JP2002147796A - 地下冷却式冷房装置 - Google Patents
地下冷却式冷房装置Info
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- JP2002147796A JP2002147796A JP2001257565A JP2001257565A JP2002147796A JP 2002147796 A JP2002147796 A JP 2002147796A JP 2001257565 A JP2001257565 A JP 2001257565A JP 2001257565 A JP2001257565 A JP 2001257565A JP 2002147796 A JP2002147796 A JP 2002147796A
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- water
- air
- cooling
- spiral
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/40—Geothermal heat-pumps
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、水の入った螺旋管を地下に埋設す
ることにより、螺旋館内の水を冷却し、その冷却水を循
環させ、送風することによって冷風を得る冷房装置の改
良に関する発明である。 【構成】 本発明は、室内、ビニールハウス等に設置し
冷気を排出する送風機と、冷却水中に入り冷却される螺
旋管と、前記冷却水を分配するための第1分岐金具及び
第2分岐金具と、前記冷却水を循環させるためのポンプ
と、室内、ビニールハウス等に設置し冷気を排出する送
風機と、前記螺旋管、第1分岐金具、第2分岐金具、循
環ポンプ及び室内、ビニールハウス等に設置する送風機
等に接続される送水管とからなることを特徴とする地下
冷却式冷房装置の構成とした。
ることにより、螺旋館内の水を冷却し、その冷却水を循
環させ、送風することによって冷風を得る冷房装置の改
良に関する発明である。 【構成】 本発明は、室内、ビニールハウス等に設置し
冷気を排出する送風機と、冷却水中に入り冷却される螺
旋管と、前記冷却水を分配するための第1分岐金具及び
第2分岐金具と、前記冷却水を循環させるためのポンプ
と、室内、ビニールハウス等に設置し冷気を排出する送
風機と、前記螺旋管、第1分岐金具、第2分岐金具、循
環ポンプ及び室内、ビニールハウス等に設置する送風機
等に接続される送水管とからなることを特徴とする地下
冷却式冷房装置の構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水の入った螺旋管を地
下に埋設する事により、螺旋館内の水を冷却し、その冷
却水を循環させ、送風する事によって冷風を得る冷房装
置の改良に関する発明である。また、切り替えることに
より暖房装置としても使用できる冷房装置に関する発明
である。
下に埋設する事により、螺旋館内の水を冷却し、その冷
却水を循環させ、送風する事によって冷風を得る冷房装
置の改良に関する発明である。また、切り替えることに
より暖房装置としても使用できる冷房装置に関する発明
である。
【0002】
【従来の技術】従来の冷房装置は、オフィスビル内のオ
フィス、一般住宅の室内、倉庫、ビニールハウス内を冷
房する際は、電気を使用して冷房するエアーコンディシ
ョナー、ビルの屋上にクーリングタワーを設置してクー
リングタワーで水を散水落差して生じる水の温度差を利
用して、送風冷房する装置である。
フィス、一般住宅の室内、倉庫、ビニールハウス内を冷
房する際は、電気を使用して冷房するエアーコンディシ
ョナー、ビルの屋上にクーリングタワーを設置してクー
リングタワーで水を散水落差して生じる水の温度差を利
用して、送風冷房する装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
エアーコンディショナーによる冷房、クーリングタワー
による冷房等では、電気を使用して冷房するために電気
代、保守管理等のランニングコストが極めて高くついて
しまうとともに、冷房能力があまり得られないために広
い範囲を冷房するにはコストが掛かりすぎるとの欠点が
ある。
エアーコンディショナーによる冷房、クーリングタワー
による冷房等では、電気を使用して冷房するために電気
代、保守管理等のランニングコストが極めて高くついて
しまうとともに、冷房能力があまり得られないために広
い範囲を冷房するにはコストが掛かりすぎるとの欠点が
ある。
【0004】また、クーリングタワーによる冷房では、
クーリングタワーを設置するため広い場所が必要であり
一般家庭に向かないとともに、クーリングタワーの器具
及び設置費用も高いこと、騒音問題が生じること、耐用
年数も短いなどの欠点がある。
クーリングタワーを設置するため広い場所が必要であり
一般家庭に向かないとともに、クーリングタワーの器具
及び設置費用も高いこと、騒音問題が生じること、耐用
年数も短いなどの欠点がある。
【0005】更に、エアコンのように、ガスを触媒して
冷却し、送風冷房する装置も普及しているが、現在、触
媒ガスによる環境汚染問題が引き起こされているとの問
題も生じているとともに、電力の消費による供給不足が
深刻化している。そして、頭痛や関節痛等のクーラー病
に掛かりやすいとの問題がある。
冷却し、送風冷房する装置も普及しているが、現在、触
媒ガスによる環境汚染問題が引き起こされているとの問
題も生じているとともに、電力の消費による供給不足が
深刻化している。そして、頭痛や関節痛等のクーラー病
に掛かりやすいとの問題がある。
【0006】そこで、本発明は送水管の一部を地下に埋
設する事によって、地中の冷気及び地下水に接触させる
ことで、地上で得られる冷却水により、更に、冷たい地
下冷却水を利用した冷房装置を提供することを目的とす
るものである。また、本発明は切り替えることにより暖
房装置として使用できる装置を提供することを目的とす
るものである。
設する事によって、地中の冷気及び地下水に接触させる
ことで、地上で得られる冷却水により、更に、冷たい地
下冷却水を利用した冷房装置を提供することを目的とす
るものである。また、本発明は切り替えることにより暖
房装置として使用できる装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明である地下冷却
式冷房装置は、上記の課題を解決するために、室内、倉
庫、ビニールハウス等に設置し冷気を排出する送風機
と、冷却水中に入り冷却される螺旋管と、前記冷却水を
分配するための第1分岐金具及び第2分岐金具と、前記
冷却水を循環させるための循環ポンプと、室内、倉庫、
ビニールハウス等に設置し冷気を排出する送風機と、前
記螺旋管、第1分岐金具、第2分岐金具、循環ポンプ及
び送風機等に接続される送水管とからなることを特徴と
する地下冷却式冷房装置の構成とした。
式冷房装置は、上記の課題を解決するために、室内、倉
庫、ビニールハウス等に設置し冷気を排出する送風機
と、冷却水中に入り冷却される螺旋管と、前記冷却水を
分配するための第1分岐金具及び第2分岐金具と、前記
冷却水を循環させるための循環ポンプと、室内、倉庫、
ビニールハウス等に設置し冷気を排出する送風機と、前
記螺旋管、第1分岐金具、第2分岐金具、循環ポンプ及
び送風機等に接続される送水管とからなることを特徴と
する地下冷却式冷房装置の構成とした。
【0008】
【実施例】以下に、本発明である地下冷却式冷房装置に
ついて添付図面に基づいて説明する。図1は、 本発明
である地下冷却式冷房装置の第1実施例の全体を示した
図である。本例の地下冷却式冷房装置1は、図1に示す
ように、送風機2、冷却部3、第1分岐金具4、第2分
岐金具5、循環ポンプ6、第1送水管〜第4送水管7、
8、9、10からなる。
ついて添付図面に基づいて説明する。図1は、 本発明
である地下冷却式冷房装置の第1実施例の全体を示した
図である。本例の地下冷却式冷房装置1は、図1に示す
ように、送風機2、冷却部3、第1分岐金具4、第2分
岐金具5、循環ポンプ6、第1送水管〜第4送水管7、
8、9、10からなる。
【0009】図1に示すように、本例の地下冷却式冷房
装置の冷却部3は、地中14bに掘られた収納穴14a
と前記収納穴14aに冷たい地下水14cと前記収納穴
14b内に収納された螺旋管3aからなる。前記収納穴
14aには冷たい地下水14cが湧き出していて、収納
穴14aは極めて冷却されている環境状態になってい
る。
装置の冷却部3は、地中14bに掘られた収納穴14a
と前記収納穴14aに冷たい地下水14cと前記収納穴
14b内に収納された螺旋管3aからなる。前記収納穴
14aには冷たい地下水14cが湧き出していて、収納
穴14aは極めて冷却されている環境状態になってい
る。
【0010】前記収納穴14aには、螺旋管3aが入れ
られている。前記螺旋管3aは、第2送水管8の一端に
形成されている螺旋管8後第3送水管9の一端に形成さ
れている螺旋管9aからなる。螺旋管8aと螺旋管9a
は連接している。
られている。前記螺旋管3aは、第2送水管8の一端に
形成されている螺旋管8後第3送水管9の一端に形成さ
れている螺旋管9aからなる。螺旋管8aと螺旋管9a
は連接している。
【0011】そして、収納穴14a内の底部には、冷た
い地下水14cがあり、この地下水14c内に前記螺旋
管8a、9aの一部又は全部が浸されていて、螺旋管8
a、9a及び螺旋管8a、9a内に循環している冷却水
が、地下水14cの温度に常時冷却されている。
い地下水14cがあり、この地下水14c内に前記螺旋
管8a、9aの一部又は全部が浸されていて、螺旋管8
a、9a及び螺旋管8a、9a内に循環している冷却水
が、地下水14cの温度に常時冷却されている。
【0012】第3送水管9の他端は、第2分岐金具5の
分岐金具本体5aに形成されている流入口5eに接続さ
れているとともに、循環ポンプ6及び空気逃し弁11が
取り付けられている。
分岐金具本体5aに形成されている流入口5eに接続さ
れているとともに、循環ポンプ6及び空気逃し弁11が
取り付けられている。
【0013】空気逃し弁11は、第3送水管9には、空
気が第1送水管7〜第4送水管10の送水管内に溜まっ
た空気を逃がすための弁である。前記循環ポンプ6は、
第1送水管7〜第4送水管10内の冷却水を循環させる
ためのポンプである。
気が第1送水管7〜第4送水管10の送水管内に溜まっ
た空気を逃がすための弁である。前記循環ポンプ6は、
第1送水管7〜第4送水管10内の冷却水を循環させる
ためのポンプである。
【0014】勿論、前記循環ポンプ6及び空気逃し弁1
1は、第1送水管7、第2送水管8、第3送水管9、第
4送水管10の何れに設けても良い。
1は、第1送水管7、第2送水管8、第3送水管9、第
4送水管10の何れに設けても良い。
【0015】第2分岐金具5の分岐金具本体5aには、
第1流出口5b、第2流出口5c、第3流出口5dが形
成されているとともに、第2送水管9の一端を接続する
ための流入口5eが形成されている。このように複数の
流入口5b、5c、5dが形成されているのは、同時に
複数の送水管を接続することができるようにするためで
ある。
第1流出口5b、第2流出口5c、第3流出口5dが形
成されているとともに、第2送水管9の一端を接続する
ための流入口5eが形成されている。このように複数の
流入口5b、5c、5dが形成されているのは、同時に
複数の送水管を接続することができるようにするためで
ある。
【0016】第2分岐金具5の分岐金具5aに形成され
ている第1流出口5bには、第4送水管10の一端が接
続されていて、第4送水管10の他端は送風機2の螺旋
パイプ2aの流入部2fに接続されている。
ている第1流出口5bには、第4送水管10の一端が接
続されていて、第4送水管10の他端は送風機2の螺旋
パイプ2aの流入部2fに接続されている。
【0017】前記送風機2は、冷気を発生させる螺旋パ
イプ2aと、モ−タ2cにより回転するファン2bと、
冷気中に存在する塵埃を除去するためのフィルター2d
から構成されている。
イプ2aと、モ−タ2cにより回転するファン2bと、
冷気中に存在する塵埃を除去するためのフィルター2d
から構成されている。
【0018】螺旋パイプ2aには、第4送水管10の他
端を接続するための流入部2fが形成されている。ま
た、螺旋パイプ2aに、流出部2gが形成されていて、
第1送水管7が接続されている。
端を接続するための流入部2fが形成されている。ま
た、螺旋パイプ2aに、流出部2gが形成されていて、
第1送水管7が接続されている。
【0019】螺旋パイプ2aの後方には、モ−タ2cに
より回転するファンがあり、螺旋パイプ2a内の冷却水
により冷却されて螺旋パイプ2aの付近に滞留している
冷気を回転するファン2bにより、螺旋パイプ2aの前
方に取り付けられているフィルター2dに吹き付けられ
る。
より回転するファンがあり、螺旋パイプ2a内の冷却水
により冷却されて螺旋パイプ2aの付近に滞留している
冷気を回転するファン2bにより、螺旋パイプ2aの前
方に取り付けられているフィルター2dに吹き付けられ
る。
【0020】フィルター2dに吹き付けられた冷気は、
送風機から冷風となって、送風機2が設置されているビ
ニールハウス内、倉庫内、オフィス、室内等に冷風を送
り続けることにより冷却する。前記フィルター2dとし
て、湿気を除去できる除湿機能を有するフィルターを取
り付けてもよい。また、フィルターとし、塵及び湿気の
双方を除去できる機能を有するフィルターを取り付けて
も良い。
送風機から冷風となって、送風機2が設置されているビ
ニールハウス内、倉庫内、オフィス、室内等に冷風を送
り続けることにより冷却する。前記フィルター2dとし
て、湿気を除去できる除湿機能を有するフィルターを取
り付けてもよい。また、フィルターとし、塵及び湿気の
双方を除去できる機能を有するフィルターを取り付けて
も良い。
【0021】螺旋パイプ2aの流出部2gには、第1送
水管7の一端が接続されているとともに、第1送水管7
の他端は第1分岐金具4の分岐金具本体4aに形成され
ている第1流入口4bに接続されている。
水管7の一端が接続されているとともに、第1送水管7
の他端は第1分岐金具4の分岐金具本体4aに形成され
ている第1流入口4bに接続されている。
【0022】第1分岐金具4の分岐金具本体4aには、
第1流入口4b、第2流入口4c及び第3流入口dが形
成されているとともに、第2送水管8の一端を接続する
ための流出口4eが形成されている。
第1流入口4b、第2流入口4c及び第3流入口dが形
成されているとともに、第2送水管8の一端を接続する
ための流出口4eが形成されている。
【0023】一端が前記流出口4eに接続されいる第2
送水管8の他端には螺旋管8aが形成されているととも
に、調節バルブ13が取り付けられている補給管12が
接続されている。
送水管8の他端には螺旋管8aが形成されているととも
に、調節バルブ13が取り付けられている補給管12が
接続されている。
【0024】前記補給管12は、第1送水管7内〜第4
送水管10内を循環する冷却水が自然蒸発、自然漏水等
により各送水管7、8、9、10内の冷却用の冷却水が
減少した場合に補給するための管である。補給する水量
の調節は、調節バルブ13により行う。
送水管10内を循環する冷却水が自然蒸発、自然漏水等
により各送水管7、8、9、10内の冷却用の冷却水が
減少した場合に補給するための管である。補給する水量
の調節は、調節バルブ13により行う。
【0025】本発明である地下冷却式冷房装置1では、
収納穴14a内の螺旋管3aが地下水14cにより冷却
されるために、螺旋管3a内の冷却水が冷却されて、冷
却水は循環ポンプ6により、矢印aに示すように、第2
分岐金具5内及び第4送水管内を流れる。
収納穴14a内の螺旋管3aが地下水14cにより冷却
されるために、螺旋管3a内の冷却水が冷却されて、冷
却水は循環ポンプ6により、矢印aに示すように、第2
分岐金具5内及び第4送水管内を流れる。
【0026】第4送水管10内の冷却水は、送風機2内
に取り付けられている螺旋パイプ2aを循環するうち
に、ファン2bの回転により冷却水により冷やされた冷
気が、フィルター2dを通り、冷風としてビニールハウ
ス、倉庫、室内、オフィス等に流れて冷却する。
に取り付けられている螺旋パイプ2aを循環するうち
に、ファン2bの回転により冷却水により冷やされた冷
気が、フィルター2dを通り、冷風としてビニールハウ
ス、倉庫、室内、オフィス等に流れて冷却する。
【0027】このように、螺旋パイプ2aにより冷却水
の冷気が奪われ温まった冷却水は、第1送水管7を通
り、第1分岐金具4内に流れ込み、そして、第2送水管
8内を通り螺旋管8aに流れる。
の冷気が奪われ温まった冷却水は、第1送水管7を通
り、第1分岐金具4内に流れ込み、そして、第2送水管
8内を通り螺旋管8aに流れる。
【0028】螺旋管8a内の温められた冷却水は、次に
螺旋管9aを通り第3送水管9内を流れるが、前記螺旋
管8a、9a内の温められた冷却水は、地下水14cに
より冷却される。
螺旋管9aを通り第3送水管9内を流れるが、前記螺旋
管8a、9a内の温められた冷却水は、地下水14cに
より冷却される。
【0029】冷却された冷却水は、循環ポンプ6により
第3送水管9内を通り、第2分岐金具5内を通って、第
4送水管10に送り込まれた後に送風機2の螺旋パイプ
2aに送り出されて、室内、オフィス等を冷却するので
ある。
第3送水管9内を通り、第2分岐金具5内を通って、第
4送水管10に送り込まれた後に送風機2の螺旋パイプ
2aに送り出されて、室内、オフィス等を冷却するので
ある。
【0030】本発明である地下冷却式冷房装置1は、第
1分岐金具4及び第2分岐金具5を設けなず、第2送水
管8の一端を送風機2の螺旋パイプ2aの流出部2gに
接続するとともに、第3送水管9の一端を螺旋パイプ2
aの流入部2fに接続した構造としてもよい。
1分岐金具4及び第2分岐金具5を設けなず、第2送水
管8の一端を送風機2の螺旋パイプ2aの流出部2gに
接続するとともに、第3送水管9の一端を螺旋パイプ2
aの流入部2fに接続した構造としてもよい。
【0031】図2は、本発明である地下冷却式冷房装置
の第1実施例を構成する送風機の拡大縦断面図である。
図2に示すように、送風機2内の上部には、除湿部16
が設けられている。前記除湿部16は、モーター2iに
より駆動するファン2h、吸気口15、仕切板15a、
フィルター15a、風吹出口16a、排水管17、ステ
ンレス製の波状板18からなる。
の第1実施例を構成する送風機の拡大縦断面図である。
図2に示すように、送風機2内の上部には、除湿部16
が設けられている。前記除湿部16は、モーター2iに
より駆動するファン2h、吸気口15、仕切板15a、
フィルター15a、風吹出口16a、排水管17、ステ
ンレス製の波状板18からなる。
【0032】ビニールハウス、倉庫、室内、オフィス等
内の湿気を含んだ冷気2jは、ファン2hの回転により
吸引口2kから除湿部16内に吸引されて、フィルター
15を通過して湿気を含んだ空気2jが仕切板15a上
に設置されている2枚の波状板18、18aを縦方向に
平行に起立させて二重構造に設置してある。
内の湿気を含んだ冷気2jは、ファン2hの回転により
吸引口2kから除湿部16内に吸引されて、フィルター
15を通過して湿気を含んだ空気2jが仕切板15a上
に設置されている2枚の波状板18、18aを縦方向に
平行に起立させて二重構造に設置してある。
【0033】前記ステンレス製の前方の波状板18及び
後方の波状板18aに湿気を含む冷気2jに接触するこ
とで、冷気2jの水分が水滴となり、除湿部16を構成
する仕切板15aに落下して溜まる。溜まった水滴は、
除湿部15aのドレン口16bから排水管17を通り、
ビニールハウス、倉庫、室内、オフィス等の室外へ排出
される。
後方の波状板18aに湿気を含む冷気2jに接触するこ
とで、冷気2jの水分が水滴となり、除湿部16を構成
する仕切板15aに落下して溜まる。溜まった水滴は、
除湿部15aのドレン口16bから排水管17を通り、
ビニールハウス、倉庫、室内、オフィス等の室外へ排出
される。
【0034】そして、湿気を含有した冷気2jは、除湿
部16に設けられている冷気吹出口16aから、ビニー
ルハウス、倉庫、室内、オフィス等内に戻される。この
ように、冷風2eと冷風2eから除湿部15aにより湿
気が除去された冷気が組み合わせられた冷風のみが、ビ
ニールハウス、倉庫、室内、オフィス等内に流れ出て冷
却するのである。
部16に設けられている冷気吹出口16aから、ビニー
ルハウス、倉庫、室内、オフィス等内に戻される。この
ように、冷風2eと冷風2eから除湿部15aにより湿
気が除去された冷気が組み合わせられた冷風のみが、ビ
ニールハウス、倉庫、室内、オフィス等内に流れ出て冷
却するのである。
【0035】図3は、本発明である地下冷却式冷房装置
の第2実施例全体を示した図である。図3〜図5は、本
発明である地下冷却式冷房装置の第2実施例を示してい
る。また、図6は本発明である地下冷却式冷房装置の第
3実施例を示した図である。第2実施例の地下冷却式冷
房装置を切り替えて、第3実施例に示した暖房装置にし
たものである。以下に、先ず本発明である地下冷却式冷
房装置の第2実施例について説明し、次に本発明である
地下冷却式冷房装置の第3実施例を詳細に説明する。
の第2実施例全体を示した図である。図3〜図5は、本
発明である地下冷却式冷房装置の第2実施例を示してい
る。また、図6は本発明である地下冷却式冷房装置の第
3実施例を示した図である。第2実施例の地下冷却式冷
房装置を切り替えて、第3実施例に示した暖房装置にし
たものである。以下に、先ず本発明である地下冷却式冷
房装置の第2実施例について説明し、次に本発明である
地下冷却式冷房装置の第3実施例を詳細に説明する。
【0036】図3に示すように、本例の地下冷却式冷房
装置19は、室内の暖気又は冷気を吸引し、冷気、暖気
を送排出する2本の送気パイプ25a及び排気パイプ2
5bからなる送排出部25を有し、室内に冷風又は温風
を吹き出す空気清浄機20と、地下水の中に入れられた
螺旋管26a、27aを冷却する冷却部21と、前記冷
却部21により冷却された冷水により冷気を発生させる
発生部23と、冷却部21により冷却された冷却水を循
環させるための循環ポンプ22と、暖気を発生させるた
めのボイラー30とからなる。
装置19は、室内の暖気又は冷気を吸引し、冷気、暖気
を送排出する2本の送気パイプ25a及び排気パイプ2
5bからなる送排出部25を有し、室内に冷風又は温風
を吹き出す空気清浄機20と、地下水の中に入れられた
螺旋管26a、27aを冷却する冷却部21と、前記冷
却部21により冷却された冷水により冷気を発生させる
発生部23と、冷却部21により冷却された冷却水を循
環させるための循環ポンプ22と、暖気を発生させるた
めのボイラー30とからなる。
【0037】空気清浄機20の背面には、一端が発生部
23の上筒23aの上端に接続されている送気パイプ2
5bがフィルター23fを介して、吹出室20jに送気
できるように接続そされている。また、空気清浄機20
の吸入室20i内の空気を排出するための送気パイプ2
5aが接続されている。
23の上筒23aの上端に接続されている送気パイプ2
5bがフィルター23fを介して、吹出室20jに送気
できるように接続そされている。また、空気清浄機20
の吸入室20i内の空気を排出するための送気パイプ2
5aが接続されている。
【0038】発生部23の略円筒状の上筒23a内及び
下筒23b内にに風を送り込むための送風機24が、風
が確実に上下筒23a、23b内に送風できるようにガ
イドするガイド袋24aを介して下筒23bに取り付け
られている。
下筒23b内にに風を送り込むための送風機24が、風
が確実に上下筒23a、23b内に送風できるようにガ
イドするガイド袋24aを介して下筒23bに取り付け
られている。
【0039】発生部23内部には螺旋管23c、23d
が収納されている。螺旋管23cは循環ポンプ22へ接
続されていて、螺旋管23dは、第1送水管26の送水
管26bの端部に接続している。そして、送水管26b
には切替バルブ26dが取り付けられている。第1送水
管26の送水管26bと、送水管30bが接続する位置
に取り付けられている。
が収納されている。螺旋管23cは循環ポンプ22へ接
続されていて、螺旋管23dは、第1送水管26の送水
管26bの端部に接続している。そして、送水管26b
には切替バルブ26dが取り付けられている。第1送水
管26の送水管26bと、送水管30bが接続する位置
に取り付けられている。
【0040】第1送水管26に取り付けられている切替
バルブ26dの端部は、地下水14d中に入れられてい
る螺旋管26aに接続している。そして、螺旋管26a
は、第2送水管27の螺旋管27aに接続されている。
冷却部21は、地下水14c中に浸漬されている螺旋管
26aと螺旋管27aとからなる。
バルブ26dの端部は、地下水14d中に入れられてい
る螺旋管26aに接続している。そして、螺旋管26a
は、第2送水管27の螺旋管27aに接続されている。
冷却部21は、地下水14c中に浸漬されている螺旋管
26aと螺旋管27aとからなる。
【0041】第2送水管27である螺旋管27aは、循
環ポンプ22で接続され、第1送水管26、第2送水管
27内部に水が循環する。給水管28は、第2送水管2
7の送水管27bとの中間の位置で接続されている。
環ポンプ22で接続され、第1送水管26、第2送水管
27内部に水が循環する。給水管28は、第2送水管2
7の送水管27bとの中間の位置で接続されている。
【0042】給水管28の上部には、調節バルブ28a
が取り付けられている。第2送水管27には切替バルブ
27dが取り付けられている。第2送水管27には、給
水管28と送水管30aが接続されていて、給水管28
と送水管30aには、それぞれ切替バルブ28a、30
cが取り付けられている。
が取り付けられている。第2送水管27には切替バルブ
27dが取り付けられている。第2送水管27には、給
水管28と送水管30aが接続されていて、給水管28
と送水管30aには、それぞれ切替バルブ28a、30
cが取り付けられている。
【0043】ボイラー30には、送水管30a及び送水
管30bが接続されている。送水管30aは、第2送水
管27に接続されていて、切替バルブ27dが取り付け
られていると循環ポンプ22との中間に接続している。
管30bが接続されている。送水管30aは、第2送水
管27に接続されていて、切替バルブ27dが取り付け
られていると循環ポンプ22との中間に接続している。
【0044】そして、送水管30bは、第1送水管26
の切替バルブ26dと螺旋管23dの間に接続してあ
る。送水管30a及び送水管30bには、切替バルブ3
0c、30dが取り付けられている。ただし、夏場は冷
房のみのため、ボイラー30は使用しない。従って切替
バルブ30c、30dは閉じた状態である。
の切替バルブ26dと螺旋管23dの間に接続してあ
る。送水管30a及び送水管30bには、切替バルブ3
0c、30dが取り付けられている。ただし、夏場は冷
房のみのため、ボイラー30は使用しない。従って切替
バルブ30c、30dは閉じた状態である。
【0045】冷房として使用する時は、先ず、第1送水
管26、第2送水管27の管内の水を冷却しなければな
らない。そこで、図3に示すように、冷却部21の地下
水14cを利用し各送水管26、27内の水を冷やす。
冷却部21は、地中14bに収納穴14aを掘り、収納
穴14a内に湧き出した冷たい地下水14cがある。地
下水14cの温度は、22℃である。
管26、第2送水管27の管内の水を冷却しなければな
らない。そこで、図3に示すように、冷却部21の地下
水14cを利用し各送水管26、27内の水を冷やす。
冷却部21は、地中14bに収納穴14aを掘り、収納
穴14a内に湧き出した冷たい地下水14cがある。地
下水14cの温度は、22℃である。
【0046】冷却部21の収納穴14aには、第1送水
管26から延長して螺旋状に形成した螺旋管26aと、
第2送水管27から延長して螺旋状に形成された螺旋管
27aが収納されている。螺旋管26a、27aには、
管内の水が外気の温度により影響されないよう断熱材を
外周に施してもよい。
管26から延長して螺旋状に形成した螺旋管26aと、
第2送水管27から延長して螺旋状に形成された螺旋管
27aが収納されている。螺旋管26a、27aには、
管内の水が外気の温度により影響されないよう断熱材を
外周に施してもよい。
【0047】第1送水管26内の水が送られて、地下水
14d中に浸漬されている螺旋管26a、27a内に入
ると温まっている水が冷たい地下水14dにより冷却さ
れて第2送水管27を通り発生部23内の螺旋管23c
内に送られる。
14d中に浸漬されている螺旋管26a、27a内に入
ると温まっている水が冷たい地下水14dにより冷却さ
れて第2送水管27を通り発生部23内の螺旋管23c
内に送られる。
【0048】第2送水管27に接続されている給水管2
8には調節バルブ28aが取り付けられていてる。即
ち、給水管28は、螺旋管27aと送水管27b間で、
しかも切替バルブ27dと螺旋管27a間に取り付けら
れている。
8には調節バルブ28aが取り付けられていてる。即
ち、給水管28は、螺旋管27aと送水管27b間で、
しかも切替バルブ27dと螺旋管27a間に取り付けら
れている。
【0049】循環ポンプ22は、第2送水管27に取り
付けられていて、水を第2送水管27から第1送水管2
6方向に水を循環させるためのポンプである。循環ポン
プ22は、第1送水管26及び第2送水管27の何処に
設けても良い。
付けられていて、水を第2送水管27から第1送水管2
6方向に水を循環させるためのポンプである。循環ポン
プ22は、第1送水管26及び第2送水管27の何処に
設けても良い。
【0050】発生部23は、上筒23aの下部に連設さ
れていると下筒23bとからなる。上筒23aの上端に
は、冷気を空気清浄機20に冷気を送る送気パイプ25
bが接続されている。上筒23aの上部は擂り鉢状に形
成されているとともに、下筒23bの下部は湾曲してい
る。
れていると下筒23bとからなる。上筒23aの上端に
は、冷気を空気清浄機20に冷気を送る送気パイプ25
bが接続されている。上筒23aの上部は擂り鉢状に形
成されているとともに、下筒23bの下部は湾曲してい
る。
【0051】下筒23bの湾曲した下端にはビニール製
で送風機24からの風を効率的に下筒23bに形成され
ている流入口23eに送り込むことができるように筒状
の袋24aの一端が取り付けられている。前記袋24a
の他端は、送風機24に取り付けられている。
で送風機24からの風を効率的に下筒23bに形成され
ている流入口23eに送り込むことができるように筒状
の袋24aの一端が取り付けられている。前記袋24a
の他端は、送風機24に取り付けられている。
【0052】螺旋管23cと螺旋管23dとは接続して
いるとともに、螺旋管23cは第2送水管27及び螺旋
管27aに接続している。また、螺旋管23dは第1送
水管26及び螺旋管26aに接続している。螺旋管23
c、23d、第1送水管26、第2送水管27、螺旋管
26a及び螺旋管27aは、銅製であることが良い。勿
論、鉄製、ステンレス製等の他の素材の管であってもよ
い。
いるとともに、螺旋管23cは第2送水管27及び螺旋
管27aに接続している。また、螺旋管23dは第1送
水管26及び螺旋管26aに接続している。螺旋管23
c、23d、第1送水管26、第2送水管27、螺旋管
26a及び螺旋管27aは、銅製であることが良い。勿
論、鉄製、ステンレス製等の他の素材の管であってもよ
い。
【0053】地下水14dで冷却された螺旋管26a、
27a内の冷水は、第2送水管27を通り発生部23内
の螺旋管23cに送り込まれ、発生部23内に冷気が充
満する。
27a内の冷水は、第2送水管27を通り発生部23内
の螺旋管23cに送り込まれ、発生部23内に冷気が充
満する。
【0054】発生部23内に充満した冷気は、送風機2
4により強制的に送気パイプ25bに送り出されて、空
気清浄機20の吹出室20jに送り込まれて室内31に
送り出されて室内31を次第に冷却する。
4により強制的に送気パイプ25bに送り出されて、空
気清浄機20の吹出室20jに送り込まれて室内31に
送り出されて室内31を次第に冷却する。
【0055】発生部23内の螺旋管23dに送り出され
た温まった水は、第1送水管26を通り螺旋管26a、
27aに流れていき、地下水14dにより冷却されて、
第2送水管27を通り発生部23内の螺旋管23cに送
り込まれ、発生部23内を冷却する。このように、冷却
水が循環して冷気を発生させるのである。
た温まった水は、第1送水管26を通り螺旋管26a、
27aに流れていき、地下水14dにより冷却されて、
第2送水管27を通り発生部23内の螺旋管23cに送
り込まれ、発生部23内を冷却する。このように、冷却
水が循環して冷気を発生させるのである。
【0056】図4は本発明である地下冷却装置を構成す
る空気清浄機の正面図、図5は本発明である地下冷却装
置を構成する空気清浄機の平面図である。図4及び図5
に示すように、本空気清浄機20は、冷気20kを出す
吹出口20bと、室内31の温風20lを吸引する吸入
口20aが並列的に設けられている。
る空気清浄機の正面図、図5は本発明である地下冷却装
置を構成する空気清浄機の平面図である。図4及び図5
に示すように、本空気清浄機20は、冷気20kを出す
吹出口20bと、室内31の温風20lを吸引する吸入
口20aが並列的に設けられている。
【0057】図4及び図5に示すように、吸入口20a
の後方にはフィルター20cが取り付けられ、室内31
から吸入された塵を除去するためである。フィルター2
0cの後方にモータ20fによって駆動するファン20
dがある。
の後方にはフィルター20cが取り付けられ、室内31
から吸入された塵を除去するためである。フィルター2
0cの後方にモータ20fによって駆動するファン20
dがある。
【0058】また、吹出口20bの後方には、モーター
20gによって駆動するファン20eがある。吸入室2
0iと吹出室20jは、仕切板20hにより仕切られて
いる。即ち、吸入口20aと吹出口20b間、モータ2
0fと20g間及びファン20dとファン20e間は、
板状の仕切板20hにて仕切られている。
20gによって駆動するファン20eがある。吸入室2
0iと吹出室20jは、仕切板20hにより仕切られて
いる。即ち、吸入口20aと吹出口20b間、モータ2
0fと20g間及びファン20dとファン20e間は、
板状の仕切板20hにて仕切られている。
【0059】図5に示したように、室内の温風20l
は、空気清浄機20の正面から吸入口20aから吸引さ
れる。空気清浄機20内のファン20dの回転により、
吸入口20aからフィルター20cを通過し、吸入室2
0iを経て送気パイプ25aを伝い、床下へ排出する。
は、空気清浄機20の正面から吸入口20aから吸引さ
れる。空気清浄機20内のファン20dの回転により、
吸入口20aからフィルター20cを通過し、吸入室2
0iを経て送気パイプ25aを伝い、床下へ排出する。
【0060】発生部23から送気パイプ25bを通り送
られた冷気20kは、空気清浄機内20の背面から、吹
出室20jに入り、モータ20gにより回転するファン
20eにより、吹出口20bから室内31に冷気が吹き
出す。
られた冷気20kは、空気清浄機内20の背面から、吹
出室20jに入り、モータ20gにより回転するファン
20eにより、吹出口20bから室内31に冷気が吹き
出す。
【0061】本例の地下冷却式冷房装置19を構成する
空気清浄機20は、図1及び図2に示した送風機2と異
なり、送風機2の内部に水が発生することなく、送風機
2のドレン口16bを取り付ける必要もない。
空気清浄機20は、図1及び図2に示した送風機2と異
なり、送風機2の内部に水が発生することなく、送風機
2のドレン口16bを取り付ける必要もない。
【0062】図6は、本発明である地下冷却式冷房装置
の第3実施例の全体を示した図である。図6に示すよう
に、本発明である地下冷却式冷房装置19は、冬場はボ
イラー30を点火することで、暖房装置29となる。暖
房装置29を使用する場合、切替バルブ26dと切替バ
ルブ27dを閉め、ボイラー30に接続した切替バルブ
30cと切替バルブ30dを開ける。
の第3実施例の全体を示した図である。図6に示すよう
に、本発明である地下冷却式冷房装置19は、冬場はボ
イラー30を点火することで、暖房装置29となる。暖
房装置29を使用する場合、切替バルブ26dと切替バ
ルブ27dを閉め、ボイラー30に接続した切替バルブ
30cと切替バルブ30dを開ける。
【0063】第1送水管26と第2送水管27の内部を
流れる暖水は、第1送水管26及び第2送水管27にあ
る螺旋管26aと螺旋管27aを通過しない。従って、
暖水は、ボイラー30の送水管30a、切替バルブ30
c、第2送水管27の送水管27b、循環ポンプ22、
送水管27cの順に発生部23まで送水する。暖水は、
発生部23の内で螺旋管23c、23dの順に循環す
る。
流れる暖水は、第1送水管26及び第2送水管27にあ
る螺旋管26aと螺旋管27aを通過しない。従って、
暖水は、ボイラー30の送水管30a、切替バルブ30
c、第2送水管27の送水管27b、循環ポンプ22、
送水管27cの順に発生部23まで送水する。暖水は、
発生部23の内で螺旋管23c、23dの順に循環す
る。
【0064】発生部23の内は、銅製の螺旋管23cで
ある。空気清浄機20から吹き出す温風は、暖められた
水が循環している銅製の螺旋管23c、23dに、送風
機24から送られてくる風が当たることで発生する。
ある。空気清浄機20から吹き出す温風は、暖められた
水が循環している銅製の螺旋管23c、23dに、送風
機24から送られてくる風が当たることで発生する。
【0065】暖房を使用する場合、空気清浄機20は、
図3、図4及び図5に示した温風20lと冷気20kが
逆転した状態となり、吸入口20aは、冷気を吸収し、
吹出口20bからは温風を吹き出す。
図3、図4及び図5に示した温風20lと冷気20kが
逆転した状態となり、吸入口20aは、冷気を吸収し、
吹出口20bからは温風を吹き出す。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上に説明した構造であるか
ら以下の効果が得られる。第1に、地下水の冷気を利用
して冷却する方式を採用するために、本地下冷却式冷房
装置の製造コストが極めて低廉であるとの効果がある。
ら以下の効果が得られる。第1に、地下水の冷気を利用
して冷却する方式を採用するために、本地下冷却式冷房
装置の製造コストが極めて低廉であるとの効果がある。
【0067】第2に、本地下冷却式冷房装置では、地下
水の冷気を利用することにより住宅、ビニールハウス等
を冷却するために、一日中稼働し続けても、ランニング
コストが極めて安いとの効果が得られる。
水の冷気を利用することにより住宅、ビニールハウス等
を冷却するために、一日中稼働し続けても、ランニング
コストが極めて安いとの効果が得られる。
【0068】第3に、地下水の冷気は、自然の冷気であ
り、自然の冷気により室内を冷房することにより人体に
も極めて良いとの効果がある。
り、自然の冷気により室内を冷房することにより人体に
も極めて良いとの効果がある。
【0069】第4に、本地下冷却式冷房装置では、地下
水の冷気により冷却する方式であるから、電気により冷
却する方式ではないために、火力発電、超負荷電力量等
は不必要となり、環境に優しい冷房効果が得られる。
水の冷気により冷却する方式であるから、電気により冷
却する方式ではないために、火力発電、超負荷電力量等
は不必要となり、環境に優しい冷房効果が得られる。
【0070】第5に、本地下冷却式冷房装置は、冬場は
切替バルブを切り替えることで、暖房装置となり、ボイ
ラによって管内の水を温め、送風機から空気清浄機へ暖
められた温風が室内に送ることで、温風ヒーター等には
ない人体に極めて快適な暖房温度の温風を供給できる効
果がある。
切替バルブを切り替えることで、暖房装置となり、ボイ
ラによって管内の水を温め、送風機から空気清浄機へ暖
められた温風が室内に送ることで、温風ヒーター等には
ない人体に極めて快適な暖房温度の温風を供給できる効
果がある。
【図1】本発明である地下冷却式冷房装置の第1実施例
の全体を示した図である。
の全体を示した図である。
【図2】本発明である地下冷却式冷房装置の第1実施例
を構成する送風機の拡大縦断面図である。
を構成する送風機の拡大縦断面図である。
【図3】本発明である地下冷却式冷房装置の第2実施例
の全体を示した図である。
の全体を示した図である。
【図4】本発明である地下冷却式冷房装置の第2実施例
を構成する空気清浄機の正面図である。
を構成する空気清浄機の正面図である。
【図5】本発明である地下冷却式冷房装置の第2実施例
を構成する空気清浄機の平面図である。
を構成する空気清浄機の平面図である。
【図6】本発明である地下冷却式冷房装置の第3実施例
の全体を示した図である。
の全体を示した図である。
1 地下冷却式冷房装置 2 送風機 2a 螺旋パイプ 2b ファン 2c モーター 2d フィルター 2e 冷風 2f 流入部 2g 送排出部 2h ファン 2i モーター 2j 冷気 2k 吸引口 3 冷却部 3a 螺旋管 4 第1分岐金具 4a 分岐金具本体 4b 第1流入口 4c 第2流入口 4d 第3流入口 4e 流出口 5 第2分岐金具 5a 分岐金具本体 5b 第1流出口 5c 第2流出口 5d 第3流出口 5e 流入口 6 循環ポンプ 7 第1送水管 8 第2送水管 9 第3送水管 10 第4送水管 11 空気逃し弁 12 補給管 13 調節バルブ 14 地面 14a 収納穴 14b 地中 14c 地下水 14d 地下水 15 吸気口 15a フィルター 16 ドレン排出口 16a 風吹出口 17 排出管 18 波状板 19 地下冷却式冷房装置 20 空気清浄機 20a 吸入口 20b 吹出口 20c フィルター 20d ファン 20e ファン 20f モータ 20g モータ 20h 仕切板 20i 吸入室 20j 吹出室 20k 冷気 20l 温風 21 冷却部 21a 螺旋管 22 循環ポンプ 22a 第2循環ポンプ 23 発生部 23a 上筒 23b 下筒 23c 螺旋管 23d 螺旋管 23e 流入口 23f フィルター 24 送風機 24a 袋 25 送排出部 25a 送気パイプ 25b 送気パイプ 26 第1送水管 26a 螺旋管 26b 送水管 26c 送水管 26d 切替バルブ 27 第2送水管 27a 螺旋管 27b 送水管 27c 送水管 27d 切替バルブ 28 給水管 28a 調節バルブ 29 暖房装置 30 ボイラー 30a 送水管 30b 送水管 30c 切替バルブ 30d 切替バルブ
Claims (3)
- 【請求項1】 室内、倉庫、ビニールハウス等に設置し
冷気を排出する送風機と、冷却水中に入り冷却される螺
旋管と、前記冷却水を分配するための第1分岐金具及び
第2分岐金具と、前記冷却水を循環させるための循環ポ
ンプと、室内、倉庫、ビニールハウス等に設置し冷気を
排出する送風機と、前記螺旋管、第1分岐金具、第2分
岐金具、循環ポンプ及び送風機等に接続される送水管と
からなることを特徴とする地下冷却式冷房装置。 - 【請求項2】 送風機に除湿部を設けたことを特徴とす
る請求項1に記載の地下冷却式冷房装置。 - 【請求項3】 室内の暖気又は冷気を吸引し、冷気、暖
気を送排出する2本の送気パイプ及び排気パイプからな
る送排出部を有し、室内に冷風又は温風を吹き出す空気
清浄機と、地下水の中に入れられた螺旋管を冷却する冷
却部と、前記冷却部により冷却された冷水により冷気を
発生させる発生部と、冷却部により冷却された冷却水を
循環させるための循環ポンプと、暖気を発生させるため
のボイラーとからなることを特徴とする地下冷却式冷房
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001257565A JP2002147796A (ja) | 2000-08-28 | 2001-08-28 | 地下冷却式冷房装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257353 | 2000-08-28 | ||
JP2000-257353 | 2000-08-28 | ||
JP2001257565A JP2002147796A (ja) | 2000-08-28 | 2001-08-28 | 地下冷却式冷房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147796A true JP2002147796A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=26598587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001257565A Pending JP2002147796A (ja) | 2000-08-28 | 2001-08-28 | 地下冷却式冷房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147796A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094956A (ja) * | 2010-12-27 | 2011-05-12 | Asahi Kasei Homes Co | 冷暖房設備 |
CN102353104A (zh) * | 2011-07-25 | 2012-02-15 | 江苏第一金合金有限公司 | 一种建筑物控温方法 |
KR101405821B1 (ko) | 2013-12-11 | 2014-06-11 | 한국지질자원연구원 | 지하수를 이용한 보조 냉방 장치 |
-
2001
- 2001-08-28 JP JP2001257565A patent/JP2002147796A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094956A (ja) * | 2010-12-27 | 2011-05-12 | Asahi Kasei Homes Co | 冷暖房設備 |
CN102353104A (zh) * | 2011-07-25 | 2012-02-15 | 江苏第一金合金有限公司 | 一种建筑物控温方法 |
KR101405821B1 (ko) | 2013-12-11 | 2014-06-11 | 한국지질자원연구원 | 지하수를 이용한 보조 냉방 장치 |
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