JP2002136755A - パチンコ機の設置構造及びパチンコ機の設置方法 - Google Patents

パチンコ機の設置構造及びパチンコ機の設置方法

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JP2002136755A
JP2002136755A JP2000337191A JP2000337191A JP2002136755A JP 2002136755 A JP2002136755 A JP 2002136755A JP 2000337191 A JP2000337191 A JP 2000337191A JP 2000337191 A JP2000337191 A JP 2000337191A JP 2002136755 A JP2002136755 A JP 2002136755A
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rotating bracket
angle
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Ryoji Takei
良二 武井
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の設置における熟練の技術、多大
な時間及び専用工具を不要にできるパチンコ機の設置構
造及びパチンコ機の設置方法を得る。 【解決手段】 パチンコ機12の設置構造10では、回
動ブラケット40を前方側へ回動させた状態でパチンコ
機12の外枠90を回動ブラケット40の上溝64と下
溝66との間にてスライドさせて回動ブラケット40に
装着する。その後、回動ブラケット40を後方側へ回動
させることで回動ブラケット40を設置台14に装着す
る。また、調整ネジ30により回動ブラケット40の傾
斜角度を調整してパチンコ機12のねかせ角度を所定角
度に調整する。このため、パチンコ機12の設置におけ
る熟練の技術及び多大な時間を不要にできる。さらに、
回動ブラケット40及び調整ネジ30を設けたため、パ
チンコ機設置専用の工具(ハンマー、釘及び傾斜器)を
不要にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場にパチンコ
機を設置するパチンコ機の設置構造及びパチンコ機の設
置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技場にはパチンコ機設置用の
設置台(所謂「島」)が備え付けられている。設置台
は、例えば長尺板状とされた木製の上枠と下枠と有して
おり、上枠及び下枠は、遊技場の床面に水平に配置され
ている。一方、パチンコ機は、例えば木製の外枠を備え
ており、外枠は、前面側及び後面側が開口した筒状とさ
れてパチンコ機後面側の全周縁に配置されている。
【0003】ここで、遊技場にパチンコ機を設置する際
には、設置台の上枠と下枠の間にパチンコ機の外枠を配
置した状態とし、設置台の上枠とパチンコ機の外枠上側
との間及び設置台の下枠とパチンコ機の外枠下側との間
をそれぞれ2本位ずつの釘で固定することで、パチンコ
機を設置台に固定する。さらに、この際パチンコ機1台
ごとに専用の傾斜器を使用してパチンコ機の前後方向へ
の傾斜角度(所謂「ねかせ角度」)を所定角度に調整
し、これにより、全パチンコ機を均一のねかせ角度に統
一していた。
【0004】しかしながら、このようなパチンコ機の設
置方法では、パチンコ機のねかせ角度を所定角度に調節
した状態で、設置台(上枠や下枠)及びパチンコ機(外
枠)に釘をハンマーで打ち込まなければならない。この
ため、パチンコ機の設置に技術習得が困難な熟練の技術
を必要とするのみならず、多大な時間を必要とするとい
う問題があった。
【0005】さらに、パチンコ機の設置の際には、ハン
マー、釘及び傾斜器の専用の工具を使用する必要がある
という問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、熟練の技術及び多大な時間が不要なパチンコ機の
設置を可能にできると共に、パチンコ機設置専用の工具
を不要にできるパチンコ機の設置構造及びパチンコ機の
設置方法を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のパチン
コ機の設置構造は、遊技場に備え付けられたパチンコ機
設置用の設置台と、上部に溝状に形成された上溝及び下
部に溝状に形成された下溝を有して前記取付台に回動可
能に支持され、前方側へ回動された状態で前記パチンコ
機が前記上溝と前記下溝との間にてスライドされて装着
されると共に後方側へ回動されて前記設置台に装着され
る回動ブラケットと、前記パチンコ機の前後方向への傾
斜角度を所定角度に調整する調整機構と、を備えてい
る。
【0008】請求項1に記載のパチンコ機の設置構造で
は、遊技場に備え付けられた設置台(所謂「島」)に回
動ブラケットが回動可能に支持されると共に、調整機構
が設けられている。
【0009】ここで、遊技場にパチンコ機を設置する際
には、回動ブラケットを前方側へ回動させた状態でパチ
ンコ機を回動ブラケットの上溝と下溝との間にてスライ
ドさせて回動ブラケットに装着し、その後に回動ブラケ
ットを後方側へ回動させて設置台に装着することで、パ
チンコ機を設置台に装着する。さらに、この際調整機構
によりパチンコ機の前後方向への傾斜角度(所謂「ねか
せ角度」)を所定角度に調整する。
【0010】このため、簡単な作業により遊技場にパチ
ンコ機を設置でき、パチンコ機の設置における熟練の技
術及び多大な時間を不要にすることができる。
【0011】さらに、回動ブラケット及び調整機構が設
けられているため、従来の如きパチンコ機設置専用の工
具(ハンマー、釘及び傾斜器)を不要にすることができ
る。
【0012】請求項2に記載のパチンコ機の設置構造
は、請求項1に記載のパチンコ機の設置構造において、
前記調整機構は、先端が前記回動ブラケットの上部また
は下部に接触する状態で前記設置台に螺合して設けら
れ、回転されることで前後方向へ移動して前記回動ブラ
ケットの前後方向への傾斜角度を調整すると共に前記回
動ブラケットの該傾斜角度を計測するための目盛が設け
られた調整ネジである、ことを特徴としている。
【0013】請求項2に記載のパチンコ機の設置構造で
は、調整機構が調整ネジであり、調整ネジの目盛により
回動ブラケットの前後方向への傾斜角度を計測しつつ調
整ネジを回転させて前後方向へ移動させることで回動ブ
ラケットの該傾斜角度が調整される。これにより、パチ
ンコ機のねかせ角度が調整され、したがって、容易にパ
チンコ機のねかせ角度を所定角度に調整できる。
【0014】請求項3に記載のパチンコ機の設置構造
は、請求項1に記載のパチンコ機の設置構造において、
前記調整機構は、先端が前記パチンコ機の上部または下
部に接触する状態で前記回動ブラケットに螺合して設け
られ、回転されることで前後方向へ移動して前記パチン
コ機の前後方向への傾斜角度を調整すると共に前記パチ
ンコ機の該傾斜角度を計測するための目盛が設けられた
調整ネジである、ことを特徴としている。
【0015】請求項3に記載のパチンコ機の設置構造で
は、調整機構が調整ネジであり、調整ネジの目盛により
パチンコ機のねかせ角度を計測しつつ調整ネジを回転さ
せて前後方向へ移動させることでパチンコ機のねかせ角
度が調整される。これにより、容易にパチンコ機のねか
せ角度を所定角度に調整できる。
【0016】請求項4に記載のパチンコ機の設置方法
は、遊技場に備え付けられたパチンコ機設置用の設置台
と、上部に溝状に形成された上溝及び下部に溝状に形成
された下溝を有して前記取付台に回動可能に支持された
回動ブラケットと、前記パチンコ機の前後方向への傾斜
角度を調整可能な調整機構と、を備えたパチンコ機の設
置方法において、前記回動ブラケットを前方側へ回動さ
せた状態で前記パチンコ機を前記上溝と前記下溝との間
にてスライドさせて前記回動ブラケットに装着した後に
前記回動ブラケットを後方側へ回動させて前記設置台に
装着し、かつ、前記調整機構によって前記パチンコ機の
前後方向への傾斜角度を所定角度に調整する、ことを特
徴としている。
【0017】請求項4に記載のパチンコ機の設置方法で
は、遊技場に備え付けられた設置台(所謂「島」)に回
動ブラケットが回動可能に支持されると共に、調整機構
が設けられている。
【0018】ここで、回動ブラケットを前方側へ回動さ
せた状態でパチンコ機を回動ブラケットの上溝と下溝と
の間にてスライドさせて回動ブラケットに装着し、その
後に回動ブラケットを後方側へ回動させて設置台に装着
することで、パチンコ機を設置台に装着する。さらに、
この際調整機構によりパチンコ機の前後方向への傾斜角
度(所謂「ねかせ角度」)を所定角度に調整する。これ
により、遊技場にパチンコ機が設置される。
【0019】このため、簡単な作業により遊技場にパチ
ンコ機を設置でき、パチンコ機の設置における熟練の技
術及び多大な時間を不要にすることができる。
【0020】さらに、回動ブラケット及び調整機構が設
けられているため、従来の如きパチンコ機設置専用の工
具(ハンマー、釘及び傾斜器)を不要にすることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施の形態に
係るパチンコ機12の設置構造10が分解斜視図にて示
されており、図2には、パチンコ機12の設置構造10
が正面図にて示されている。また、図3には、パチンコ
機12の設置構造10が平面図にて示されている。さら
に、図4には、図2の4−4線断面図が示されており、
図5には、図2の5−5線断面図が示されている。
【0022】本実施の形態に係るパチンコ機12の設置
構造10では、例えばパチンコ店のホール等の遊技場に
設置台14(所謂「島」)が備え付けられている。設置
台14は、上側の上枠16と下側の下枠18と有してお
り、上枠16及び下枠18は、共に長尺板状とされて遊
技場の床面に水平に配置されている。
【0023】上枠16には円柱状の嵌合孔20が形成さ
れると共に、下枠18には円柱状の嵌合突起22が形成
されており、嵌合孔20と嵌合突起22とは上下方向に
おいて互いに略対向している。また、上枠16及び下枠
18には、それぞれ係止部材24が固定されており、各
係止部材24は上下方向において互いに略対向してい
る。各係止部材24には引掛部24Aが形成されてお
り、引掛部24Aは係止部材24から下方へ突出してい
る。
【0024】上枠16には矩形状の開放孔26が形成さ
れており、開放孔26の前側は開放されている。
【0025】図7(B)及び図8に詳細に示す如く、下
枠18の所定位置には、断面L字状の螺合部材28が固
定されている。螺合部材28には調整機構としての調整
ネジ30が螺合されており、調整ネジ30は、回転され
ると前後方向へ移動する。調整ネジ30の基端には円盤
状の把持盤32が固定されており、把持盤32を把持し
て回転させることで、調整ネジ30を手動で回転させる
ことができる。調整ネジ30には、目盛34が形成され
ており(図8参照)、調整ネジ30が回転されて前後方
向へ移動することで目盛34も一体に移動する。また、
調整ネジ30の先端には、円盤状の接触盤36及び蓋状
の接触蓋38が回転自在に支持されている。接触蓋38
は接触盤36の周囲及び後面側を覆っており、接触盤3
6及び接触蓋38は、下記回動ブラケット40の下側壁
46A中央に接触している。
【0026】上枠16と下枠18との間には、回動ブラ
ケット40が配置されている。回動ブラケット40は、
上下方向に略平行に設けられた垂直板42を有してお
り、垂直板42の上端には略水平に設けられた上板44
の左端部が一体に連設されると共に、垂直板42の下端
には略水平に設けられた下板46の左端部が一体に連設
されている。上板44の左端部には円柱状の嵌合突起4
8が設けられると共に、下板46の左端部には円柱状の
嵌合孔50が設けられており、上記上枠16の嵌合孔2
0に上板44の嵌合突起48が略嵌合されると共に上記
下枠18の嵌合突起22に下板46の嵌合孔50が略嵌
合されることで、回動ブラケット40が設置台14に回
転自在に支持されている。
【0027】上板44の右端部と下板46の右端部との
間には、側面視コ字状の支持板52が架け渡されてお
り、支持板52の上端部及び下端部にはそれぞれ係止突
起54が設けられている。各係止突起54には引掛部5
4Aが形成されており、引掛部54Aは係止突起54よ
り上方へ突出している。ここで、回動ブラケット40が
後方側(設置台14側)へ回動されて、各係止突起54
の引掛部54Aがそれぞれ上記各係止部材24の引掛部
24Aに引っ掛かることで、回動ブラケット40が設置
台14に装着されている。
【0028】上板44上面の中央部分には突出板56が
設けられており、突出板56の下方における上板44は
開口されている。図6に詳細に示す如く、突出板56の
中央部分には上固定ネジ58が螺合されており、上固定
ネジ58は回転されると上下方向へ移動する。上固定ネ
ジ58の上端には円盤状の把持盤60が固定されてお
り、把持盤60を把持して回転させることで、上固定ネ
ジ58を手動で回転させることができる。一方、上固定
ネジ58の下端には円盤状の固定盤62が回転自在に設
けられており、固定盤62の下面周縁には複数の固定突
起62Aが形成されている。ここで、突出板56が上記
上枠16の開放孔26に挿入されることで、回動ブラケ
ット40の設置台14への装着が阻害されることが防止
されている。
【0029】上板44下面の前後方向両端部にはそれぞ
れ上側壁44Aが形成されており、これにより、上板4
4には下方へ開放された溝状の上溝64が形成されてい
る。一方、下板46上面の前後方向両端部にはそれぞれ
下側壁46Aが形成されており、これにより、下板46
には上方へ開放された溝状の下溝66が形成されてい
る。
【0030】図7(A)に詳細に示す如く、前側の下側
壁46Aの右端部及び左端部には、下溝66内側におい
て、それぞれ圧縮コイルバネ68を介して円盤状の押圧
盤70が設けられている。また、押圧盤70に対応して
後側の下側壁46Aの右端部及び左端部には、それぞれ
下固定ネジ72が螺合されており、下固定ネジ72は回
転されると前後方向へ移動する。下固定ネジ72の基端
(下溝66外側の端部)には円盤状の把持盤74が固定
されており、把持盤74を把持して回転させることで、
下固定ネジ72を手動で回転させることができる。一
方、下固定ネジ72の先端(下溝66内側の端部)に
は、円盤状の当接盤76が回転自在に設けられており、
当接盤76は押圧盤70に対向している。
【0031】回動ブラケット40内には、パチンコ機1
2が配置されており、パチンコ機12は前面側に前枠7
8を有している。図10に示す如く、前枠78の前面側
には、遊技盤80を覗かせる窓82、遊技球を発射させ
るための操作グリップ84、上皿86及び下皿88等が
設けられている。一方、前枠78の後面側には、パチン
コ機12の種々の制御を行う制御装置(図示省略)等が
設けられている。
【0032】また、パチンコ機12は、後面側に外枠9
0を有している。外枠90は、前面側及び後面側が開口
した筒状とされてパチンコ機12の全周縁に配置されて
おり、外枠90に上記前枠78が支持されている。ここ
で、図9に示す如く、回動ブラケット40を前方側へ回
動させた状態とすると、上溝64及び下溝66の右端が
開放され、このため、この状態で外枠90を上溝64と
下溝66との間にてスライドさせることで、外枠90
(パチンコ機12)が回動ブラケット40に装着されて
いる。さらに、上記上固定ネジ58を把持盤60により
回転させて下方へ移動させることで、固定盤62(固定
突起62A)によって外枠90を下方へ押圧すると共
に、上記下固定ネジ72を把持盤74により回転させて
前方へ移動させることで、圧縮コイルバネ68の付勢力
を付与した状態で押圧盤70と当接盤76との間に外枠
90を挟持している。これにより、回動ブラケット40
に外枠90(パチンコ機12)が強固に固定されてい
る。この際、外枠90は回動ブラケット40の垂直板4
2に平行とされている。
【0033】また、上記調整ネジ30を把持盤32によ
り回転させて前後方向へ移動させることで、回動ブラケ
ット40の下部が前後方向へ回動されて、回動ブラケッ
ト40の前後方向への傾斜角度が調整(微調整)され
る。この際、調整ネジ30の目盛34によって調整ネジ
30の移動位置に基づく回動ブラケット40の前後方向
への傾斜角度を計測でき、これにより、パチンコ機12
の前後方向への傾斜角度(所謂「ねかせ角度」)を計測
できる。
【0034】なお、パチンコ機12を設置台14に装着
した後には、回動ブラケット40の上板44直上に横化
粧板92(図10参照)を取り付ける等によりパチンコ
機12の遊技場への設置が仕上げられた構成である。
【0035】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0036】以上の構成のパチンコ機12の設置構造1
0では、遊技場に備え付けられた設置台14(上枠16
及び下枠18)に回動ブラケット40が回動可能に支持
されると共に、下枠18の螺合部材28に調整ネジ30
が螺合されている。
【0037】ここで、遊技場にパチンコ機12を設置す
る際には、先ず、回動ブラケット40を前方側へ回動さ
せた状態でパチンコ機12の外枠90を回動ブラケット
40の上溝64と下溝66との間にてスライドさせて、
パチンコ機12を回動ブラケット40に装着する。この
際、上固定ネジ58を把持盤60により回転させて下方
へ移動させることで、固定盤62(固定突起62A)に
よって外枠90を下方へ押圧すると共に、下固定ネジ7
2を把持盤74により回転させて前方へ移動させること
で、圧縮コイルバネ68の付勢力を付与した状態で押圧
盤70と当接盤76との間に外枠90を挟持し、これに
より、回動ブラケット40に外枠90を強固に固定す
る。その後、回動ブラケット40を後方側へ回動させる
ことで、上板44の突出板56を上枠16の開放孔26
に挿入すると共に、係止突起54の引掛部54Aを係止
部材24の引掛部24Aに引っ掛けることで、回動ブラ
ケット40を設置台14に装着する。また、上述の如く
回動ブラケット40を前方側へ回動させた状態で、調整
ネジ30の目盛34により回動ブラケット40の前後方
向への傾斜角度を計測しつつ、調整ネジ30を把持盤3
2によって回転させて前後方向へ移動させることで、回
動ブラケット40の該傾斜角度を調整して、パチンコ機
12のねかせ角度を所定角度に調整する。
【0038】このため、簡単な作業により遊技場にパチ
ンコ機12を設置でき、パチンコ機12の設置における
熟練の技術及び多大な時間を不要にすることができる。
【0039】さらに、回動ブラケット40及び調整ネジ
30が設けられているため、従来の如きパチンコ機設置
専用の工具(ハンマー、釘及び傾斜器)を不要にするこ
とができる。
【0040】また、調整ネジ30によりパチンコ機12
のねかせ角度を調整するため、容易にパチンコ機12の
ねかせ角度を所定角度に調整できる。
【0041】なお、本実施の形態では、下枠18の所定
位置に螺合部材28を固定し、かつ、調整ネジ30の先
端(接触盤36及び接触蓋38)を回動ブラケット40
の下側壁46Aに接触させた構成としたが、調整ネジ3
0の先端(接触盤36及び接触蓋38の少なくとも一
方)を回動ブラケット40の下側壁46Aに固定し、か
つ、下枠18の所定位置に螺合部材28を着脱可能に装
着できる構成としてもよい。
【0042】また、本実施の形態では、調整ネジ30を
螺合させる螺合部材28を下枠18に固定して調整ネジ
30の先端が回動ブラケット40の下部に接触する構成
としたが、調整ネジ30を螺合させる螺合部材28を上
枠16等に設けて調整ネジ30の先端が回動ブラケット
40の上部(上側壁44A)に接触する構成としてもよ
い。
【0043】さらに、本実施の形態では、調整機構とし
て螺合部材28に螺合した調整ネジ30を使用した構成
としたが、これに代えて、調整機構(調整ネジ)として
下固定ネジ72を使用し、かつ、下固定ネジ72にパチ
ンコ機12のねかせ角度を計測するための目盛(図8の
目盛34と同様の目盛)を設けた構成としてもよい。ま
た、本実施の形態では、回動ブラケット40の突出板5
6に上固定ネジ58を設けた構成としたが、これに代え
て、回動ブラケット40の下側壁46Aに設けた圧縮コ
イルバネ68、押圧盤70、下固定ネジ72を上側壁4
4Aにも同様に設け、かつ、この下固定ネジ72を調整
ネジとして使用してこの下固定ネジ72にパチンコ機1
2のねかせ角度を計測するための目盛(図8の目盛34
と同様の目盛)を設けた構成としてもよい。これらの構
成としても、容易にパチンコ機12のねかせ角度を所定
角度に調整できる。
【0044】さらにまた、本実施の形態では、調整機構
として調整ネジ30を使用した構成としたが、回動ブラ
ケット40やパチンコ機12の前後方向への傾斜角度を
自動で所定角度に調整する自動調整装置を調整機構とし
て使用した構成としてもよい。
【0045】さらに、本実施の形態では、上板44に一
対の上側壁44Aより上溝64を形成すると共に下板4
6に一対の下側壁46Aにより下溝66を形成してこの
上溝64と下溝66との間にパチンコ機12の外枠90
を装着する構成としたが、上板44の後端部のみに上側
壁44Aを形成すると共に下板46の後端部のみに下側
壁46Aを形成してこの上側壁44A及び下側壁46A
にパチンコ機12の外枠90をネジ等で固定することで
外枠90を回動ブラケット40に装着する構成としても
よい。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載のパチンコ機の設置構造
では、回動ブラケットを前方側へ回動させた状態でパチ
ンコ機を回動ブラケットにスライド装着し、回動ブラケ
ットを後方側へ回動させることで、パチンコ機を設置台
に装着する。さらに、この際調整機構によりパチンコ機
のねかせ角度を所定角度に調整する。これにより、パチ
ンコ機の設置における熟練の技術及び多大な時間を不要
にすることができる。また、回動ブラケット及び調整機
構が設けられているため、従来の如きパチンコ機設置専
用の工具を不要にすることができる。
【0047】請求項2に記載のパチンコ機の設置構造で
は、調整ネジの目盛により回動ブラケットの前後方向へ
の傾斜角度を計測しつつ調整ネジによって回動ブラケッ
トの該傾斜角度が調整されるため、容易にパチンコ機の
ねかせ角度を所定角度に調整できる。
【0048】請求項3に記載のパチンコ機の設置構造で
は、調整ネジの目盛によりパチンコ機のねかせ角度を計
測しつつ調整ネジによってパチンコ機のねかせ角度が調
整されるため、容易にパチンコ機のねかせ角度を所定角
度に調整できる。
【0049】請求項4に記載のパチンコ機の設置方法で
は、回動ブラケットを前方側へ回動させた状態でパチン
コ機を回動ブラケットにスライド装着し、回動ブラケッ
トを後方側へ回動させることで、パチンコ機を設置台に
装着する。さらに、この際調整機構によりパチンコ機の
ねかせ角度を所定角度に調整する。これにより、パチン
コ機の設置における熟練の技術及び多大な時間を不要に
することができる。また、回動ブラケット及び調整機構
が設けられているため、従来の如きパチンコ機設置専用
の工具を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の設置構
造を示す分解斜視図である。
【図2】パチンコ機の設置構造を示す正面図である。
【図3】パチンコ機の設置構造を示す平面図である。
【図4】パチンコ機の設置構造を示す断面図(図2の4
−4線断面図)である。
【図5】パチンコ機の設置構造を示す断面図(図2の5
−5線断面図)である。
【図6】上固定ネジ周辺を示す正面図である。
【図7】(A)は、下固定ネジ周辺を示す側面図であ
り、(B)は、調整ネジ周辺を示す側面図である。
【図8】調整ネジを詳細に示す側面図である。
【図9】回動ブラケットを前方側へ回動させた際のパチ
ンコ機の設置構造を示す斜視図である。
【図10】パチンコ機設置の仕上げが完了した状態を示
す正面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機の設置構造 12 パチンコ機 14 設置台 30 調整ネジ(調整機構) 34 目盛 40 回動ブラケット 64 上溝 66 下溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場に備え付けられたパチンコ機設置
    用の設置台と、 上部に溝状に形成された上溝及び下部に溝状に形成され
    た下溝を有して前記取付台に回動可能に支持され、前方
    側へ回動された状態で前記パチンコ機が前記上溝と前記
    下溝との間にてスライドされて装着されると共に後方側
    へ回動されて前記設置台に装着される回動ブラケット
    と、 前記パチンコ機の前後方向への傾斜角度を所定角度に調
    整する調整機構と、 を備えたパチンコ機の設置構造。
  2. 【請求項2】 前記調整機構は、先端が前記回動ブラケ
    ットの上部または下部に接触する状態で前記設置台に螺
    合して設けられ、回転されることで前後方向へ移動して
    前記回動ブラケットの前後方向への傾斜角度を調整する
    と共に前記回動ブラケットの該傾斜角度を計測するため
    の目盛が設けられた調整ネジである、ことを特徴とする
    請求項1記載のパチンコ機の設置構造。
  3. 【請求項3】 前記調整機構は、先端が前記パチンコ機
    の上部または下部に接触する状態で前記回動ブラケット
    に螺合して設けられ、回転されることで前後方向へ移動
    して前記パチンコ機の前後方向への傾斜角度を調整する
    と共に前記パチンコ機の該傾斜角度を計測するための目
    盛が設けられた調整ネジである、ことを特徴とする請求
    項1記載のパチンコ機の設置構造。
  4. 【請求項4】 遊技場に備え付けられたパチンコ機設置
    用の設置台と、 上部に溝状に形成された上溝及び下部に溝状に形成され
    た下溝を有して前記取付台に回動可能に支持された回動
    ブラケットと、 前記パチンコ機の前後方向への傾斜角度を調整可能な調
    整機構と、 を備えたパチンコ機の設置方法において、 前記回動ブラケットを前方側へ回動させた状態で前記パ
    チンコ機を前記上溝と前記下溝との間にてスライドさせ
    て前記回動ブラケットに装着した後に前記回動ブラケッ
    トを後方側へ回動させて前記設置台に装着し、 かつ、前記調整機構によって前記パチンコ機の前後方向
    への傾斜角度を所定角度に調整する、 ことを特徴とするパチンコ機の設置方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243203A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2010279590A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Takeya Co Ltd 遊技機固定装置
JP2015180250A (ja) * 2014-03-07 2015-10-15 豊丸産業株式会社 遊技機
JP2019129907A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 株式会社ジェッター 遊技機の固定装置

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