JP2002133253A - 情報利用料課金システム - Google Patents

情報利用料課金システム

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JP2002133253A
JP2002133253A JP2000319523A JP2000319523A JP2002133253A JP 2002133253 A JP2002133253 A JP 2002133253A JP 2000319523 A JP2000319523 A JP 2000319523A JP 2000319523 A JP2000319523 A JP 2000319523A JP 2002133253 A JP2002133253 A JP 2002133253A
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JP2000319523A
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Yoshinori Sato
嘉則 佐藤
Toyohisa Morita
豊久 森田
Yukiyasu Ito
幸康 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リコメンデーションサービス提供者から提供
された情報に対するユーザの使用状況に応じて課金する
ことができるシステムを提供する。 【解決手段】 Webブラウザ利用者が、カタログ閲
覧、商品選択、商品購入などのアクションをとった場
合、お薦め候補に関する情報とブラウザ利用者のアクシ
ョンとを関連づけて蓄積し、アクションの種別に応じて
カタログ作成者に対するお薦め候補使用料を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータネット
ワークを介して端末にお薦め商品を提供、又は表示する
システムでの情報使用料の課金システムに係り、特に、
この情報が使用された場合に成功報酬として課金する情
報利用料課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に従い、パーソナ
ルコンピュータや携帯電話などの端末を用いたオンライ
ンサービスが一般的になりつつある。24時間サービ
ス、個々の買い手に対してパーソナライズしたサービス
(パーソナライズドサービス)を実現するため、売り手
はコンピュータプログラムにより買い手の要求に対応し
ている。パーソナライズドサービスの例としては、多数
の取扱商品からお薦め商品を選択して提示するリコメン
デーションサービスがある。提供する商品の数や種類が
多い場合でも、買い手が求める情報を自動的に選択する
ことをリコメンデーションサービスは可能にする。
【0003】人工知能学会誌2000年5月号、p.4
14−415の解説記事(第1の従来技術)に記載され
ているように、例えばWWW上の書籍販売オンラインシ
ョッピングサービスで買い手がある本をWebブラウザ
から選択したとき、売り手が他のお薦め本もいっしょに
提示するなどの個別対応を自動的に実現できるものがあ
る。
【0004】現在、リコメンデーションサービスを提供
するためのアプリケーションがいくつか市販されてい
る。この種のアプリケーションはサービスを提供する売
り手側のサイトで使用される。
【0005】アプリケーションの販売方法には、ソフト
ウェアを購入者に渡して、機能を提供することを前提と
する方法(第2の従来技術)と、購入者にソフトウェア
を渡さずにネットワークを介して機能を提供することを
前提とする方法(第3の従来技術)がある。従来技術2
に関しては、ソフトウェアの実体と使用ライセンスを販
売したり、使用ライセンスのみを販売、またはレンタル
/リースなどの方法がある。従来技術3に関しては、イ
ンターネットではASP(ApplicationSe
rvice Provider)と呼ばれるビジネス分
野が成立しつつある。ASPにおいては、サービス提供
者がアプリケーションをレンタル/リース形式で再販
し、アプリケーションホスティングやアプリケーション
マネジメントといったサービスを提供する。
【0006】また、インターネットにおけるサービスの
多くはWWW(World Wide Web)環境で
提供されている。WWWの実体はHTTP(Hyper
text Transfer Protocol)で結
合されたサーバとクライアントの集合である。サーバが
提供する情報の多くはHTML(HypertextM
arkup Language)により記述され、HT
MLを含むハイパーリンクは様々な情報を連結してい
る。利用者はクライアント上のWebブラウザからハイ
パーリンクを辿ることにより、複数のサーバに点在した
情報をブラウジング(閲覧)することができる。
【0007】インターネット上の仲介サービスに対する
課金を、ハイパーリンクを利用して実現する方法として
は、米国特許6029141号公報(第4の従来技術)
がある。第4の従来技術はアフィリエイト(affil
iate)制度と呼ばれる顧客仲介サービスの課金を実
現することができる。アフェリエイト制度では顧客を店
舗に導いた仲介者に対して、売買の成立に応じたインセ
ンティブ(報酬)を商品販売者が提供する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】商品の売り手が、従来
技術1でリコメンデーションサービスを買い手に対して
提供する場合、アプリケーション販売者は第2あるいは
第3の従来技術によりアプリケーションを販売してい
る。従って、リコメンデーションが効果を発揮せず、お
薦め商品の売買が成立しない場合でも、売り手はライセ
ンス料やリース料などの形でアプリケーション利用の対
価を支払わなければならない。また、第4の従来技術で
は、商品販売者が顧客仲介者に与えるインセンティブを
課金するための仕組みを提供する。しかし、アフィリエ
イトのインセンティブは、顧客を商品販売者のコンテン
ツサイトに誘導したことに対する対価である。従来技術
4は、多数の商品から顧客に適切なものを選択するサー
ビスである、リコメンデーションに対するインセンティ
ブを計算する仕組みを提供しない。
【0009】本発明の目的はリコメンデーションサービ
ス提供者とサービス利用者に売買成立状況に応じたサー
ビス使用料を課金する方法を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的はリコメンデーションサービス提
供者とサービス利用者に、リコメンデーションサービス
利用者の顧客がとった行動に応じて使用料を算出するこ
とができるシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、リコメンデーションノードはサイトIDとお薦
め候補のIDを有するお薦め候補データを生成し、コン
テンツノードはお薦め候補データからカタログを作成し
て、Webブラウザを備えるユーザノードに送信する。
送信データはHTML形式であり、サイトID、お薦め
候補識別ID、アクションIDを有している。ロギング
ノードは、コンテンツノードが送信したカタログデータ
を記録し、さらにユーザノードが送信するサイトID、
お薦め候補識別ID、アクションIDを記録する。We
bブラウザ利用者が、カタログ閲覧、商品選択、商品購
入などのアクションをとった場合、ロギングノードには
コンテンツノードが使用したお薦め候補に関する情報と
ブラウザ利用者の行動が関連づけられて記録される。
【0011】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。第1の発明では、情報利用料課金システムは、提供
する情報、情報を識別する情報識別ID及び情報提供者
を受けるサイトのサイトIDを生成、蓄積するリコメン
デーションノードと、該リコメンデーションノードから
提供された該情報、該情報識別ID及び該サイトIDに
ユーザが該情報の利用の種別を識別するアクションID
を付加してユーザに伝送するコンテンツノードと、契約
データと、該ユーザが該情報を利用した場合に該ユーザ
から送信される該情報識別ID、該サイトID及び該ア
クションIDとを用いて該コンテンツノードに対して課
金する該情報の利用料を算出する課金ノードとを備え
る。
【0012】第2の発明では、情報利用料課金システム
は、提供する情報、情報を識別する情報識別ID及び情
報提供者を受けるサイトのサイトIDを生成、蓄積する
リコメンデーションノードと、該リコメンデーションノ
ードから提供された該情報、該情報識別ID及び該サイ
トIDにユーザが該情報の利用の種別を識別するアクシ
ョンIDを付加してユーザに伝送するコンテンツノード
と、コンピュータネットワークシステムを利用して情報
を取得し、該情報を利用した場合、利用した情報の識別
ID、利用した情報のアクションID及び該サイトID
を送信するすることできるユーザノードと、該コンテン
ツノードから該情報識別ID、該サイトIDを取得し
て、蓄積すると共に、該ユーザノードから送信された該
利用した情報の識別ID、該利用した情報のアクション
ID及び該サイトIDを蓄積するロギングノードと、契
約データを有し、該契約データと該ロギングノードから
取得した該利用した情報の識別ID、該サイトID及び
該アクションIDとから該コンテンツノードに対して課
金する該情報の利用料を算出する課金ノードとを備え
る。
【0013】第3の発明では、情報利用料課金システム
は、端末にお薦め商品を提供することができるコンピュ
ータネットワークシステムを利用して商品カタログを表
示する手段と、該カタログ中の商品の選択、購入を行う
ユーザのアクション種別を送信できる手段を備えるユー
ザノードと、該商品カタログに掲載するお薦め商品候補
に商品ID、お薦め候補識別ID及びサイトIDを追加
してお薦め商品候補リストを生成する手段と、該お薦め
商品候補リストを蓄積する手段を有するリコメンデーシ
ョンノードと、該リコメンデーションから該お薦め商品
候補リストを受信し、該商品ID、該お薦め候補識別I
D及び該サイトIDを有する該お薦め商品候補リストに
ユーザの該アクション種別を示すアクションIDを付加
してお薦め商品のカタログデータを作成し、該ユーザノ
ードに対して送信するコンテンツノードと、該コンテン
ツノードから取得した該カタログデータに含まれる該薦
め候補識別ID、該サイトIDを受信し、受信日時と共
に蓄積する手段と、該ユーザノードから送信された該薦
め候補ID、該サイトID及び該アクションIDを受信
し、該受信データを受信日時と共にユーザアクションデ
ータとして蓄積する手段を有するロギングノードと、該
のロギングノードが蓄積するデータを用いてコンテンツ
ノードに対するお薦め商品候補リストの使用料金を算出
する手段を備える課金ノードとを備える。
【0014】第2または第3の発明において、該コンテ
ンツノードはHTML形式でユーザノードに送信し、該
ユーザノードはHTTP形式で該ロギングノードに送信
する。
【0015】第3の発明において、該お薦め商品候補を
生成する手段は、該コンテンツノドが有する商品デー
タ、購買履歴データ、顧客データ、Webサーバアクセ
スログのうち少なくとも一つを用いる。また、該コンテ
ンツノードに対する該お薦め商品候補リストの使用料金
を決定する手段は、該アクションIDとユーザが購入し
た商品の販売単価に基づいて計算する。また、該コンテ
ンツノードに対する該お薦め商品候補リストの使用料金
は、該アクションIDとアクション種別毎の単価に基づ
いて計算する。また、該コンテンツノードに対する該お
薦め商品候補リストの使用料金の決定は、カタログデー
タの件数に基づいて計算する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、幾つかの実施例を用い、図を参照して説明する。図
1はお薦め情報利用料課金システムの第1の実施例を示
すブロック図であり、お薦め情報利用料課金システム1
00の構成とデータの流れを示している。図において、
お薦め情報利用料課金システム100はリコメンデーシ
ョンノード101、コンテンツノード102、ユーザノ
ード103、ロギングノード104、課金ノード105
及び通信網106から構成されている。各ノードはコン
ピュータネットワークで結合されている。通信網106
はコンテンツノード102とユーザノード103がHT
TPで通信することができる。
【0017】リコメンデーションノード101はお薦め
商品の候補を生成するお薦め候補生成装置107とお薦
め商品の候補を蓄積するお薦め候補蓄積装置108など
から構成されており、コンテンツノード102から要求
があると、リコメンデーションノード101はコンテン
ツノード102へお薦め商品の候補を送信する。ユーザ
ノード103はWebブラウザを有し、商品カタログを
表示する機能であるカタログ表示装置110や、カタロ
グ中の商品を購入する機能を有するアクション送信装置
111などを備えている。
【0018】コンテンツノード102はリコメンデーシ
ョンノード101から送信されたお薦め候補からカタロ
グを作成し、オンラインショッピングなどのサービスを
ユーザノード103に提供するノードであり、カタログ
作成装置109などのWebサーバを備えている。例え
ば書籍のオンラインショッピングサービスの場合、コン
テンツノード102はHTML形式で書籍のカタログを
生成し、ユーザノード103に送信する。ロギングノー
ド104は、コンテンツノード102がユーザノード1
03に送信するカタログデータを蓄積するカタログデー
タ蓄積装置112と、ユーザノード103のWebブラ
ウザが送信するデータを蓄積するユーザアクションデー
タ蓄積装置113を備える。Webブラウザのデータ
は、カタログ中の商品を選択した、選択した商品を購入
したなどの顧客アクションに関する情報を含んでいる。
ユーザノード103とロギングノード104はHTTP
で接続される。
【0019】課金ノード105は、ロギングノード10
4に蓄積されているユーザアクションデータと契約デー
タ蓄積装置114からの契約データを用いて、コンテン
ツノード102に請求するお薦め情報使用料を計算し、
請求データを生成する課金装置115と、この請求デー
タを記憶する請求データ記憶装置116を備えている。
【0020】以上の説明において、各ノードはお薦め候
補生成装置107、カタログ作成装置109、課金装置
115等種々の装置を持っているが、これらは必ずしも
単体の装置とする必要はなく、ソフトで構成可能なもの
はソフトで構成しても良い。
【0021】以下、本発明によるお薦め情報料課金シス
テムの他の実施例について説明する。図2は本発明によ
るお薦め情報利用料課金システムの第2の実施例を示す
ブロック図であり、本実施例のお薦め情報利用料課金シ
ステム200は第1の実施例と比較して、各ノードの設
置場所を明確にした。お薦め情報利用料課金システム2
00は、ASP(Application Servi
ce Provider)サイト201、コンテンツプ
ロバイダサイト202を有している。ASPサイト20
1はリコメンデーションサービスを提供するサイトであ
る。コンテンツプロバイダサイト202はオンラインシ
ョッピングサービス提供するサイトであり、ASPサイ
ト201のサービスを使用して、ユーザノード103に
対してお薦め情報を送信する。ASPサイト201は、
コンテンツプロバイダサイト202に対してリコメンデ
ーションサービス使用料を課金する。本システム200
では、リコメンデーションノード101、ロギングノー
ド104、課金ノード105をASPサイト201に設
置している。
【0022】図3は本発明によるお薦め情報利用料課金
システムの第3の実施例を示すブロック図であり、本実
施例のお薦め情報利用料課金システム203は、第2の
実施例と比較して各ノードの設置場所が異なっている。
本実施例では課金ノード105のみがASPサイト20
1に設置され、コンテンツプロバイダサイト202にリ
コメンデーションノード101、コンテンツノード10
2及びロギングノード104が設置されている。リコメ
ンデーションノード101では予めお薦め候補を生成し
ておく。お薦め候補の生成には購買履歴、商品データ、
顧客データなどが使用される。これらのデータ量が多い
ときに、ネットワークを介してリコメンデーションノー
ド101がデータを使用すると、ASPサイト201と
コンテンツプロバイダサイト202間のネットワーク帯
域を圧迫することになる。使用するネットワーク帯域幅
は、平均的なトラフィック量を想定して決めることが多
いため、ピークトラフィック量が突出することは好まし
くない。
【0023】またコンテンツプロバイダサイト202が
多数の利用者を抱えおり、お薦め情報候補の使用頻度が
高い場合、ロギングノード104に対するアクセス要求
が増加しし、ASPサイト201とコンテンツプロバイ
ダサイト202間の平均トラフィック量が増加するとい
う問題が発生する。ネットワークアクセス頻度が大きい
ノードをコンテンツプロバイダサイト202に配置する
ことにより、第3の実施例では、第2の実施例に比べ
て、ネットワークのピークトラフィック量と、平均トラ
フィック量を軽減することができるという効果がある。
【0024】図4は本発明によるお薦め情報利用料課金
システムの第4の実施例を示すブロック図であり、お薦
め情報利用料課金システム300を示している。本実施
例においては、ASPサイト201にロギングノード1
04と課金ノード105のみが設置され、コンテンツプ
ロバイダサイト202はリコメンデーションノード10
1とコンテンツノードが設置されている。コンテンツプ
ロバイダサイト202で扱う商品の種類は多いが、サイ
トの顧客が少ない場合などは、ロギングノード104へ
のアクセス要求に伴うネットワーク負荷は高くならな
い。このような場合、第2の実施例に比べて第4の実施
例では、ネットワークのピークトラフィック量を軽減す
る効果がある。本発明においては各ノードの配置がお薦
め情報利用課金システム200、203、300のいず
れの場合であっても、各ノードの処理、ノード間のデー
タフローは同様である。
【0025】以下図1、図5を用いて、データ構造及び
データの流れについて説明する。図5(a)〜(f)は
本発明によるお薦め情報利用料課金システムで使用され
るデータの構造を示す図である。図5(a)はお薦め候
補蓄積装置108から送信されるデータ401を示して
おり、サイトID402、お薦め候補ID403及び商
品ID404を有している。サイトID402はコンテ
ンツノード102が設置されているサイトを識別するた
めのIDであり、リコメンデーションサービスを使用す
るサイト毎に異なる。お薦め候補識別ID403はお薦
め候補を識別するためのIDである。コンテンツプロバ
イダサイト202が、購入された書籍に着目して、関連
するものを薦めるリコメンデーションサービスを運用す
る場合、着目する1個の書籍に対し複数の書籍がお薦め
候補として定まる。この場合、お薦め候補識別ID40
3は、送信したお薦め候補を一意に定めるためのIDで
あり、候補を送信した回数により決まる。商品ID40
4は、コンテンツプロバイダサイト202が扱う商品を
識別するためのIDであり、1個のお薦め候補識別ID
403に対して複数の商品ID404が送信される。
【0026】例えば「国語辞典」「漢和辞典」「類義語
辞典」の商品ID404がそれぞれ、0、1、2である
とする。またリコメンデーションノード101がこれま
でお薦め候補を0番目から99番目まで合計100回送
信しているものとする。着目する商品が「国語辞典」
で、お薦め候補が「漢和辞典」「類義語辞典」のとき、
データ401は、お薦め候補識別ID=100、1個目
の商品ID=1、2個目の商品ID=2となる。
【0027】図5(b)に示すデータ405はコンテン
ツノード102からユーザノード103に送信されるデ
ータであり、サイトID402、お薦め候補識別ID4
03及びアクションIDを有している。お薦め商品のカ
タログはHTML形式で記述されている。アクションI
D410はユーザノード103の利用者がとるアクショ
ンの種類を識別する。例えば、ユーザがお薦め候補を開
いて見たとか、お薦め候補から購入した等のアクション
を示すIDを言う。ユーザノード103が受信したHT
MLデータはWebブラウザのカタログ表示装置110
に表示される。ユーザノード103の利用者がHTML
フォームのボタンをクリックするなどのアクションをと
ったとき、ユーザノード103のアクション送信装置1
11は、HTMLデータに含まれたアクションID41
0をロギングノード104へ送信する。
【0028】例えば、「カタログ中の商品を選択する」
というアクションのIDが0、「選択した商品を購入す
る」のIDが1であるものとする。ユーザノード103
の利用者に商品を選択させる局面ではアクションID=
0となり、商品を購入させる局面ではアクションID=
1となる。
【0029】図5(c)に示すデータ406は、ロギン
グノード104がカタログ作成装置109から受信する
カタログデータである。カタログデータ406は日時デ
ータ407、サイトID402及びお薦め候補識別ID
403を有しており、カタログデータ蓄積装置112に
蓄積される。日時データ407は受信した日時を表して
いる。コンテンツノード102は、カタログデータ40
5を送信する際、同時にカタログデータ406をロギン
グノード104へ送信する。
【0030】図5(d)に示すデータ408は、ロギン
グノード104がユーザノード103から受信するデー
タである。データ408は日時データ409、サイトI
D402、お薦め候補識別ID403及びアクションI
D410を有しており、ユーザアクションデータ蓄積装
置113に蓄積される。日時データ409はデータ40
8を受信した日時を表している。
【0031】図5(e)に示すデータ411は、契約デ
ータ蓄積装置114に蓄積しておくデータである。デー
タ411はサイトID402、アクションID409及
びアクション単価データ412を有している。アクショ
ン単価データ412はアクション毎に決まった単価であ
り、リコメンデーションサービス提供者とコンテンツプ
ロバイダサイト202の運営者の間で決めておいたサー
ビス利用料を表す。例えば「アクション=商品選択」の
とき1円、「アクション=商品購入」のとき100円な
どの値をとる。商品毎に単価が異なる場合、コンテンツ
プロバイダサイト202が取得する利益の1%を商品購
入時のアクション単価としたいなどの場合は、商品の種
類とアクションの種類からアクションIDと単価を決定
する。
【0032】図5(f)に示すデータ413は、課金装
置115が生成し、請求データ記憶装置116が蓄積す
るデータを示している。データ413はサイトID40
2、請求金額データ414及び算出日時データ415を
有している。請求金額データ414はコンテンツプロバ
イダサイト202の運営者に請求する金額を、算出日時
データ415は請求金額を算出した日時を表している。
【0033】図6は本発明によるお薦め情報利用料課金
システムにおけるカタログ作成処理とカタログの使用状
況の蓄積処理のフローの一実施例を示すフローチャート
であり、ユーザノード103からコンテンツノード10
2に対してカタログの要求があったときにカタログを作
成する処理、およびカタログの使用状況の蓄積処理のフ
ロー500を示している。
【0034】ステップ501で、コンテンツノード10
2はカタログ作成装置109を用いてお薦め候補蓄積装
置108から、お薦め候補データ402を取得する。ス
テップ502で、コンテンツノード102はカタログ作
成装置109でカタログデータ406を作成する。ステ
ップ503で、コンテンツノード102はロギングノー
ド104にカタログデータ406を送信し、カタログデ
ータ蓄積装置112にカタログデータ406を蓄積す
る。ステップ504で、コンテンツノード102はユー
ザノード103にカタログデータ406を送信する。ス
テップ505で、ユーザがカタログデータ406に基づ
いて何らかのアクションを起こした場合、ステップ50
6で、ロギングノード104はユーザノード103から
送信されたデータ408に基づいて商品選択、商品購入
などのアクションを判定し、データ408をユーザアク
ションデータ蓄積装置113に蓄積する。
【0035】このように、本実施例においては、ユーザ
行ったカタログの使用状況をユーザアクションデータ蓄
積装置113に蓄積することができるので、この使用状
況に応じて、課金処理をすることができると共にこの使
用状況を確認することができる。すなわち、本実施例に
おいては、お薦め候補が使用されたときに、その使用状
況(カタログを見たとか、カタログを見て商品を購入し
た等)を把握することができるので、使用状況に応じた
課金処理、すなわち成功報酬としての課金処理を行うこ
とができる。
【0036】図7は本発明によるお薦め情報利用料課金
システムにおける課金処理の一実施例を示すフローチャ
ートであり、図のフロー600は、課金ノード105の
課金装置115がコンテンツプロバイダサイト202に
対する請求金額を算出する処理を表している。発生する
データ量やリコメンデーションサービス利用契約によ
り、日次、月次、年次などのタイミングで請求金額算出
処理が起動される。ステップ601で、課金装置115
はカタログデータをカタログデータ蓄積装置112から
取得する。ステップ602で、課金装置115はユーザ
アクションデータをユーザアクションデータ蓄積装置1
13から取得する。ステップ603で、課金装置115
はデータ411を契約データ蓄積装置114から取得す
る。ステップ605で、サイトID402毎に請求デー
タ413を生成する。
【0037】例えば、課金期間内のユーザアクションデ
ータに「商品選択」が90件、「商品購入」が3件有
り、それぞれのアクション単価が契約データに1円、1
00円と記録されているものとする。この場合、90×
1+3×100=390円がデータ414の値となる。
さらに、広告効果を期待したリコメンデーションサービ
ス使用料が設定されているときは、ユーザノード103
にカタログを表示した回数を元に請求金額を加算する。
この場合ステップ604は、ステップ601で取得した
カタログデータを用いる。
【0038】以上述べたように、本発明によれば、リコ
メンデーションサービス提供者からの情報(お薦め情
報)を基に、このサービスの利用者はコンテンツノード
102でカタログを作成してユーザに提供し、ユーザが
このカタログに対して何らかのアクション、例えば、カ
タログを閲覧するとか、カタログから商品を購入すると
かのアクションを行った場合、このアクションの種類に
応じて課金処理をし、リコメンデーションサービス提供
者へのお薦め情報の使用料とすることができいる。
【0039】また、ユーザアクション及び課金情報はリ
コメンデーション作成提供者及びサービス利用者に提供
することができる。
【0040】従って、従来、リコメンデーションサービ
ス提供者が、リコメンデーションサービスをサービス利
用者に提供する場合、リコメンデーションが効果を発揮
せず、お薦め商品の売買が成立しない場合でも、サービ
スの利用者はリコメンデーションサービス提供者に、ラ
イセンス料やリース料などの形でリコメンデーションサ
ービス使用料を支払わなければならななかったが、本発
明によってこの問題点を解消することができる。
【0041】
【発明の効果】リコメンデーションサービス提供者から
のお薦め情報に対するユーザの使用状況を把握し、ユー
ザの使用状況に応じて課金処理し、リコメンデーション
サービス提供者に対するお薦め情報の提供料とすること
ができる課金システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】お薦め情報利用料課金システムの第1の実施例
を示すブロック図である。
【図2】本発明によるお薦め情報利用料課金システムの
第2の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明によるお薦め情報利用料課金システムの
第3の実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明によるお薦め情報利用料課金システムの
第4の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明によるお薦め情報利用料課金システムで
使用されるデータの構造を示す図である。
【図6】本発明によるお薦め情報利用料課金システムに
おけるカタログ作成処理とカタログの使用状況の蓄積処
理のフローの一実施例を示すフローチャートである。
【図7】本発明によるお薦め情報利用料課金システムに
おける課金処理の一実施例を示すフローチャートであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 幸康 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B049 BB49

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】提供する情報、情報を識別する情報識別I
    D及び情報提供者を受けるサイトのサイトIDを生成、
    蓄積するリコメンデーションノードと、該リコメンデー
    ションノードから提供された該情報、該情報識別ID及
    び該サイトIDにユーザが該情報の利用の種別を識別す
    るアクションIDを付加してユーザに伝送するコンテン
    ツノードと、契約データと、該ユーザが該情報を利用し
    た場合に該ユーザから送信される該情報識別ID、該サ
    イトID及び該アクションIDとを用いて該コンテンツ
    ノードに対して課金する該情報の利用料を算出する課金
    ノードとを備えることを特徴とする情報利用料課金シス
    テム。
  2. 【請求項2】提供する情報、情報を識別する情報識別I
    D及び情報提供者を受けるサイトのサイトIDを生成、
    蓄積するリコメンデーションノードと、該リコメンデー
    ションノードから提供された該情報、該情報識別ID及
    び該サイトIDにユーザが該情報の利用の種別を識別す
    るアクションIDを付加してユーザに伝送するコンテン
    ツノードと、コンピュータネットワークシステムを利用
    して情報を取得し、該情報を利用した場合、利用した情
    報の識別ID、利用した情報のアクションID及び該サ
    イトIDを送信するすることできるユーザノードと、該
    コンテンツノードから該情報識別ID、該サイトIDを
    取得して、蓄積すると共に、該ユーザノードから送信さ
    れた該利用した情報の識別ID、該利用した情報のアク
    ションID及び該サイトIDを蓄積するロギングノード
    と、契約データを有し、該契約データと該ロギングノー
    ドから取得した該利用した情報の識別ID、該サイトI
    D及び該アクションIDとから該コンテンツノードに対
    して課金する該情報の利用料を算出する課金ノードとを
    備えることを特徴とする情報利用料課金システム。
  3. 【請求項3】端末にお薦め商品を提供することができる
    コンピュータネットワークシステムを利用して商品カタ
    ログを表示する手段と、該カタログ中の商品の選択、購
    入を行うユーザのアクション種別を送信できる手段を備
    えるユーザノードと、該商品カタログに掲載するお薦め
    商品候補に商品ID、お薦め候補識別ID及びサイトI
    Dを追加してお薦め商品候補リストを生成する手段と、
    該お薦め商品候補リストを蓄積する手段を有するリコメ
    ンデーションノードと、該リコメンデーションから該お
    薦め商品候補リストを受信し、該商品ID、該お薦め候
    補識別ID及び該サイトIDを有する該お薦め商品候補
    リストにユーザの該アクション種別を示すアクションI
    Dを付加してお薦め商品のカタログデータを作成し、該
    ユーザノードに対して送信するコンテンツノードと、該
    コンテンツノードから取得した該カタログデータに含ま
    れる該薦め候補識別ID、該サイトIDを受信し、受信
    日時と共に蓄積する手段と、該ユーザノードから送信さ
    れた該薦め候補ID、該サイトID及び該アクションI
    Dを受信し、該受信データを受信日時と共にユーザアク
    ションデータとして蓄積する手段を有するロギングノー
    ドと、該のロギングノードが蓄積するデータを用いてコ
    ンテンツノードに対するお薦め商品候補リストの使用料
    金を算出する手段を備える課金ノードとを備えることを
    特徴とする情報利用料課金システム。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の情報利用料課金シ
    ステムにおいて、該コンテンツノードはHTML形式で
    ユーザノードに送信し、該ユーザノードはHTTP形式
    で該ロギングノードに送信することを特徴とする情報利
    用料課金システム.。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の情報利用料課金システム
    において、該お薦め商品候補を生成する手段は、該コン
    テンツノードが有する商品データ、購買履歴データ、顧
    客データ、Webサーバアクセスログのうち少なくとも
    一つを用いることを特徴とする情報利用料課金システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006500648A (ja) * 2002-09-16 2006-01-05 ヤフー! インコーポレイテッド オンラインソフトウェアレンタル
JP2009529158A (ja) * 2005-11-23 2009-08-13 ヴァーカイ,インコーポレイテッド 消費者データを収集、追跡、報告して小売商と銀行の販売方法を改善する方法およびシステム

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