JP2002132879A - 用船仲介方法及びシステム - Google Patents

用船仲介方法及びシステム

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JP2002132879A
JP2002132879A JP2000317953A JP2000317953A JP2002132879A JP 2002132879 A JP2002132879 A JP 2002132879A JP 2000317953 A JP2000317953 A JP 2000317953A JP 2000317953 A JP2000317953 A JP 2000317953A JP 2002132879 A JP2002132879 A JP 2002132879A
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charter
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Michihiko Kotani
道彦 小谷
Hiroaki Shimozaki
弘昭 下崎
Tsutomu Harada
勉 原田
Yasuo Suzuki
康雄 鈴木
Yoshiharu Shimura
義治 志村
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ZENNAISEN KYOSAIKAI KK
IHI Corp
Original Assignee
ZENNAISEN KYOSAIKAI KK
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 委託用船の仲介を効率よく行なえるようにす
る。 【解決手段】 用船者B3,B4が所有する各データ端
末装置30,41に通信手段C5を介して接続可能なデ
ータ処理装置60を有し、委託用船の対象となる船舶
P,Q,Rの要目などに関する初期データを予め蓄積し
且つ船舶P,Q,Rの動静などに関する船舶動静データ
を保持するデータ管理機能と、初期データと船舶動静デ
ータとに基づき船舶P,Q,Rの中から用船者B3,B
4が希望する要目や動静の抽出条件に適したものを検索
し且つ選定した船舶P,Q,Rの情報を用船者B3,B
4の各データ端末装置30,41へ送信し得るデータ検
索機能とを、データ処理装置60に具備させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は用船仲介方法及びシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内航貨物の荷主や当該貨物の輸
送を引き受けた運航業者(用船者)が所定の港から他の
港まで貨物を輸送する際には、船舶所有者(船主)から
一定の期間借り上げている船舶(定期用船)を使う場合
と、輸送すべき貨物や輸送経路に応じて船主から借り上
げた船舶(委託用船)を使う場合とがある。
【0003】従来、用船者が輸送すべき貨物に適した船
舶を委託用船として借り上げるのにあたっては、取引実
績のある船主に直接電話やファクシミリで問い合わせた
り、あるいは、知己の用船者間で相互に船主を紹介しあ
って、委託用船の対象となる船舶を探し当てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用船者
から特定の船主への問い合わせや、用船者間での船主の
紹介だけでは、委託用船の対象となる船舶についての情
報入手源が限られ、貨物の輸送に適した船舶が待機中で
あっても、その船主が情報入手源から外れていると、当
該船舶を用船者が探し当てることはできない。
【0005】更に、会話または筆記などの人的行為がそ
の都度介在する電話やファクシミリを、用船者と船主と
の相互連絡手段に用いているので、船舶の要目、動静な
どの借り上げの判断基準となる条件に提示が不充分にな
ったり、これらの条件の誤認に起因して、借り上げた船
舶に輸送すべき貨物を積み込めない、あるいは貨物を積
む仕出港から貨物を下ろす仕向港へ指定された時間内で
船舶を運航できない、という不具合が生じることがあ
る。
【0006】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、委託用船の仲介を効率よく行なえるようにすること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の用船仲介方法では、委託
用船の対象となる複数の船舶の要目、及び契約連絡先を
予め収集した初期データを作成しておき、これらの船舶
の動静を所定時間ごとに把握して船舶動静データを作成
し、用船者が希望する要目、及び動静の抽出条件に適し
た船舶の有無を、初期データと船舶動静データとに基づ
き検索したうえ、選定した船舶の要目、動静、及び契約
連絡先を、通信手段を介して当該用船者に提示する。
【0008】本発明の請求項2に記載の用船仲介方法で
は、委託用船の対象となる複数の船舶の要目、契約連絡
先、及び使用価格を予め収集した初期データを作成して
おき、これらの船舶の動静を所定時間ごとに把握して船
舶動静データを作成し、用船者が希望する要目、及び動
静の抽出条件に適した船舶の有無を、初期データと船舶
動静データとに基づき検索したうえ、選定した船舶の要
目、動静、契約連絡先、及び使用価格を、通信手段を介
して当該用船者に提示する。
【0009】本発明の請求項3に記載の用船仲介システ
ムでは、個々の用船者が所有するデータ端末装置、及び
各データ端末装置のそれぞれに通信手段を介して接続可
能なデータ処理装置を有し、委託用船の対象となる複数
の船舶の要目、及び契約連絡先に関する初期データを予
め蓄積し且つこれらの船舶の動静に関する船舶動静デー
タを保持するデータ管理機能と、初期データと船舶動静
データとに基づいて用船者が希望する要目、及び動静の
抽出条件に適した船舶の有無を検索し且つ選定した船舶
の要目、動静、及び契約連絡先を当該用船者のデータ端
末装置へ送信し得るデータ検索機能とを、データ処理装
置に具備させている。
【0010】本発明の請求項4に記載の用船仲介システ
ムでは、個々の用船者が所有するデータ端末装置、及び
各データ端末装置のそれぞれに通信手段を介して接続可
能なデータ処理装置を有し、委託用船の対象となる複数
の船舶の要目、契約連絡先、及び使用価格に関する初期
データを予め蓄積し且つこれらの船舶の動静に関する船
舶動静データを保持するデータ管理機能と、初期データ
と船舶動静データとに基づいて用船者が希望する要目、
及び動静の抽出条件に適した船舶の有無を検索し且つ選
定した船舶の要目、動静、契約連絡先、及び使用価格を
当該用船者のデータ端末装置へ送信し得るデータ検索機
能とを、データ処理装置に具備させている。
【0011】本発明の請求項1に記載の用船仲介方法に
おいては、委託用船の対象となる複数の船舶の要目、及
び契約連絡先を収集した初期データと、各船舶の動静の
所定時間ごとに把握した船舶動静データとから、用船者
が希望する要目、及び動静の抽出条件に適する船舶を検
索し、選定した船舶に関する情報を通信手段を介して用
船者に提示する。
【0012】本発明の請求項2に記載の用船仲介方法に
おいては、委託用船の対象となる複数の船舶の要目、契
約連絡先、及び使用価格を収集した初期データと、各船
舶の動静を所定時間ごとに把握した船舶動静データとか
ら、用船者が希望する要目、動静、使用価格の抽出条件
に適する船舶を検索し、選定した船舶に関する情報を通
信手段を介して用船者に提示する。
【0013】本発明の請求項3に記載の用船仲介システ
ムにおいては、用船者が希望する要目、及び動静の抽出
条件をデータ処理装置に入力し、当該抽出条件に適する
船舶を、データ検索機能によって、データ管理機能に保
持されている初期データ及び船舶動静データから検索
し、選定した船舶に関する情報を通信手段を介して用船
者が所有するデータ端末装置へ送信する。
【0014】本発明の請求項4に記載の用船仲介システ
ムにおいては、用船者が希望する要目、動静、及び使用
価格の抽出条件をデータ処理装置に入力し、当該抽出条
件に適する船舶を、データ検索機能によって、データ管
理機能に保持されている初期データ及び船舶動静データ
から検索し、選定した船舶に関する情報を通信手段を介
して用船者が所有するデータ端末装置へ送信する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。
【0016】図1乃至図3は本発明の用船仲介システム
の実施の形態の一例を示すもので、この用船仲介システ
ムは、船主A1が所有するパーソナルコンピュータ(デ
ータ端末装置)10、船主A2が所有するファクシミリ
送受信機(データ端末装置)21、用船者B3が所有す
るパーソナルコンピュータ(データ端末装置)30、及
び用船者B4が所有するファクシミリ送受信機(データ
端末装置)41などのそれぞれに、通信手段C5を介し
て接続可能なパーソナルコンピュータ(データ処理装
置)60を有している。
【0017】パーソナルコンピュータ60は、委託用船
の対象となる船舶P,Q,Rの要目、契約連絡先、及び
使用価格に関する初期データを予め蓄積し且つ当該船舶
P,Q,Rの動静に関する船舶動静データを保持するデ
ータ管理機能と、初期データと船舶動静データに基づき
船舶P,Q,Rの中から用船者B3,B4が希望する要
目、及び動静の抽出条件に適したものを検索して、その
要目、動静、契約連絡先、及び使用価格を当該用船者B
3,B4のパーソナルコンピュータ30、またはファク
シミリ送受信機41へ送信し得るデータ検索機能とを具
備している。
【0018】このパーソナルコンピュータ60は、用船
仲介システムを運用する仲介者D6の事業所に、ファク
シミリ送受信機61とともに設置されている。
【0019】通信手段C5は、船主A2、用船者B4、
仲介者D6のファクシミリ送受信機21,41,61や
電話機22,42,62の間に介在する既設の電話回線
55と、当該電話回線55、並びにパーソナルコンピュ
ータ10,30,60に付帯のデータ通信装置(モデ
ム)56を用いて仲介者D6のパーソナルコンピュータ
60に船主A1や用船者B3のパーソナルコンピュータ
10,30を接続し得るインターネットプロバイダ57
とで構成されている。
【0020】また、船主A1が所有する船舶Pには、フ
ァクシミリ送受信機2が搭載され、船主A2が所有する
船舶Qには、無線電話機8が搭載され、船主A1,A2
以外の他の船主(図示せず)が所有する船舶Rには、携
帯電話機9が搭載されており、それぞれの船舶P,Q,
Rの動静が各船主A1,A2に対して報告されるように
なっている。
【0021】図1乃至図3に示す用船仲介システムで
は、運用開始に先立ち、船舶P,Q,Rの貸し手である
船主A1,A2(図示していない船主も含む)と借り手
である用船者B3,B4を募り、当該船主A1,A2及
び用船者B3,B4に、仲介者D6のパーソナルコンピ
ュータ60に対してデータの送受信が可能なパーソナル
コンピュータ10,30か、少なくとも前記のパーソナ
ルコンピュータ60からのデータを受信できるファクシ
ミリ送受信機21,41を用意してもらう。
【0022】これに加えて、用船仲介システムに加入す
る船主A1,A2及び用船者B3,B4と仲介者D6と
の間で、個々のパーソナルコンピュータ10,30から
仲介者D6が所有するパーソナルコンピュータ60のデ
ータ検索機能を呼び出すためのパスワードや、電話機2
2,42やファクシミリ送受信機21,41を用いて仲
介者D6へデータの照会を行なうときに申告する暗証番
号を定めておき、部外者によるデータの不正な流出、並
びにパーソナルコンピュータ60への偽データの書き込
みの抑止を図るようにしておく。
【0023】次いで、それぞれの船主A1,A2から、
各船舶P,Q,Rの要目、契約連絡先、及び使用価格な
ど情報の提供を受け、これらをもとに仲介者D6が作成
した初期データを、パーソナルコンピュータ60に入力
設定する。
【0024】要目には、所有者名、船名、航行区域、積
載重量(一般貨物船の場合)、積載容積(油槽船の場
合)、満載航海速力、消費燃料、揚重装置能力(一般貨
物船の場合)、揚荷ポンプ能力(油槽船の場合)、及び
ハッチカバー仕様(一般貨物船の場合)などが提示され
ており、これらに基づき、船舶P,Q,Rの構造が輸送
すべき貨物に適したものであるか否か、当該貨物が積み
込めるか否か、あるいは貨物を積む仕出港から貨物を下
ろす仕向港へ指定された時間内で輸送できる航海速力を
具備しているか否かなどの要件を、用船者B3,B4が
判断できるようになっている。
【0025】契約連絡先には、運航管理部課名、その住
所、電話、及びファクシミリの番号、担当者氏名などが
提示されている。
【0026】使用価格には、船主A1,A2が希望する
一日あたりの手取り金額(燃料費と港湾使用量を除く)
が提示されており、これに基づき、経済的に適切な委託
用船契約が行なえるか否かを、用船者B3,B4が判断
できるようになっている。
【0027】更に、各船舶P,Q,Rの現在位置、今後
の動静、不稼働予定、運航受託者、委託終了日、並びに
用船種別の情報を、船主A1のパーソナルコンピュータ
10からインターネットプロバイダ57を経て仲介者D
6のパーソナルコンピュータ60へ送信される電子メー
ル、または船主A2のファクシミリ送受信機21から仲
介者D6のファクシミリ送受信機61へ送信されるファ
クシミリ通信によって得たうえ、これらをもとに仲介者
D6が作成した船舶動静データを、パーソナルコンピュ
ータ60に所定時間(たとえば12時間)ごとに更新設
定する。
【0028】現在位置には、本日の船舶P,Rの停泊港
S,Tの名称、船舶Qの航行位置の緯度・経度が提示さ
れ、また、今後の動静には、明日以降の船舶P,Q,R
の予定停泊港の名称、もしくは航行位置の緯度・経度が
提示されており、船舶P,Q,Rが貨物を積み込む仕出
港へ到着できる日時を、用船者B3,B4が判断できる
ようになっている。
【0029】不稼働予定には、船舶P,Q,Rの委託用
船の契約が未定になっている期間が提示されており、こ
れに基づき、船舶P,Q,Rを必要とする時期に借り上
げることができるか否かを、用船者B3,B4が判断で
きるようになっている。
【0030】運航受託者には、現在、船舶P,Q,Rの
船主A1,A2と運航契約を結んでいる用船者名、その
電話、及びファクシミリの番号、担当者氏名などが提示
されている。
【0031】委託終了日には、船舶P,Q,Rに委託用
船として一定期間の契約が結ばれている場合の契約終了
日が提示されている。
【0032】用船種別には、現在、船舶P,Q,Rが定
期用船、または委託用船であるかの分類が提示されてい
る。
【0033】輸送すべき貨物に適した船舶を用船者B3
が探す場合には、当該用船者B3が所有するパーソナル
コンピュータ30を、インターネットプロバイダ57な
どを含む通信手段C5によって仲介者D6が所有するパ
ーソナルコンピュータ60に接続したうえ、そのデータ
検索機能を呼び出すためのパスワードを入力する。
【0034】このパスワードが確認されると、用船者B
3のパーソナルコンピュータ30に、抽出条件の入力指
示が表示され、また、パスワードが間違っている場合に
は、抽出条件の入力拒否が表示される。
【0035】抽出条件の入力指示が表示されたならば、
必要とする船舶の要目、使用価格、現在位置、今後の動
静、不稼働予定などの種々の条件のうちのひとつ、ある
いはそれらの組み合わせを、抽出条件としてパーソナル
コンピュータ30に入力すると、仲介者D6のパーソナ
ルコンピュータ60のデータ検索機能が、データ管理機
能に保持されている初期データと船舶動静データとに基
づき、船舶P,Q,Rの中から用船者B3の抽出条件に
適したものを検索し、船舶P,Qが抽出条件に適してい
る場合には、当該船舶P,Qの要目、契約連絡先、使用
価格、現在位置、今後の動静、不稼働予定、運航受託
者、委託終了日、並びに用船種別が、検索回答として、
文字や図表でパーソナルコンピュータ30に表示され
る。
【0036】また、抽出条件に適した船舶がないと、抽
出条件の変更指示が検索回答として用船者B3のパーソ
ナルコンピュータ30に表示される。
【0037】従って、取引実績の有無に関係なく、用船
者B3は、輸送すべき貨物に適した船舶P,Qについて
の正確な情報を、仲介者D6のパーソナルコンピュータ
60に保持されている初期データ及び船舶動静データか
ら得ることができ、船主A1,A2は、船舶P,Qの稼
働率の向上をめざすことが可能になる。
【0038】輸送すべき貨物に適した船舶を用船者B4
が探す場合には、必要とする船舶の要目、使用価格、現
在位置、今後の動静、不稼働予定などの種々の条件のう
ちのひとつ、あるいはそれらの組み合わせを抽出条件と
して、ファクシミリ送受信機41により仲介者D6のフ
ァクシミリ送受信機61へ書面で通知するか、または、
電話機42,62による用船者B4と仲介者D6との通
話に口頭で通知する。
【0039】次いで、仲介者D6が、抽出条件、及び要
求元である用船者B4の識別番号をパーソナルコンピュ
ータ60に入力すると、そのデータ検索機能が、データ
管理機能に保持されている初期データと船舶動静データ
とに基づき、船舶P,Q,Rの中から用船者B3の抽出
条件に適したものを検索し、船舶P,Qが抽出条件に適
している場合には、当該船舶P,Qの要目、契約連絡
先、使用価格、現在位置、今後の動静、不稼働予定、運
航受託者、委託終了日、並びに用船種別が、検索回答と
して、文字や図表でファクシミリ送受信機41へ送信さ
れる。
【0040】また、抽出条件に適した船舶がないと、抽
出条件の変更指示が検索回答として用船者B4のファク
シミリ送受信機41へ送信される。
【0041】従って、取引実績の有無に関係なく、用船
者B4は、輸送すべき貨物に適した船舶P,Qについて
の正確な情報を、仲介者D6のパーソナルコンピュータ
60に保持されている初期データ及び船舶動静データか
ら得ることができ、船主A1,A2は、船舶P,Qの稼
働率の向上をめざすことが可能になる。
【0042】なお、本発明の用船仲介方法及びシステム
は、上述した実施の形態のみに限定されるものではな
く、たとえば、船主が所有するパーソナルコンピュータ
と仲介者が所有するパーソナルコンピュータのデータ管
理機能を接続して、船舶の現在位置や今後の動静などに
関する船舶動静データの更新設定を行なうような構成と
すること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて変更を加え得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明の用船仲介方法
及びシステムによれば、下記のような種々の優れた効果
を奏し得る。
【0044】(1)委託用船の対象となる複数の船舶の
要目や契約連絡先など収集した初期データと、各船舶の
動静の所定時間ごとに把握した船舶動静データとから、
用船者が希望する要目、及び動静の抽出条件に適する船
舶を検索し、輸送すべき貨物に適した船舶の正確な情報
を、船主との取引実績の有無に関係なく用船者へ提示す
るので、委託用船の仲介を効率よく行なうことが可能に
なる。
【0045】(2)これにより、用船者は必要とする船
舶を速やかに手配することができ、また、船主は船舶の
稼働率の向上をめざすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用船仲介システムの実施の形態の一例
を示す概念図である。
【図2】本発明の用船仲介システムの実施の形態の一例
における情報の収集及び伝達の手順を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の用船仲介システムの実施の形態の一例
における用船者に対する情報の提供の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
30 パーソナルコンピュータ(データ端末装置) 41 ファクシミリ送受信機(データ端末装置) 60 パーソナルコンピュータ(データ処理装置) B3 用船者 B4 用船者 C5 通信手段 P 船舶 Q 船舶 R 船舶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下崎 弘昭 兵庫県神戸市西区学園西町7−3−712− 101 (72)発明者 原田 勉 神奈川県横浜市泉区西が岡3−5−9 (72)発明者 鈴木 康雄 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内 (72)発明者 志村 義治 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内 Fターム(参考) 5B049 BB31 CC00 EE05 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 委託用船の対象となる複数の船舶の要
    目、及び契約連絡先を予め収集した初期データを作成し
    ておき、これらの船舶の動静を所定時間ごとに把握して
    船舶動静データを作成し、用船者が希望する要目、及び
    動静の抽出条件に適した船舶の有無を、初期データと船
    舶動静データとに基づき検索したうえ、選定した船舶の
    要目、動静、及び契約連絡先を、通信手段を介して当該
    用船者に提示することを特徴とする用船仲介方法。
  2. 【請求項2】 委託用船の対象となる複数の船舶の要
    目、契約連絡先、及び使用価格を予め収集した初期デー
    タを作成しておき、これらの船舶の動静を所定時間ごと
    に把握して船舶動静データを作成し、用船者が希望する
    要目、及び動静の抽出条件に適した船舶の有無を、初期
    データと船舶動静データとに基づき検索したうえ、選定
    した船舶の要目、動静、契約連絡先、及び使用価格を、
    通信手段を介して当該用船者に提示することを特徴とす
    る用船仲介方法。
  3. 【請求項3】 個々の用船者が所有するデータ端末装
    置、及び各データ端末装置のそれぞれに通信手段を介し
    て接続可能なデータ処理装置を有し、委託用船の対象と
    なる複数の船舶の要目、及び契約連絡先に関する初期デ
    ータを予め蓄積し且つこれらの船舶の動静に関する船舶
    動静データを保持するデータ管理機能と、初期データと
    船舶動静データとに基づいて用船者が希望する要目、及
    び動静の抽出条件に適した船舶の有無を検索し且つ選定
    した船舶の要目、動静、及び契約連絡先を当該用船者の
    データ端末装置へ送信し得るデータ検索機能とを、デー
    タ処理装置に具備させたことを特徴とする用船仲介シス
    テム。
  4. 【請求項4】 個々の用船者が所有するデータ端末装
    置、及び各データ端末装置のそれぞれに通信手段を介し
    て接続可能なデータ処理装置を有し、委託用船の対象と
    なる複数の船舶の要目、契約連絡先、及び使用価格に関
    する初期データを予め蓄積し且つこれらの船舶の動静に
    関する船舶動静データを保持するデータ管理機能と、初
    期データと船舶動静データとに基づいて用船者が希望す
    る要目、及び動静の抽出条件に適した船舶の有無を検索
    し且つ選定した船舶の要目、動静、契約連絡先、及び使
    用価格を当該用船者のデータ端末装置へ送信し得るデー
    タ検索機能とを、データ処理装置に具備させたことを特
    徴とする用船仲介システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016042786A1 (ja) * 2014-09-17 2016-03-24 株式会社日立ソリューションズ 特定装置および特定方法
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