JP2002148135A - 洩れ検査装置 - Google Patents

洩れ検査装置

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JP2002148135A
JP2002148135A JP2000342398A JP2000342398A JP2002148135A JP 2002148135 A JP2002148135 A JP 2002148135A JP 2000342398 A JP2000342398 A JP 2000342398A JP 2000342398 A JP2000342398 A JP 2000342398A JP 2002148135 A JP2002148135 A JP 2002148135A
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leak
drift
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JP2000342398A
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English (en)
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Yoshifumi Uchiyama
義史 内山
Noriyuki Suga
宣幸 須賀
Atsushi Tsuchiya
篤 土屋
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Cosmo Instruments Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Instruments Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洩れ検査装置の校正を最適時点で実行する。 【解決手段】洩れ検査毎に洩れ無しと判定したときの差
圧値を複数記憶し、この複数の記憶値の移動平均値を求
め、この移動平均値が所定の値に達した時点で校正要求
信号を発信させ校正を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洩れがあってはな
らない各種の容器等の洩れの有無を検査することに用い
られる洩れ検査装置に関し、特にドリフトを自動検出
し、校正作業を最適時期に行えるように構成した洩れ検
査装置を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に従来から一般に用いられている差
圧式の洩れ検査装置の概略の構成を示す。この差圧式の
洩れ検査装置は洩れの有無を検出すべきワーク7と同等
の内容積を持つマスタタンク11(洩れの無いタンク)
を設け、このマスタタンク11とワーク7に同一の空気
圧を印加する。この印加状態で制御弁4A、4Bを閉じ
る。制御弁4A、4Bが閉じている状態で差圧計5はワ
ーク7とマスタタンク11との間に発生する差圧を測定
する。ワーク7に洩れが無ければワーク7とマスタタン
ク11との間には差圧は発生しない。またワーク7に洩
れが存在する場合はワーク7とマスタタンク11との間
には差圧が発生する。
【0003】従って比較判定手段8は差圧計5が測定す
る差圧値が所定の数値の範囲内であれば「洩れ無し」と
判定し、差圧値が所定の範囲を越える値を示した場合は
「洩れ有り」と判定する。図7に示した差圧式洩れ検査
装置は非密封ワークに対しての洩れ検査に適し、密封ワ
ークに対しては検査不能である。図8に密封ワークを検
査することができる洩れ検査装置の構成を示す。この洩
れ検査装置はワークカプセル12Aとマスタカプセル1
2Bとを有し、ワークカプセル12Aにワーク7を投入
し、マスタカプセル12Bには洩れのないマスタ容器
(洩れのないワーク7の同等品)13を投入し、ワーク
カプセル12Aとマスタカプセル12Bに空気圧源1か
ら空気圧を印加する。制御弁4A、4Bを遮断した状態
で差圧検出器5に差圧の発生が見られなければワーク7
に洩れ無しと判定、差圧検出器5に差圧の発生が見られ
た場合はワーク7に洩れ有りと判定する。
【0004】但し、この場合、ワーク7に大きな洩れ
(空気圧を印加した時点で瞬時にワーク7の内部に空気
が侵入しワーク7の内部もワークカプセル12Aの内部
の圧力と同等の空気圧になってしまう洩れ)が存在した
場合は差圧検出器5に差圧が発生しない。従って大きい
洩れの存在を検出することができない欠点がある。この
不都合を解消して微小な内容積の容器の洩れを検査する
ことができる洩れ検査装置が本出願人により開発されて
いる。図9はその微小な内容積の容器の洩れを検査する
ことができる洩れ検査装置の構成を示す。
【0005】この洩れ検査装置は数mm角程度の微小容
積の容器に洩れがあるか否かを試験することに用いられ
ている。具体的には、例えば携帯電話機等に搭載される
水晶振動子の容器が密封されているか否かを試験するこ
と等に用いられている。この洩れ検査装置の特徴とする
構成は同一内容積のワークカプセル12Aとマスタカプ
セル12Bのそれぞれにワーク7とマスタ容器(洩れの
無いワークと同等品)を格納してワーク7の洩れの有無
を検査する点と、ワークカプセル12Aとマスタカプセ
ル12Bに空気圧を供給する空気圧供給路3Aと3Bに
容積可変手段14A、14Bを接続した点である。
【0006】容積可変手段14Aと14Bはワークカプ
セル12A及びマスタカプセル12Bの検査回路の内容
積を変化させる動作を実行する。つまり、空気圧源1か
らワークカプセル12Aとマスタカプセル12Bの双方
に空気圧を印加し、その印加状態を維持すべく制御弁4
Aと4Bを遮断する。この状態で差圧計5が差圧の発生
を検出しなければワーク7に微小な洩れが存在しないこ
とが解る。この検査工程を以下微小リーク検査工程と称
す。一方、ワーク7に大きな洩れ(空気圧の印加時点で
瞬時にワーク7内に空気圧が侵入してしまう程大きい洩
れ)が存在する場合はワークカプセル12A及びマスタ
カプセル12Bの相互間に差圧の発生は見られない。こ
のために、空気圧の印加後に差圧が発生しない場合は容
積可変手段14A、14Bによりワークカプセル12A
側とマスタカプセル12B側の検査回路の内容積を変化
させる。ワーク7に大きな洩れが無ければワークカプセ
ル12Aとマスタカプセル12Bの相互の検査回路の内
容積は全く等しい状態にあるから、容積可変手段14A
と14Bによってワークカプセル12Aとマスタカプセ
ル12Bの検査回路の内容積を変化させても差圧が発生
することはない。
【0007】これに対し、ワーク7に大きな洩れが存在
する場合は、ワークカプセル12Aの検査回路の内容積
はワーク7の内容積に相当する分だけマスタカプセル1
2B側の検査回路の内容積より大きい値となる。このた
めに、容積可変手段14Aと14Bで容積変化を与えた
場合に差圧が発生しなければワーク7には大きな洩れが
存在しないことが解り、差圧が発生する場合はワーク7
に大きな洩れが存在することが解る。この検査工程を以
下大リーク検査工程と称す。このように図9に示した洩
れ検査装置は上述したところから明らかなように、ワー
ク7とマスタ容器13との間の体積差によって差圧を発
生させて洩れの有無を検査する方法を採るため、ここで
は体積比較型洩れ検査装置と呼ぶことにする。
【0008】尚、図9に示す容積可変手段14A、14
BはそれぞれダイヤフラムDFを用いた形式の容積可変
手段を示す。空気圧源1からワークカプセル12Aとマ
スタカプセル12Bに空気圧を印加すると、空気圧源1
5側に接続した三方電磁弁16はB−C間が連通してい
る状態に制御されているものとすると、ダイヤフラムD
Fは室C1を塞ぎ、室C2が最大容積となる状態に制御
される。この状態で三方電磁弁16をA−B間が連通す
る状態に制御することにより空気圧源15から空気圧源
1の空気圧より高い圧力の空気圧を容積可変手段14
A、14Bに印加すると、ダイヤフラムDFは室C2を
塞ぐ方向に移動し、室C1が最大容積の状態に変位す
る。このダイヤフラムDFの移動によってワークカプセ
ル12Aとマスタカプセル12Bの内容積が変化する。
【0009】上述したように、図9に示した差圧式の洩
れ検査装置により洩れがあるか否かを判定するには、差
圧計5が測定する差圧値が所定の数値の範囲内であれば
洩れ無しと判定し、所定の値以上の差圧値が発生した場
合は洩れ有りと判定する。従って、比較判定手段8では
洩れ有り無しの判定を行うための基準値(一般には基準
電圧)を用意し、基準値で定められる値の範囲内で差圧
の発生が収まれば洩れ無しと判定している。然し乍ら、
現実にはこの程度の単純な判定方法では洩れの有無を判
定することはできない。つまり、ワーク7或いはワーク
カプセル12A、マスタ容器13、マスタカプセル12
Bに印加する空気の温度及びワーク7の温度、ワークカ
プセル12Aの温度、マスタ容器13の温度、マスタカ
プセル12Bの温度が時々刻々変化するために、差圧検
出器5で測定される差圧値(主に大リーク検査工程にお
ける差圧値)は温度の影響を受けて洩れによって発生す
る差圧値により大きい値の差圧値が発生する現象が見ら
れる。この現象を一般にドリフトと称している。ドリフ
トが発生した場合、洩れの無いワークに対して洩れ有り
と判定したり、或いはその逆の誤った判定を下す恐れが
ある。
【0010】ドリフトの発生は主に周囲温度、ワーク7
に加えられた熱等によって発生する。従って、ドリフト
の発生には方向性及び規則性を有し、その変化量はなだ
らかな変化を呈する。このため、差圧計5で測定された
差圧値の中の「洩れ無し」と判定した差圧値を毎回取り
込んで、その変動量を求め、変動量の移動平均を求めて
ドリフト値と定め、このドリフト量を測定した差圧値か
ら差し引くことにより、熱的なドリフトを補正すること
ができる。図7に示した洩れ検査装置はこのドリフト補
正方法により安定に動作させることができる。然し乍
ら、図9に示した体積比較型の洩れ検査装置は熱的なド
リフト補正だけでは解決できない誤判定が発生すること
が解った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す体積比較型
の洩れ検査装置に自動ドリフト補正機能を付加したとし
ても、大リークの無いワークを「洩れ有り」と判定した
り、或いは大リークのあるワークを「洩れ無し」と判定
する現象が発生し、検査の信頼性に問題がある。この誤
判定が発生する要因が以下に示す点であることが判明し
た。つまり、微小な内容積の容器であっても、製造のロ
ット、製造装置の寸法誤差等によって製造された容器の
体積及び内容積に差が発生し、この体積差或いは内容積
の差によって各検査毎に差圧の発生値に差が発生するこ
とを解明した。
【0012】図10にその様子を示す。図10におい
て、曲線A1は第1製造ロットで製造された製品の体積
分布曲線、曲線A2は第2製造ロットで製造された製品
の体積分布曲線、曲線A3は第3製造ロットで製造され
た製品の体積分布曲線を示す。これらの体積分布はマス
タ容器13(図9参照)と各製品(ワーク7)との体積
差によって発生する。体積分布曲線A1はその中心値が
比較判定値+NGと−NGのほぼ中央に存在する分布曲
線を示す。この体積分布曲線A1に含まれる製品におい
て、大きい洩れが存在する製品は比較判定値+NGを越
えて曲線A´で規定される差圧分布を発生する。
【0013】体積分布曲線A2は製品の体積がマスタ容
器13の体積よりわずかに小さい方にずれている場合の
体積分布曲線を示す。大きい洩れがある製品を検査した
場合に発生する差圧分布はA2´となる。体積分布曲線
A2において、中心値からさらに小さい体積を持つ製品
(曲線A2に斜線を付して示す)の場合、洩れが無くて
も比較判定値+NGを外れて「洩れが有る」と判定され
る。体積分布曲線A3は製品の体積がマスタ容器13の
体積より大きい方にずれている場合の体積分布曲線を示
す。この場合には洩れのある製品であっても、中心値か
ら体積が更に大きい方にずれている製品の差圧発生値は
比較判定値+NGを越えて洩れの無い領域(図に斜線を
付して示す)に侵入しこの場合には洩れが有るにも係わ
らず、洩れ無しと判定される。また、洩れの無い製品で
も体積が大きい方にずれている製品も比較判定値−NG
を越えてしまうため、この場合も洩れありと判定され
る。
【0014】このように、図9に示した体積比較型の洩
れ検査装置では熱的な要因で発生するドリフトに加えて
製品の体積差によっても差圧値が変動する。この体積差
によって発生する差圧値の変動は体積差を持つ製品を無
作為に検査するために規則性が無く、従って、差圧の発
生値を加算して平均化し、その平均値で自動的にドリフ
ト補正する方法によって補正することはできない。つま
り、製品の体積差によって発生する差圧値の変動を補正
することはできないことになる。図10に示した体積分
布曲線A2、A3のように分布の中心値が比較判定値+
NGと−NGの中心値からδ1、δ2の偏差を持つよう
な製品群を検査する場合、その偏差δ1、δ2を求める
ことにより、この偏差δ1又はδ2に相当する補正値を
差圧測定値から差し引くことにより差圧発生値の分布を
曲線A1の位置に修正することができ、体積差によって
発生する差圧値の変動を補正することができる。
【0015】然し乍ら、偏差δ1又はδ2を検査中に自
動的に検出することは難しい。この偏差δ1又はδ2を
求めるには人為的に現在検査工程に流れ込んでくる製品
群の中から適当な製品を選んで体積分布の中心値を求め
る必要がある。従って、この体積分布の中心値の偏差δ
1、δ2を測定するには人手を必要とし、校正作業が必
要となる。このために、ある期間を定め、一定期間毎に
校正作業を行う方法が考えられる。然し乍ら、この構成
方法を採った場合、校正を行う必要がなくても一定の時
間毎に校正を行うため、無駄に校正を行ってしまう不都
合が生じる。
【0016】図11にその様子を示す。図11に示す時
点0で洩れ検査装置の稼動を開始した場合、図11の例
では稼動開始の初期ではドリフトの発生量が比較的小さ
い。この時期を安定領域として示す。安定領域の次にド
リフト発生領域、ドリフト量最大発生領域が到来するも
のとする。図示する曲線Xは洩れ検査装置で測定される
差圧値の生データを示す。稼動開始の初期では安定領域
であることから、ドリフトの発生量は小さい。然し乍
ら、時間がT1ずつ経過する毎に校正を行ったとする
と、先ず安定期ではドリフト量が小さいにも係わらず校
正を行うから、この校正を行っている間、洩れ検査装置
は検査を休まなければならない。特に図9に示した洩れ
検査装置は高価であるため稼働率の低下は利用者にとっ
て大きな不利益である。
【0017】また、定期的に校正を行う場合、ドリフト
量大発生領域ではドリフト量が「洩れ有り」の比較判定
値NGに近づき過ぎるため、この状態ではわずかな差圧
値が発生しても「洩れ有り」と判定してしまう恐れがあ
る。このように、定期的に校正を行う場合は各種の不都
合が生じる。この発明の目的は検査すべきワークに体積
差があっても、その体積差によって発生する差圧値の変
動を正しく補正することができ、また常に適正な時期に
校正を行うことができる洩れ検査装置を提供しようとす
るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1で
は、ワークを格納したワークカプセルと、洩れの無い容
器を格納したマスタカプセルの双方に空気圧を印加し、
これらワークカプセル及びマスタカプセルの相互間に接
続した差圧計により徐々に差圧が発生することを検出し
てワークに微小な洩れが存在すると判定する微小リーク
検査工程と、ワークカプセルとマスタカプセルの相互に
差圧の発生が検出されない場合はワークカプセル側及び
マスタカプセル側の双方の検査回路の内容積を同量ずつ
変化させ、ワークカプセル及びマスタカプセルの相互間
に差圧が発生することを検出してワークに大きい洩れが
あると判定する大リーク検査工程とを実行する比較判定
手段を具備した洩れ検査装置において、差圧計が大リー
ク検査工程で測定する差圧値に発生するドリフト量を捕
捉するドリフト捕捉手段と、このドリフト捕捉手段で捕
捉したドリフト量が所定量に達したことを検出する異常
検出手段と、ドリフト量が所定量に達したことを異常検
出手段が検出することにより、校正要求信号を発信する
校正要求信号発信手段と、を付加した構成とした洩れ検
査装置を提案する。
【0019】この発明の請求項2では、請求項1記載の
洩れ検査装置において、ドリフト量捕捉手段を、マスタ
カプセルとワークカプセルとの間に大リーク検査工程で
発生する差圧値が比較判定値以下であることを検出して
洩れ無しと判定する毎に、その差圧値を記憶する差圧記
憶手段と、この差圧記憶手段に記憶した複数の差圧値の
移動平均値を算出する移動平均算出手段と、異常検出手
段は移動平均値が所定値に達した時点で異常と判定する
構成とした洩れ検査装置を提案する。
【0020】この発明の請求項3では、請求項1記載の
洩れ検査装置において、ドリフト補足手段を、洩れの無
いワークを使って行う校正モードにより、複数の差圧値
を求め、これら複数の差圧値の平均値を算出する平均値
算出手段と、この平均値算出手段が算出した平均値を記
憶する平均値記憶手段と、この平均値記憶器に記憶した
平均値から所定の範囲を指定する数値の範囲を記憶する
範囲記憶器と、検査モードにおいて、測定される差圧値
と平均値記憶器に記憶した平均値との偏差を求める偏差
算出手段と、とによって構成し、異常検出手段は偏差算
出手段が算出した偏差と範囲記憶器に記憶した数値の範
囲を比較し、偏差が範囲記憶器に記憶した数値の範囲か
ら外れた時点で異常と判定する構成とした洩れ検査装置
を提案する。
【0021】この発明の請求項4では、請求項1記載の
洩れ検査装置において、ドリフト量捕捉手段を、比較判
定手段が大きい洩れが有ると判定する毎に、その回数を
計数するカウンタと、このカウンタで計数した計数値が
所定の検査回数に占める割合を算出する演算手段と、に
よって構成し、異常検出手段は演算手段が算出した割合
が所定の比率に達した時点で異常と判定する構成とした
洩れ検査装置を提案する。
【0022】この発明の請求項5では、請求項1記載の
洩れ検査装置において、ドリフト捕捉手段を、比較判定
手段が大リーク検査工程で大きい洩れが有ると判定する
毎にその回数を計数し、大リーク検査工程で洩れ無しと
判定する毎に計数値をリセットされるカウンタによって
構成し、異常検出手段はカウンタの計数値が所定値に達
した時点で異常と判定する構成とした洩れ検査装置を提
案する。
【0023】
【作用】この発明による洩れ検査装置によれば差圧計が
測定する差圧値に含まれるドリフト成分をドリフト捕捉
手段により捕捉し、このドリフト捕捉手段が捕捉したド
リフト量が所定値を越えた時点で校正要求信号を発信さ
せる構成としたから、ドリフト量が極端に小さい状態で
校正を行うことはなく、また、ドリフト量が比較判定値
NGに近づくまで検査を続けるような不都合を回避する
ことができる。更にワークの体積変化によって発生する
差圧測定値の変動に対しても的確に校正要求信号を発信
するから、常に最適時期に校正を行うことができる利点
が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の請求項1で提案
する洩れ検査装置の一実施例を示す。図1において、空
気圧源1からワークカプセル12A及びマスタカプセル
13Bに至る空気圧回路及び空気圧源15から可変容積
手段14A、14Bに至る空気圧回路は全て図9に示し
た洩れ検査装置と同じ構成である。この発明では図9で
説明したとものと同じ体積比較型の洩れ検査装置におい
て、ドリフト捕捉手段17と、このドリフト捕捉手段1
7に捕捉されたドリフト量が所定値に達した時点で異常
と判定する異常検出手段18と、この異常検出手段18
が異常を検出すると校正信号要求信号を発信する校正要
求信号発信器19とを設けた構成を特徴とするものであ
る。
【0025】ドリフト捕捉手段17はこの例では記憶器
17Aと移動平均算出手段17Bとによって構成した場
合を示す。記憶器17Aには比較判定手段8が大リーク
検査工程でワーク7に「洩れが無い」と判定した場合に
その大リーク検査工程で測定した差圧値を記憶する。記
憶器17Aには複数の記憶部が設けられ、この複数の記
憶部に順次複数回の差圧測定値を記憶する。複数の記憶
部の全てに差圧測定値が記憶されると、次に測定された
差圧測定値は最も古い差圧測定値の記憶位置に上書きさ
れる。このようにして記憶器17Aには常に最新のN個
の差圧測定値が記憶される。
【0026】記憶器17Aに記憶したN個、例えばN個
の差圧測定値は移動平均算出手段17Bに読み出され、
この移動平均算出手段17BがそのN個の差圧測定値の
平均値を算出する。この結果、移動平均算出手段17B
はN個の差圧測定値の移動平均を算出することになる。
移動平均算出手段17Bで算出した移動平均は異常検出
手段18に入力される。異常検出手段18では予め設定
された設定値と移動平均値とを比較し、移動平均値が設
定値に達すると異常検出信号を校正要求信号発信器19
に出力する。
【0027】校正要求信号発信器19に異常検出信号が
入力されると、校正要求信号発信器19は表示器9に校
正要求信号を出力し、表示器9に校正要求を表示する。
この校正要求が表示されたことによりオペレータはワー
ク7の体積差と熱的なドリフトを含む補正値が比較判定
手段8に設定した比較判定値+NG及び−NGに近づい
たことを知ることができる。従って、この時点で洩れ検
査装置を停止し、校正作業に入る。校正作業は新たなワ
ーク群(現在検査工程に投入された製品群)の中から適
当な製品(洩れが無いことを確認する)を選んでワーク
カプセル12Aに投入し、そのワークを使って学習運転
(洩れ検査を行う)を行う。学習運転により現在検査工
程に投入された製品群の標準的な差圧発生値を求める。
この差圧発生値を補正値と定め、この補正値を以後の差
圧発生値から差し引いて比較判定手段8に入力する。こ
の補正値の設定変更により校正が終了する。
【0028】校正後は、再びその製品群の洩れ検査を再
開する。このとき、校正モードで用いたワーク7が仮に
体積分布曲線の中心値(平均値)でなかった場合には他
のワーク7を検査すると比較的大きな差圧が発生し、不
良発生率が高くなる。この結果として、早期に校正要求
信号が再び発信されることになる。従って、再度校正を
行えばよい。校正を繰り返す程製品群の中の各製品は体
積分布曲線のほぼ中心値を持つ製品が圧倒的に多いた
め、ワーク7として体積分布曲線の中心値を持つ製品を
選ぶ確率が高くなる。
【0029】図2に移動平均値により異常を検出するた
めの設定値と移動平均値との関係を示す。AVは差圧測
定値の移動平均値を示す。+NG/2と−NG/2は異
常と判定するための設定値、+NG及び−NGは洩れの
有無を判定するための比較判定値を示す。図2の例では
移動平均値が設定値又は+NG/2、−NG/2に達し
た時点で校正が行われ、移動平均値AVがゼロに修正さ
れた場合を示す。尚、設定値は+NG/2及び−NG/
2に限られるものでなく、+NG/2、−NG/2の近
くの任意の値に設定することができる。
【0030】このように、洩れの有無を判定するための
比較判定値+NG及び−NGより小さい値の設定値、例
えば+NG/2、−NG/2に差圧測定値の移動平均値
AVが達する毎に校正を行うことにより、現実に差圧測
定値に重畳しているドリフトが比較判定値+NG又は−
NGに近づくことがない。従って、洩れの無いワーク7
に体積変化が発生し、この体積変化によって発生する差
圧測定値が多少大きく発生しても、このワークを洩れ有
りと判定するような誤った判定を下す恐れはなく、信頼
性を向上することができる。
【0031】図3はこの発明の他の実施例を示す。この
実施例ではドリフト捕捉手段17を平均値算出手段17
Cと、この平均値算出手段17Cで算出した平均値を記
憶する平均値記憶手段17Dと、偏差算出手段17E
と、設定値記憶手段17Fとによって構成した場合を示
す。つまり、図3に示す実施例では校正モード(ワーク
7に洩れの無いワークを用いて測定を行う)において複
数の差圧値を求め、その平均値を平均値算出手段17C
で算出する。
【0032】平均値算出手段で算出した平均値を平均値
記憶手段17Dに記憶させ、この記憶動作の完了により
校正モードを終了する。この校正モードで求めた平均値
は図4に示す正規分布曲線Aのほぼ中心値X1と見るこ
とができる。設定値記憶手段17Fには正規分布曲線A
のすその値X2とX3を記憶させる。このすその値X2
とX3は個別に求めて設定することができる。この設定
値X2とX3の設定により、異常判定手段18は図4に
示す領域N1とN2、N3を区別して判定することがで
きる。
【0033】つまり、検査モードで大リーク検査工程に
おいて、洩れの無いワークで発生する差圧値は構成直後
のドリフトを含まない状態では領域N1に含まれること
になる。つまり検査モードで大リーク検査時に洩れ無し
と判定される差圧の発生値が領域N1に入る差圧値が測
定されている状態ではドリフトの影響を受けていないも
のと見ることができる。これに対し、時間の経過に従っ
てドリフトが発生するか、或いはワーク7の体積が校正
時に用いたワークの体積から大きく異なる場合には大リ
ーク検査工程で洩れ無しと判定される差圧値は図4に点
線で示す分布を呈し、領域N2又はN3に含まれる値の
差圧値が発生する。
【0034】従って、異常検出手段18は図4に示す領
域N2、又はN3に含まれる差圧値が検出された場合は
その差圧発生値にドリフトが含まれていると判定し、校
正要求信号を発信し、表示器9に校正要求を表示する。
この校正要求によりその時点で検査工程に投入されてい
る製品を使って2回目の校正NO.2を行うことによ
り、1回目の校正(NO.1)を行った場合に用いた製
品の体積と、今回用いた製品の体積に差がある場合は例
えば体積分布がA´に移ったとすると、新たな中心値X
1´とすその値X2´、X3´を求めることができる。
この中心値X1´とすその値X2´、X3´を設定値記
憶手段17Fに設定すれば新たな製品群の検査を行うこ
とができる。
【0035】尚、図3に示した実施例では校正モードで
求めたすその値X2、X3を設定したが、この設定値及
び異常検出手段としては標準偏差、平均偏差、工程能力
等を利用することができる。図5はこの発明の更に他の
実施例を示す。この実施例ではドリフト捕捉手段17を
2台のカウンタ17H、17Iと演算手段17Jとによ
って構成した場合を示す。カウンタ17Hは比較判定手
段8が「大きい洩れが有る」と判定する毎にその回数を
計数する。カウンタ17Iは検査回数を計数する。演算
手段17Jはカウンタ17Hの計数値をカウンタ17I
の計数値によって割り算し、検査回数に対する大きい洩
れの発生回数が占める割合を求める。
【0036】カウンタ17Hに計数された計数値はカウ
ンタ17Iの計数値が所定数、例えば100回に達する
毎にリセットされる。従って、演算手段17Jでは検査
回数が100回に達する毎に大きい洩れが有ると判定し
たワーク7の割合が算出される。演算手段17Jが算出
する値が例えば0.1(10%)を越えると、異常検出
手段19は異常と判定し、校正要求信号発信器18に検
出信号を出力し、校正要求信号を発信させる。
【0037】このように、不良発生の発生頻度を求める
ことによっても、ドリフト量が比較判定値+NG及び−
NGに近づいていることを検出することができる。ま
た、図10で説明した体積差の偏差δ1又はδ2が発生
していることを検出することができる。図6はこの発明
の更に他の実施例を示す。この実施例ではドリフト捕捉
手段17を1台のカウンタ17Hによって構成した場合
を示す。カウンタ17Hは比較判定手段8が大リーク検
査工程で大リーク有りと判定する毎にその発生回数を計
数する。更に大リーク検査工程で洩れ無しと判定する毎
に、カウンタ17Hの計数値をリセットさせる。
【0038】異常検出手段18はカウンタ17Hの計数
値が所定値、例えば「5」に達した時点で異常と判定
し、構成要求信号を発信させる。この実施例によれば大
リークが存在する製品が連続して、例えば5個検出され
ると、校正の必要があるものと判定し、校正要求信号を
発信させる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
ドリフトが異常値に達したことを検出して校正要求信号
を発信させる構成としたから、常に適正な状態(最も校
正を行う必要がある状態)で校正を行うことができるか
ら、校正を必要としない状況で無駄に校正を行うことが
無く、洩れ検査装置の稼働率の低下を招く恐れはない。
また、構成要求信号の発生を比較判定値NGより小さい
設定値に設置したから、実動中にドリフト量が比較判定
値NGに近づくことはない。この結果、ワーク7の体積
変化によって発生する差圧値が比較判定値NGを越えて
洩れ有りと判定する率を下げることができ、検査の信頼
性を高めることができる利点も得られ、その効果は実用
に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのブロック
図。
【図2】図1の動作を説明するためのグラフ。
【図3】この発明の他の実施例を説明するためのブロッ
ク図。
【図4】図3の動作を説明するためのグラフ。
【図5】この発明の更に他の実施例を説明するためのブ
ロック図。
【図6】この発明の更に他の実施例を説明するためのブ
ロック図。
【図7】従来の技術を説明するためのブロック図。
【図8】従来の技術の他の例を説明するためのブロック
図。
【図9】従来の技術の更に他の例を説明するためのブロ
ック図。
【図10】従来の技術の不都合を説明するためのグラ
フ。
【図11】図10と同様のグラフ。
【符号の説明】
1 空気圧源 2 三方電磁弁 3、3A、3B 空気圧供給路 4、4B、4B 制御弁 5A 圧力計 5B 差圧計 6 ワーク接続部 7 ワーク 8 比較判定手段 9 表示器 17 ドリフト捕捉手段 17A 記憶器 17B 移動平均算出手段 17C 平均値算出手段 17D 平均値記憶手段 17E 偏差値算出手段 17F 偏差値記憶手段 17G 偏差値移動平均算出手段 18 異常検出手段 19 校正要求信号発信器
フロントページの続き (72)発明者 土屋 篤 東京都八王子市石川町2974番地23 株式会 社コスモ計器内 Fターム(参考) 2G067 BB28 DD03 EE10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A、ワークを格納したワークカプセルと、
    洩れの無い容器を格納したマスタカプセルの双方に空気
    圧を印加し、これらワークカプセル及びマスタカプセル
    の相互間に接続した差圧計により徐々に差圧が発生する
    ことを検出して上記ワークに微小な洩れが存在すると判
    定する微小リーク検査工程と、上記ワークカプセルとマ
    スタカプセルの相互に差圧の発生が検出されない場合は
    上記ワークカプセル側及びマスタカプセル側の双方の検
    査回路の内容積を同量ずつ変化させ、上記ワークカプセ
    ル及びマスタカプセルの相互間に差圧が発生することを
    検出して上記ワークに大きい洩れがあると判定する大リ
    ーク検査工程とを実行する比較判定手段を具備した洩れ
    検査装置において、 B、上記差圧計が大リーク検査工程で測定する差圧値に
    発生するドリフト量を捕捉するドリフト捕捉手段と、 C、このドリフト捕捉手段で捕捉したドリフト量が所定
    量に達したことを検出する異常検出手段と、 D、ドリフト量が所定量に達したことを上記異常検出手
    段が検出することにより、校正要求信号を発信する校正
    要求信号発信手段と、 を付加した構成としたことを特徴とする洩れ検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の洩れ検査装置において、上
    記ドリフト量捕捉手段を、 A、マスタカプセルとワークカプセルとの間に大リーク
    検査工程で発生する差圧値が比較判定値以下であること
    を検出して洩れ無しと判定する毎に、その差圧値を記憶
    する差圧記憶手段と、 B、この差圧記憶手段に記憶した複数の差圧値の移動平
    均値を算出する移動平均算出手段と、 によって構成し、 C、上記異常検出手段は上記移動平均値が所定値に達し
    た時点で異常と判定する構成としたことを特徴とする洩
    れ検査装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の洩れ検査装置において、上
    記ドリフト捕捉手段を、 A、洩れの無いワークを使って行う校正モードにより、
    複数の差圧値を求め、これら複数の差圧値の平均値を算
    出する平均値算出手段と、 B、この平均値算出手段が算出した平均値を記憶する平
    均値記憶手段と、 C、この平均値記憶器に記憶した平均値から所定の範囲
    を指定する数値の範囲を記憶する範囲記憶器と、 D、検査モードにおいて、測定される差圧値と上記平均
    値記憶器に記憶した平均値との偏差を求める偏差算出手
    段と、 とによって構成し、 E、上記異常検出手段は上記偏差算出手段が算出した偏
    差と上記範囲記憶器に記憶した数値の範囲を比較し、上
    記偏差が上記範囲記憶器に記憶した数値の範囲から外れ
    た時点で異常と判定する構成としたことを特徴とする洩
    れ検査装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の洩れ検査装置において、上
    記ドリフト捕捉手段を、 A、上記比較判定手段が大リーク検査工程で大きい洩れ
    が有ると判定する毎に、その回数を計数するカウンタ
    と、 B、このカウンタで計数した計数値が所定の検査回数に
    占める割合を算出する演算手段と、 によって構成し、 C、上記異常検出手段は上記演算手段が算出した割合が
    所定の比率に達した時点で異常と判定する構成としたこ
    とを特徴とする洩れ検査装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の洩れ検査装置において、上
    記ドリフト捕捉手段を、 A、上記比較判定手段が上記大リーク検査工程で大きい
    洩れが有ると判定する毎にその回数を計数し、大リーク
    検査工程で洩れ無しと判定する毎に計数値をリセットさ
    れるカウンタによって構成し、 B、上記異常検出手段は上記カウンタの計数値が所定値
    に達した時点で異常と判定する構成としたことを特徴と
    する洩れ検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017208543A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社フクダ リークテスト方法およびリークテスト用疑似漏れ器

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JPWO2017208543A1 (ja) * 2016-05-31 2019-03-28 株式会社フクダ リークテスト方法およびリークテスト用疑似漏れ器
US11248984B2 (en) 2016-05-31 2022-02-15 Fukuda Co., Ltd. Method for leak testing and reference leak device for leak testing

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