JP2002141462A - 3次元実装装置および3次元実装システム - Google Patents

3次元実装装置および3次元実装システム

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JP2002141462A
JP2002141462A JP2000339119A JP2000339119A JP2002141462A JP 2002141462 A JP2002141462 A JP 2002141462A JP 2000339119 A JP2000339119 A JP 2000339119A JP 2000339119 A JP2000339119 A JP 2000339119A JP 2002141462 A JP2002141462 A JP 2002141462A
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dimensional
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JP2000339119A
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Nobuhiro Yamamoto
展大 山本
Hidenori Ogawa
英紀 小川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品間の信号の伝搬遅延を抑制しつつ、3次
元実装を容易に行う。 【解決手段】 接続モジュール1には、内部モジュール
11が実装される第1段目の実装面2および外部モジュ
ール21が実装される第2段目の実装面3が設けられ、
内部モジュール11のピン端子13を端子挿入孔2aに
挿入するとともに、外部モジュール21のピン端子23
を端子挿入孔3aに挿入することにより、3次元実装を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品などを3
次元的に実装する3次元実装装置および3次元実装シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話やICカードなどに代表
される電子機器の小型・軽量・薄型化に伴って、基板上
に実装される電子部品の小型化や高密度化などが図られ
ている。さらに、近年では、より一層の高密度化を図る
ために、基板に実装された部品を重ねて配置する3次元
実装が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
3次元実装方法では、重ねて配置された部品同士を電気
的に接続するには、配線を3次的に引き回す必要があ
り、配線工程に多大な労力が必要になるとともに、部品
間の信号の伝搬遅延が大きくなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、部品間の信号の
伝搬遅延を抑制しつつ、3次元実装を容易に行うことが
可能な3次元実装装置および3次元実装システムを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明によれば、複数段の実装面
を有する部品実装部と、前記各実装面に設けられたピン
端子挿入部と、前記部品実装部に設けられ、前記ピン端
子挿入部と電気的に接続された外部接続端子部とを備え
ることを特徴とする。
【0006】これにより、実装部品のピン端子を部品実
装部に設けられたピン端子挿入部に挿入するだけで、実
装部品の3次元実装を行うことが可能となるとともに、
3次元実装された実装部品同士の電気的な接続も同時に
行うことが可能となり、実装部品の3次元実装を容易に
行うことが可能となる。
【0007】また、請求項2記載の発明によれば、前記
ピン端子挿入部に挿入されたピン端子を保持する弾性部
材を備えることを特徴とする。
【0008】これにより、ピン端子をピン端子挿入部に
挿入するだけで、実装部品が部品実装部から抜け落ちな
いように固定することが可能となるとともに、部品実装
部からの実装部品の取り外しも容易に行うことが可能と
なり、実装部品の3次元実装の容易化に加え、不良部品
の交換の簡易化も図ることができる。
【0009】また、請求項3記載の発明によれば、前記
部品実装部は、第1段目の内部実装面と、前記内部実装
面に設けられた第1のピン端子挿入部と、前記内部実装
面の周囲に形成された第2段目の外部実装面と、前記外
部実装面に設けられた第2のピン端子挿入部とを備える
ことを特徴とする。
【0010】これにより、第2段目の外部実装面に実装
部品を実装するだけで、部品実装部に蓋をすることが可
能となり、第1段目の内部実装面に実装される実装部品
を保護することが可能となることから、応力に弱い部品
を保護することが可能となる。
【0011】また、請求項4記載の発明によれば、前記
部品実装部は、前記第1のピン端子挿入部と電気的に接
続され、前記内部実装面の反対側に設けられた第1のハ
ンダボールと、前記第2のピン端子挿入部と電気的に接
続され、前記外部実装面の反対側に設けられた第2のハ
ンダボールとを備えることを特徴とする。
【0012】これにより、部品実装部の内側に配置され
る実装部品に対しては、部品実装部の内側で外部と導通
をとることが可能となるとともに、部品実装部の外側に
配置される実装部品に対しては、部品実装部の外側で外
部と導通をとることが可能となり、外部への信号伝達経
路をより短い距離に設定することが容易となることか
ら、3次元実装における部品間の信号の伝搬遅延を抑制
することが可能となる。
【0013】また、請求項5記載の発明によれば、前記
第1のピン端子挿入部と前記第2のピン端子挿入部とを
前記部品実装部の内部で導通させる導電パターンを備え
ることを特徴とする。
【0014】これにより、実装部品同士の接続を部品実
装部の内部で行うことが可能となり、実装部品同士の接
続を部品実装部の外部で行う必要がなくなることから、
実装部品同士の信号伝達経路を短くすることが可能とな
り、3次元実装における部品間の信号の伝搬遅延をより
一層抑えることが可能となる。
【0015】また、請求項6記載の発明によれば、下段
に配置される実装部品と重ならない領域にピン端子が配
置された実装部品と、複数段の実装面を有し、ピン端子
挿入部が前記各実装面に設けられた3次元実装装置とを
備え、前記ピン端子を前記ピン端子挿入部に挿入するこ
とにより、前記実装部品が互いに重なって実装されてい
ることを特徴とする。
【0016】これにより、ピン端子を部品実装部に設け
られたピン端子挿入部に挿入するだけで、重ねて配置さ
れる実装部品の電気的な接続を行いつつ、実装部品を重
ねて配置することが可能となり、実装部品の3次元実装
を容易に行うことが可能となる。
【0017】また、請求項7記載の発明によれば、前記
実装部品は、前記3次元実装装置の内側に実装される内
部モジュールと、前記3次元実装装置の外側に実装され
る外部モジュールとを備え、前記3次元実装装置は、前
記内部モジュールが配置される第1段目の実装面と、前
記第1段目の実装面の周囲に形成され、前記外部モジュ
ールが配置される第2段目の実装面とを備えることを特
徴とする。
【0018】これにより、内部モジュールが実装された
3次元実装装置を外部モジュールで蓋をすることが可能
となり、応力に弱い部品を保護することが可能となる。
【0019】また、請求項8記載の発明によれば、前記
ピン端子は前記実装部品の両面に形成され、前記ピン端
子挿入部は前記3次元実装装置の両面に形成され、前記
実装部品と前記3次元実装装置とを交互に重ねることに
より、前記実装部品を任意に段数に積み重ねることを可
能とすることを特徴とする。
【0020】これにより、ピン端子をピン端子挿入部に
次々と挿入していくだけで、実装部品を何段にも渡って
容易に積み重ねることが可能となるとともに、層間配線
も部品実装部内部で行うことが可能となり、部品間の信
号の伝搬遅延を抑制しつつ、3次元実装を容易に行うこ
とが可能となる。
【0021】また、請求項9記載の発明によれば、下段
に配置される実装部品と重ならない領域にピン端子が配
置され、前記ピン端子の長さが前記下段に配置される実
装部品のピン端子の長さよりも長い実装部品と、ピン端
子挿入部が実装面に設けられた3次元実装装置とを備
え、前記ピン端子を前記ピン端子挿入部に挿入すること
により、前記実装部品が互いに重なって実装されている
ことを特徴とする。
【0022】これにより、実装部品のピン端子の長さを
変えるだけで、実装部品を重ねて配置することが可能と
なり、実装面に段差を設ける必要がなくなることから、
3次元実装をより一層容易に行うことが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
3次元実装装置および3次元実装方法について図面を参
照しながら説明する。
【0024】図1は、本発明の第1実施形態に係わる3
次元実装装置および3次元実装方法を示す斜視図であ
る。
【0025】図1において、接続モジュール1には、内
部モジュール11が実装される第1段目の実装面2およ
び外部モジュール21が実装される第2段目の実装面3
が設けられている。第1段目の実装面2には端子挿入孔
2aが設けられ、第2段目の実装面3には端子挿入孔3
aが設けられている。また、実装面2、3の反対面に
は、はんだボール4が設けられ、はんだボール4は接続
モジュール1内部で端子挿入孔2a、3aと電気的に接
続されている。
【0026】なお、接続モジュール1は、例えば、絶縁
性樹脂などで形成することができる。
【0027】内部モジュール11はピン端子13が設け
られた基板12を備え、基板12上には半導体チップ1
4a、14bが搭載されている。外部モジュール21
は、ピン端子23が設けられたパッケージ22を備えて
いる。
【0028】ここで、内部モジュール11のピン端子1
3は、接続モジュール1の端子挿入孔2aの位置に対応
して配置され、内部モジュール11の大きさは、第1段
目の実装面2上に収まるようになっている。また、外部
モジュール21のピン端子23は、接続モジュール1の
端子挿入孔3aの位置に対応して配置され、外部モジュ
ール21の大きさは、第2段目の実装面3の大きさとほ
ぼ等しくなっている。すなわち、外部モジュール21の
ピン端子23は、パッケージ22の周囲にのみ配置し、
外部モジュール21を接続モジュール1に実装した際の
実装面2に対応する領域には、ピン端子23を設けない
ようにする。
【0029】なお、内部モジュール11および外部モジ
ュール21は、ピン端子13、23を有するものならば
何でもよく、例えば、抵抗やコンデンサなどの電子部
品、半導体チップや電子部品が搭載されたプリント基
板、BGA(ボールグリッドアレイ)などの樹脂封止パ
ッケージやセラミックパッケージなどを用いることがで
きる。
【0030】内部モジュール11および外部モジュール
21を接続モジュール1に実装する場合、まず、内部モ
ジュール11のピン端子13を実装面2の端子挿入孔2
aに挿入し、次いで、外部モジュール21のピン端子2
3を実装面3の端子挿入孔3aに挿入する。
【0031】これにより、内部モジュール11および外
部モジュール21の各ピン端子13、23を接続モジュ
ール1の端子挿入孔2a、3aに挿入するだけで、3次
元実装を行うことが可能となる。
【0032】図2は、図1のA−A´断面で切断した部
品実装前後の3次元実装装置の構成を示す断面図であ
る。
【0033】図2において、実装面2、3に設けられた
端子挿入孔2a、3aは、その反対面に設けられたはん
だボール4と接続モジュール1内で電気的に接続されて
いる。ここで、接続モジュール1内での電気的な接続を
行うため、接続モジュール1内には層間接続用導体2
b、3bが形成されている。この層間接続用導体2b、
3bの形成方法として、例えば、ピン状導体を接続モジ
ュール1内に埋め込むようにしてもよく、スルーホール
メッキにより形成するようにしてもよい。
【0034】また、端子挿入孔2a、3aとはんだボー
ル4とを電気的に接続する場合、接続モジュール1の内
側に形成された端子挿入孔2aは、接続モジュール1の
内側に配置されたはんだボール4aと接続し、接続モジ
ュール1の外側に形成された端子挿入孔2bは、接続モ
ジュール1の外側に配置されたはんだボール4bと接続
する。
【0035】これにより、接続モジュール1に実装され
た内部モジュール11および外部モジュール21を、は
んだボール4を介して最短距離で外部と接続することが
可能となり、伝搬遅延を抑制することが可能となる。
【0036】端子挿入孔2a、3a内には、弾性部材5
が形成されている。ここで、弾性部材5として、例え
ば、板ばね状部材や導電性ゴムなどを用いることができ
る。
【0037】ピン端子13が端子挿入孔2aに挿入され
ると、弾性部材5が撓みつつ、弾性部材5が横方向に押
し退けられる。このため、弾性部材5には復元力が発生
し、ピン端子13はこの復元力により端子挿入孔2aに
押し付けられ、ピン端子13が端子挿入孔2a内に固定
される。
【0038】また、内部モジュール11および外部モジ
ュール21を接続モジュール1から引き抜くだけで、内
部モジュール11および外部モジュール21を接続モジ
ュール1から取り外すことが可能となる。
【0039】これにより、内部モジュール11および外
部モジュール21の3次元的な実装を容易に行うことが
可能となるとともに、不良部品の交換も容易に行うこと
が可能となる。
【0040】また、外部モジュール21が実装される第
2段目の実装面3は、内部モジュール11が実装される
第1段目の実装面2を取り囲むように形成されており、
外部モジュール21が接続モジュール1に実装される
と、接続モジュール1に蓋がされる。
【0041】このため、内部モジュール11を外部から
保護することが可能となり、内部モジュール11が応力
に弱い部品から構成される場合においても、内部モジュ
ール11の損傷を防止することが可能となる。
【0042】なお、上述した実施形態では、接続モジュ
ール1の段数が2段の場合について説明したが、接続モ
ジュール1の段数は何段でもよい。
【0043】また、外部モジュール21には、横ずれを
防止するためのダミーピンを設けるようにしてもよい。
【0044】図3は、本発明の第2実施形態に係わる部
品実装後の3次元実装装置の構成を示す断面図である。
【0045】図3において、接続モジュール1aには、
図1、2の接続モジュール1の構成に加え、異なる実装
面2、3に形成された端子挿入孔2a、3a同士を接続
モジュール1a内で電気的に接続する内部接続用配線パ
ターン6が設けられている。
【0046】ここで、内部モジュール11および外部モ
ジュール21が接続モジュール1aに実装されると、内
部モジュール11のピン端子13と外部モジュール21
のピン端子23とは、端子挿入孔2a、内部接続用配線
パターン6および端子挿入孔3aを介して電気的に接続
される。
【0047】これにより、内部モジュール11と外部モ
ジュール21とを電気的に接続する場合、はんだボール
4を介して外部配線を行うことなく、接続モジュール1
a内で直接導通させることが可能となり、モジュール1
1、21間の信号伝達経路を短縮することが可能となる
ことから、3次元実装における伝搬遅延をより一層抑制
することが可能となる。
【0048】図4は、本発明の第3実施形態に係わる部
品実装前後の3次元実装装置の構成を示す断面図であ
る。
【0049】図4において、接続モジュール1bには、
図1、2の接続モジュール1の構成に加え、半導体チッ
プ14cを収めるための凹部7が形成されている。ま
た、内部モジュール11aは、半導体チップ14a、1
4b、14cが基板12に両面実装されるとともに、外
部モジュール21aは、半導体チップ24a、24bが
パッケージ22の裏面にも実装されている。
【0050】ここで、内部モジュール11aが接続モジ
ュール1bに実装されると、ピン端子13が端子挿入孔
2aに挿入されて、はんだボール4との導通がとられる
とともに、基板12の裏面に実装された半導体チップ1
4cが接続モジュール1bの凹部7に収められる。
【0051】また、外部モジュール21aが接続モジュ
ール1bに実装されると、ピン端子23が端子挿入孔3
aに挿入されて、はんだボール4との導通がとられると
ともに、パッケージ22の裏面に実装された半導体チッ
プ24a、24bが、接続モジュール1bの段差部分に
収められる。
【0052】これにより、内部モジュール11aおよび
外部モジュール21aを接続モジュール1bに挿入する
だけで、両面実装された部品の3次元実装を行うことが
可能となり、より一層の高密度実装を簡易に行うことが
可能となる。
【0053】図5(a)は、本発明の第4実施形態に係
わる3次元実装装置の構成を示す上面図である。図5
(a)において、接続モジュール1cは、図1、2の接
続モジュール1に対し、内部モジュール11aを実装す
る実装面2の大きさが内部モジュール11aの大きさよ
りも小さくなっている。
【0054】これにより、内部モジュール11aを接続
モジュール1cに実装した際に、内部モジュール11a
と接続モジュール1cとの間に隙間を形成することがで
き、内部モジュール11aに取り外しを容易に行うこと
が可能となる。
【0055】図5(b)は、本発明の第5実施形態に係
わる3次元実装装置の構成を示す上面図である。図5
(b)において、接続モジュール1dは、図1、2の接
続モジュール1に構成に加え、切り欠き部8が内部モジ
ュール11aを実装する実装面2上に設けられている。
【0056】これにより、内部モジュール11aを接続
モジュール1cに実装した際に、切り欠き部8にピンセ
ットなどを挿入して内部モジュール11aを容易に掴む
ことが可能となり、内部モジュール11aに取り外しを
容易に行うことが可能となる。
【0057】図6は、本発明の第6実施形態に係わる部
品実装前後の3次元実装装置の構成を示す断面図であ
る。
【0058】図6において、内部モジュール11は、半
導体チップ14a、14bが搭載された基板12を備
え、基板12の反対側にはピン端子13が設けられてい
る。また、外部モジュール21bは、ピン端子23aが
設けられたパッケージ22を備えている。
【0059】接続モジュール1eには、内部モジュール
11および外部モジュール21が実装される実装面2が
設けられている。ここで、実装面2には、内部モジュー
ル11のピン端子13を挿入する端子挿入孔2aおよび
外部モジュール21bのピン端子23aを挿入する端子
挿入孔2cが設けられている。また、実装面2の反対面
には、はんだボール4が設けられ、はんだボール4は、
接続モジュール1e内に設けられた接続用導体2b、2
dを介し端子挿入孔2a、2cと電気的に接続されてい
る。
【0060】ここで、外部モジュール21bのピン端子
23aの長さは、内部モジュール11のピン端子13の
長さと異なっている。すなわち、外部モジュール21b
のピン端子23aの長さは、内部モジュール11および
外部モジュール21bを接続モジュール1eに実装した
際に、外部モジュール21bのパッケージ22が、内部
モジュール11上に所定の間隔で保持されるように設定
されている。
【0061】また、外部モジュール21bのピン端子2
3aはパッケージ22の周囲にのみ配置し、内部モジュ
ール11の実装領域に対応する外部モジュール21bの
領域には、ピン端子23aを設けないようにする。
【0062】内部モジュール11および外部モジュール
21bを接続モジュール1eに実装する場合、まず、内
部モジュール11のピン端子13を端子挿入孔2aに挿
入し、次いで、外部モジュール21bのピン端子23a
を端子挿入孔3aに挿入する。ここで、外部モジュール
21bのピン端子23aは、外部モジュール21bが内
部モジュール11上に保持されるような長さに設定され
ているので、接続モジュール1eに段差がない場合にお
いても、外部モジュール21bを内部モジュール11上
に重ねて実装することができる。
【0063】図7は、本発明の第7実施形態に係わる部
品実装前の3次元実装装置の構成を示す断面図である。
【0064】図7において、外部モジュール21cは、
パッケージ22の一方の面にピン端子23が設けられ、
さらに、パッケージ22の他方の面にもピン端子23b
が設けられている。外部モジュール51a、51bは、
ピン端子53a、53bが設けられたパッケージ52
a、52bをそれぞれ備えている。
【0065】内部モジュール31は、内部モジュール1
1と同様の構成を有し、ピン端子33が設けられた基板
32上に半導体チップ34a、34bが搭載されてい
る。
【0066】接続モジュール41には、外部モジュール
21cが実装される第1段目の実装面42、内部モジュ
ール31が実装される第2段目の実装面43、および外
部モジュール51a、51bが実装される第3段目の実
装面44が設けられている。第1段目の実装面42には
端子挿入孔42aが設けられ、第2段目の実装面43に
は端子挿入孔43aが設けられ、第3段目の実装面44
には端子挿入孔44aが設けられている。
【0067】ここで、内部モジュール31のピン端子3
3は、接続モジュール41の端子挿入孔43aの位置に
対応して配置され、内部モジュール31の大きさは、接
続モジュール41のの第2段目の実装面43上に収まる
ようになっている。また、外部モジュール21cのピン
端子23bは、接続モジュール41の端子挿入孔42a
の位置に対応して配置され、外部モジュール21cの大
きさは、接続モジュール1、41の大きさとほぼ等しく
なっている。また、外部モジュール51a、51bのピ
ン端子53a、53bは、接続モジュール41の端子挿
入孔44aの位置に対応して配置されている。
【0068】これらのモジュールを接続する場合、内部
モジュール11のピン端子13を接続モジュール1の実
装面2の端子挿入孔2aに挿入し、外部モジュール21
cのピン端子23を接続モジュール1の実装面3の端子
挿入孔3aに挿入する。
【0069】さらに、内部モジュール31のピン端子3
3を接続モジュール41の実装面43の端子挿入孔43
aに挿入し、外部モジュール51a、51bの各ピン端
子53a、53bを接続モジュール41の実装面44の
端子挿入孔44aに挿入し、外部モジュール21cのピ
ン端子23bを接続モジュール41の実装面42の端子
挿入孔42aに挿入する。
【0070】これにより、モジュールの挿入を繰り返す
だけで、任意の段数に渡る3次元実装を行うことが可能
となり、3次元実装の容易化を図ることが可能となる。
【0071】図8は、本発明の第8実施形態に係わる3
次元実装装置および3次元実装方法を示す斜視図であ
る。
【0072】図8において、接続モジュール61には、
内部モジュール71a、71bが実装される第1段目の
実装面62、63、および外部モジュール81が実装さ
れる第2段目の実装面64が設けられている。第1段目
の各実装面62、63には端子挿入孔62a、63aが
設けられ、第2段目の実装面64には端子挿入孔64a
が設けられている。また、実装面62、63の反対面に
は、はんだボール65が設けられ、はんだボール65は
接続モジュール61内部で端子挿入孔62a〜64aと
電気的に接続されている。
【0073】内部モジュール71a、71bはピン端子
73a、73bが設けられた基板72a、72bをそれ
ぞれ備え、各基板72a、72b上には半導体チップ7
4a、74bが搭載されている。外部モジュール81
は、ピン端子83が設けられたパッケージ82を備えて
いる。
【0074】ここで、内部モジュール71a、71bの
ピン端子73a、73bは、接続モジュール61の端子
挿入孔62a、63aの位置に対応してそれぞれ配置さ
れ、各内部モジュール71a、71bの大きさは、第1
段目の各実装面62、63上に収まるようになってい
る。
【0075】また、外部モジュール81のピン端子83
は、接続モジュール61の端子挿入孔64aの位置に対
応して配置され、外部モジュール81の大きさは、第2
段目の実装面64の大きさとほぼ等しくなっている。す
なわち、外部モジュール81のピン端子83は、内部モ
ジュール71a、71bが実装される実装面62、63
以外の領域に対応して配置されている。
【0076】内部モジュール71a、71bおよび外部
モジュール81を接続モジュール61に実装する場合、
まず、内部モジュール71a、71bのピン端子73
a、73bを各実装面62、63の端子挿入孔62a、
63aに挿入し、次いで、外部モジュール81のピン端
子83を実装面64の端子挿入孔64aに挿入する。
【0077】これにより、外部モジュール81の内側に
ピン端子83が配置されている場合においても、3次元
実装を行うことが可能となるとともに、外部モジュール
81を接続モジュール61に実装した際に、外部モジュ
ール81が撓むことを防止することが可能となり、3次
元実装の柔軟性および信頼性を向上させることが可能と
なる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品間の信号の伝搬遅延を抑制しつつ、3次元実装を容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる3次元実装装置
および3次元実装方法を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A´断面で切断した部品実装前後の
3次元実装装置の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係わる部品実装後の3
次元実装装置の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係わる部品実装前後の
3次元実装装置の構成を示す断面図である。
【図5】図5(a)は本発明の第4実施形態に係わる3
次元実装装置の構成を示す上面図、図5(b)は本発明
の第5実施形態に係わる3次元実装装置の構成を示す上
面図である。
【図6】本発明の第6実施形態に係わる部品実装前後の
3次元実装装置の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第7実施形態に係わる部品実装前の3
次元実装装置の構成を示す断面図である。
【図8】本発明の第8実施形態に係わる3次元実装装置
および3次元実装方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e、41、61 接続
モジュール 2、42、62、63 第1段目の実装面 2a、42a、62a、63a 第1段目の端子挿入孔 2b、3b、43b、43c 層間接続用導体 3、43、64 第2段目の実装面 3a、43a、64a 第2段目の端子挿入孔 4、4a、4b、65 はんだボール 5 弾性部材 6、43d 内部接続用配線パターン 7 凹部 8 切り欠き部 11、11a、31、71a、71b 内部モジュール 12、32、72a、72b 基板 13、23、23a、23b、33、53a、53b、
73a、73b、83ピン端子 14a、14b、14c、24a、24b、34a、3
4b、74a、74b半導体チップ 21、21a、21b、21c、51a、51b、81
外部モジュール 22、52a、52b、82 パッケージ 44 第3段目の実装面 44a 第3段目の端子挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 12/16 33/76 504

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の実装面を有する部品実装部と、 前記各実装面に設けられたピン端子挿入部と、 前記部品実装部に設けられ、前記ピン端子挿入部と電気
    的に接続された外部接続端子部とを備えることを特徴と
    する3次元実装装置。
  2. 【請求項2】 前記ピン端子挿入部に挿入されたピン端
    子を保持する弾性部材を備えることを特徴とする請求項
    1記載の3次元実装装置。
  3. 【請求項3】 前記部品実装部は、 第1段目の内部実装面と、 前記内部実装面に設けられた第1のピン端子挿入部と、 前記内部実装面の周囲に形成された第2段目の外部実装
    面と、 前記外部実装面に設けられた第2のピン端子挿入部とを
    備えることを特徴とする請求項1または2記載の3次元
    実装装置。
  4. 【請求項4】 前記部品実装部は、 前記第1のピン端子挿入部と電気的に接続され、前記内
    部実装面の反対側に設けられた第1のハンダボールと、 前記第2のピン端子挿入部と電気的に接続され、前記外
    部実装面の反対側に設けられた第2のハンダボールとを
    備えることを特徴とする請求項3記載の3次元実装装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1のピン端子挿入部と前記第2の
    ピン端子挿入部とを前記部品実装部の内部で導通させる
    導電パターンを備えることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項記載の3次元実装装置。
  6. 【請求項6】 下段に配置される実装部品と重ならない
    領域にピン端子が配置された実装部品と、 複数段の実装面を有し、ピン端子挿入部が前記各実装面
    に設けられた3次元実装装置とを備え、 前記ピン端子を前記ピン端子挿入部に挿入することによ
    り、前記実装部品が互いに重なって実装されていること
    を特徴とする3次元実装システム。
  7. 【請求項7】 前記実装部品は、 前記3次元実装装置の内側に実装される内部モジュール
    と、 前記3次元実装装置の外側に実装される外部モジュール
    とを備え、 前記3次元実装装置は、 前記内部モジュールが配置される第1段目の実装面と、 前記第1段目の実装面の周囲に形成され、前記外部モジ
    ュールが配置される第2段目の実装面とを備えることを
    特徴とする請求項6記載の3次元実装システム。
  8. 【請求項8】 前記ピン端子は前記実装部品の両面に形
    成され、 前記ピン端子挿入部は前記3次元実装装置の両面に形成
    され、 前記実装部品と前記3次元実装装置とを交互に重ねるこ
    とにより、前記実装部品を任意に段数に積み重ねること
    を可能とすることを特徴とする請求項6記載の3次元実
    装システム。
  9. 【請求項9】 下段に配置される実装部品と重ならない
    領域にピン端子が配置され、前記ピン端子の長さが前記
    下段に配置される実装部品のピン端子の長さよりも長い
    実装部品と、 ピン端子挿入部が実装面に設けられた3次元実装装置と
    を備え、 前記ピン端子を前記ピン端子挿入部に挿入することによ
    り、前記実装部品が互いに重なって実装されていること
    を特徴とする3次元実装システム。
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