JP2002140294A - セッション管理方法及びセッション管理システム - Google Patents

セッション管理方法及びセッション管理システム

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JP2002140294A
JP2002140294A JP2000337143A JP2000337143A JP2002140294A JP 2002140294 A JP2002140294 A JP 2002140294A JP 2000337143 A JP2000337143 A JP 2000337143A JP 2000337143 A JP2000337143 A JP 2000337143A JP 2002140294 A JP2002140294 A JP 2002140294A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWと連携するヘルパーのセッションにお
いて、WWWにおける認証結果に基づくアクセス許可を
実現する。 【解決手段】 WWWブラウザのように、サーバとの通
信を行ないつつ連携する外部プログラムを起動するプロ
グラムにおいて、プログラムが外部プログラムを起動す
る際に渡すコンテンツの情報の中で、実際のコンテンツ
名の代わりに、セッションに対応させて動的に生成する
名前を用いることにより、プログラムと外部プログラム
との間でセッションを共有するセッション管理方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント/サ
ーバ間のセッション管理方法及び装置に関し、特に、W
WW(World Wide Web)などでのコネクションレス
な通信の上でブラウザプログラムと外部プログラムを共
用してアクセスする場合のセッション管理を行うセッシ
ョン管理システムに適用する場合に有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、WWW(World Wide Web)
は、文字、画像、音声を含むハイパーテキストを介し
て、インターネット上であらゆる情報にシームレスにア
クセスできる情報システムである。このWWWにおいて
は、クライアントに搭載されたソフトウェアであるWW
WブラウザがWWWサーバと通信処理を行なう。
【0003】WWWでは、クライアントとWWWサーバ
との間の通信プロトコルとしてHTTP(Hyper Text
Transfer Protocol)を用いる。このプロトコルでや
りとりされる情報は、一般的にHTML(Hyper Text
Markup Language)により記述され、この形式でのテ
キストとして他の情報への「リンク」が記述され、このリ
ンクを選択することで他の情報へのアクセスが可能とな
る。
【0004】また、ブラウザからサーバに情報を渡し、
サーバ側で内容に応じた情報を提供するために、WWW
サーバでプログラムを動作させるインタフエースである
CGI(Common Gateway Interface)という仕組み
があり、これを利用することで、例えばキーワード検索
のように利用者の求めている情報へのリンク集合を提供
することができる。このように、リンクの選択やCGI
の利用などにより、利用者は必要な情報を取得すること
ができる。
【0005】ところで、HTTPはセッションレスのプ
ロトコルであり、ブラウザからの要求に対する関連性を
持たない。例えばユーザの認証を経たのち認証結果に応
じて情報を提供することを考えると、複数の要求と応答
の組を同一のセッションと見立てる必要がある。このた
めに、WWWサーバで生成したセッション情報をクッキ
ーというものに格納してWWWブラウザに返し、WWW
ブラウザからWWWサーバヘの以後の要求にこのクッキ
ーを含ませることにより、セッションを保持するのが一
般的である。
【0006】複数のWWWサーバの連携に関しては、い
くつかの技術により解決できている。例えば、特願平1
0−10803においてはコンテンツの所在を指定する
文字列であるURL(Uniform Resource Locator)
にセッション管理識別子を付与し、これをサーバで解釈
することで、セッションを保持している。また、特願平
11−140580においては、WWWサーバで稼動す
るCGI及び、WWWブラウザでプログラムを動作させ
る仕組みであるJavaアプレットとで、共通で使用可
能な環境情報を提供するためのAPIを提供すること
で、セッションの保持を可能にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、HTTP及びH
TMLにて構成されるWWWから、連携する外部アプリ
ケーション(ヘルパーアプリケーション)及びそれがア
クセスする外部サーバ(ヘルパーサーバ)に遷移した場
合、ヘルパーアプリケーション及びヘルパーサーバに特
別なプログラムコードを追加しない限り、WWWでのセ
ッションとヘルパー(ヘルパーアプリケーション及びヘ
ルパーサーバ)でのセッションとの保持はできない。
【0008】特に最近では、インターネットやイントラ
ネットの高速化に伴い動画像の利用が増え、ヘルパーと
して、市販の動画像ビューワと動画像サーバとが使われ
ているが、この動画像視聴でアクセス制御を行なうため
には、WWWでの認証と独立に動画像サーバにおいてユ
ーザ認証を行ない、これに従ったアクセス制御を行なう
必要があるのが現状である。このように、アクセス制御
のための認証を複数回行なう必要があるため、利用者に
とって不便であり、システム提供者も本質的に同じ管理
を複数行なう必要があるという問題点があった。
【0009】本発明の目的は、WWWと連携するヘルパ
ーのセッションにおいて、WWWにおける認証結果に基
づくアクセス許可を実現することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ヘルパーアプリケー
ション及びヘルパーサーバのプログラムが第三者で作成
されて変更できない場合にも対応することが可能な技術
を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明の概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0013】(1)WWWブラウザのように、サーバと
の通信を行ないつつ連携する外部プログラムを起動する
プログラムにおいて、プログラムが外部プログラムを起
動する際に渡すコンテンツの情報の中で、実際のコンテ
ンツ名の代わりに、セッションに対応させて動的に生成
する名前を用いることにより、プログラムと外部プログ
ラムとの間でセッションを共有するセッション管理方法
である。
【0014】(2)前記手段(1)のセッション管理方
法であって、前記外部プログラムがコンテンツを要求す
るサーバにおいて、セッションに対応した動的な名前で
コンテンツを登録する際に、実際のコンテンツを複製す
るのではなく名前の参照関係の操作であるリンクを使用
することにより、コンテンツを提供するサーバのプログ
ラムを変更することなくセッションに基づくアクセス制
御を効率的に実現するものである。
【0015】(3)前記手段(1)のセッション管理方
法であって、前記外部プログラムがコンテンツを要求す
るサーバにおいて、コンテンツを実際に提供するプログ
ラムと外部プログラムの間に代理サーバを設け、セッシ
ョンに対応した動的な名前から実際のコンテンツ名への
変換を行い、さらに利用状況の記録を取ることにより、
コンテンツを提供するサーバのプログラムを変更するこ
となくセッションに基づくアクセス制御を可能とし、か
つビジネスとしての課金等のサービスを容易とするもの
である。
【0016】(4)WWWクライアント機と、WWWサ
ーバ機と、ヘルパーサーバ機とで構成されるセッション
管理システムであって、前記WWWクライアント機は、
WWWサーバ機と通信を行なうWWWブラウザプログラ
ムと、WWWブラウザプログラムが実行するヘルパーア
プリケーションプログラムを有し、前記WWWサーバ機
は、WWWサーバ、認証処理に必要なコンテンツが含ま
れている情報を蓄積するWWWコンテンツ、処理CG
I、クッキーデータベース、認証処理部、認証データベ
ース、コンテンツ名生成部、コンテンツ名データベー
ス、及びコンテンツ登録依頼部を有し、前記ヘルパーサ
ーバ機は、ヘルパーサーバ、ヘルパーコンテンツ、コン
テンツ登録処理部、及びヘルパー元コンテンツを有する
ものである。
【0017】(5)WWWクライアント機と、WWWサ
ーバ機と、ヘルパーサーバ機とで構成されるセッション
管理システムであって、前記WWWクライアント機は、
前記WWWサーバと前記WWWブラウザプログラムとヘ
ルパーアプリケーションプログラムを有し、前記WWW
サーバ機は、WWWサーバ、WWWコンテンツ、処理C
GI、クッキーデータベース、認証処理部、認証データ
ベース、コンテンツ名生成部、コンテンツ名データベー
ス、及びコンテンツ登録依頼部を有し、前記ヘルパーサ
ーバ機は、ヘルパー代理サーバ、コンテンツ名処理部、
コンテンツ名データベース、使用状況記録部、使用状況
データベース、ヘルパーサーバ、及びヘルパーコンテン
ツを有するものである。
【0018】すなわち、本発明のポイントは、WWWサ
ーバからWWWブラウザに対し、WWWブラウザが連携
する外部アプリケーション(ヘルパーアプリケーショ
ン)を呼び出す契機となる情報を提示する際に、ヘルパ
ーアプリケーションがアクセスするためのコンテンツ名
として、WWWでのセッション情報を特定できる情報を
用いる。
【0019】具体的には、ユーザ名、実コンテンツ名、
アクセス時刻などと対応させて乱数性を持った登録コン
テンツ名を生成し、ヘルパーアプリケーションからヘル
パーサーバに対するコンテンツ要求には、この登録コン
テンツ名を用いる。WWWサーバよりヘルパーサーバに
対してこのコンテンツ名を与え、ヘルパーサーバにおい
て登録コンテンツ名に対応した実コンテンツの提供を可
能とする。
【0020】また、ヘルパーアプリケーションからの要
求を受けるサーバ(ヘルパーサーバ)に対して、WWW
サーバよりセッション情報と対応したコンテンツ名を与
え、ヘルパーアプリケーションからの要求に入っている
情報から対応するコンテンツ情報を選択することを可能
とする。
【0021】以上のことから、ヘルパーアプリケーショ
ンとヘルパーサーバにおいて、WWWでのセッションと
対応したコンテンツ提供を可能にする。
【0022】以下に、本発明について、本発明による実
施形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は、本発明の実
施例1のセッション管理方法及びセッション管理システ
ムの機能構成を示すブロック図である。
【0024】本実施例1のセッション管理方法及びセッ
ション管理システムは、図1に示すように、WWWクラ
イアント機100と、WWWサーバ機200と、ヘルパ
ーサーバ機300とで構成されている。
【0025】前記WWWクライアント機100におい
て、WWWブラウザプログラム110が実行される。こ
のWWWブラウザプログラム110は、前記WWWサー
バ機200において実行されているWWWサーバプログ
ラム210と通信を行なうことにより、WWWコンテン
ツ215に蓄積された情報を参照することができる。
【0026】認証処理が必要なコンテンツを参照するた
めには、前記WWWコンテンツ215に含まれるコンテ
ンツにより、CGIを呼び出すURLへのリンクを含ま
せ、利用者がこのリンクを選択する。このリンクの選択
により、CGIを呼び出すURLがWWWブラウザプロ
グラム110よりWWWサーバプログラム210に渡さ
れる。前記WWWサーバプログラム210はURLの情
報から必要なCGIプログラムを呼び出す。ここでは、
処理CGIプログラム220を呼び出すものとする。
【0027】新規セッションの場合には、まず、認証処
理部230を呼び出す。認証処理部230は処理CGI
プログラム220、WWWサーバプログラム210を通
してWWWブラウザプログラム110にて認証画面を提
示し、認証のための情報を取得し、認証データベース2
35と比較することで認証処理を行なう。認証結果を処
理CGIプログラム220に返す。
【0028】処理CGIプログラムでは認証が失敗した
場合にはエラーを示すページを生成し、WWWサーバプ
ログラムを通してWWWブラウザプログラム110によ
りこのページを表示する。認証が成功した場合には、セ
ッションのIDをユーザ名及び日付などに基づき乱数性
を持たせて作成し、HTTPクッキーを生成し、クッキ
ーデータベース225に登録し、このクッキーをWWW
サーバプログラム210を通してWWWブラウザプログ
ラム110に送る。
【0029】以後、WWWブラウザプログラム110か
らWWWサーバプログラム210への要求には、このク
ッキーが付加される。適切なクッキーが付加された要求
は処理CGIプログラム220において既存セッション
とみなし、改めて認証処理を行なわない。このことでセ
ッションの保持を実現し、認証処理による利用者に対し
適切なアクセス制御とコンテンツの提示を可能とする。
【0030】前記処理CGIプログラム220によって
WWWブラウザプログラム110向けに渡すコンテンツ
の情報が、ヘルパーアプリケーション用であり、かつ利
用者によるアクセス制御が必要な場合、コンテンツ名生
成部240にユーザ名及びヘルパーサーバ機での実コン
テンツ名を渡す。コンテンツ名生成部240はコンテン
ツ名データベース245を検索して、現時点で有効でな
いコンテンツ名を、他人により類推するのが困難な十分
な長さと乱数性を持つ形で、登録コンテンツ名として生
成し、コンテンツ名データベース245に登録し、コン
テンツ登録依頼部250に実コンテンツ名及び登録コン
テンツ名を渡す。
【0031】前記コンテンツ登録依頼部250は、ヘル
パーサーバ機300にて稼動するコンテンツ登録処理部
320にこれら情報を渡す。コンテンツ登録処理部32
0は、ヘルパー元コンテンツ325に入っている元コン
テンツを取り出し、ヘルパーコンテンツ315内に登録
コンテンツ名によりコンテンツを登録し、コンテンツ登
録依頼部250に成功の結果を返答する。コンテンツ登
録依頼部250は処理CGIプログラム220に成功の
結果を返す。処理CGIプログラムは、この登録コンテ
ンツ名を含む情報をヘルパーアプリケーションを指示す
る情報とともにWWWサーバプログラム210を通して
WWWブラウザプログラム110に返す。
【0032】ヘルパーアプリケーションが必要な情報が
返ってきたことが判明すると、WWWブラウザ110は
ヘルパーアプリケーションプログラム120を実行し、
登録コンテンツ名を使ってヘルパーサーバ機300によ
り稼動しているヘルパーサーバプログラム310に要求
する。ヘルパーサーバプログラム310はヘルパーコン
テンツ315において登録コンテンツ名のコンテンツを
見付け出すことができるため、コンテンツの提供が可能
である。
【0033】ここで、すでに述べたように、登録コンテ
ンツ名として、他人により類推するのが困難な十分な長
さと乱数性を持たせるが、この性質により、ユーザ認証
を経てコンテンツを見るのに適切であると処理CGIが
判断した利用者以外が不正にコンテンツを参照すること
は困難である。
【0034】また、ヘルパーサーバプログラム310に
はなんら特別の処理を必要としない。例えばヘルパーサ
ーバプログラムとして市販のものを使用し、ソースコー
ドが入手できず、変更が不可能な場合でも、この実施例
の構成が実現可能である。
【0035】また、ヘルパーサーバ機300がUNIX
(登録商標)及び類するシステムであり、かつヘルパー
コンテンツ315及びヘルパー元コンテンツ325がフ
ァイルシステムでのファイルとして実現される場合、実
コンテンツ名のコンテンツから登録コンテンツ名のコン
テンツを作成するために、コンテンツを実際に複製する
のではなく、ファイルシステムでの名前の参照関係を変
更するリンク(ハードリンクまたはシンボリックリン
ク)機能を使用することが可能である。このことで、ヘ
ルパーコンテンツ315の肥大化を防ぐとともに高速な
処理が可能である。
【0036】図2は、本実施例1の機能構成で具体的な
システムを構成する場合の処理の流れを示したものであ
る。WWWと連携するヘルパーアプリケーションとして
動画再生プログラムを使用し、これが動画配信サーバに
対してストリームデータの配信要求を出すという構成で
ある。前記図2では、WWWによる認証が完了した時点
からの流れを説明する。
【0037】WWWブラウザからWWWサーバに対して
要求したHTMLにビデオ配信の情報(図中vmf)へ
のリンクが含まれていて、この情報へのリンクが選択さ
れて要求された場合、WWWサーバではこの情報に含ま
れるビデオコンテンツ名(xxx.vid)について、
当該セッションのユーザ名とコンテンツ名、アクセス時
刻、乱数などの情報から登録コンテンツ名(xyz01
2abc.vid)を決定し、ヘルパーサーバである動
画配信サーバに登録コンテンツ名での登録を依頼する。
動画配信サーバにおいて登録コンテンツ名でコンテンツ
を登録すると、WWWサーバにおいて、登録コンテンツ
名を含んだビデオ配信情報を作成し、WWWブラウザに
返す。
【0038】WWWブラウザはこのビデオ配信情報の属
性から動画再生のヘルパーアプリケーションを選択し、
実行し、ビデオ配信情報を渡す。動画再生のヘルパーア
プリケーションはビデオ配信情報にしたがって動画配信
サーバに要求を行ない、ビデオコンテンツの配信を受け
ることができる。
【0039】(実施例2)図3は、本発明の実施例2の
セッション管理方法及びセッション管理システムの機能
構成を示すブロック図である。
【0040】本実施例2のセッション管理方法及びセッ
ション管理システムは、前記実施例1と異なる点は、ヘ
ルパーサーバ機400での処理である。コンテンツ登録
依頼部250はヘルパーサーバ機400にて稼動するコ
ンテンツ名処理部420にユーザ名、実コンテンツ名及
び登録コンテンツ名を渡す。コンテンツ名処理部420
はコンテンツ名データベース425にこれら情報を記録
する。
【0041】WWWブラウザプログラム110がヘルパ
ーアプリケーションプログラム120を実行し、ヘルパ
ーアプリケーションプログラム120が登録コンテンツ
名を使ってヘルパーサーバ機400により稼動している
ヘルパー代理サーバプログラム410にコンテンツを要
求すると、ヘルパー代理サーバプログラム410は前記
コンテンツ名処理部420に村し登録コンテンツ名を渡
す。
【0042】前記コンテンツ名処理部420はコンテン
ツ名データベース425を検索し、ユーザ名及び実コン
テンツ名を得る。前記コンテンツ名処理部420はこれ
ら情報をヘルパー代理サーバプログラム410に返す。
ヘルパー代理サーバプログラム410はこのユーザ名及
び実コンテンツ名を使用状況記録部430に渡し、使用
状況記録部430は使用状況データベース435に記録
する。
【0043】また、ヘルパー代理サーバプログラム41
0はヘルパーサーバプログラム440に実コンテンツ名
を渡し、ヘルパーアプリケーションのコンテンツを要求
する。ヘルパーサーバプログラム440はヘルパーコン
テンツ445よりコンテンツを取り出し、ヘルパー代理
サーバプログラム410に返す。ヘルパー代理サーバプ
ログラムはヘルパーアプリケーションプログラム120
にコンテンツ情報を渡す。
【0044】本実施例2においては、前記実施例1と同
様に、適切な利用者以外がコンテンツを参照することが
困難であり、また、ヘルパーサーバプログラム440に
なんら特別の処理を必要としない。加えて、ヘルパーコ
ンテンツ445に変更を加えることも不要である。
【0045】また、ヘルパーサーバプログラムに依存す
ることなく使用状況を記録することが可能である。この
使用状況を元に、例えばユーザのコンテンツ使用数に応
じた課金を行なうことが可能となり、例えば、システム
提供者はコンテンツ利用者から利用料金を徴収し、シス
テム使用量を差し引いた上でコンテンツ提供者に利用料
金を支払うことができる。
【0046】コンテンツ利用者は自らが必要とするコン
テンツに応じて支払いが可能となり、また、コンテンツ
提供者はシステムを用意することなくコンテンツの提供
と料金徴収の代行サービスを受けることが可能となる。
システム提供者はヘルパーサーバの振る舞いに合わせた
ヘルパー代理サーバを用意する以外は、一般的なプログ
ラムを組み合わせるのみでシステムを構築し、サービス
を提供することが可能となる。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0048】
【発明の効果】本願において開示される発明によって得
られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0049】本発明によれば、WWWにおける認証に基
づくセッション情報をヘルパーアプリケーション及びヘ
ルパーサーバの間でも用いることができるので、前記セ
ッション情報に基づくアクセス制御が、ヘルパーのサー
バにおける認証機能に頼ることなく可能となる。
【0050】また、ヘルパーのサーバプログラムに変更
を施すことなく用いることができるので、容易に実現が
可能である。
【0051】また、セッション情報に基づく統計情報の
記録が可能であり、この情報を利用した課金サービスに
利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のセッション管理方法及びセ
ッション管理システムの機能構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施例1の機能構成で具体的なシステムを構
成する場合の処理の流れを示す図である。
【図3】本発明の実施例2のセッション管理方法及びセ
ッション管理システムの機能構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100…WWWクライアント機 110…WW
Wブラウザプログラム 120…ヘルパーアプリケーションプログラム 200…WWWサーバ機 210…WW
Wサーバプログラム 215…WWWコンテンツ 220…処理
CGIプログラム 225…クッキーデータベース 230…認証
処理部 235…認証データベース 240…コン
テンツ名生成部 245…コンテンツ名データベース 250…コン
テンツ登録依頼部 300…ヘルパーサーバ機 310…ヘル
パーサーバプログラム 315…ヘルパーコンテンツ 320…コン
テンツ登録処理部 325…ヘルパー元コンテンツ 400…ヘル
パーサーバ機 410…ヘルパー代理サーバプログラム 420…コンテンツ名処理部 425…コン
テンツ名データベース 430…使用状況記録部 435…使用
状況データベース 440…ヘルパーサーバプログラム 445…ヘル
パーコンテンツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舘 裕之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AC04 AE23 BG07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 WWWブラウザのように、サーバとの通
    信を行ないつつ連携する外部プログラムを起動するプロ
    グラムにおいて、プログラムが外部プログラムを起動す
    る際に渡すコンテンツの情報の中で、実際のコンテンツ
    名の代わりに、セッションに対応させて動的に生成する
    名前を用いることにより、プログラムと外部プログラム
    との間でセッションを共有することを特徴とするセッシ
    ョン管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセッション管理方法で
    あって、前記外部プログラムがコンテンツを要求するサ
    ーバにおいて、セッションに対応した動的な名前でコン
    テンツを登録する際に、実際のコンテンツを複製するの
    ではなく名前の参照関係の操作であるリンクを使用する
    ことにより、コンテンツを提供するサーバのプログラム
    を変更することなくセッションに基づくアクセス制御を
    効率的に実現することを特徴とするセッション管理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のセッション管理方法で
    あって、前記外部プログラムがコンテンツを要求するサ
    ーバにおいて、コンテンツを実際に提供するプログラム
    と外部プログラムの間に代理サーバを設け、セッション
    に対応した動的な名前から実際のコンテンツ名への変換
    を行い、さらに利用状況の記録を取ることにより、コン
    テンツを提供するサーバのプログラムを変更することな
    くセッションに基づくアクセス制御を可能とし、かつビ
    ジネスとしての課金等のサービスを容易とすることを特
    徴とするセッション管理方法。
  4. 【請求項4】 WWWクライアント機と、WWWサーバ
    機と、ヘルパーサーバ機とで構成されるセッション管理
    システムであって、前記WWWクライアント機は、WW
    Wサーバ機と通信を行なうWWWブラウザプログラム
    と、WWWブラウザプログラムが実行するヘルパーアプ
    リケーションプログラムを有し、前記WWWサーバ機
    は、WWWサーバ、認証処理に必要なコンテンツが含ま
    れている情報を蓄積するWWWコンテンツ、処理CG
    I、クッキーデータベース、認証処理部、認証データベ
    ース、コンテンツ名生成部、コンテンツ名データベー
    ス、及びコンテンツ登録依頼部を有し、前記ヘルパーサ
    ーバ機は、ヘルパーサーバ、ヘルパーコンテンツ、コン
    テンツ登録処理部、及びヘルパー元コンテンツを有する
    ことを特徴とするセッション管理システム。
  5. 【請求項5】 WWWクライアント機と、WWWサーバ
    機と、ヘルパーサーバ機とで構成されるセッション管理
    システムであって、前記WWWクライアント機は、前記
    WWWサーバと前記WWWブラウザプログラムとヘルパ
    ーアプリケーションプログラムを有し、前記WWWサー
    バ機は、WWWサーバ、WWWコンテンツ、処理CG
    I、クッキーデータベース、認証処理部、認証データベ
    ース、コンテンツ名生成部、コンテンツ名データベー
    ス、及びコンテンツ登録依頼部を有し、前記ヘルパーサ
    ーバ機は、ヘルパー代理サーバ、コンテンツ名処理部、
    コンテンツ名データベース、使用状況記録部、使用状況
    データベース、ヘルパーサーバ、及びヘルパーコンテン
    ツを有することを特徴とするセッション管理システム。
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