JP2002147607A - 圧力容器の蓋板構造 - Google Patents
圧力容器の蓋板構造Info
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- JP2002147607A JP2002147607A JP2000342112A JP2000342112A JP2002147607A JP 2002147607 A JP2002147607 A JP 2002147607A JP 2000342112 A JP2000342112 A JP 2000342112A JP 2000342112 A JP2000342112 A JP 2000342112A JP 2002147607 A JP2002147607 A JP 2002147607A
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Abstract
容器本体内の水圧が短時間で規定値になるようにし、且
つ圧力が安定するようにする。 【解決手段】 圧力容器本体1の水圧テストの際に、該
圧力容器本体1内に水を供給する加圧ポンプ9と、圧力
容器本体1内に残留する空気を外部へ排出する空気抜き
管11とを備え、該空気抜き管11の圧力容器本体1内
端部は、圧力容器本体1内側部上端部近傍に開口するよ
うにした圧力容器であって、前記圧力容器本体1の上部
を密閉する蓋板7の下面中央部を下方へ向け滑らかな凸
形状になるよう形成する。
Description
プラントに用いる圧力容器の蓋板構造に関するものであ
る。
力容器は、製作時に溶接部の欠陥の有無を確認するため
に水圧テストが行われる。
し、図中、1aは円筒形状の胴部、1bは胴部1aの下
端に溶接された半円球状の下鏡、2は胴部1aの下側部
に溶接されて閉塞フランジ3を取り付け得るようにした
水平向きの短管、4は胴部1aの上側部に溶接されて閉
塞フランジ5を取り付け得るようにした水平向きの短
管、6は胴部1aの上端部に溶接したリング状のフラン
ジであり、胴部1a及び下鏡1b並びにフランジ6によ
り圧力容器本体1が構成されている。
ルト8を介し締結し圧力容器本体1を密閉するようにし
た平円板状の蓋板、9は水圧テスト時に閉塞フランジ3
に接続した管路10から短管2を介し圧力容器本体1内
に水を供給するための加圧ポンプ、11は水圧テスト時
に圧力容器本体1内に水を供給した際に圧力容器本体1
内に残留していた空気を外部へ排出するための空気抜き
管である。
ると共に、その下部の水平方向延在部は、閉塞フランジ
5を貫通して短管4に挿通され、一端側は胴部1a内側
に沿い上昇しており、その上端部は圧力容器本体1内側
上端部近傍に開口している。
本体1外で当該圧力容器本体1の上端部よりも上方へ位
置するよう、上側へ延在しており、空気抜き管11の圧
力容器本体1外側上端部には、バルブ12が接続される
と共に圧力計13が接続されている。
外周に固設した圧力容器本体1取り付け用のブラケット
である。
は、短管2の閉塞フランジ3に管路10を接続すると共
に、閉塞フランジ5を貫通した空気抜き管11の水平部
を短管4内に挿通させ、その一端側を圧力容器本体1の
胴部1a内側に沿って圧力容器本体1上端部近傍まで延
在させると共に、その他端側を圧力容器本体1外で圧力
容器本体1上縁部よりも上方に位置するよう、上側へ延
在させ、蓋板7をボルト8によりフランジ6の上面に締
結する。
上端部には、予めバルブ12及び圧力計13を接続し、
バルブ12は開いておく。
10から短管2を経て圧力容器本体1内へ給水され、圧
力容器本体1内では水面が上昇する。このため、圧力容
器本体1内に残留していた空気は水により押し出され、
空気抜き管11からバルブ12を経て圧力容器本体1外
へ排出され、水は圧力容器本体1内に満杯となり、更に
給水を行うことにより、水は空気抜き管11からバルブ
12を経て圧力容器本体1外へ排出されるようになる。
されるようになったら、バルブ12を閉止し、更に圧力
計13により検出される圧力が規定値になるまで給水を
継続し、圧力容器本体1内の圧力が規定値になったら、
加圧ポンプ9を停止する。
に圧力計13により検出される圧力容器本体1内の水圧
が所定の値に低下するか否か監視し、圧力計13により
検出した圧力に所定の低下がない場合には、圧力容器本
体1の溶接部に欠陥はないものと判断する。
1内に加圧した水が供給されて満杯になると、蓋板7は
水圧を受け、図4に示すように、蓋板7は撓んで上側に
凸に変形する。このため、圧力容器本体1内に満杯に供
給された水15と蓋板7下面との間には空隙部16が生
じ、この空隙部16に残留した空気はなかなか抜けな
い。このため、水圧テスト時に圧力容器本体1内の水圧
が規定値に達するまで時間を要し、しかも圧力が一定の
値に落ち着き難い。
体の水圧テストを行う際に、圧力容器本体内の水圧が短
時間で一定の規定値になるようにした圧力容器の蓋板構
造を提供することを目的としてなしたものである。
容器の蓋板構造は、圧力容器本体の水圧テストの際に、
該圧力容器本体内に水を供給する手段と、圧力容器本体
内に残留する空気を外部へ排出する空気抜き管とを備
え、該空気抜き管の圧力容器本体内端部は、圧力容器本
体の内側部上端部近傍に開口するようにした圧力容器で
あって、前記圧力容器本体の上部を密閉する蓋板の下面
を、中央部へ向けて滑らかな凸形状になるよう形成した
ものである。
おいては、蓋板の下面は、圧力容器本体内が規定圧に昇
圧しても中央部に向けて滑らかな凸形状を保持するよう
になっている。
ている空気は、空気抜き管から容易に圧力容器本体の外
部へ排出されるため、圧力容器本体の水圧テスト時に容
易且つ迅速に短時間で圧力容器本体内の水圧を規定値ま
で上昇させることができ、且つ圧力は変動することなく
を安定した値を保持することができる。
例と共に説明する。図1及び図2は本発明を実施する形
態の一例である。図1、2中、図3、4に示すものと同
一のものには同一の符号が付してある。而して、図1、
2において、基本的な構成は図3、4に示す従来のもの
と同様である。
が外側縁部よりも厚くなるよう下に凸の滑らかな球面状
に形成してある。蓋板7中央部の厚さは、圧力容器本体
1内の水圧が規定値に達しても、下に向けて凸の状態を
維持する程度とする。
体1の水圧テスト時に圧力容器本体1内に加圧ポンプ9
により給水を行い、圧力容器本体1内を規定圧まで昇圧
させると、図2に示すように、蓋板7の上面中央部側が
上に向けて凸に変形するが、蓋板7の下面も凸の滑らか
な球面状態を維持するため、圧力容器本体1内に残留し
ている空気は、圧力容器本体1の内側面側上部に溜ま
り、空気抜き管11から容易に圧力容器本体1の外部へ
排出される。
容易且つ迅速に短時間で圧力容器本体1内の水圧を規定
値まで上昇させることができ、且つ圧力は変動すること
なく、安定した値を保持することができる。
述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
1、2記載の圧力容器の蓋板構造によれば、圧力容器本
体内に残留している空気は、空気抜き管から容易に圧力
容器本体の外部へ排出されるため、圧力容器本体の水圧
テスト時に容易且つ迅速に短時間で圧力容器本体内の水
圧を規定値まで上昇させることができ、且つ圧力は変動
することなくを安定した値を保持することができる、と
いう優れた効果を奏し得る。
例を示す縦断面図である。
形した状態を示す蓋板近傍の縦断面図である。
図である。
形した状態を示す蓋板近傍の縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧力容器本体の水圧テストの際に、該圧
力容器本体内に水を供給する手段と、圧力容器本体内に
残留する空気を外部へ排出する空気抜き管とを備え、該
空気抜き管の圧力容器本体内端部は、圧力容器本体の内
側部上端部近傍に開口するようにした圧力容器であっ
て、前記圧力容器本体の上部を密閉する蓋板の下面を、
中央部へ向けて滑らかな凸形状になるよう形成したこと
を特徴とする圧力容器の蓋板構造。 - 【請求項2】 蓋板の下面は、圧力容器本体内が規定圧
に昇圧しても中央部に向けて滑らかな凸形状を保持する
ようにした請求項1に記載の圧力容器の蓋板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342112A JP2002147607A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 圧力容器の蓋板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000342112A JP2002147607A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 圧力容器の蓋板構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147607A true JP2002147607A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18816731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000342112A Pending JP2002147607A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 圧力容器の蓋板構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147607A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2456734A4 (en) * | 2009-07-24 | 2013-12-11 | Saint Gobain Ceramics | SILICON CARBIDE GASKET WITH LOW DRY AND WET TIP |
KR101622044B1 (ko) * | 2014-10-29 | 2016-05-17 | 두산중공업 주식회사 | 원자로 용기의 시편 테스트 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4512024Y1 (ja) * | 1967-04-13 | 1970-05-27 | ||
JPS517695A (en) * | 1974-07-08 | 1976-01-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Tankaaniokeru tankuno kyodoshikenhoho |
JPS6090179A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-21 | 横浜市 | 災害時用飲用水保存容器 |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000342112A patent/JP2002147607A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4512024Y1 (ja) * | 1967-04-13 | 1970-05-27 | ||
JPS517695A (en) * | 1974-07-08 | 1976-01-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Tankaaniokeru tankuno kyodoshikenhoho |
JPS6090179A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-21 | 横浜市 | 災害時用飲用水保存容器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2456734A4 (en) * | 2009-07-24 | 2013-12-11 | Saint Gobain Ceramics | SILICON CARBIDE GASKET WITH LOW DRY AND WET TIP |
KR101622044B1 (ko) * | 2014-10-29 | 2016-05-17 | 두산중공업 주식회사 | 원자로 용기의 시편 테스트 장치 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100706 |