の前記
コンタクトホールと反対側に前記画素電極の端を切り欠
いた切り欠き部を形成したことを特徴とする。
【0006】本発明の薄膜トランジスタ基板は請求項2
に記載のように、複数のゲート配線と複数のソース配線
によって区画される領域に薄膜トランジスタとそれに接
続した画素電極を配置し、ゲート配線とそれに重ねるよ
うに配置した次段の画素電極の間に、ゲート絶縁層、補
助容量用の電極、保護層を介在した薄膜トランジスタ基
板において、前記ゲート電極を挟んで位置する画素電極
と次段の画素電極の間隔を広くするように、前記次段の
画素電極が前記補助容量用電極に重なる面積を前記薄膜
トランジスタ側に比べて薄膜トランジスタと反対の側が
小さくなるようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明の薄膜トランジスタ基板は請求項3
に記載のように、複数のゲート配線と複数のソース配線
によって区画される領領域に薄膜トランジスタとそれに
接続した画素電極を配置し、ゲート配線とそれに重ねる
ように配置した次段の画素電極の間に、ゲート絶縁層、
補助容量用の電極、保護層を介在した薄膜トランジスタ
基板において、前記画素電極と前記補助容量用の電極を
接続するために前記保護層に形成したコンタクトホール
を、前記薄膜トランジスタを前記ゲート配線に投影した
長さ範囲内に収まるように形成したことを特徴とする。
【0008】本発明の液晶表示装置は請求項4に記載の
ように、一対の基板間に液晶層を挟持した液晶表示装置
において、前記基板の一方の基板として上記のいずかに
記載の基板を用いたことを特徴とする。
【0009】コンタクトホールを薄膜トランジスタ側に
偏って配置することにより、補助容量用電極上のコンタ
クトホールと反対側に位置する画素電極の形状を比較的
自由に設定することができる。画素電極に切り欠き部を
形成することにより、画素電極の間隔を広くして画素電
極間の短絡事故の発生を防止することができる。次段の
画素電極が補助容量用電極に重なる面積を薄膜トランジ
スタ側に比べて薄膜トランジスタと反対の側が小さくな
るようにすることにより、画素電極の間隔を広くして画
素電極間の短絡事故の発生を防止することができる。画
素電極と補助容量用の電極を接続するために保護層に形
成したコンタクトホールを、薄膜トランジスタをゲート
配線に投影した長さ範囲内に収まるように形成したの
で、薄膜トランジスタの介在によって画素電極の間隔を
広く確保することができる領域にコンタクトホールとそ
れを覆う画素電極を配置することができる。このような
薄膜トランジスタ基板を一方の基板に備える液晶表示装
置は、画素電極間の短絡事故の発生が少なく表示品位を
高めた表示を行なうことができる。また、補助容量用の
電極をゲート配線に重ねて配置することにより、開口率
を犠牲にすることなく蓄積容量を高めて表示品位を良好
にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について、
逆スタガ型の薄膜トランジスタ(以下TFT)1をマト
リックス状に配列した薄膜トランジスタ基板(以下TF
Tアレイ)2を例にとって説明する。図1は、TFTア
レイ2の概略的な平面図である。図2は図1のA−Aに沿
った断面図で、要部(TFT1)の概略的な断面図であ
る。図3はTFT1の概略構造を模式的に示す平面図で
ある。
【0011】TFTアレイ2は、無アルカリガラスなど
の基板3の上に、左右方向に延びる複数のゲート配線
4、並びに、このゲート配線4に接続したゲート電極5
を形成している。前記ゲート電極5の上には、窒化シリ
コン(SiNx)などのゲート絶縁層6を介して半導体
アイランド7を形成している。この半導体アイランド7
は、後述するソース電極9やドレイン電極10に接続さ
れてチャンネル領域を形成する半導体層としてのアモル
ファスタイプのシリコン層によって形成している。半導
体アイランド7の形成後、ゲート配線4と直交する方向
(縦方向に延びる)の複数のソース配線8、これに接続
したソース電極9、並びにこのソース電極9と一定の距
離を置いて対向配置したドレイン電極10、このドレイ
ン電極10の基端部と接続した画素電極とのコンタクト
用電極11、補助容量用の電極12が形成される。これ
らの配線8〜電極12は、同一金属層をパターニングす
ることによって同時に形成しているが、別々に形成する
こともできる。
【0012】半導体アイランド7、ソース電極9、ドレ
イン電極10などを含むTFTアレイ2上面は、保護層
(SiNxなど)13によって覆っている。この保護層
13に前記コンタクト用電極11に至るコンタクトホー
ル14、並びに補助容量用電極12に至るコンタクトホ
ール15を形成している。そして、ゲート配線4とソー
ス配線8によって区画される領域にITO,IZOなど
の透明な画素電極16が個々に形成される。保護層13
上に形成された画素電極16は、コンタクトホール14
を介してTFT1のドレイン電極10に接続され、コン
タクトホール15を介して補助容量用電極12に接続さ
れる。
【0013】画素電極の下に位置するゲート絶縁層6と
保護層13は、画素電極16とその下に位置する電極や
配線との絶縁を行なう部分を除いてそのほとんどが除去
されているので、基板3の上に画素電極16の大部分が
直接接している。このように、画素電極16の下に位置
する絶縁層や保護層を除去することにより、透過光量を
増加することができる。また、画素電極16は、遮光性
のゲート電極5との平面的な重なりを避けて配置するた
めにその隅にTFT1に相応する切り欠きを有している
ので、画素電極16とそれに隣接する次段の画素電極1
6との間には、TFT1に対応した隙間が介在すること
になる。
【0014】画素電極16はTFT1に隣接して配置し
ているが、TFT1を覆うような層間絶縁層を形成する
場合は、TFT1の大部分と平面的に重なるように配置
することもできる。TFT1とそれに接続した画素電極
16は共にマトリックス状に配列される。画素電極16
は、表示装置を反射形とする場合には、反射性のある金
属膜などによって構成することもできる。
【0015】前記ソース電極9は、前記ソース配線8と
直交する方向に長い横長形状であり、ゲート電極5並び
に半導体アイランド7と平面的に重なる位置に形成して
いる。ソース電極9の途中のドレイン電極10と対向す
る側には、ドレイン電極10の先端部10aを受け入れ
る半円状の凹部9aを形成している。ゲート電極5並び
に半導体アイランド7と平面的に重なるように配置した
ドレイン電極10は、ソース配線8の延長方向と同方向
に延びる縦長形状をしており、ソース電極9を基準にソ
ース配線8の延長方向と同方向に配置している。ドレイ
ン電極10の円弧状先端部10aがソース電極9の凹部
9aに嵌まり込むことにより、ドレイン電極10の先端
周囲とソース電極9間が一定の間隔(チャンネル幅)を
保った状態にされる。
【0016】ソース電極9、ドレイン電極10がゲート
絶縁層6や半導体アイランド7を介在して平面的にゲー
ト電極5と重なる部分が主にTFT1の寄生容量を構成
するが、なかでも画素電圧の変動に大きな影響を与える
のは、ドレイン電極10とゲート電極5の重なりによっ
て形成される寄生容量である。図3に示す構造は、この
ゲート・ドレイン間の寄生容量の変動を抑制する構造と
なっている。
【0017】まず、同一金属によって同時に形成される
ソース電極9とドレイン電極10を縦方向に配列してい
るので、その電極配置が横方向に多少ずれてもゲート・
ドレイン間の寄生容量に変動はない。また、縦方向にず
れると、ドレイン電極10とゲート電極5の重なり面積
が大小変動するが、ドレイン電極10が縦長であるの
で、コンタクト電極11のように横長部分をゲート電極
5上に重ねる場合に比べて、変動する面積を非常に小さ
くすることができる。ここで、ドレイン電極10が縦長
であるのでチャンネル幅が短くなる恐れが有るが、ソー
ス電極9に凹部9aを設けてドレイン電極10先端部1
0aの周囲を一定の間隔を保ってソース電極9が囲む形
状としているので、チャンネル幅も比較的広く確保する
ことができる。
【0018】このようにドレイン電極10の先端部10
aをソース電極9の凹部9aに配置しているので、TF
T1の寄生容量の変動を抑制することができる。
【0019】したがって、液晶層を挟んで対向配置した
基板の一方にこのTFTアレイ2を組み込んで液晶表示
装置を提供する場合、TFT1の寄生容量の変動による
表示ムラを抑制した表示を行なうことができる。また、
寄生容量の変動による影響を抑制するための補助容量を
TFT1に設ける場合は、その容量を小さく設定するこ
とができ、補助容量による遮光面積を削減して液晶表示
装置の開口率を高めることができる。
【0020】ドレイン電極10の先端部10aの形状
は、その角を丸めるように予め設定したパターンを利用
して形成している。この角の丸めは、その半径を露光装
置の解像度よりも大きな値に設定することが望ましく、
そうすることによって設計形状と実際の形状の差を小さ
くすることができる。この実施形態では、ドレイン電極
10の先端部10aをソース電極9側に向けて凸で平面
的に見て円弧状にした。この先端形状は当初の設計パタ
ーンと同じ形状になる。したがって、角形の場合の様に
角が丸まることに起因するドレイン10電極の面積変動
とそれによる寄生容量変動の問題、もしくはソース電極
9とドレイン電極10の間隔変動の問題を解消すること
ができる。
【0021】ソース電極9もその凹部9aを円弧状とし
た。すなわち。ソース・ドレイン電極間の距離を一定に
するために、ソース電極9のドレイン電極10と対向す
る側に平面的に見て凹の円弧状凹部9aを設けた。そし
て、凹部9aの円弧形状は、ドレイン電極10先端部1
0aの円弧形状と同心円状を成すように形成している。
このように、凹部9aもドレイン電極先端10aと同心
の円弧状としているので、ソース・ドレイン間隔、すな
わちTFT1のチャンネル長を一定に保つことができ、
トランジスタの特性を良好にすることができる。ソース
電極9のドレイン電極10に対向する側と反対側9bは
任意形状でよいが、この例では前記凹部9aと同様にド
レイン電極先端10aの円弧と同心円状に形成してい
る。このように図に示す実施形態は、ドレイン電極10
のソース電極9に対向する側の先端10a、ソース電極
9のドレイン電極10に対向した側9a、ソース電極9
のドレイン電極10と反対の側9bを平面的に見て同心
円状に、その半径を順次大きくするように形成してい
る。ここで、同心の円弧形状としては、円以外にも楕円
形状を含めることができる。
【0022】露光解像度よりも大きな半径で事前に角丸
めを行なう上述の角丸め処理は、TFT1の寄生容量や
チャンネル状態に影響を与える度合いが最も高いドレイ
ン電極10、特にそのソース電極9と対向する側の先端
部10aや、この先端部と対向するソース電極9の凹部
9aに適用するのが好ましいが、それ以外の部分に適用
することもでき、例えば、コンタクト電極11、コンタ
クト電極11とドレイン電極10の接続部、ソース電極
9とソース配線8の接続部、ゲート電極5、ゲート電極
5とゲート配線4の接続部、画素電極16などに適用す
ることもできる。
【0023】補助容量用電極12は、ゲート絶縁層6上
に平面的に見てゲート配線4からのはみ出しが殆どない
状態で積層されている。補助容量用電極12の長さは、
画素電極16の短辺方向の長さ(ゲート配線4と同方向
の長さ)と実質的に同一の長さに設定している。
【0024】保護層13に形成したコンタクトホール1
5は、画素電極16をゲート配線4に投影した際の半分
以下の投影長さ範囲内に収まるように、より好ましく
は、この例のように、TFT1をゲート配線4に投影し
た際の投影長さ範囲内に収まるように、あるいは、ゲー
ト電極5をゲート配線4に投影した際の投影長さ範囲内
に収まるように、あるいは、ソース電極9をゲート配線
4に投影した際の投影長さ範囲内に収まるように、ある
いは、コンタクト用電極11をゲート配線4に投影した
際の投影長さ範囲内に収まるようにするのがよい。この
ように、ゲート電極5と画素電極16の間にゲート絶縁
層6、補助容量用電極12、保護層13を配置した構造
において、補助容量用電極12上のTFT1側に偏った
位置にコンタクトホール15を形成しているので、コン
タクトホール15とは反対側の画素電極16の設計自由
度が増して画素電極間隔を広く設定でき、電極16間の
短絡を防ぐ上で有用な構造を提供することができる。
【0025】ゲート配線4上の隣接(次段)の画素電極
16は、このコンタクトホール15を覆う一方で、補助
容量用電極12上のコンタクトホール15が形成された
側とは反対側に、補助容量用電極12の大部分が平面的
に見て画素電極16の縁から露出するような切り欠き部
16aを有している。この切り欠き部16aは、画素電
極16がゲート配線4を挟んで隣接する次段の画素電極
16と対抗する部分の間隔、特に、画素電極16間にT
FTが介在しない部分の間隔を広くする役割を果たすの
で、隣接画素電極同士の短絡事故やそれに伴う表示品位
の低下の発生を未然に防止することができる。
【0026】この切り欠き部16aの存在によって、隣
接する次段の画素電極16が補助容量用電極12に重な
る面積がTFT1側に比べてTFT1と反対の側が小さ
くなり、全体的に画素電極16の重なり面積が減少する
が、補助容量は補助容量用電極12の面積によってその
大部分が規定されるので、切り欠き部16aが補助容量
に与える影響は非常に少ない。
【0027】上記TFTアレイ2は、表示画素の駆動用
にトランジスタを用いる表示装置、例えば、2枚の基板
間に液晶を挟み込んだ液晶表示装置や、有機もしくは無
機タイプのEL表示装置の一方の基板に利用することが
できる。また、上記実施形態はアモルファスシリコンを
利用した逆スタガ型のTFTを例にとって説明したが、
本発明の一部の構造はそれ以外のトランジスタにも適用
することができ、順スタガ型のTFTや多結晶シリコン
を半導体アイランドに採用したトランジスタ、並びにそ
れを利用したものなどにも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ゲート配
線を挟んで対向する画素電極同士の短絡事故の発生を未
然に防止することができる。また、補助容量用電極を設
けているので、開口率を犠牲にすることなく補助容量を
大きく設定することができる。その結果、画質の良い液
晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するためのTFTアレ
イの概略構造を示す平面図である。
【図2】図1のA−Aに沿った概略的な断面図である。
【図3】本発明の実施形態に関わるTFTの概略構造を
模式的に示す平面図である。
【図4】従来例のTFTの概略構造を模式的に示す平面
図である。
【符号の説明】
1 TFT 2 TFTアレイ 5 ゲート電極 7 半導体アイランド 9 ソース電極 10 ドレイン電極 12 補助容量用の電極 13 保護層 14 コンタクトホール 15 コンタクトホール 16 画素電極 16a 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA13 JA25 JA26 JA46 JB07 JB22 JB57 JB64 JB69 KA05 KA12 KB24 NA07 NA16 NA23 5C094 AA02 AA21 BA03 BA43 CA19 EA04 EA05 EB02 5F110 CC07 DD02 FF03 GG02 GG15 HL07 HM04 NN02 NN24 NN73

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のゲート配線と複数のソース配線に
    よって区画される領域に薄膜トランジスタとそれに接続
    した画素電極を配置し、ゲート配線とそれに重ねるよう
    に配置した次段の画素電極の間に、ゲート絶縁層、補助
    容量用の電極、保護層を介在した薄膜トランジスタ基板
    において、前記補助容量用電極と前記画素電極を接続す
    るために前記保護層に形成したコンタクトホールを前記
    補助容量用電極上の前記薄膜トランジスタ側に偏って配
    置し、前記補助容量用電極上の前記コンタクトホールと
    反対側に前記画素電極の端を切り欠いた切り欠き部を形
    成したことを特徴とする薄膜トランジスタ基板。
  2. 【請求項2】 複数のゲート配線と複数のソース配線に
    よって区画される領域に薄膜トランジスタとそれに接続
    した画素電極を配置し、ゲート配線とそれに重ねるよう
    に配置した次段の画素電極の間に、ゲート絶縁層、補助
    容量用の電極、保護層を介在した薄膜トランジスタ基板
    において、前記ゲート電極を挟んで位置する画素電極と
    次段の画素電極の間隔を広くするように、前記次段の画
    素電極が前記補助容量用電極に重なる面積を前記薄膜ト
    ランジスタ側に比べて薄膜トランジスタと反対の側が小
    さくなるようにしたことを特徴とする薄膜トランジスタ
    基板。
  3. 【請求項3】 複数のゲート配線と複数のソース配線に
    よって区画される領領域に薄膜トランジスタとそれに接
    続した画素電極を配置し、ゲート配線とそれに重ねるよ
    うに配置した次段の画素電極の間に、ゲート絶縁層、補
    助容量用の電極、保護層を介在した薄膜トランジスタ基
    板において、前記画素電極と前記補助容量用の電極を接
    続するために前記保護層に形成したコンタクトホール
    を、前記薄膜トランジスタを前記ゲート配線に投影した
    長さ範囲内に収まるように形成したことを特徴とする薄
    膜トランジスタ基板。
  4. 【請求項4】 一対の基板間に液晶層を挟持した液晶表
    示装置において、前記基板の一方の基板として請求項1
    〜3のいずかに記載の基板を用いたことを特徴とする液
    晶表示装置。
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