JP2002141470A - 保護回路および半導体装置 - Google Patents

保護回路および半導体装置

Info

Publication number
JP2002141470A
JP2002141470A JP2000334018A JP2000334018A JP2002141470A JP 2002141470 A JP2002141470 A JP 2002141470A JP 2000334018 A JP2000334018 A JP 2000334018A JP 2000334018 A JP2000334018 A JP 2000334018A JP 2002141470 A JP2002141470 A JP 2002141470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
mos transistor
external input
output terminal
type mos
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000334018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3531808B2 (ja
Inventor
Eiji Aoki
英治 青木
Toshiya Kawazoe
豪哉 川添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000334018A priority Critical patent/JP3531808B2/ja
Priority to US09/984,923 priority patent/US6597021B2/en
Publication of JP2002141470A publication Critical patent/JP2002141470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3531808B2 publication Critical patent/JP3531808B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thyristors (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 P型MOSトランジスタへの電流集中を防い
で、サイリスタを介した放電経路により、半導体装置の
静電気破壊を有効に防ぐ。 【解決手段】 P型MOSトランジスタPMOSとN型
MOSトランジスタNMOSの分岐点からP型MOSト
ランジスタPMOSを通って電源線に至る配線の一部に
抵抗部R2を設ける。抵抗部R2の抵抗値は、外部入出
力端子PADに対して電源端子VDDの電位を正方向に
大きくした場合に、外部入出力端子PADから第1サイ
リスタSCR1、接地線および第2サイリスタSCR2
を経由して電源端子VDDに至る経路2のターンオン電
圧値よりも、PADからP型MOSトランジスタPMO
Sおよび抵抗部R2を経由して電源端子VDDに至る経
路1が電気的に破壊される電圧値の方が大きい値となる
ように、設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCMOSプロセスに
より作製されるMIS型半導体装置を過大電圧から保護
するために用いられる保護回路および半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CMOSプロセスにより作製される半導
体装置は、一般に、静電気に対する耐性が弱い。このた
め、静電気破壊から半導体装置を保護するための保護回
路を、その入出力部(外部入出力端子)に形成すること
が一般的に行われる。このような保護回路としては、サ
イリスタが広く用いられている。サイリスタはPN接合
を2つ以上含む半導体素子であり、基本的には、図1に
示すようにP−N−P−N構造を有し、一方の端部であ
る高濃度P型半導体領域7をアノード、他方の端部であ
る高濃度N型半導体領域6をカソードと称する。なお、
この図1は基板面垂直方向からサイリスタを見た場合を
示し、1はP型シリコン基板、2は素子分離領域、3は
低濃度N型半導体領域、4は低濃度P型半導体領域、5
は高濃度N型半導体領域、8は高濃度P型半導体領域で
あり、T1はアノード端子、T2はカソード端子であ
る。
【0003】図2に、サイリスタのカソードを電位0V
としてアノードの電圧を変化させた場合について、一般
的な電流−電圧特性を示す。この図2に示すように、サ
イリスタは、正方向の電圧増加に対しては一度オン状態
になると大量の電流を流すことができ、また、負方向の
電圧増加に対してはPN接合の純方向特性を示し、大量
の電流を流すことが可能である。このため、サイリスタ
は静電気保護回路の一部として用いられることが多い。
【0004】なお、静電気放電は、任意の2端子間の組
み合わせで、かつ、正負の両極性について生じる。この
ため、静電気保護回路としては、任意の2端子間に充分
な放電電流を流すことが可能なものであることが必要と
なる。
【0005】このような静電気放電に対する従来の保護
回路について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、
従来の静電気保護回路を設けた半導体装置を示す図であ
る。この半導体装置において、保護回路は、外部入出力
端子PADと電源端子VDD(電源線は図3のa−bの
部分)の間にP型MOSトランジスタPMOSが設けら
れ、P型MOSトランジスタPMOSと接地端子VSS
(接地線は図3のc−dの部分)との間にN型MOSト
ランジスタNMOSが設けられている。また、外部入出
力端子PADと接地線との間に第1サイリスタSCR1
がアノード部を外部入出力端子PAD側に、カソード部
を接地線に接続して設けられ、電源線と接地線の間に第
2サイリスタSCR2がアノード部を電源線に、カソー
ド部を接地線に接続して設けられている。なお、この図
3はP型MOSトランジスタPMOSが出力用トランジ
スタである例を示しており、入力用トランジスタの場合
には、通常、R2よりも内部回路側に、ゲートをR2に
接続して設けられる。
【0006】さらに、外部入出力端子PAD、電源端子
VDDおよび接地端子VSSには、半導体装置を構成す
る内部回路が接続されている。なお、N型MOSトラン
ジスタNMOSの上部の抵抗R1は10Ω程度であり、
N型MOSトランジスタではよく用いられるものであ
る。この図では、P型MOSトランジスタPMOSとN
型MOSトランジスタNMOSの分岐部が内部回路の入
力部に接続されているが、この抵抗R1とN型MOSト
ランジスタNMOSの間に接続してもよい。また、内部
回路の入力側の抵抗R2は内部回路のゲートを保護する
ために設けられるものであり、150Ω〜400Ω程度
とされる。外部入出力端子PADを入力端子として用い
る場合には、この抵抗R2をP型MOSトランジスタP
MOSとN型MOSトランジスタNMOSの分岐部と外
部入出力端子PADとの間に設けてもよいが、内部回路
の出力端子として利用する場合には、出力電流が得られ
なくなるので、電源端子VDDから外部入出力端子PA
Dの間に抵抗R2を設けることはない。
【0007】サイリスタは、上述したように正負何れの
極性に対しても高い電流放電能力を持つため、図3中の
電源端子VDDと接地端子VSSの間で生じる静電気放
電に対しては第2サイリスタが保護素子として働いて高
い静電気耐性を示す。また、外部入出力端子PADと接
地端子VSSの間で生じる静電気放電に対しては第1サ
イリスタが保護素子として働いて高い静電気耐性を示
す。
【0008】次に、外部入出力端子PADと電源端子V
DDの間で生じる静電気放電について考える。図4は、
図3中のP型MOSトランジスタPMOSの断面構造を
示す図である。この図4においては、外部入出力端子P
ADに接続された高濃度P型半導体領域13と低濃度N
型半導体領域10の接合部により、寄生的なダイオード
が存在する。なお、この図において、9はP型シリコン
基板であり、10は低濃度N型半導体領域、11は高濃
度N型半導体領域、12は高濃度P型半導体領域、14
はゲートポリシリコン、40はゲート酸化膜であり、V
DDは電源端子である。
【0009】このような寄生的なダイオードが存在する
ことにより、図3の回路において外部入出力端子PAD
を0Vとして電源端子VDDの電位を変化させた場合
に、外部入力端子VDDからP型MOSトランジスタP
MOSを通り、電源端子VDDに至る経路1で示される
部分の電流電圧特性は、図5に示すようなダイオード特
性となる。
【0010】次に、図3の経路2について考える。外部
入出力端子PADに対して電源端子VDDの電位を正方
向に大きくした場合、図中の第1サイリスタSCR1は
非常に小さな電位差(約0.7V)で大きな電流を流す
ため、電位差の大部分が第2サイリスタSCR2にかか
ることになる。その結果、経路2で示される部分の電流
電圧特性は、図2の正方向側とほぼ同じ特性を示す。
【0011】以上のことから、外部入出力端子を0Vと
して電源端子の電位が正方向に大きくなるような静電気
放電現象が生じた場合には、図3の経路1または経路2
を放電電流が流れることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CMOSプ
ロセスで形成される図1に示すような特別なトリガー構
造を持たない、基本的なサイリスタのターンオン電圧
(負性抵抗を示し始める電圧)は、低濃度N型半導体領
域3と低濃度P型半導体領域4のブレイクダウン電圧で
決まり、数十Vの値となる。このターンオン電圧を低下
させるために、CMOSプロセスに工程を追加せずに作
製される図7に示すようなトリガー構造を設けたサイリ
スタも知られている。この図において、15はP型シリ
コン基板、16は素子分離領域、17は低濃度N型半導
体領域、18は低濃度P型半導体領域、19〜21は高
濃度N型半導体領域、22〜24は高濃度P型半導体領
域であり、T3はアノード端子、T4はカソード端子で
ある。なお、図7の21と24の間の上の斜線部はゲー
トポリシリコンである。この構造では、低濃度P型半導
体領域18と低濃度N型半導体領域17の接合部に高濃
度P型半導体領域24が設けられており、低濃度P型半
導体領域18と低濃度N型半導体領域17の間の耐圧よ
りも、高濃度P型半導体領域24と低濃度N型半導体領
域17の間の耐圧の方が低いため、高濃度P型半導体領
域24と低濃度N型半導体領域17の接合部がトリガー
となる。しかし、このサイリスタでも、ターンオン電圧
は10V〜20V程度となり、高濃度P型半導体領域2
4と低濃度N型半導体領域17の接合部のブレイクダウ
ン電圧以下にターンオン電圧を低下させることは困難で
ある。
【0013】このため、外部入出力端子を0Vとして、
電源端子の電位が正方向に大きくなるような静電気放電
現象が生じた場合には、実際には図3の経路2を通らず
に大部分の電流が経路1に流れ、P型MOSトランジス
タに電流集中が生じる。このため、従来の保護回路で
は、P型MOSトランジスタの静電気放電に対する耐圧
が回路全体の静電気耐圧を決定することになる。
【0014】ところが、P型MOSトランジスタは、ト
ランジスタのチャンネル方向に濃度勾配の急峻な部分が
存在するため、放電電流の局所的な集中が生じやすい。
この傾向は、MOSトランジスタのソース/ドレイン拡
散抵抗やゲート配線抵抗を低減するために、高濃度P型
半導体領域上部に金属シリサイドを形成するプロセスを
用いた場合にはさらに顕著となり、静電気破壊に対する
耐性が大きく低下する。
【0015】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、CMOSプロセスに
より作製される半導体集積回路等の半導体装置の静電気
破壊をサイリスタを用いて防ぐための保護回路におい
て、追加の工程を必要とせずに、入出力部のP型MOS
トランジスタへの電流集中を防いでサイリスタを介した
放電経路を形成して、半導体装置の静電気破壊を有効に
防ぐことができる保護回路およびそれを用いた半導体装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の保護回路は、半
導体装置を過大電圧による破壊から保護するために用い
られる保護回路であって、外部入出力端子と電源線との
間にP型MOSトランジスタが設けられ、該P型MOS
トランジスタと接地線との間にN型MOSトランジスタ
が設けられ、該外部入出力端子と該接地線との間に第1
サイリスタがアノード部を該外部入出力端子側に、カソ
ード部を該接地線に接続して設けられ、かつ、該電源線
と該接地線の間に第2サイリスタがアノード部を該電源
線に、カソード部を接地線に接続して設けられ、該P型
MOSトランジスタと該N型MOSトランジスタの分岐
点からP型MOSトランジスタを通って電源線に至る配
線の一部に、抵抗部が設けられており、そのことにより
上記目的が達成される。
【0017】前記外部入出力端子に対して電源端子の電
位を正方向に大きくした場合に、該外部入出力端子から
前記第1サイリスタ、前記接地線、前記第2サイリスタ
および前記電源線を経由して該電源端子に至る経路が負
性抵抗を示し始める電圧値よりも、該外部入出力端子か
ら前記P型MOSトランジスタ、前記抵抗部および該電
源線を経由して該電源端子に至る経路が電気的に破壊さ
れる電圧値の方が大きい値となるように、該抵抗部の抵
抗値が定められているのが好ましい。
【0018】前記抵抗部が配線間のスルーホール部に設
けられていてもよい。
【0019】前記抵抗部は、半導体基板に形成された低
濃度不純物領域中に形成された、該低濃度不純物領域と
は導電型が反対である高濃度不純物領域からなっていて
もよい。
【0020】前記抵抗部は、半導体基板に形成された低
濃度不純物領域からなり、該抵抗部上に、該低濃度不純
物領域と導電型が同じであり、素子分離領域で隔てられ
た2つの高濃度不純物領域が形成されていてもよい。
【0021】前記抵抗部は、前記外部入出力端子部から
前記P型MOSトランジスタおよび該電源線を経由して
該電源端子に至る金属配線からなっていてもよい。
【0022】本発明の半導体装置は、外部入出力端子部
に、本発明の保護回路が設けられており、そのことによ
り上記目的が達成される。
【0023】以下に、本発明の作用について説明する。
【0024】本発明にあっては、CMOSプロセスによ
り作製されるサイリスタを用いた保護回路において、外
部入出力端子に接続されたP型MOSトランジスタに流
れる静電気放電電流の値を制限して、サイリスタを介し
た放電経路によって充分な静電気耐性を実現することが
可能である。以下に、この保護回路の動作について、図
6を参照しながら説明する。
【0025】図6は本発明に係る半導体装置の構成を示
す回路図である。ここでは、外部入出力端子PADを基
準電位を0Vとして、電源端子に正の電荷が放電される
場合について説明する。この場合には、電流の放電経路
は外部入出力端子PADから抵抗部Rを通り、P型MO
SトランジスタPMOSの寄生ダイオードを通り、電源
線を経由して電源端子VDDに流れる放電経路(経路
1)と、外部入出力端子PADから第1サイリスタSC
R1を通り、接地線を経由して第2サイリスタSCR2
を通り、電源線を経由して電源端子VDDに流れる経路
2の2通りの放電経路が存在する。これらの経路は、並
列していることから、P型MOSトランジスタPMOS
側に設けた抵抗部Rの抵抗値を変えることにより、電流
の流れる割合が変化することになる。
【0026】抵抗部Rの抵抗値が小さく、P型MOSト
ランジスタPMOSと抵抗部Rからなる部分が破壊され
る電圧が、サイリスタを経由する経路2がターンオンす
る電圧よりも小さい場合には、図6の経路1に電流が集
中的に流れ、P型MOSトランジスタPMOSの破壊電
圧により静電気放電に対する耐圧が決まる。
【0027】一方、抵抗部Rの抵抗値を大きくして、P
型MOSトランジスタPMOSと抵抗部Rからなる部分
が破壊される電圧を、サイリスタを経由する経路2がタ
ーンオンする電圧よりも大きくすると、図6の経路2に
電流が集中的に流れ、静電気放電に強い耐性を有するよ
うに設計されたサイリスタを通って放電されるため、静
電気放電に対する耐圧が大きくなる。
【0028】ここでは、外部入出力端子を基準電位0V
として、電源端子に正の電荷が放電される場合について
説明したが、電源端子を基準電位0Vとして、外部入出
力端子に負の電荷が放電される場合にも、電気的には全
く等価である。なお、外部入出力端子を基準電位0Vと
して、電源端子に負の電荷が放電される場合には、P型
MOSトランジスタの寄生ダイオードに流れる電流はP
N接合の順方向となり、電流集中が起こり難いので、破
壊耐性が高く、問題とはならない。
【0029】P型MOSトランジスタに流れる静電気の
放電電流を制御するために設けられる上記抵抗部は、例
えば後述する実施形態1に示すように、配線間のスルー
ホール部に設けることができる。なお、スルーホールに
よって抵抗を形成する場合には、抵抗部の抵抗値は、ス
ルーホールの各段数での並列に配置する数と合計の段数
によって設定可能である。
【0030】または、後述する実施形態2に示すよう
に、半導体基板に形成された低濃度不純物領域中に形成
された、低濃度不純物領域とは導電型が反対である高濃
度不純物領域を抵抗部とすることもできる。この場合、
抵抗部の抵抗値は、高濃度不純物領域の幅と長さにより
設定可能である。なお、以下の説明において、幅は電流
方向に垂直な方向の寸法であり、長さは電流方向に平行
な方向の寸法とする。
【0031】または、後述する実施形態3に示すよう
に、半導体基板に形成された低濃度不純物領域を抵抗部
とし、抵抗部上に、低濃度不純物領域と導電型が同じで
あり、素子分離領域で隔てられた2つの高濃度不純物領
域を形成してもよい。この場合、抵抗部の抵抗値は、素
子分離領域の幅と長さにより設定可能である。
【0032】または、後述する実施形態4に示すよう
に、外部入出力端子部からP型MOSトランジスタおよ
び電源線を経由して電源端子に至る金属配線を抵抗部と
して用いてもよい。この場合、抵抗部の抵抗値は、その
金属配線の幅と長さにより設定可能である。
【0033】上記各抵抗部の形成は、通常のCMOSト
ランジスタ形成プロセスに含まれる工程であり、追加の
工程を必要としない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0035】(実施形態1)図6は、本発明の静電気保
護回路を設けた半導体装置を示す図である。この半導体
装置において、保護回路は、図3の半導体装置と同様
に、外部入出力端子PADと電源端子VDD(電源線は
図6のa−bの部分)の間にP型MOSトランジスタP
MOSが設けられ、P型MOSトランジスタPMOSと
接地端子VSS(接地線は図6のc−dの部分)との間
にN型MOSトランジスタNMOSが設けられている。
また、外部入出力端子PADと接地線との間に第1サイ
リスタSCR1がアノード部を外部入出力端子PAD側
に、カソード部を接地線に接続して設けられ、電源線と
接地線の間に第2サイリスタSCR2がアノード部を電
源線に、カソード部を接地線に接続して設けられてい
る。さらに、外部入出力端子PAD、電源端子VDDお
よび接地端子VSSには、半導体装置を構成する内部回
路が接続されている。
【0036】本実施形態の保護回路において、サイリス
タSCR1、SCR2としては図7に示したトリガー構
造のサイリスタが設けられている。各サイリスタを構成
する半導体不純物領域は、CMOSトランジスタを構成
する不純物領域と同じ工程にて作製され、追加の工程は
行っていない。
【0037】さらに、本実施形態の保護回路において
は、P型MOSトランジスタPMOSとN型MOSトラ
ンジスタNMOSの分岐点からP型MOSトランジスタ
PMOSを通って電源線に至る配線の一部に、抵抗部R
が設けられている。本実施形態では、金属配線層間を接
続するスルーホール部に抵抗部Rを設けている。
【0038】P型MOSトランジスタPMOSは、幅3
4μmのトランジスタを後述する図10に示すように1
2本並列に接続して幅408μmに形成し、各トランジ
スタのドレイン部に、金属配線層を接続するためのスル
ーホール(直径0.26μm、各スルーホール部の抵抗
値が約7Ω)を用いて抵抗部Rを形成した。
【0039】抵抗部Rの抵抗値は、以下のような計算に
より設定した。図6に示す経路2のターンオン電圧は、
他に評価用回路を作成して測定したところ、約17Vで
あり、P型MOSトランジスタPMOSが破壊される電
流値および電圧値は2.4Aおよび12.8Vである。
よって、各抵抗部Rに必要な抵抗値は (17V−12.8V)/2.4A=1.8Ω と計算され、本実施形態ではマージンを見込んで2.8
Ωとした。
【0040】図8および図9に示すように、第2の配線
層から第1の配線層に7個のスルーホール部で電気的に
接続し、第1の配線層から第2の配線層に8個のスルー
ホール部で電気的に接続したものを1段として、これを
9段分接続したものを、図10に示すように、P型MO
SトランジスタPMOSのドレイン部に6本並列に接続
した。これにより、1段当たりの抵抗値は 7Ω/7+7Ω/8≒1.88Ω となり、1本当たりの抵抗値は 1.88Ω×9=16.9Ω となり、抵抗を6本並列に接続した抵抗部Rの抵抗値は 16.9Ω×1/6≒2.8Ω となる。
【0041】図11に、このようにして作製した本実施
形態の半導体装置における電流−電圧(I−V)特性を
示す。ここでは、接地端子VSS−外部入出力端子PA
D間にパルス電圧を印加した場合の図6の経路2のI−
V特性と、そのときの図6の経路1のリーク電流とを示
す。この図では、サイリスタがオン状態になったことを
示すスナップバック特性が見られ、図6の経路2が有効
な保護回路として機能していることが分かる。また、印
加電圧が27Vまではリーク電流が1E−10Aであ
り、経路1が破壊されていないことが分かる。
【0042】一方、図12に、上記と同様のプロセスに
て作製した従来の半導体装置(図3の構成)における電
流−電圧(I−V)特性を示す。ここでは、接地端子V
SS−外部入出力端子PAD間にパルス電圧を印加した
場合の図3の経路2のI−V特性と、そのときの図3の
経路1のリーク電流とを示す。この図では、スナップバ
ック特性が見られず、P型MOSトランジスタの寄生ダ
イオードに電流が流れて破壊に至ることが分かる。ま
た、印加電圧が12Vでリーク電流が大きく変化してお
り、そこで経路1が破壊されていると考えられる。
【0043】表1に、本実施形態の半導体装置と従来の
半導体装置(図3の構成)について、電源端子を基準と
して外部入出力端子に負方向の電圧を印加し、ESD試
験(Electrostatic Discharg
e)の1つであるMachine Model試験を行
った結果を示す。なお、Machine Model試
験は、200pFの容量に蓄積した電荷を抵抗を介さず
に放電する試験方法である。また、試料1〜3は同一プ
ロセスで作成した異なるチップであり、回路構成は同じ
ものである。
【0044】
【表1】 この表1から、本実施形態の半導体装置によれば、従来
例に比べて静電気放電耐性が大きく向上していることが
分かる。
【0045】なお、本実施形態では抵抗部RをP型MO
SトランジスタPMOSとN型MOSトランジスタNM
OSの分岐点とP型MOSトランジスタPMOSの間に
設けているが、P型MOSトランジスタPMOSと電源
端子VDDの間に設けてもよい。また、抵抗部Rを分け
て、P型MOSトランジスタPMOSの両側に設けても
よい。抵抗部Rの抵抗値が大きい程、静電気放電耐性を
向上させることができるが、大きすぎると出力電流が下
がるので、10Ω程度以下であるのが好ましい。
【0046】(実施形態2)本実施形態では、高濃度不
純物領域を用いて図6の抵抗部Rを形成した例について
説明する。
【0047】図13は本実施形態の保護回路における抵
抗部Rの構成を説明するための断面図である。ここで
は、P型シリコン基板25に形成された低濃度N型半導
体領域26に不純物拡散により高濃度P型半導体領域2
7が形成され、この高濃度P型半導体領域27が抵抗部
Rとなっている。なお、図13(a)において、28は
素子分離領域であり、29は低濃度P型半導体領域であ
る。
【0048】表面部に金属シリサイド(図示せず)が形
成された高濃度不純物領域27のシート抵抗が5Ω/□
である場合に、幅を25μm、長さを14μmとすれ
ば、上記実施形態1とほぼ同様に2.8Ωの抵抗値を有
する抵抗部Rを形成可能である。
【0049】(実施形態3)本実施形態では、低濃度不
純物領域を用いて図6の抵抗部Rを形成した例について
説明する。
【0050】図14は本実施形態の保護回路における抵
抗部Rの構成を説明するための断面図である。ここで
は、P型シリコン基板30に形成された低濃度N型半導
体領域32が抵抗部Rとなっており、その上に素子分離
領域31で隔てられた高濃度N型半導体領域34、35
が形成されている。低濃度N型半導体領域32と金属配
線ではコンタクト抵抗が高くなるので、この高濃度N型
(N+)半導体領域34、35がコンタクト部として形
成されている。なお、図14(a)において、33は低
濃度P型半導体領域である。
【0051】低濃度不純物領域32のシート抵抗が40
0Ω/□である場合に、幅が400μm、長さが16.
8μmの抵抗を6本並列に形成すれば、上記実施形態1
とほぼ同様に2.8Ωの抵抗値を有する抵抗部Rを形成
可能である。
【0052】(実施形態4)本実施形態では、金属配線
を用いて図6の抵抗部Rを形成した例について説明す
る。
【0053】図15は本実施形態の保護回路における抵
抗部Rの構成を説明するための断面図である。ここで
は、外部入出力端子部からP型MOSトランジスタおよ
び電源線を経由して電源端子に至る金属配線層を抵抗部
Rとしている。なお、この図のコンタクトは、第1の配
線層(図示)と第2の配線層(図示せず)を接続するた
めのものである。また、幅と長さの設定されている部分
の両側部分は、コンタクトの数を充分に多くとるための
領域であり、コンタクト数が少ないと、コンタクト抵抗
が大きくなり、配線部で決定される抵抗値よりも大きく
なるために設けられている。
【0054】金属配線層のシート抵抗が0.08Ω/□
である場合に、幅を2μm、長さを70μmとすれば、
上記実施形態1とほぼ同様に2.8Ωの抵抗値を有する
抵抗部Rを形成可能である。
【0055】(実施形態5)本実施形態では、本発明を
チップのレイアウトに適用した例について説明する。
【0056】図16は本実施形態のレイアウトを説明す
るための図であり、図17はその拡大図である。ここで
は、図6に示した抵抗部Rの抵抗値が2.8Ωである場
合に、経路1が破壊される電圧が、経路2がターンオン
する電圧よりも大きくなるものとする。また、保護回路
は図16(b)に示すように、内部回路に接続されるも
のとする。
【0057】シート抵抗が0.08Ω/□である電源配
線を幅を20μmで形成し、各端子間隔を150μmと
して、外部入出力端子PAD1〜PAD8、PAD12
〜PAD31、PAD34〜PAD56、PAD59〜
PAD82、PAD85〜PAD100、4個の電源端
子VDDおよび4個の接地端子VSSの計100個の端
子を、4000μm×4000μmの各辺に25個ずつ
設けた。また、接地線は充分な幅で形成し、配線による
抵抗を無視できるようにした。これにより、各端子間の
電源配線の抵抗値が0.6Ωに形成されるので、電源端
子VDDから5つ以上離れた外部入出力端子PADに接
続される保護回路(図17のB)では、実施形態4と同
様に、電源配線の抵抗を利用して、2.8Ω以上の抵抗
値を有する抵抗部Rを形成することができる。
【0058】一方、電源端子VDDから4つ以内の近接
した外部入出力端子PADに接続される保護回路(図1
7のA)では、P型MOSトランジスタのドレイン部側
に、実施形態1〜実施形態3と同様にして、2.8Ω以
上の抵抗値を有する抵抗部Rを形成することができる。
例えば、外部入出力端子PAD1〜PAD25では、電
源端子を9番目、接地端子を10番目に形成し、5番目
〜8番目および11番目から13番目にはP型MOSト
ランジスタのドレイン部側に抵抗値2.8Ωの抵抗部R
を形成する。
【0059】このようにして作製したチップに対して、
Machine Model試験によりESD試験を行
った。その結果、印加電圧が300Vでは全ての外部入
出力端子部で破壊が生じず、350Vで破壊されること
を確認した。これに対して、本実施形態と同じプロセス
条件にて作製した従来の保護回路(図3のサイリスタに
トリガー構造を設けたもの)を設けたチップでは、印加
電圧が250Vで破壊されることを確認した。
【0060】上記実施形態に示すように、本発明によれ
ば、P型MOSトランジスタへの電流集中を防いで、サ
イリスタを通る放電経路に電流を流すことにより、微細
な構造の半導体装置を作製するプロセスに対して、有効
な保護回路を形成することが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
外部入出力端子と電源線との間にP型MOSトランジス
タが設けられ、P型MOSトランジスタと接地線との間
にN型MOSトランジスタが設けられ、外部入出力端子
と該接地線との間に第1サイリスタがアノード部を外部
入出力端子側に、カソード部を接地線に接続して設けら
れ、かつ、電源線と接地線の間に第2サイリスタがアノ
ード部を電源線に、カソード部を接地線に接続して設け
られた保護回路において、P型MOSトランジスタとN
型MOSトランジスタの分岐点からP型MOSトランジ
スタを通って電源線に至る配線の一部に、抵抗部を設け
て、その抵抗値を、外部入出力端子に対して電源端子の
電位を正方向に大きくした場合に、外部入出力端子から
第1サイリスタ、接地線、第2サイリスタおよび電源線
を経由して電源端子に至る経路が負性抵抗を示し始める
電圧値よりも、外部入出力端子からP型MOSトランジ
スタ、抵抗部および電源線を経由して電源端子に至る経
路が電気的に破壊される電圧値の方が大きい値となるよ
うに設定することにより、P型MOSトランジスタに流
れる静電気放電電流の値を制限して、サイリスタを介し
た放電経路によって充分な静電気耐性を得ることがで
き、有効な保護回路を形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本的なサイリスタの構造を説明するための断
面図である。
【図2】一般的なサイリスタの電流−電圧特性を示す図
である。
【図3】従来の静電気保護回路を設けた半導体装置の構
成を説明するための回路図である。
【図4】P型MOSトランジスタの構造を説明するため
の断面図である。
【図5】図3の経路1における電流−電圧特性を示す図
である。
【図6】本発明に係る保護回路を設けた半導体装置の構
成を説明するための回路図である。
【図7】トリガー構造を有するサイリスタの構造を説明
するための断面図である。
【図8】実施形態1の保護回路における抵抗部の構成を
説明するためのレイアウト図である。
【図9】図8のA−A’部分の断面図である。
【図10】実施形態1の保護回路における抵抗部とPM
OSトランジスタの構成を説明するための回路図であ
る。
【図11】実施形態1の半導体装置における電流−電圧
特性を示す図である。
【図12】従来の半導体装置における電流−電圧特性を
示す図である。
【図13】(a)は実施形態2の保護回路における抵抗
部の構成を説明するためのレイアウト図であり、(b)
はその抵抗部を説明するための図である。
【図14】(a)は実施形態3の保護回路における抵抗
部の構成を説明するためのレイアウト図であり、(b)
はその抵抗部を説明するための図である。
【図15】実施形態4の保護回路における抵抗部の構成
を説明するためのレイアウト図である。
【図16】(a)は実施形態5のチップの構成を説明す
るためのレイアウト図であり、(b)はその保護回路部
と内部回路との接続を説明するための図である。
【図17】図16の部分拡大図である。
【符号の説明】
1、9、15、25、30 P型シリコン基板 2、16、28、31 素子分離領域 3、10、17、26、32 低濃度N型半導体領域 4、18、29、33 低濃度P型半導体領域 5、6、11、19〜21、34、35 高濃度N型半
導体領域 7、8、12、13、22〜24、27 高濃度P型半
導体領域 14 ゲートポリシリコン 40 ゲート酸化膜 T1、T3 アノード端子 T2、T4 カソード端子 PAD 外部入出力端子 VDD 電源端子 VSS 接地端子 NMOS N型MOSトランジスタ PMOS P型MOSトランジスタ SCR1、SCR2 サイリスタ R 抵抗部 R1、R2 抵抗 A B 保護回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8238 H01L 29/74 G 27/092 29/78 301K 29/74 29/78 Fターム(参考) 5F005 AA02 AB02 AH02 CA01 CA05 5F038 BH01 BH02 BH13 BH15 CA05 CD02 EZ20 5F040 DA23 DA24 DB03 DB10 5F048 AA02 AC01 AC03 AC10 BA01 BB05 CC01 CC09 CC10 CC19 5F082 AA33 BA05 BC03 BC08 BC16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置を過大電圧による破壊から保
    護するために用いられる保護回路であって、 外部入出力端子と電源線との間にP型MOSトランジス
    タが設けられ、該P型MOSトランジスタと接地線との
    間にN型MOSトランジスタが設けられ、該外部入出力
    端子と該接地線との間に第1サイリスタがアノード部を
    該外部入出力端子側に、カソード部を該接地線に接続し
    て設けられ、かつ、該電源線と該接地線の間に第2サイ
    リスタがアノード部を該電源線に、カソード部を接地線
    に接続して設けられ、 該P型MOSトランジスタと該N型MOSトランジスタ
    の分岐点からP型MOSトランジスタを通って電源線に
    至る配線の一部に、抵抗部が設けられている保護回路。
  2. 【請求項2】 前記外部入出力端子に対して電源端子の
    電位を正方向に大きくした場合に、該外部入出力端子か
    ら前記第1サイリスタ、前記接地線、前記第2サイリス
    タおよび前記電源線を経由して該電源端子に至る経路が
    負性抵抗を示し始める電圧値よりも、 該外部入出力端子から前記P型MOSトランジスタ、前
    記抵抗部および該電源線を経由して該電源端子に至る経
    路が電気的に破壊される電圧値の方が大きい値となるよ
    うに、該抵抗部の抵抗値が定められている請求項1に記
    載の保護回路。
  3. 【請求項3】 前記抵抗部が配線間のスルーホール部に
    設けられている請求項1または請求項2に記載の保護回
    路。
  4. 【請求項4】 前記抵抗部は、半導体基板に形成された
    低濃度不純物領域中に形成された、該低濃度不純物領域
    とは導電型が反対である高濃度不純物領域からなる請求
    項1または請求項2に記載の保護回路。
  5. 【請求項5】 前記抵抗部は、半導体基板に形成された
    低濃度不純物領域からなり、該抵抗部上に、該低濃度不
    純物領域と導電型が同じであり、素子分離領域で隔てら
    れた2つの高濃度不純物領域が形成されている請求項1
    または請求項2に記載の保護回路。
  6. 【請求項6】 前記抵抗部は、前記外部入出力端子部か
    ら前記P型MOSトランジスタおよび該電源線を経由し
    て該電源端子に至る金属配線からなる請求項1または請
    求項2に記載の保護回路。
  7. 【請求項7】 外部入出力端子部に、請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の保護回路が設けられた半導体装
    置。
JP2000334018A 2000-10-31 2000-10-31 保護回路および半導体装置 Expired - Lifetime JP3531808B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334018A JP3531808B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 保護回路および半導体装置
US09/984,923 US6597021B2 (en) 2000-10-31 2001-10-31 Protection circuit and semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000334018A JP3531808B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 保護回路および半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002141470A true JP2002141470A (ja) 2002-05-17
JP3531808B2 JP3531808B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=18810010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000334018A Expired - Lifetime JP3531808B2 (ja) 2000-10-31 2000-10-31 保護回路および半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6597021B2 (ja)
JP (1) JP3531808B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073783A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4065825B2 (ja) * 2002-12-10 2008-03-26 シャープ株式会社 双方向フォトサイリスタチップ、光点弧カプラ、および、ソリッドステートリレー
JP2008205053A (ja) * 2007-02-17 2008-09-04 Seiko Instruments Inc 半導体装置
CN101866920B (zh) * 2010-05-12 2015-12-09 上海华虹宏力半导体制造有限公司 一种esd保护结构

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5051860A (en) * 1989-05-12 1991-09-24 Western Digital Corporation Electro-static discharge protection circuit with bimodal resistance characteristics
US5164699A (en) * 1990-12-17 1992-11-17 Hughes Aircraft Company Via resistors within-multi-layer, 3 dimensional structures substrates
US5610425A (en) * 1995-02-06 1997-03-11 Motorola, Inc. Input/output electrostatic discharge protection circuit for an integrated circuit
US5966599A (en) 1996-05-21 1999-10-12 Lsi Logic Corporation Method for fabricating a low trigger voltage silicon controlled rectifier and thick field device
US5821572A (en) * 1996-12-17 1998-10-13 Symbios, Inc. Simple BICMOS process for creation of low trigger voltage SCR and zener diode pad protection

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073783A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3531808B2 (ja) 2004-05-31
US6597021B2 (en) 2003-07-22
US20020074608A1 (en) 2002-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3058203U (ja) ラッチアップのない完全に保護されたcmosオンチップesd保護回路
US7777999B2 (en) Electrostatic discharge (ESD) protection device
US7667243B2 (en) Local ESD protection for low-capicitance applications
US5717559A (en) Input/output protection device for use in semiconductor device
US7525779B2 (en) Diode strings and electrostatic discharge protection circuits
US6858901B2 (en) ESD protection circuit with high substrate-triggering efficiency
JP4008744B2 (ja) 半導体装置
US5895940A (en) Integrated circuit buffer devices having built-in electrostatic discharge protection thyristors
KR0139648B1 (ko) 트리거 전압이 낮은 scr 보호장치 및 보호회로
US6858902B1 (en) Efficient ESD protection with application for low capacitance I/O pads
US7282767B2 (en) Guardwall structures for ESD protection
JP2006303110A (ja) 半導体装置
KR100311578B1 (ko) 반도체장치
US5986307A (en) Silicon-controlled rectifier integral with output buffer
US6570226B1 (en) Device and circuit for electrostatic discharge and overvoltage protection applications
US6172861B1 (en) Protection circuit for semiconductor device
EP0448119A2 (en) Input protection resistor used in input protection circuit
WO2011108445A1 (ja) Esd保護回路及びこれを備えた半導体装置
US20060065932A1 (en) Circuit to improve ESD performance made by fully silicided process
JP4437682B2 (ja) 低容量esd保護回路
US5557130A (en) ESD input protection arrangement
JP3531808B2 (ja) 保護回路および半導体装置
JP2002313947A (ja) 半導体装置
JP2726575B2 (ja) 半導体装置
US7606012B2 (en) Semiconductor device and designing method for the same

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3531808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

EXPY Cancellation because of completion of term