JP2002134283A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JP2002134283A
JP2002134283A JP2000321522A JP2000321522A JP2002134283A JP 2002134283 A JP2002134283 A JP 2002134283A JP 2000321522 A JP2000321522 A JP 2000321522A JP 2000321522 A JP2000321522 A JP 2000321522A JP 2002134283 A JP2002134283 A JP 2002134283A
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dimming signal
duty ratio
signal
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Tetsuya Hamana
哲也 濱名
Junichi Kato
潤一 加藤
Michiko Kamoi
美稚子 鴨井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部装置から照明負荷の出力を制御する場合
に、所望の調光レベルで精度よく照明負荷を点灯するこ
とができ、しかも比較的安価に実現できる照明制御装置
を提供する。 【解決手段】 照明制御装置1は、制御部11、調光信
号出力回路部12、調光信号入力回路部13、及び人体
検知部14を備えている。制御部11はマイクロプロセ
ッサ111及びROM112を有し、ROM112には
入力される調光信号のデューティ比と出力する調光信号
のデューティ比との関係を定めたデータテーブル、ある
いは時刻や人体検知部14の検知信号に応じてデューテ
ィ比を変化させる調光信号出力パターンを複数種類記憶
している。制御部11は、入力される調光信号のデュー
ティ比に基づいて、データテーブルを参照し、また調光
信号出力パターンを切り換えることにより、所定のデュ
ーティ比の調光信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明負荷を有する
照明器具に対して調光信号を与えることにより、照明負
荷の出力を制御する照明制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、調光信号のデューティ比を変え
ることによって照明負荷の調光レベルを制御する従来の
照明器具の構成を示している。この照明器具Aは、制御
器1、電子安定器(以下、単に安定器という)2、及び
照明負荷3を備えている。制御器1からの調光信号を受
けた安定器2が調光信号のデューティ比に対応する調光
レベルで照明負荷3を点灯させる。
【0003】図9は、制御器1の回路構成を示すブロッ
ク図である。制御器1は、マイクロプロセッサを有する
制御部11、調光信号出力回路部12、調光信号入力回
路部13、及び人体検知部14を備えている。
【0004】調光信号入力回路部13は、外部の調光信
号送信器(図示せず)から制御器1に入力される調光信
号を制御器1からの調光信号出力として送信するような
制御を行う場合に必要となる。調光信号入力回路部13
に調光信号の入力がないときは、制御部11はあらかじ
め設定されたデューティ比の調光信号を調光信号出力回
路部12から外部に送信する。
【0005】人体検知部14は人体検知センサを含み、
制御部11は人体検知部14の検知出力信号に応じて調
光信号のデューティ比を変える。例えば、人体検知時は
デューティ比を5%とし、人体非検知時はデューティ比
を50%とする。この場合、制御部11が出力する調光
信号のデューティ比は5%から50%の範囲内で変化す
る。
【0006】調光信号入力回路部13に調光信号の入力
がある場合は、制御部11は入力された調光信号を調光
信号出力回路部12から出力する。
【0007】一例として、調光信号入力回路部13に入
力された調光信号が制御部11を経ないで直接、調光信
号出力回路部12に与えられ、調光信号が調光信号出力
回路部12から出力される構成がある。この構成では、
調光信号入力回路部13にコンパレータが設けられ、調
光信号入力回路部13に入力される調光信号電圧の波形
がコンパレータによって整形される。このようなコンパ
レータによる波形整形は、制御器1と外部調光信号送信
器との配線距離が長いために調光信号波形が歪みやすい
場合に有効である。波形歪によって鈍くなった立上り及
び立下りが波形整形によって急峻になる。
【0008】別の例では、図9に示すように、調光信号
入力回路部13に入力された調光信号が制御部11に与
えられ、制御部11が改めて調光信号を調光信号出力回
路部12に与え、外部に出力させる。この構成ではコン
パレータを必要としないで、制御部11によって同様の
波形整形が行われる。
【0009】いずれの例の場合も、調光信号入力回路部
13に例えばデューティ比95%の調光信号が入力され
たとすると、調光信号の入力がないときのデューティ比
5〜50%に代わってデューティ比95%の調光信号が
制御器1からの出力となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デュー
ティ制御の周波数が高くなると、波形歪等に起因して、
調光信号入力回路部13に入力される調光信号のデュー
ティ比と調光信号出力回路部12から出力される調光信
号のデューティ比との間にずれが生じる場合がある。
【0011】コンパレータ等で調光信号の波形整形を行
うことにより、このずれはある程度低減できるが、限度
がある。例えば、調光信号の波形歪がひどく、外部調光
信号送信器の出力端での調光信号のデューティ比と制御
器の入力端での調光信号のデューティ比とが大きくずれ
ている場合は、制御器1に入力された調光信号の波形整
形を行っても出力される調光信号のデューティ比がずれ
たままとなる。その結果、外部装置を直接照明器具Aに
接続して照明負荷3の出力を制御した場合と、制御器1
(照明制御装置)を経由して他の照明器具の照明負荷の
出力を制御する場合とでは調光レベルが異なってしま
う。
【0012】また、制御器1の入力端での調光信号波形
がそれほど歪んでいない場合でも、制御器1の調光信号
入力部で波形歪の発生が生じ得る。例えば、フォトカッ
プラを用いて制御器1と外部調光信号送信器とを絶縁す
る場合、フォトカップラによる波形歪が発生する。コス
ト上昇を避けるために、高価な高速タイプのフォトカッ
プラを用いないで安価な汎用タイプのフォトカップラを
用いた場合に、出力波形の歪が生じ、制御部へ入力され
る調光信号のデューティ比が変化してしまう。
【0013】本発明は、上記のような従来の課題に鑑み
てなされたものであり、外部装置から照明負荷の出力を
制御する場合に、所望の調光レベルで精度よく照明負荷
を点灯することができ、しかも比較的安価に実現できる
照明制御装置を提供することを目的とする。また、調光
信号入力機能を利用して、照明負荷のパターン制御や他
の外部装置との連動を可能にすることを別の目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の照明制御装置
は、外部からの調光信号を入力する調光信号入力回路部
と、該調光信号入力回路部からの信号に基づいて調光信
号を出力する制御部と、該制御部から調光信号を外部に
出力する調光信号出力回路部とを備えた照明制御装置に
おいて、前記制御部は、外部からの調光信号入力の有無
に応じて、出力する調光信号のデューティ比を変化させ
ることを特徴とする。
【0015】請求項2の照明制御装置は、請求項1の照
明制御装置において、前記調光信号入力回路部が、前記
調光信号のデューティ比に対応する直流電圧信号を生成
して前記制御部に与える平滑回路を有し、前記制御部
は、入力される直流電圧信号の電圧と出力する調光信号
のデューティ比との関係を定めたデータテーブルを記憶
し、入力される直流電圧信号の電圧に基づいて前記デー
タテーブルを参照することにより決定されるデューティ
比の調光信号を出力することを特徴とする。
【0016】請求項3の照明制御装置は、請求項1の照
明制御装置において、前記調光信号のデューティ比に対
応する直流電圧信号を生成して前記制御部に与える平滑
回路を有し、前記制御部は、入力される直流電圧信号の
電圧と出力する調光信号のデューティ比との関係を定め
たデータテーブルを記憶し、入力される直流電圧信号の
電圧に基づいて前記データテーブルを参照することによ
り決定されるデューティ比の調光信号を出力することを
特徴とする。
【0017】請求項4の照明制御装置は、請求項1の照
明制御装置において、前記制御部が、複数の異なる調光
信号出力パターンを記憶し、外部からの調光信号入力が
あるときは、前記複数の異なる調光信号出力パターンの
うちの一つを選択し、選択した調光信号出力パターンに
したがって調光信号を出力することを特徴とする。
【0018】請求項5の照明制御装置は、請求項4の照
明制御装置において、前記制御部は、入力される調光信
号のデューティ比に応じて、前記複数の異なる調光信号
出力パターンのうちの一つを選択することを特徴とす
る。
【0019】請求項6の照明制御装置は、請求項1の照
明制御装置において、前記制御部が、外部装置からの信
号に従って調光信号出力を行う機能を有し、外部からの
調光信号入力の有無に応じて、外部装置からの信号を受
け付けるか否かを切り換えることを特徴とする。
【0020】請求項7の照明制御装置は、請求項6の照
明制御装置において、前記制御部が、外部装置からの信
号に従って調光信号出力を行う機能を有し、外部からの
調光信号入力がある場合に、そのデューティ比がしきい
値より大きいか否かに応じて、外部装置からの信号を受
け付けるか否かを切り換えることを特徴とする。
【0021】請求項8の照明制御装置は、請求項1〜7
のいずれかの照明制御装置において、前記制御部が、調
光信号入力がない状態から調光信号入力がある状態に移
行する際に、移行の直前の調光信号出力のデューティ比
を記憶しておくことを特徴とする。
【0022】請求項9の照明制御装置は、請求項8の照
明制御装置において、前記制御部が、調光信号入力があ
る状態から調光信号入力がない状態に移行する際に、前
記記憶しておいたデューティ比を読み出して、該デュー
ティ比の調光信号を出力することを特徴とする。
【0023】請求項10の照明制御装置は、請求項1〜
9のいずれかの照明制御装置において、前記制御部が、
前記外部装置からの動作状態確認要求を受信すると、調
光信号の入力の有無に関する情報を前記外部装置に送信
し、前記外部装置は前記制御部から受信した前記情報に
基づいて、調光信号の入力の有無を表示する表示部を備
えていることを特徴とする。
【0024】請求項11の照明制御装置は、請求項1〜
10のいずれかの照明制御装置において、前記制御部
は、前記外部装置からの動作状態確認要求を受信する
と、調光信号出力のデューティ比に関する情報を前記外
部装置に送信し、前記外部装置は前記制御部から受信し
た前記情報に基づいて、調光信号出力のデューティ比を
表示する表示部を備えていることを特徴とする。
【0025】請求項12の照明制御装置は、請求項1〜
11のいずれかの照明制御装置において、照明負荷を含
む照明器具に内蔵されていることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0027】(実施形態1)第1の実施形態では、照明
制御装置(制御器)に複数の調光信号出力パターンを用
意しておき、調光信号の入力がある場合は、いずれかの
調光信号出力パターンを用いて調光信号を出力する。
【0028】図1は、本発明の第1の実施形態に係る照
明制御装置のブロック図である。照明制御装置(制御
器)1は、制御部11、調光信号出力回路部12、調光
信号入力回路部13、及び人体検知部14を備えてい
る。制御部11は、マイクロプロセッサ111とROM
(リードオンリーメモリ)112を含んでいる。
【0029】調光信号入力回路部13に調光信号入力が
ないときは、制御部11は人体検知部14の検知出力信
号に応じて決まるデューティ比の調光信号を送信するよ
うな制御を行う。例えば、人体検知時は5%のデューテ
ィ比。人体非検知時は50%のデューティ比である。
【0030】調光信号入力回路部13に調光信号が入力
されると、調光信号は調光信号入力回路部13を通って
制御部11に与えられる。このとき、制御部11内のマ
イクロプロセッサ111は、調光信号が入力される直前
の調光信号のデューティ比(例えば5%)を記憶してい
る。
【0031】マイクロプロセッサ111は入力された調
光信号のデューティ比を読み取る。このデューティ比の
データにしたがって、制御部11内のROM112にあ
らかじめ書き込まれているデータテーブルを参照し、出
力する調光信号のデューティ比のデータを取り出す。制
御部11は取り出されたデータに基づいて調光信号を作
成し出力する。出力された調光信号は調光信号出力回路
部12を通って安定器2に送られる。
【0032】図2は、制御部11の動作を説明するため
の波形図である。図2(a)に示すように、調光信号の
周期をLとし、デューティ比(0から1までを256分
割した値をとり得る)が191/255(約75%)の
調光信号を出力したとする。そして、外部調光信号送信
器及び照明制御装置の配線における信号波形の歪や調光
信号入力回路部でのスイッチングの遅れ等に起因して、
図2(b)に示すように制御部11が読み取る調光信号
入力波形のデューティ比195/255(すなわち、パ
ルス幅195L)になってしまうことが分かっていると
する。
【0033】このようなデューティ比のずれが全デュー
ティ比についてあらかじめ分かっており、その対応テー
ブルが上記のデータテーブルとしてROM112に書き
込まれている。つまり、データテーブルは、アドレス0
から255までに補正後のデューティ比のデータが書き
込まれており、例えば上記の例ではアドレス195に補
正すべきデータとして191が書き込まれている。
【0034】マイクロプロセッサ111は、このデータ
テーブルを参照して、デューティ比の補正を行う。上記
の例では、データテーブルのアドレス195を参照し
て、補正後のデューティ比191を取り出し、図2
(c)に示すように、デューティ比191/255(パ
ルス幅191L)の調光信号を生成する。これを制御部
11の調光信号として調光信号出力回路部12を通して
出力する。
【0035】再び調光信号入力回路部13に調光信号が
入力されなくなると、制御部11は、調光信号が入力さ
れる直前のデューティ比(例えば5%)を読み出す。そ
して、新たな調光信号を生成し、調光信号出力回路部1
2を通して出力する。
【0036】このようにして、制御部11が、あらかじ
め記憶しているデータテーブルに基づいて調光信号のデ
ューティ比を補正するので、外部調光信号送信器から照
明負荷の出力を制御する場合でも、使用者が望む調光レ
ベルに正しく制御することができる。なお、調光信号の
デューティ比は上記の例のように256段階の値に限る
わけではない。また、データテーブルの構造や参照方法
も種々変更可能である。
【0037】(実施形態2)次に説明する第2の実施形
態では、調光信号を調光信号入力回路部で平滑した後の
電圧信号を制御部11に入力する。
【0038】図3は、調光信号入力回路部13の回路図
である。この調光信号入力回路部13に入力された調光
信号はフォトカップラPCで絶縁された状態で出力側に
伝達され、抵抗R及びコンデンサCの平滑回路(積分回
路)で平滑され、制御部11に与えられる。制御部11
にはA/D変換器が備えられており、与えられた電圧を
読み取り、例えば256段階のディジタル値に変換す
る。
【0039】第1の実施形態では制御部11は入力され
た調光信号のパルス幅を読み取ってデューティ比を判断
する必要があるが、本実施形態では制御部11はA/D
変換器で変換され入力されたディジタル値をそのままデ
ューティ比に対応する値とみなすことができる。したが
って、第1の実施形態に比べて本実施形態の制御部11
のマイクロプロセッサ111の処理すべき負荷が軽減さ
れる。
【0040】(実施形態3)次に説明する第3の実施形
態では、制御部に複数の調光信号出力パターンを用意
し、調光信号入力がある場合は、いずれかの調光信号出
力パターンにしたがって調光信号を出力する。
【0041】図4は、制御部11のマイクロプロセッサ
111が記憶している2つの調光信号出力パターンを示
している。図4(a)は調光信号出力パターンAを示
し、図4(b)は調光信号出力パターンBを示してい
る。いずれの調光信号出力パターンにおいても、時間の
経過と共に調光信号出力のデューティ比を変化させてい
る。
【0042】調光信号入力回路部13に調光信号入力が
ある時は、制御部11は、次の条件判定に基づいて、調
光信号出力パターンA又は調光信号出力パターンBにし
たがって調光信号を出力する。例えば、制御部11に入
力される調光信号のデューティ比が50%以上のときは
調光信号出力パターンAが選択され、50%未満の場合
は調光信号出力パターンBが選択される。なお、調光信
号入力回路部13に調光信号入力がない時の動作は第1
の実施形態と同じである。
【0043】このような構成によれば、調光信号を送信
する外部装置から、時間と共に調光のデューティ比を変
化させるようなパターン制御を行うことができる。つま
り、パターン制御専用の機器を用いないで、調光信号の
送信しかできない外部装置によって照明負荷のパターン
制御を行うことができる。
【0044】本実施形態において、制御部11のマイク
ロプロセッサ111が記憶しておく調光信号出力パター
ンの数は2つに限らず3つ以上でもよい。また、調光信
号出力パターンを切り換えるための調光信号入力のデュ
ーティ比のしきい値は任意に定めることができる。
【0045】図5は、調光信号出力パターンの別の例を
示している。この例では、時間の経過と共に調光信号出
力のデューティ比を変化させる代わりに、人体検知部1
4からの検知出力信号に基づいて調光信号出力のデュー
ティ比を切り換える。図5(a)は調光信号入力がない
時のデューティ比の変化であり、人体非検知時は5%、
人体検知時は50%のデューティ比としている。図5
(b)は調光信号入力がある時の調光信号出力パターン
Aを示しており、人体非検知時は10%、人体検知時は
50%のデューティ比である。図5(c)は調光信号入
力がある時の調光信号出力パターンBを示しており、人
体非検知時は5%、人体検知時は30%のデューティ比
である。調光信号出力パターンAと調光信号出力パター
ンBとの切り換えは、上述のように、調光信号入力のデ
ューティ比がしきい値より大きいか否かに応じて判断す
る。
【0046】(実施形態4)次に説明する第4の実施形
態では、制御部が外部装置(例えばリモートコントロー
ラ)から受信した信号に従って調光信号を出力すること
ができる機能を有し、その外部装置からの信号を受け付
けるか否かの切り換えを、調光信号の入力の有無によっ
て行う。
【0047】図6は、本発明の第4の実施形態に係る照
明制御装置のブロック図である。照明制御装置(制御
器)1は、制御部11、調光信号出力回路部12、調光
信号入力回路部13、人体検知部14、及びリモートコ
ントローラ通信部15を備えている。リモートコントロ
ーラ通信部15は、無線式のリモートコントローラから
の制御信号を受信する。
【0048】調光信号入力回路部13に調光信号入力が
ない時の動作は第1の実施形態と同じである。このと
き、リモートコントローラ通信部15は、リモートコン
トローラからの信号を受け付けない。
【0049】調光信号入力回路部13に調光信号入力が
ある時は、リモートコントローラ通信部15は、リモー
トコントローラからの信号を受け付け可能な状態にな
る。例えばデューティ比95%の調光信号出力を指示す
る信号がリモートコントローラから送信されると、その
信号はリモートコントローラ通信部15で受信され、制
御部11に与えられる。制御部11はこの信号に基づい
てデューティ比95%の調光信号を生成し、調光信号出
力回路部12から調光信号を出力する。
【0050】このようにして、リモートコントローラか
らの信号を受け付けるか否か(有効とするか無効とする
か)の切り替えを外部の調光信号送信器を用いて行うこ
とができる。なお、リモートコントローラは無線式のも
のに限らず、有線式のものであってもよい。
【0051】(実施形態5)次に説明する第5の実施形
態では、照明制御装置が外部装置(例えばリモートコン
トローラ)から受信した信号に従って調光信号を出力す
ることができる機能を有し、その外部装置からの信号を
受け付けるか否かの切り換えを、調光信号入力のデュー
ティ比がしきい値以上か否かによって行う。
【0052】本実施形態における照明制御装置の構成は
図6に示した第4の実施形態と同様である。また、調光
信号入力回路部13に調光信号入力がない時はリモート
コントローラ通信部15がリモートコントローラからの
信号を受け付けない点も同様である。
【0053】調光信号入力回路部13に調光信号入力が
ある時は、そのデューティ比をしきい値と比較し、しき
い値以上であればリモートコントローラ通信部15がリ
モートコントローラからの信号を受け付け可能な状態に
なるが、しきい値未満の場合は調光信号入力がない時と
同じくリモートコントローラからの信号を受け付けな
い。
【0054】例えば、しきい値を50%に設定され、調
光信号のデューティ比が75%のときはリモートコント
ローラからの信号を受け付ける。このとき、デューティ
比95%の調光信号出力を指示する信号がリモートコン
トローラから送信されると、その信号はリモートコント
ローラ通信部15で受信され、制御部11に与えられ
る。制御部11はこの信号に基づいてデューティ比95
%の調光信号を生成し、調光信号出力回路部12から調
光信号を出力する。調光信号のデューティ比が25%の
ときはリモートコントローラからの信号を受け付けず
に、それまでの状態を継続する。
【0055】(実施形態6)次に説明する第6の実施形
態では、外部装置(例えばリモートコントローラ)が照
明制御装置との間で信号の送受信を行い、外部装置に設
けられた表示部によって照明制御装置の状態を確認する
ことができる。
【0056】本実施形態では、図6において、リモート
コントローラは、リモートコントローラ通信部15との
間で信号の送受信を行うことができる。リモートコント
ローラからリモートコントローラ通信部15に動作状態
確認要求の信号が送信されると、この信号はリモートコ
ントローラ通信部15から制御部11に与えられる。制
御部11は、現在の調光信号入力の有無と調光信号出力
のデューティ比に関する情報をリモートコントローラ通
信部15を介してリモートコントローラに送信する。リ
モートコントローラは受信した情報に基づいて、表示部
に調光信号入力の有無と調光信号出力のデューティ比を
表示する。
【0057】このような構成により、使用者は照明制御
装置の現在の動作状態を容易に確認することができる。
【0058】(実施形態7)図7は、本発明の第7の実
施形態における照明制御装置と照明器具との関係を示し
ている。本実施形態では、独立の照明制御装置1が2台
の照明器具A及びA’の安定器2及び2’に信号線Cに
よって接続されている。既述の実施形態では、照明制御
装置が照明負荷を含む照明器具に内蔵されている構造を
前提としたが、本実施形態のように照明制御装置1が照
明器具A、A’から分離していてもよい。なお、信号線
Cをバス型接続とすることにより、複数(3台以上も可
能)の照明器具を容易に接続することができる。
【0059】このような構成によれば、1台の照明制御
装置1で複数の照明器具の点灯・調光制御を行うことが
できるので、照明システム全体のコストを低く抑えるこ
とができる。
【0060】本発明は、以上に説明した各実施形態を組
み合わせて実施してもよい。その他、種々の実施形態で
本発明を実施することができる。例えば、照明器具の照
明負荷と安定器との組合せは、蛍光灯と電子安定器(イ
ンバータ)に限らず、例えば白熱灯とトライアック式調
光器でもよい。
【0061】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、照明制御装置(制御器)を介して外部装置から照明
負荷の出力を制御する場合に、所望の調光レベルで精度
よく照明負荷を点灯することができ、しかも比較的安価
に実現できる照明制御装置を提供することができる。さ
らに、調光信号入力機能を利用して、照明負荷のパター
ン制御や他の外部装置との連動が可能になる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る照明制御装置の
ブロック図である。
【図2】制御部の動作を説明するための波形図である。
【図3】調光信号入力回路部の回路図である。
【図4】制御部のマイクロプロセッサが記憶している2
つの調光信号出力パターンを示す図である。
【図5】調光信号出力パターンの別の例を示す図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る照明制御装置の
ブロック図である。
【図7】本発明の第7の実施形態における照明制御装置
と照明器具との関係を示す図である。
【図8】従来における、調光信号のデューティ比を変え
ることによって照明負荷の調光レベルを制御する照明器
具の構成を示す図である。
【図9】制御器の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 照明制御装置 11 制御部 12 調光信号出力回路部 13 調光信号入力回路部 14 人体検知部 15 リモートコントローラ通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴨井 美稚子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA12 AA52 AA81 AA82 BA25 CB01 CB06 CE12 CE17 CF16 CG06 CG10 CH02 CJ11 CJ22 5K048 AA06 BA07 EA03 EB02 HA04 HA06 HA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの調光信号を入力する調光信号
    入力回路部と、該調光信号入力回路部からの信号に基づ
    いて調光信号を出力する制御部と、該制御部から調光信
    号を外部に出力する調光信号出力回路部とを備えた照明
    制御装置において、 前記制御部は、外部からの調光信号入力の有無に応じ
    て、出力する調光信号のデューティ比を変化させること
    を特徴とする照明制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、入力される調光信号のデ
    ューティ比と出力する調光信号のデューティ比との関係
    を定めたデータテーブルを記憶し、入力される調光信号
    のデューティ比に基づいて前記データテーブルを参照す
    ることにより決定されるデューティ比の調光信号を出力
    することを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  3. 【請求項3】 前記調光信号入力回路部は、前記調光信
    号のデューティ比に対応する直流電圧信号を生成して前
    記制御部に与える平滑回路を有し、前記制御部は、入力
    される直流電圧信号の電圧と出力する調光信号のデュー
    ティ比との関係を定めたデータテーブルを記憶し、入力
    される直流電圧信号の電圧に基づいて前記データテーブ
    ルを参照することにより決定されるデューティ比の調光
    信号を出力することを特徴とする請求項1記載の照明制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、複数の異なる調光信号出
    力パターンを記憶し、外部からの調光信号入力があると
    きは、前記複数の異なる調光信号出力パターンのうちの
    一つを選択し、選択した調光信号出力パターンにしたが
    って調光信号を出力することを特徴とする請求項1記載
    の照明制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、入力される調光信号のデ
    ューティ比に応じて、前記複数の異なる調光信号出力パ
    ターンのうちの一つを選択することを特徴とする請求項
    4記載の照明制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、外部装置からの信号に従
    って調光信号出力を行う機能を有し、外部からの調光信
    号入力の有無に応じて、外部装置からの信号を受け付け
    るか否かを切り換えることを特徴とする請求項1記載の
    照明制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、外部装置からの信号に従
    って調光信号出力を行う機能を有し、外部からの調光信
    号入力がある場合に、そのデューティ比がしきい値より
    大きいか否かに応じて、外部装置からの信号を受け付け
    るか否かを切り換えることを特徴とする請求項6記載の
    照明制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、調光信号入力がない状態
    から調光信号入力がある状態に移行する際に、移行の直
    前の調光信号出力のデューティ比を記憶しておくことを
    特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の照明制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、調光信号入力がある状態
    から調光信号入力がない状態に移行する際に、前記記憶
    しておいたデューティ比を読み出して、該デューティ比
    の調光信号を出力することを特徴とする請求項8記載の
    照明制御装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、前記外部装置からの動
    作状態確認要求を受信すると、調光信号の入力の有無に
    関する情報を前記外部装置に送信し、前記外部装置は前
    記制御部から受信した前記情報に基づいて、調光信号の
    入力の有無を表示する表示部を備えていることを特徴と
    する請求項1から9のいずれか1項記載の照明制御装
    置。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、前記外部装置からの動
    作状態確認要求を受信すると、調光信号出力のデューテ
    ィ比に関する情報を前記外部装置に送信し、前記外部装
    置は前記制御部から受信した前記情報に基づいて、調光
    信号出力のデューティ比を表示する表示部を備えている
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載
    の照明制御装置。
  12. 【請求項12】 照明負荷を含む照明器具に内蔵されて
    いることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項
    記載の照明制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006019244A (ja) * 2004-06-01 2006-01-19 Toshiba Lighting & Technology Corp 蛍光ランプ点灯装置
JP2014086335A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Toyoda Gosei Co Ltd 調光制御システム
JPWO2015137453A1 (ja) * 2014-03-13 2017-04-06 ローム株式会社 発光負荷駆動装置及びこれを用いた照明用光源装置

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