JP2002143872A - 光電磁波循環浄水装置 - Google Patents

光電磁波循環浄水装置

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JP2002143872A
JP2002143872A JP2000346377A JP2000346377A JP2002143872A JP 2002143872 A JP2002143872 A JP 2002143872A JP 2000346377 A JP2000346377 A JP 2000346377A JP 2000346377 A JP2000346377 A JP 2000346377A JP 2002143872 A JP2002143872 A JP 2002143872A
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water
electromagnetic wave
photocatalyst
tank
cavitation
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JP2000346377A
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English (en)
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Sumiyoshi Abe
純義 安部
Hideaki Yamazaki
秀昭 山▲崎▼
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VALQUA TECHNO OSAKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光触媒と水中における電磁波利用によって、
水中に含まれるダイオキシン等、有害物質の除去、分
解、並びに、無機質スケールの除去、分解を行い、もっ
て環境保全上不可欠な水質の汚濁防止を図り、あらゆる
水質の高上水化を図ることのできる光電磁波循環浄水装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 流入口2と流出口3とを有する密閉型処
理槽1内に、少なくとも電磁波発振手段4と、紫外線ラ
ンプ5と、光触媒6と、オゾンキャビテーション供給手
段7とを備えた光電磁波循環浄水装置であって、前記オ
ゾンキャビテーション供給手段7によって処理槽1内に
形成される水流により前記光触媒6が処理槽1内を浮遊
するようにされていると共に、前記紫外線ランプ5によ
り紫外線が照射するようにされており、かつ、前記電磁
波発振手段4によって電磁波が発振するようにされてい
ることを特徴とする光電磁波循環浄水装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電磁波循環浄水
装置に関し、詳しくは光触媒と水中における電磁波利用
によって、水中に含まれる有機物、無機物等の有害物質
を除去、分解し、環境保全上不可欠な水質の汚濁防止を
図り、あらゆる水質の高純水化を図ることのできる光電
磁波循環浄水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで工場排水や河川水などの水中の
ダイオキシン等の有機物質を分解、除去するために、様
々な水処理技術が提案されている。近年は、オゾン発生
型のUV−C型水処理装置、これにさらに活性炭を組合
せた水処理装置、逆浸透膜を応用した水処理装置、電気
分解水処理装置、アルカリイオン整水器等が市場に出回
っており、さらに光触媒によるものも検討されている。
【0003】これら従来の水処理技術によれば、水中の
ダイオキシン等の有機物質を有効に除去、分解すること
が可能である。しかしながら、近時は、さらに処理水の
要求水準が高まってきており、汚染廃水ゼロを目指し、
処理水を循環再利用するために、水中のダイオキシン等
の有機物質を除去、分解するだけでなく、無機質スケー
ル等をも除去、分解し、高純水化することが要求されて
いる。従来の水処理技術は、このような要求に充分に答
え得るものではなかった。
【0004】つまり、従来の水処理技術では、有機物質
の除去、分解処理領域といった段階では未解決分野が多
く残っており、無機質スケール等の除去・分解までの浄
水化、高度処理能力は不充分であって、そのために水の
循環再利用が制限されており、処理水の一定量を外部へ
排出する必要があり、このため自然界の水質を汚濁(汚
染)するおそれがあるなどの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光触媒と水
中における電磁波利用によって、水中に含まれるダイオ
キシン等、有害物質の除去、分解、並びに、無機質スケ
ールの除去、分解を行い、もって環境保全上不可欠な水
質の汚濁防止を図り、排水の高度上水化を図ることので
きる光電磁波循環浄水装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた。その結果、“電磁波”
利用による高効率高廃液処理技術を、水中での光触媒と
組合せ、複合化させることにより、ダイオキシン等の有
害物質をはじめ、これまで至難とされていた水中での無
機質をも除去、分解できることを見出し、この知見に基
いて本発明を完成するに到った。つまり、本発明は、U
V−C及びオゾンを発生させ、光触媒を浮遊させた水中
に、導電磁波を発振させるという複合技術で、水処理に
関わる問題を解決したものである。
【0007】即ち、請求項1に係る本発明は、流入口と
流出口とを有する密閉型処理槽内に、少なくとも電磁波
発振手段と、紫外線ランプと、光触媒と、オゾンキャビ
テーション供給手段とを備えた光電磁波循環浄水装置で
あって、前記オゾンキャビテーション供給手段によって
処理槽内に形成される水流により前記光触媒が処理槽内
を浮遊するようにされていると共に、前記紫外線ランプ
により紫外線が照射するようにされており、かつ、前記
電磁波発振手段によって電磁波が発振するようにされて
いることを特徴とする光電磁波循環浄水装置を提供する
ものである。
【0008】請求項2に係る本発明は、電磁波発振手段
が、水中用自励式マイクロウェーブマグネティクスであ
る請求項1記載の光電磁波循環浄水装置を提供するもの
である。
【0009】請求項3に係る本発明は、光触媒が、浮遊
体チタンボール光触媒である請求項1又は2記載の光電
磁波循環浄水装置を提供するものである。
【0010】請求項4に係る本発明は、電磁波発振手段
が水中用自励式マイクロウェーブマグネティクスであ
り、光触媒が浮遊体チタンボール光触媒であって、か
つ、処理槽内に前記オゾンキャビテーション供給手段の
他にローターを設けて、処理槽内に旋回流を形成し、こ
の旋回流により前記光触媒が処理槽内を浮遊するように
されている請求項1記載の光電磁波循環浄水装置を提供
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、請求項1に係る本発明の
光電磁波循環浄水装置の1例を示す、一部切り欠き正面
図であって、中心から右半分を切り欠いて、処理槽1の
内部の様子が分かるようにしたものである。
【0012】請求項1に係る本発明の光電磁波循環浄水
装置は、密閉型の処理槽1から基本的に構成されてい
る。この密閉型の処理槽1は、水の流入口2と流出口3
とを有しており、この処理槽1内で、排水等、処理すべ
き水の処理が行われる。図1では、密閉型の処理槽1
は、ステンレス、アルミニウムなどの金属からなる、略
円筒型のものとし、かつ、水の流入口2と流出口3と
は、処理槽1の上部に設けられているが、いずれもこれ
に限定されるものではない。また、処理槽1の大きさは
特に制限はない。吐出量にもよるが、例えば、1基の直
径1000mm×高さ1500mm程度のものが挙げら
れる。
【0013】請求項1に係る本発明の光電磁波循環浄水
装置は、このような流入口2と流出口3とを有する密閉
型処理槽1内に、少なくとも電磁波発振手段4と、紫外
線ランプ5と、光触媒6と、オゾンキャビテーション供
給手段7とを備えたものであって、前記オゾンキャビテ
ーション供給手段7によって処理槽1内に形成される水
流により前記光触媒6が処理槽1内を浮遊するようにさ
れていると共に、前記紫外線ランプ5により紫外線が照
射するようにされており、かつ、前記電磁波発振手段4
によって電磁波が発振するようにされている。
【0014】電磁波発振手段4は、電波法令に基いての
電磁波発振し得る手段であればよく、特に制限はない
が、請求項2に記載したように、水中用自励式マイクロ
ウェーブマグネティクスが好適である。この水中用自励
式マイクロウェーブマグネティクスの1例を図2〜4に
示す。図2は、この水中用自励式マイクロウェーブマグ
ネティクスの1態様を示す正面図であり、図3はその平
面図であり、図4はその底面図である。
【0015】この水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクス(電磁波発振装置)は、少なくともパワーモジ
ュール31、高周波発振器32、可変コネクター33及
び異形ヘリカルコイル34を順次接続してなり、前記パ
ワーモジュール31と前記高周波発振器32とは本体ケ
ース35内に密閉状態で収容されており、かつ、前記可
変コネクター33と前記異形ヘリカルコイル34とはシ
リコンチューブ36で被覆一体化された足状部材とし
て、前記本体ケース35底部に取り付けられているもの
である。
【0016】この水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクス(電磁波発振装置)は、工業用水や飲料水の循
環に関わる給排水管,給排水機器等に直接組み込んで使
用されるものであって、常に水中に設置される。この水
中用自励式マイクロウェーブマグネティクス(電磁波発
振装置)は、水中内で電流(直流)を流すことによって
電磁波を発振させるため、心臓部である電子装置の弱点
である高熱を水中内で放熱させる機能を有しており、優
れた放熱冷却効果を有している。
【0017】この水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクス(電磁波発振装置)は、少なくともパワーモジ
ュール31と高周波発振器32に、可変コネクター33
及び異形ヘリカルコイル34を順次接続してなるもので
ある。パワーモジュール31は、RF( Radio Frequen
cy )パワーモジュールが用いられ、このパワーモジュ
ール31により、高周波発振器32が発振するようにさ
れている。このパワーモジュール31と高周波発振器3
2とは、略ボックス形の密閉式本体ケース35に収容さ
れており、パワーモジュール31には、冷却用の冷却用
GNDフィン(強制冷却フィン)37が取り付けられて
いる。この本体ケース35内には、さらにSAW(双方
向発振素子)38が密閉状態で収容されている。図3や
図4からも明らかなように、この本体ケース35の周囲
には、強制冷却フィン39が、全面にわたり設けられて
いる。また、この強制冷却フィン39を含む本体ケース
35の周囲は、周波数漏れを防止すると共に、発生する
熱冷却効果を考慮し、チタン膜40で覆われている。従
って、電磁波漏れの心配はなく、安全性についても問題
はない。
【0018】前記したように、この水中用自励式マイク
ロウェーブマグネティクス(電磁波発振装置)は、少な
くとも前記パワーモジュール21と高周波発振器32
に、可変コネクター33及び異形ヘリカルコイル34を
順次接続してなるものであるが、可変コネクター33と
異形ヘリカル(螺旋状)コイル34とはシリコンチュー
ブ36で被覆一体化された足状部材として、前記本体ケ
ース35底部に取り付けられており、異形電磁発振素子
(異形オシレター)として作用する。可変コネクター3
3と異形ヘリカルコイル34とは、シリコンチューブ3
6で被覆一体化された足状部材として、前記本体ケース
35底部に、少なくとも1本以上取り付けられている。
この足状部材は、図3、図4では4本足のものとされて
いるが、これに限定されるものではない。但し、これよ
り少ない2本足のものでは、出力波長、W数が変動す
る。
【0019】この足状部材が電磁発振素子であって、電
磁発振素子は異形ヘリカルとして、最適な電磁波発振の
メカニズムをコイル(ステンレス製)に通電、発振させ
ることにより、槽内の流体(水)に均一な波動を励起さ
せる構造となっている。
【0020】水中での発振周波電力数は、可変コネクタ
ー33により、0W−10w−20W−40wの間で可
変駆動型である。このように発振コイルは可変駆動型
(大口径管にも可)となっており、最適な電磁波発振の
メカニズムをコイルに通電、発振させることにより、管
体流体(水)内で安定した磁界の波動を供給することが
できる。また、制御は、遠隔操作によって、発振装置を
分離遠隔制御する方式となっている。図2中、符号41
は、そのような制御を行うためのアウトプットハーネス
を示しており、符号42は、このアウトプットハーネス
41の周囲を覆っているアウトプットチューブである。
また、符号43は、発振装置の入力電源制御を行うため
のインプットハーネスであり、符号44は、このインプ
ットハーネス43の周囲を覆っているインプットチュー
ブである。これらアウトプットチューブ42とインプッ
トチューブ44は、前記本体ケース35の上部に、それ
ぞれ防水コネクター45、45’を介して取り付けられ
ている。
【0021】また、図中、符号46は強制冷却を行うた
めの冷却ファンであり、符号47はシリコンブレードチ
ューブである。さらに、図3における符号48、49
は、センサー取付孔である。これらセンサー取付孔4
8、49を用いて、導電率センサーや酸化還元電極のセ
ンサー(O.P.R.センサー)を必要に応じて装着で
き得るようにしておくことが好ましい。すなわち、導電
率センサーは主に工業用水について、O.P.R.セン
サーは主に飲料水について、それぞれの性状の測定のた
めに設けられるものである。センサー取付孔48、49
を用いて、導電率センサー、O.P.R.センサーを装
着することによって、例えば飲料用水としての目的の場
合、その使用場所にて、その場で使用する水の酸性、ア
ルカリ性、pHが数字で表示され、工業用としては、導
電率、pH等がその場で判断でき、使用者側の立場に立
った装置である。図3中、符号50は防水防滴コネクタ
ーである。なお、図4中、符号51は温度センサーであ
って、水温を感知してデジタル表示する機能を有してい
る。このため、温度センサーによって槽内の流水温を検
知すると共に、その水温を表示することも可能であり、
また、流体水槽内の電磁波発振装置内の温熱対策もリモ
ートコントロールが可能である。従って、この水中用自
励式マイクロウェーブマグネティクス(電磁波発振装
置)は、外部よりリモートコントロールすることがで
き、また、流体水槽、管、給水管(給湯管)内の温度な
どを直ちに読み取ることができるものとなっている。
【0022】この水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクス(電磁波発振装置)は、自励型として、ある一
定の水の流量になれば、自己発電が可能となり、自励発
振が働く機能を備えている。従って、通常の負荷電流を
必要としない。
【0023】なお、高温水が流入する場合には、必要に
応じて温度センサー51を自然接点センサーとしてお
く。これにより装置内の強制冷却ファン46を自動的に
駆動させることによって、心臓部である電子装置を高熱
から保護することができる。
【0024】この水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクス(電磁波発振装置)は、通常の静電磁波と異な
り、振動タイプの誘導電磁波であるため、水質の軟水、
硬水の両者に適用可能である。
【0025】この水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクス(電磁波発振装置)の足状部材、つまり電磁発
振素子は、請求項1に係る本発明の光電磁波循環浄水装
置の電源部とは別に、常に流水内で発振作動しており、
また、水中用自励式マイクロウェーブマグネティクス
(電磁波発振装置)の足状部材、つまり電磁発振素子
と、その本体ケースとは一体型構成となっている。
【0026】なお、この水中用自励式マイクロウェーブ
マグネティクス(電磁波発振装置)に使用する電源は、
AC変換直流電源(DC)を採用し、入力電源は、AC
90V−260Vのフルレンジ対応型とされている。電
磁波発振手段4(水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクス)は、このような内容のものである。
【0027】次に、請求項1に係る本発明の光電磁波循
環浄水装置は、密閉型処理槽1内に、紫外線ランプ5を
備えている。この紫外線ランプ5は、上記電磁波発振手
段4(水中用自励式マイクロウェーブマグネティクス)
の上方であって、処理槽1の中央部に、必要に応じた本
数(通常、5〜10本程度)を容量、反射能力等によっ
て調整考慮される。なお、紫外線ランプ5用の電源とし
ては、通常、省エネ型低電圧可変調整インバーター電源
が用いられ、1セットで2本の紫外線ランプを同時調整
できるタイプとし、フルレンジ対応型の電源である。さ
らに、通常、この紫外線ランプ5を保護するために、そ
の周囲が保護管(石英管)8で覆われている。また、紫
外線ランプ5の近傍には、紫外線を反射する、鏡面体か
らなる反射筒9が設けられている。
【0028】また、請求項1に係る本発明の光電磁波循
環浄水装置には、密閉型処理槽1内に、光触媒6が備え
られている。図5は、この光触媒6の1態様を示す縦断
面図である。この光触媒6としては、浮遊体チタンボー
ル、つまり浮遊性を有するチタンボールが用いられ、よ
り具体的には、セラミックボール等の表面に二酸化チタ
ンの塗膜62を有する球状体からなるものが、エアレー
ションによる浮遊性並びに光触媒としての反射作用に優
れることから好適である。
【0029】ここで光触媒6としては、直径3〜12m
m程度のものが好ましく、さらに、比重が1.2程度の
ものであり、エアーキャビテーションなどによる浮遊性
を示すものであることが好ましい。また、二酸化チタン
の塗膜62の厚さは、通常、10〜15μm程度であ
る。
【0030】このような光触媒6は、例えば、セラミッ
クボール等の表面をサンドブラスト加工し、次いで特殊
プライマー処理を施し、乾燥させた後、二酸化チタンバ
インダーを塗布、焼き付けすることにより製造すること
ができる。図5中、符号63はサンドブラスト処理面で
ある。このようにしてプライマーを塗布した後、二酸化
チタンをバインダーと共に塗布し、乾燥させて、厚みが
10〜15μm程度の二酸化チタンの塗膜62を形成す
ればよい。このような光触媒6は、通常、処理水1Lあ
たり2〜5個程度の割合で、処理槽1内に備えられてい
る。なお、光触媒6は、完全に球状でなくともよく、断
面形状がやや楕円形を帯びたもののように、略球状のも
のであってもよい。
【0031】このような光触媒6は、比重が適正であっ
て、水中でのエアー供給パイプを用いての浮遊作用効果
が高く、しかも光触媒の反射作用が高められており、浄
水装置用の光触媒として用いた場合に、有機物の除去・
分解処理能力が著しく向上したものとなっている。
【0032】さらに、請求項1に係る本発明の光電磁波
循環浄水装置には、密閉型処理槽1内に、オゾンキャビ
テーション供給手段7が備えられている。前記したよう
に、紫外線ランプ5の近傍に鏡面体からなる反射筒9が
設けられているが、この鏡面体からなる反射筒9の内部
が、別途設置したオゾンキャビテーション供給装置(図
示していない)からのオゾンキャビテーションの供給通
路とされており、オゾンキャビテーション供給手段7と
して示されている。また、この鏡面体からなる反射筒9
の内部は、同時に電磁波発振手段4である自励式マイク
ロウェーブマグネティクスにおけるコントロールハーネ
スの流水内ダクトとしての役目を果たしている。オゾン
キャビテーション供給装置としては、オゾン濃度、循環
流量等が常にコントロール可能な方式の装置が採用さ
れ、遠隔操作によってオゾンが流水中に送り込まれる。
オゾンキャビテーション供給手段7から供給されるオゾ
ンエアーは、オゾンキャビテーション吹出し口10から
吹き出される。
【0033】なお、図中、符号11は金属フィルターで
ある。この金属フィルター11近傍の横断面説明図を図
6に示す。図6から明らかなように、この金属フィルタ
ー11は、外形が略円形の皿状をなしており、かつ表面
にはフィルターとしての役目をもつ小孔が多数穿設され
ている。この金属フィルター11の表面は、紫外線の反
射光を利用するため、鏡面仕上げとすることが好まし
い。この金属フィルター11のすぐ上部に、前記したオ
ゾンキャビテーション吹出し口10が、図6に示すよう
に、略十字形に設けられている。なお、符号12は、金
属フィルター11とオゾンキャビテーションの吹出し口
10を併合させるための止め金具であって、オゾンキャ
ビテーション吹出し口を兼ねたものである。
【0034】請求項1に係る本発明の光電磁波循環浄水
装置は、前記したように、流入口2と流出口3とを有す
る密閉型処理槽1内に、少なくとも電磁波発振手段4
と、紫外線ランプ5と、光触媒6と、オゾンキャビテー
ション供給手段7とを備えたものであって、前記オゾン
キャビテーション供給手段7によって処理槽1内に形成
される水流により前記光触媒6が処理槽1内を浮遊する
ようにされていると共に、前記紫外線ランプ5により紫
外線が照射するようにされており、かつ、前記電磁波発
振手段4によって電磁波が発振するようにされている。
【0035】即ち、前記エアー供給手段7によって処理
槽1内に形成される水流により、前記光触媒6が処理槽
1内を浮遊するようにされている。図1では、請求項4
に記載したように、オゾンキャビテーション供給手段7
の他に、さらにローター13を設け、処理槽1内に旋回
流を形成し、この旋回流により前記光触媒6が処理槽1
内を浮遊するようにされている。従って、光触媒6によ
る浄水効果が一層高められている。符号14は、ロータ
ー13を駆動するためのモーターである。
【0036】これら、ローター13,モーター14は、
図1に示すように、処理槽1の上部に設けることが好ま
しいが、処理槽1の底部などに設けることもできる。モ
ーター14としては、AC駆動インダクションモーター
であり、このようなモーター14によって、ローター1
3は90度正逆回転可能なものとされている。この結
果、処理槽1内の流体(処理すべき水)を正転、反転さ
せることが可能となり、浄化能力を一層高めることがで
きる。なお、モーター14駆動用の電源としては、工業
・商業用電取法に沿った高調波サージノイズ規制に対応
した省エネ低電圧可変駆動付インバーター電源である。
また、符号15は、水の浄化処理を行うことにより処理
槽1内に沈澱した無機質スケール等を排出するための排
出弁である。
【0037】次に、請求項1に係る本発明の光電磁波循
環浄水装置は、前記紫外線ランプ5により紫外線が照射
するようにされている。この紫外線ランプ5により照射
される紫外線により、光触媒6が励起させられる。ま
た、この紫外線を反射する、鏡面体からなる反射筒9
が、紫外線ランプ5の近傍に設けられているが、さら
に、処理槽1の内部壁面16は、二酸化チタンの膜を有
するものとしている。さらに、中間壁がある場合、その
中間壁も二酸化チタンの膜を有するものとすることが望
ましい。
【0038】具体的には、処理槽1の内部壁面16に二
酸化チタンの膜を有するものとする方法には、二酸化チ
タンを燒結含浸させる塗膜形成方法と、二酸化チタン燒
結シートをライニングする方法とがあり、流水体系と流
水粘性及び水の使用頻度と性質等を考慮して、いずれか
の方法を選択すればよい。また、使用材質によっても、
その処理方法が異なっているため、いずれかの方法によ
り、少なくとも二酸化チタンの膜を有するものであれば
よい。処理槽1の内部壁面は、通常、ステンレス(SU
S304)にサンドブラスト処理を行い、二酸化チタン
を燒結含浸させたものであり、その中で最適処理を形成
されたものを用いる。また、複数の紫外線ランプ5が破
壊されないようにするために設けられている担持床型の
保護盤17の表面を、二酸化チタンを燒結含浸させたも
のとしておくことが好ましい。さらに、処理槽1上部に
設けられている蓋18の底面19を鏡面仕上げとしてお
くことが好ましい。これにより、常時、上部(天板)か
らも紫外線の反射光を活用することができる。
【0039】さらに、請求項1に係る本発明の光電磁波
循環浄水装置は、前記電磁波発振装置4によって電磁波
が発振するようにされている。
【0040】請求項1に係る本発明の光電磁波循環浄水
装置としては、請求項4に記載されているように、電磁
波発振装置4が、水中用自励式マイクロウェーブマグネ
ティクスであり、光触媒6が、浮遊体チタンボール触媒
であり、かつ、処理槽1内に前記オゾンキャビテーショ
ン供給手段7の他にローター13を設けて、処理槽1内
に旋回流を形成し、この旋回流により前記光触媒6が処
理槽1内を浮遊するようにされているものが特に好まし
い。
【0041】なお、図1中、符号20は電子フロートレ
ベルスイッチであり、符号21はエアー抜きバルブであ
る。処理槽1内の上部に設けられている電子フロートレ
ベルスイッチ20により、処理槽1内の処理流水の上昇
下降が判別できると共に、水の流体状況が判別できる。
この電子フロートレベルスイッチ20は、同時に外部メ
インコントロール部に接続され、槽内流水状態を表示
し、流入バルブ22の手動制御が可能である。また、処
理槽1内の上部に設けられているエアー抜きバルブ21
により、水質保護(水の変質防止)が図られている。
【0042】ここで受水流入水をコントロールする、流
入口2のバルブ22としては、水を瞬時に高温水に変化
させる機能を持つプラズマ放電浄化装置を常時装備する
ことが、一次使用排液(水)又は通常汚水、雨水、酸性
雨対策とその効果を担うことからみて、好ましい。ここ
でプラズマ放電浄化装置とは、槽内水流体にAC又はD
C電流を特殊波動的に放電させる機能と共に、水質の汚
濁防止と浄化、並びにろ過フィルター機能を併せ持つ超
小型の水処理装置をいう。特に図7に示す如きプラズマ
放電浄化装置を採用することが好ましい。
【0043】以下、このプラズマ放電浄化装置の実施の
形態を図面に基いて説明する。図7は、このプラズマ放
電浄化装置の1例を示す、一部切り欠き正面図であっ
て、主に流入水孔付近の下半分と、流出水孔付近の下半
分と、電源ボックス付近などを切り欠いて、プラズマ放
電浄化装置の内部の様子が分かるようにしたものであ
る。
【0044】このプラズマ放電浄化装置は、内部に流水
のON、OFF機能を備えた電磁弁コントロール部と、
瞬時放電機能のタイマー設定機構、及びそれらの表示機
構と、さらに流水温度センサー表示機能とを併せ持つ装
置を同一体としたものである。このプラズマ放電浄化装
置は、内部に流入電磁弁71を備えたものであって、こ
の流入電磁弁71よりも流入水孔72側に、電磁波放電
機能を有する金属メッシュフィルター73とカーボン繊
維フィルター74とを順次配置すると共に、この流入電
磁弁71より流出水孔75側に、活性石触媒76を配置
し、さらに光触媒77を複数個配置してなるものであ
る。
【0045】このプラズマ放電浄化装置は、内部に流入
電磁弁71を備えた超小型の水処理装置である。この流
入電磁弁71は、電磁弁DCモーター78により開閉駆
動される。なお、図7中、符号79は隔壁であり、符号
80は電源ボックスを示している。流入電磁弁71は、
入流水廃水対策として装着されている。
【0046】このプラズマ放電浄化装置は、この流入電
磁弁71よりも流入水孔72側に、電磁波放電機能を有
する金属メッシュフィルター73とカーボン繊維フィル
ター74とが順次配置されており、これにより第1段階
目の浄化処理を行う。
【0047】ここで流入水孔72は、流入パイプ101
の内部に設けられており、この流入パイプ101の内部
に金属メッシュフィルター73とカーボン繊維フィルタ
ー74とが順次配置されている。金属メッシュフィルタ
ー73は、電磁波(プラズマ)放電機能を有するもので
ある。電磁波放電効果の発生は、電源ボックス80に搭
載された起電力昇圧放電コイル(図示していない)によ
って行われる。この起電力昇圧放電コイルは、タイマー
設定変動が容易(単極30分〜60分)であり、多用途
駆動に適したものとされている。起電力昇圧放電コイル
によって昇圧された電圧は、インパルス状態で、金属メ
ッシュフィルター73に通電、高圧微電流へ変換しなが
ら、殺菌機能を果たす役割を担う機構となっている。
【0048】即ち、より具体的には、まず電源ボックス
80に搭載された起電力昇圧放電コイルによって、数秒
ON、数秒OFFを6〜7秒起電力昇圧放電させ、接続
された高圧耐熱コードを経て高圧放電用電極アウトレッ
ト102を通じて、金属メッシュフィルター73にその
高電圧をパルス状に流すことによって、金属メッシュフ
ィルター73による高電圧放電が行われることになる。
このように、金属メッシュフィルター73にその高電圧
をパルス状に流すことによって高電圧放電を行い、その
流入水孔72に流入した流排水を瞬時に高温水に変化さ
せ、これにより流排水中の微生物等の殺菌乃至滅菌を図
ると共に、大型懸濁物のろ過を図る。このようにして、
電磁波放電機能を有する金属メッシュフィルター73に
よって、水中に含まれる微生物等の死滅殺菌が図れる。
【0049】また、このような金属メッシュフィルター
73の後段には、カーボン繊維フィルター74が配置さ
れている。このカーボン繊維フィルター74によって、
精密ろ過が行われ、流入水中の異物や固形残渣物が除去
される。即ち、このカーボン繊維フィルター74にも、
金属メッシュフィルター73と同時に微弱電流が流され
ることによって、凝集ろ過的にウィルス(一部フミン酸
を含む)、粘土残渣、細菌類、シルト、藻類、原虫類を
含むコロイドから、懸濁物質残渣物の除去が図られる。
【0050】なお、符号81はフィルター取替え口であ
り、メンテナンス時に、フィルター取替え口81から、
金属メッシュフィルター73やカーボン繊維フィルター
74を取り替えることができる。また、符号82は圧電
振動ジャイロセンサーである。圧電振動ジャイロセンサ
ー82は、対地震センサーの一種であり、この圧電振動
ジャイロセンサー82により得られた情報によって、電
気回路及び水流ラインの起動、停止を発信、指令する機
能を発揮させるための制御板マザーボード83が、電源
ボックス80内に設けられており、これにより作動中の
装置全体の安全性を確保している。符号84は、制御板
マザーボード83の温度情報を表示する温度表示板(デ
ジタル温度表示板)である。
【0051】なお、このプラズマ放電浄化装置には、小
型タンク98に蓄積されたドレン類を排出しうるように
するために、ドレン弁(ドレンバルブ)85と、このド
レン弁85を開閉駆動するためのドレン弁DCモーター
86と、ドレン排出口87を有するドレン排出パイプ8
8とが設けられている。ここでドレン弁DCモーター8
6と、先に述べた電磁弁DCモーター78とは、いずれ
も速度可変型としておくことが好ましい。これにより、
弁の開閉スピードを制御板マザーボード83により自由
にコントロールすることができるからである。
【0052】さらに、プラズマ放電浄化装置の内部に
は、温度センサー89が設けられており、この温度セン
サー89と前記制御板マザーボード83とを接続してお
くことにより、バルブ内の水温の変化の状況を制御板マ
ザーボード83で常に手動コントロールできるようにさ
れている。なお、符号90は特定小電力電源コードであ
り、符号91は、特定小電力電源コード90を電源ボッ
クス80に接続するための防水コネクターである。
【0053】また、符号92はタイマー設定表示板であ
って、設定キースイッチ93によって入力されたタイマ
ー設定情報などが表示される。また、この設定キースイ
ッチ93により入力された温度情報は、前記温度表示板
(デジタル温度表示板)84に表示される。さらに、前
記金属メッシュフィルター73には、高圧微電流が流れ
るため、金属メッシュフィルター73が配置されている
流入パイプ101の周囲には、高圧耐熱遮蔽取付板94
が取付られており、また、コードも高圧耐熱コード95
とされている。
【0054】なお、図中、符号97は内壁を、符号98
は小型タンクを、符号99は上部保護カバーをそれぞれ
示している。小型タンク98は、その底部が半球体状を
なしており、この半球体状をなす底部に、粘性、砂状残
渣、無機物質等(ドレン類)が沈澱させられる。小型タ
ンク98の底部に溜まったドレン類は、前記ドレン弁D
Cモーター86により開閉駆動させられるドレン弁(ド
レンバルブ)85を通じて、ドレン排出口87から排出
されることになる。小型タンク98は、放熱性に優れた
構造のものとすべきである。
【0055】また、上部保護カバー99は、全体が略半
球体状をなしており、その内部に前記した如き電子機器
類、すなわち電源ボックス80、圧電振動ジャイロセン
サー82、制御板マザーボード83、温度表示板(デジ
タル温度表示板)84、タイマー設定表示板92、設定
キースイッチ93等が内蔵されている。これら上部保護
カバー99内に内蔵されている電子機器類について述べ
ると、特定小電力電源コード90により、防水コネクタ
ー91を経て、電源ボックス(小型特定電源ブロック)
80に通電し、該電源ボックス80に搭載されている起
電力昇圧放電コイルを駆動させる。この電源ボックス8
0内の起電力昇圧放電コイルの電流が、前記したように
高圧耐熱コード95を経て金属メッシュフィルター73
に伝えられ、金属メッシュフィルター73による高電圧
放電が行われることになる。
【0056】一方、電源ボックス(小型特定電源ブロッ
ク)80に通電した電流は、温度センサー89に通電さ
れ、これと接続している制御板マザーボード83上の温
度表示板(デジタル温度表示板)84に温度表示され
る。この結果、バルブ内の水温の変化の状況を制御板マ
ザーボード83で常に手動コントロール(リモートコン
トロール)することができるようになっている。
【0057】また、電源ボックス(小型特定電源ブロッ
ク)80に通電した電流は、電磁弁DCモーター78と
ドレン弁DCモーター86に通電され、これらの電源を
ONとすると同時に、圧電振動ジャイロセンサー82に
伝えられる。この圧電振動ジャイロセンサー82は、前
記したように、対地震センサーの一種であり、規定値以
上の揺れを感じた場合、自動的に電源をコントロール
(ON−OFF)するようにされている。
【0058】なお、入力設定については、設定キースイ
ッチ93により行うことができ、前記したように、この
設定キースイッチ93により入力された温度情報は、前
記温度表示板(デジタル温度表示板)84に表示され、
また、設定キースイッチ93によって入力されたタイマ
ー設定情報がタイマー設定表示板92に表示される。ま
た、電磁弁DCモーター78とドレン弁DCモーター8
6、さらに後述する紫外線ランプ(冷陰極管中圧ランプ
(UV−C))96は、電源ボックス(小型特定電源ブ
ロック)80前面のアナログスイッチで作動変換が可能
とされている。
【0059】次に、プラズマ放電浄化装置は、前記した
如き流入電磁弁71よりも流出水孔75側に、活性石触
媒76を配置し、さらに光触媒77を複数個配置してな
るものであり、これにより第2段階目の浄化処理を行
う。
【0060】ここで流出水孔75は、放熱性を考慮した
略蛇腹状のパイプ管100の内部に設けられている。該
パイプ管100の形状を略蛇腹状とすることによって、
昇圧された電圧によって高温となっている処理水の温度
を下げることができる。
【0061】プラズマ放電浄化装置は、流入電磁弁1よ
りも流出水孔5側に、まず活性石触媒6が配置されてい
る。即ち、プラズマ放電浄化装置は、後記光触媒77が
配置されている箇所よりも流入電磁弁71寄りの流出水
孔75付近に、活性石触媒76が封入されており、これ
により、水を改質(バイオ作用で活性化)させると共
に、ろ過機能も併せ持つものとなっている。
【0062】次に、プラズマ放電浄化装置は、前記活性
石触媒76の後段に、光触媒77が複数個配置されてい
る。ここで光触媒77としては、酸化チタン(TiO
2)光触媒が用いられ、とりわけチタンボールが好適で
ある。
【0063】ここでチタンボールとしては、比重が1.
2程度であり、エアーキャピテーションなどによる浮遊
性を示すものであることが好ましい。さらに、このチタ
ンボールとしては、パイプ(容器)の径に合わせると同
時に、紫外線UV−Cを計算したものであり、この範囲
の中から使用目的に応じて適宜選定すればよい。なお、
このチタンボールは、完全に球状でなくともよく、断面
形状がやや楕円形を帯びたもののように、略球状のもの
であってもよい。
【0064】このような光触媒77は、プラズマ放電浄
化装置の大きさや光触媒77自体の大きさにもよるが、
通常、プラズマ放電浄化装置内の流出水孔75側の空洞
に、複数個、空洞内で浮遊しうる状態で収容される。但
し、その数は特に制限されるものではない。また、光触
媒77を励起させるために、紫外線ランプ96、とりわ
け紫外線冷陰極管中圧ランプ(UV−C)が用いられ
る。この紫外線ランプ96は、特定小電力電源コード9
0により、防水コネクター21を経て、電源ボックス
(小型特定電源ブロック)80に接続されている。従っ
て、前記したように、電源ボックス(小型特定電源ブロ
ック)80に通電した電流は、電磁弁DCモーター78
とドレン弁DCモーター86に通電され、これらの電源
をONとすると同時に、圧電振動ジャイロセンサー82
に伝えられ、規定値以上の揺れを感じた場合、自動的に
電源をコントロール(ON−OFF)するようにされて
いる。
【0065】光触媒77を流出水孔75側の空洞に浮遊
させ、これを紫外線ランプ96により励起させることに
より、洗浄、ろ過効果を一層向上させることができる。
即ち、この光触媒77は、光触媒の反射作用が高められ
ており、水処理装置用の光触媒として用いた場合、有機
物の除去・分解処理能力が著しく向上したものとなって
いるため、プラズマ放電浄化装置の持つ洗浄、ろ過効果
を一層向上させることができる。特に光触媒77の中央
部にUV−C照射を反射させることにより、有効にトリ
ハロメタン類等の分解を行うことができる。
【0066】本発明で用いるプラズマ放電浄化装置は、
上記した如き構造並びに作用を有するものである。より
具体的には、このプラズマ放電浄化装置によれば、略蛇
腹状のパイプ管100の内部を流れる水の中の不純物で
ある溶解性成分(フミン酸の一部、フルボ酸、イオン化
されている界面活性剤等の洗剤類、雨水等に含まれてい
る残留農薬、アンモニウムイオン、カルシウムイオン、
塩素イオン、ジェオスミン、クロロホルム等、臭気発生
の元となる物質)について、活性石触媒により吸着、ろ
過処理が行われ、さらに光触媒作用(酸化還元作用)に
よる浄化処理が行なわれる。この結果、配管ラインの水
質が上質化され、上水道用として再利用可能となる。
【0067】上記した如きプラズマ放電浄化装置によれ
ば、コンパクトな処理装置であるにもかかわらず、しか
も微生物処理とは全く異なった形式で、安全に雨水、一
般家庭生活雑排水、工業雑排水等の水質を向上させ、浄
水化することができ、これによりリサイクル可能なもの
とすることができる。即ち、このプラズマ放電浄化装置
においては、前段においては、電磁波放電機能を有する
金属メッシュフィルター73による高電圧放電によっ
て、水中に存在する微生物菌群を殺菌・滅菌し、また、
後段においては、カーボン繊維フィルター74によっ
て、流入水中の異物や固形残渣物を除去することがで
き、さらに活性石触媒76によって、水を改質(活性
化)させると共に、ろ過機能も併せ持つものとなってお
り、さらに、光触媒77による光触媒作用により、トリ
ハロメタン等の低減分解、食品添加物等の分解を行うと
共に、なお存在する粘性残渣、無機物質等は、プラズマ
放電浄化装置内部の底部に沈澱させ、ドレン排出口87
から適宜排出することができる。このようなプラズマ放
電浄化装置により処理した家庭生活雑排水、工業雑排水
等は、上記した通りの前段及び/又は後段で行う浄化処
理によって、浄水化されていることから、公共の浄水場
へ流水しても、非常に容易にろ過が可能であり、リサイ
クル利用することも可能となり、水の有効利用を図り、
ひいては環境保全に貢献することが期待される。従っ
て、このプラズマ放電浄化装置は、一般家庭用のプラズ
マ放電浄化装置として有効に利用される他、工業用のプ
ラズマ放電浄化装置などとして有効に利用することがで
きる。
【0068】以上の如き請求項1に係る本発明の光電磁
波循環浄水装置は、メインタンクをなす処理槽1を単独
で用いてもよいが、必要に応じてサブタンクと適宜組み
合わせて用いてもよい。通常は、メインタンクとサブタ
ンク、またはそれらの3−4槽連結型を基本構造とし、
メインタンクで無機質の沈殿、有機物の分解除去を担っ
たもので、サブタンクは、メインタンクで無機物浄化後
の活性化上水に励起させ得る機能を有する。すなわち、
光触媒を励起させるための処理時間を適切な時間に調節
するためである。また、水の流量変化によってサブタン
クの増減連結が適宜可能な構造として省エネルギー効率
を図った装置である。メインタンクAをなす処理槽1を
2槽のサブタンクBと組み合わせた説明図を図8、図9
に示す。図8は正面図であって、図9は側面図である。
AC入力電源は、電源部112として、メインタンク
A、及びサブタンクBの上部半円球ドーム内に、一体収
納されている。なお、請求項1に係る本発明の光電磁波
循環浄水装置に使用する電源については、モーター、ポ
ンプ、コンプレッサー、ファン、オゾン発生電源は、全
て商業、工業用電取基準法令に基いて、入力側の高調
波、ノイズ、サージ対策を施した装置であり、入方(入
力)電源は、省エネルギー効率(15%程度省エネとな
る)の点から、入方90V−260Vフルレンジタイプ
インバーター方式の低電圧可変調整式とする。また、制
御ボックス111には、メーターブレーカー、サーキッ
トプロテクター、スイッチ、LED表示灯等がコンパク
トに設置されている。この制御ボックス112は、メイ
ンタンク側面体に取り付け可能なものとしている。
【0069】以上の如き請求項1に係る本発明の光電磁
波循環浄水装置により、循環浄水化される。即ち、まず
排水等、処理すべき水を水の流入口2から処理槽1内に
導入する。導入の際、流入口2のバルブ22として、プ
ラズマ放電浄化装置を設けることにより、一次的な水質
の汚濁防止と浄化、並びにろ過が行われる。一方、モー
ター14を駆動してローター13を回転させると共に、
調整済オゾンエアーがオゾンキャビテーション供給装置
によって流水中にオゾンキャビテーションとなってオゾ
ンエアー吹出し口10から噴出される。これにより、処
理槽1内に旋回流が形成され、この旋回流により光触媒
6が処理槽1内を浮遊する。このような状態で、紫外線
ランプ5により紫外線が照射され、かつ、電磁波発振手
段4(自励式マイクロウェーブマグネティクス)によっ
て電磁波が発振される。この結果、光触媒と水中におけ
る電磁波利用によって、水中に含まれる有機物、無機物
等の有害物質が完全に除去、分解される。従って、環境
保全上不可欠な水質の汚濁防止が図られ、排水の高度上
水化を図ることができる。
【0070】このようにして浄化された活性の水は、処
理槽1の流出口3から流出し、さらに必要に応じてサブ
タンクを経由することになるが、最終ラインの出口フラ
ンジ部にて、上水と、洗浄水,工業用水とに区別し、応
用可能なシステムとするため、活性石(炭)を最終ライ
ンの出口フランジ部のフィルターボックスに充填敷設し
ておくとよい。これにより、高度上水化能力を持つ浄化
水処理装置とすることができる。このため、処理水を全
て循環再利用することができ、この結果、排水のリサイ
クル使用が可能となってくる。
【0071】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によれば、光触媒
と水中における電磁波利用によって、水中に含まれるダ
イオキシン等、有害物質の除去、分解、並びに無機質ス
ケールの除去、分解を行い、もって環境保全上不可欠な
水質の汚濁防止を図り、排水の高度上水化を図ることの
できる画期的な水処理装置が提供される。即ち、請求項
1に係る本発明によれば、光触媒による高効率高廃液処
理技術を、水中での導電磁波動と組合せ、複合させるこ
とにより、ダイオキシン等の有害物質をはじめ、至難と
された水中での無機質をも除去、分解することができ
る。しかも、洗浄ラインでの薬剤使用の必要もなく、無
公害システムということができる。このため、処理水を
全て循環再利用することができ、この結果、汚染廃水を
再リサイクルすることが可能となって自然界への汚染源
を断つことができるばかりか、コストダウンをも達成す
ることができる。
【0072】請求項1に係る本発明は、ダイオキシンを
はじめ、無機質スケールなどの分解、除去といった効果
が期待でき、現状市場化されている紫外線(UV−C)
水処理に代わって使用されることが期待される。請求項
1に係る本発明の光電磁波循環浄水装置は、その他応用
技術展開が可能となるシステムである。従って、水利用
のあらゆる分野で環境保全、水質改善効果に加え、省エ
ネ等の効果が期待される。
【0073】請求項1に係る本発明の光電磁波循環浄水
装置は、環境保全上問題となっている有害物質の回収、
抽出、無害化技術であり、既存技術による水質をより自
然界へ戻すこととなり、その波及効果と寄与度は計り知
れない。つまり、ダイオキシン等の除去と、水中での無
機質分解・除去によって、汚染浄水をはじめ、腐食防
止、スケール除去など、水の安定供給、水質管理・保全
上、極めて有効な技術となることが期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に係る本発明の光電磁波循環浄水装
置の1例を示す、一部切り欠き正面図である。
【図2】 水中用自励式マイクロウェーブマグネティク
スの1態様を示す正面図である。
【図3】 図2の平面図である。
【図4】 図2の底面図である。
【図5】 光触媒6の1態様を示す縦断面図である。
【図6】 金属メッシュフィルター11近傍の横断面説
明図である。
【図7】 プラズマ放電浄化装置の1例を示す、一部切
り欠き正面図であ
【図8】 メインタンクAをなす処理槽1を2槽のサブ
タンクBと組み合わせ状態を示す正面図である。
【図9】 図8の側面図である。
【符号の説明】 1 処理槽 2 流入口 3 流出口 4 電磁波発振装置 5 紫外線ランプ 6 光触媒 7 オゾンキャビテーション供給装置 8 保護管(石英管ジャケット) 9 反射筒 10 オゾンキャビテーション吹出し口 11 金属メッシュフィルター 12 止め金具兼オゾンキャビテーション吹出し口 13 ローター 14 モーター 15 排出弁 16 処理槽の内部壁面 17 担持床型の保護盤 18 蓋 19 蓋の底面 20 電子フロートレベルスイッチ 21 エアー抜きバルブ 22 流入口のバルブ 31 パワーモジュール 32 高周波発振器 33 可変コネクター33 34 異形ヘリカルコイル 35 本体ケース 36 シリコンチューブ 37 強制GNDフィン(強制冷却ヒートシンク) 38 SAW(双方向発振素子) 39 強制冷却フィン 40 チタン膜 41 アウトプットハーネス 42 アウトプットチューブ 43 インプットハーネス 44 インプットチューブ 45、45’ 防水コネクター 46 冷却ファン 47 シリコンブレードチューブ 48 センサー取付孔 49 センサー取付孔 50 防水防滴コネクター 51 温度センサー 62 二酸化チタンの塗膜 63 サンドブラスト処理面 71 流入電磁弁 72 流入水孔 73 金属メッシュフィルター 74 カーボン繊維フィルター 75 流出水孔 76 活性石触媒 77 光触媒 78 電磁弁DCモーター 79 隔壁 80 電源ボックス(起電力昇圧放電コイル搭載) 81 フィルター取替え口 82 圧電振動ジャイロセンサー 83 制御板マザーボード 84 温度表示板(デジタル温度表示板) 85 ドレン弁 86 ドレン弁DCモーター 87 ドレン排出口 88 ドレン排出パイプ 89 温度センサー 90 特定小電力電源コード 91 防水コネクター 92 表示板(タイマー設定表示板) 93 設定キースイッチ 94 高圧耐熱遮蔽取付板 95 高圧耐熱コード 96 紫外線ランプ(UV−C) 97 内壁 98 小型タンク 99 上部保護カバー 100 略蛇腹状のパイプ管 101 流入パイプ 102 高圧放電用電極アウトレット 111 制御ボックス 112 電源部 A メインタンク B サブタンク
フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 秀昭 大阪府八尾市渋川町7−7−33 Fターム(参考) 4D037 AA05 AB14 BA17 BA26 CA04 CA12 4D050 AA02 AB19 AB31 BB02 BC06 BC09 BD02 CA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口と流出口とを有する密閉型処理槽
    内に、少なくとも電磁波発振手段と、紫外線ランプと、
    光触媒と、オゾンキャビテーション供給手段とを備えた
    光電磁波循環浄水装置であって、前記オゾンキャビテー
    ション供給手段によって処理槽内に形成される水流によ
    り前記光触媒が処理槽内を浮遊するようにされていると
    共に、前記紫外線ランプにより紫外線が照射するように
    されており、かつ、前記電磁波発振手段によって電磁波
    が発振するようにされていることを特徴とする光電磁波
    循環浄水装置。
  2. 【請求項2】 電磁波発振手段が、水中用自励式マイク
    ロウェーブマグネティクスである請求項1記載の光電磁
    波循環浄水装置。
  3. 【請求項3】 光触媒が、浮遊体チタンボール光触媒で
    ある請求項1又は2記載の光電磁波循環浄水装置。
  4. 【請求項4】 電磁波発振手段が水中用自励式マイクロ
    ウェーブマグネティクスであり、光触媒が浮遊体チタン
    ボール光触媒であって、かつ、処理槽内に前記オゾンキ
    ャビテーション供給手段の他にローターを設けて、処理
    槽内に旋回流を形成し、この旋回流により前記光触媒が
    処理槽内を浮遊するようにされている請求項1記載の光
    電磁波循環浄水装置。
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