JP2002336598A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2002336598A
JP2002336598A JP2001146347A JP2001146347A JP2002336598A JP 2002336598 A JP2002336598 A JP 2002336598A JP 2001146347 A JP2001146347 A JP 2001146347A JP 2001146347 A JP2001146347 A JP 2001146347A JP 2002336598 A JP2002336598 A JP 2002336598A
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washing
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water
washing machine
tub
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Ichiro Oshima
一郎 大島
Shinya Takagi
真也 高木
Nobushige Arai
暢茂 洗
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗剤又は汚れを凝集して生成された凝集体を
捕集する濾過部の大面積化を可能とし、凝集体の廃棄も
脱水した状態で容易に行えるようにする。 【解決手段】 洗濯機1は水の浄化装置36を備える。
洗濯排水には第1アスピレータ10と第2アスピレータ
14で1次と2次の凝集剤が混入され、旋回攪拌筒11
と凝集体成長モジュール15の中で洗剤又は汚れの凝集
体が成長する。凝集体成長モジュール15から送り出さ
れた浄化水と3次凝集体47は水槽5に設けた受水部3
7に受けられ、洗濯槽2の上部開口部に着脱自在に設置
された濾過部16に注がれる。3次凝集体47は濾過部
16のフィルター部16bに濾過され、浄化水は洗濯槽
2に落下する。洗濯物の脱水のため洗濯槽2が回転する
と3次凝集体47は脱水された後捕集管42の中に入
り、凝集体容器43の中に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯排水の浄化装
置を備えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯用の合成洗剤は、一般的に、直鎖ア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムやアルキル硫酸エ
ステル等の陰イオン性合成界面活性剤を洗浄成分として
いる。これらの合成界面活性剤はバクテリアによる生分
解がなされにくい。このため、合成洗剤を含んだ生活排
水が下水処理場、河川、土壌等に流入すると、水質汚染
の原因となるとともに、微生物に害を与えて環境を悪化
させる要因となる。
【0003】そこで、洗濯後の洗濯水から洗剤成分を除
去する浄化装置を設け、洗濯水を浄化してから排水する
ようにした洗濯機が種々提案されている。浄化手法とし
て古くから知られているのは活性炭等の吸着材を使用す
る方法である。しかしながら、吸着材を使用する方法は
少量の洗濯水を処理しただけで吸着材に目詰まりが生
じ、吸着能力も飽和するため、吸着材を頻繁に交換しな
ければならず、メインテナンスに手間がかかるうえ、コ
スト負担も大きい。
【0004】吸着材を用いない浄化手法として、洗剤を
凝集して捕集する方法が特開平9−182896号公報
や特開平10−118390号公報に開示されている。
特開平9−182896号公報に示された方法では、洗
濯に使用した洗濯水を循環しながら塩化カルシウム等の
金属2価の塩化物からなる凝集剤を添加する。洗濯水に
含まれる洗剤や汚れは凝集剤により凝集されて凝集体が
生成され、循環系路中に設けられた濾過部により凝集体
を濾過して洗濯水を浄化するようになっている。
【0005】特開平10−118390号公報に開示さ
れた方法では、洗濯水の排水経路に陰陽の電極を有する
処理槽が配置される。洗濯水は処理層内で電気分解され
て金属陽イオンが生成され、洗剤や汚れが凝集した凝集
体が沈殿する。この凝集体を濾過部により濾過して洗濯
水の浄化を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記凝集による浄化方
式は、吸着による浄化方式に比べ、吸着材を交換する手
間が不要で、凝集剤のコストも吸着材に比較して安いと
いうメリットがある。しかしながら、凝集物を含んだま
まの水を排水するとこれを受け入れる池や河川が汚濁す
るので、洗濯機から排水する前に凝集物を濾過し分離し
なければならないが、濾過するとなると目詰まり解消の
手段も考えておかねばならない。洗濯機内に設置できる
濾過部の大きさは限られ、広い濾過面積を確保すること
ができないところから、濾過部が目詰まりしないよう常
にメンテナンスする必要がある。また、捕集した凝集体
は水を多く含んでおり、廃棄の際に脱水する必要があっ
た。
【0007】そこで本発明は、洗剤又は汚れを凝集して
生成された凝集体を濾過部により捕集する浄化装置を備
えた洗濯機において、大面積の濾過部の確保を容易に
し、凝集体の廃棄も凝集体を脱水した状態で容易に行う
ことのできる洗濯機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、有底筒状の水槽と、該水槽内に回転自
在に配される洗濯槽と、洗濯排水に含まれる洗剤又は汚
れを凝集して生成された凝集体を濾過部により捕集する
浄化装置とを備えた洗濯機において、洗濯槽に着脱自在
に濾過部を設置したものである。
【0009】このように洗濯槽に濾過部を設置したこと
により、洗濯槽の面積を生かして広い濾過面積を確保す
ることができる。また洗濯槽が洗濯物を脱水するために
回転すれば同時に濾過部も回転し、その中の凝集体の水
分が振り切られることになる。
【0010】また本発明では、凝集体生成部から送水さ
れる凝集体を含んだ水を受け、濾過部に吐出する受水部
を水槽に設けた。これにより、凝集体を濾過部に送る管
路の形成が容易になる。
【0011】また本発明では、洗濯槽の開口部の縁に設
けられているバランサーに濾過部を支持させた。これに
より、濾過部を容易に洗濯槽に取り付けることができ
る。
【0012】また本発明では、一端が捕集部、他端が吐
出部となった捕集管を水槽に取り付け、捕集部を濾過部
のフィルター上面に近接または接触させ、吐出部を水槽
外の凝集体容器に導いた。これにより、洗濯槽が回転す
ると濾過部上の凝集体がすくい取られて凝集体容器に移
されることになる。
【0013】また本発明では、凝集体容器を着脱自在と
した。これにより、凝集体の廃棄処理が容易になる。
【0014】また本発明では、凝集体容器内の凝集体量
を検知する検知手段を設けた。これにより、凝集体容器
が目に触れにくい場所にあっても凝集体の蓄積量を知る
ことができる。
【0015】また本発明では、洗濯物を押さえるため洗
濯槽に挿入される洗濯キャップに濾過部を支持させた。
これにより、濾過部を容易に洗濯槽に組み合わせること
ができる。
【0016】また本発明では、濾過部が所定位置に設置
されたかどうかを検知する検知手段を設けた。これによ
り、濾過部が所定箇所に設置されているかどうかを知
り、洗濯機の運転に反映することができる。
【0017】また本発明では、凝集体を生成するための
凝集剤として無機凝集剤及び高分子凝集剤の一方又は両
方を使用した。これにより、無機凝集剤の荷電中和作用
によりもたらされる界面活性剤又は汚れの凝集作用と、
高分子凝集剤の架橋作用によりもたらされる、無機凝集
剤によって生成された小さなブロックや難溶性の微細な
浮遊物を粗大化する凝集作用とを享受することができ
る。
【0018】また本発明では、無機凝集体をポリ塩化ア
ルミニウムとした。これにより、温度変化による影響を
小さくすることができ、また、添加してもPHの低下が
少なく、陰イオン性高分子凝集剤の凝集効果を高めるこ
とができる。
【0019】また本発明では、高分子凝集剤をノニオン
性高分子凝集剤とした。これにより、1次凝集剤として
いるポリ塩化アルミニウムの添加量が多くなり、排水の
PHが低くなったとしても、凝集能力を発揮させること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1〜5に基づき説明する。1は洗濯機で、その内部に
は図示しないサスペンション部材により水槽5が防振支
持されている。水槽5は上部が開口した有底筒状の部材
であって、その内部には同じく上部が開口した有底筒状
の洗濯槽2が同心状に配置される。水槽5、洗濯槽2と
も概略円筒形であり、その軸線は垂直である。
【0021】洗濯槽2は上方に向かってゆるやかにテー
パ状に広がり、上部の開口部の縁には重量の偏りを打ち
消す流体バランサー2aが設けられている。通常の洗濯
槽であれば周壁及び底壁に多数の脱水穴が設けられてい
るが、この洗濯槽2はいわゆる穴なしタイプであって、
流体バランサー2aのすぐ下の箇所に水の放水口2bを
有する他、周壁及び底壁には脱水穴を有していない。
【0022】水槽5の開口部の縁には水槽5内からの洗
濯水の飛散を防止するリング状の水槽カバー23が設け
られている。水槽5の下面には、モータ、クラッチ、ブ
レーキ等により構成される動力ユニット4が吊り下げ支
持される。動力ユニット4からは内外二重になった出力
軸40、41が上向きに突出する。外側の出力軸40は
水槽5の底面を回転自在に貫通し、その上端に洗濯槽2
が固定される。出力軸40が水槽2を貫通する箇所に
は、水もれを防ぐため適切なシール手段が施される。内
側の出力軸41は洗濯槽2の中に入り込み、その上端に
パルセータ3が固定される。
【0023】35は水槽5の底部の流出口5aに接続さ
れた排水管である。排水管35は排水弁6を介して洗濯
槽2の流出口(図示せず)にも連通する。排水管35の
経路途中には濃度センサー17が設けられ、その下流側
には三方弁20が設けられている。三方弁20には浄化
装置36が連結される。洗濯槽2及び水槽5からの洗濯
排水は排水管35を通り、三方弁20の切替によって循
環ポンプ7により浄化装置36に加圧供給される。
【0024】循環ポンプ7には、第1アスピレータ1
0、旋回攪拌筒11、第2アスピレータ14が直列に接
続されている。第1、第2アスピレータ10、14には
それぞれ1次凝集剤と2次凝集剤を貯留した凝集剤タン
ク8、12が吐出ポンプ9、13を介して接続される。
吐出ポンプ9、13より送り出された1次凝集剤と2次
凝集剤は第1、第2アスピレータ10、14によって洗
濯排水に混入される。
【0025】図2、3に旋回攪拌筒11と第1アスピレ
ータ10の構造を示す。旋回攪拌筒11は軸線を垂直に
した円筒形部材であり、底部には接線方向に入口管11
aが設けられている。この入口管11aに第1アスピレ
ータ10が接続する。第1アスピレータ10は1次凝集
剤を吸い込む負圧管10aを有し、洗濯排水は第1アス
ピレータ10を通る間に1次凝集剤を混入され、旋回攪
拌筒11へと送り込まれる。旋回攪拌筒11の上端部の
中心には出口管11bが形設される。また旋回攪拌筒1
1には図1に示すように濃度センサー18が設けられて
いる。
【0026】凝集剤タンク12と吐出ポンプ13との間
には第2アスピレータ14にエアを供給するエア吸入ラ
イン21が接続している。エア吸入ライン21は、第2
アスピレータ14に2次凝集剤と同時にエアを供給でき
るものであればよく、設置場所は限定されない。例え
ば、第2アスピレータ14と吐出ポンプ13との間から
分岐させてもよいし、第2アスピレータ14に直接接続
してもよい。
【0027】第2アスピレータ14には凝集体を成長さ
せ肥大させる凝集体成長モジュール15が連結されてい
る。図4に凝集体成長モジュール15と第2アスピレー
タ14の構造を示す。凝集体成長モジュール15はそれ
ぞれ円筒形状をした攪拌室15bと膨張室15eを軸線
を垂直に整列させた形で上下に並べ、水平な隔壁15h
を間に入れて接合した構成となっている。攪拌室15b
の下端には入口管15aが、旋回攪拌筒11の入口管1
1aと同様、攪拌室15bの接線方向に設けられる。入
口管15aには第2アスピレータ14が接続する。第2
アスピレータ14は2次凝集剤とエアを吸い込む負圧管
14aを有し、洗濯排水は第2アスピレータ14を通る
間に2次凝集剤とエアを混入され、攪拌室15bへと送
り込まれる。
【0028】攪拌室15bと膨張室15eの中心には、
隔壁15hを貫通する形で旋回気泡混合筒15cが配置
される。旋回気泡混合筒15cは攪拌室15bと膨張室
15eを連通させるものであり、内部にはスパイラルフ
ィン15dが設けられている。
【0029】膨張室15eの上部には出口管15fが設
けられ、底部にはドレン管15gが設けられる。ドレン
管15gは図1に示すドレンバルブ22を介して排水管
35に接続する。出口管15fには連結管38が接続す
る。連結管38は水槽カバー23に着脱自在に支持され
た受水部37に接続する。受水部37は樋状の部材であ
って、連結管38の端を受け入れる漏斗状の受け口37
aと、洗濯槽2に水を注ぐ出口37bとを有する。
【0030】受水部37から吐出される凝集体混じりの
水を、洗濯槽2に設置された濾過部16が受ける。濾過
部16は流体バランサー2aの内側にほぼぴったりとは
まり込む外径を有する深皿状の部材であって、合成樹脂
よりなる丸盆状の枠部16aの底面部と円周部とにフィ
ルター部16bを取り付けて構成されている。フィルタ
ー部16bは市販の洗濯ネットに使用されているのと同
様のポリエステル繊維からなる。水に含まれる凝集体は
フィルター部16bにより濾過され、水のみ洗濯槽2に
落下する。流体バランサー2aの内面には枠部16aを
支持するフック2cが形設されている。
【0031】42は濾過部16の捕集した凝集体を濾過
部16の外に排出するための捕集管である。捕集管42
は水槽カバー23に着脱自在に支持される。捕集管42
の一端はちりとり状に広がった捕集部42a、他端は下
向きに開口した吐出部42bとなっている。捕集部42
aは濾過部16の外周に、フィルター部16bに極く近
接するかあるいは接触する形で配置される。吐出部42
bは水槽5の外面に着脱自在に装着した凝集体容器43
の中に入り込んでいる。
【0032】水槽カバー23の下面には濾過部16が所
定位置に設置されたかどうかを検知する検知手段44を
装着する。検知手段44は反射型光センサからなり、フ
ック2cに支持された濾過部16の枠部16aに対向す
る位置に固定されている。枠部16aが正しくフック2
cに取り付けられていれば所定レベルの反射光が検知手
段44に戻り、検知手段44は「濾過部あり」との信号
を発するものである。
【0033】凝集体容器43に対しても検知手段45が
設けられる。検知手段45は凝集体容器43内に所定量
の凝集体が入ったかどうかを検知するものであり、シー
ソーレバー45aと、シーソーレバー45aの一端に装
着されて凝集体容器43内の凝集体に浮かぶフロート4
5bと、シーソーレバー45aの他端に対向するマイク
ロスイッチ45cにより構成される。凝集体容器43内
の凝集体の量が増えるとフロート45bが浮き上がり、
シーソーレバー45aの角度が変わる。ある角度に達す
るとシーソーレバー45aがマイクロスイッチ45cの
アクチュエータを押し、凝集体が所定量蓄積したとの信
号がマイクロスイッチ45cより発せられる。
【0034】46は洗濯槽2に水道水を給水する給水部
である。また洗濯機1には、図示しないが次のような要
素が設けられる。すなわち洗濯槽2に洗濯物を投入する
ための洗濯物投入口、この洗濯物投入口を開閉自在に覆
う蓋、及び洗濯機全体の制御を司る制御部である。
【0035】次に、洗濯機1の動作を説明する。まず洗
濯物投入口の蓋を開け、洗濯槽2から濾過部16を取り
外す。濾過部16の取り外しに先だって受水部37と捕
集管42も取り外しておく。洗濯物投入口を通じ洗濯物
を洗濯槽2に投入した後、濾過部16を流体バランサー
2aの内側にはめ込む。受水部37と捕集管42も所定
位置にセットする。洗濯物投入口の蓋を閉め、図示しな
いスタートスイッチを押すと、検知手段44が濾過部1
6の有無を検知する。濾過部16が正しく取り付けられ
ていれば洗濯動作を開始するため次の動作ステップへ進
む。
【0036】洗濯動作の開始に先立ち、洗濯槽2に給水
部46から洗濯物の量に見合った量の水道水が注水され
る。給水部46には洗剤投入装置が付属しており、水に
混じって所定量の洗剤が洗濯槽2に投入される。洗濯槽
2に所定量の水がたまると洗い工程が始まる。すなわち
パルセータ3が所定の運転パターンに従って正逆回転
し、洗剤を溶かした水を攪拌して洗濯物の洗浄を行う。
このとき、洗濯槽2には次のいずれかのモードの回転を
与える。
【0037】第1モードでは洗濯槽2とパルセータ3と
を互いに逆方向に回転させる。これにより、洗濯物に捻
り作用が加わり、洗浄効率が向上する。洗濯槽2の回転
数とパルセータ3の回転数とは同じでも異なってもよ
い。
【0038】第2モードでは洗濯槽2とパルセータ3と
を互いに同方向に回転させる。ある時間が経過すると洗
濯槽2もパルセータ3も回転方向を切り替えるのである
が、この回転方向の逆転までの休止時間を長くする。こ
のモードでは洗濯水も衣類も同方向に回転するので、捻
れや引っ張りの力が加わることを避けたい、柔らかい洗
濯物を洗うのに適する。
【0039】第3モードでは洗濯槽2とパルセータ3と
を互いに同方向に回転させるのであるが、回転方向の逆
転を短いサイクルで行う。このモードでは回転方向が逆
転する瞬間の衝撃力が洗濯物に捻り作用を与えるので、
厚手の衣料や汚れのひどい衣料を洗うのに適する。
【0040】第4モードでは洗濯槽2には駆動力を加え
ずフリーとし、パルセータ3にのみ駆動力を加える。パ
ルセータ3の回転により洗濯水と洗濯物に動きが生じる
と洗濯槽2がこれに追随して回転する。パルセータ3の
回転方向が逆転しても洗濯槽2はしばらくは惰性で従前
の方向に回転する。このように洗濯槽2とパルセータ3
とが互いに逆方向に回転している間は洗濯物に捻れ作用
が加わり、強力洗浄となる。洗濯槽2がパルセータ3に
追従する方向に回転を始めれば洗濯物にとってやさしい
洗浄となる。
【0041】所定の時間が経過して洗い工程が終了する
と排水弁6が開き、洗濯槽2内の洗濯水が排水管35に
流出する。洗濯槽2を高速回転させて放水口2bから洗
濯水を放水し、流出口5aから流出させてもよい。
【0042】排水管35に流れ出した洗濯排水は、三方
弁20が循環ポンプ7の方へ切り替えられているため、
循環ポンプ7に吸い込まれ、第1アスピレータ10に送
出される。第1アスピレータ10では洗濯排水に1次凝
集剤が混入される。1次凝集剤としては洗濯排水中の界
面活性剤などの汚染物質の電荷を中和して凝集を起こさ
せる機能を持つ無機凝集剤を用いる。無機凝集剤として
ここではポリ塩化アルミニウム(PAC)を選択する。
ポリ塩化アルミニウムは凝集性能が温度による影響を受
けにくく、また添加してもPHがそれほど大きく低下し
ないので2次凝集剤としてアニオン性高分子凝集剤を用
いてもその性能を十分引き出すことができる。
【0043】ポリ塩化アルミニウムの単位時間当たりの
混入量は吐出ポンプ9によってコントロールされる。こ
こでは界面活性剤の除去に重点を置き、ポリ塩化アルミ
ニウムの添加量をやや過剰にしている。ポリ塩化アルミ
ニウムを混入された洗濯排水は旋回攪拌筒11の入口管
11aから旋回攪拌筒11の中に入る。図3に示すよう
に入口管11aは旋回攪拌筒11の接線方向に設けられ
ているため、入口管11aから流入した洗濯排水は旋回
攪拌筒11の中で矢印Fの方向に旋回し、その過程で洗
濯排水とポリ塩化アルミニウムが攪拌される。その結
果、直径数十μm程度の1次凝集体が形成される。
【0044】1次凝集体を含む洗濯排水は出口管11b
から第2アスピレータ14に入り、ここで2次凝集剤と
エアが混入される。2次凝集剤としてはノニオン性高分
子凝集剤、例えばポリアクリルアミドを用いる。1次凝
集剤としてポリ塩化アルミニウムを用いた場合、1次凝
集体としてカチオン性のフロックが形成されることから
2次凝集剤としてアニオン性の高分子凝集剤が用いられ
ることが多いが、界面活性剤の除去を主眼としてポリ塩
化アルミニウムの添加量を過剰にすると洗濯排水のPH
がかなり低くなる。このような場合にはアニオン性高分
子凝集剤よりノニオン性高分子凝集剤の方が有効であ
る。
【0045】2次凝集剤の単位時間当たりの混入量は吐
出ポンプ13によってコントロールされる。その後洗濯
排水は凝集体成長モジュール15の攪拌室15bに入
る。入口管15aが攪拌室15bの接線方向に設けられ
ているため、1次凝集体、2次凝集剤、及びエアを含ん
だ洗濯排水は攪拌室15bの中で旋回し、攪拌される。
その結果、1次凝集体同士がさらに凝集し、直径数百μ
m程度の2次凝集体が形成される。
【0046】攪拌室15b内で旋回する洗濯排水には遠
心力が作用するので、洗濯排水の中に含まれるエアと2
次凝集体のうち、比重の小さいエアは攪拌室15bの中
心の旋回気泡混合筒15cの外表面に集まり、比重の大
きい2次凝集体は攪拌室15bの外周部に集まり、両者
は一旦分離する。しかしながら洗濯排水とともにエアと
2次凝集体が旋回気泡混合筒15cに吸い込まれると、
スパイラルフィン15dによってエアと2次凝集体とが
混合され、気泡を保持して肥大化した2次凝集体(以下
「3次凝集体」という)が形成される。
【0047】スパイラルフィン15dの形状はエアと2
次凝集体を効率よく混合できるものであればよく、特に
限定はない。形状の一例としては、縦横比1.5:1又
は1:1程度の大きさのプレートを180゜ひねったも
のを1セルとし、複数のセルを90゜ずつずらしつつ直
列につないだ構成とすることができる。スパイラルフィ
ン15dの材料は金属でも合成樹脂でもよいが、合成樹
脂とすれば射出成型により簡単に製作することができ
る。
【0048】3次凝集体を含んだ洗濯排水は旋回気泡混
合筒15cの出口から膨張室15eに放出される。膨張
室15eは攪拌室15bよりも断面積が大きく、そのた
め膨張室15eでは洗濯排水の流速が低下する。これに
より、3次凝集体が高速流によって破砕されるのを防止
するとともに、さらなる凝集を促進する。そして出口管
15fより、浄化された洗濯排水(以下「浄化水」とい
う)と3次凝集体が排出される。
【0049】浄化水と3次凝集体は連結管38を通り、
受水部37から濾過部16に吐出される。3次凝集体4
7はフィルター部16bに捕集され、浄化水は洗濯槽2
に落下する。洗濯槽2の中に浄化水がたまるとパルセー
タ3と洗濯槽2が前記のいずれかのモードで回転し、す
すぎ工程が行われる。この場合のすすぎは「ためすす
ぎ」である。所定の時間が経過してすすぎ工程が終了す
ると、排水弁6が開き、三方弁20の切替により排水管
35を介してすすぎ排水が外部に排水される。浄化水に
よるすすぎ工程の後、水道水による仕上すすぎを行うよ
うにしてもよい。
【0050】洗濯槽2からすすぎ水を排水した後、洗濯
槽2とパルセータ3とが同時に高速回転し、脱水工程が
行われる。洗濯物は遠心力により洗濯槽2の内面に押し
つけられ、洗濯物に含まれていた水は洗濯槽2のテーパ
形状に従って洗濯槽2の内面をせり上がり、放水口2b
から放水される。放水されたすすぎ水は水槽5の内面に
当たり、水槽5の内面を伝って流下し、流出口5aから
排水される。
【0051】洗濯槽2が回転すれば濾過部16も回転す
る。捕集管42の捕集部42aは3次凝集体47がやっ
て来る方向と向かい合うように設置されているので、フ
ィルター部16bに付着した3次凝集体47は、遠心力
により水分を振り切られたうえ、次から次へと捕集管4
2に入る。捕集管42に入った3次凝集体47は後続の
3次凝集体47に押されて吐出部42bから凝集体容器
43に落ち込む。
【0052】凝集体容器43に3次凝集体47がたまっ
て行くと検知手段45のフロート45bが次第に上昇
し、やがてシーソーレバー45aによりマイクロスイッ
チ45cが押される。マイクロスイッチ45cが押され
ると洗濯槽2の回転は停止し、同時に光によるサインや
音によって使用者に3次凝集体47の処理を促す。使用
者は凝集体容器43を取り外して内容物を捨てた後、凝
集体容器43を再びセットし、図示しないリセットボタ
ンを押して洗濯槽2の回転を再開するものである。
【0053】脱水工程終了後、改めて凝集体容器43を
取り外し、内容物を捨てる。そして受水部37、捕集管
42、及び濾過部16を取り外し、洗濯槽2の中の洗濯
物を取り出す。
【0054】洗濯終了後、ドレンバルブ22を開くと、
凝集体成長モジュール15内の洗濯排水がドレン管15
gから排水される。これにより、凝集体成長モジュール
15内の洗濯排水に雑菌が繁殖したり、冬季に凍結して
凝集体成長モジュール15が破壊されたりすることを防
止できる。
【0055】濃度センサー17は洗濯槽2及び水槽5か
らの洗濯排水中の汚れ及び洗剤による汚染度を測定す
る。濃度センサー18は旋回攪拌筒11内の1次凝集体
の濃度を測定する。これらの測定結果に基づき制御部で
演算を行い、吐出ポンプ9、13の動作が制御される。
【0056】図6は本発明の第2の実施形態である洗濯
機1aを示すものである。第1実施形態と共通する要素
には前と同じ符号を付し、説明は省略する。図におい
て、50は洗濯槽2に挿入されて洗濯物の飛び出しを防
ぐ洗濯キャップである。洗濯キャップ50は外周部をな
すリング部50aと底部をなすネット部50bとを軟質
の合成樹脂で一体成型した形になっており、全体をたわ
めることにより流体バランサー2aの中を通すことがで
きる。洗濯キャップ50は図示しないストッパにより洗
濯槽2の内部の一定高さのところで保持される。リング
部50aの内面には濾過部16を支持するフック50c
が形設される。濾過部16は流体バランサー2aの中を
楽に通すことのできる直径になっている。水槽カバー2
3の下面には濾過部16がフック50cに支持されたこ
とを検知する検知手段51が装着される。検知手段51
も検知手段44と同じく反射型光センサからなる。
【0057】第2実施形態の洗濯機1aを使用するにあ
たっては、濾過部16と洗濯キャップ50を洗濯槽2か
ら取り外した状態で洗濯物を洗濯槽2に投入し、その後
洗濯キャップ50を洗濯槽2に入れて洗濯物を押さえ、
さらに濾過部16をフック50cにセットする。次いで
洗い工程に入る。所定の時間が経過して洗い工程が終了
すると排水弁6が開き、洗濯槽2内の洗濯水が排水管3
5に流出する。排水管35に流れ出した洗濯排水は三方
弁20から循環ポンプ7に吸い込まれた後第1アスピレ
ータ10で1次凝集剤が混入され、さらに旋回攪拌筒1
1の中で攪拌され1次凝集体が形成される。1次凝集体
を含む洗濯排水は第2アスピレータ14で2次凝集剤と
エアが混入された後凝集体成長モジュール15に入り、
3次凝集体が形成される。
【0058】浄化水と3次凝集体は連結管38を通り、
受水部37から濾過部16に吐出される。3次凝集体4
7はフィルター部16bに捕集され、浄化水は洗濯キャ
ップ50のネット部50bをくぐり抜けて洗濯槽2に落
下する。洗濯槽2の中に浄化水がたまるとすすぎ工程が
行われる。すすぎ工程終了後排水弁6が開き、三方弁2
0の切替により排水管35を介してすすぎ排水が外部に
排水される。その後洗濯槽2とパルセータ3とが同時に
高速回転し、脱水工程が行われる。洗濯槽2が回転する
と洗濯キャップ50と濾過部16も回転し、3次凝集体
47は遠心力により濾過部16の内周面に押しつけら
れ、水分を振り切られる。
【0059】脱水工程終了後、受水部37と濾過部16
を取り外し、濾過部16の内部に溜まった3次凝集体4
7を捨てる。それから洗濯キャップ50を取り外し、洗
濯槽2の中の洗濯物を取り出す。
【0060】以上本発明の実施形態を説明したが、この
他、発明の主旨を逸脱しない範囲で様々に改変を加えて
実施することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明により、次に掲げるような効果が
奏される。
【0062】本発明では、有底筒状の水槽と、該水槽内
に回転自在に配される洗濯槽と、洗濯排水に含まれる洗
剤又は汚れを凝集して生成された凝集体を濾過部により
捕集する浄化装置とを備えた洗濯機において、洗濯槽に
着脱自在に濾過部を設置したものであるから、洗濯槽の
面積を生かして広い濾過面積の濾過部とすることができ
る。また洗濯槽が洗濯物を脱水するために回転すれば同
時に濾過部も回転し、その中の凝集体の水分が振り切ら
れるので、凝集体の廃棄処理が楽である。
【0063】また本発明では、凝集体生成部から送水さ
れる凝集体を含んだ水を受け、濾過部に吐出する受水部
を水槽に設けたから、凝集体を濾過部に送る管路の形成
が容易になる。
【0064】また本発明では、洗濯槽の開口部の縁に設
けられているバランサーに濾過部を支持させたから、濾
過部を容易に洗濯槽に取り付けることができる。
【0065】また本発明では、一端が捕集部、他端が吐
出部となった捕集管を水槽に取り付け、捕集部を濾過部
のフィルター上面に近接または接触させ、吐出部を水槽
外の凝集体容器に導いたから、洗濯槽が回転すると濾過
部上の凝集体がすくい取られて凝集体容器に移されるこ
とになり、凝集体を集めて除去するのに手間がかからな
い。
【0066】また本発明では、凝集体容器を着脱自在と
したから、凝集体の溜まった容器を洗濯機の外に取り出
して内容物をゴミ袋等に移すことができ、凝集体の廃棄
処理が容易である。
【0067】また本発明では、凝集体容器内の凝集体量
を検知する検知手段を設けたから、凝集体容器が目に触
れにくい場所にあっても適時に凝集体の蓄積量を知り、
廃棄処理を行うことができる。
【0068】また本発明では、洗濯物を押さえるため洗
濯槽に挿入される洗濯キャップに濾過部を支持させたか
ら、濾過部を容易に洗濯槽に組み合わせることができ
る。
【0069】また本発明では、濾過部が所定位置に設置
されたかどうかを検知する検知手段を設けたから、その
検知結果に基づき、警告を発する、あるいは洗濯機を運
転させない等適切な処置をとることができる。
【0070】また本発明では、凝集体を生成するための
凝集剤として無機凝集剤及び高分子凝集剤の一方又は両
方を使用したから、無機凝集剤の荷電中和作用によりも
たらされる界面活性剤又は汚れの凝集作用と、高分子凝
集剤の架橋作用によりもたらされる、無機凝集剤によっ
て生成された小さなブロックや難溶性の微細な浮遊物を
粗大化する凝集作用とを享受することができる。
【0071】また本発明では、無機凝集体をポリ塩化ア
ルミニウムとしたから、温度変化による影響を小さくす
ることができ、また、添加してもPHの低下が少なく、
陰イオン性高分子凝集剤の凝集効果を高めることができ
る。
【0072】また本発明では、高分子凝集剤をノニオン
性高分子凝集剤としたから、1次凝集剤としているポリ
塩化アルミニウムの添加量が多くなり、排水のPHが低
くなったとしても、凝集能力を発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明洗濯機の第1実施形態を示す垂直断面
【図2】 旋回攪拌筒の垂直断面図
【図3】 図2のA−A線に沿った断面図
【図4】 凝集体成長モジュールの垂直断面図
【図5】 濾過部と捕集管の斜視図
【図6】 本発明洗濯機の第2実施形態を示す垂直断面
【符号の説明】
1 洗濯機 2 洗濯槽 2a 流体バランサー 2b 放水口 2c フック 3 パルセータ 4 動力ユニット 5 水槽 5a 流出口 6 排水弁 7 循環ポンプ 8 凝集剤タンク 9 吐出ポンプ 10 第1アスピレータ 10a 負圧管 11 旋回攪拌筒 11a 入口管 11b 出口管 12 凝集剤タンク 13 吐出ポンプ 14 第2アスピレータ 15 凝集体成長モジュール 15a 入口管 15b 攪拌室 15c 旋回気泡混合筒 15d スパイラルフィン 15e 膨張室 15f 出口管 15g ドレン管 15h 隔壁 16 濾過部 16a 枠部 16b フィルター部 17、18 濃度センサー 20 三方弁 21 エア吸入ライン 23 水槽カバー 35 排水管 36 浄化装置 37 受水部 37a 受け口 37b 出口 38 連結管 40、41 出力軸 42 捕集管 42a 捕集部 42b 吐出部 43 凝集体容器 44 検知手段 45 検知手段 45a シーソーレバー 45b フロート 45c マイクロスイッチ 46 給水部 47 3次凝集体 50 洗濯キャップ 50a リング部 50b ネット部 50c フック 51 検知手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06F 39/08 331 D06F 39/08 331 (72)発明者 洗 暢茂 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3B155 BA02 CA05 CB06 FE03 FE09 FE16 MA01 MA02 4D015 BA19 BB05 BB09 BB12 CA07 DA04 EA35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の水槽と、 前記水槽内に回転自在に配される洗濯槽と、 洗濯排水に含まれる洗剤又は汚れを凝集して生成された
    凝集体を濾過部により捕集する浄化装置と、 を備え、前記洗濯槽に着脱自在に前記濾過部を設置した
    ことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 凝集体生成部から送水される凝集体を含
    んだ水を受け、濾過部に吐出する受水部を水槽に設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯槽の開口部の縁に設けられているバ
    ランサーに濾過部を支持させたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 一端が捕集部、他端が吐出部となった捕
    集管を水槽に取り付け、前記捕集部を濾過部のフィルタ
    ー上面に近接または接触させ、前記吐出部を水槽外の凝
    集体容器に導いたことを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 凝集体容器を着脱自在としたことを特徴
    とする請求項4に記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 凝集体容器内の凝集体量を検知する検知
    手段を設けたことを特徴とする請求項4又は請求項5に
    記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 洗濯物を押さえるため洗濯槽に挿入され
    る洗濯キャップに濾過部を支持させたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 濾過部が所定位置に設置されたかどうか
    を検知する検知手段を設けたことを特徴とする請求項1
    〜請求項7のいずれかに記載の洗濯機。
  9. 【請求項9】 凝集体を生成するための凝集剤として無
    機凝集剤及び高分子凝集剤の一方又は両方を使用するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の
    洗濯機。
  10. 【請求項10】 無機凝集体がポリ塩化アルミニウムで
    あることを特徴とする請求項9に記載の洗濯機。
  11. 【請求項11】 高分子凝集剤がノニオン性高分子凝集
    剤であることを特徴とする請求項9に記載の洗濯機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103850090A (zh) * 2012-12-06 2014-06-11 海尔集团公司 一种具有喷淋过滤功能的洗衣机内盖及洗衣机
CN108423878A (zh) * 2018-04-18 2018-08-21 安徽中疆环境科技有限公司 一种工地污水净化装置

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