JP2002132350A - 流量分配装置 - Google Patents
流量分配装置Info
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Abstract
内を流通する流体の流量である分岐流量の主流量に対す
る比である流量比を調節する複数の弁V2と、各弁V2の開
度を測定する弁開度計B2と、各分岐流量を測定する複数
の流量計F2と、分岐管2の各々について予め定めた目標
流量Qkの総和に対する各分岐管2の目標流量の比率であ
る流量目標比率SVkを、各分岐管2毎に演算する流量目
標比率演算部5と、各分岐流量の総和流量に対する比率
である分岐流量比率を各分岐管2毎に演算する流量計測
値比率演算部6と、演算された各分岐管2毎の流量目標比
率および分岐流量比率に基づいて、各弁V2の操作量MVk
を演算する弁制御演算部7と、各弁V2の操作量および開
度に基づいて、操作量および開度で操作する弁V2を選択
する弁選択部8とを備える。
Description
り、更に詳しくは、複数に分岐した分岐管に導かれた流
体の流量を、目標とする流量に分配するための流量分配
装置に関するものである。
品注入設備20など、複数の水処理系統21(#A、#
B、#C)からなり、各系統に対してそれぞれの処理量
に応じた分配比で水や薬品などの流体を注入するような
設備に対しては、流量分配装置が用いられている。
の流体を供給する主管23から複数に分岐した分岐管2
4(#A、#B、#C)毎に、各分岐管24(#A、#
B、#C)へ所定の流量に調節して分配するための弁2
5(#A、#B、#C)がそれぞれ備えられている。そ
して、これらの各分岐管24(#A、#B、#C)へ流
量分配を行う場合には、これら各分岐管24(#A、#
B、#C)個別の弁25(#A、#B、#C)を用い
て、各分岐管24(#A、#B、#C)への流量配分を
行っている。
うな従来の流量分配装置では、以下のような問題があ
る。
用いて各分岐管24(#A、#B、#C)への流量配分
を個別に行う場合、分岐管24(#A)の流量QAを少
なくするように弁25(#A)を制御し、この弁25
(#A)を絞ると、流量QAが減少する。しかしながら
この場合、同時に、流量QB、流量QCは増加する。逆
に、弁25(#A)をより開くと、流量QAが増加する
と同時に、流量QB、流量QCは減少する。このよう
に、各弁25(#A、#B、#C)の制御を個別に行う
と、ある弁25の動作が他の弁25の外乱となってしま
う。
C)を用いて各分岐管24(#A、#B、#C)への流
量配分を個別に行う場合には、1つの弁25の動作が他
の分岐管24(#A、#B、#C)の分岐流量に影響を
及ぼすため、所望の流量配分を安定して達成することが
困難であるという問題がある。
ものであり、複数に分岐した分岐管の流量分配を行うに
あたり、目標流量と測定流量とを用いて制御演算を行
い、この演算結果に基づいて操作を行う弁を選択し、選
択した弁のみの制御により流量分配を行うようにし、も
って、ある分岐管への流量分配時に他の分岐管の分岐流
量に影響を及ぼすことなく、所望の流量配分を安定して
達成することが可能な流量分配装置を提供することを目
的とする。
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
流通する流体を、主管から分岐した複数の分岐管に、お
のおの所定の流量で分配する流量分配装置であって、主
管内を流通する流体の流量である主流量を測定する主流
量測定手段と、複数の分岐管のおのおのに備えられ、各
分岐管内を流通する流体の流量である分岐流量の、主流
量測定手段によって測定された主流量に対する比である
流量比を調節する複数の分岐流量調節弁と、複数の分岐
管のおのおのに備えられ、各分岐流量調節弁の開度を測
定する複数の分岐弁開度測定手段と、複数の分岐管のお
のおのに備えられ、各分岐流量を測定する複数の分岐流
量測定手段と、複数の分岐管のおのおのについて予め定
めた目標流量の総和に対する、各分岐管の目標流量の比
率である流量目標比率を、各分岐管毎に演算する流量目
標比率演算手段と、各分岐流量測定手段によって測定さ
れた各分岐流量の総和流量に対する、各分岐流量の比率
である分岐流量比率を、各分岐管毎に演算する分岐流量
比率演算手段と、流量目標比率演算手段によって演算さ
れた各分岐管毎の流量目標比率、および分岐流量比率演
算手段によって演算された各分岐管毎の分岐流量比率に
基づいて、各分岐管毎に備えられた各分岐流量調節弁の
操作量を演算する弁操作量演算手段と、弁操作量演算手
段によって演算された各分岐流量調節弁の操作量、およ
び分岐弁開度測定手段によって測定された各分岐流量調
節弁の開度に基づいて、各分岐流量調節弁から、操作量
および開度で操作する分岐流量調節弁を選択する操作弁
選択手段とを備える。
おいては、以上のような手段を講じることにより、選択
した分岐流量調整弁のみの制御により各分岐管に対する
流量分配を行うことができる。
量分配装置において、操作弁選択手段は、弁操作量演算
手段によって演算された各分岐流量調節弁の操作量が、
各分岐流量調節弁をより開く方向である正の値である場
合には、操作量が最大値である分岐流量調節弁を選択
し、負の値である場合には、操作量が最小値である分岐
流量調節弁を選択する。
おいては、以上のようにして分岐流量調節弁を選択する
ことができる。
項2の発明の流量分配装置において、各分岐管毎に備え
られ、各分岐管によって導かれた流体を処理する複数の
流体処理部と、各流体処理部に備えられ、各流体処理部
における流体の流量を測定する処理部流量測定手段とを
備え、複数の分岐管のおのおのについて予め定めた目標
流量を、各分岐管毎に備えられた各処理部流量測定手段
によって測定された流量とする。
おいては、以上のような手段を講じることにより、各分
岐管によって導かれた例えば水処理施設などの各液体処
理部において測定された流量から、分岐流量調節弁を選
択することができる。
ついて図面を参照しながら説明する。
の形態を図1から図2を用いて説明する。
装置の一例を示す構成図である。
置は、主管1内を流通する水や薬品などの流体を、主管
1から分岐した複数の分岐管2(#1、#2、・・、#
n)に、所定の流量で分配する装置であって、主管1に
はポンプP1、弁V1、流量計F1、および弁V1の開
度を測定する弁開度計B1を備えている。また、各分岐
管2(#1、#2、・・、#n)には、それぞれ弁V2
(#1、#2、・・、#n)、流量計F2(#1、#
2、・・、#n)、および弁V2(#1、#2、・・、
#n)の開度を測定する弁開度計B2(#1、#2、・
・、#n)を備えている。更に、流量計F1、F2や弁
開度計B1、B2によって測定された測定値に基づいて
流量分配のための必要な演算および制御を行う全体流量
制御演算部4、流量目標比率演算部5、流量計測値比率
演算部6、弁制御演算部7(#1、#2、・・、#
n)、弁選択部8、弁選択回路部9を備えている。
の流体を加圧し、図中矢印に示す方向に流体を流通させ
る。弁V1は、主管1内を流通する流体の流量(以下、
「主流量」と称する)を調節する。流量計F1は、主流
量を測定し、その測定結果を全体流量制御演算部4に出
力する。弁開度計B1は、弁V1の開度を測定し、その
測定結果を全体流量制御演算部4に出力する。
数の分岐管2(#1、#2、・・、#n)のおのおのに
備えられ、各分岐管2内を流通する流体の流量(以下、
「分岐流量」と称する)を調節する。流量計F2(#
1、#2、・・、#n)は、それぞれの分岐管2(#
1、#2、・・、#n)の分岐流量を測定し、測定結果
を流量計測値比率演算部6に出力する。弁開度計B2
(#1、#2、・・、#n)は、弁V2(#1、#2、
・・、#n)の開度をそれぞれ測定し、その測定結果を
それぞれ対応する弁制御演算部7(#1、#2、・・、
#n)に出力する。
ら出力された弁V1の開度、流量計F1から出力された
流量、および操作入力による入力される全体目標流量に
基づいて、主管1内を流通する流体の流量を制御するた
めの演算を行い、この演算結果に基づいて、弁V1の開
度を操作する。
1、#2、・・、#n)のおのおのについて予め定めた
目標流量Q1、Q2、・・、Qnの総和に対する各分岐
管2(#1、#2、・・、#n)の目標流量の比率であ
る流量目標比率SV1、SV2、・・、SVnを、各分
岐管毎2(#1、#2、・・、#n)に演算し、その結
果を各弁制御演算部7(#1、#2、・・、#n)に出
力する。すなわち、たとえば分岐管2(#1)に対する
流量目標比率SV1は、以下に示す(1)式に従って演
算する。
(#1、#2、・・、#n)によって測定された各分岐
流量q1、q2、・・、qnに基づいて、これら分岐流
量q 1、q2、・・、qnの総和流量に対する各分岐流
量の比率である分岐流量比率PV1、PV2、・・、P
Vnを各分岐管2(#1、#2、・・、#n)毎に演算
し、その結果を各弁制御演算部7(#1、#2、・・、
#n)に出力する。すなわち、たとえば分岐管2(#
1)に対する分岐流量比率PV1は、以下に示す(2)
式に従って演算する。
n)は、流量目標比率演算部5によって演算された各分
岐管2毎の流量目標比率SV1、SV2、・・、S
Vn、および流量計測値比率演算部6によって演算され
た各分岐管2(#1、#2、・・、#n)毎の分岐流量
比率PV1、PV2、・・、PVnに基づいて、各分岐
管2(#1、#2、・・、#n)毎に備えられた各弁V
2(#1、#2、・・、#n)の操作量MV1、M
V2、・・、MVnをPID演算などによって演算し、
その結果を弁選択部8に出力する。なお、この操作量M
V1、MV2、・・、MV nは、所定の制御範囲内に制
限されるものである。
2、・・、#n)によって演算された各弁V2(#1、
#2、・・、#n)の操作量、各弁V2(#1、#2、
・・、#n)の開度に基づいて、分岐管2(#1、#
2、・・、#n)に備えられた各弁V2(#1、#2、
・・、#n)の中から、この操作量および開度で操作す
る弁V2を選択し、その結果に基づいて弁選択回路部9
を作動させる。弁V2の選択は、例えば、以下のような
基準に基づいて行う。各弁制御演算部7(#1、#2、
・・、#n)によって演算された各弁V2(#1、#
2、・・、#n)の操作量が、各弁V2(#1、#2、
・・、#n)をより開く方向である正の値である場合に
は、操作量が最大値である弁V2を選択する。一方、各
弁制御演算部7(#1、#2、・・、#n)によって演
算された各弁V2(#1、#2、・・、#n)の操作量
が、各弁V2(#1、#2、・・、#n)をより閉じる
方向である負の値である場合には、操作量が最小値であ
る弁V2を選択する。
択された弁V2の開度を、弁選択部8によって演算され
た操作量に応じて操作する。
に係る流量分配装置の動作について図2に示すフローチ
ャートを用いて説明する。
流体は、ポンプP1によって加圧され、図中矢印に示す
方向に流れる。このように主管1内を流れる流体は、弁
V1によってその流量が調節される。この弁V1の開度
および流体の流量は、弁開度計B1および流量計F1に
よってそれぞれ測定され、ともに全体流量制御演算部4
に出力される(S1)。
から出力された弁開度、流量計F1から出力された流量
に基づいてPID演算などの制御演算が行われ、その演
算結果に基づいて弁V1が操作され、主管1内の流量
(主流量)が一定に制御される。なお、ステップS1に
おける主流量および弁開度の測定は、一定の周期で行わ
れており、それに伴う制御演算、およびこの演算結果に
基づく弁V1の操作もまた一定の周期で行われる(S
2)。
に制御された流体は、主管1から分岐した複数の分岐管
2(#1、#2、・・、#n)へと分配される。そして
各分岐管2(#1、#2、・・、#n)へと分配された
流体は、各分岐管2(#1、#2、・・、#n)におい
て、弁V2(#1、#2、・・、#n)によってその流
量が調節される。各弁V2(#1、#2、・・、#n)
の開度および各分岐管2(#1、#2、・・、#n)を
流れる流体の流量q1、q2、・・、qnは、各弁開度
計B2(#1、#2、・・、#n)および各流量計F2
(#1、#2、・・、#n)によってそれぞれ測定さ
れ、開度はそれぞれの弁制御演算部7(#1、#2、・
・、#n)へ、流量q1、q2、・・、qnは流量計測
値比率演算部6へそれぞれ出力される(S3)。
入力された各分岐管2(#1、#2、・・、#n)にお
ける目標流量Q1、Q2、・・、Qnに基づいて、上述
した(1)式に基づいて、流量目標比率SV1、S
V2、・・、SVnが演算され、その結果が各弁制御演
算部7(#1、#2、・・、#n)に出力される(S
4)。
量計F2(#1、#2、・・、#n)によって測定され
た各分岐流量q1、q2、・・、qnに基づいて、上述
した(2)式に基づいて、分岐流量比率PV1、P
V2、・・、PVnが演算され、その結果が各弁制御演
算部7(#1、#2、・・、#n)に出力される(S
5)。
n)では、流量目標比率演算部5によって演算された各
分岐管2毎の流量目標比率SV1、SV2、・・、SV
n、および流量計測値比率演算部6によって演算された
各分岐管2(#1、#2、・・、#n)毎の分岐流量比
率PV1、PV2、・・、PVnに基づいて、各分岐管
2(#1、#2、・・、#n)毎に備えられた各弁V2
(#1、#2、・・、#n)の操作量MV1、MV2、
・・、MVnが、PID演算などによって演算され、そ
の結果が弁選択部8に出力される(S6)。
#2、・・、#n)によって演算された各弁V2(#
1、#2、・・、#n)の操作量MV1、MV2、・
・、MV n、各弁V2(#1、#2、・・、#n)の開
度に基づいて、分岐管2(#1、#2、・・、#n)に
備えられた各弁V2(#1、#2、・・、#n)の中か
ら、この操作量および開度で操作する弁V2が選択され
る(S7)。
部8によって選択された弁V2の開度が、弁選択部8に
よって演算された操作量に応じて操作され、各分岐管2
(#1、#2、・・、#n)に対して所望の流量が安定
して分配される(S8)。
されるので、ある分岐管2への流量分配時に、他の分岐
管2の分岐流量に影響を及ぼすことなく、所望の流量が
安定して分配される。
分配装置においては、上記のような作用により、複数の
分岐管2(#1、#2、・・、#n)に備えらた弁V2
(#1、#2、・・、#n)のうち、1回の操作で出力
を行うのはいずれか1つの弁V2のみとすることができ
る。
に、他の分岐管2の分岐流量に影響を及ぼすことなく、
所望の流量を安定して分配することが可能となる。
の形態を図3から図4を用いて説明する。
装置の一例を示す構成図であり、図1と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。
置は、図1に示す各分岐管2(#1、#2、・・、#
n)の下流側にそれぞれ、各分岐管2(#1、#2、・
・、#n)によって導かれた水や薬などの液体を処理す
る処理系統11(#1、#2、・・、#n)をそれぞれ
備えている。この処理系統11は、例えば、上下水道の
薬品注入設備に相当する。
・、#n)には、各処理系統11(#1、#2、・・、
#n)における流量W1、W2、・・、Wnを測定し
て、その結果を流量目標比率演算部5に出力する流量計
F3(#1、#2、・・、#n)をそれぞれ備えてい
る。
計F3(#1、#2、・・、#n)から出力された流量
W1、W2、・・、Wnを、それぞれ総和流量(W1+
W2+・・+Wn)で除することによって、各処理系統
11(#1、#2、・・、#n)の流量目標比率S
V1、SV2、・・、SVnを演算し、その結果を各弁
制御演算部7(#1、#2、・・、#n)に出力する。
すなわち、流量目標比率演算部5は、たとえば処理系統
11(#1)に対する流量目標比率SV1を演算する場
合、以下に示す(3)式に従って、各流量計F3(#
1、#2、・・、#n)から出力された流量W1、
W2、・・、Wnを用いて流量目標比率SV1をオンラ
インで自動的に演算する。
態で説明したものと同様であるので、重複説明を避け
る。
に係る流量分配装置の動作について図4のフローチャー
トを用いて説明する。
フローチャートのステップS3、S4に替えて、ステッ
プS11、S12、S13を加えたものであって、ステ
ップS1、S2、S5、S6、S7、S8は、図2に示
すフローチャートで説明した通りである。したがって、
ここでは、異なるステップを中心に、本実施の形態に係
る流量分配装置の動作について説明する。
されたステップS2における制御演算によって、主管1
内でその流量が一定に制御された流体は、主管1から分
岐した複数の分岐管2(#1、#2、・・、#n)へと
分配される。そして各分岐管2(#1、#2、・・、#
n)へと分配された流体は、各分岐管2(#1、#2、
・・、#n)において、弁V2(#1、#2、・・、#
n)によってその流量が調節され、各分岐管2(#1、
#2、・・、#n)の下流に備えられた各処理系統11
(#1、#2、・・、#n)へと導かれる(S11)。
度および各分岐管2(#1、#2、・・、#n)を流れ
る流体の流量q1、q2、・・、qnは、各弁開度計B
2(#1、#2、・・、#n)および各流量計F2(#
1、#2、・・、#n)によってそれぞれ測定され、開
度はそれぞれの弁制御演算部7(#1、#2、・・、#
n)へ、流量q1、q2、・・、qnは流量計測値比率
演算部6へそれぞれ出力される。また、各処理系統11
(#1、#2、・・、#n)における流量W1、W2、
・・、Wnが、流量計F3(#1、#2、・・、#n)
によってそれぞれ測定され、流量目標比率演算部5へと
出力される(S12)。
量計F3(#1、#2、・・、#n)から出力された各
処理系統11(#1、#2、・・、#n)における流量
W1、W2、・・、Wnに基づいて、上述した(3)式
に基づいて、流量目標比率SV1、SV2、・・、SV
nが演算され、その結果が各弁制御演算部7(#1、#
2、・・、#n)に出力される(S13)。
て、流量計測値比率演算部6では、分岐流量比率P
V1、PV2、・・、PVnが演算され、その結果が各
弁制御演算部7(#1、#2、・・、#n)に出力され
る(S5)。
7、S8と同様に動作し、最終的には、弁選択部8によ
って選択された弁V2の開度が、弁選択部8によって演
算された操作量に基づいて操作され、各分岐管2(#
1、#2、・・、#n)に対して所望の流量が安定して
分配される。
されるので、ある分岐管2への流量分配時に、他の分岐
管2の分岐流量に影響を及ぼすことなく、所望の流量が
安定して分配される。
分配装置においては、上記のような作用により、流量計
F3(#1、#2、・・、#n)によって測定される流
量W 1、W2、・・、Wnがオンラインで取得され、更
にこの流量W1、W2、・・、Wnに基づいて、流量目
標比率SV1、SV2、・・、SVnを自動的に演算す
ることができる。
11(#1、#2、・・、#n)の流量W1、W2、・
・、Wnに基づいて、分岐流量を決定する場合であって
も、自動的に目標流量比率SV1、SV2、・・、SV
nを演算し、更に、この目標流量比率SV1、SV2、
・・、SVnに基づいて操作量MV1、MV2、・・、
MVnを演算することができる。
に、他の分岐管2の分岐流量に影響を及ぼすことなく、
所望の流量を安定して分配することが可能となる。
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
複数に分岐した分岐管の流量分配を行うにあたり、目標
流量と測定流量とを用いて制御演算を行い、この演算結
果に基づいて操作を行う弁を選択し、選択した弁のみの
制御により流量分配を行うことができる。
他の管路の分岐流量に影響を及ぼすことなく、所望の流
量配分を安定して達成することが可能な流量分配装置を
実現することができる。
示す構成図
示すフローチャート
示す構成図
示すフローチャート
図
Claims (3)
- 【請求項1】 主管内を流通する流体を、前記主管から
分岐した複数の分岐管に、おのおの所定の流量で分配す
る流量分配装置であって、 前記主管内を流通する前記流体の流量である主流量を測
定する主流量測定手段と、 前記複数の分岐管のおのおのに備えられ、前記各分岐管
内を流通する前記流体の流量である分岐流量の、前記主
流量測定手段によって測定された主流量に対する比であ
る流量比を調節する複数の分岐流量調節弁と、前記複数
の分岐管のおのおのに備えられ、前記各分岐流量調節弁
の開度を測定する複数の分岐弁開度測定手段と、 前記複数の分岐管のおのおのに備えられ、前記各分岐流
量を測定する複数の分岐流量測定手段と、前記複数の分
岐管のおのおのについて予め定めた目標流量の総和に対
する、前記各分岐管の前記目標流量の比率である流量目
標比率を、前記各分岐管毎に演算する流量目標比率演算
手段と、 前記各分岐流量測定手段によって測定された前記各分岐
流量の総和流量に対する、前記各分岐流量の比率である
分岐流量比率を、前記各分岐管毎に演算する分岐流量比
率演算手段と、 前記流量目標比率演算手段によって演算された前記各分
岐管毎の流量目標比率、および前記分岐流量比率演算手
段によって演算された前記各分岐管毎の分岐流量比率に
基づいて、前記各分岐管毎に備えられた前記各分岐流量
調節弁の操作量を演算する弁操作量演算手段と、 前記弁操作量演算手段によって演算された前記各分岐流
量調節弁の操作量、および前記分岐弁開度測定手段によ
って測定された前記各分岐流量調節弁の開度に基づい
て、前記各分岐流量調節弁から、前記操作量および開度
で操作する分岐流量調節弁を選択する操作弁選択手段と
を備えたことを特徴とする流量分配装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の流量分配装置におい
て、 前記操作弁選択手段は、前記弁操作量演算手段によって
演算された前記各分岐流量調節弁の操作量が、前記各分
岐流量調節弁をより開く方向である正の値である場合に
は、前記操作量が最大値である分岐流量調節弁を選択
し、負の値である場合には、前記操作量が最小値である
分岐流量調節弁を選択するようにしたことを特徴とする
流量分配装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の流量分
配装置において、 前記各分岐管毎に備えられ、前記各分岐管内を流通する
ことによって導かれた前記流体を処理する複数の流体処
理部と、 前記各流体処理部に備えられ、前記各流体処理部におけ
る前記流体の流量を測定する処理部流量測定手段とを備
え、 前記複数の分岐管のおのおのについて予め定めた目標流
量を、前記各分岐管毎に備えられた各処理部流量測定手
段によって測定された流量としたことを特徴とする流量
分配装置。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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JP2014206985A (ja) * | 2005-04-21 | 2014-10-30 | エム ケー エス インストルメンツインコーポレーテッドMks Instruments,Incorporated | 反対称最適制御を使用する流量比率制御装置を含むガス送出方法及びシステム |
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