JP2002135232A - ワイドバンド符号分割多元接続移動体通信システム中で通信信号を強化するための方法 - Google Patents

ワイドバンド符号分割多元接続移動体通信システム中で通信信号を強化するための方法

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JP2002135232A
JP2002135232A JP2001250224A JP2001250224A JP2002135232A JP 2002135232 A JP2002135232 A JP 2002135232A JP 2001250224 A JP2001250224 A JP 2001250224A JP 2001250224 A JP2001250224 A JP 2001250224A JP 2002135232 A JP2002135232 A JP 2002135232A
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チー リュウ シャン
Yeh Hung-Yao
ヤオ イエ ハン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空間時間送信ダイバシティを使用する改良さ
れたCDMA通信システムを提供すること。 【解決手段】 スマートアンテナは、空間時間送信ダイ
バスティスキームを、角度および時間的送信ダイバシテ
ィに適用して、ダウンリンクワイドバンド符号分割多元
接続性能を強化するために、ポラリゼーションインター
リーブスイッチビームと結合する。アパーチャゲイン
は、異なる出発角を異なる空間時間拡散で分割すること
により、ダイバシティゲインに変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信の技術分野に
係り、特に、空間時間(space-time)送信ダイバシティ
を使用する符号分割多元接続通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】UMTS(Universal Mobile Telecommu
nications Systems)、第三世代ワイヤレス提案のうち
の一つは、音声/データサービスの様々なフォーマット
と共に使用するために設計されている。データトラフィ
ックに対する需要は、アップリンクトラフィックチャネ
ルにおけるよりもダウンリンクトラフィックチャネルに
おけるより高いスループットレートを意味する。WCD
MA(Wideband Code Division Multiple Access)シス
テムのダウンリンクキャパシティを改善するために、フ
ェーズドアレイビームフォーマー(beamformer) および
送信ダイバシティスキームの両方におけるUMTSの物
理レイヤ構造の研究および修正がなされた。
【0003】フェーズドアレイビームフォーミングアプ
ローチは、所望の移動体通信ユニットに向けられる狭い
送信ビームを形成する。ビームフォーマーのアパーチャ
ゲイン(aperture gain)は、ダウンリンクシステムキャ
パシティを改善する。多数のアンテナエレメントが二重
化されるので、方位角におけるカバレージビーム幅およ
び移動体により見られる干渉妨害が、2分の1に低減さ
れる。結果として、ダウンリンクキャパシティが2倍に
なる。
【0004】ダウンリンクビームフォーマーは、所望の
移動体のアップリンク処理により推定された方位角に向
けられる。ダウンリンクビームフォーマーは、ダウンリ
ンク物理チャネルおよびアップリンク物理チャネルが、
例えば、FDD(frequencydivision duplex)システム
において異なる場合、方位角に向け損なう可能性があ
る。また、ダウンリンクビームフォーマーは、チャネル
の角度の広がりが、ビームフォーマーの3dBビーム幅
より大きい場合、単一の送信アンテナより性能が悪くな
る可能性がある。
【0005】これらの欠点のいくつかを克服するため
に、開ループ送信ダイバシティが、信号を2つのダイバ
シティアンテナで送信するための空間時間ブロックコー
ドを使用する。典型的に、移動体は、基地局からの少な
くとも2つの独立のパスを有する可能性がある。送信ダ
イバシティの1つの利点は、単一の送信アンテナと比べ
て、ダイバシティゲインを生じることである。結果とし
て、受信電力は、移動体において所定レベルを超えるこ
とができる。遅いかつフラットなフェージング通信環境
において、改良した2ユニット送信ダイバシティの性能
は、単一アンテナよりも7dB高くなり得る。
【0006】しかし、マルチプルタイムリゾルバブルア
ライバル(multiple time resolvable arrival)環境に
おいて、2送信ダイバシティの性能改善は、シングルア
ンテナの現存するマルチパスダイバシティにより減少さ
せられることがわかった。性能改善は、スローフェージ
ングチャネルにおいて3dBと低く、ファーストフェー
ジングチャネルにおいてたった1dBであり得る。既に
知られているように、フル4ウェイ(full four-way)
送信ダイバシティは、存在しない。4ウェイ送信ダイバ
シティが得られる場合、スループットレート(ビットレ
ート)は、4分の3に改善されなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空間時間送
信ダイバシティを使用する改良されたCDMA通信シス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダウンリンク
WCDMA(wideband Code Division Multiple Acces
s)性能を強化するために、空間時間送信ダイバシティ
(STTD)スキームを、ポラリゼーションインターリ
ーブドスイッチビーム(SWB-ATTD, polarizationinterl
eaved switch beam)と結合させるように角度および時間
送信ダイバシティに与えるスマートアンテナを提供す
る。角度時間送信ダイバシティおよびポラリゼーション
インターリーブドスイッチビームは、マルチプルアライ
バルおよび広い角度広がり(都市)環境のために特に設
計される。そのような環境において、本発明の方法は、
異なる出発角度を異なる空間時間拡散(space-time spre
ading)で分割することにより、アパーチャゲインをダイ
バシティゲインに変換する。
【0009】提案されるスイッチビームフォーマーは、
典型的なWCDMAチャネル環境であるタイムリゾルバ
ブル(time-resolvable)アライバルエアインターフェ
ースにおいてアパーチャゲインを保存する。広い角度広
がりおよびマルチパスが多い(都市)環境において、ス
テアリングスペースタイムダイバシティよりも平均2−
3dBよく、かつ単一のオムニ送信アンテナに対して6
dB優れたものを得ることが可能である。本発明のスマ
ートアンテナは、ビームフォーマーを具現化するため
に、基地局においてユーザ毎のパイロットおよびトラン
シーバ校正を必要としない。インターリーブドポラリゼ
ーションスイッチビーム構造は、アップリンクトラフィ
ックにおいて受信ダイバシティを増大させる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、ダウンリンクWCDM
A性能を強化するために、空間時間送信ダイバシティ
(STTD)スキームを、ポラリゼーションインターリ
ーブドスイッチビームと結合させるように角度および時
間送信ダイバシティに与えるスマートアンテナを提供す
る。角度時間送信ダイバシティおよびポラリゼーション
インターリーブドスイッチビームは、マルチプルアライ
バルおよび広い角度広がり(都市)環境のために特に設
計される。そのような環境において、本発明の方法は、
異なる出発角度を異なる空間時間拡散で分割することに
より、アパーチャゲインをダイバシティゲインに変換す
る。
【0011】提案されるスイッチビームフォーマーは、
典型的なWCDMAチャネル環境であるタイムリゾルバ
ブルアライバルエアインターフェースにおいてアパーチ
ャゲインを保存する。広い角度広がりおよびマルチパス
が多い(都市)環境において、ステアリングスペースタ
イムダイバシティよりも平均2−3dBよく、かつ単一
のオムニ送信アンテナに対して6dB優れたものを得る
ことが可能である。本発明のスマートアンテナは、ビー
ムフォーマーを具現化するために、基地局においてユー
ザ毎のパイロットおよびトランシーバ校正を必要としな
い。インターリーブドポラリゼーションスイッチビーム
構造は、アップリンクトラフィックにおいて受信ダイバ
シティを増大させる。
【0012】理解のために、ワイドバンドCDMAシス
テムにおける送信ダイバシティアプリケーションおよび
空間時間拡散ウォルシュコードアプリケーションおよび
アンテナオプションを備えた閉/開ループ送信ダイバシ
ティが、まず簡単に説明される。
【0013】UMTS(Universal Mobile Telecommuni
cations System)として知られている第三世代セルラシ
ステムは、現在、ヨーロッパ全体で標準化されてきてい
る。2Mb/sの様々なデータレートを有する現行のセ
ルラシステムより柔軟かつ有利なワイドバンドサービス
を提供することが望まれている。UMTSは、WCDM
A(Wideband Code Division Multiple access)物理レ
イヤ構造に基づく。キャパシティを改善するために、ア
ンテナダイバシティが、多くの技術者により検討されて
きた。移動体端末の低コスト/小サイズの目的のため
に、受信機アンテナアレイは、ダウンリンクにおいて望
ましくないことが分かった。複数の送信アンテナを使用
することにより同じ性能利得を得ることができ、したが
って、送信ダイバシティ(TD)が使用された。
【0014】UMTSにおいて、データチャネルがチャ
ネルコードで保護される一方で、制御チャネルが主に符
号化される。当業者によく知られているように、符号化
された場合において、ビット誤り率(BER)について
の表現を得ることが可能である。
【0015】この典型的なアプリケーションにおいて、
UMTSは、5MHz帯域幅および4.096Mchi
p/sを有するワイドバンドCDMAシステムである。
これは、可変拡散ファクタを有し、可変ビットレートを
サポートするためにマルチコード(いくつかの拡散コー
ドが一人のユーザに割り当てられる)を使用することが
できる。ダウンリンク中の物理チャネルは、時間多重さ
れた1つの制御チャネル20および1つのデータチャネ
ル22に分割される。ダウンリンクについてのスロット
およびフレーム構造24,26が図1に示されている。
【0016】拡散は、チャネル化コード28およびスク
ランブルコード30(図2)を使用して実行される。前
者は、異なる長さのウォルシュアダマール(Walsh-Hada
mard)コードである直交可変拡散ファクタ(OVSF)
であり、後者は、218−1ゴールドコードの40960
チップ(10ms)セグメントである。図2に示されて
いないパルス成形は、平方根累乗コサインであり、変調
は、直交位相シフトキーイング(QPSK)である。
【0017】現在、2つのタイプのUMTSに対するア
ンテナ送信ダイバシティ(TD)のプロポーザルがあ
り、これは、(1)開ループおよび(2)閉ループであ
る。
【0018】開ループスキームにおいて、送信機は、チ
ャネルについての知識を有しない。ダイバシティを最大
化するために、空間時間ブロックコードが使用される。
この簡単な送信スキームが、図3の表に示されている。
ここで、χ1,χ2、QPSK配置に属する。L個の分
解可能パスを有するマルチパスチャネルにおいて、2個
のシンボルに対する受信信号は、 r sub 1(t)=sum from{k=1}to L h sub{1,k}x su
b 1 s(t-τ sub k)+h sub{2,k}x sub 2 s(t-τ sub
k)+n sub 1(t) r sub 2(t)=sum from{k=1}to L−h sub{1,k}x *
sub 2 s(t-τ sub k)+h sub{2,k}x * sub 1 s(t-τ
sub k)+n sub 2(t) ここで、s(t)は、拡散系列である。
【0019】レイクフィンガーkの出力は、 R1,k=∫r1(t)s*(t-τk)dt=h1,kx1+h2,kx2+n1,k2,k=∫r2(t)s*(t-τk)dt=−h1,kx* 2+h2,kx* 1+n
2,k そして、最尤推定値は以下のようになる。 x1= sum from{k=1}to Lh* 1,kr1,k+h2,kr* 2,k= sum from{k=1}to L(|h1,k2+|h2,k2)x1+n〜1 x2= sum from{k=1}to Lh* 2,kr1,k−h1,kr* 2,k= sum from{k=1}to L(|h1,k2+|h2,k2)x2+n〜2 そして、2Lブランチダイバシティが存在することにな
る。このスキームの1つの利点は、2個のアンテナ間の
電力がバランスする、即ち常に同じであることである。
【0020】閉ループ送信ダイバシティスキームにおい
て、通信システムは、両方のアンテナ32,34におい
て同時に送信するが、受信機(図4)における信号対雑
音比を最適化するように重み付けが選ばれる。データ3
6は、チャネル化コード28およびスクランブルコード
30との適切なミキシングと共に送られる。重みw1
よびw2は、移動体により決定され、基地局に送り返さ
れる。3つのモードのフィードバックが、それぞれ1,
2および4ビットで提案された。これらのビットは、図
5のモード表に示された重みの振幅および位相を決定す
る。
【0021】モード1は、選択ダイバシティである。送
信機は、最適なアンテナを選び、その1つのみにおいて
送信する。モード2および3は、最適重みの量子化バー
ジョンである。量子化されていない重みの特別な場合が
実現可能であり、重みが無限の精密さで選ばれ得ると仮
定すると、ビット誤り率(BER)の分析的表現を計算
することが可能である。
【0022】重み付け送信での受信信号において、レイ
クフィンガ出力および最大比結合(MRC)出力は、以
下のように計算され得る。 r(t)= sum from{k=1}to Lw1h1,kxs(t−τk)+ sum from{k=1}to Lw2h2,kxs(t−τk)+n(t) rk=∫r(t)s*(t−τk)dt=w1h1,kx+w2h2,kx+nk x= sum from{k=1}to L(w1h1,k+w2h2,k)*rk= sum from{k=1}to L|w1h1,k+w2h2,k2x+(w1h1,k+w2h2,k)nk
【0023】等価チャネルは、hk=w1h1,k+w2h2,k
あり、目的は、このチャネルが最大電力を有するように
重みを選ぶことである。
【0024】チャネルを推定するために、直交パイロッ
ト系列が、全てのスロット(モード1においてさえ)送
信される。約1600bit/sのフィードバックビッ
トレートがある場合、重み更新レートは、モード1,2
および3に対してそれぞれ1600、800および40
0Hzである。
【0025】性能を分析するために、以下のチャネルモ
デルが可能である。 h(τ;t)= sum from{k=0}to{L−1}ak(t)δ(τ−τk) ここで、パス振幅ak(t)は、独立にフェージングす
る。また、2つのアンテナに対するチャネルは、同じ平
均パス電力E{|ak2}および遅れτkと独立であ
る。レイク受信機において、完全な逆拡散があり、いか
なる自己干渉も無視可能であることが仮定され得る。
【0026】空間時間送信/ダイバシティに対して2L
パスダイバシティが存在することになる。これらのパス
における平均信号対雑音比は、2つのチャネルが平均に
おいて同じであると仮定して、Y1,Y1,Y2,Y2
…,YL,YL,である。また、送信電力は、2つのアン
テナ間で分担されるので、3dBのペナルティがある。
【0027】直交送信ダイバシティ(OTD)は、移動
体ハンドセットアンテナダイバシティまたはマルチプル
キャリアまたはディレイダイバシティの欠点なしに、ダ
ウンリンクダイバシティを得る1つの方法である。これ
は、誤り訂正コードが使用されるとき、レコーディング
プロセスを利用する。直交送信ダイバシティ(OTD)
は、当業者に知られた現行のIS−2000プロポーザ
ルの一部であり、ビタビデコーダパスメトリクスにおけ
るダイバシティを達成する。OTDは、異なるアンテナ
において交番するビットを送信する。
【0028】偶数ビットが、一方のウォルシュコードを
使用してアンテナ0において送信され、奇数ビットが、
別のウォルシュコードを使用してアンテナ1上で送信さ
れる。IS−2000標準において、これらのコード
は、密接に関連している。例えば、ユーザiに、非ダイ
バシティモードにおける長さNのウォルシュコードwi N
(t)が割り当てられている場合、ユーザiには、オプ
ショナルOTDモードにおけるwi N(t)から形成され
る2つのコードが割り当てられることになる。
【0029】これら2つのコードは、以下のようにな
る。 wi 2N(t)=[wi N(t)wi N(t)] wi+N 2N(t)=[wi N(t)−wi N(t)] ここで、コード長は、2N(サブスクリプトに示されて
いる)まで増大され、今、2N個の可能なコードがある
(サブスクリプトに示されている)。また、第2のコー
ドwi+N 2N(t)は、しばしば、wi 2N(t)の補数(co
mplementary)のコードと呼ばれる。ウォルシュコード
が拡張されるが、全体のデータレートは、非ダイバシテ
ィモードから変化しない。各コードまたはアンテナは、
元のデータの半分を運ぶ。
【0030】異なるアンテナにおいて偶数および奇数デ
ータを送信することにより、ダイバシティゲインの形
が、レイリー(Rayleigh)フェージング状態において得
られる。これは、ビタビデコーダが、デインターリービ
ングの後のいくつかの連続的なビットに基づくパスメタ
リクスを生じるからである。交番するビットが、2つの
アンテナのうちの一方から送信されるので、パスメトリ
ックスは、本来的にダイバシティを含むことになる。ダ
イバシティゲインは、コードの強さの関数である。コー
ドがよりパワフルになると、各シンボルにおいてダイバ
シティを得るダイバシティスキームに性能がより近くな
る。低いドップラー(Dopplers)において、およびパワ
フルコード(R=1/4畳み込み)に対して、非ダイバ
シティを超えるゲインは、劇的であり得る。しかし、こ
のスキームは、コードに依存し、低レートコード(R=
1/2畳み込み)は、このスキームから大きく利益を受
けない。
【0031】一方、空間時間コーディングは、追加的な
受信アンテナを必要とすることなしに、帯域幅を無駄に
することなしに、または自己干渉を引き起こすことなし
に、ダウンリンクにダイバシティを加えることができ、
これは、使用される誤り訂正コードに依存しない。特定
の方法でアンテナおよび時間についてコーディングする
ことにより、ダイバシティ性能は、自己干渉または余計
な帯域幅なしに達成され得る。この概念は、以下、空間
ウォルシュダイバシティまたは空間時間拡散と呼ばれる
ウォルシュコーディングのアイデアに拡張され得る。
【0032】空間時間拡散は、既知のIS−2000シ
ステムの広い枠組みの中で容易に具現化され得る。現
在、IS−2000プロポーザルは、信号のための2つ
のチップレート、即ち、1.2288MHz(1X)お
よび3.6864MHz(3X)をサポートする。1X
システムは、IS−95システムの直接的な置き換えと
して設計され、オーバレイ可能である。3Xシステム
は、より高いデータレートをサポートし、順方向リンク
のみについて、マルチプルキャリアフォーマットをサポ
ートし、各キャリアは、1.2288MHzチップレー
トを有する。これも、オーバレイすることができる。
【0033】現在、OTDは、IS−2000中のオプ
ションとしてサポートされる。そして、IS−2000
における空間時間拡散を簡単に含めるために、OTDに
似た方法で表される。
【0034】IS−2000プロポーザルに特定された
OTDフレームワークを使用して、空間時間拡散が、シ
ステムに容易に適用され得る。空間時間拡散は、拡散コ
ードの共有を必要とすることになる(即ち、二人のユー
ザが、2つのウォルシュコードの使用を共有する)。し
かし、このような空間時間拡散の具現化は、望ましくな
い。第1に、コードの共有は、ウォルシュコードを共有
する二人のユーザへの送信電力が全く異なる場合、問題
を生じ得る。そのような場合において、不完全なチャネ
ル推定は、かなり大きなクロスターム(cross terms)
となり得る。また、OTDは、コードシャーリングの必
要性を除去し、かつ標準内でのOTDとの共通性を最大
化する拡張ウォルシュコードを使用する。これは、標準
に対するより少ない変更を必要とする。
【0035】空間時間拡散と、OTDとの間の1つの主
な相違点は、送信ダイバシティアンテナへのデータのマ
ッピングである。
【0036】前述したように、空間時間拡散は、OTD
フレームワークへのいくつかの変更で容易に具現化され
る。各ユーザには、(単一の非拡張ウォルシュコードか
ら形成された)2つの拡張ウォルシュコードが割当てら
れ、データが2つのストリームに区分されるので、ダイ
バシティスキームは、それらが2つの異なるユーザであ
るかのように2つのストリームに与えられ得る。第1の
アンテナにおいて、システムは以下のものを送信するこ
とになる。 x1(t)=√P/2[se(t)w(t)−s0(t)*ω(t)]p(t) ここで、Pは、全送信電力を表し、se(t)=YI1+YQ1
は、偶数シンボルストリームであり、s0(t)=YI2+Y
Q2は、奇数シンボルストリームである。ウォルシュコー
ドをw(t)およびその補数(complement)が、信号を
拡散するために使用され、拡張ウォルシュコードであ
る。
【0037】重要なことに、チャネル推定の正確さに無
関係に他のユーザとのクロスインターフェアレンスを生
じさせない4フォールド(four-fold)ダイバシティ
を、ユーザに余分な(extra)ウォルシュコードを割り当
てることにより、符号化されたシンボルレベルにおい
て、提供することが可能である。これらの利得は、低い
OR/IOC 7値を有するユーザにとってかなり大きいこ
とがあり得る。通常、これらのユーザは、ソフトハンド
オフされることになる。資源が、このユーザをサポート
するために隣接セル中に存在しない場合、追加のウォル
シュ資源のユーザ毎の使用は、適切である可能性があ
る。
【0038】追加のウォルシュコードを犠牲にすること
が望ましくない場合、マルチキャリアシステム中のデコ
ーダの前にダイバシティを得ることが可能である。各シ
ンボルは、4回送られる(four-fold diversityとな
る)。エクセラコードを使用する代わりに、単一のウォ
ルシュコードが拡張され、各シンボルが、2回送られ
る。各データストリームsiは、2つのデータストリー
ムse iおよびso i(偶数および奇数)に分割されること
になる。
【0039】各信号を4回送信する代わりに、各信号を
2回送信し、図6の表に示された2ホールド(two-fol
d)ダイバシティを得ることが可能である。同様に、図
7の送信マトリックスを得るために展開された送信マト
リックスノーテーションを使用することが可能である。
送信マトリックスは、確立されたタイプのマトリックス
である。行は、ウォルシュコード(直交チャネル)(非
直交チャネル)を表すことができる。
【0040】対応するウォルシュコード、アンテナおよ
びキャリアへのビットの多くの可能性のある割当てが存
在する。それぞれは、性能の意味において、大きく異な
ることは多分ない。
【0041】この送信スキームは、2つのウォルシュ出
力のみが決定スタティスティック毎に使用されることを
除いて4フォールドダイバシティの場合と似ている結合
方法を導くことになり、これは、2フォールドダイバシ
ティ改良を得るのみとなる。
【0042】あいにく、複素数(complex)シグナリング
(例えば、QPSK変調1Xシステム)を伴う4アンテ
ナ/チャネルシステムに対するフルレート直交設計は、
存在しない。しかし、4個のアンテナで空間時間拡散を
使用するダイバシティ改良を得ることは可能である。
【0043】3個のアンテナに対する修正送信マトリク
スが可能である。4個の送信アンテナを可能にするため
に、ウォルシュコードは、特定のユーザに2度拡張され
て、4倍の長さの4個のウォルシュコードを得る。
【0044】4フォールドマトリクス拡張で、コードシ
ャーリングを有しないことが可能である。送信マトリク
スを得るために、4個の列および少なくとも4個の行を
有する直交マトリクスが必要とされる。4個の複素数変
数を有する4×4直交マトリクスが存在しないが、3個
の複素数変数を有する4×4マトリクスは存在する。そ
のような送信マトリクスの1つが図8に示されている。
【0045】図8におけるマトリクスに対して、H(t)
H=(|h12+|H22+|h3 2+|h42Iであ
る。これは、4フォールドダイバシティを達成する。し
かし、これを達成するために、データレートは、元のレ
ートの4分の3に低減されなければならない。これは、
4個のコード(即ち、Tの行)を使用することが可能で
あるが、3個のシンボルを送信することのみが可能であ
ることを留意することにより分かる。
【0046】データレートを低減することなしに4個の
送信アンテナを使用する第2のオプションは、図9に示
された送信マトリクスを使用することである。
【0047】このマトリクスは、直交性を保証するが、
デコーダの前で2フォールドダイバシティを達成するの
みである。しかし、インターリービングが正しく行われ
ない場合、マトリクスは以下のようになる。 b1(|h12+|h22),b2(|h32+|h42),
3(|h12+|h22),b4(|h32+|h42),
【0048】2フォールド(two−fold)ダイバシティが
デコーディングの前に達成されるが、ビタビデコーダ
は、パスメトリクスのために4フォールド(four-fold)
ダイバシティまで見ることができる。デコーダは、デー
タレートロスなしに、2から4までのダイバシティゲイ
ンを達成する。OTDにおけるように、ゲインは、誤り
訂正コードの強さに依存する。
【0049】最後のオプションは、オプション1と似て
おり、直交デザインを使用する。送信マトリクスは、図
10に示されている。このオプションも、デコーディン
グの前に4フォールドダイバシティを達成するが、デー
タレートにおいて25%のロスを受ける。これは、全て
の4個のコードが、全ての4個のアンテナにおいて使用
されることを可能にする。
【0050】OTDと移動体受信機においける空間時間
拡散との間の主な相違は、ベースバンド受信機機能にあ
る。全ての他のコンポーネントは同じである。ベースバ
ンド受信機は、複素数コードアンカバリング(uncoveri
ng)、ウォルシュ逆拡散、チャネル推定、チャネル補償
(compensation)、マルチプレクシング/デインターリ
ービングおよびビタビデコーディングを実行する。
【0051】この複素数アンカバリングは、アーリー、
レートおよびオンタイムサンプルの各々に対して全ての
フィンガーについてのI&Qストリームの各サンプルの
ための多重化を必要とする。チップ毎の8個のサンプル
および3個のフィンガーを仮定すると、フレーム毎の約
3.5・106回の動作となる。ウォルシュアンカバリ
ングは、フレーム毎に、約9・105回の動作を必要と
する。これらの動作の何れも、使用されるダイバシティ
スキームに依存してカウントしない。
【0052】2個のウォルシュコード(送信アンテナ毎
に1つ)の各々に対する単純PCG平均としてのチャネ
ル推定のモデル化は、フレーム毎に約9・105回の動
作となる。チャネル補償は、データレートに依存するこ
とになり、OTDに対してフレーム毎に約5.5・10
4N回の動作を必要とし、ここで、Nは、データレート
と共に増大するスケールファクタである(音声に対して
N=1)。空間時間拡散は、この1つのエリアにおいて
OTDの2倍複雑である。
【0053】ビタビデコーディングの複雑さは、データ
レートおよびコードレートにも依存する。RC4に対し
て、ビタビデコーディングは、フレーム毎に約1.1・
10 6N回の動作を必要とする。検出およびデコーディ
ング機能に加えて、受信機は、マルチパスを追跡するた
めのサーチャ機能を実行しなければならない。サーチャ
は、フレーム毎に16・106回の動作を必要とする。
9.6kbpsおよび76.8kbpsのデータレート
におけるOTDおよび空間時間拡散に対する全動作カウ
ントが、図11の表に示されている。これから分かるよ
うに、複雑さの増大は、非常に僅かである(音声に対し
て0.2%、76.8kbpsに対して1.4%)。
【0054】空間時間拡散は、OTDよりも、かなり大
きな性能利得を提供する。空間時間拡散は、主に、これ
がデコーティングプロセスの前にダイバシティを提供す
る一方で、OTDがビタビデコーダに依存するので、全
ての場合に対してOTDより性能が優れている。低速に
おけるR=1/2畳み込みコードに対して、性能利得
は、基本チャネルについて大きい(5dBないし8d
B)。全ての他の速度についてのR=1/2畳み込みコ
ードに対して、性能利得は、基本、補足およびコモンチ
ャネルに対してかなり大きい(1dBないし3dB)。
【0055】また、ダイバシティなしに対する空間時間
拡散の利得は劇的であるが、ダイバシティなしに対する
OTDの利得は、レート1/2コーディングで小さい。
OTDに対する空間時間拡散の性能利得は、0.3dB
ないし0.7dBの範囲の利得で1/4レートコーディ
ングが使用されるとき、より小さい。空間時間拡散およ
びOTDの両方は、送信ダイバシティなしに対する大き
い利得を提供する。
【0056】送信ダイバシティなしに対する大きい利得
を提供する。空間時間拡散は、無線校正の選択において
より柔軟性を提供する。STSは、OTD(R=1/
4)でのRC3およびSTS(R=1/2)でのRC4
のキャパシティをほぼ等しくする。また、空間時間拡散
は、大きな演算の複雑さをもたらすことはなく、空間時
間拡散およびOTDの両方とも、比較的小さな調節で移
動体および基地局においてサポートされ得る。
【0057】本発明は、空間時間拡散の利点を使用す
る。本発明によれば、スマートアンテナは、スイッチビ
ームおよび空間時間拡散に基づく。空間時間拡散は、異
なる送信アンテナに対する空間時間ブロックコードを具
現化し、これは、移動体に対して潜在的に独立なチャネ
ルを有する。アンテナx1およびx2において送信される
信号は、以下で書き表される。 x1=(A1ee−A2* 00+pilot1)base_code x2=(A1* e0+A20e+pilot2)base_code ここで、Aおよびパイロットは、振幅およびコモンパイ
ロットチャネルを示し、seおよびsoは、ビットシーケ
ンスにおける偶数ビットおよび奇数ビットを示し、we
およびwoは、偶数ビットおよび奇数ビットに対する互
いに直交する拡張ウォルシュコードを示す。
【0058】即ち、 we=[wkk] wo=[wk−wk] ここで、wkは、k番目のユーザに対するウォルシュコ
ードである。送信される信号は、空中で加算される。受
信された信号は、拡張ウォルシュコードweおよびwo
より別個に乗算され、図12に示されたz1およびz2
得る。上記の2つの出力は、チャネル係数を加えること
により結合されることができ、チャネル係数は、図13
に示されているようにコモンパイロットから推定され
る。
【0059】図14は、角度および時間的送信ダイバシ
ティを有するポラリゼーションインターリーブドスイッ
チビームのための提案されたアンテナ構造を示す。正お
よび負の45°に向けられたポラリゼーションフェーズ
ドアレイ50が、タワートップに具現化される。全体で
8ブランチ52のアンテナがあり、+45°ポラリゼー
ションのための4ブランチ、および−45°ポラリゼー
ションのための4ブランチである。ポラリゼーションイ
ンターリーブドスイッチビームを具現化することにより
4本のケーブルが必要とされ、各セクタについて基地局
において4個のみのI/Oポート54がある。バルター
(Butler)マトリクス56は、2段に分割され、電力増
幅器58をサンドイッチする。この構造は、電力増幅器
の後でバルターマトリクスの挿入損失を低減するだけで
なく、特定のスイッチビームに対して複数の電力増幅器
の付加を均等にする。
【0060】図15は、図14に示されたスマートアン
テナの空間時間拡散およびコモンパイロットトーンの配
置を示す。いずれかの隣接ビームについてのオーバラッ
プした領域は、ビームのトップから3dB低い。各隣接
ビームは、異なるポラリゼーションを有し、ポラリゼー
ションダイバシティゲインが、オーバーラップした領域
において観察されることになる。インターリーブドポラ
リゼーション構造は、ダウンリンクアプローチを改善し
ない。隣接ビームは、空間時間ブロックコードを与える
ことにより、互いに直交する。
【0061】UMTSのチップレートは、非常に高く
(3.86Mchip/秒)、各伝播放射線の相対的ア
ライバルディレイ(arrival delay)到着遅れは、1チッ
プの期間を超える可能性がある。時間ドメインにおける
そのようなマルチプルアライバル(multiple arrival)
は、1つの送信アンテナが使用される場合であっても、
移動体において、ダイバシティ受信を生じる。したがっ
て、別の送信アンテナ/ダイバシティを加えることは、
上述したように大きな性能利得を有しない(1−3d
B)。一方において、ビームフォーミング利得は、マル
チパスディレイにより影響されない。しかし、ビームフ
ォーミング利得は、基地局において観察される伝播角広
がりにより低減され得る。
【0062】本発明のステアリング空間時間送信ダイバ
シティスキームは、4ブランチの送信アンテナが使用さ
れるとき、ダウンリンクキャパシティを改善する。2エ
レメントフェーズドアレイ(λ/2スペーシィング)の
2グループが、3dBビームフォーマーおよび2方向空
間ダイバシティを有するように、10λ離して配置され
る。ビームフォーミング利得は、ビームフォーマーのエ
ーミング角(aiming angle)の不一致およびパイロット
トーンの位相の歪みのために、広い角度広がりにおいて
低減され得る。ST−STTDは、偶然の最大3dBビ
ームフォーミング利得を有する2方向空間ダイバシティ
をいつも生じ、これは、パイロットおよびエーミングの
不一致により減少され得る。ダイバシティ送信は、この
スキームにおいてビームフォーマーより高い優先順位を
有する。
【0063】本発明の角度および時間的送信ダイバシテ
ィ法を有するポラリゼーションインターリーブドスイッ
チビームは、異なるポラリゼーションインターリーブド
スイッチビームを有する二方向送信ダイバシティを結合
する。ビームフォーミング利得は、角度広がりを満たす
ために具現化されたビームの数により6dBを割ったも
のに等しい。ダイバシティは、異なる出発角プラスアン
テナポラリゼーションから生じる。
【0064】角度および時間的送信ダイバシティを有す
るポラリゼーションインターリーブドスイッチビーム
は、それができる最適なようにアパーチャゲインを保存
する一方で、送信ダイバシティは、いつも存在する訳で
はない。ビームフォーマー利得は、この方法において、
送信ダイバシティ利得より高い優先順位に置かれる。W
CDMAにおけるマルチパスアライバルが、1個のアン
テナの場合よりも送信ダイバシティ利得を減少させ得る
ので、この方法は、ステアリング空間時間送信ダイバシ
ティ法よりもよりよい性能を有する。性能分析は、表1
および表2(図15および16)に示されている。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空間時間送信ダイバシティを使用する改良されたCDM
A通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】UMTSのダウンリンク通信チャネルおよびワ
イドバンドCDMAシステムのためのスロットおよびフ
レーム構造を示す図。
【図2】図1のUMTSおよびCDMAシステムに対す
るチャネル化コードおよびスクランブルコードの混合を
示す図。
【図3】単純な送信スキームにおける2個のアンテナに
対するQPSK配置を示す図。
【図4】図1のシステムの受信機において信号対雑音比
を最適化するように選択された重みを示す図。
【図5】図4の重みの振幅および位相を示す図。
【図6】追加的なウォルシュコードなしにマルチキャリ
アを使用する単一ユーザに対する送信テーブルを示す
図。
【図7】拡張ウォルシュコードを有する送信マトリクス
を示す図。
【図8】複数アンテナについてのような3個の複素変数
を有する4×4行列の送信行列を示す図。
【図9】直交性を保証する同様の送信マトリックスを示
す図。
【図10】デコーディングの前の4フォールドダイバシ
ティを有する送信マトリクスを示す図。
【図11】空間時間ダイバシティとOTD 1X受信機
との間の複雑さの差およびフレーム毎の動作を示す図。
【図12】空間時間送信ダイバシティスキームを示す
図。
【図13】移動体において受信するダイバシティを示す
式。
【図14】本発明のポラリゼーションインターリーブド
スイッチビーム構造を示す図。
【図15】アンテナスイッチビームへ結合される空間時
間ブロックコードを示す図。
【図16】性能分析を示す図。
【図17】性能分析を示す図。
【符号の説明】
20 制御チャネル 22 データチャネル 28 チャネル化コード 30 スクランブリング 50 ポラリゼーションフェーズドアレイ 56 バトラーマトリクス段2 58 線形増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 13/00 H04B 7/26 D (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ハン ヤオ イエ アメリカ合衆国、07936 ニュージャージ ー州、イースト ハノーバー、ハイランド ロード 14 Fターム(参考) 5J021 AA05 DB02 DB03 GA01 GA02 HA05 HA06 5K022 EE02 EE21 5K059 CC02 CC07 5K067 CC10 CC24 DD25 GG01 GG11 KK02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間時間ダイバシティを使用するワイド
    バンド符号分割多元接続移動体通信システム中で通信信
    号を強化するための方法において、 異なる空間時間拡散で異なる出発角を分割することによ
    り、アンテナ構造の動作可能利得をダイバシティ利得に
    変換するステップを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 空間時間ダイバシティを使用するワイド
    バンド符号分割多元接続移動体通信システム中で通信信
    号を強化するための方法において、 異なる空間時間拡散で異なる出発角を分割することによ
    り、アンテナ構造の動作可能利得をダイバシティ利得に
    変換するステップと、 サイドアングル拡散中のビームフォーマー利得を低減す
    るために、スイッチビームフォーマーアンテナ構造のエ
    ーミング角を不一致させ、かつパイロットトーンの位相
    を歪ませるステップを有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 データの偶数ビットおよび奇数ビットに
    対して互いに直交する拡張ウォルシュコードを使用し
    て、拡散関数を通信信号に与えるステップをさらに有す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記拡張ウォルシュコードは、単一の非
    拡張ウォルシュコードから形成されることを特徴とする
    請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 移動体通信ユニット中で通信信号を受信
    し、かつ拡張ウォルシュコードを受信された通信信号に
    別個に乗算するステップをさらに有することを特徴とす
    る請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 通信パイロット信号からチャネル計数を
    推定し、チャネル計数を加えることにより受信信号の前
    記乗算ステップの出力を結合するステップをさらに有す
    ることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 スイッチビームフォーマーアンテナ構造
    を有する時間分解可能アライバルエアインターフェース
    中でアパーチャーゲインを保存するステップをさらに有
    することを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  8. 【請求項8】 2エレメントフェーズドアレイの2グル
    ープおよび2方向空間ダイバシティを有する4ブランチ
    のスイッチビームフォーマーアンテナ構造を使用するス
    テップをさらに有することを特徴とする請求項7記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 ビームフォーマーのエーミング角を不一
    致させ、かつサイド角拡散中でビームフォーミング利得
    を低減するためにパイロットトーンの位相を歪ませるス
    テップをさらに有することを特徴とする請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 送信ダイバシティ利得よりも高い優先
    順位をビームフォーマー利得に与えるステップをさらに
    有することを特徴とする請求項8記載の方法。
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