JP2002134436A - プラズマ処理装置及び方法並びに基板生産物 - Google Patents

プラズマ処理装置及び方法並びに基板生産物

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JP2002134436A
JP2002134436A JP2000315629A JP2000315629A JP2002134436A JP 2002134436 A JP2002134436 A JP 2002134436A JP 2000315629 A JP2000315629 A JP 2000315629A JP 2000315629 A JP2000315629 A JP 2000315629A JP 2002134436 A JP2002134436 A JP 2002134436A
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film
plasma processing
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plasma
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Taketo Tanimoto
健人 谷本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高アスペクト比を有するトレンチやホール等
に形成された初期膜から不純物を十分に除去できるプラ
ズマ処理装置及び方法を提供する。 【解決手段】 プラズマ処理装置1は、チャンバ2にガ
ス供給系3が接続されたものである。このチャンバ2内
には、ガス供給系3からのN2ガスとH2ガスとが供給さ
れるシャワーヘッド4が、ウェハWを支持するサセプタ
5に対向して配置されている。シャワーヘッド4は、4
00kHzの高周波を出力する高周波電源部R1に接続
されている。一方、サセプタ5は、13.56MHzの
高周波を出力する高周波電源部R2に接続されている。
そして、このチャンバ2内でウェハWにTiNの初期膜
を成膜した後、チャンバ2にN2ガス及びH2ガスを供給
しながら二種類の高周波電力を印加することにより、そ
の初期膜をプラズマ処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ処理装置
及び方法並びに基板生産物に関し、詳しくは、被処理体
をプラズマによって処理するプラズマ処理装置及び方
法、並びに、そのプラズマ処理方法により処理されて成
る基板生産物に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造における配線工程
では、半導体基板等の被処理体に設けられたトレンチ、
ホール等の断面凹状をなす配線用の導電経路に金属層が
形成される。このとき、通常は、トレンチ、ホール等に
は、金属層の成膜に先立って、下地層としてのバリア層
が成膜される。例えば、金属層としてアルミニウム(A
l)、Al合金、タングステン等の金属材料が用いられ
る場合には、金属層の信頼性及び導電特性を向上する観
点から、窒化チタン(TiN)から成るバリア層が使用
されることが多い。従来、このTiN層を形成する方法
としては、チタン(Ti)原子と窒素(N)原子を含有
するテトラジメチルアミノチタン(TDMAT)といっ
た有機金属化合物を材料とし、プラズマ処理によってT
iNを半導体基板上へ堆積させる一種のMO−CVD
(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法が挙
げられる。
【0003】この方法を用いたプロセスでは、例えば、
(1)チャンバ内に設けられたシャワーヘッド等のガス
分配部に所定のガスを供給し、(2)ガス分配部に所定
周波数の高周波電力を印加してチャンバ内にプラズマを
形成させ、(3)ガス分配部にTDMATガスを供給し
てイオン、ラジカル等の活性種を生成させて半導体基板
上に初期のTiN膜を堆積せしめる。このTiN膜は、
一般式;TiCxy zで表されるような組成を有する
言わば有機金属膜であり、バリア性の向上及び比抵抗を
低減するために、(4)窒素(N2)ガス等によるプラ
ズマ処理を施してC原子及びH原子等の不純物を殆ど含
まない所望のTiN層を得るのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、超L
SI等の素子の高集積化に伴って微細化及び多層化がま
すます加速される傾向にある。このような微細化及び多
層化により、半導体基板上のトレンチやホール等の導電
経路は、アスペクト比がこれまで以上に高くなり、且
つ、基板表面の平坦化が極めて重要となってきた。この
ような状況下、本発明者は、上述のシャワーヘッドに高
周波電力を印加して不純物を含む初期のTiN膜(バリ
ア膜)をプラズマ処理してバリア層としてのTiN層を
形成する従来方法について、得られるTiN層の膜質の
観点から詳細に検討を行った。その結果、以下に示すよ
うな問題点があることを見出した。
【0005】すなわち、トレンチやホール等のアスペク
ト比が高くなると、初期のTiN膜を成膜した後に実施
するプラズマ処理の効果が必ずしも十分に得られない。
つまり、初期のTiN膜に含まれる不純物の膜外への除
去(ポンプアウト)が必ずしも十分ではない傾向にあっ
た。こうなると、バリア性が改善され難く且つ比抵抗も
十分には低減されない傾向にあり、所望の特性を有する
TiN層が得られ難いという不都合があった。また、プ
ラズマ処理の効果を高めるために高周波出力を増大させ
過ぎると、生成される活性種の総エネルギーが不必要に
高められ、トレンチやホール等の開口部の周縁(肩部)
に堆積したTiN膜がエッチされてしまうことがあっ
た。
【0006】そこで、本発明は、このような事情に鑑み
てなされたものであり、被処理体上の高アスペクト比を
有するトレンチやホール等に形成された不純物を含む膜
からその不純物を十分に除去でき、しかも、その膜が不
要にエッチ(腐食)されてしまうことを防止できるプラ
ズマ処理装置及び方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、高アスペクト比を有するトレンチやホー
ル等に形成された場合にも不純物が十分に除去された層
を有する基板生産物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるプラズマ処理装置は、不純物を含む膜
が形成されて成る被処理体をプラズマによって処理する
ものであって、被処理体が収容されるチャンバと、この
チャンバ内に配置され、プラズマを形成するためのガス
が供給され、且つ、第1の周波数を有する高周波電力を
出力可能な第1の高周波電源部に接続されたガス分配部
と、チャンバ内にガス分配部に対向して設置され、被処
理体を支持し、且つ、第2の周波数を有する高周波電力
を出力可能な第2の高周波電源部に接続された支持部と
を備えることを特徴とする。
【0008】このように構成されたプラズマ処理装置に
おいては、被処理体が収容されたチャンバ内に、ガス分
配部を介してプラズマ形成用のガスが導入される。この
ガス分配部に第1の高周波電力が印加されると、ガス分
配部と支持部との間にプラズマが形成され、プラズマ形
成用のガス由来の活性種が生じる。この活性種は、第1
の周波数に応じたエネルギー分布及び密度分布を有して
被処理体上に達し、被処理体の不純物を有する膜に作用
し、これにより不純物が膜外へ除去される。
【0009】このとき、被処理体を支持する支持部に第
2の高周波電力が印加されると、プラズマに対して所定
の電位を有する交番電界が被処理体の周囲に発生する。
よって、電荷を有する活性種は、被処理体側へ引き込ま
れ易くなる。よって、被処理体がトレンチやホール等の
凹部を有しており、この凹部の内壁に不純物を含む膜が
成膜されている場合でも、更にそのアルペクト比が高い
場合でも、活性種が被処理体の不純物を含む膜に十分に
到達し、且つ、それらの相互作用が高められる。
【0010】また、それだけではなく、第2の高周波電
力の印加により、殊に第2の周波数が第1の周波数と異
なる場合には、プラズマ中の活性種のエネルギー分布及
び密度分布が平坦化され得る。よって、このように異な
る周波数成分を有するプラズマを用いて被処理体のプラ
ズマ処理を行った場合、膜中の不純物が均一に(一様
に)除去され易くなり、プラズマ処理後の膜から成る層
に含まれる不純物の含有率が十分に低減され、しかもそ
の不純物分布が均質化され得る。なお、この作用の機構
は未だ詳細には解明されておらず、作用は必ずしもこれ
に限定されるものでなない。
【0011】また、チャンバは、不純物として炭素原子
及び/叉は水素原子を含む膜、例えば、有機金属化合物
が含有されて成る原料を用いた化学的気相堆積法により
所定の化合物が堆積されて成る膜、が形成されて成る被
処理体が収容されるものであると好ましい。
【0012】本発明のプラズマ処理装置は、このような
被処理体をプラズマ処理するのに極めて好適である。上
記の如く原料として有機金属化合物を用いた場合には、
堆積された初期の膜中に炭素原子及び/叉は水素原子が
含まれる傾向にある。これらの不純物原子は、母体の化
合物結晶等の構造中に入り込み、母体の化合物の結合に
比して比較的緩やかに結合していることも多く、プラズ
マ処理によって、つまり活性種の衝撃やアタックによっ
て膜外へ除去(ポンプアウト)され易い。
【0013】或いは、チャンバは、被処理体として、チ
タン原子、窒素原子及び上記の不純物を含む膜、例え
ば、チタン原子及び窒素原子を含む有機金属化合物が含
有されて成る原料を用いた化学的気相堆積法により、チ
タン原子、窒素原子、炭素原子及び水素原子を含む所定
の化合物が堆積されて成る膜、が形成されて成る半導体
基板が収容されるものであっても好ましい。
【0014】より具体的には、このような半導体基板と
して、TDMAT、テトラジエチルアミノチタン(TD
EAT)等の有機金属化合物を原料として、MO−CV
D法により、例えばTiCxyzといった一般式で表
される化合物から成る膜(上述した初期のTiN膜に相
当する)が形成された半導体基板、特にトレンチ、ホー
ル等が設けられ且つその内壁面上にTiCxyz膜が
形成された半導体基板に対して本発明のプラズマ処理装
置は有用である。
【0015】先述したように、TiCxyz等の組成
を有する初期のTiN膜のプラズマ処理により形成され
るTiN層は、金属配線層の下地層であるバリア層とし
て用いられ、その不純物濃度によってバリア性及び比抵
抗等の膜特性が左右され易い。よって、本発明のプラズ
マ処理装置が、このような初期のTiN膜を有する被処
理体を処理するものであると、その装置特性を十分に発
現することが可能となる。
【0016】またさらに、ガス分配部に接続され、N2
ガスを保持する第1のガス供給源と、ガス分配部に接続
され、H2ガスを保持する第2のガス供給源と、を更に
備えると好適である。なお、第1のガス供給源及び第2
のガス供給源がそれぞれ保持するガスは、互いの分子量
が異なるものであれば、H2ガス及びN2ガスの組み合わ
せに限定されず、いずれか一方のみを備えてもよい。
【0017】このように構成すれば、被処理体のプラズ
マ処理用のガスとして、具体的にはH2ガス及びN2ガス
がチャンバ内に導入される。そして、プラズマ中には、
例えば、N+イオンやH+イオンといった正イオン等の活
性種が生じる。H+イオンは、N+イオンに比して質量が
小さく、電界中で移動し易いので、被処理体側に引き込
まれ易い。また、H+イオンは、被処理体の不純物原子
叉はその結合と化学的に作用し易い傾向にある。一方、
+イオンは、H+イオンに比して質量が大きいので、被
処理体に達したときの運動エネルギー及び運動量がH+
イオンよりも大きい。よって、被処理体の不純物原子と
力学的(物理的)に作用し易い。
【0018】したがって、このように分子量が互いに異
なるガスをプラズマ形成用のガスとして用いた場合に
は、物理的及び化学的な相互作用が奏されるので、膜中
の不純物のポンプアウト効果(除去効率)が高められ、
不純物をより十分に低減できる。但し、作用はこれらに
限定されない。
【0019】また、本発明によるプラズマ処理方法は、
本発明のプラズマ処理装置を用いて有効に実施でき、不
純物を含む膜が形成されて成る被処理体をプラズマによ
って処理する方法であって、プラズマを形成するための
ガスが供給されるガス分配部と、被処理体を支持する支
持部とが設置されたチャンバ内に被処理体を収容する被
処理体収容工程と、ガス分配部にガスを供給するガス供
給工程と、ガス分配部に第1の周波数を有する高周波電
力を印加する第1の高周波印加工程と、支持部に第2の
周波数を有する高周波電力を印加する第2の高周波印加
工程と、を備えることを特徴とする。ここで、ガス供給
工程と、第1の高周波印加工程と、第2の高周波印加工
程とは、実施時期の少なくとも一部が重複することが好
ましい。
【0020】さらに、有機金属化合物が含有されて成る
原料を用い、CVD法により不純物を含む膜を形成せし
めて被処理体を得る成膜工程を更に備えると好ましい。
またさらに、この成膜工程においては、原料としてチタ
ン原子及び窒素原子を含む有機金属化合物を用い、膜と
してチタン原子、窒素原子、炭素原子及び水素原子を含
む所定の化合物が堆積されて成る膜を形成せしめるとよ
り好ましい。さらにまた、ガス供給工程においては、H
2ガス及びN2ガスをガス分配部に供給すると一層好まし
い。
【0021】また、本発明による基板生産物は、本発明
のプラズマ処理装置及び方法を用いて有効に製造される
ものであり、チタン原子、窒素原子、炭素原子及び水素
原子を含む膜が形成されて成る被処理体が、本発明のプ
ラズマ処理方法により処理され、その膜が主としてチタ
ン原子及び窒素原子を含むものへと改質されて成る層を
有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置
関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づ
くものとする。また、図面の寸法比率は、図示の比率に
限られるものではない。
【0023】図1は、本発明によるプラズマ処理装置の
好適な一実施形態を模式的に示す構成図(一部断面)で
ある。プラズマ処理装置1は、ウェハW(被処理体、半
導体基板)が収容されるチャンバ2と、このチャンバ2
内に後述する所定のガスを供給するガス供給系3とを備
えるものである。また、チャンバ2は、ガス供給系3が
接続されたシャワーヘッド4(ガス分配部)を有してお
り、このシャワーヘッド4に対向してウェハWが載置さ
れるサセプタ5(支持部)が設置されている。
【0024】シャワーヘッド4は、中空の略円盤状を成
しており、上壁の略中央部には、ガス供給口41が設け
られている。また、シャワーヘッド4の底壁には、複数
の貫通孔43が設けられている。さらに、シャワーヘッ
ド4は、全部叉は一部が導電性を有しており、この導電
性を有する部位に高周波電源部R1(第1の高周波電源
部)が接続されている。また、高周波電源部R1は、所
定の電位にある接地電位に接続されている。さらに、高
周波電源部R1は、所定範囲の周波数から適宜選択され
る任意の周波数、例えば400kHz(第1の周波数)
の高周波電力(第1の高周波電力)を発生するものであ
り、シャワーヘッド4には、高周波電源部R1により、
その400kHzの高周波電力が印加される。
【0025】また、サセプタ5は、Oリング、メタルシ
ール等により、チャンバ2に気密に設けられると共に、
図示しない可動機構により上下駆動可能に設けられてい
る。これにより、ウェハWとシャワーヘッド4との間隔
が任意に調整されるようになっている。さらに、サセプ
タ5は、ウェハWを所定温度に加熱するためのヒーター
51が内設されたものである。またさらに、サセプタ5
は、その内部に導電性部材52を有しており、この導電
性部材52には、インピーダンス整合器62を介して高
周波電源部R2(第2の高周波電源部)が接続されてい
る。なお、ヒーター51と導電性部材52とは絶縁され
ている。また、高周波電源部R2は、高周波電源部R1
と同一の接地電位に接続されている。
【0026】この高周波電源部R2は、所定範囲の周波
数から適宜選択される任意の周波数、例えば13.56
MHz(第2の周波数)の高周波電力(第2の高周波電
力)を発生するものであり、サセプタ5の導電性部材5
2には、インピーダンス整合器62を通してこの13.
56MHzの高周波電力が印加される。またさらに、チ
ャンバ2の下部には、開口部7が設けられており、この
開口部7には、チャンバ2の内部を減圧する真空ポンプ
(図示せず)が図示しない配管を介して接続されてい
る。
【0027】一方、ガス供給系3は、N2ガス供給源3
1(第1のガス供給源)、H2ガス供給源32(第2の
ガス供給源)、TDMATガス供給源33及びヘリウム
(He)ガス供給源34を備えている。これらのガス供
給源31〜34は、各ガスの質量流量を制御する図示し
ない質量流量コントローラが設けられた配管35を介し
て、シャワーヘッド4のガス供給口41に接続されてい
る。これにより、N2ガス、H2ガス、TDMATガス及
びHeガスがガス供給系3からシャワーヘッド4に各々
供給されて内部で分散され、貫通孔43を通してチャン
バ2内に導入される。
【0028】このように構成されたプラズマ処理装置1
を用いた本発明によるプラズマ処理方法の好適な一実施
形態について図2を参照して説明する。図2は、本発明
によるプラズマ処理方法の一実施形態によって基板生産
物としての半導体装置を製造している状態を示す工程図
であり、図2(A)〜(D)は、その工程を順次示す模
式断面図である。なお、プラズマ処理装置1の以下に述
べる各動作は、自動叉は操作者による操作に基づき、図
示しない制御装置(系)によって制御する。
【0029】まず、チャンバ2内を真空ポンプにより減
圧する。この減圧下において、ウェハWaを、ロードロ
ックチャンバ、他のチャンバ、他のウェハ準備室等の所
定場所からチャンバ2内へと搬送し、サセプタ5上に載
置して収容する(被処理体収容工程)。ここで、ウェハ
Waは、Si層100上にホール、トレンチ等の凹部9
0が設けられた絶縁層101が形成され、その上にPV
D法の一種であるIMP(Ionized Metal Plasma)法等
によって後述するTiN層の下地層であるTi層102
が成膜されたものである(図2(A)参照)。
【0030】次に、N2ガスとHeガスを、それぞれの
ガス供給源31,34から配管35を通してシャワーヘ
ッド4に供給し、これを介してチャンバ2内へ導入する
と共に、チャンバ2内が所定の圧力となるように圧力調
整を行う。チャンバ2内の圧力が所定値で安定した後、
2ガス及びHeガスの供給を停止し、成膜用の原料ガ
スとしてTDMATガスをガス供給源33から配管35
を通してシャワーヘッド4へ供給し、チャンバ2内へ導
入する。TDMATとしては液体ソースを用い、He等
の不活性ガスによってガス供給源33内でバブリングを
行うことにより、TDMATガスをシャワーヘッド4へ
効率よく且つ円滑に供給できる。
【0031】一方、TDMATガスをチャンバ2内へ供
給すると共に、サセプタ5のヒーター51に電力を供給
し、サセプタ5を介してウェハWaが所定温度となるよ
うに加熱する。これにより、ウェハWa上に達したTD
MATガスが分解、解離叉は励起されて活性種が生じ、
これらがウェハWa面上で反応する。これにより、主と
してTi原子とN原子とを含み、不純物としてC原子及
びH原子を含む化合物(例えば、TiCxyz)が成
膜されたウェハWb(被処理体、半導体基板)を得る
(図2(B)参照;成膜工程)。以下、この不純物を含
む初期のTiN膜を「初期膜103」という。
【0032】所定時間、TDMATガスの供給を継続し
た後、TDMATガスの供給を停止して初期膜103の
成膜を終了する。次いで、プラズマ処理用のガスとして
2ガス及びH2ガスをそれぞれのガス供給源31,32
から配管35を通してシャワーヘッド4へ供給し、チャ
ンバ2内へ導入する(ガス供給工程)。次に、チャンバ
2内の圧力が所定値で安定した後、高周波電源部R1を
運転し、周波数400kHzの高周波電力をシャワーヘ
ッド4に印加する(第1の高周波印加工程)。これによ
り、チャンバ2内の初期膜103が成膜されたウェハW
bの上方にグロー放電によるプラズマが形成され、この
プラズマ中にN+イオンやH+イオン、N*ラジカルやH*
ラジカル、等の活性種が生じる。
【0033】また、高周波電源部R1から周波数400
kHzの高周波電力を印加すると同時叉は略同時に、高
周波電源部R2を運転し、周波数13.56MHzの高
周波電力をインピーダンス整合器62を介してサセプタ
5のヒーター51に印加する(第2の高周波印加工
程)。これにより、プラズマに対して所定の電位を有す
る交番電界がウェハWbの周囲に発生し、高周波電源部
R2を運転しない場合に比して、N+イオンやH+イオン
等の活性種をウェハWb側へ十分に引き込むことができ
る。
【0034】よって、これらの活性種は、絶縁層101
面上だけではなく、凹部90内に十分に到達し、その内
壁上に堆積した初期膜103と活性種との相互作用(反
応)が引き起こされる。その結果、初期膜103中から
不純物であるC原子及びH原子が解離等により遊離して
除去(ポンプアウト)される。また、出力等にも依存す
るが、高周波電源部R2から印加された高周波電力は、
プラズマの形成及び維持に少なからず影響を与え、これ
により、プラズマ中の活性種のエネルギー分布及び密度
分布が、高周波電源部R1のみを運転した場合に対して
変化する。
【0035】より具体的には、周波数が400kHzと
13.56MHzでは、イオンエネルギー分布のピーク
エネルギーに差異が生じ得るので、両者の使用によって
プラズマ中の活性種のエネルギー分布及び密度分布は、
単独の周波数の場合に比して、広い分布を有するように
なり、換言すればそれらの分布が平坦化叉は均質化され
得る。よって、初期膜103に達する活性種のエネルギ
ー等がより平均化されて活性種と初期膜103との相互
作用による素反応の反応確率等が影響を受け、結果とし
て初期膜103全体からの不純物が偏りなく除去され易
くなる。ただし、作用はこれに限定されない。
【0036】また、このとき、インピーダンス整合器6
2によって、高周波電源部R2よりもプラズマ側のイン
ピーダンス(プラズマのインピーダンスとインピーダン
ス整合器62のインピーダンスとの合成インピーダンス
と、高周波電源部R2の出力インピーダンスとの整合が
とられる。
【0037】そして、所定時間、N2ガス及びH2ガスを
供給してこのようなプラズマ処理を継続することによ
り、不純物を十分に除去して初期膜103をTiN層1
04へと改質する(図2(C)参照)。その後、N2
ス及びH2ガスの供給を停止し、TiN層104が形成
されたウェハWc(基板生産物)をチャンバ2の外部へ
搬出する。
【0038】次いで、ウェハWcを、例えば、タングス
テン−CVDチャンバに移送し、このチャンバ内にWF
6ガス及びSiH4ガスを供給して核形成ステップを実行
し、TiN層104上にタングステンシリサイド(Wx
Siy)膜を堆積せしめる。そして、WxSiy膜の形成
を所定時間実施した後、SiH4ガスの供給を停止し且
つWF6ガスの流量を調整する。これにより、ウェハW
c上のWxSiy膜上にタングステンを堆積せしめ、金属
配線層105が形成されたウェハWd(基板生産物)を
得る(図2(D)参照)。
【0039】このように構成されたプラズマ処理装置1
及びそれを用いた上述のプラズマ処理方法によれば、シ
ャワーヘッド4に400kHzの周波数を有する高周波
電力を印加し、更にサセプタ5の導電性部材52に1
3.56MHzの周波数を有する高周波電力を印加する
ことにより、先述の如く、N2ガス及びH2ガス由来の活
性種をウェハWb上に引き込み易くなる。
【0040】よって、ウェハWbの凹部90のアスペク
ト比が高い場合でも、N+イオンやH+イオンといった活
性種が、十分なエネルギーを有した状態で、凹部90の
内壁に堆積された初期膜103上に到達する。したがっ
て、初期膜103と活性種との反応性及び活性種による
初期膜103への衝撃性が従来に比して十分に高められ
る。その結果、高アスペクト比の凹部90でも、不純物
であるC原子及びH原子の初期膜103からの除去効率
を向上できる。これにより、バリア性に優れ且つ比抵抗
が十分に低減されたTiN層104を形成できる。
【0041】また、高周波電源部R2から出力する高周
波電力の出力、周波数、叉は、サセプタ5への印加位置
等の条件を適宜選択することにより、交番電界における
負電位の制御性を向上させることもできる。よって、処
理対象のウェハに応じた最適なプラズマ処理が可能とな
り、TiN層104の膜質を更に改善できる利点があ
る。
【0042】また、プラズマ中の活性種のエネルギー分
布及び密度分布が平坦化され得るので、初期膜103中
の不純物が均一に(一様に)除去され易くなり、プラズ
マ処理後のTiN層104に含まれる不純物の含有率を
一層低減でき、且つ、不純物が僅かに不可避的に残存す
る場合でも、その不純物分布を均質化できる。したがっ
て、不純物の初期膜103外への除去効率を一層向上で
き、且つ、微視的にみても不純物が局所的に残存する部
位が生じることを十分に抑制できる。
【0043】また、H+イオンは、N+イオンに比して質
量が小さく、電場の交番に対する追随性が高く、移動が
比較的速いので、ウェハWb側に引き込まれ易い。よっ
て、初期膜103中の不純物原子叉はその結合と化学的
に作用し易い。これに対し、N+イオンは、H+イオンよ
りも質量が大きく、ひいては、ウェハWbに達したとき
のエネルギー及び運動量もH+イオンよりも大きいの
で、初期膜103中の不純物原子と力学的に作用し易
い。このように、初期膜103を、作用の異なり得るN
+イオン及びH+イオンにより処理するので、種々の形態
を有して初期膜103中に含まれると考えられる不純物
の除去効率を更に一層高めることが可能である。
【0044】さらに、シャワーヘッド4のみならず、サ
セプタ5の導電性部材52にも高周波電力を印加するこ
とにより、上述の如く、高アスペクト比を有する凹部9
0内の初期膜103中に含まれる不純物の除去性能が高
められるので、高周波電力の出力を必要以上に増大させ
る必要がない。よって、初期膜103が不要にエッチさ
れてしまうことを十分に抑制できる。
【0045】なお、上述した実施形態においては、シャ
ワーヘッド4及びサセプタ5の導電性部材52にそれぞ
れ印加される高周波電力の周波数は特に限定されず、互
いに異なっても同一でも構わない。また、高周波電源部
R1,R2はそれぞれ複数設けられていてもよく、それ
らの出力周波数も互いに異なっても同一でもよい。さら
に、各高周波電源部は周波数インバーター等の周波数可
変手段を有していてもよく、この場合、プラズマ処理中
に高周波電力の周波数を変化させることが可能である。
そして、このように種々の高周波電力を適宜組み合わせ
れば、プラズマの状態を任意に変化させ得るので、種々
のウェハに対する汎用性を向上できる。
【0046】またさらに、高周波電源部R1とシャワー
ヘッド4との間に、インピーダンス整合器を設けてもよ
い。さらにまた、TiNの初期膜103をいわゆる熱C
VD法によって形成せしめたが、プラズマCVD法によ
ってもよい。また、シャワーヘッド4を電極として兼用
せず、チャンバ2内に他の電極を設置し、この電極に高
周波電源部R1を接続しても構わない。さらに、導電性
部材52としては、高周波電力の印加により、ウェハW
b叉はその周囲に所望の負電位を生じ得るものであれば
よく、必ずしもサセプタ5内に設けられなくともよく、
サセプタ5を介してウェハWbへの電圧印加が可能であ
ると好ましい。
【0047】さらに、TiN層104が形成されたウェ
ハWc上にアルミニウム(Al)を堆積させてもよい。
この場合、例えば、DMAH(ジメチルアルミニウムハ
イドライド)を原料とするCVD法により、TiN層1
04上にAl膜を成膜し、その上にPVD法によりAl
叉はAl合金を堆積させるといった方法を用いることが
できる。加えて、凹部90がコンタクトホールのような
接続孔の場合には、タングステンの埋め込み前にアニー
ルを実施するとよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のプラズマ処
理装置及び方法によれば、高アスペクト比を有するトレ
ンチやホール等に形成された不純物を含む膜を有する被
処理体に対し、その膜中の不純物を十分に除去でき、し
かも、その膜が不要にエッチ(腐食)されてしまうこと
を防止できる。その結果、バリア性等の膜特性に優れた
バリア層等を形成できる。また、本発明の基板生産物に
よれば、高アスペクト比を有するトレンチやホール等に
形成された場合にも不純物が十分に除去された層を形成
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラズマ処理装置の好適な一実施
形態を模式的に示す構成図(一部断面)である。
【図2】本発明によるプラズマ処理方法の一実施形態に
よって基板生産物としての半導体装置を製造している状
態を示す工程図であり、図2(A)〜(D)は、その工
程を順次示す模式断面図である。
【符号の説明】
1…プラズマ処理装置、2…チャンバ、3…ガス供給
系、4…シャワーヘッド(ガス分配部)、5…サセプタ
(支持部)、31…ガス供給源(第1のガス供給源)、
32…ガス供給源(第2のガス供給源)、51…ヒータ
ー、90…凹部、101…絶縁層、102…Ti層、1
03…初期膜(不純物を含む膜)、104…TiN層
(バリア層)、105…金属配線層、R1…高周波電源
部(第1の高周波電源部)、R2…高周波電源部(第2
の高周波電源部)、W,Wb…ウェハ(被処理体、半導
体基板)、Wc,Wd…ウェハ(基板生産物)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/205 H01L 21/205 21/304 645 21/304 645C H05H 1/46 H05H 1/46 M (72)発明者 谷本 健人 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地内 アプライド マテリアルズ ジャパン 株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA11 AA17 AA18 BA38 CA04 FA01 4M104 BB14 BB30 DD44 DD45 DD86 FF18 FF22 5F045 AA04 AA08 AB30 AB31 AC07 AC17 BB14 DP03 EE14 EH05 EH07 EH14 EH20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不純物を含む膜が形成されて成る被処理
    体をプラズマによって処理するプラズマ処理装置であっ
    て、 前記被処理体が収容されるチャンバと、 前記チャンバ内に配置され、前記プラズマを形成するた
    めのガスが供給され、且つ、第1の周波数を有する高周
    波電力を出力可能な第1の高周波電源部に接続されたガ
    ス分配部と、 前記チャンバ内に前記ガス分配部に対向して設置され、
    前記被処理体を支持し、且つ、第2の周波数を有する高
    周波電力を出力可能な第2の高周波電源部に接続された
    支持部と、を備えることを特徴とするプラズマ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記チャンバは、前記不純物として炭素
    原子及び/叉は水素原子を含む膜が形成されて成る前記
    被処理体が収容されるものである、ことを特徴とする請
    求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記チャンバは、前記被処理体として、
    チタン原子、窒素原子、及び、前記不純物を含む膜が形
    成されて成る半導体基板が収容されるものである、こと
    を特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス分配部に接続され、窒素
    (N2)ガスを保持する第1のガス供給源と、 前記ガス分配部に接続され、水素(H2)ガスを保持す
    る第2のガス供給源と、 を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 不純物を含む膜が形成されて成る被処理
    体をプラズマによって処理するプラズマ処理方法であっ
    て、 プラズマを形成するためのガスが供給されるガス分配部
    と、前記被処理体を支持する支持部とが設置されたチャ
    ンバ内に前記被処理体を収容する被処理体収容工程と、 前記ガス分配部に前記ガスを供給するガス供給工程と、 前記ガス分配部に第1の周波数を有する高周波電力を印
    加する第1の高周波印加工程と、 前記支持部に第2の周波数を有する高周波電力を印加す
    る第2の高周波印加工程と、を備えることを特徴とする
    プラズマ処理方法。
  6. 【請求項6】 有機金属化合物が含有されて成る原料を
    用い、化学的気相堆積法により前記不純物を含む膜を形
    成せしめて前記被処理体を得る成膜工程、を更に備える
    ことを特徴とする請求項5記載のプラズマ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記成膜工程においては、前記原料とし
    てチタン原子及び窒素原子を含む有機金属化合物を用
    い、前記膜としてチタン原子、窒素原子、炭素原子及び
    水素原子を含む所定の化合物が堆積されて成る膜を形成
    せしめる、ことを特徴とする請求項6記載のプラズマ処
    理方法。
  8. 【請求項8】 前記ガス供給工程においては、水素(H
    2)ガス及び窒素(N2)ガスを前記ガス分配部に供給す
    る、ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記
    載のプラズマ処理方法。
  9. 【請求項9】 チタン原子、窒素原子、炭素原子及び水
    素原子を含む膜が形成されて成る被処理体が、請求項5
    〜8のいずれか一項に記載されたプラズマ処理方法によ
    り処理され、該膜が主としてチタン原子及び窒素原子を
    含むものへ改質されて成る層を有するものである基板生
    産物。
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