JP2002149052A - 教育計画支援システム、教育計画支援方法、教育計画支援プログラムを記録した記録媒体及び教育計画支援プログラム - Google Patents

教育計画支援システム、教育計画支援方法、教育計画支援プログラムを記録した記録媒体及び教育計画支援プログラム

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JP2002149052A
JP2002149052A JP2001247842A JP2001247842A JP2002149052A JP 2002149052 A JP2002149052 A JP 2002149052A JP 2001247842 A JP2001247842 A JP 2001247842A JP 2001247842 A JP2001247842 A JP 2001247842A JP 2002149052 A JP2002149052 A JP 2002149052A
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Yoshihito Ito
義仁 伊藤
Yoritomo Suzuki
順智 鈴木
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MIRAI COMMUNICATION NETWORK Inc
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MIRAI COMM NETWORK Inc
MIRAI COMMUNICATION NETWORK Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各学校の事情に沿った適切な教育計画を容易
且つ速やかに策定することができる教育計画支援システ
ム、教育計画支援方法、教育計画支援プログラムを記録
した記録媒体及び教育計画支援プログラムを提供する。 【解決手段】 教育計画の支援事業を管理することにな
る支援サーバ10と、教育計画の支援を受けることにな
る複数の学校側に備えられ、教育計画に関する情報の送
受信を可能とするパソコン11〜13とはインターネッ
ト14を介して互いに情報通信可能に接続されている。
支援サーバ10は、各パソコン11〜13から提供され
る教育計画に関する提供情報を受信して蓄積又は加工す
ることができるとともに、得られた情報を前記各パソコ
ン11〜13へ送信することができる。インターネット
14を介して学校間において前記提供情報を交換可能と
し、他の学校からの提供情報を参酌して自校の教育計画
を策定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばインター
ネットを介して情報通信可能とされたコンピュータネッ
トワークを用いて複数の学校間で、各学校毎の教育計画
に関する情報を交換、共有可能とし、特に総合教科の指
導計画案を、交換、共有さらには編集可能とする教育計
画支援システム、教育計画支援方法、教育計画支援プロ
グラムを記録した記録媒体及び教育計画支援プログラム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、小、中学校等の学校教育にお
いて、各学年、各教科の年間指導計画は、文部省により
決定された指導要領に基づいて各学校毎に作成されてい
る。毎年の年間指導計画の作成は、戦後の文部省の指導
要領に大幅な変化がなかったため、各学校において過去
に作成されたものをほとんど転記するものであった。
【0003】ところが、近年になり、週休五日制、年間
の授業時間の減少、英語学習、パソコン学習等の新しい
教科の導入等により文部省の指導要領が大幅に毎年変動
するようになってきている。さらに、平成13年度から
は総合教科という教科が新たに追加されるため、各学校
の年間指導計画の作成において、過去に作成されたもの
を転記するだけでは、文部省の指導要領に柔軟に対応す
ることが難しくなるという不都合があった。そのため、
各学校においては、授業時間の変動、新しく導入される
教科等に対応させて文部省の指導要領に沿った年間指導
計画を毎年一から新しく作成することが必要となってき
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、教科の選定
や各教科の授業時間数の決定、あるいは、総合教科のよ
うに過去の指導計画が存在しない教科においては、どの
ように計画を立ててよいか判断しにくく、各学校の事情
に沿った適切な年間指導計画を立てるのに労力と時間を
費やしてしまうという問題があった。
【0005】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、各学校の事情に沿った適切な教育計画を容
易且つ速やかに策定することができる教育計画支援シス
テム、教育計画支援方法、教育計画支援プログラムを記
録した記録媒体及び教育計画支援プログラムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の教育計画支援システム
は、複数の学校に備えられ、教育計画に関する情報を送
受信することができるユーザ側端末と、各ユーザ側端末
がコンピュータネットワークを介して接続され、各学校
側から提供される教育計画に関する提供情報を蓄積又は
加工して得られた情報を送受信することができる支援サ
ーバとよりなり、学校間において教育計画に関する情報
を交換可能とし、他の学校からの情報を参酌して教育計
画を策定することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明の教育計画支援シス
テムは、請求項1に記載の発明において、前記支援サー
バは、各学校からの提供情報を受信するとともに、受信
した提供情報をコードで整理し、検索可能にした蓄積情
報を蓄積する蓄積手段と、その蓄積手段の蓄積情報をユ
ーザ側端末に送信する送信手段とを備えたものである。
【0008】請求項3に記載の発明の教育計画支援シス
テムは、請求項2に記載の発明において、前記支援サー
バの蓄積手段には、各教科毎に単元項目及び修得時間数
が定められている教科単元データベースを備え、前記ユ
ーザ側端末には、各学年毎に確保できる授業時間数を格
納する学年別授業時間数データベースと、各学年に必要
な教科と、各学年のそれぞれの教科に必要な年間の総時
間数とを格納する学年別教科、時間数データベースと、
前記学年別教科、時間数データベースより得られる各学
年における各教科の合計時間が、学年別授業時間数デー
タベースより得られる学年別授業時間数と等しいか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により各学年にお
ける各教科の合計時間が学年別授業時間数と等しいと判
断された場合、その時間数に基づき学年別の各教科につ
いて年単位、月単位又は週単位で算出された授業時間数
を格納する年間、月間又は週間授業時間数データベース
と、前記支援サーバの教科単元データベースからの教科
単元データを読み込み、その教科単元データに基づいて
年間、月間又は週間授業時間数データベースの年間、月
間又は週間授業時間数を調整する調整手段とを備えたも
のである。
【0009】請求項4に記載の発明の教育計画支援シス
テムは、請求項3に記載の発明において、前記教科に
は、その内容の決定が各学校に任されている総合教科が
含まれているものである。
【0010】請求項5に記載の教育計画支援方法は、複
数の学校に備えられたユーザ側端末と支援サーバとの間
でコンピュータネットワークを介して通信可能とし、各
学校側では教育計画に関する提供情報を支援サーバ側へ
提供し、支援サーバ側では各学校からの提供情報を蓄積
又は加工して、各学校側からの要求に応じて前記蓄積又
は加工した情報を学校側へ提供し、複数の学校間におい
て教育計画に関する情報を交換可能とし、他の学校から
の情報を参酌して教育計画を策定することを特徴とする
ものである。
【0011】請求項6に記載の記録媒体は、複数の学校
に備えられたユーザ側端末とコンピュータネットワーク
を介して通信可能とされた支援サーバ側のコンピュータ
システムにおいて、各学校側から提供された教育計画に
関する提供情報を蓄積手段に蓄積させる手段と、各学校
側からの要求に応じて前記蓄積手段に蓄積された蓄積情
報を送信手段によりユーザ側端末に送信させる手順とを
実行させる教育計画支援方法を実行するプログラムを記
録したものである。
【0012】請求項7に記載の教育計画支援プログラム
は、複数の学校に備えられたユーザ側端末とコンピュー
タネットワークを介して通信可能とされた支援サーバ側
のコンピュータシステムにおいて、各学校側から提供さ
れた教育計画に関する提供情報を蓄積手段に蓄積させる
手段と、各学校側からの要求に応じて前記蓄積手段に蓄
積された蓄積情報を送信手段によりユーザ側端末に送信
させる手順とを実行させる教育計画支援方法を実行する
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本実
施形態において教育計画の支援事業を管理することにな
るサーバ側のコンピュータシステム(以下、「支援サー
バ」という。)10と、教育計画の支援を受けることに
なる複数の学校側に備えられ、教育計画に関する情報の
送受信を可能とするユーザ側端末(以下、「パソコン」
という。)11,12,13とはコンピュータネットワ
ークとしてのインターネット14を介して互いに情報通
信可能に接続されている。
【0014】前記支援サーバ10は、各パソコン11〜
13から提供される教育計画に関する提供情報を受信し
て蓄積又は加工することができるとともに、得られた情
報を前記各パソコン11〜13へ送信することができる
ようになっている。さらに、インターネット14を介し
て学校間において前記提供情報を交換可能とし、他の学
校からの提供情報を参酌して自校の教育計画を策定する
ことができるようになっている。
【0015】まず、前記支援サーバ10について説明す
ると、支援サーバ10はCPU等から構成され、各部の
制御、種々の演算等を行う制御手段16が設けられてい
る。この制御手段16には前記各パソコン11〜13か
ら提供された提供情報の受信及び後述する蓄積情報の各
パソコン11〜13への提供、即ち送信を制御する送信
手段としての送受信制御手段17が接続されている。ま
た、制御手段16には蓄積手段としての蓄積情報データ
ベース(図1では蓄積情報DBと図示)18と、教科単
元データベース(図1では教科単元DBと図示)19
と、祝祭日データベース(図1では祝祭日DBと図示)
20とが接続されている。
【0016】前記蓄積情報データベース18には前記提
供情報をコードで整理し、検索可能にした蓄積情報がイ
ンデックスファイルとして登録されている。即ち、この
インデックスファイルには、複数の学校で作成された研
究授業報告、各教科の年間指導計画、総合教科の年間指
導計画、総合教科事例、その総合教科事例に関する分
野、実施場所、研究手段、費用、時間、題目等の種々の
提供情報がコードで分類された蓄積情報がインデックス
を付与されて登録されている。また、インデックスファ
イルは学校側から支援サーバ10へ提供情報がアップロ
ードされる毎に更新されるようになっている。
【0017】また、前記祝祭日データベース20には、
各年毎の年間指導計画を作成するために必要となる各年
の祝祭日情報が祝祭日ファイルとして登録され、各年度
毎に祝祭日情報が更新されている。さらに、教科単元デ
ータベース19には、各教科毎に単元項目及び修得時間
数が定められ、年間指導計画のうちの授業編成するため
の複数の教科書会社毎の教科単元情報が教科単元ファイ
ルとして登録されている。
【0018】即ち、この教科単元ファイルには、国語、
算数、理科等の各教科が、例えば算数であれば、たし
算、引き算等の単元に分割され、さらに各単元を終了す
るのに必要とされる修得時間数等の各教科単元情報が登
録されている。
【0019】前記制御手段16には、教育計画支援プロ
グラムが記録された記録媒体(CD−ROM等)21か
ら図示しない読み取り装置を介して該プログラムを読み
取り記憶した記憶装置22が接続されている。なお、こ
の記憶装置22には、前記教育計画支援プログラムの他
に、前記支援サーバ10のオペレーションプログラムが
記憶されると共に、前記各パソコン11〜13から送信
されてきた各種情報及び制御手段16による各種演算内
容が一時的に記憶されるようになっている。
【0020】なお、前記教育計画支援プログラムは各学
校側がインターネット14を介して支援サーバ10にア
クセスすることにより、支援サーバ10の制御手段16
が各学校側のパソコン11〜13に対して、記憶装置2
2に記憶された教育計画支援プログラムをダウンロード
して配信するようになっている。また、教育計画支援プ
ログラムが記録されたCD−ROM等の記録媒体21を
各学校に郵送して各学校に配布してもよい。
【0021】各パソコン11〜13にはCPU等から構
成され、各部の制御、情報の転送、種々の演算等を行う
判別手段及び調整手段としての図示しない制御装置が設
けられている。そして、この制御装置には、インターネ
ット14を介して接続された前記支援サーバ10との教
育計画に関する情報の送受信(情報の授受)を制御する
図示しない送受信装置が接続されている。
【0022】前記各パソコン11〜13には図示しない
キーボード、マウス、ディスプレイ等が備えられてお
り、学校側ではキーボード、マウス等の操作に基づき支
援サーバ10側にアクセス可能とされ、そのディスプレ
イ上には支援サーバ10側から送信される各種の教育計
画に関する情報が表示されるようになっている。
【0023】次に、上記のように構成された教育計画支
援システムを利用した教育計画作成作業の手順を図2及
び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。以下
においては、図1に示すパソコン11を操作するA学校
によって総合教科を含む年間指導計画を作成する手順に
ついて説明する。なお、各パソコン11〜13に教育計
画支援プログラムが配信されることにより、各パソコン
11〜13の制御装置は年間の日付、曜日の設定が行わ
れた日付曜日情報を作成させる制御を行う。また、前記
蓄積情報データベース18には、B学校のパソコン12
及びC学校のパソコン13で作成された総合教科事例に
関する蓄積情報が格納されている。
【0024】さて、A学校のパソコン11がインターネ
ット14を介して支援サーバ10にアクセスし、祝祭日
情報をダウンロードする信号を送信する。すると、制御
手段16は、送受信制御手段17に対し、支援サーバ1
0の祝祭日データベース20から年間指導計画が作成さ
れる年度の祝祭日情報を読み取り、その祝祭日情報をパ
ソコン11にダウンロードさせる制御を行う(ステップ
(以下、「S」と略す101)。そして、パソコン11
には祝祭日情報がダウンロードされ、A学校ではその祝
祭日情報を前記日付曜日情報に入力してカレンダーデー
タベースを作成する(S102)。
【0025】次いで、行事情報の入力を促す旨を表示し
た画面に対して、行事情報の入力を行い、それらの具体
的な日付を設定して学校行事年間スケジュールデータベ
ースを作成する(S103)。前記行事情報は、A学校
で年間に行われる行事名及びその行事を行う予定日を含
む情報であり、例えば、各学期の始業式及び終了式の日
付、修学旅行期間、林間学校期間、遠足の日付、社会見
学の日付、体育祭の日付、文化祭の日付、週単位で行わ
れる全校朝礼の日付等である。続いて、学年別日次授業
時間数情報の入力を促す旨を表示した画面に対して、学
年別日次授業時間数情報の入力を学年別で行い、学年別
日次授業時間数データベースを作成する(S104)。
日次授業時間数情報は、例えば、小学1年生の1学期前
半の授業は午前で終了、低学年は5時間目で終了等を含
む情報である。
【0026】そして、前記カレンダーデータベースに対
して、学校行事年間スケジュールデータベースと学年別
日次授業時間数データベースとを組み合わせる。する
と、パソコン11の制御装置は各学年別の月間及び週間
の全授業数を算出、即ち各学年毎に確保できる授業時間
数を算出して学年別授業時間数データベースを作成させ
る制御を行う(S105)。
【0027】次に、パソコン11の教科情報の入力を促
す旨を表示した画面に対して、A学校全体で実施される
全ての教科、例えば国語、算数、理科、社会、英語、図
工、家庭科、体育、総合教科の教科情報の入力を行い、
教科データベースを作成する(S106)。このとき、
実施される教科は各自治体等により違うため、各学校毎
に適した年間指導計画の作成が可能となるとともに、毎
年変更されることが想定される指導要領に対して柔軟な
対応が可能となる。
【0028】そして、前記教科データベースから各学年
毎に必要な教科を選択し、各学年において、各教科に必
要な年間の総時間数をそれぞれ設定して学年別教科、時
間数データベースを作成する(S107)。例えばA学
校において、国語については1年生が年間60時間、2
年生が年間52時間のように設定される。次いで、パソ
コン11の制御装置は、学年別教科、時間数データベー
スより得られる各学年における各教科の合計時間が、前
記学年別授業時間数データベースより得られる学年別授
業時間数とを比較し、両者が等しいか否かのオーバーフ
ロー計算させる制御を行う(S108)。ここで、全授
業数と各教科授業数合計が等しくないと判断された場合
(S108でNO)、A学校はS104に戻り、学年別
日次授業時間数データベースの作成からやり直す。若し
くはS107に戻り、学年別教科、時間数データベース
の作成をやり直す。
【0029】さて、各学年における各教科の合計時間が
学年別全授業数と等しいと判断された場合(S108で
YES)、制御装置は各学年の各教科時間を月単位時間
数及び週単位時間数で割出して年間、月間又は週間授業
時間数データベースを作成させる制御を行う(S10
9)。そして、年間、月間又は週間授業時間数データベ
ースに基づき各教科の年間、月毎及び週毎に必要な時間
数が算出される。例えば、1年生は国語が4月に20時
間、週に5時間必要であるといった情報が作成される。
【0030】続いて、支援サーバ10側に所望する教科
書会社の教科単元情報をダウンロードする信号を送信す
ると、この信号を検知した制御手段16は、支援サーバ
10の教科単元データベース19から指定された教科書
会社の各教科毎の教科単元情報をパソコン11にダウン
ロードさせる制御を行う(S110)。
【0031】次いで、制御装置は、前記教科単元情報を
読み込み、同教科単元情報の時間数が年間、月間又は週
間授業時間数データベースの各教科の年間時間数とが一
致するように比例計算してA学校の年間教科単元計画デ
ータベースを作成させる制御を行う(S111)。前記
教科単元情報は、各教科の各単元項目及び修得時間数が
予め設定されている。そのため、A学校における前記年
間、月間又は週間授業時間数データベースの各教科の年
間授業時間数に対して各教科単元情報の合計時間数とが
対応するように、各教科単元情報の合計時間数全体を伸
縮させる。即ち、各教科の各単元を均等に比例して伸縮
させる。この年間教科単元計画データベースの総合教科
においては、試験的にA学校で実施予定の単元を設定し
て総合教科事例情報が作成されている。
【0032】続いて、前記年間教科単元計画データベー
スに基づいて、総合教科の年間指導計画案を作成する場
合について図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。さて、パソコン11において、前記年間教科単元計
画データベースを保存する旨を選択すると、パソコン1
1の制御装置は年間教科単元計画データベースをインデ
ックスファイルとして登録させる制御を行う(S20
1)。続いて、支援サーバ10側に前記インデックスフ
ァイルをアップロードする信号を送信すると、この信号
を検知した制御装置は、支援サーバ10に対してA学校
のインデックスファイルをアップロードさせる制御を行
う(S202)。
【0033】すると、制御手段16はA学校からのイン
デックスファイルを分野、場所、研究手段、結果、反省
等の内容に依存してコードで整理し、同コードで検索可
能とする状態の蓄積情報に変換するとともに、インデッ
クスを付与した状態で蓄積情報データベース18を更新
して登録させる制御を行う(S203)。次に、支援サ
ーバ10側に検索画面の表示を希望する旨の信号を送信
すると、この信号を検知した制御手段16は、蓄積情報
データベース18のインデックスを読み込む。そして、
制御手段16はパソコン11に対してインデックスを表
示させた検索画面を表示させる制御を行い、所望の蓄積
情報を得るためのインデックスを選択させるように促す
(S204)。
【0034】そして、A学校が所望するインデックスを
選択し、そのインデックス情報を支援サーバ10側に送
信する。すると、制御手段16は、前記インデックス情
報に関連するコードから該当する蓄積情報を更新された
蓄積情報データベース18から検索して読み出し、パソ
コン11のディスプレイに対し、検索結果一覧を表示さ
せる制御を行う(S205)。この検索結果画面には、
前記コード情報に該当する蓄積情報が1又は複数表示さ
れている。蓄積情報にはそれぞれ、例えば「海の生き
物」、「商店街のお店」、「木の育ち方」等の単元毎の
名称が表示されている。
【0035】A学校は、かかるディスプレイ上の検索結
果画面において、所望する蓄積情報を選択し、その選択
された蓄積情報をダウンロードする信号を支援サーバ1
0に送信する。すると、制御手段16は、パソコン11
に対してA学校により選択された蓄積情報をダウンロー
ドする制御を行う(S206)。そして、A学校では年
間教科単元計画データベースの総合教科において、試験
的に作成したA学校の総合教科事例情報と、ダウンロー
ドした前記蓄積情報とを検討してA学校の総合教科の年
間教科単元計画データベースを作成する(S207)。
【0036】このとき、パソコン11のディスプレイ上
において、1又は複数の蓄積情報に表示されている総合
教科の単元を複数選択し、それらを組み合わせていきA
学校の総合教科事例情報を作成していく。例えば、所望
する単元をマウスによりドラッグしてA学校の総合教科
事例情報に移動して貼り付けたり、キーボードを使用し
て手動で修正することができる。例えば「海の生き物」
を「川の生き物」に編集することができる。そして、年
間に行う総合教科の単元を選択又は新規に作成した後、
前記年間教科単元計画データベースにおいて、予め設定
された総合教科の時間数に合わせて各単元を配分し、月
単位、週単位の総合教科の時間数を決定する。その結
果、A学校の総合教科を含んだ年間教科単元計画データ
ベースが作成される。
【0037】次いで、パソコン11において、A学校の
総合教科を含んだ年間教科単元計画データベースを保存
する旨を選択すると、パソコン11の制御装置はA学校
の総合教科を含んだ年間教科単元計画データベースをイ
ンデックスファイルとして保存させる制御を行う(S2
08)。続いて、制御装置により支援サーバ10側に前
記インデックスファイルをアップロードさせる制御を行
う(S209)。
【0038】すると、制御手段16はA学校からのイン
デックスファイルをコードで整理するとともに、蓄積情
報に変換して蓄積情報データベース18を更新して登録
させる制御を行う(S210)。その結果、蓄積情報デ
ータベース18には、A〜C学校の蓄積情報が登録さ
れ、A学校の蓄積情報がB及びC学校で共有、参照及び
編集が可能となる。なお、A学校で作成された年間教科
単元計画データベースを支援サーバ10へ送信せずに作
業を終了してもよい。
【0039】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 (1) インターネット14を介して支援サーバ10側
と学校側とを情報通信可能とすることにより、支援サー
バ10に登録された複数の学校からの提供情報を各学校
毎で共有することができる。従って、その提供情報を参
照することにより、総合教科のように過去の指導計画が
存在しない教科においてもその学校の事情に沿った適切
な教育計画を容易且つ速やかに策定することができる。
【0040】(2) 支援サーバ10側からダウンロー
ドした蓄積情報はパソコン11で編集することができる
ため、例えば総合教科の年間指導計画を一から作成する
場合と異なり、作成時間の短縮を図ることができる。
【0041】(3) 年間教科単元計画データベースを
支援サーバ10側にアップロードすることにより蓄積情
報データベース18に蓄積情報として登録することがで
きる。従って、次の年度以降、蓄積情報データベース1
8から自校の年間教科単元計画データベースをダウンロ
ードすることができ、年間指導計画の管理等を容易に行
うことができる。
【0042】(4) インデックスファイルが支援サー
バ10側にアップロードされる度に蓄積情報データベー
ス18のインデックスファイルは更新、蓄積されてい
く。そのため、各学校はインターネット14を介して最
新の蓄積情報を閲覧又はダウンロードすることができ、
毎年、新しい蓄積情報を参考にして年間教科単元計画デ
ータベース等の作成を行うことができる。
【0043】(5) 所望する総合教科事例を選択する
際は、検索画面において自校の所望する総合教科事例に
該当するインデックスを選択してそのインデックスに該
当する蓄積情報を検索することができる。そのため、全
ての蓄積情報を支援サーバ10側からダウンロードし、
その中から所望する総合教科事例を選択する場合と異な
り、総合教科の年間指導計画の作成時間の短縮を図るこ
とができる。
【0044】(6) 支援サーバ10側には最新の祝祭
日情報が登録されているため、祝日が変更されたり、追
加されたりしたとき、各学校側で教育計画支援プログラ
ムのバージョンアップをする必要なくカレンダーデータ
ベースを容易に作成することができる。
【0045】(7) 支援サーバ10の教科単元データ
ベース19には複数の教科書会社毎の教科単元情報が格
納されているため、各学校に対応する教科単元情報を容
易に得ることができ、年間指導計画の作成時間の短縮を
図ることができる。
【0046】(8) 学年別教科、時間数データベース
より得られる各学年における各教科の合計時間と、学年
別授業時間数データベースより得られる学年別授業時間
数とが等しいか否かのオーバーフロー計算が行われる。
そのため、両者の時間数が異なったまま教育計画の策定
作業が進行してしまうのを防止することができ、正確な
教育計画を確実に作成することができる。
【0047】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 実施形態では、学校側から年間教科単元計画データ
ベースを支援サーバ10側にアップロードしたが、例え
ば、研究授業の内容、授業の資料、遠足の行き先、修学
旅行の報告等の情報を支援サーバ10側の蓄積情報デー
タベース18に登録させ、複数の学校で共有してもよ
い。
【0048】・ 実施形態では、検索画面を使用して自
校の所望する総合教科事例を検索したが、検索画面を使
用せずに全ての蓄積情報を支援サーバ10側からダウン
ロードしてもよい。実施形態では、ダウンロードした総
合教科事例に関する蓄積情報を編集したが、閲覧するだ
けでもよい。加えて、実施形態では提供情報をコードで
整理して蓄積情報としたが、コードで整理しないで蓄積
手段に蓄積してもよい。
【0049】・ 実施形態では調整手段としての制御装
置に、教科単元情報の時間数と年間、月間又は週間授業
時間数データベースの各教科の年間時間数とを一致させ
るように各単元時間をそれぞれ比例計算させる制御を行
わせたが、両者が対応するように、各教科単元情報の合
計時間数を手動で調整してもよい。このように構成した
場合、各教科の単元において、所望する単元時間を長く
とり、その他の単元時間を短くするといったように単元
毎の時間調整を行うことができる。
【0050】・ 学校側のパソコン11〜13にプリン
タを接続して、作成又はダウンロードした総合教科事例
や年間教科単元計画データベースをプリントアウトして
もよい。また、実施形態では、支援サーバ10側に3つ
の学校のパソコン11〜13がインターネット14を介
して接続されているが、支援サーバ10側に2つの学校
又は4つ以上の学校のパソコンが情報通信可能に接続さ
れていてもよい。加えて、例えばA学校の先生の自宅の
パソコンとA学校のパソコンと支援サーバ10側とをイ
ンターネット14を介して情報通信可能に接続してもよ
い。
【0051】・ ユーザ側端末としてパソコン11〜1
3を使用したが、携帯電話、PHS(パーソナルハンデ
ィフォンシステム)、モバイル機器等をユーザ側端末と
して使用して支援サーバ10側とユーザ側端末とを情報
通信可能としてもよい。
【0052】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ 前記総合教科に関する提供情報は、同総合教科の内
容毎にインデックスが付与された状態で蓄積情報として
蓄積手段に蓄積されている請求項2〜請求項4のいずれ
か一項に記載の教育計画支援システム。このように構成
した場合、所望する蓄積情報をインデックスを閲覧する
ことにより容易に検索することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の教育計
画支援システム、教育計画支援方法、教育計画支援プロ
グラムを記録した記録媒体及び教育計画支援プログラム
によれば、各学校の事情に沿った適切な教育計画を容易
且つ速やかに策定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における教育計画支援システムを示す
概略図。
【図2】年間教科単元データベース作成の手順を示すフ
ローチャート。
【図3】総合教科の年間指導計画案作成の手順を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
10…支援サーバ、11〜13…ユーザ側端末としての
パソコン、14…コンピュータネットワークとしてのイ
ンターネット、17…送信手段としての送受信制御手
段、18…蓄積手段としての蓄積情報データベース、1
9…蓄積手段としての教科単元データベース、21…記
録媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C028 AA12 BA01 BA02 BB01 BC05 BD01 5C064 BB10 BC23 BC25 BD02 BD07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の学校に備えられ、教育計画に関す
    る情報を送受信することができるユーザ側端末と、各ユ
    ーザ側端末がコンピュータネットワークを介して接続さ
    れ、各学校側から提供される教育計画に関する提供情報
    を蓄積又は加工して得られた情報を送受信することがで
    きる支援サーバとよりなり、学校間において教育計画に
    関する情報を交換可能とし、他の学校からの情報を参酌
    して教育計画を策定することを特徴とする教育計画支援
    システム。
  2. 【請求項2】 前記支援サーバは、各学校からの提供情
    報を受信するとともに、受信した提供情報をコードで整
    理し、検索可能にした蓄積情報を蓄積する蓄積手段と、
    その蓄積手段の蓄積情報をユーザ側端末に送信する送信
    手段とを備えた請求項1に記載の教育計画支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記支援サーバの蓄積手段には、各教科
    毎に単元項目及び修得時間数が定められている教科単元
    データベースを備え、前記ユーザ側端末には、各学年毎
    に確保できる授業時間数を格納する学年別授業時間数デ
    ータベースと、 各学年に必要な教科と、各学年のそれぞれの教科に必要
    な年間の総時間数とを格納する学年別教科、時間数デー
    タベースと、 前記学年別教科、時間数データベースより得られる各学
    年における各教科の合計時間が、学年別授業時間数デー
    タベースより得られる学年別授業時間数と等しいか否か
    を判別する判別手段と、 前記判別手段により各学年における各教科の合計時間が
    学年別授業時間数と等しいと判断された場合、その時間
    数に基づき学年別の各教科について年単位、月単位又は
    週単位で算出された授業時間数を格納する年間、月間又
    は週間授業時間数データベースと、 前記支援サーバの教科単元データベースからの教科単元
    データを読み込み、その教科単元データに基づいて年
    間、月間又は週間授業時間数データベースの年間、月間
    又は週間授業時間数を調整する調整手段とを備えた請求
    項2に記載の教育計画支援システム。
  4. 【請求項4】 前記教科には、その内容の決定が各学校
    に任されている総合教科が含まれている請求項3に記載
    の教育計画支援システム。
  5. 【請求項5】 複数の学校に備えられたユーザ側端末と
    支援サーバとの間でコンピュータネットワークを介して
    通信可能とし、各学校側では教育計画に関する提供情報
    を支援サーバ側へ提供し、支援サーバ側では各学校から
    の提供情報を蓄積又は加工して、各学校側からの要求に
    応じて前記蓄積又は加工した情報を学校側へ提供し、複
    数の学校間において教育計画に関する情報を交換可能と
    し、他の学校からの情報を参酌して教育計画を策定する
    ことを特徴とする教育計画支援方法。
  6. 【請求項6】 複数の学校に備えられたユーザ側端末と
    コンピュータネットワークを介して通信可能とされた支
    援サーバ側のコンピュータシステムにおいて、各学校側
    から提供された教育計画に関する提供情報を蓄積手段に
    蓄積させる手段と、各学校側からの要求に応じて前記蓄
    積手段に蓄積された蓄積情報を送信手段によりユーザ側
    端末に送信させる手順とを実行させる教育計画支援方法
    を実行するプログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 複数の学校に備えられたユーザ側端末と
    コンピュータネットワークを介して通信可能とされた支
    援サーバ側のコンピュータシステムにおいて、各学校側
    から提供された教育計画に関する提供情報を蓄積手段に
    蓄積させる手段と、各学校側からの要求に応じて前記蓄
    積手段に蓄積された蓄積情報を送信手段によりユーザ側
    端末に送信させる手順とを実行させる教育計画支援方法
    を実行するプログラム。
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