JP2002147998A - 海上射撃訓練用標的 - Google Patents

海上射撃訓練用標的

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JP2002147998A
JP2002147998A JP2000338559A JP2000338559A JP2002147998A JP 2002147998 A JP2002147998 A JP 2002147998A JP 2000338559 A JP2000338559 A JP 2000338559A JP 2000338559 A JP2000338559 A JP 2000338559A JP 2002147998 A JP2002147998 A JP 2002147998A
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JP
Japan
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balloon
target
buoy
sea
shooting training
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JP2000338559A
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English (en)
Inventor
Hirosumi Suzuki
弘純 鈴木
Tetsuo Hosono
哲夫 細野
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41JTARGETS; TARGET RANGES; BULLET CATCHERS
    • F41J9/00Moving targets, i.e. moving when fired at
    • F41J9/04Seagoing targets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、遠距離からの視認性が良好
で、移送が簡単で訓練後の回収が容易で環境汚染を起こ
すことがなく、しかも、設備コストを低減できる海上射
撃訓練用標的を提供すること。 【解決手段】 内部に空気を充満させたとき球形状に形
成される可撓性フイルムからなるバルーン1の外表面に
再帰反射シート2を貼着し、該バルーン1をブイ4に連
結させて海面上に浮上させるようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船舶に搭載された機
関銃、機関砲等から海面に浮上している標的に向かって
発射する海上射撃訓練用の標的に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海上射撃訓練用の標的として図3
に示す曳航式標的船や、自走式標的船(図示せず)等の
標的船が使用されていた。標的船は、船体10上に標的
となる布11を張設したもので、曳航式の場合は曳航船
にロープ12で曳航されて射撃訓練海域へと曳航され射
撃訓練用標的に供される。
【0003】この標的船は大型であるため、小型船舶に
は積載できず射撃訓練海域への移送が簡単かつ、迅速に
行なうことができないという問題点があった。
【0004】特開平7ー146099号公報には、航空
機からの発射試験用標的として試験海域へ航空機で容易
に移送できるようにした発明が開示されている。該発明
は、収納ケース内に、リフレクターを内部に収納した可
撓性材料からなる風船を折り畳んで収納し、ヘリウムガ
スボンベと、該ガスボンベから風船へヘリウムガスを供
給するとともに風船を係留するパイプとシーアンカを収
納しておき、所定の海域へ到着すると航空機から収納ケ
ースを投下し、タイマーの作動により風船へヘリウムガ
スを供給して風船を膨らませるとともに同時にレフレク
ターを拡開させ、風船を空中に浮揚させて発射試験用標
的として設置するようにしたものである。
【0005】しかしながら、上記公報に開示された発明
は従来の標的船に比べれば移送手段は容易であるが、標
的の構造が、リフレクターを風船の内部に収納し、風船
を膨満させたときにリフレクターを拡開させる構造に製
作することは面倒であり、また、風船にヘリウムガスを
充填し空中へ浮揚させパイプで係留しているため、射撃
訓練中に風船を繋留しているパイプが撃破されたとき風
船が飛行し回収不能となり環境汚染を起こすという問題
点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を解決し、簡単な構造で、遠距離からの視認性が良
好で、移送が簡単で訓練後の回収が容易で環境汚染を起
こすことがなく、しかも、設備コストを低減できる海上
射撃訓練用標的を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】内部に空気を充満させた
とき球形状に形成される可撓性フイルムからなるバルー
ン1の外表面に再帰反射シート2が貼着されており、前
記バルーン1はブイ4に連結されて海面上に浮上させる
ことを特徴とする海上射撃訓練用標的。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる海上射撃訓
練用標的の実施形態の説明図で、使用状態を示してい
る。1はバルーンで、直径が2〜3mのアドバルーンと
して慣用されているものを使用している。バルーンは厚
さが約0.2mmの塩化ビニール等可撓性フイルムで構成
されており、注入口1aから空気を注入することにより
直径2〜3mの球形に形成される。1bは注入口を緊縛
している紐である。
【0009】2、2、・・はバルーン1の外表面全周に
間隔を空けて貼着された再帰反射シートである。再帰反
射シートは道路標識や自転車等に使用されている周知慣
用のものであり、光波及び電磁波を入射と同一の方向に
反射する特徴を有する。図2は特開平6ー347623
号公報に開示された再帰反射シートの断面構造の説明図
である。3はバルーン1を包被しているナイロン繊維等
強靭な糸で編製されたネットである。4はスチロール等
からなるブイ、5は可撓性材で口部に剛性リング5aが
配設され、先端部に開口部を有する先細袋状構造に作製
されたシーアンカである。そして、バルーン1を内包し
たネット3の緊縛部とシーアンカ5を、また、ブイ4と
シーアンカ5をそれぞれロープ6a、6bで互いに連結し
ている。5bはシーアンカ取付用紐である。
【0010】本発明にかかる標的は上記の部材から構成
されており、標的の保管および移送時はバルーン1はネ
ット3に包被されたまま小さく折り畳まれ、ブイ4、シ
ーアンカ5もロープ6a、6bで連結されたまま嵩張るこ
となくコンパクトな形態に梱包できるので標的の保管お
よび移送が容易である。
【0011】次に、標的の設置作業について説明する。
上記コンパクトに梱包された標的は船舶に積載されて訓
練海域へ到着すると、折り畳まれたバルーンを拡開し、
空気注入口1aから小型の電気式送風機等によりバルー
ン1へ空気を注入する。バルーン1はネット3内で球形
に膨満されると紐1bで注入口1aを緊縛し、バルーンへ
の空気注入作業が完了する。そして、ロープ6a、6bで
連結されたバルーン1、ブイ4、シーアンカ5を所定の
海域へ投下させることによりバルーン1は海面に浮上
し、海上射撃訓練用標的の設置が完了する。なお、シー
アンカは波浪および風によりバルーンが漂流するのを防
止するものである。
【0012】本発明にかかるバルーンは、遠距離からの
視認性がよくどの方向から見ても一定(最大)の断面積
を有する。また、バルーン1に弾丸が貫通してもバルー
ンは空気で充満されているため、しかも、空気の漏洩が
緩慢であるため長時間(数時間)標的として使用でき
る。(バルーン内のガスがヘリウムの場合はバルーンは
急速に萎むため使用不可となる。)射撃訓練終了後は船
上からロープ6aまたは6bに鈎を引っ掛けてブイ4もろ
ともバルーンを吊り上げ回収できるので簡易確実に回収
できる。なお、外表面に再帰反射シート2、2・・を貼
着したことによりレーザ測距装置または、レーダを使用
して標的の位置を正確に捕捉し命中率を上げる訓練をす
ることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明にかかる標的は、上記したように
不使用時は嵩張ることなくコンパクトな形状に折り畳め
るので保管および移送に便利であり、使用時には小型の
送風機によりバルーンを容易に膨満できるので、標的の
設置準備が船上で簡単迅速に行なうことが可能である。
また、再帰反射シートをバルーンの外表面に貼着するだ
けなので簡単な構造で、レーザ測距装置およびレーダに
対する有効反射断面積を確保できる。
【0014】本発明にかかるバルーンは空気が充満され
ているため訓練中弾丸が命中してもバルーンが短時間に
萎まないので長時間標的として使用可能である。万一、
バルーン係留ロープに弾丸が命中し、切断してもバルー
ンは海面上に浮遊しているので見失うことがなく、訓練
後のバルーンの回収が容易で環境汚染を起こす怖れがな
く、しかも、設備コストを低減できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる海上射撃訓練用標的の使用態様
の説明図。
【図2】再帰反射シートの断面図。
【図3】従来の海上射撃訓練用の標的船の説明図。
【符号の説明】
1 バルーン 5a 剛性
リング 1a 注入口 5b 紐 1b 紐 6a ロー
プ 2 再帰反射シート 6b ロー
プ 3 ネット 10 船体 4 ブイ 11 布 5 シーアンカ 12 ロー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に空気を充満させたとき球形状に形成
    される可撓性フイルムからなるバルーン(1)の外表面
    に再帰反射シート(2)を貼着し、該バルーン(1)は
    ブイ(4)に連結させて海面上に浮上させることを特徴
    とする海上射撃訓練用標的。
  2. 【請求項2】バルーン(1)の外周面全周にわたり、複
    数の再帰反射シート(2)、(2)、・・が間隔を空け
    てまたは空けずして配設されていることを特徴とする請
    求項1記載の海上射撃訓練用標的。
  3. 【請求項3】バルーン(1)は、内部に空気を充満させ
    たとき球形状に形成される可撓性フイルム等を基材とし
    た再帰反射シート(2)により成形し、該バルーン
    (1)はブイ(4)に連結させて海面上に浮上させるこ
    とを特徴とする海上射撃訓練用標的。
  4. 【請求項4】バルーン(1)はネット(3)で包被され
    ており、該ネット(3)を介してブイ(4)に連結され
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求
    項3記載の海上射撃訓練用標的。
  5. 【請求項5】バルーン(1)はネット(3)で包被され
    ており、再帰反射シート(2)をネット(3)の外周よ
    り貼着し、該バルーン(1)はブイ(4)に連結させて
    海面上に浮上させることを特徴とする海上射撃訓練用標
    的。
  6. 【請求項6】ネット(3)はシーアンカー(5)を介し
    てブイ(4)に連結されていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項5記載の海上射撃訓練用標的。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200454560Y1 (ko) * 2008-09-11 2011-07-11 한국항공우주산업 주식회사 해상용 공대지 미사일 및 함포 사격 표적
CN105627831A (zh) * 2014-10-29 2016-06-01 北京航天长征飞行器研究所 用于打击效果评估的空间柔性靶标
DE102019000245A1 (de) * 2019-01-15 2020-07-16 Bundesrepublik Deutschland, vertr. durch das Bundesministerium der Verteidigung, vertr. durch das Bundesamt für Ausrüstung, Informationstechnik und Nutzung der Bundeswehr Vorrichtung zur Seezieldarstellung

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KR200454560Y1 (ko) * 2008-09-11 2011-07-11 한국항공우주산업 주식회사 해상용 공대지 미사일 및 함포 사격 표적
CN105627831A (zh) * 2014-10-29 2016-06-01 北京航天长征飞行器研究所 用于打击效果评估的空间柔性靶标
DE102019000245A1 (de) * 2019-01-15 2020-07-16 Bundesrepublik Deutschland, vertr. durch das Bundesministerium der Verteidigung, vertr. durch das Bundesamt für Ausrüstung, Informationstechnik und Nutzung der Bundeswehr Vorrichtung zur Seezieldarstellung

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