JP2002136979A - 汚水浄化装置 - Google Patents

汚水浄化装置

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JP2002136979A JP2000338464A JP2000338464A JP2002136979A JP 2002136979 A JP2002136979 A JP 2002136979A JP 2000338464 A JP2000338464 A JP 2000338464A JP 2000338464 A JP2000338464 A JP 2000338464A JP 2002136979 A JP2002136979 A JP 2002136979A
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真也 高木
Hiroshi Yoshikawa
浩史 吉川
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一郎 大島
Nobushige Arai
暢茂 洗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚水浄化装置を従来程大型化することなく、
界面活性剤などの水質汚染物質を肥大化凝集体とするこ
とである。また、前記肥大化凝集体を目開きの大きなフ
ィルタで捕集することで分離時間を短くし、前記水質汚
染物質の濃度を低下させることである。 【解決手段】 汚水タンクである洗濯槽2、第1の凝集
剤添加部26、第2の凝集剤添加部27、凝集体成長モ
ジュール15、凝集体分離部16の順で直列環状に接続
し、何れかの間に汚水循環ポンプ7を備えて汚水を循環
させるとともに、第1の凝集剤添加部26で汚染粒子に
1次凝集剤を添加して1次凝集体を形成させ、第2の凝
集剤添加部27で前記1次凝集体に2次凝集剤とエアと
を添加し、凝集体成長モジュール15で気泡を保持した
2次凝集体を形成させ、凝集体分離部16で前記2次凝
集体を捕集する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、循環型汚水浄化装
置に関し、より詳細には洗濯洗剤の界面活性剤などの水
質汚染物質の濃度を低下させる循環型汚水浄化装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】衣類の洗濯用洗剤としては石鹸や合成洗
剤があるが、洗浄力の点から直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムやアルキル硫酸エステルなどの陰イオ
ン界面活性を成分とする合成洗剤が主に用いられてい
る。しかし、合成洗剤はバクテリアによって分解されな
いので、合成洗剤を含んだ洗濯排水が下水処理場、河川
や土壌に流入すると微生物に影響を与え、水環境を損ね
る原因となる。今日では、家庭から排出される洗濯排水
が水質汚染に最も大きい影響を与えているとさえ言われ
ている。このため、洗濯排水中の界面活性剤など水質汚
染物質の濃度を低下させることが強く要望されている。
【0003】このような要望に対し、例えば特開平9−
182896号公報では、洗濯水に金属2価の塩化物を
添加し、界面活性剤を塩析によって沈澱させ、沈澱物を
濾過して除去する技術が提案されている。また、特開平
10−118390号公報では、電気分解反応を利用し
て界面活性剤などの水質汚染物質を凝集沈澱させて除去
する技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術では、生成する沈澱物が微小であるため、フ
ィルタによって分離除去する場合には目開きの小さいフ
ィルタを使用しなければならず、必然的にフィルタの目
詰まりが発生しやすく、圧力損失が大きくなる。このた
め、フィルタの交換や逆洗による再生などを頻繁に行う
必要がある。
【0005】一方、沈澱や浮上により凝集体を分離除去
する場合は、分離時間が長く洗濯機の運転に支障をきた
す。そして、洗濯機の運転を円滑にするためには、洗濯
排水を一時的に貯溜しておくタンクを洗濯機内に設ける
必要があり、洗濯機が大型化する。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、汚水浄化
装置を従来程大型化することなく、界面活性剤などの水
質汚染物質を肥大化凝集することが可能な循環型汚水浄
化装置を提供することを目的とする。また、前記肥大化
凝集した水質汚染物質を目開きの大きなフィルタで捕集
することで分離時間を短くし、前記水質汚染物質の濃度
を低下させることが可能な循環型汚水浄化装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る循環型汚水浄化装置においては、汚水
タンク、第1の凝集剤添加部、第2の凝集剤添加部、凝
集体成長モジュール、凝集体分離部の順で直列環状に接
続し、何れかの間に汚水循環ポンプを備えて汚水を循環
させるとともに、前記第1の凝集剤添加部で前記汚染粒
子に1次凝集剤を添加して1次凝集体を形成させ、前記
第2の凝集剤添加部で前記1次凝集体に2次凝集剤とエ
アとを添加し、前記凝集体成長モジュールで気泡を保持
した2次凝集体を形成させ、前記凝集体分離部で前記2
次凝集体を捕集する構成とする。
【0008】ここで、前記第1の凝集剤添加部は、前記
汚水に1次凝集剤を混合するアスピレータ機構と、1次
凝集剤定量添加手段と、前記汚水と1次凝集剤とを攪拌
して前記1次凝集体を形成させる旋回攪拌筒とを備えた
構成とすることができる。
【0009】また、前記第2の凝集剤添加部は、前記1
次凝集体を含んだ汚水に2次凝集剤を混合するアスピレ
ータ機構と、2次凝集剤定量添加手段と、エア吸入ライ
ンとを備えた構成とすることができる。
【0010】そして、前記1次又は2次凝集剤定量添加
手段は、汚水濃度、汚水濁度、pH等のセンサーで適時
添加量が制御される構成とすることができる。
【0011】また、前記凝集体成長モジュールは、前記
1次凝集体と2次凝集剤とエアとを含んだ汚水を旋回攪
拌する攪拌室と、該攪拌室と外部とを連通するスパイラ
ルフィンを内設した旋回気泡混合筒とを備え、該旋回気
泡混合筒で前記2次凝集体が形成される構成とすること
ができる。
【0012】また、前記凝集体分離部は、袋状ネットを
備え、該袋状ネット内で前記2次凝集体を浮上させたま
ま分離捕集する構成とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の循環型汚水浄化
装置を洗濯機に搭載し、界面活性剤などの水質汚染物質
の濃度を低下させ、洗濯後の水をすすぎ水に再利用する
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は、循環型汚水浄化装置を搭載した洗
濯機の側断面図である。洗濯機1の基本構成部分として
は、洗濯機1に内設した洗濯槽2と、洗濯槽2に内設し
て洗濯物を攪拌するパルセータ3と、洗濯槽2より脱水
した水を受ける外水槽5と、外水槽5に外設してパルセ
ータ3と洗濯槽2とを駆動するモータ4と、洗濯槽2内
の水を排水する排水弁6とを備えている。
【0015】次に、洗濯機1に備えられる循環型汚水浄
化装置は、汚水タンクである洗濯槽2及び外水槽5、汚
水を加圧供給するための汚水循環ポンプ7、第1の凝集
剤添加部26、第2の凝集剤添加部27、凝集体成長モ
ジュール15、凝集体分離部16の順で直列環状に接続
し、汚水24を循環させる構成としている。
【0016】次に、前記循環型汚水浄化装置の動作とと
もに、主要部の構成について説明する。まず、洗濯槽2
中の洗剤と汚れが混合した汚水24を洗濯槽2の回転に
よって、洗濯槽2の上部に設けられたバランサー2aの
脱水孔(不図示)から外水槽5へ溢水させ、洗濯槽2及
び外水槽5と汚水循環ポンプ7とを継合するパイプ25
に設けられた三方弁20を汚水循環ポンプ7側へ切り替
えることで汚水24を汚水循環ポンプ7へ導入する。
【0017】なお、洗濯槽2内の汚水24は、パルセー
タ3の下部に設けられた排水弁6を開放して洗濯槽2か
ら直接、汚水循環ポンプ7へ導入してもよい。
【0018】次に、第1の凝集剤添加部26は、汚水循
環ポンプ7に接続され前記汚水に1次凝集剤を混合する
第1のアスピレータ10と、第1のアスピレータ10に
接続した1次凝集剤供給用定量ポンプ9と、1次凝集剤
供給用定量ポンプ9に1次凝集剤を供給する1次凝集剤
タンク8と、第1のアスピレータ10に接続され前記汚
水と1次凝集剤とを攪拌して1次凝集体を形成させる旋
回攪拌筒11とを備えた構成としている。
【0019】図2(a)は、第1の凝集剤添加部25の
一部の側断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA
−A線断面図である。負圧管10aから吸引された1次
凝集剤と汚水循環ポンプ7から与えられた汚水24とが
第1のアスピレータ10で混合され、入口管11aを通
じて旋回攪拌筒11に導入される。図2(b)に示すよ
うに、入口管11aは旋回攪拌筒11の接線方向に設け
られているので、旋回攪拌筒11に導入された前記汚水
と1次凝集剤は、矢印Fの方向に旋回攪拌され、出口管
11bに達するときには前記汚水中に数十μm程度の1
次凝集体を形成している。
【0020】なお、1次凝集剤は、汚水24中の界面活
性剤などの汚染粒子のもつ電荷を中和して凝集させれば
よく、例えばポリ塩化アルミが好ましい。
【0021】次に、第2の凝集剤添加部27は、図1に
示すように、旋回攪拌筒11の出口管に接続され1次凝
集体を含んだ汚水に2次凝集剤及びエアを混合する第2
のアスピレータ14と、第2のアスピレータ14に接続
した2次凝集剤供給用定量ポンプ13と、2次凝集剤供
給用定量ポンプ13に接続され、1次凝集剤を供給する
1次凝集剤タンク8及びエアを供給するエア吸入ライン
21とを備えた構成としている。
【0022】なお、エア吸入ライン21は、第2のアス
ピレータ14に2次凝集剤と同時にエアを供給可能であ
ればその設置場所には特に限定はなく、例えば、第2の
アスピレータ14と2次凝集剤供給用定量ポンプ13と
の間、または第2のアスピレータ14に直接接続しても
よい。
【0023】図3は、図1の左部に示す凝集体成長モジ
ュール15と第2の凝集剤添加部27の一部との側断面
図である。凝集体成長モジュール15は、前記1次凝集
体と2次凝集剤とエアとを含んだ汚水を旋回攪拌する攪
拌室15bと、攪拌室15bに併設した膨張室15e
と、攪拌室15bの中央部と膨張室15eとを連通する
スパイラルフィン15dを内設した旋回気泡混合筒15
cとを備えた構成とする。
【0024】ここで、混合された2次凝集体とエアが負
圧管14aを通じて第2のアスピレータ14に供給さ
れ、前記1次凝集体を含んだ汚水と混合され、凝集体成
長モジュール15の入口管15aから攪拌室15bに導
入される。図2(b)と同様に、入口管15aは攪拌室
15bの接線方向に設けられているので、前記1次凝集
体と2次凝集剤とエアとを含んだ汚水は、攪拌室15b
内で旋回攪拌され、旋回攪拌筒15cの入口に達すると
きには、前記汚水中に1次凝集体どうしが更に凝集した
数百μm程度の2次凝集体を形成している。
【0025】なお、2次凝集剤は、1次凝集体どうしを
凝集させるため、いわゆる接着剤的な働きで吸着させる
ような、例えばポリアクリルアミドが好ましい。
【0026】そして、2次凝集体を含んだ汚水は、旋回
気泡混合筒15cが攪拌室15bの中央部に設けらてい
るため、攪拌室15bで旋回攪拌した際に発生する遠心
力で中央の旋回気泡混合筒15cの外表面に集められた
エアと混合されながら旋回気泡混合筒15cに導入され
る。前記2次凝集体を含んだ汚水と前記エアは、旋回気
泡混合筒15c内でスパイラルフィン15dによってよ
く混合されて、旋回気泡混合筒15cの出口に達すると
きには、前記汚水中に、気泡を保持した2次凝集体を形
成している。
【0027】なお、スパイラルフィン15dの形状は、
前記2次凝集体を含んだ汚水と前記エアとを効率よく混
合できる形状であれば特に限定はなく、例えば、縦横比
1.5:1または1:1程度の大きさのプレートを18
0°ひねったものを1セルとし、これを90°ずつずら
して複数セル繋げた形状とすることができる。また、ス
パイラルフィン15dの材料は、金属が好ましく、成形
性の点から樹脂が更に好ましい。
【0028】そして、前記気泡を保持した2次凝集体を
含んだ汚水は、旋回気泡混合筒15cの出口から膨張室
15eに放出されると流速が低下するので、前記気泡を
保持した2次凝集体は噴流による破砕が少なく、更に凝
集が促進されながら出口管15fから排出される。
【0029】なお、図2の旋回攪拌筒11、図3の凝集
体成長モジュール15は、モータ等の外部動力を用いる
ことなく攪拌できる構造であるため、該循環型汚水浄化
装置を簡略にし、従来よりも小型化した循環型汚水浄化
装置が設計できる。
【0030】なお、汚水浄化中は図1のドレンバルブ2
2は閉じられているが、洗濯終了後は開放して図3のド
レン管15gから排水することで、凝集体成長モジュー
ル15周辺の雑菌の繁殖や凍結破壊を防止することがで
きる。
【0031】図4は、図1の上部に示す凝集体分離部1
6を示す斜視図である。凝集体分離部16の最も内側に
装着された袋状ネット16aの上面に設けられたファス
ナー23を開放して、袋状ネット16aに前記気泡を保
持した2次凝集体を含んだ汚水を導入させる。これによ
り、2次凝集体と気泡が分離した水はけの良い多孔性の
2次凝集体、または気泡を保持したまま水面に浮く2次
凝集体を濾過することになるので、袋状ネット16aは
目詰まりしにくく、ほぼ一定の流量の浄化水が排出され
る。該浄化水は、袋状ネット16aに外設された網状の
保持枠16bから最外枠16dの内側に流出して、最外
枠16dの下部に設けられた浄化水排出口16cから図
1の洗濯槽2へ自然落下する。
【0032】なお、袋状ネット16aは、目開き300
μm程度のネットが好ましく、例えば、市販のデリケー
ト衣類用洗濯ネットに用いられているポリエステル繊維
性のネットを袋状にして使用することができる。このよ
うなネットは、捕集した凝集体を廃棄後、洗浄すること
で再利用が可能である。
【0033】図5は、循環型汚水浄化装置を搭載した洗
濯機の浄化実験データである。洗濯水48Lに市販の合
成洗剤を適量(界面活性剤濃度で約200ppm)投入
し、循環流量約5L/min(旋回攪拌筒の容積約0.5L、
凝集体成長モジュールの容積約1.5L)で浄化動作し
たときの洗濯槽内の界面活性剤濃度を経時測定したデー
タである。なお、1次凝集剤にはポリ塩化アルミ、2次
凝集剤にはポリアクリルアミドを用いた。浄化動作開始
から約25分で洗濯槽内界面活性剤濃度は20ppmに低
下し、約35分では6.8ppmまで低下するという十分
な浄化性能が得られている。このような浄化性能によ
り、浄化終了時をすすぎ終了とすることができ、最初に
投入した水量で洗濯が完了する。
【0034】次に、汚水の濃度または浄化度を測定する
には、センサーを用いることができる。循環型汚水浄化
装置の適当な場所に汚水濃度、汚水濁度、pH等のセン
サーを設置することで汚水の濃度または浄化度を測定
し、各凝集剤の添加量を適時制御することができる。例
えば、図1に示す実施例では、洗濯槽2及び外水槽5か
らの水の汚染度を測定する源水濃度センサー17と、旋
回攪拌筒11には1次凝集体の濃度を測定する1次凝集
濃度センサー18と、凝集体分離部16の出口には浄化
水の汚染度を測定する浄化度センサー19とが設けられ
ており、これらセンサーからの信号を洗濯機1内のマイ
クロコンピュータ(不図示)で演算し、1次凝集剤供給
用定量ポンプ9または2次凝集剤供給用定量ポンプ13
の動作を制御する構成となっている。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の循環
型汚水浄化装置によれば、汚水浄化装置を従来程大型化
せずに、界面活性剤などの水質汚染物質を肥大化凝集す
ることが可能となる。また本発明では、界面活性剤など
の水質汚染物質を1次、2次凝集剤及びエアにより、気
泡を保持した2次凝集体にすることで、目開きの大きな
フィルタで捕集可能となり、短時間で前記水質汚染物質
の濃度を低下させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の循環型汚水浄化装置を搭載した
洗濯機の側断面図である。
【図2】 (a)は本発明の第1の凝集剤添加部の
一部の側断面図であり、(b)は(a)のA−A線断面
図である。
【図3】 本発明の凝集体成長モジュールと第2の
凝集剤添加部の一部との側断面図である。
【図4】 本発明の凝集体分離部を示す斜視図であ
る。
【図5】 本発明の循環型汚水浄化装置を搭載した
洗濯機の浄化実験データである。
【符号の説明】
10 第1のアスピレータ 11 旋回攪拌筒 14 第2のアスピレータ 15 凝集体成長モジュール 15b 攪拌室 15c 旋回気泡混合筒 15d スパイラルフィン 16 凝集体分離部 16a 袋状ネット 21 エア吸入ライン 26 第1の凝集剤添加部 27 第2の凝集剤添加部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 洗 暢茂 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA19 AA23 BA06 CB06 CB44 CB56 FE03 FE06 FE08 FE09 FE16 FE17 MA02 MA05 4D015 BA19 BB09 BB12 CA07 DA04 DB03 EA01 EA08 EA37 FA19 4D062 BA19 BB09 BB12 CA07 DA04 DB03 EA01 EA08 EA37 FA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水中の汚染粒子を凝集剤により肥大化
    凝集して捕集する汚水浄化装置において、 汚水タンク、第1の凝集剤添加部、第2の凝集剤添加
    部、凝集体成長モジュール、凝集体分離部の順で直列環
    状に接続し、何れかの間に汚水循環ポンプを備えて汚水
    を循環させるとともに、前記第1の凝集剤添加部で前記
    汚染粒子に1次凝集剤を添加して1次凝集体を形成さ
    せ、前記第2の凝集剤添加部で前記1次凝集体に2次凝
    集剤とエアとを添加し、前記凝集体成長モジュールで気
    泡を保持した2次凝集体を形成させ、前記凝集体分離部
    で前記2次凝集体を捕集することを特徴とする循環型汚
    水浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の凝集剤添加部は、前記汚水に
    1次凝集剤を混合するアスピレータ機構と、1次凝集剤
    定量添加手段と、前記汚水と1次凝集剤とを攪拌して前
    記1次凝集体を形成させる旋回攪拌筒とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の循環型汚水浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の凝集剤添加部は、前記1次凝
    集体を含んだ汚水に2次凝集剤を混合するアスピレータ
    機構と、2次凝集剤定量添加手段と、エア吸入ラインと
    を備えたことを特徴とする請求項1、又は2記載の循環
    型汚水浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記1次又は2次凝集剤定量添加手段
    は、汚水濃度、汚水濁度、pH等のセンサーで適時添加
    量が制御されることを特徴とする請求項2、又は3記載
    の循環型汚水浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記凝集体成長モジュールは、前記1次
    凝集体と2次凝集剤とエアとを含んだ汚水を旋回攪拌す
    る攪拌室と、該攪拌室と外部とを連通するスパイラルフ
    ィンを内設した旋回気泡混合筒とを備え、該旋回気泡混
    合筒で前記2次凝集体が形成されることを特徴とする請
    求項1〜4何れかに記載の循環型汚水浄化装置。
  6. 【請求項6】 前記凝集体分離部は、袋状ネットを備
    え、該袋状ネット内で前記2次凝集体を浮上させたまま
    分離捕集することを特徴とする請求項1〜5何れかに記
    載の循環型汚水浄化装置。
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