JP2002135575A - 放射線画像出力装置 - Google Patents

放射線画像出力装置

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JP2002135575A
JP2002135575A JP2000324890A JP2000324890A JP2002135575A JP 2002135575 A JP2002135575 A JP 2002135575A JP 2000324890 A JP2000324890 A JP 2000324890A JP 2000324890 A JP2000324890 A JP 2000324890A JP 2002135575 A JP2002135575 A JP 2002135575A
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English (en)
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Shigeru Saotome
滋 早乙女
Kazuo Shimura
一男 志村
Takeshi Okubo
猛 大久保
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影装置を用いてIPに記録され、このIP
を読み取って得た放射線画像を画像出力媒体に可視画像
として出力する放射線画像出力装置において、記録時の
拡大率に拘わらず、可視画像のサイズを一定の大きさに
する。 【解決手段】 変倍率算出手段45aと変倍手段45b
とを有する変倍処理部45をQA−WS40に設ける。
変倍率算出手段45aには、出力サイズ設定部48から
出力サイズ情報J1を、不図示の識別情報入力装置から
拡大率情報J2をそれぞれ入力する。変倍率算出手段4
5aは、出力サイズ情報J1と拡大率情報J2とに基づ
いて、全体画像データS2に基づく可視画像の出力サイ
ズを出力サイズ情報J1が示す出力サイズとするための
変倍率を算出し、この情報J3を変倍手段45bに入力
する。変倍手段45bは、入力された情報J3にしたが
って、イメージングプレートIPを読み取って得た画像
データS1に対して変倍処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線画像出力装
置に関し、より詳細には、撮影装置(記録装置)を用い
て画像記録担体に記録され、この画像記録担体から読み
取られた被写体を示す放射線画像を所定の画像出力媒体
に可視画像として出力する場合における、被写体の実寸
サイズと可視画像のサイズとの相関関係の改善に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】今日、診断用画像を形成する放射線画像
記録装置(放射線画像撮影装置)として、従来より広く
用いられていたX線撮影装置(いわゆるレントゲン装
置)に代えて、X線などの放射線を照射すると、この放
射線エネルギの一部が蓄積され、その後、可視光や赤外
光などの励起光を照射すると蓄積された放射線エネルギ
に応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体などの被写体の放射線画像情報をエネ
ルギ情報として蓄積性蛍光体シートに記録し、放射線画
像情報が記録されたイメージングプレート(蓄積性蛍光
体シート)を励起光で走査して輝尽発光光を発生させ、
発生した輝尽発光光をフォトマルなどの光電変換手段に
より光電的に読み取って画像信号を得、該画像信号に基
づいて可視画像をCRTモニタやネガフィルムに出力す
るCR(Computed Radiography)システムが普及し、医
療現場において診断に利用されている(例えば、本願出
願人による特開昭55-12429号,同56-11395号,同55-163
472 号,同56-104645 号,同55- 116340号など参照)。
このシステムにおいては、記録(撮影)から読取りまで
を1つの機器で行なう一体型の記録読取装置(撮影読取
装置)と、記録の部分と読取りの部分とが別体となった
ものとがある。後者の場合、記録部分の装置を記録装置
(撮影装置)といい、読取りの部分の装置を読取装置
(CR装置)といっている。また、読取装置から出力さ
れた画像信号に基づいて可視画像をCRTモニタやネガ
フィルムに出力する装置を放射線画像出力装置という。
このCRシステムにおける放射線画像出力装置は、レン
トゲン装置で記録されたレントゲンフィルムを現像する
現像装置の部分に相当するものと考えることができる。
【0003】なお、レントゲン装置やCRシステムにお
ける記録装置は、放射線源から出射され被写体を透過し
た放射線を該被写体の放射線源とは反対方向において被
写体から所定の距離だけ離れた位置に配された画像記録
担体(X線フィルムやイメージングプレート)に照射す
ることにより被写体を表す放射線画像を画像記録担体に
記録するように構成されている。また該装置には、被写
体から画像記録担体までの距離を規制するとともに被写
体を所定の撮影位置に略固定するための天板が設けら
れ、この天板と画像記録担体との間には散乱線除去のた
めのグリッド板が設けられるのが一般的である。天板
は、装置筐体の一側面を兼ねる場合もある。
【0004】レントゲン装置やCRシステムにおける記
録装置などの放射線画像記録装置としては、主に胸部画
像撮影に使用される立位型装置と、主に腹部撮影に使用
される臥位型装置とがある。
【0005】また、CRシステムの立位型装置の場合、
線量が比較的少なくてよいため、X線を発する線源とし
ての管球から天板までの距離がおよそ200cm程度
(設置状況によって150cm程度の場合もある)で、
天板からイメージングプレートまでの距離がおよそ2〜
10cm程度に設定される。
【0006】これに対して、CRシステムの臥位型装置
の場合には、管球から天板までの距離がおよそ100c
m程度(設置状況によって60cm程度の場合もある)
で、天板からイメージングプレートまでの距離がおよそ
5〜15cm程度に設定される。これは腹部撮影の場合
の線量を胸部撮影の場合の線量のおよそ10倍程度にし
なければならず管球から天板までの距離を短くする必要
ががることと、臥位型装置では、天板上に被写体を載せ
て撮影を行なうため、天板のたわみの分だけ天板からイ
メージングプレートまでの距離を長くしておく必要があ
るためである。
【0007】一方よく知られているように、画像記録担
体に放射線画像の記録を行なうと、線源、撮影位置の被
写体、および画像記録担体の相互の距離間隔によって定
まる倍率(記録倍率;拡大率)で記録が行なわれるた
め、被写体の実寸サイズ(被写体中心の断面サイズ)よ
りも画像記録担体に記録された放射線画像の記録サイズ
の方が大きくなるという問題がある。
【0008】したがって、レントゲン装置では、この実
寸サイズよりも大きな画像が現像後のレントゲンフィル
ムに可視画像として出力されることになり、CRシステ
ムにおいても、イメージングプレートに記録された放射
線画像を読取装置で読み取り、放射線画像出力装置によ
って1倍で(変倍処理を行なわずに)ネガフィルムに可
視画像としてプリント出力した場合には実寸サイズより
も大きな画像が出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、立位型装
置と臥位型装置とでは、線源、撮影位置の被写体、およ
び画像記録担体の相互の距離間隔がそれぞれ異なり、実
寸サイズに対する放射線画像の倍率も異なるため、同一
被写体がそれぞれ異なった大きさで画像記録担体に記録
されてしまう。
【0010】これに対して、医師(読影技師も含む)
は、各装置の倍率の分だけフィルム上の画像が大きくな
っているという認識の下、各装置で記録された画像を用
いて診断を行なっており、立位型装置で記録されたもの
か臥位型装置で記録されたものかを問わず、通常は問題
を生じていない。
【0011】しかしながら、例えば整形外科の分野で
は、同一被写体に関して、立位型装置で記録された画像
と臥位型装置で記録された画像とを比較読影することが
あり、この場合には、前記倍率の相違によるフィルム上
の画像サイズの違いが問題となる。
【0012】例えば、同一被写体が異なった大きさで2
枚のフィルムに記録されされている場合において、どこ
を何cm切るあるいはどこに管を入れるなどの手術のた
めの判断を可視画像として出力されたフィルム上で行な
おうとしたときには、見ている画像はどちらの装置で記
録されたものなのかが必ずしも明確でなく、どちらの倍
率を基準に判断するべきかを迷い診断効率が低下するな
ど、2枚の画像間の被写体画像の大きさの違いが、この
判断に支障を来すことになる。
【0013】このような記録の際の倍率の違いに伴う問
題は、上記立位型装置と臥位型装置との間における場合
だけでなく、例えばともに立位型装置を用いて同一被写
体を経過観察しようとしたときに線源と被写体との距離
を必ずしも同一にできない場合のように、同種あるいは
同一の装置間においても起きることである。
【0014】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、倍率の相違に起因する可視画像の大きさの違いが
診断に影響を与えることがないようにすることのできる
放射線画像出力装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の放射線画
像出力装置は、画像記録担体に記録された後に所定の読
取手段を用いて画像記録担体から読み取られた被写体を
示す放射線画像を所定の画像出力媒体に可視画像として
出力する放射線画像出力装置において、放射線画像の拡
大率を示す可視情報を可視画像とともに出力する拡大率
可視情報出力手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0016】放射線画像の拡大率を示す可視情報を可視
画像とともに出力するとは、放射線画像の可視画像を出
力するに際して、医師などが該放射線画像の拡大率を知
ろうとしたときには該拡大率を示す可視情報を出力する
ことができるという意味である。この限りにおいて、前
記可視情報と前記可視画像とは必ずしも同時に出力され
るものでなくてもよいし、両者がそれぞれ異なる出力媒
体に出力されるものであってもよい。例えば、放射線画
像の可視画像をフィルム上に出力しつつ、拡大率を示す
可視情報をLCDパネルなどの専用の表示手段に出力す
るものであってもよいし、可視画像が出力されたフィル
ム上の辺縁部など可視画像の読影に影響を与えない領域
に拡大率を示す可視情報を出力してもよい。以下同様で
ある。
【0017】放射線画像の拡大率とは、放射線画像記録
装置における線源、撮影位置の被写体、および画像記録
担体の相互の距離間隔(配置関係)によって決定される
基準サイズAとしての被写体の実寸サイズと画像記録担
体上の放射線画像の記録サイズBとの大きさ関係を示す
倍率X(%)を意味し、X(%)=B/A×100を拡
大率として使用することができる。
【0018】また、基準サイズAと記録サイズBとの大
きさ関係を示すことができればよく、サイズ比(面積
比)に限らず、例えば辺の比を用いて拡大率を表すよう
にしてもよいし、線源から被写体までの距離L1と被写
体から画像記録担体までの距離L2との比を用いて拡大
率を表すようにしてもよい。以下同様である。
【0019】なお、基準サイズAは、厳密に被写体の実
寸サイズである必要がなく、実質的に被写体の実寸サイ
ズ相当となるものであればよく、基準サイズAをその他
に設定してもよい。例えば、基準サイズAは、天板面上
に被写体を投影させたときの被写体サイズとしてもよ
い。
【0020】また、例えばB/A=1.05倍の機種
(例えば立位機種)の放射線画像のサイズを基準(=
1)としたときの、他機種(例えば臥位機種)における
放射線画像のサイズ比を拡大率として使用してもよい。
【0021】本発明の第2の放射線画像出力装置は、画
像記録担体に記録された後に所定の読取手段を用いて画
像記録担体から読み取られた被写体を示す放射線画像を
所定の画像出力媒体に可視画像として出力する放射線画
像出力装置において、可視画像の出力サイズが所定の大
きさとなるように、放射線画像の拡大率に応じて可視画
像の出力サイズを調整する出力サイズ調整手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0022】可視画像の出力サイズを調整するとは、最
終的に出力される可視画像のサイズが所定の大きさとな
るように調整するものである限り、どのような手法を用
いてもよく、例えば画像記録担体に記録された画像を読
み取って得た放射線画像を担持する画像信号に対して変
倍処理(拡大処理あるいは縮小処理)を施すことのみに
限らず、読取りの際の走査ピッチやサンプリング周期を
変更するものであってもよい。
【0023】放射線画像の拡大率に応じて可視画像の出
力サイズを調整するとは、拡大率がどのような値であっ
ても可視画像の出力サイズを常に所定の大きさにするこ
とを意味する。例えば、前記変倍処理を施す場合におい
ては、拡大率に応じて変倍処理の倍率(以下変倍率とい
う)を変更することにより可視画像の出力サイズが所定
の大きさとなるようにすることを意味する。具体的に
は、所定値の拡大率および所定値(拡大率の所定値では
ない)の変倍率の下で出力サイズが所定の大きさとなる
場合において、拡大率が所定値よりも大きいときには逆
に変倍率を所定値よりも小さくし、拡大率が所定値より
も小さいときには逆に変倍率を所定値よりも大きくすれ
ばよい。
【0024】出力サイズの所定の大きさは、医師などが
希望する任意の大きさでよい。またこの所定の大きさ
は、任意に設定変更し得るものであることが望ましい。
【0025】さらにこの所定の大きさは、実寸サイズと
略同じであるのが望ましい。このため、本発明の第2の
放射線画像出力装置においては、出力サイズ調整手段
を、可視画像の出力サイズが被写体の実寸サイズと略等
しくなるように調整を行なうものとすることが望まし
い。
【0026】本発明の第1および第2の放射線画像出力
装置においては、放射線画像を画像記録担体に記録した
際の拡大率を示す情報を取得する拡大率情報取得手段を
備えたものとすることが望ましい。
【0027】拡大率を示す情報としては、拡大率そのも
のを示す数値情報に限らず、該拡大率を割り出し得るそ
の他の情報であってもよい。拡大率を割り出し得るその
他の情報としては、例えば記録装置の機種名など記録装
置の識別情報を使用できる。
【0028】拡大率を示す情報を取得するとは、自動的
に該情報を取得することを意味する。つまり拡大率その
ものを示す数値をキー入力するなど、出力された可視画
像の読影の際に、拡大率を示す情報の入力を人手に頼ら
なくても、拡大率を示す可視情報が出力されたりあるい
は拡大率に応じて可視画像の出力サイズが調整されると
いうことである。
【0029】また、自動的に拡大率を示す情報を取得す
るに際しては、記録装置から拡大率を示す情報を出力し
てもらうようにしてもよい。また、画像記録ごとに画像
記録担体やカセッテなどに拡大率を示す情報をコード情
報として明示しておき、画像記録担体から画像を読み取
る際にコード情報を読み取って拡大率を示す情報を取得
するようにしてもよい。
【0030】なお、本発明の放射線画像出力装置が取り
扱う放射線画像を得るに際しては、例えば画像記録担体
としての蓄積性蛍光体シートに一旦放射線画像を記録
し、これを所定の読取手段としてのフォトマル(光電変
換手段)により読み取るようにしてもよい。また、例え
ば特開平9-206293号や同9-321267号、あるいは特開2000
-105297 号などに記載のように、半導体を利用した放射
線固体検出器(静電記録体)を使用して放射線画像を読
み取るようにしてもよい。この場合、放射線固体検出器
は、画像記録担体および読取手段の両者を兼ねることに
なる。
【0031】
【発明の効果】本発明の第1の放射線画像出力装置によ
れば、放射線画像の拡大率を示す可視情報を可視画像と
ともに出力する拡大率可視情報出力手段を設けたので、
医師は、見ている画像がどちらの装置で記録されたもの
なのかが明確でなくても、出力された拡大率を示す可視
情報を見て診断を行なうことができるから、倍率の判断
に迷いを生じることがなく診断効率が低下する虞れがな
い。
【0032】本発明の第2の放射線画像出力装置によれ
ば、可視画像の出力サイズが所定の大きさとなるよう
に、放射線画像の拡大率に応じて可視画像の出力サイズ
を調整する出力サイズ調整手段を設けたので、拡大率が
どのような値であっても可視画像の出力サイズを常に医
師などが希望する所定の大きさに揃えることができるか
ら、医師は拡大率の相違を気にしなくてもよくなり、診
断効率が低下する虞れがない。
【0033】また第1と第2の装置を組み合わせれば、
出力サイズを常に所定の大きさに揃えることができると
ともに、その画像についての拡大率を示す可視情報を頼
りにして、より効率的な診断を行なうこともできる。
【0034】また、本発明の第1および第2の放射線画
像出力装置において、拡大率を示す情報を取得する拡大
率情報取得手段を備えたものとすれば、拡大率そのもの
を示す数値をキー入力するなど拡大率に関する情報の入
力を人手に頼る必要がなくなるので、操作性を低下させ
ることもない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0036】図1は放射線画像記録装置(以下撮影装置
という)と本発明の放射線画像出力装置としての主要部
をなすQA−WS(画像品質チェック用ワークステーシ
ョン)を備えた第1実施形態の医療ネットワークシステ
ムの構成を示すブロック図、図2は識別情報入力装置の
外観を示す図、図3は第1実施形態のQA−WSの機能
構成を示すブロック図である。
【0037】図1に示す第1実施形態のシステムは、撮
影装置10、患者のID情報を入力する識別情報入力装
置20、読取装置30、QA−WS40、画像保存手段
としてのファイルサーバ50、画像記録装置60、画像
診断装置70およびネットワーク90からなる。このシ
ステムは、放射線科の撮影室に備えられた撮影装置10
により蓄積性蛍光体を有してなる画像記録担体としての
イメージングプレートIPに患者の放射線画像を蓄積記
録し、蓄積記録された放射線画像を撮影室近傍の読取室
に設けられた読取装置30により読み取り、読み取った
画像(デジタル画像)をQA−WS40のCRTモニタ
43a上に表示し、画像濃度、コントラストなどの画質
チェック、撮影範囲などのチェックを行なうとともに指
定された必要範囲の画像を担持する画像データを取得し
てこの画像データを画像記録装置やネットワークに出力
したりファイルサーバ50に一旦格納し、ファイルサー
バ50から画像データを読み出してレーザスキャナなど
を用いた画像記録装置60によりフィルムなどにハード
コピー出力したりあるいは画像診断装置70により画像
診断を行なったりするように構成されている。
【0038】各撮影室に設置された撮影装置10は、放
射線源から出射され被写体を透過した放射線を該被写体
の放射線源とは反対方向において被写体から所定の距離
だけ離れた位置に配されたイメージングプレートIPに
照射することにより被写体を表す放射線画像をイメージ
ングプレートIPに記録するように構成されている。ま
た該撮影装置10には、被写体からイメージングプレー
トIPまでの距離を規制するとともに被写体を所定の撮
影位置に略固定するための天板が設けられ、この天板と
イメージングプレートIPとの間には散乱線除去のため
のグリッド板が設けられている。
【0039】また、各撮影室に設置された撮影装置10
は、例え同一被写体を撮影する場合においても、線源、
撮影位置の被写体、およびイメージングプレートIPの
相互の距離間隔が少しずつ異なるようになっている。つ
まり、これらの距離間隔によって定まるそれぞれ異なる
拡大率で撮影が行なわれるようになっている。なお、撮
影装置10は、立位型装置であるのか臥位型装置である
のかは問題としない。
【0040】読取装置30は、被写体の透過放射線像が
エネルギ情報として蓄積記録されているイメージングプ
レートIPを励起光としてのレーザ光で走査して、蓄積
されたエネルギに応じた光量で発光する輝尽発光光を光
電的に読み取ることにより、被写体の透過放射線像をデ
ジタル画像として取得するCR装置であり、病院などの
医療機関において広く使用されているものである。
【0041】画像診断装置70は、例えば特開平8-2944
79号により開示されているように、全体画像表示手段お
よび局所画像表示手段の両者の機能を兼ねるCRTなど
の不図示の画像表示手段を有しており、モフォロジー処
理に基づく異常陰影検出アルゴリズムにより微小石灰化
部の陰影候補(以下微小石灰化陰影候補という)を検出
するとともに、アイリスフィルタ処理に基づく異常陰影
検出アルゴリズムにより腫瘤部の陰影候補(以下腫瘤陰
影候補という)を検出する装置であって、被写体の放射
線画像の全体を表す全体画像や標識を付した全体画像、
および全体画像を表すデジタル画像データ(以下全体画
像データという)に基づいて検出された微小石灰化陰影
候補や腫瘤陰影候補などの異常陰影候補を含む局所領域
の画像(以下局所画像という)に対して所定の画像強調
処理が施された処理済局所画像とを所定のレイアウトで
画像表示手段に表示する装置である。
【0042】読取装置30には本発明の拡大率情報取得
手段としても機能する識別情報入力装置20が接続され
ており、撮影しようとする画像と患者との対応をとるた
めの患者識別情報や患者の画像を撮影する際の撮影メニ
ューを入力することができるようになっている。また、
撮影メニューとどの撮影装置10を用いて撮影を行なう
かということの対応関係に基づいて、放射線画像をイメ
ージングプレートIPに記録する際の拡大率を示す拡大
率情報J2を記録画像と対応付けるようにもなってい
る。
【0043】識別情報入力装置20は、その外観を図2
に示すように、患者の氏名、性別、年齢などの患者を識
別する患者識別情報と患者コード(IDコード)(患者
識別情報と患者コードとを纏めてID情報という)とを
対応付けて記録したIDカードを読み取るカードリーダ
25と、イメージングプレートIPのIPナンバーを示
すバーコードを読み取るバーコードリーダ26と、テン
キーなどのキー入力部27と、各種情報を表示する液晶
などからなる表示部28とを備えている。
【0044】図1に示すように、読取装置30とネット
ワーク90との間には、読取装置30によって取得され
たデジタル画像を、ファイルサーバ50に格納する前に
CRTモニタなどの表示媒体上に表示して、画像濃度、
コントラストなどの画質チェック、撮影範囲などのチェ
ックを行なうQA−WS40が設けられている。またこ
のQA−WS40には画像記録装置60や画像診断装置
70が直接接続されている。
【0045】本発明の放射線画像出力装置は、QA−W
S40と、識別情報入力装置20とにより構成される。
【0046】QA−WS40は、図3に示すように、読
取装置30により読み取られた医用画像の全体(以下全
体画像ともいう)を担持する画像データS1に対して記
録の際の拡大率に応じた変倍処理を施して変倍済の全体
画像データS2を生成する本発明の出力サイズ調整手段
として機能する変倍処理部45と、この変倍済の全体画
像データS2を記憶する全体画像メモリ41と、全体画
像データS2が担持する全体画像に対して所望の大きさ
の関心領域を所望の位置に指定する関心領域指定手段4
3と、全体画像を担持する全体画像データS2のうちの
指定された関心領域の画像を担持する関心領域画像デー
タS4を抽出する関心領域画像生成手段44と、関心領
域画像データS4に対して所望の画像処理を施して処理
済画像データS5を得る画像処理手段47と、全体画像
データS2と関心領域の処理済画像データS5とを選択
的に切り替えて出力する出力手段49とを備えている。
【0047】変倍処理部45には、変倍率算出手段45
aと変倍手段45bとが設けられている。変倍率算出手
段45aには、オペレータ指示に基づいて出力サイズを
設定する出力サイズ設定部48から出力サイズ情報J1
が入力され、また識別情報入力装置20を用いて取得し
た記録時の拡大率を示す拡大率情報J2が該識別情報入
力装置20から入力されている。出力サイズの設定値と
しては、被写体の実寸サイズを指定することもできるな
ど、診断に都合のよい値を入力することができる。
【0048】変倍率算出手段45aは、入力された出力
サイズ情報J1と拡大率情報J2とに基づいて、出力手
段49から出力された全体画像データS2に基づく可視
画像の出力サイズを指定された出力サイズとするための
変倍率を算出し、この算出した変倍率を示す情報J3を
変倍手段45bに入力する。変倍手段45bは、入力さ
れた変倍率を示す情報J3にしたがって、入力された画
像データS1に対して変倍処理を施し、変倍済の全体画
像データS2を全体画像メモリ41に向けて出力する。
【0049】関心領域指定手段43には、CRTモニタ
43a、マウス43bなどのポインティングデバイス、
およびキーボード43cなどが設けられており、オペレ
ータの指示に基づいて関心領域を指定することができる
ように、全体画像メモリ41から入力された全体画像デ
ータS2に基づいて読取装置30により読み取られた後
に変倍処理部45で変倍処理が施された医用画像をCR
Tモニタ43aに表示しておき、マウス43bなどを用
いてスクリーン(表示画面)上で関心領域を指定した
り、キーボード43cで座標データを入力することによ
り関心領域を指定することができるように構成されてい
る。関心領域のサイズは、予め用意された複数の定型サ
イズの中から選択することもできるし、自由にサイズ設
定できるようにも構成されている。
【0050】QA−WS40から出力された全体画像デ
ータS2もしくは処理済画像データS5は、QA−WS
40近傍に設置されている画像記録装置60や画像診断
装置70に出力され、所望の画像が画像記録装置60に
より画像出力媒体としてのフィルムなどに直ちにハード
コピー出力されたり画像診断装置70に設けられた画像
出力媒体としてのCRTや液晶パネルなどの表示面上に
直ちにソフトコピー出力されたりする。
【0051】さらに、これらの画像データS2,S5
は、ネットワーク90を介してファイルサーバ50や画
像記録装置60あるいは画像診断装置70に転送出力さ
れてファイルサーバ50に一旦記憶され、QA−WS4
0とは離れた場所においてもハードコピー出力やソフト
コピー出力を行なうことができるようにもなっている。
【0052】次に上記構成の医療ネットワークシステム
における基本的な処理の流れを概説する。
【0053】病院の受付窓口などに設けられたIDカー
ド書込装置により患者のID情報がIDカードに記録さ
れる。
【0054】患者はIDカードを受け取り、所定の診療
科目の医師の診断や問診を受ける。この診断や問診結果
に応じて使用される撮影装置の機種名も含めた撮影メニ
ューが決められIDカードに撮影メニュー情報が追加記
録される。
【0055】撮影メニューには、撮影装置の機種名の他
に、例えば、頭部、胸部、腹部、四肢などの撮影部位
や、単純撮影、造影撮影、断層撮影、拡大撮影などの撮
影方法も含まれ、各々に対応したコード(メニューコー
ド)が割り振られている。
【0056】次に患者は放射線科に向かい、読取室に待
機している放射線技師にIDカードを渡す。
【0057】放射線技師はIDカードをカードリーダ2
5で読み取る。これにより、ID情報と撮影装置の機種
名を含む撮影メニュー情報が表示部28に表示される。
【0058】また放射線技師は撮影用のイメージングプ
レートIPのバーコードをバーコードリーダ26で読み
取る。これにより撮影に用いられるイメージングプレー
トIPと患者や撮影メニューとを対応付けることができ
る。
【0059】放射線技師はイメージングプレートIPを
指定された(表示部28に表示された機種名の)撮影装
置10に装填して患者の放射線画像を撮影(記録)す
る。複数の撮影が指定されているときには、その指定に
したがって複数の画像を撮影する。このとき、撮影装置
10の機種名が切り替えられていれば、機種名の指定に
したがって撮影装置10を切り替えるため、指定にした
がって撮影室を選択するのはいうまでもない。
【0060】この撮影の後、患者の透過放射線像がエネ
ルギ情報として蓄積記録されているイメージングプレー
トIPを読取装置30で読み取ることにより、透過放射
線像をデジタル画像として取得する。取得された透過放
射線像を担持するデジタル画像データS1は、QA−W
S40の変倍処理部45に入力される。
【0061】このとき、前述のように読取りに先立っ
て、放射線技師はIDカードをカードリーダ25で読み
取るとともに、撮影済みのイメージングプレートIPの
バーコードをバーコードリーダ26で読み取っている。
これにより撮影済みイメージングプレートIPと患者や
撮影メニューとの対応付けがなされ、結果として取得さ
れたデジタル画像と患者や撮影メニューとを対応付ける
ことができる。
【0062】また、IDカードには撮影装置の機種名に
関する情報も記録されているため、放射線画像をイメー
ジングプレートIPに記録した際の拡大率を示す拡大率
情報J2が記録画像と対応付けられている。カードリー
ダ25は、IDカードからこの拡大率情報J2も読み取
る。このカードリーダ25で読み取られた拡大率情報J
2は、読取装置30を介して変倍処理部45の変倍率算
出手段45aに入力される。なお、このような方法によ
らず、撮影装置10から直接に記録時の拡大率を示す拡
大率情報J2を取得し、変倍率算出手段45aに入力す
るように構成してもよい。
【0063】変倍処理部45の変倍率算出手段45aに
おいては、出力サイズ設定部48から入力された出力サ
イズ情報J1とカードリーダ25から入力された拡大率
情報J2とに基づいて、全体画像データS2に基づく可
視画像の出力サイズを指定された、すなわち出力サイズ
情報J1が示す出力サイズとするための変倍率を算出
し、この算出した変倍率を示す情報J3を変倍手段45
bに入力する。そして、変倍手段45bは、入力された
変倍率を示す情報J3にしたがって、入力された画像デ
ータS1に対して変倍処理を施し、変倍済の全体画像デ
ータS2を全体画像メモリ41に向けて出力する。
【0064】放射線医はCRTモニタ43aの表示画面
を見ながら画像確認を行なった後に診断上必要とされる
部分を関心領域として指定する。
【0065】関心領域指定手段43は、指定された関心
領域の外郭の全体画像上における画素位置を特定し、こ
の特定した画素位置を示す位置データPDを関心領域画
像生成手段44に入力する。
【0066】関心領域画像生成手段44には、全体画像
メモリ41に記憶された変倍済の全体画像データS2も
入力されており、入力された位置データPDに基づいて
全体画像データS2のうちの関心領域の画像を担持する
関心領域画像データS4を抽出する。抽出された関心領
域画像データS4は画像処理手段47に入力される。
【0067】画像処理手段60は、入力された変倍済の
全体画像データS4に対して階調処理や周波数処理など
の所望の画像処理を施して処理済画像データS5を生成
し、生成した処理済画像データS5を出力手段49に入
力する。
【0068】出力手段49は、関心領域指定手段43を
介したオペレータ指示に基づいて、全体画像データS2
と関心領域の処理済画像データS5とを選択的に切り替
え、この関心領域の画像を担持する関心領域画像データ
S5あるいは全体画像データS2をネットワークを介し
てファイルサーバ50へ転送・格納する。また、画像デ
ータS2,S5に基づいてフィルムやCRTなどの画像
出力媒体に画像出力する。このとき、複数の撮影済みの
イメージングプレートIPを上述のようにして読み取る
ことで、複数の画像が得られる。
【0069】また、全体画像データS2に基づいて可視
画像をそれぞれ出力すれば、記録時の拡大率、すなわち
撮影装置10の機種名の違いに拘わらず、常にオペレー
タが出力サイズ設定部48を用いて設定した出力サイズ
で可視画像がフィルム上などに出力されることになる。
【0070】したがって、撮影装置10(すなわち記録
時)の拡大率がどのような値であっても可視画像の出力
サイズを常に医師などが希望する所定の大きさに揃える
ことができ、医師は拡大率の相違を気にしなくてもよく
なり、診断効率が低下する虞れがない。
【0071】また、出力サイズの設定値としては、被写
体の実寸サイズなど、診断に都合のよい値を入力するこ
とができる。これにより、例えば通常は拡大率1.05
という認識の下で診断を行なっているから出力サイズは
常に1.05倍の方が好ましいという場合は、実際の拡
大率に拘わらず出力サイズを実寸サイズの1.05倍に
することもできる。
【0072】次に第2実施形態の医療ネットワークシス
テムについて説明する。図4は第2実施形態の医療ネッ
トワークシステムの構成を示すブロック図、図5は第2
実施形態のQA−WSの機能構成を示すブロック図であ
る。
【0073】第2実施形態のQA−WS40と第1実施
形態のQA−WS40との違いは、図5に示すように、
変倍処理部45および出力サイズ設定部48を取り除く
とともに、カードリーダ25からの拡大率情報J2を出
力手段49に入力する構成とし、また出力手段49を、
関心領域指定手段43を介したオペレータ指示に基づい
て全体画像データS2と関心領域の処理済画像データS
5とを選択的に切り替えて出力するとともに拡大率情報
J2を画像データS2,S5の付帯情報として出力する
構成としている点である。
【0074】第2実施形態のシステム構成と第1実施形
態のシステム構成との違いは、図6にフィルム出力の一
例を示すように、画像記録装置60を用いて放射線画像
をネガフィルムNFに記録する際に、拡大率情報J2に
基づいて撮影時の拡大率を示す可視情報を放射線画像の
読影に支障を来さない辺縁部NFaに記録するものとし
ている点である。なお、ネガフィルムNFを読影するた
めのシャーカステン71を画像診断装置70近傍に設け
るのはいうまでもない。この場合、放射線画像の拡大率
を示す可視情報を可視画像とともに出力する拡大率可視
情報出力手段は、画像記録装置60が兼ねることにな
る。
【0075】この第2実施形態の構成によれば、放射線
画像の読影に支障を来さない辺縁部NFaに撮影時の拡
大率を示す可視情報が記録されるから、拡大率を示す可
視情報とネガフィルムNFの放射線画像(可視画像)を
見ながら診断を行なうことができるから、倍率の判断に
迷いを生じることがなく、診断効率が低下する虞れがな
い。
【0076】次に第3実施形態の医療ネットワークシス
テムについて説明する。図7は第3実施形態の医療ネッ
トワークシステムの構成を示すブロック図、図8は拡大
率可視情報出力手段が設けられたシャーカステンを示す
概略図である。
【0077】この第3実施形態のシステム構成と第2実
施形態のシステム構成との違いは、図7に示すように、
放射線画像の拡大率を示す可視情報を可視画像とともに
出力する拡大率可視情報出力手段81を画像診断装置7
0のシャーカステン71(図8参照)近傍に設けたこと
である。なお、QA−WS40は上記第2実施形態と同
様のものを用いる。
【0078】図8に示すように、シャーカステン71の
パネル面の上部側71aには、画像出力媒体としてのネ
ガフィルムNFが載置される各場所71bに対応するよ
うに、LCDパネルなどからなる拡大率可視情報出力手
段81がそれぞれ設けられている。この拡大率可視情報
出力手段81には、拡大率情報J2に基づいて撮影時の
拡大率を示す可視情報がIDコードとともに表示出力さ
れる。
【0079】一方、画像記録装置60により、QA−W
S40から出力された画像データS2,S5に基づいて
放射線画像を記録したネガフィルムNFが作成される。
このネガフィルムNFの放射線画像に影響を与えない場
所には、撮影メニューに対応した患者の氏名、性別、年
齢などの患者を識別する患者識別情報やIDコードが記
されている。
【0080】そこで、ネガフィルムNF上に記されたI
Dコードを頼りにして、放射線画像が記録されたネガフ
ィルムNFを、シャーカステン71のパネル面の拡大率
可視情報出力手段81に表示出力されたIDコードと対
応する位置に載置する。
【0081】これにより、撮影装置10(すなわち記録
時)の拡大率がどのような値であっても、拡大率可視情
報出力手段81に表示出力された拡大率を示す可視情報
とネガフィルムNFの放射線画像(可視画像)を見なが
ら診断を行なうことができるから、倍率の判断に迷いを
生じることがなく、診断効率が低下する虞れがない。
【0082】以上本発明の放射線画像出力装置および放
射線画像記録装置の好ましい実施形態について説明した
が、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるも
のではない。
【0083】例えば、第1実施形態のQA−WSに設け
た出力サイズ調整手段として機能する変倍処理部を読取
装置に収容し、システム構成としてはQA−WSを取り
除いた構成としてもよい。この場合、変倍処理部を備え
た読取装置が本発明の放射線画像出力装置となる。
【0084】また、出力サイズ調整手段としては画像デ
ータに対して拡大処理あるいは縮小処理を施す形態のも
の(変倍処理部)を用いていたが、これに限らず、例え
ば、読取りの際の走査ピッチやサンプリング周期を変更
することによって画像データの画素数を調整し、これに
よって結果的に出力画像サイズが調整されるものとして
もよい。
【0085】また、上記実施形態は、記録装置(撮影装
置)と読取装置(CR装置)とが別体のものであった
が、記録(撮影)から読取りまでを1つの機器で行なう
一体型の記録読取装置(撮影読取装置)にも適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の医療ネットワークシステムの構
成を示すブロック図
【図2】識別情報入力装置の外観を示す図
【図3】第1実施形態のQA−WSの機能構成を示すブ
ロック図
【図4】第2実施形態の医療ネットワークシステムの構
成を示すブロック図
【図5】第2実施形態のQA−WSの機能構成を示すブ
ロック図
【図6】拡大率可視情報出力手段の一例の効果を説明す
る図(フィルム出力の一例)
【図7】第3実施形態のQA−WSの機能構成を示すブ
ロック図
【図8】拡大率可視情報出力手段が設けられたシャーカ
ステンを示す概略図
【符号の説明】
10 撮影装置 20 識別情報入力装置 25 カードリーダ 26 バーコードリーダ 27 キー入力部 28 表示部 30 読取装置 40 QA−WS 45 変倍処理部(出力サイズ調整手段) 48 出力サイズ設定部 50 ファイルサーバ 60 画像記録装置 70 画像診断装置 71 シャーカステン 81 拡大率可視情報出力手段 90 ネットワーク IP イメージングプレート(画像記録担体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 猛 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA08 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CD05 CH01 5C076 AA16 AA21 BA06 CB01 CB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録担体に記録された後に所定の
    読取手段を用いて前記画像記録担体から読み取られた被
    写体を示す放射線画像を所定の画像出力媒体に可視画像
    として出力する放射線画像出力装置において、 前記放射線画像の拡大率を示す可視情報を、前記可視画
    像とともに出力する拡大率可視情報出力手段を備えたこ
    とを特徴とする放射線画像出力装置。
  2. 【請求項2】 画像記録担体に記録された後に所定の
    読取手段を用いて前記画像記録担体から読み取られた被
    写体を示す放射線画像を所定の画像出力媒体に可視画像
    として出力する放射線画像出力装置において、 前記可視画像の出力サイズが所定の大きさとなるよう
    に、前記放射線画像の拡大率に応じて前記可視画像の出
    力サイズを調整する出力サイズ調整手段を備えたことを
    特徴とする放射線画像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力サイズ調整手段が、前記可視
    画像の出力サイズが前記被写体の実寸サイズと略等しく
    なるように前記調整を行なうものであることを特徴とす
    る請求項2記載の放射線画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記放射線画像を前記画像記録担体に
    記録した際の前記拡大率を示す情報を取得する拡大率情
    報取得手段を備えたことを特徴とする請求項1から3い
    ずれか1項記載の放射線画像出力装置。
JP2000324890A 2000-10-25 2000-10-25 放射線画像出力装置 Withdrawn JP2002135575A (ja)

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