JP2002135267A - インタ−ネット接続システム - Google Patents

インタ−ネット接続システム

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JP2002135267A
JP2002135267A JP2000323598A JP2000323598A JP2002135267A JP 2002135267 A JP2002135267 A JP 2002135267A JP 2000323598 A JP2000323598 A JP 2000323598A JP 2000323598 A JP2000323598 A JP 2000323598A JP 2002135267 A JP2002135267 A JP 2002135267A
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Eiji Yamada
英二 山田
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CALLUS CORP
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1つの中継局に複数の再中継局或いは終端局
が無線接続する形態においても、コーリジョンの発生に
伴う通信能力の低下を生じることなく、安定した通信能
力を確保する。 【解決手段】 複数の子機端末5との間において双方向
デ−タ通信を無線により非接触かつ同時平行にて実施可
能とされた親機端末4により所定エリアのセルを形成す
るとともに、インタ−ネット網への接続基地局2と親機
端末4とを双方向デ−タ通信可能に無線接続する無線デ
ータ通信手段1とを有し、セル内の子機端末5に接続さ
れたコンピュ−タ端末6をインタ−ネット網へ接続する
インタ−ネット接続システムであって、同一の接続基地
局2に無線データ通信手段1を介して接続された親機端
末4にて形成されるセルが複数であって、接続基地局2
から遠方側に位置して隣接するセルの親機端末同士4を
データ通信可能に接続する隣接セル通信手段3’,37
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、コンピュ−タ等
の情報端末を安価かつ簡便にてインタ−ネット網に接続
することのできるインタ−ネット接続システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パ−ソナルコンピュ−タの普及に
伴い、コンピュ−タネットワ−クであるインタ−ネット
を家庭において利用する利用者が急増している。これら
インタ−ネットを利用する場合には、通常においてイン
タ−ネット網との接続を行う接続業者であるプロバイダ
(ISP)に、一般の電話回線や専用回線等の通信回線
を介して接続することがなされている。
【0003】しかしながら、近年のマルチメディア化の
進歩に伴い、デ−タ容量の比較的大きな音声や画像等が
これら通信回線を介して伝送されるようになってきてい
るが、従来のアラログ通信回線ではモデム等を使用して
も最大57.6Kビット/秒(bps)の通信速度が限
界とされており、前記音声や画像等の伝送においては十
分なものとは言えない状況となってきている。
【0004】このため、より快適にインタ−ネットを利
用するためには、例えばISDN等のデジタル回線のよ
うな伝送速度の速い回線を新たに架設して、これら通信
速度を向上させれば良いが、これらデジタル回線の新た
なケ−ブルをビルやマンション等の建物内に新たに敷設
するとなると、その労力とコストは非常に大きなものと
なってしまう問題があった。
【0005】このため近年においては、これらケ−ブル
等の敷設における労力とコストの問題を解決する手法と
して、前記ケ−ブルに代えて無線にて該建物内のコンピ
ュ−タをインタ−ネットに接続する接続システムが多く
検討されてきている。
【0006】これら無線により建物内等のセル内に存在
するコンピュ−タをインタ−ネットに接続する接続シス
テムにおいては、前述のようにケ−ブル等の敷設におけ
る労力とコストを大幅に低減でき、初期の設備コストと
しては比較的安価にてインターネットとの接続を提供可
能となるものの、前記ビルやマンション等の建物含む所
定エリアとインタ−ネットとの接続に一般の電話回線や
専用回線等の通信回線を用いた場合には、これら通信回
線における通話料金が高額となってしまい、利用時の接
続における煩雑さがないこと等の理由から、利用者の多
くが希望するインタ−ネットへの常時接続を安価にて提
供できないという問題が顕在化し、これらの問題を解決
する手法として、前記のビルやマンション等の建物含む
所定エリア(セル)を既存の通信回線を用いることな
く、無線によるデータ(デジタル)通信によりインター
ネット網へ接続する試みが多く実施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
無線によるデータ(デジタル)通信によりインターネッ
ト網へ接続する場合においては、インターネット網との
接続回線であるバックボーンとの接続基地局がある地点
と、前記のビルやマンション等の建物含む所定エリアが
存在する地点との距離が比較的遠い場合があり、このよ
うな場合においては接続基地局がある地点と所定エリア
が存在する地点との間に、1段或いは多段にて無線通信
を中継することがなされているが、これら無線による接
続基地局との通信に障害が発生した場合、前記所定エリ
アであるセル内の全てのコンピュータ端末がインターネ
ットへ接続できなくなってしまうという問題があり、こ
れらの接続サービスを提供する上で、例え前述のように
接続基地局との通信に障害が発生してもインターネット
への接続が保証できる冗長性を有し、且つこれら冗長性
の付与により接続コストが上昇することのないシステム
が切望されていた。
【0008】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、接続基地局との通信に障害が発生し
てもインターネットへの接続が保証できる冗長性を安価
にて構築することのできるインタ−ネット接続システム
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明のインタ−ネット接続システムは、複数
の子機端末との間において双方向デ−タ通信を無線によ
り非接触かつ同時平行にて実施可能とされた親機端末に
より所定エリアのセルを形成するとともに、インタ−ネ
ット網への接続基地局と前記親機端末とを双方向デ−タ
通信可能に無線接続する無線データ通信手段とを有し、
前記セル内の子機端末に接続されたコンピュ−タ端末を
前記インタ−ネット網へ接続するインタ−ネット接続シ
ステムであって、同一の前記接続基地局に前記無線デー
タ通信手段を介して接続された前記親機端末にて形成さ
れるセルが複数であって、前記接続基地局から遠方側に
位置して隣接するセルの親機端末同士をデータ通信可能
に接続する隣接セル通信手段を設けたことを特徴として
いる。この特徴によれば、仮にあるセルの親機端末と接
続基地局との前記無線データ通信手段による無線通信に
障害が生じて通信不能状態になっても、該障害が生じた
下流側に位置するセルの親機端末は、前記隣接セル通信
手段を介し隣接する親機端末を迂回して前記接続基地局
とのデータ通信を確保できるようになり、最も簡潔な構
成にて十分な冗長性を有するシステムを構築することが
できる。
【0010】本発明のインタ−ネット接続システムは、
前記隣接セル通信手段が無線により双方向データ通信が
可能とされていることが好ましい。このようにすれば、
隣接セル通信手段を簡便に構築することができるばかり
か、これら通信手段における通信に必要とされるコスト
を著しく小さなものに抑えることができる。
【0011】本発明のインタ−ネット接続システムは、
前記コンピュ−タ端末をインタ−ネット網へ接続するた
めに使用されるプロトコルが、インタ−ネット網への最
速経路を選択するプロトコルであることが好ましい。こ
のようにすれば、システム内部の通信負荷(トラヒッ
ク)を適宜に均等化できるばかりか、仮に一部に通信障
害が生じても、その都度接続経路を再設定する手間を回
避できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例)図1は、本実施例のインタ−ネット接続シス
テムの構成を示すブロック図であり、図2は、本実施例
のインタ−ネット接続システムにおいて各セルを無線通
信によりインターネット網に接続するための接続基地局
端末、中継局装置並びに終端局端末の構成を示す図であ
り、図3は、本実施例に用いた接続基地局端末並びに終
端局端末の構成を示すブロック図であり、図4は、本実
施例に用いた中継局装置の構成を示すブロック図であ
り、図5は、本実施例のインタ−ネット接続システムに
おけるセルの構成を示す図であり、図6は、本実施例の
インタ−ネット接続システムのセルにおける各アンテナ
の配置状況を示す図であり、図7は、本実施例のインタ
−ネット接続システムのセル構築に用いた親機と各アン
テナとの接続状況を示す図であり、図8は、本実施例に
おけるセルとその接続状況を示す図であり、図9は、本
実施例において用いた親機4の構成を示すブロック図で
ある。
【0013】まず、本実施例のインタ−ネット接続シス
テムは、図1に示すように、無線通信にて親機4を介し
てインタ−ネット網に接続可能な範囲である各セルが、
親機4との無線通信が可能な範囲として形成されてお
り、該親機4は、前記セル内に存在する各コンピュータ
6に接続された子機5との間において、後述するスペク
トラム拡散通信方式によって比較的高速の双方向無線通
信が可能とされているとともに、これらセル内に存在す
る複数の子機5との通信を同時平行して実施可能とされ
ている。
【0014】これら親機4は、図5に示すように、セル
を形成したい地域において比較的高層の建物であって、
多数の利用者が入居しているマンション等に設置され、
その屋上に該親機4に接続された複数の指向性アンテナ
40を配設することにより、該親機4が設置された建物
であるマンションの内部を含み、所定の電波出力におい
て該親機4との無線通信が可能な該マンション周囲の所
定範囲がセルとされており、本実施例では前記子機5と
の無線通信に、無線免許が不要な空中線電力が10mW
以下とされた特定小電力規格の無線通信方式を使用して
いることから、これらセルの直径が約1Km(半径50
0m)とされている。
【0015】これら各セルを形成する前記親機4は、図
1および図2に示すように、光ケーブルモデム35を介
してインターネット網に接続されたゲートウエイサーバ
7が設置された接続センターに設けられ、前記ゲートウ
エイサーバ7に接続されるとともに高指向性アンテナで
あるパラボナアンテナ11aを有する接続基地局端末2
と、中継局装置1を介して無線接続されている終端局端
末3に接続されており、前記セル内に存在する各子機5
に接続されているコンピュータ6は、前記子機5→親機
4→終端局端末3→中継局装置→接続基地局端末2→ゲ
ートウエイサーバ7とを経由してインターネット網に接
続されるようになっている。
【0016】また、本実施例においては、これらインタ
ーネット接続システムの集中管理を行う管理センターを
設けており、該管理センターには、前記インターネット
網に接続された管理コンピュータ100が設けられてい
て、該管理コンピュータ100より前記終端局端末3と
中継局装置1との間、或いは中継局装置1と接続基地局
端末2との間の通信状況や、前記親機4の各設定内容の
変更並びに子機5の異常等の各管理を、前記インターネ
ット網を介して遠隔にて実施できるようになっている。
【0017】これら本実施例において用いた前記接続基
地局端末2並びに終端局端末3の構成を、図2並びに図
3に基づき説明すると、これら接続基地局端末2並びに
終端局端末3は、ほぼ同一の構成とされており、前記ゲ
ートウエイサーバ7或いは親機4と高速のデータ通信規
格であるIEEE802.3/100baseT或いは
IEEE802.3/10baseTにてデータ通信を
行う通信部8と、該通信部8より出力されて中継局装置
1に送信する送信デ−タが所定の変調方法にて重畳され
た狭帯域ベ−スバンド信号を広帯域に拡散して送信する
とともに、これと同様に前記中継局装置1にて広帯域に
拡散して送信された電波信号を逆拡散して狭帯域ベ−ス
バンド信号を再生し、所定の変調方法にて該狭帯域ベ−
スバンド信号に重畳されているデータの復調を実施する
スペクトラム拡散無線モデム10と、前記広帯域に拡散
された電波の出力帯域であるチャンネルの設定を行うデ
ィップスイッチ等から成るチャンネル設定部と、これら
接続基地局端末2並びに終端局端末3の動作制御を実施
する制御マイコン(MPU)9と、から主に構成されて
いる。
【0018】本実施例において用いた前記スペクトラム
拡散無線モデム10の構成は、図3に示すようになって
おり、変調器18にて変調された狭帯域ベ−スバンド信
号を所定の拡散符号系列に基づき拡散するスペクトラム
拡散器19により広帯域に拡散し、該拡散された広帯域
電波を中間アンプ21並びにパワーアンプ22にて増幅
し、アンテナスイッチ31並びにバンドパスフィルタ2
3を介して出力する送信系と、アンテナよりバンドパス
フィルタ23並びにアンテナスイッチ31を介して入力
する受信電波を受信アンプ25にて増幅し、該増幅され
た電波を所定の拡散符号系列に基づき逆拡散するスペク
トラム逆拡散器25にて狭帯域ベ−スバンド信号に変換
し、バンドパスフィルタ26を通過させた後に中間アン
プ27にて増幅して復調器28にて伝送データを復元す
る受信系と、を備えたモデム構成とされていて、該スペ
クトラム拡散無線モデム10を、前記中継局装置1のパ
ラボナアンテナ11b,11cと互いに向き合う高い指
向性を有する前記各パラボナアンテナ11a,11dに
接続することで、該中継局装置1を介して接続基地局端
末2並びに終端局端末3の間においてスペクトラム拡散
通信による高速の双方向データ通信を実施できるように
なっている。
【0019】また、本実施例において用いた中継局装置
1の構成も、図4に示すように、前記図3に示す接続基
地局端末2並びに終端局端末3とほぼ同様の構成とされ
ているが、その特徴として、接続基地局端末2との通信
を行うスペクトラム拡散無線モデム10と、前記終端局
端末3との通信を行うもう1つのスペクトラム拡散無線
モデム10の2つのスペクトラム拡散無線モデムを内蔵
しており、該2つのスペクトラム拡散無線モデム10が
MPU34を介してデジタルデータを相互に送受可能に
接続されていて、前記接続基地局端末2からの送信デー
タは接続基地局端末側のスペクトラム拡散無線モデム1
0にてデジタルデータに変換され、前記MPU34を介
して終端局端末側のスペクトラム拡散無線モデム10に
送られるとともに、終端局端末3からの送信データも終
端局端末側のスペクトラム拡散無線モデム10にてデジ
タルデータに変換され、前記MPU34を介して接続基
地局端末側のスペクトラム拡散無線モデム10に送られ
るようになっている。このように、受信した電波を一度
復調してデジタルデータに変換し、該デジタルデータを
再度変調して送信するようにすることは、例えば多段の
中継等を実施しても伝送するデータの劣化を防ぐことが
可能となることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら中継において受信した電波を
一度逆拡散するとともに該逆拡散した電波を増幅した後
に、再度拡散して送信するようにしても良い。
【0020】尚、本実施例では、これら接続基地局端末
2と中継局装置1並びに終端局端末3と中継局装置1と
の無線通信にも、前記親機4と子機5との間の無線通信
と同様に、無線免許が不要な空中線電力が10mW以下
とされ、その帯域が2.4GHz帯のISMバンドとさ
れた特定小電力規格の無線通信方式を使用しており、該
電波出力における通信可能距離は、通常は前述の親機4
と子機5のように500m程度であるが、高指向性の前
記パラボナアンテナ11a〜11dを用いることで、接
続基地局端末2と中継局装置1並びに終端局端末3と中
継局装置1との通信可能距離を最大約5Kmとしてい
て、前記中継局装置1を1段設けることで、最大10K
mまでの距離にある接続基地局端末2と終端局端末3と
を接続でき、これ距離が該10Kmより大きい場合に
は、前記中継局装置1を2段または3段と増やすこと
で、より長い距離に対応することができる。
【0021】また、前記のように本実施例の中継局装置
1は、中継の上流側である接続基地局端末側と、中継の
下流側である終端局端末側のそれぞれに個別のスペクト
ラム拡散無線モデム10を個々に有することで、中継の
上流側と下流側とにおいてスペクトラム通信に使用する
周波数帯を異なるものとすることができるように構成さ
れており、これら中継の上流側と下流側において使用さ
れる周波数帯であるチャンネルの設定を行うためのディ
ップスイッチ等から成るチャンネル設定部33が設けら
れている。
【0022】また、これら1つの中継局装置1に接続さ
れる終端局が2つとなる場合においては、前記下流側の
スペクトラム拡散無線モデム10に高周波分配器等を接
続して、該高周波分配器の各分配先に複数のパラボナア
ンテナを接続することで対応できるようになっている。
尚、この高周波分配器を使用する場合には、出力や通信
容量も分配数に反比例して低下するがため、これら容量
や通信距離が不足する場合には、前記のように分配せず
に個別の中継局装置1を設置することで対応できる。
【0023】これら本実施例のように、前記接続基地局
端末2と終端局端末3との無線通信にスペクトラム拡散
通信を用いることは、該スペクトラム拡散通信が市街地
等における建物による反射電波により生じるマルチパス
の影響を受けにくく、かつ従来の狭帯域変調通信に比較
して高速のデータ通信が可能であることから好ましい
が、本実施例はこれに限定されるものではない。
【0024】また本実施例では、前述のように高指向性
アンテナとしてパラボナアンテナを用いることは、該パ
ラボナアンテナは比較的簡便な構造にて十分に高い指向
性を得ることができることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これら高指向性アンテナ
としてパラボナアンテナ以外の高指向性アンテナを用い
るようにしても良い。
【0025】また、本実施例では、前記接続基地局端末
2と中継局装置1並びに終端局端末3と中継局装置1と
の無線通信の通信速度を前記親機4と子機5との間の通
信速度(本実施例では2Mbpsとしている)より十分
に高速となるように、11Mbpsのデータパケットを
使用しているとともに、該データパケットの先頭部には
フレーム同期を行うための同期ヘッダが付与されて伝送
パケットとされている。この際、該同期ヘッダのデータ
速度は、前記データパケットの変調方法がQMBOK
(Quadrature M−ary Bi−Orth
ogonal Keying)であるのに対してDQP
SK(Differential Quadratur
e PSK)の変調方式を使用することで、前記データ
パケットのデータ速度である11Mbpsよりも低い2
Mbpsのデータ速度とされている。
【0026】このように、前記同期ヘッダのデータ速度
を低速化することは、該同期ヘッダに伝送においてエラ
−を生じる割合をデータパケットに比較して低くできる
ことから、該伝送時のエラ−によって同期ヘッダが検出
されずにフレーム同期が不安定化することを防止するこ
とができることから好ましいが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0027】これら前記接続基地局端末2と中継局装置
1を介して無線通信を行う終端局端末3は、前記親機4
と同じ建物であるマンションに設置され、図5に示すよ
うに該マンションの屋上に前記パラボナアンテナ11d
が地表とほぼ水平方向で前記中継局装置1の終端局側の
パラボナアンテナ11cの方角に向けて電波を送受可能
なように設置されているとともに、隣接するセルを形成
する終端局端末3に設けられているパラボナアンテナ1
1e同士が対向するようにパラボナアンテナ11eが該
マンションの屋上に設置されている。
【0028】また、図2に示すように、終端局には、前
記中継局装置1との無線通信を行う終端局端末3と同一
の機器構成とされ、前記隣接する終端局との無線通信を
前記パラボナアンテナ11eを通じて行う本発明におけ
る隣接セル通信手段としての隣接セル接続用端末3’
と、隣接するセルの終端局との間において通信回線が存
在する場合において該通信回線を介してのデータ通信を
行うルータ37とが設けられており、これら隣接セル接
続用端末3’並びにルータ37は、前記終端局端末3と
ともに親機4が接続されているハブ12に接続されてお
り、該親機4は、これら隣接セル接続用端末3’並びに
ルータ37並びに終端局端末3のいすれの経路を適宜に
選択して使用することができるようになっている。
【0029】また、前記ハブ12には、図2に示すよう
に、各利用者の接続状況等の使用履歴管理を行う履歴管
理コンピュータ13が通信規格であるIEEE802.
3/10baseTにて接続されており、前記親機4よ
り適宜に出力される各利用者の使用状況情報が履歴とし
て該履歴管理コンピュータ13内部の記憶装置に形成さ
れた利用者データベースに蓄積されるようになってい
て、該履歴管理コンピュータ13は前記親機4とともに
前記マンション内の所定位置に設置されている。
【0030】また、該履歴管理コンピュータ13も前記
コンピュータ6と同様にインターネット網に接続されて
おり、該各利用者の使用状況情報に基づく履歴情報を前
記管理センターの管理コンピュータ100に定期的に送
信できるようになっている。
【0031】これら接続基地局端末2と中継局装置1並
びに終端局端末3や隣接セル接続用端末3’、ルータ3
7を用いて本実施例のインターネット接続システムによ
り構築される接続ネットワークの構成は、例えば図8
(a)のように構築される。
【0032】この図8(a)に示す接続ネットワーク
は、接続基地局を中心に、放射状にセルを形成する前記
終端局を設置しており、該終端局と接続基地局とを前記
中継局装置1が設けられた中継局にて接続しているとと
もに、接続基地局より遠方となる隣接するセルの終端局
同士を前記隣接セル接続用端末3’並びにルータ37を
用いて無線或いは有線にてデータ通信可能に接続してい
て、仮に、図8のP0地点の中継局装置1に障害が発生
した場合においては、通常であればP4地点の終端局端
末3によるセル内のコンピュータ6は、インターネット
に接続できなくなるが、本実施例の場合においては、該
P4地点の終端局端末3は前記隣接セル接続用端末3’
並びにルータ37を通じて隣接するセルP1並びにP5
の終端局とデータ通信可能に接続されていることから、
これらP1並びにP5の終端局を経由して前記接続基地
局との通信が確保されるようになっている。
【0033】このように、本実施例では、1つの終端局
を隣接する2つの基地局に接続するようにしており、こ
のようにすることは、いずれか一方の接続に不具合が生
じた場合においても他方を使用できることから、更に高
い冗長性を付与できることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これら接続をいずれか一
方のみとしても良い。
【0034】また、本実施例では、前述のように、隣接
する2つの基地局に接続する隣接セル通信手段として、
1方を無線通信とし他方を有線通信としており、このよ
うにすることは、無線通信は固定的に発生する通信回線
費用がなく安価であるが無線を用いることで接続の確実
性に保証がないのに対し、通信回線を用いた有線通信
は、通信回線費用が固定的に発生するものの、接続の確
実性が高いことから、これら双方の特徴を取り入れるこ
とで、コスト並びに確実性のバランスの良いネットワー
クを構築できることから好ましいが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば図8のP2のように、前
記隣接セル接続用端末3’に代えてルータ37を用いる
ことで、両方とも通信回線を用いた有線通信としても良
いし、逆にP1にお示すように、前記ルータ37に代え
て隣接セル接続用端末3’を用いて、両方とも無線接続
としても良い。
【0035】また、本実施例では、前記隣接セル接続用
端末3’並びにルータ37にて接続する局を終端局とし
ており、このように終端の隣接セル同士を接続すること
は、最も効率的で好ましいが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば図8(a)のP3のように、セ
ルを形成するとともに、その下流に更にセルを形成した
場合等においては、終端でなくても良く、接続基地局よ
り遠方の適宜な隣接セル同士を接続すれば良い。
【0036】また、本実施例では、図8(a)に示すよ
うに、セルを接続基地局を囲むように放射状に配置して
おり、このようにすることで、例えば図8(b)に示す
ようにセルを形成した場合においては、端部のセルは隣
接するセルが1つのみとなってしまうのに対し、必ず2
つの隣接するセルが存在するようにでき、効率良く迂回
の接続路を形成できることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これらセルの配置形態等
は任意とされる。
【0037】次いで、前記終端局端末3に接続された親
機4によるセルの形成について説明すると、本実施例の
親機4には、図6に示すように、前記建物であるマンシ
ョンの各側壁毎に4本のアンテナ40a〜アンテナ40
dが、各側壁の屋上外周近傍位置の、各上辺略中央位置
に所定角度を有するように設置されている。
【0038】本実施例において用いた親機用のアンテナ
40a〜アンテナ40dは、無指向性のアンテナである
ダイポールアンテナの一方側に適宜に反射棒を設けて、
ダイポールアンテナの一方方向側にのみ集中して電波が
出力される指向性アンテナとされている。
【0039】これらアンテナアンテナ40a〜アンテナ
40dの設置形態についてより詳述すると、これら指向
性を有する複数のアンテナは、各指向性アンテナアンテ
ナ40a〜アンテナ40dの水平方向における指向性方
向が、互いに最大の角度となるようように配置すること
が好ましく、具体的には、前記図5に示すように、4つ
のアンテナ40a〜アンテナ40dを各側壁に対応して
設置する場合には、互いの指向性方向の為す角度が最大
となる90度の位置に設置することが良いが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0040】また、これら設置されるアンテナが垂直方
向と為す前記角度の大きさは、図5に示すように、該ア
ンテナ40が垂直方向に有する電波の放射角度に基づく
最大通信距離が最も大きくなる角度とすれば良く、これ
らは使用するアンテナの垂直方向に有する電波の放射角
度等に基づき適宜に設定すれば良いが、好ましくは30
〜60度の範囲とすることが好ましい。
【0041】これら本実施例における4本のアンテナ4
0a〜アンテナ40dは、図7に示すように、分岐元か
らの高周波電波入力を各分岐側へ分岐するとともに、各
分岐側から入力される高周波電波入力が互いに重ね合わ
されて分岐元へ出力可能な高周波分配器14を2段使用
して前記親機4に接続されており、前記親機4からの電
波出力は分波されて各アンテナ40a〜アンテナ40d
より送出される一方、前記子機5により送信される電波
出力は各アンテナ40a〜アンテナ40dにより受信さ
れ、各アンテナ40a〜アンテナ40dの利得a〜利得
dが重ね合わされて前記親機4に入力するようになって
いる。
【0042】このように、建物であるマンションの各側
壁毎にアンテナ40a〜アンテナ40dを設け、且つア
ンテナ40a〜アンテナ40dが高周波分配器14を介
して前記親機4に接続されることは、これらの指向性ア
ンテナによる高品位なセルを安価にて構築できることか
ら好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0043】これら各アンテナ40a〜アンテナ40d
が接続される本実施例に用いた親機4の構成は、図9に
示すように、前記接続基地局端末2や終端局端末3の構
成とほぼ同様とされていて、その内部には前記ハブ12
を介して終端局端末3とIEEE802.3/10ba
seTにてデータ通信を行う通信部8と、前述のように
スペクトラム拡散通信により前記子機5との双方向無線
通信を行うスペクトラム拡散無線モデム10と、該親機
4の動作制御を実施する制御マイコン(MPU)9と、
送受信されるデータ等を一時的に記憶可能なバッファメ
モリ16と、を内蔵しているとともに、その特徴として
は、前記制御マイコン(MPU)9の内部メモリには、
不揮発性メモリであるEEPROMに登録された子機デ
ータテーブルに基づき、各子機5毎の通信速度の変更や
接続の強制切断並びに子機5の異常検出を実施するよう
にプログラムされているとともに、各親機4には、イン
ターネット網上におけるアドレスが付与されていて、該
アドレスとともに送信されてくる前記管理コンピュータ
1よりのデータ書き換え指示に基づき、前記子機データ
テーブルの内容が書き換えられるようになっている。
【0044】また、該親機4と通信を行う前記子機5の
構成も、前記制御マイコン(MPU)9が行う制御プロ
グラムが子機用に変更されている以外においては、前記
親機4の構成とほぼ同様のものとされており、これら同
一セル内において親機4に接続可能な子機5には、各子
機5を識別可能な固有の識別符号であるIDが付与され
ている。
【0045】尚、前記スペクトラム拡散無線モデム10
のスペクトラム拡散器19並びにスペクトラム逆拡散器
25において使用される所定の拡散符号系列は、互いに
無線通信を行う前記親機4と子機5、前記接続基地局端
末2と終端局端末3で同一のものを使用しているが、本
実施例では、高速のデータ通信を実現するために、前記
接続基地局端末2と終端局端末3の無線通信においても
スペクトラム逆拡通信を使用しているため、これら双方
の通信受ける影響を低減または皆無とするために、本実
施例では前記親機4と終端局端末3では使用する拡散符
号系列として、類似性の指標となる相関係数値が互いに
低い値である異なった拡散符号系列を使用しており、こ
れら互いの相関係数値が低い拡散符号系列としては、所
定桁数のシフトレジスタを用いて発生されるM系列符号
において、その発生位置を適宜ずらした際に得られる符
号系列等が例示される。但し、前記接続基地局端末2と
終端局端末3の無線通信に使用される周波数帯域と、前
記親機4と子機5の無線通信に使用される周波数帯域と
が大きく異なる場合には、互いの通信への悪影響を排除
可能となるので、前記の拡散符号系列を同一のものとし
ても良い。
【0046】前記親機4には、セル内に存在する複数の
子機5と同時平行して接続可能とするための多元接続機
能が付与されており、これら多元接続の手法としては、
伝送路を所定のデータ長の複数のフレームに分割し、該
フレームを各子機に割り当てる時分割多重にて実施され
ており、前記フレームの子機への割り当ては、該親機4
がフレームの先頭において各子機5に個別に付与された
前記IDデータを送信することにより実施され、子機5
はフレームの先頭において送信されたIDデータが自己
のIDと一致した際に該フレームが自己に割り当てら
れ、送信デ−タが存在するかの問い合わせがなされたも
のと判断し、該IDデータに続いて前記親機4より送信
される送信データを接続されているコンピュータ6に出
力するとともに、親機4に向けて送信するデータが存在
する場合には、該フレーム中に存在するシンボルデータ
の検出に続いて、該フレームが終了するまでの間におい
てデータを送信し、送信するデータが存在しない場合に
は、送信データが存在しない旨の所定データを送信する
ようになっている。
【0047】このように、各フレーム毎に通信を行う子
機5を順次割り当て、該フレームにて送信するデ−タの
有無の問い合わせであるIDデータを送信することは、
親機4とは通信可能ではあるが、子機5同志が壁等の障
害物の存在により相手が送信する電波を受信できない
「隠れ子機」状態にある場合においても、双方の子機5
より同時に送信がなされて再送が頻発するコーリジョン
が発生し、通信能力が著しく低下することを防止できる
と同時に、前記複数の子機5による多元接続が可能とな
ることから好ましいが、これら前記フレームを使用する
ことは必ず必要とされるものではなく、前記多元接続の
手法が時分割多重以外の手法、例えば各子機毎によって
通信に使用する周波数を異なるものとしたり、前記拡散
符号系列を各子機毎に互いに相関計数の低い異なるもの
として多重化を行うコード多重の手法等にて実施する場
合等においては、これらIDデータの送信による問い合
わせを適宜な順序にて実施し、前記送信デ−タが無い旨
の返信がなされた場合には他のIDデータの送信に移る
ようにして問い合わせを実施するようにしても良い。
【0048】これら子機5に接続されて前記アンテナ4
0との電波を送受する子機用アンテナ50は、樹脂製の
円盤形筐体内に平面アンテナが内在された円盤型とさ
れ、該子機用アンテナ50は、図6に示すように、前記
各アンテナ40a〜40dが設置される建物であるマン
ションの側壁に臨む窓部の近傍位置として、各戸のベラ
ンダの欄干に、各側壁毎に屋上に取り付けられている前
記各アンテナと良好に無線通信可能となるように、その
上面が上方に向くように取り付けられており、該子機用
アンテナ50は、高周波ケーブルにてマンションの室内
に存在する子機5と接続されている。
【0049】このように、子機用アンテナ50を子機5
と別体として、ベランダの欄干に設置することは、前述
のように、各側壁毎に屋上に取り付けられている前記各
アンテナ40a〜アンテナ40dとの無線通信を良好に
実施可能となることから好ましいが、本発明はこれに限
定されるものではなく、子機5と子機用アンテナ50と
が一体化されたものであっても良い。
【0050】尚、本実施例では前記子機用アンテナ50
として平面アンテナを使用した円盤状のアンテナを使用
しているが、このようにすることは、該アンテナが一般
家庭のベランダ等に設置されるものであるために、棒状
アンテナであると子機5の利用者が誤って怪我をする可
能性があるのに対し、これら怪我の可能性を著しく低く
できることから好ましいが、本発目はこれに限定される
ものではない。
【0051】また、本実施例では、マンションの側壁に
臨む窓部の近傍位置の一例として前記子機用アンテナ5
0をベランダの欄干に設けた例を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これら子機用アンテナ5
0をマンションの側壁に臨む窓部の部屋内部の位置に設
けるようにしても良く、これら子機用アンテナ50の設
置位置は、マンションの側壁に臨む窓部の近傍位置であ
れば特に限定されるものではない。
【0052】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0053】例えば、前記実施例においては、前記終端
局端末3を、コンピュータ6との無線データ通信を行う
親機4とは別体として設けているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、これらを同一の装置内部に設け
るようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、仮にあるセルの親機端
末と接続基地局との前記無線データ通信手段による無線
通信に障害が生じて通信不能状態になっても、該障害が
生じた下流側に位置するセルの親機端末は、前記隣接セ
ル通信手段を介し隣接する親機端末を迂回して前記接続
基地局とのデータ通信を確保できるようになり、最も簡
潔な構成にて十分な冗長性を有するシステムを構築する
ことができる。
【0055】(b)請求項2の発明によれば、、隣接セ
ル通信手段を簡便に構築することができるばかりか、こ
れら通信手段における通信に必要とされるコストを著し
く小さなものに抑えることができる。
【0056】(c)請求項3の発明によれば、システム
内部の通信負荷(トラヒック)を適宜に均等化できるば
かりか、仮に一部に通信障害が生じても、その都度接続
経路を再設定する手間を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるインタ−ネット接続シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例のインタ−ネット接続システム
において各セルを無線通信によりインターネット網に接
続するための接続基地局端末、中継局装置並びに終端局
端末の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例において用いた接続基地局端末
並びに終端局端末の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例において用いた中継局装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例のインタ−ネット接続システム
におけるセルの構成を示す図である。
【図6】本発明の実施例のインタ−ネット接続システム
のセルにおける各アンテナの配置状況を示す図である。
【図7】本発明の実施例のインタ−ネット接続システム
における親機と各アンテナとの接続状況を示す図であ
る。
【図8】(a)および(b)は、本発明の実施例のイン
タ−ネット接続システムによるネットワークの構成を示
す図である。
【図9】本発明の実施例のインタ−ネット接続システム
において用いた親機4の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
l 中継局装置 2 接続基地局端末 3 終端局端末 3’ 隣接セル接続用端末 4 親機(親機端末) 5 子機(子機端末) 6 コンピュ−タ 7 ゲートウエイサーバ 8 通信部 9 制御マイコン(MPU) 10 スペクトラム拡散無線モデム 11a パラボナアンテナ(接続基地局端末用) 11b パラボナアンテナ(中継局装置用) 11c パラボナアンテナ(中継局装置用) 11d パラボナアンテナ(終端局端末) 12 ハブ 13 履歴管理コンピュータ 14 高周波分配器 15 EEPROM(不揮発性メモリ) 16 バッファメモリ 17 ベ−スバンドプロセッサ 18 変調器 19 スペクトラム拡散器 20 バンドパスフィルタ(BPF) 21 中間アンプ 22 パワ−アンプ 23 バンドパスフィルタ(BPF) 24 受信アンプ 25 スペクトラム逆拡散器 26 バンドパスフィルタ(BPF) 27 中間アンプ 28 復調器 29 中間周波数発振器 30 局部発振器 31 アンテナスイッチ 32 チャンネル設定部 33 チャンネル設定部 34 制御マイコン(MPU) 35 光ケーブルモデム 37 ルータ 40a (指向性)アンテナ(親機用) 40b (指向性)アンテナ(親機用) 40c (指向性)アンテナ(親機用) 40d (指向性)アンテナ(親機用) 50 (子機用)アンテナ 100 管理コンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の子機端末との間において双方向デ
    −タ通信を無線により非接触かつ同時平行にて実施可能
    とされた親機端末により所定エリアのセルを形成すると
    ともに、インタ−ネット網への接続基地局と前記親機端
    末とを双方向デ−タ通信可能に無線接続する無線データ
    通信手段とを有し、前記セル内の子機端末に接続された
    コンピュ−タ端末を前記インタ−ネット網へ接続するイ
    ンタ−ネット接続システムであって、同一の前記接続基
    地局に前記無線データ通信手段を介して接続された前記
    親機端末にて形成されるセルが複数であって、前記接続
    基地局から遠方側に位置して隣接するセルの親機端末同
    士をデータ通信可能に接続する隣接セル通信手段を設け
    たことを特徴とするインタ−ネット接続システム。
  2. 【請求項2】 前記隣接セル通信手段が無線により双方
    向データ通信が可能とされている請求項1に記載のイン
    タ−ネット接続システム。
  3. 【請求項3】 前記コンピュ−タ端末をインタ−ネット
    網へ接続するために使用されるプロトコルが、インタ−
    ネット網への最速経路を選択するプロトコルである請求
    項1または2に記載のインタ−ネット接続システム。
JP2000323598A 2000-10-24 2000-10-24 インタ−ネット接続システム Pending JP2002135267A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019057938A (ja) * 2018-12-06 2019-04-11 株式会社フジタ 拡張型ネットワーク

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JP2019057938A (ja) * 2018-12-06 2019-04-11 株式会社フジタ 拡張型ネットワーク

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