JP2002136169A - 回転電機の駆動回路 - Google Patents
回転電機の駆動回路Info
- Publication number
- JP2002136169A JP2002136169A JP2001238628A JP2001238628A JP2002136169A JP 2002136169 A JP2002136169 A JP 2002136169A JP 2001238628 A JP2001238628 A JP 2001238628A JP 2001238628 A JP2001238628 A JP 2001238628A JP 2002136169 A JP2002136169 A JP 2002136169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric machine
- rotating electric
- switching
- voltage
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Abstract
ので済ませる一方、複合電流を流すために必要な電圧ピ
ーク値が大きくなったときにはこの昇圧回路により適切
に昇圧することで高電圧の直流電源を不要とする。 【解決手段】 主にモータとして使用される第1回転電
機に対する制御電流と主にジェネレータとして使用され
る第2回転電機に対する制御電流とを複合して得られる
複合電流を、直流電源(24)に接続された単一のイン
バータ(23)によって前記2つの回転電機に供給する
回転電機の駆動回路であって、前記第1回転電機を力行
させるための制御電流と前記第2回転電機を発電させる
ための制御電流とが互いに相殺し合う位置に昇圧回路
(31)を配設する。
Description
路に関する。
タで制御することにより、インバータにおけるスイッチ
ング損失等を低減するようにした回転電機システムを既
に提案している(特開平11−275826号公報、特
願平11−273303号、同274874号、同35
1613号等参照)。
な回転電機システムでは、複数の回転電機に対する制御
電流を複合して得られる複合電流をインバータから供給
する必要があり、この複合電流を図10に示すような一
般的なインバータで供給するには、電源に高い電圧が要
求されるという問題がある。
設ける対策が考えられるが、配置場所を適切に選択しな
いと、昇圧回路に大きな電流が流れることになり、昇圧
回路の素子の容量を大きくする必要が生じる。
れる第1回転電機に対する制御電流と主にジェネレータ
として使用される第2回転電機に対する制御電流とを複
合して得られる複合電流を、直流電源に接続された単一
のインバータによって前記2つの回転電機に供給するよ
うにしたものを対象として、第1回転電機を力行させる
ための制御電流と前記第2回転電機を発電させるための
制御電流とが互いに相殺し合う位置に昇圧回路を配設す
ることにより、昇圧回路を構成するための素子を小容量
のもので済ませる一方、複合電流を流すために必要な電
圧ピーク値が大きくなったときにはこの昇圧回路により
適切に昇圧することで高電圧の直流電源を不要とするこ
とを目的とする。
タとして使用される第1回転電機に対する制御電流と主
にジェネレータとして使用される第2回転電機へ制御電
流に対する制御電流とを複合して得られる複合電流を、
直流電源に接続された単一のインバータによって前記2
つの回転電機に供給する回転電機の駆動回路であって、
前記第1回転電機を力行させるための制御電流と前記第
2回転電機を発電させるための制御電流とが互いに相殺
し合う位置に昇圧回路を配設する。
インバータを複数(たとえば2つ)のスイッチング回路
群の並列配置で構成する場合に、各回路群毎に前記昇圧
回路を配設する。
おいて前記昇圧回路の配設位置が前記直流電源と前記イ
ンバータの間である。
れか一つの発明において前記昇圧回路と直流電源の間に
大電力域または大電流域で飽和する過飽和インダクタン
スを有する素子(たとえばコイル)を介装する。
れか一つの発明において前記昇圧回路を、直流電圧のプ
ラス側スイッチング用パワーデバイスおよびマイナス側
スイッチング用パワーデバイスと、これら各スイッチン
グ用パワーデバイスに逆並列に接続されるダイオード
と、2つのスイッチング用パワーデバイス32、33の
両端に接続されるコンデンサとから構成し、前記インバ
ータに印加される直流電圧が要求直流電圧より高いと
き、前記マイナス側スイッチングデバイスを停止させた
状態で前記プラス側スイッチングデバイスのみを所定の
デューティー値で動作させる。
れか一つの発明において前記昇圧回路を、直流電圧のプ
ラス側スイッチング用パワーデバイスおよびマイナス側
スイッチング用パワーデバイスと、これら各スイッチン
グ用パワーデバイスに逆並列に接続されるダイオード
と、2つのスイッチング用パワーデバイス32、33の
両端に接続されるコンデンサとから構成し、前記インバ
ータに印加される直流電圧が要求直流電圧より低いと
き、前記プラス側スイッチングテバイスを停止させた状
態で前記マイナス側スイッチングデバイスのみを所定の
デューティー値で動作させる。
流と第2回転電機を発電させるための制御電流とが互い
に相殺し合う位置は通過電力の小さい場所であり、この
通過電力の小さい場所に昇圧回路を設置することにした
第1、第3の発明によれば、昇圧回路を構成するための
素子(たとえはパワーデバイス)を小容量のもので済ま
せることができる。
ーク値が大きくなっても昇圧回路により適切に昇圧する
ことで、電源電圧に左右されることなく複合モータを駆
動できるため、複合電流の電圧のピーク値に合わせて電
源電圧を高く保つ必要がない。
力が電源電圧に達するような高回転速度領域では・逆起
電力を抑制するための弱め界磁制御を行う必要が生じ、
この弱め界磁制御のために流す電流によってもモータ損
失およびインバータ損失が発生するのであるが、第1、
第3の発明によれば、電源電圧が低くてもインバータヘ
の印加電圧を高くできるので、弱め界磁制御のために流
す電流を低減したり、弱め界磁制御を実行する回転速度
領域をより高回転速度側としたりすることが可能とな
り、モータ損失やインバータ損失を低減できる。
圧回路が破損した場合に、残りの昇圧回路だけでも2つ
の回転電機の運転が可能である。
る昇圧回路に合わせて過飽和インダクタンスを有する素
子についても比較的小さな電流で飽和するもので済ます
ことができる。
チング用パワーデバイスがともに導通していることが無
いので、スイッチング用パワーデバイスの耐久性が増
す。
ステータを共用する複合モータ1の概略断面図を示す。
図示のものは、円筒状のステータ2の外側と内側に所定
のギャップをおいてロータ3、4を配置し(3層構
造)、外側と内側の各ロータ3、4を全体を被覆する外
枠5(図2参照)に対して回転可能にかつ同軸に設けた
ものである。
度毎にS極とN極が入れ替わるように配置した4個の永
久磁石を備えており、外側ロータ3は45度毎にS極と
N極が入れ替わるように配置した8個の永久磁石を備え
ている。
り3個のコイル6で構成され、合計12個(=3×4)
のコイル6が同一の円周上に等分に配置されている。な
お、12個のコイルは番号1〜6と〜で区別してお
り、この場合に6番目のコイルという意味でコイル6、
が出てくる。上記のコイル全体を称していう場合の表
現である6と紛らわしいが、意味するところは異なって
いる。
に対する回転磁場を発生させる電流(6相交流)を流す
ため、60度ずつ位相のずれた制御電流(Ii(0)、
Ii(60)、Ii(120)、Ii(180)、Ii
(240)、Ii(300))が設定される。同様にし
て、外側ロータ3に対する回転磁場を発生させる電流
(3相交流)を流すため、120度ずつ位相のずれた制
御電流(Ii(0)、Ii(120)、Ii(24
0))が設定される。これらの結果、12のコイルに対
して以下のような複合電流が流される。
I1とコイルに流される複合電流Iは同一の電流で
あり、同様に、I2=I、I3=I、I4=I、
I5=I、I6=Iである。
単一のコイルでありながら、内側ロータ4に対する回転
磁場と外側ロータ3に対する回転磁場との2つの磁場が
同時に発生し、これにより内側ロータ4とステータから
なる回転電機(第1回転電機)と外側ロータ3とステー
タからなる回転電機(第2回転電機)とが互いに独立に
制御される。すなわち、内側ロータ4の磁石は外側ロー
タ3に対する回転磁場により回転力を与えられることが
なく、また外側ロータ3の磁石が内側ロータ4に対する
回転磁場により回転力を与えられることもない。この原
理については特開平11−275826号公報で説明し
た通りである。
定は内側ロータ4の回転位相に同期して、また上記Io
(0)〜Io(240)の電流設定は外側ロータ3の回
転位相に同期してそれぞれ行う。トルクの方向に対して
位相の進み遅れを設定するが、これは同期モータに対す
る場合と同じである。
する制御システム図である。
供給するため、バッテリ24からの直流電流を交流電流
に変換するインバータ23を備える。このインバータ2
3は図3に詳細を示したように、通常の三相ブリッジ型
インバータを6相にしたものと同じで、12個のトラン
ジスタとこのトランジスタと同数のダイオードから構成
されている。
(例えばコイル1とコイル)とを直列に接続すること
が可能であるため、コイル数の半分の6相インバータを
使用している。
のベース)に与えるON、OFF信号はPWM信号であ
る。各ロータ3、4を同期回転させるため、各ロータ
3、4の位相を検出する回転角センサ6、7が設けら
れ、これらセンサ6、7からの信号が入力されるモータ
コントロールモジュール22では外側ロータ3、内側ロ
ータ4に対する目標トルク(正負あり)のデータ(目標
トルク指令)に基づいてPWM信号を発生させる。
ジン11と組み合わせて用いられる。すなわち、外側ロ
ータ3がエンジン11の出力軸12に直結され、これに
対して内側ロータ4は駆動軸13に直結される。駆動軸
13はさらに減速機構14を介して車両の駆動輪15に
接続される。
をモータとして、外側ロータ3を備える第2回転電機を
ジェネレータとして主に運転する。このとき、バッテリ
24から持ち出される電力は、第1回転電機で消費され
る電力(車両駆動出力)と第2回転電機で発電される電
力との差分だけになる。
クセル開度センサ27の出力信号から得たアクセル開度
APSと車速センサ28の出力信号から得た車速VSP
とに基づき、図4に示すような制御マップから車両の目
標駆動トルクTO(駆動軸13σ)目標トルク)を算出
し、この算出した目標駆動トルクTOと駆動軸13の回
転速度Nm(車速VSP、駆動輪15の半径、減速機構
14の減速比から算出する)との積が示す車両駆動出力
とほぼ等しい出力を最高の燃費効率でエンジンが発生す
る運転点(目標エンジン回転速度Ne、目標エンジント
ルクTe)を図5に示すような制御マップから算出す
る。
力軸12に直結されているので、第2回転電機の目標回
転速度をNg、目標トルクをTgとすれば、これら目標
回転速度Ngと目標トルクTgはそれぞれ目標エンジン
回転速度Ne、目標エンジントルクTeに等しい。ま
た、第2回転電機による発電電力はエンジン11の出力
とほぼ等しくなる。同様にして第1回転電機の目標トル
クをTmとすれば、目標トルクTmは目標駆動トルクT
Oに等しい。
ル21により第1回転電機の目標トルクTmと第2回転
電機の目標回転速度Ng、目標トルクTgが決定された
後は、モータコントロールモジュール22が次の制御を
行う。すなわち、モータコントロールモジュール22で
は周知の電流ベクトル制御によって回転電機毎にd軸電
流とq軸電流の指令値を決定する。一方、電流センサ2
9の検出信号、内側ロータ回転角センサ6の出力信号、
外側ロータ回転角センサ7の出力信号から実際のd軸電
流とq軸電流とを算出し、この実d軸電流と実q軸電流
を指令値に一致させるための補正値を演算し、この補正
値に対して2−3相座標変換を行うことで回転電機毎の
3相交流の電圧指令値を生成する。これら回転電機毎の
電圧指令値を複合して複合電圧指令値を生成し、この複
合電圧指令値とキャリア信号とからPWM信号を生成
し、このPWM信号をインバータ23へ送る。
5では、エンジンの回転速度とトルクが目標回転速度N
eと目標エンジントルクTeに一致するよう吸入空気量
や燃料噴射量、点火時期等を制御する。
24とインバータ23の間には昇圧回路31が介装され
る。この昇圧回路31が配設される位置は内側ロータ4
を備える第1回転電機を力行させるための制御電流と外
側ロータ3を備える第2回転電機を発電させるための制
御電流とが互いに相殺し合う位置である。
流電圧のプラス側スイッチング用パワーデバイス(たと
えばNPNトランジスタ)32およびマイナス側スイッ
チング用パワーデバイス33と、これら各スイッチング
用パワーデバイス32、33に逆並列に接続されるダイ
オード34、35と、直列接続された2つのスイッチン
グ用パワーデバイス32、33の両端に接続されるコン
デンサ36とからなり、バッテリ24のプラス側がコイ
ル37を介して2つのスイッチング用パワーデバイス3
2、33の接続点に、またバッテリ24のマイナス側が
マイナス側スイッチング用パワーデバイス32のエミッ
タに接続されている。
2、33に与えるON、OFF信号はPWM信号であ
る。インバータ23に印加する直流電圧を要求直流電圧
(複合電圧指令値のピーク値をカバーできるように決定
される)へと上昇させるため、バッテリ24の電圧を検
出する手段42、バッテリ24の電流を検出する手段4
3、インバータ23に印加する直流電圧を検出する手段
44が設けられ、これら検出手段42、43、44から
の信号が入力される昇圧コントローラ41では検出手段
44により検出されるインバータ23の直流電圧が要求
直流電圧となるように2つのスイッチング用パワーデバ
イス32、33に与えるPWM信号のデューティ値を制
御する。たとえば、2つのスイッチング用パワーデバイ
ス32、33がともに導通していることがないように、
インバータ23の直流電圧が要求直流電圧としてのDC
電圧指令値(図7参照)より高いときには、プラス側ス
イッチング用パワーデバイス32のみを所定のデューテ
ィ値で動作させ(マイナス側スイッチング用パワーデバ
イス33は停止)、この逆にインバータ23の直流電圧
が要求直流電圧より低いときには、マイナス側スイッチ
ング用パワーデバイス33のみを所定のデューティ値で
動作させる(プラス側スイッチング用パワーデバイス3
2は停止)。
のコイル37は大電力域または大電流域で飽和する過飽
和インダクタンスを有する素子である。
ク図である。昇圧コントローラ41は、要求直流電圧と
してのDC電圧指令値を受けてDC目標電圧に加工する
DC電圧指令値加工部51、力行モード(図では「力行
時」で略記)であるのか回生モード(図では「回生時」
で略記)であるのかを判定する判定部52、この判定部
52の判定結果およびDC目標電圧に基づいて力行モー
ド、回生モードでの電圧目標値を生成する電圧目標値生
成部53、この各モードでの電圧目標値が得られるよう
にPI制御を行うPI制御部54、55、これらPI制
御部54、55からの電圧指令値を所定の範囲に制限す
るリミッタ56、57からなる。
されている回転電機の消費電力が、ジェネレータとして
運転されている回転電機の発電電力より大きい場合等、
バッテリ24からの電力が持ち出される運転状態である
ときに力行モードであると判定し、この反対に、ジェネ
レータとして運転されている回転電機の発電電力が、モ
ータとして運転されている回転電機の消費電力より大き
い場合等、バッテリ24へ電力が返される運転状態であ
るときに回生モードであると判定している。
定された電圧指令値(デューティ信号)に応じて昇圧回
路31のスイッチング用パワーデバイス32、33がO
N、OFFされる。
こでは、内側ロータ4を備える第1回転電機をモータと
して、外側ロータ3を備える第2回転電機をジェネレー
タとして運転している場合を考える。このとき、昇圧回
路31が配設されている位置(バッテリ24とインバー
タ23のスイッチング回路との間の直流母線上)には、
内側ロータ4を備える第1回転電機の出力と外側ロータ
3を備える第2回転電機の発電電力との差に相当する電
流しか流れない。よって、昇圧回路31を構成するスイ
ッチング用パワーデバイス32、33、ダイオード3
4、35の各素子を小容量のもので構成することができ
る。
に合わせて過飽和インダクタンスを有する素子としての
コイル37も比較的小さな電流で飽和するもので済ます
ことができる。
昇圧回路の各概略構成図で、それぞれ第1実施形態の図
3、図6に対応する。
するインバータが6相の場合であったが、第2実施形態
はこの倍の12相でインバータを構成する場合に、この
12相のインバータ61を2つのスイッチング回路群6
2A、62Bに分け、各回路群62A、62B毎に昇圧
回路71A、71Bを設けたものである。
の基本的構成は第1実施形態と変わりがない。すなわ
ち、一方の昇圧回路71Aは、2つのスイッチング用パ
ワーデバイス72A、73Aと、2つのダイオード74
A、75Aと、コンデンサ76Aとから、また他方の昇
圧回路72Bは、2つのスイッチング用パワーデバイス
72B、73Bと、2つのダイオード74B、75B
と、コンデンサ76Bとからなる。
各直流電圧を検出する手段83A、83Bからの信号
が、バッテリ24から昇圧回路71A、71Bに流れる
各電流、を検出する手段82A、82B、バッテリ24
の電圧を検出する手段42からの信号とともに入力され
る昇圧コントローラ81では、検出手段83Aにより検
出される直流電圧が要求直流電圧となるように2つのス
イッチング用パワーデバイス72A、73Aに与えるP
WM信号のデューティ値を制御することにより、6相ス
イッチング回路群62Aに印加する電圧を目標値へと昇
圧する。同様にして、検出手段83Bにより検出される
直流電圧が要求直流電圧となるように2つのスイッチン
グ用パワーデバイス72B、73Bに与えるPWM信号
のデューティ値を制御することにより、6相スイッチン
グ回路群62Bに印加する電圧を目標値へと昇圧する。
つまり、第2実施形態は6相スイッチング回路群62
A、62B毎に独立に制御するものである。
作用効果が生じるほか、次の効果を生じる。すなわち、
2つの昇圧回路71A、71Bが並列に設置されること
になっているので、どちらか一方の昇圧回路が破損した
場合に、残りの昇圧回路およびこの残りの昇圧回路に接
続されている6相スイッチング回路群とを用いることに
より、複合モータの運転が可能である。
率でエンジンが発生するときの目標エンジン回転速度お
よび目標エンジントルクの特性図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】主にモータとして使用される第1回転電機
に対する制御電流と主にジェネレータとして使用される
第2回転電機へ制御電流に対する制御電流とを複合して
得られる複合電流を、直流電源に接続された単一のイン
バータによって前記2つの回転電機に供給する回転電機
の駆動回路であって、前記第1回転電機を力行させるた
めの制御電流と前記第2回転電機を発電させるための制
御電流とが互いに相殺し合う位置に昇圧回路を配設する
ことを特徴とする回転電機の駆動回路。 - 【請求項2】前記インバータを複数のスイッチング回路
群の並列配置で構成する場合に、各回路群毎に前記昇圧
回路を配設することを特徴とする請求項1に記載の回転
電機の駆動回路。 - 【請求項3】前記昇圧回路の配設位置は前記直流電源と
前記インバータの間であることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の回転電機の駆動回路。 - 【請求項4】前記昇圧回路と直流電源の間に大電力域ま
たは大電流域で飽和する過飽和インダクタンスを有する
素子を介装することを特徴とする請求項1から3までの
いずれか一つに記載の回転電機の駆動回路。 - 【請求項5】前記昇圧回路を、直流電圧のプラス側スイ
ッチング用パワーデバイスおよびマイナス側スイッチン
グ用パワーデバイスと、これら各スイッチング用パワー
デバイスに逆並列に接続されるダイオードと、2つのス
イッチング用パワーデバイス32、33の両端に接続さ
れるコンデンサとから構成し、前記インバータに印加さ
れる直流電圧が要求直流電圧より高いとき、前記マイナ
ス側スイッチングデバイスを停止させた状態で前記プラ
ス側スイッチングデバイスのみを所定のデューティー値
で動作させることを特徴とする請求項1から4までのい
ずれか一つに記載の回転電機の駆動回路。 - 【請求項6】前記昇圧回路を、直流電圧のプラス側スイ
ッチング用パワーデバイスおよびマイナス側スイッチン
グ用パワーデバイスと、これら各スイッチング用パワー
デバイスに逆並列に接続されるダイオードと、2つのス
イッチング用パワーデバイス32、33の両端に接続さ
れるコンデンサとから構成し、前記インバータに印加さ
れる直流電圧が要求直流電圧より低いとき、前記プラス
側スイッチングデバイスを停止させた状態で前記マイナ
ス側スイッチングデバイスのみを所定のデューティー値
で動作させることを特徴とする請求項1から4までのい
ずれか一つに記載の回転電機の駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238628A JP3551166B2 (ja) | 2000-08-07 | 2001-08-07 | 回転電機の駆動回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000238105 | 2000-08-07 | ||
JP2000-238105 | 2000-08-07 | ||
JP2001238628A JP3551166B2 (ja) | 2000-08-07 | 2001-08-07 | 回転電機の駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002136169A true JP2002136169A (ja) | 2002-05-10 |
JP3551166B2 JP3551166B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=26597458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001238628A Expired - Fee Related JP3551166B2 (ja) | 2000-08-07 | 2001-08-07 | 回転電機の駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3551166B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611127B2 (en) * | 2000-08-07 | 2003-08-26 | Nissan Motor Co., Ltd. | Drive circuit for motor/generator |
JP2003267235A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Denso Corp | 電動パワーステアリング装置 |
EP1439629A1 (en) * | 2002-12-18 | 2004-07-21 | Nissan Motor Company, Limited | Coaxial multiplex position detector and rotating machine using coaxial multiplex position detector |
JP2010070050A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用駆動装置 |
-
2001
- 2001-08-07 JP JP2001238628A patent/JP3551166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611127B2 (en) * | 2000-08-07 | 2003-08-26 | Nissan Motor Co., Ltd. | Drive circuit for motor/generator |
JP2003267235A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Denso Corp | 電動パワーステアリング装置 |
EP1439629A1 (en) * | 2002-12-18 | 2004-07-21 | Nissan Motor Company, Limited | Coaxial multiplex position detector and rotating machine using coaxial multiplex position detector |
US6977496B2 (en) | 2002-12-18 | 2005-12-20 | Nissan Motor Co., Ltd. | Coaxial multiplex position detector and rotating machine using coaxial multiplex position detector |
JP2010070050A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3551166B2 (ja) | 2004-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2679425B1 (en) | Driving device for in-wheel motor vehicles | |
JP5138781B2 (ja) | 電力変換装置 | |
US8164282B2 (en) | Motive power output apparatus and vehicle with the same | |
JP2001157487A (ja) | 回転電機の制御装置 | |
US8322475B2 (en) | Electric motor drive apparatus and vehicle including the same | |
JP2006033897A (ja) | 車両用駆動発電システム | |
WO2009157097A1 (ja) | Pmモータ駆動電源装置 | |
JP2009142010A (ja) | 駆動装置およびこれを備える動力出力装置 | |
JP4032516B2 (ja) | 自動車用電動駆動装置 | |
US6611127B2 (en) | Drive circuit for motor/generator | |
JP7206721B2 (ja) | 電動発電機の制御装置 | |
CN111106779A (zh) | 脉冲宽度调制模式发生器以及对应系统、方法和计算机程序 | |
US7728557B2 (en) | Electric discharge controller, electric discharge control method and its program | |
JP2004208409A (ja) | 車両用動力制御装置 | |
JP2010233385A (ja) | モータ駆動装置 | |
JP3551166B2 (ja) | 回転電機の駆動回路 | |
CN110212840B (zh) | 开关磁阻电机的控制装置 | |
JP2001157497A (ja) | 同期発電機の発電制御装置 | |
RU2694067C1 (ru) | Контроллер для переключаемого реактивного электромотора | |
JP2002125394A (ja) | 回転電機の制御装置 | |
CN107531232B (zh) | 电动机装置 | |
JP7206722B2 (ja) | 電動発電機の制御装置 | |
CN111987965B (zh) | 与多通道马达电路有关的改进 | |
JP4298896B2 (ja) | 動力出力装置 | |
US20230155533A1 (en) | Motor control device, electric vehicle, and motor control method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |