JP2002143278A - 殺菌性混合ガス供給方法及び供給装置 - Google Patents

殺菌性混合ガス供給方法及び供給装置

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JP2002143278A JP2001213460A JP2001213460A JP2002143278A JP 2002143278 A JP2002143278 A JP 2002143278A JP 2001213460 A JP2001213460 A JP 2001213460A JP 2001213460 A JP2001213460 A JP 2001213460A JP 2002143278 A JP2002143278 A JP 2002143278A
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耕平 青柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い殺菌性を有する安定化二酸化塩素に着目
してなされたものであり、液化二酸化炭素(液化炭酸ガ
ス)を使用することにより簡易かつ安定に供給可能な殺
菌性混合ガスの供給方法及び供給装置を提供すること。 【解決手段】 液状の安定化二酸化塩素と液化二酸化炭
素とを液状態または気化状態で混合し、圧力および/ま
たは温度調節可能な混合手段を介して所定濃度の混合ガ
スを対象空間に放出する。殺菌性ガス供給装置は、液状
の安定化二酸化塩素容器(10)と液化二酸化炭素容器(12)
と、これら両容器から液体状態および/または気化状態
の内容物を受ける混合容器であって圧力調節装置(16)お
よび加熱手段(18)を備えた混合容器(14)と、通過ガスの
流量を調節可能な調節弁を介して送られる混合ガスを所
望空間に放出するガス放出器(22)と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺菌、脱臭、酸化
防止等に有効な混合ガスを簡易かつ安定に供給するため
の殺菌性混合ガス供給方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】殺菌、脱臭、酸化防止等の効果を有する
薬剤類は種々存在し、これらの薬品をそのまま或いは希
釈した溶液や粉末の状態でスプレーや噴霧器、散布器等
を使用して行われている。
【0003】このような方法では、散布のための専用の
スプレーや噴霧器を別途用意し、これらに薬剤を充填す
る等の手間が必要となり、特に安定かつ所定の効果を長
期にわたり保持する用途には適さない。そこで、安全、
簡易かつ安定的に殺菌や酸化防止に効果のあるガス類の
発生方法、装置が望まれている。
【0004】また、殺菌や酸化防止等のための薬品類に
は、活性炭、活性白土、シリカゲル等の吸着材を用いて
吸着または中和するようなものも多数存在する。しかし
ながら、このような吸着または中和するものは、有効に
機能する期間に限度があり時間の経過にしたがって効果
が薄くなる欠点がある。そのため、ロッカー室、病室、
救急車の車内、手術室、生鮮野菜・食肉・魚介類倉庫等
には、安定化二酸化塩素(ClO2 )溶液を気化させた
ガスも使用されている。
【0005】安定化二酸化塩素は、漂白作用があること
が古くから知られており、その製法も数多くの方法が実
施されている。しかし、工業的に製造された高濃度の二
酸化塩素は強力な酸化剤となり、他物質と反応して高濃
度の塩素を発生したり、僅かながら爆発の危険性もあ
る。そこで、危険性が低く取扱が容易である二酸化塩素
としてインターナショナルリオキサイド社開発にかかる
安定化二酸化塩素の5%水溶液が供給されており、用途
に応じて適宜希釈して使用されている。
【0006】このような安定化二酸化塩素溶液を気化さ
せた二酸化塩素ガスは、強烈な刺激臭等がなく安全であ
るにもかかわらず、対象物に接触させることによって高
い殺菌、消臭、消毒等の諸効果を発揮する。各種の、バ
クテリア、黴類、病原菌類に対するその殺菌、脱臭等の
効果は著しく、短時間でその目的を達成することができ
る。また消臭効果も著しく、化学物質臭や腐敗臭に対す
る消臭効果が大きくさらに悪臭発生原因である微生物の
繁殖自体を阻止する効果もある。
【0007】このような優れた特徴を有する安定化二酸
化塩素ではあるが、通常は水溶液のため、運搬、取扱、
補充等の取り扱いに配慮が必要である欠点があった。ま
た、このような安定化二酸化塩素水溶液を多孔物質であ
るゼオライト等に吸着せしめて粉・粒状体として使用す
ることもあるが、安定に長期間放出させる用途には適さ
ない。さらに、活性剤としてアルカリ発生装置を併用す
る必要がある等、使用上の制限もあった。
【0008】かかる問題点を解決するために、本出願人
は取り扱い上安全性の高いゲル状薬剤を使用し、加熱手
段により加熱することによって蒸散ガスを取り出す装置
(特願平10−76467号:特開平11−28552
5号公報)、さらには紫外線を照射して安定的に気化さ
せる方法および装置(特願平11−5566号)等を提
案している。しかし、このような加熱や紫外線照射によ
る装置は気化にムラが生じやすく、長期にわたりより安
定な濃度で気化することが可能な方法及び装置としては
適していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の諸事情、特に高い殺菌性を有する安定化二酸化塩素に
着目してなされたものであり、二酸化炭素ガス(炭酸ガ
ス)を使用することにより殺菌および消臭等に優れた混
合ガスを簡易かつ安定に供給可能な殺菌性混合ガス供給
方法及び供給装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、安定化
二酸化塩素 (ClO2)水溶液と二酸化炭素 (CO2)とを
液状態または気化状態で混合し、圧力および/または温
度調節可能な混合手段を介して所定濃度の混合ガスを対
象空間に放出する殺菌性混合ガスの供給方法によって解
決される。さらに、前記安定化二酸化塩素水溶液に対し
て二酸化炭素ガスを吹き込むことにより、気化状態で所
定比率となるように混合するか、あるいは前記量成分を
予め気化させたものを混合するか、ならびに最終的ガス
の濃度をどのような成分比にするか、最終的ガスの温度
等は殺菌脱臭対象物の種類、用途、規模等に応じて適宜
選定可能である。また、本発明においては前記二酸化炭
素 (CO2)に代えて、チッ素ガスまたはヘリウムガスを
使用することができる。
【0011】また、本発明の他の課題は、図1に示すよ
うに、液状安定化二酸化塩素容器10と、液化二酸化炭
素容器12と、これら両容器から液状態および/または
気化状態の内容物を受ける混合容器であって、圧力調節
装置16および加熱手段18を備えた混合容器14と、
通過ガスの流量を調節可能な調節弁20を介して送られ
るガスを所望空間に放出する放出器22と、を備えた殺
菌性混合ガスの供給装置によって解決される。
【0012】特に上記第2の発明においては、前記液化
二酸化炭素容器12からの配管の途中に気化手段30を
設け、予め気化せしめた二酸化炭素ガスの気泡を混合容
器14中の安定化二酸化塩素水溶液中に導入し、いわゆ
るバブリングにより混合せしめて得られる混合ガスを、
調節弁20を介して放出するように構成することができ
る。
【0013】上記第3の発明においては、前記液状の安
定化二酸化塩素容器10および液化二酸化炭素容器12
からの配管の途中にそれぞれ気化手段32、30を設
け、両成分を予め気化せしめた後に混合容器14に導入
して所定比率の混合ガスを形成するように構成すること
ができる。なお、本発明においては容器12に、二酸化
炭素に代えて、チッ素ガスまたはヘリウムガスを収容し
た装置とすることができる。
【0014】本発明において使用される安定化二酸化塩
素は上述したような特性を有するものである。本発明に
おいて同時に使用されるもう一方の成分である二酸化炭
素(炭酸ガス)の特性は以下の通りである。通常の空気
中にも一定割合で含まれているが、0℃での比重1.9
97g/l、融点−56.6℃(5.2気圧)、沸点は
−78.5℃で、昇華する。
【0015】液化二酸化炭素は、通常は真空断熱された
高圧ボンベに収納されており、常温下で噴射すると断熱
膨張現象によって、その体積が瞬時に約280倍まで膨
張する。この体積の約47%は雪状のドライアイス(ス
ノードライアイス)に、そして約53%は炭酸ガスとな
る。なお、このように発生する炭酸ガス単独でも殺菌作
用を発揮する。
【0016】本発明にあっては、安定化二酸化塩素及び
二酸化炭素を気化混合したものを、殺菌、消臭等を行う
べき対象物に直接散布しまたは当該対象物を収蔵する所
望空間に適宜割合で放出する。安定化二酸化塩素ガス及
び炭酸ガスそれぞれ単独でも殺菌作用を呈するが、その
混合体は相乗的に作用して強力な殺菌、消臭、鮮度保持
等の効果を発揮する。特に、大規模空間全体に満遍なく
作用し、例えば、ロッカー室、手術室、倉庫等の空間な
らびに収蔵物に対して殺菌、消臭、鮮度保持等の効果を
発揮する。
【0017】このような本発明によれば、二酸化塩素ガ
ス及び炭酸ガスの混合体を所望空間に放出し、当該空間
および収蔵物に対して殺菌、消臭、鮮度保持等の効果を
もたらす。なお、炭酸ガスは上述のように比重が大きい
ため、閉鎖空間では下方に滞留し、酸素の希薄な環境を
作りやすい。したがって、作業者や点検者その他の人間
が立ち入る場合を考慮する必要がある用途にあっては、
室内空気を絶えず循環せしめるなどにより、所定濃度以
上とならないように常時制御する必要がある。
【0018】このような構成の本発明にかかる殺菌性の
ガス供給方法及び装置から吐出される殺菌性のガスは、
内視鏡等の医療機器類の脱臭・殺菌をはじめ、医療廃棄
物、寝具、マットレス、衣類、履物等々に直接吹き付け
られ、また、畜産製品・魚介類の加工、貯蔵はじめ食品
製造・加工工場、病室や救急車内部、ロッカー室、食品
類を収蔵する倉庫等の一定のスペースに対しても放出で
きる。
【0019】また、本発明においてはガス放出器のガス
吹き出し口付近にオゾン発生器を付加することができ
る。これにより殺菌性をより増強できる。さらに、本発
明においては前記殺菌性のガス供給装置から送り込ま
れ、被殺菌・消臭対象を通過した後の排気中の二酸化塩
素成分を吸着する吸着手段を組み合わせた殺菌・消臭シ
ステムとすることができる。これにより外部に二酸化塩
素成分が放出されることがなくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明にかかる殺菌
性のガス供給装置の基本構成例を示すものである。10
は液状の安定化二酸化塩素 (ClO2)容器であり、12
は液化二酸化炭素 (CO2)容器である。これら容器の材
質は特に限定されないが、化学的に安定なステンレス鋼
が適している。
【0021】これら各容器10、12からの配管は、混
合容器14に導かれる。この混合容器14は、圧力調節
装置16ならびに加熱装置18を備えており、内部圧力
および温度が適宜調節可能である。混合容器14の内部
圧力は、内部に送り込まれる二酸化塩素および二酸化炭
素を所望状態に保持し、加熱温度の調節により放出ガス
圧力を制御するものである。例えば、加熱温度は80〜
100℃、圧力は4〜5kg/平方メートル程度とする
ことができる。
【0022】この場合に調節弁20を介して放出器22
から対象物または対象空間に放出される混合ガスの二酸
化塩素と二酸化炭素との配合比率は、5:95〜95:
5のように広範囲に調節することができ、殺菌、消臭、
鮮度保持等を行うべき対象物によって適宜変更可能であ
る。
【0023】したがって、このようにして放出される混
合ガスは二酸化塩素が含まれた二酸化炭素ガス(炭酸ガ
ス)であり、温度30℃〜50℃程度のガス及び/又は
ミスト状体である。
【0024】なお、放出空間におけるガス濃度は、一般
に2〜5ppmで十分な効果が得られるが、作業、点検
等で作業者等が出入りする倉庫等にあっては、安全性の
観点から少なくとも作業者等が立ち入る時点における濃
度は0.5ppm以下であるように自動制御し、また安
全濃度を越えている場合には、表示・警報等によりその
旨報知するよう構成することが望ましい。
【0025】図1の構成例では、安定化二酸化塩素と二
酸化炭素とがそれぞれ配管により混合容器14に送られ
て、混合容器14において圧力及び/又は温度の調節に
より混合ガス(ClO2 ガス/CO2 ガス) として気化
・放出せしめられる。
【0026】図2は、混合容器14の内容器40に注が
れている安定化二酸化塩素水溶液に対して二酸化炭素ガ
スを吹き込み、混合ガス(ClO2 ガス/CO2 ガス)
を発生せしめる装置の構成例を示すものである。このよ
うな構成においては、液化二酸化炭素容器12から混合
容器14に至る配管の途中に気化手段30が配設されて
いる。この気化手段30を経て気化された成分がCO2
放出部42を介して内容器40内の安定化二酸化塩素水
溶液中に吹き込まれ、いわゆるバブリングによって安定
化二酸化塩素の気化を促進しつつ混合ガスを形成するも
のである。この場合、吹き込む二酸化炭素ガスの圧力お
よび流量の調節によって二酸化塩素ガスの成分比を変更
することができる。
【0027】本実施例においては、図2に示した装置の
液状安定化二酸化塩素を安定化二酸化塩素の5%水溶液
とし、その中に二酸化炭素ガス量を変えながら吹き込
み、気泡として通過させることにより種々の成分比の混
合ガスの形成が行われた。
【0028】さらに、図3のように、液化二酸化炭素容
器12から混合容器14に至る配管の途中に設けた気化
手段30に加えて、安定化二酸化塩素容器10からの配
管の途中に気化手段32を設け、混合容器14では予め
気化されている両成分のガス状体を適宜割合で混合し、
外部に混合ガス(ClO2 ガス/CO2 ガス) の放出を
行うように構成してもよい。この場合の混合容器14は
放出ガスの圧力、温度、混合比率等を所期の目的に合わ
せて混合調節する手段として作用する。なお、両気化手
段30、32以外の構成は図1と同じである。
【0029】ガス放出器22には、用途に応じて放出口
側に吸引ファンを設けまたは混合容器14側に押し出し
ファンを設けることができる。このような吸引または押
し出しファンのいずれかまたは双方を併用することによ
って蒸散ガスを効率良く取り出しまたは対象物に対して
吹き付けることができる。なお、本実施例では二酸化炭
素ガスを使用したが、チッ素ガスまたはヘリウムガスを
利用することも可能であり、同様の効果が期待できる。
【0030】本発明にかかる殺菌性の混合ガス供給装置
の用途は、エアーマット、医療廃棄物、寝具類、衣類等
の収納倉庫、病室、救急車内部等の他、居住空間、店
舗、事務室、食品工場、コンピュータルーム、ロッカー
ルーム、食品加工場、食品倉庫等の病害虫の殺菌・防除
・消臭、列車・バス・航空機等の輸送機関室内・機内
等、ビニールハウス内、冷蔵庫、衣類乾燥機等々の滅菌
消毒・消臭等に用いることができる。その他、医療機
器、履物、スポーツ用品、かつら・衣装類、ぬいぐるみ
等、洗濯や消毒が容易ではない物品類自体またはこれら
の収納部等にも有利である。特に、内視鏡の管部分や各
種医療器具等の殺菌には有効であり、院内感染の防止に
も大きな効果を発揮する。
【0031】さらに、大形航空機や倉庫等での使用を対
象とするものと、事務所用、店舗用、家庭用等でその容
量が異なることは当然である。また、用途に応じては、
ガス放出器22に付加的機能、例えば殺菌・消臭のため
に効果のあるオゾン発生装置等をも組み合わせることが
できる。さらに、空気調和装置や雰囲気の循環装置と組
み合わせて利用し得ることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる殺
菌性混合ガスの供給方法及び供給装置によれば、発生す
るガスは、単独でも殺菌性を有する二酸化塩素と炭酸ガ
スとからなる混合体であり、所期の目的が確実かつ長期
にわたって達成可能である。したがって、被殺菌・消臭
対象の隅々まで到達せしめることができる。さらに、被
殺菌消臭及び鮮度保持対象の汚損、腐食、変質等が生じ
難くなる。個々の殺菌・消臭対象はもとより、大容積の
農産物・海産物・その他食品類倉庫、ローッカールー
ム、食品加工場、病院、手術室等の殺菌・消臭等に大き
な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる殺菌性混合ガス供給装置の構成
例を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる殺菌性混合ガス供給装置の第2
の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかる殺菌性混合ガス供給装置の第3
の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】 10 液状安定化二酸化塩素容器 12 液化二酸化炭素容器(チッ素ガス、ヘリウムガ
ス容器) 14 混合容器 16 圧力調節装置 18 加熱手段 20 調節弁 22 ガス放出部 30 気化手段 (CO2) 32 気化手段 (ClO2) 40 内容器 42 CO2 放出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 9/04 A61L 9/04 11/00 11/00 F17D 1/08 F17D 1/08 // A61L 2/24 A61L 2/24 Fターム(参考) 3J071 AA21 CC11 DD01 DD26 EE02 EE03 FF03 4C058 AA02 AA03 AA05 AA08 AA12 AA19 AA23 AA26 AA27 BB07 JJ06 JJ16 JJ22 JJ24 JJ27 JJ28 4C080 AA06 BB02 BB05 CC01 HH02 HH03 JJ03 KK02 LL02 MM01 MM08 QQ11 QQ16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安定化二酸化塩素水溶液と二酸化炭素と
    を液状態または気化状態で混合し、圧力および/または
    温度調節可能な混合手段を介して所定濃度の混合ガスを
    対象空間に放出することを特徴とする殺菌性混合ガスの
    供給方法。
  2. 【請求項2】 前記安定化二酸化塩素水溶液に対して二
    酸化炭素ガスを吹き込むことにより、気化状態で所定比
    率となるように混合することを特徴とする請求項1に記
    載の殺菌性混合ガスの供給方法。
  3. 【請求項3】 前記安定化二酸化塩素水溶液および液化
    二酸化炭素を予め気化せしめ、気化状態で所定比率とな
    るように混合することを特徴とする請求項1に記載の殺
    菌性混合ガスの供給方法。
  4. 【請求項4】 前記二酸化炭素に代えて、チッ素ガスま
    たはヘリウムガスを使用することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の殺菌性混合ガスの供給方法。
  5. 【請求項5】 安定化二酸化塩素水溶液容器と、二酸化
    炭素容器と、これら両容器から液状態および/または気
    化状態の内容物を受ける混合容器であって、圧力調節装
    置を備えた混合容器と、通過ガスの流量を調節可能な調
    節弁を介して送られる混合ガスを所望空間に放出するガ
    ス放出器と、を備えたことを特徴とする殺菌性混合ガス
    の供給装置。
  6. 【請求項6】 前記液化二酸化炭素容器からの配管の途
    中に気化手段を設け、予め気化せしめた二酸化炭素ガス
    を前記混合容器内の安定化二酸化塩素容器の水溶液中に
    吹き込むことにより混合するように構成したことを特徴
    とする、請求項5に記載の殺菌性混合ガスの供給装置。
  7. 【請求項7】 前記安定化二酸化塩素水溶液容器および
    液化二酸化炭素容器からのそれぞれの配管の途中に気化
    手段を設け、予め気化せしめた両成分を前記混合容器内
    において混合するように構成したことを特徴とする、請
    求項5に記載の殺菌性混合ガスの供給装置。
  8. 【請求項8】 前記二酸化炭素を収容した容器に代え
    て、チッ素ガスまたはヘリウムガスを収容した容器を使
    用することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載
    の殺菌性混合ガスの供給装置。
  9. 【請求項9】 前記ガス放出部のガス吹き出し口付近に
    オゾン発生器を付加したことを特徴とする請求項5〜8
    のいずれかに記載の殺菌性混合ガスの供給装置。
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