JP2002139467A - 電気特性評価方法および評価装置 - Google Patents

電気特性評価方法および評価装置

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JP2002139467A
JP2002139467A JP2000337619A JP2000337619A JP2002139467A JP 2002139467 A JP2002139467 A JP 2002139467A JP 2000337619 A JP2000337619 A JP 2000337619A JP 2000337619 A JP2000337619 A JP 2000337619A JP 2002139467 A JP2002139467 A JP 2002139467A
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argon ion
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Junji Tanimura
純二 谷村
Masahiro Kobayashi
正洋 小林
Yoshio Takada
良雄 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶粒界のような微小な領域の電気特性を精
度良く確実に、且つ効率よく評価することである。 【解決手段】 試料表面に収束イオンビームを照射する
とともに、有機金属ガスを吹きつけ、試料表面の所定領
域に金属膜を形成し、この形成された金属膜の周辺部に
付着した有機金属ガスを、アルゴンイオンビームを用い
て除去し、上記アルゴンイオンビームによる試料表面の
損傷層を酸またはアルカリ薬液を用いて除去することに
より電極を形成して、この電極にプローブを接触させて
試料表面の微小な領域の電気特性を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】セラミックスの隣接する結晶
粒と結晶粒との界面(この後、セラミックスの結晶粒界
と記す)や半導体のpn接合など、微小な領域の電気特
性を測定する方法と測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、微小な結晶粒の表面に電極を形成
しプローバを用いて、セラミックスの結晶粒界や半導体
のpn接合などの電気特性を評価する方法においては、
リソグラフィを用いた電極形成が一般的に行われてい
る。例えば、刊行物J.Appl.Phys.vol.66,No.8,(15 Octo
ber 1989)p.p.3666〜p.p.3675には、以下の電気特性評
価方法が開示されている。まず電極となるAg金属の膜
を試料のZnOセラミックス表面に形成する。次に、A
g金属膜にレジストを塗布して、所定の電極パターンで
露光し、非露光部のレジストを除去する。次に、露光部
のレジストをマスクにして、エッチングを行い、電極を
パターニングする。最後にパターニングされた電極表面
のレジストを除去し、所望の電極パターンをZnOセラ
ミックス表面に形成する。そして、所望の電極パターン
の5μmのギャップ部分にZnOセラミックスの結晶粒
界が偶然入った部分の電極を選んでプローバを接触さ
せ、ZnOセラミックス単一結晶粒界の電流−電圧特性
を測定する。
【0003】しかし、ZnOセラミックスの結晶粒は全
くランダムに分布しているが、リソグラフィにより形成
する電極は、ある決まったパターンでギャップが配置さ
れており、1ヶ所の結晶粒界と電極ギャップとを一致さ
せたとしても、残りの電極ギャップがランダムに分布し
た結晶粒界に確実に一致することはなく、電極ギャップ
部分にZnOセラミックスの結晶粒界が偶然入った部分
でのみ単一結晶粒界の電流−電圧特性測定が可能であ
り、測定したい微小領域に電極を形成することができ
ず、測定の精度と効率とが良くなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、セラミック
スのランダムに分布した結晶粒界のような微小な領域の
電気特性を精度良く確実に、且つ効率よく測定すること
を可能にする電気特性評価方法および電気特性評価装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1の電
気特性評価方法は、試料表面に電極を形成し、この電極
にプローバを接触し試料の電気特性を測定する電気特性
評価方法において、上記試料表面に、収束イオンビーム
を照射するとともに、有機金属ガスを吹きつけて、試料
表面の所定領域に金属膜を形成する工程と、上記形成さ
れた金属膜の周辺部に付着した有機金属ガスを、アルゴ
ンイオンビームを用いて除去する工程と、上記アルゴン
イオンビームによる試料表面の損傷層を酸またはアルカ
リ薬液を用いて除去する工程とにより電極を形成するこ
とである。
【0006】本発明に係わる第2の電気特性評価方法
は、上記第1の電気特性評価方法において、試料表面を
セラミックスの結晶粒の表面としたものである。
【0007】本発明に係わる第1の電気特性評価装置
は、試料表面に電極を形成し、この電極にプローバを接
触し試料の電気特性を測定する電気特性評価装置におい
て、試料表面に吸着させる有機金属ガスを吹き付ける有
機金属ガス銃と、上記試料表面に吸着された有機金属ガ
スを分解し、上記試料表面の所定領域に金属膜の電極を
形成させる収束イオンビームを発生する収束イオンビー
ム銃システムと、上記試料表面に形成された電極の周辺
に付着した上記有機金属ガスを除去するアルゴンイオン
ビームを発生するアルゴンイオン銃と、上記アルゴンイ
オンビームにより試料表面に形成された損傷層を除去す
る蒸気状の酸またはアルカリ薬液を試料表面に吹き付け
る薬液導入口とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本実施の
形態1における電気特性評価方法の工程を説明する図で
ある。図1において、1はイオン銃、2は収束レンズ、
3は走査コイル、4はイオンビーム、5は有機金属ガス
銃、6は試料、7は電極、8は周辺付着ガス、9は有機
金属ガス、10は二次電子検出器、11は真空チャン
バ、12はターボポンプ、13はアルゴンイオン銃、1
4はアルゴンイオンビーム、15は損傷層、16は薬
液、17は電気特性の測定器、18はプローバである。
【0009】本実施の形態では、図1の第1の工程に示
すように、まず、イオン銃1から引き出されたイオンビ
ーム4を収束レンズ2で収束し、走査コイル3で走査し
て、試料6表面の電気特性を測定したい領域に照射す
る。この時、イオンビーム4照射により試料6から放出
される二次電子像を二次電子検出器10で観察すると、
電極を設けたい領域にイオンビーム4を照射できる。そ
して、有機金属ガス銃5から試料6の表面に有機金属ガ
ス9を吹き付け、試料6の表面に有機金属ガス9を吸着
させる。すると、イオンビーム4を照射した領域のみで
有機金属ガス9が分解し金属膜が形成され、電極7を形
成する。
【0010】本実施の形態で用いられるイオン銃1とし
ては、例えば、ガリウムイオン銃が好適である。ガリウ
ムイオン銃は、高輝度光源であり、極微小に絞られたガ
リウムイオンビームが得られるので、試料6に極微小の
電極を形成できる。本実施の形態で用いられる有機金属
ガスは、タングステンカルボニル[W(CO)6]が、この
ガスより形成されるタングステン金属膜の電気抵抗が低
いので、電極7を形成するのに好ましい。この第1の工
程はターボポンプ12で排気した真空チャンバ11内で
行われ、収束イオンビーム誘起CVD法と呼ばれてい
る。
【0011】第1の工程では、二次電子検出器10でイ
オンビーム4照射に伴ない試料6から放出される二次電
子像を観察することにより、イオンビーム4の照射領域
を選ぶことができるので、設けたい領域に精度よく確実
に電極7を形成することができる。
【0012】第1の工程において、試料6の表面に、有
機金属ガス9を吹き付けているので、イオンビーム4で
照射した領域以外の試料6の表面にはイオンビーム4で
分解されない有機金属ガス9が周辺付着ガス8として付
着している。そこで、図1に示す本実施の形態の第2の
工程において、アルゴンイオン銃13から出射するアル
ゴンイオンビーム14を試料6に照射し、試料6に付着
した周辺付着ガス8をスパッタ除去する。アルゴンイオ
ンビーム14照射により、周辺付着ガス8をスパッタ除
去する方法は、試料6に反応相を形成せず、エッチング
速度が大きいので好ましい。アルゴンイオン銃13の動
作条件としては、例えば、安定したアルゴンイオンビ−
ム14の出射と適正なエッチング速度が得られる、加速
電圧1〜10kv、イオン電流0.1〜1mAが好まし
い。
【0013】第2の工程において、アルゴンイオンビー
ム14が照射された試料6表面にはアルゴンイオンビー
ム14照射による損傷層15が形成される。そこで、図
1に示す本実施の形態の第3の工程において、試料6に
形成されたアルゴンイオンビーム14の照射による損傷
層15を酸またはアルカリの薬液16により除去する。
酸またはアルカリの薬液としては、例えば、試料がZn
Oのセラミックスでは過塩素酸が、試料がシリコン半導
体ではフッ酸または水酸化カリウムが、試料がガリウム
砒素半導体の場合では酒石酸が用いられる。薬液による
エッチング条件としては、例えば、過塩素酸の場合、濃
度が0.1〜1.0%、好ましくは0.3〜0.7%の
水溶液であり、処理温度は20〜30℃で、処理時間は
10〜60秒である。上記範囲より薬液濃度が濃く、処
理温度が高く、処理時間が長くなると、電極や試料が影
響を受け、上記範囲より薬液濃度が薄く、処理温度が低
く、処理時間が短くなると、損傷層15を完全に除くこ
とができない。フッ酸、水酸化カリウム、酒石酸の場合
は、薬液濃度が0.5〜1.5%の水溶液である以外、
その他の条件は、過塩素酸と同様である。
【0014】次に、図1に示す本実施の形態の第4の工
程において、上記第1〜第3の工程により試料6上に作
製された電極7に、電気特性の測定器17に接続された
プローバ18を接触させ、電極7間の試料6の電気的特
性を測定する。
【0015】この方法によれば、電極7を形成する試料
6表面の領域を自由に選ぶことができ、例えば、試料が
セラミックスのように結晶がランダムに分布したもので
も、各々の結晶粒の表面に効率良く電極7を形成するこ
とができる。それと、微小領域に電極7を形成できるの
で、結晶粒の表面に精度良く電極7を形成できる。ま
た、アルゴンイオンビーム14と酸またはアルカリの薬
液16による表面処理の工程があるので、試料6上の電
極7間の電気特性の測定を妨害する層を除去することが
できる。このようにして電極7を作製すると、試料6の
測定したい領域の電気的特性を精度良く確実に測定する
ことができ、例えば、試料がセラミックスの場合、結晶
粒界のような微小な領域の電気特性を精度良く確実に、
且つ効率よく測定できるという効果がある。本実施の形
態の方法では、各工程を一つの装置で行っても良いし、
各工程を別々の装置にて行っても良く、同様な効果が得
られる。
【0016】実施の形態2.図2は、本実施の形態2に
おける電気特性評価装置の構成を示す概念図である。図
2において、20は蒸気状薬液投入口、21は試料台、
22は収束イオンビーム銃システムである。
【0017】本実施の形態の電気特性評価装置は、図2
に示すように、ターボポンプ12で排気される真空チャ
ンバ11内に、試料6が載置される試料台21と、試料
台21の上方にイオンビーム4を発生するイオン銃1が
配設されている。イオン銃1の直下には、イオンビーム
4を収束させる収束レンズ2が配置され、収束レンズ2
の下方に、収束されたイオンビーム4を走査する走査コ
イル3が配置されており、イオン銃1と収束レンズ2と
走査コイル3とで収束イオンビーム銃システム22が構
成されている。この収束イオンビーム銃システム22に
より、試料6上の電気特性を測定したい所定領域に収束
されたイオンビームを照射でき、微小な領域にも電極7
を形成できる。
【0018】また、試料台21の斜め上方には、試料6
に有機金属ガスを吹き付ける有機金属ガス銃5と、収束
イオンビーム照射により試料6から放出される二次電子
像を観察する二次電子検出器10と、イオンビーム4を
照射した領域以外の試料6の表面に残った有機金属ガス
である周辺付着ガス8をスパッタ除去するアルゴンイオ
ンビームを発生させるアルゴンイオン銃13と、試料6
表面のアルゴンイオンビーム照射による損傷層を除去す
る蒸気状薬液の導入孔20とが配設されている。これ
ら、有機金属ガス銃5と二次電子検出器10とアルゴン
イオン銃13と蒸気状薬液導入孔20とが配設される位
置は、イオン銃1から試料6への収束されたイオンビー
ム4の照射を遮断しない位置であれば、試料台21の斜
め上方のどの位置であっても良い。ただし、有機金属ガ
ス銃5は、試料台21に最も近い位置に配設される。
【0019】有機金属ガス銃5は、試料台21に最も近
い位置に配設されているので、有機金属ガスが試料6の
表面に吹き付けられる前に拡散され、有機金属ガスが希
薄になるのを防止しており、試料6の表面に電極となる
金属膜が効率良く形成できる。蒸気状薬液導入口20か
らは、バブリングにより発生した薬液の蒸気が、真空チ
ャンバ11内に導入でき、試料6表面に吹き付けること
ができる。この装置には、二次電子検出器10が設けら
れており、イオンビーム4照射により試料6から放出さ
れる二次電子像を観察できるので、イオンビーム4の照
射領域を選べ、電極7を設けたい領域に精度よく確実に
形成することができる。この装置には、アルゴンイオン
銃13と蒸気状薬液導入孔20とが設けられており、試
料表面に形成される電気特性の測定を妨害する層を除去
することができる。
【0020】また、真空チャンバ11内には、試料6に
作製された電極7に接触し、試料の電気特性を測定する
プローバ18が設けられている。プローバ18に接続さ
れた信号線が、真空チャンバ11の外に設置される電気
特性の測定器17に連通しており、試料6を取り出すこ
となく、1つの装置により効率よく試料の微小領域の電
気特性を測定することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係わる第1の電気特性評価方法
は、試料表面に電極を形成し、この電極にプローバを接
触し試料の電気特性を測定する電気特性評価方法におい
て、上記試料表面に、収束イオンビームを照射するとと
もに、有機金属ガスを吹きつけて、試料表面の所定領域
に金属膜を形成する工程と、上記形成された金属膜の周
辺部に付着した有機金属ガスを、アルゴンイオンビーム
を用いて除去する工程と、上記アルゴンイオンビームに
よる試料表面の損傷層を酸またはアルカリ薬液を用いて
除去する工程とにより電極を形成することであり、試料
の電気特性を測定したい領域に電極を形成することがで
き、試料の微小な領域に精度良く確実に電極を形成する
ことができ、試料表面上の電極間の電気特性評価を妨害
する層を除去することができるという効果がある。それ
と、上記のようにして電極を作製することにより、試料
の測定したい微小な領域の電気的特性を精度良く確実に
測定することが可能になるという効果がある。
【0022】本発明に係わる第2の電気特性評価方法
は、上記第1の電気特性評価方法において、試料表面を
セラミックスの結晶粒の表面としたものであり、所望の
隣接する結晶粒に電極を形成することができ、結晶粒界
のような微小な領域の電気特性を精度良く確実に、且つ
効率よく測定できるという効果がある。
【0023】本発明に係わる第1の電気特性評価装置
は、試料表面に電極を形成し、この電極にプローバを接
触し試料の電気特性を測定する電気特性評価装置におい
て、試料表面に吸着させる有機金属ガスを吹き付ける有
機金属ガス銃と、上記試料表面に吸着された有機金属ガ
スを分解し、上記試料表面の所定領域に金属膜の電極を
形成させる収束イオンビームを発生する収束イオンビー
ム銃システムと、上記試料表面に形成された電極の周辺
に付着した上記有機金属ガスを除去するアルゴンイオン
ビームを発生するアルゴンイオン銃と、上記アルゴンイ
オンビームにより試料表面に形成された損傷層を除去す
る蒸気状の酸またはアルカリ薬液を試料表面に吹き付け
る薬液導入口とを備えたものであり、試料上の電気特性
を測定したい微小領域に電極が形成でき、試料表面の電
気特性評価を妨害する層を除去することができ、1つの
装置により、精度良く確実に、且つ効率よく試料の測定
したい微小領域の電気的特性を測定することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1における電気特性評価方法の
工程を説明する図である。
【図2】 本実施の形態2における電気特性評価装置の
構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 イオン銃、2 収束レンズ、3 走査コイル、4
イオンビーム、5 有機金属ガス銃、6 試料、7 電
極、8 周辺付着ガス、9 有機金属ガス、10 二次
電子検出器、11 真空チャンバ、12 ターボポン
プ、13 アルゴンイオン銃、14 アルゴンイオンビ
ーム、15 損傷層、16 薬液、17電気特性の測定
器 18 プローバ、20 蒸気状薬液導入口、21
試料台22 収束イオンビーム銃システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 良雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G011 AA01 AA02 AE03 2G014 AA00 AB62 AC19 2G060 AA09 AD01 AE40 AF09 AG03 EA06 EB09 2G132 AA00 AF02 AF12 AL11 4M104 AA05 AA10 BB18 CC01 DD48 DD63 FF03 GG02 HH11 HH14 HH20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料表面に電極を形成し、この電極にプ
    ローバを接触し試料の電気特性を測定する電気特性評価
    方法において、上記試料表面に、収束イオンビームを照
    射するとともに、有機金属ガスを吹きつけて、試料表面
    の所定領域に金属膜を形成する工程と、上記形成された
    金属膜の周辺部に付着した有機金属ガスを、アルゴンイ
    オンビームを用いて除去する工程と、上記アルゴンイオ
    ンビームによる試料表面の損傷層を酸またはアルカリ薬
    液を用いて除去する工程とにより電極を形成することを
    特徴とする電気特性評価方法。
  2. 【請求項2】 試料表面をセラミックスの結晶粒の表面
    としたことを特徴とする請求項1に記載の電気特性評価
    方法。
  3. 【請求項3】 試料表面に電極を形成し、この電極にプ
    ローバを接触し試料の電気特性を測定する電気特性評価
    装置において、試料表面に吸着させる有機金属ガスを吹
    き付ける有機金属ガス銃と、上記試料表面に吸着された
    有機金属ガスを分解し、上記試料表面の所定領域に金属
    膜の電極を形成させる収束イオンビームを発生する収束
    イオンビ−ム銃システムと、上記試料表面に形成された
    電極の周辺に付着した上記有機金属ガスを除去するアル
    ゴンイオンビームを発生するアルゴンイオン銃と、上記
    アルゴンイオンビームにより試料表面に形成された損傷
    層を除去する蒸気状の酸またはアルカリ薬液を試料表面
    に吹き付ける薬液導入口とを備えたことを特徴とする電
    気特性評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005007564A1 (ja) * 2003-07-18 2005-01-27 Nec Corporation 金属粒子の固定方法ならびにこれを用いた金属粒子含有基板の製造方法、カーボンナノチューブ含有基板の製造方法、および半導体結晶性ロッド含有基板の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005007564A1 (ja) * 2003-07-18 2005-01-27 Nec Corporation 金属粒子の固定方法ならびにこれを用いた金属粒子含有基板の製造方法、カーボンナノチューブ含有基板の製造方法、および半導体結晶性ロッド含有基板の製造方法
US7658798B2 (en) 2003-07-18 2010-02-09 Nec Corporation Method for fixing metal particles and method for manufacturing substrate containing metal particles, method for manufacturing substrate containing carbon nanotube, and method for manufacturing substrate containing semiconductor-crystalline rod, employing thereof

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