JP2002130893A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JP2002130893A
JP2002130893A JP2000319316A JP2000319316A JP2002130893A JP 2002130893 A JP2002130893 A JP 2002130893A JP 2000319316 A JP2000319316 A JP 2000319316A JP 2000319316 A JP2000319316 A JP 2000319316A JP 2002130893 A JP2002130893 A JP 2002130893A
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Masakazu Yamamoto
雅一 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍庫内の熱交換器からの冷熱を並設した冷
蔵庫にも循環して冷却を行なう冷凍冷蔵庫において、熱
交換器の除霜運転時に冷蔵庫の庫内温度上昇を防止でき
る冷凍冷蔵庫を提供すること。 【解決手段】 冷凍庫A内の冷凍庫熱交換器5に霜が付
着したときには、電磁弁8を閉じるとともに電磁弁2
1、32を開く。これによりバイパス配管20を介して
高温高圧のガス状冷媒が冷凍庫熱交換器5に導かれ、放
熱して凝縮するときに除霜を行なう。そして凝縮した冷
媒は冷蔵庫B内の冷蔵庫熱交換器31で蒸発して吸熱
し、冷蔵庫B内に配置された貯氷庫50内に貯められた
ドレン水を冷却して凍結する。この凍結したドレン水に
より冷蔵庫Bの庫内温度の上昇を防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台の熱交換器か
らの冷熱を、並設した冷凍庫と冷蔵庫とに分配供給する
冷凍冷蔵庫に関するものであり、特に車載用に用いて好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開昭62−4
9171号公報に開示された冷凍冷蔵庫がある。この冷
凍冷蔵庫は、冷凍庫と冷蔵庫とを並設し、冷風発生用の
熱交換器を冷凍庫内に配置し、冷凍庫と冷蔵庫の仕切壁
に設けられた冷風の出入口を通じて、冷凍庫内の冷気が
冷凍庫からの冷風出口に設けられた循環ファンにより冷
蔵庫内にも循環供給されるように構成されている。
【0003】そして、冷凍庫内の熱交換器表面に霜が堆
積した場合には、循環ファンを停止するとともに、熱交
換器に高温高圧ガス状の冷媒を流す除霜運転を行ない、
熱交換器に付着した霜を取り除くようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、除霜運転を行なうと冷凍庫の庫内温度が
上昇する。このとき循環ファンは停止しているが、仕切
壁に設けられた冷風の出入口等を介して冷凍庫内の温度
上昇の影響を受け、冷蔵庫の庫内温度も上昇するという
問題がある。
【0005】本発明は、上記点に鑑みてなされたもの
で、除霜運転時に冷蔵庫の庫内温度上昇を防止できる冷
凍冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、冷凍庫(A)内に設け
られ、冷媒と冷凍庫(A)内の空気とを熱交換して、空
気を冷却する第1の熱交換器(5)と、冷凍庫(A)内
の冷却された空気を冷凍庫(A)に隣接して設けられた
冷蔵庫(B)内に循環供給するための冷気循環装置(6
0、61、62)とを備える冷凍冷蔵庫において、冷蔵
庫(B)は、内部に第2の熱交換器(31)を有し、第
1の熱交換器(5)に高温高圧ガス状の冷媒を流し、こ
の高温高圧ガス状の冷媒と第1の熱交換器(5)に付着
した霜とを熱交換して、霜を融解して除霜を行なうとき
には、第1の熱交換器(5)で熱交換された後の冷媒を
第2の熱交換器(31)で蒸発し、冷蔵庫(B)内を冷
却する構成であることを特徴としている。
【0007】これによると、冷凍庫(A)内の第1の熱
交換器(5)で除霜するために放熱して凝縮した冷媒
を、冷蔵庫(B)内の第2の熱交換器(31)で蒸発し
て吸熱し、冷蔵庫(B)内を冷却することができる。従
って、第1の熱交換器(5)の除霜運転時に、冷蔵庫
(B)の庫内温度の上昇を防止することができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、冷蔵庫
(B)は内部に蓄冷剤を有し、第2の熱交換器(31)
は、冷蔵庫(B)内を冷却するときに、蓄冷剤より吸熱
する構成であることを特徴としている。
【0009】これによると、第1の熱交換器(5)の除
霜運転時、第2の熱交換器(31)により、冷蔵庫
(B)内に設けられた蓄冷剤に蓄冷することができる。
従って、除霜運転時以外にも蓄冷剤により冷蔵庫(B)
内を冷却することが可能となり、冷凍サイクル(20
0)運転停止時や冷蔵庫のドア(D1、D3)開閉時に
も冷蔵庫(B)の庫内温度の上昇を防止することができ
る。
【0010】また、請求項3に記載の発明では、蓄冷剤
は、霜を融解した水であることを特徴としている。
【0011】これによると、除霜運転時に発生する水を
蓄冷剤として利用できるため、蓄冷のために水等を外部
から供給する必要もなく、蓄冷剤コストが発生しない。
【0012】なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示す。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明を適用した冷凍冷蔵庫10
0を搭載したトラックの透視図であって、冷凍冷蔵庫1
00はトラックのコンテナC内の車両前方側に搭載され
ている。Aは冷凍庫、Bは冷蔵庫であり、両者は仕切壁
Eを共有する一体構造をなしている。そして冷凍庫A内
は例えば−18℃に、また冷蔵庫B内は例えば5℃とい
う具合にそれぞれ冷凍保管と冷蔵保管に適した温度に維
持される。
【0015】冷凍庫Aと冷蔵庫Bの上面には、コンテナ
C内から冷凍庫A内または冷蔵庫B内に荷物を出し入れ
するための共通のドアD1を備えている。また、冷凍庫
Aの車両右側側面には、車外から冷凍庫A内に荷物を出
し入れするためのドアD2が、冷蔵庫Bの車両左側側面
には、車外から冷蔵庫B内に荷物を出し入れするための
ドアD3が備えられている。
【0016】図2は、上記冷凍冷蔵庫100の庫内の概
略の構造を示す車両後方側から見た縦断面図である。冷
凍庫Aの壁面上部には、第1の熱交換器である冷凍庫熱
交換器5が配置されている。冷凍庫Aと冷蔵庫Bとの仕
切壁Eには送風口60が開口しており、送風口60には
循環ファンである電動ファン62が配設されている。そ
して、電動ファン62が作動すると、冷凍庫熱交換器5
で冷却された冷凍庫A内の冷気の一部が送風口60から
冷蔵庫B内を循環し、後述するリターン口61(図2に
は図示せず)から冷凍庫A内に戻るようになっている。
【0017】冷蔵庫B内の床板80の下部には金属製
(本例ではアルミ合金製)タンク状の貯氷庫50が配置
され、貯氷庫50の内部には第2の熱交換器である冷蔵
庫熱交換器31が配設されている。床板80には複数の
通気口81が設けられており、冷蔵庫熱交換器31によ
り貯氷庫50内で製氷が行なわれ貯氷庫50内に氷が貯
えられると、この氷により冷却された空気が通気口81
から冷蔵庫B内に拡散するようになっている。
【0018】冷凍庫A内の冷凍庫熱交換器5の下方には
ドレンパン40が設けられ、ドレンパン40と貯氷庫5
0とはドレン水導入管41で接続されている。これによ
り、冷凍庫熱交換器5の除霜時に冷凍庫熱交換器5より
落下した水(以下ドレン水と呼ぶ)は、貯氷庫50に導
入されるようになっている。また貯氷庫50の側面上部
には排水管51が接続しており、貯氷庫50に導入され
たドレン水のオーバーフロー分を車外に排水するように
なっている。
【0019】図3は、冷凍冷蔵庫100の構成を概略的
に示す模式構成図である。冷凍サイクル200(図3中
2点鎖線で囲んだ部分)は、各機能部材間を冷媒配管1
0で接続して構成され、冷凍庫A内および冷蔵庫B内を
冷却する通常運転時には、圧縮機1→凝縮器2→レシー
バ3→膨張弁4→冷凍庫熱交換器5→電磁弁8→アキュ
ームレータ6→圧縮機1の順に冷媒を流通させて冷凍庫
A内を冷却している。
【0020】圧縮機1は、図示しないVベルトとプーリ
を介して図示しないエンジンにより駆動されるようにな
っており、電磁クラッチ1aのオンオフにより、駆動力
の伝達および遮断が行なわれるようになっている。
【0021】冷凍庫Aと冷蔵庫Bとの仕切壁Eには送風
口60とリターン口61が開口している。そして送風口
60には冷凍庫A側から冷蔵庫B側に向かって送風する
電動ファン62が配置されている。これら構成60、6
1および62が本実施形態における冷気循環装置の主要
部分である。
【0022】20は、冷媒配管10の凝縮器2の上流部
分と膨張弁4の下流部分とを接続するバイパス配管であ
り、バイパス配管20にはこの経路を連通または遮断す
る電磁弁21が設けられている。また、冷媒配管10の
冷凍庫熱交換器5の冷媒出口近傍には、冷凍庫熱交換器
5より流出する冷媒の温度を検出する温度センサ7が設
けられており、冷媒の温度情報を後述する制御装置30
0に出力するようになっている。
【0023】冷媒配管10の温度センサ7が設けられた
位置と電磁弁8が設けられた位置との間には、冷媒配管
30の一端が接続している。そして、冷媒配管30は冷
蔵庫B内を経由して冷媒配管30の他端は、冷媒配管1
0の電磁弁8の下流部分に接続しており、電磁弁8が閉
じているときには、冷媒配管30内を冷媒が流れるよう
になっている。冷媒配管30は、貯氷庫50内において
Uターンを繰り返し冷蔵庫熱交換器31を構成してい
る。
【0024】冷媒配管30の冷蔵庫熱交換器31より上
流側には、冷媒配管30の経路を連通または遮断する電
磁弁32が設けられ、電磁弁32と冷蔵庫熱交換器31
との間には膨張弁33が設けられている。また、冷媒配
管30の冷蔵庫熱交換器31より下流側には逆止弁34
が設けられており、通常運転時に配管30内を冷媒が逆
流することを防止している。
【0025】ここで冷媒配管10、バイパス配管20お
よび冷媒配管30は金属製(本例では銅合金製)のチュ
ーブで構成されている。ただし、冷媒配管10の圧縮機
1の吐出口近傍の一部と吸入口近傍の一部は、補強糸で
補強されたゴムホースで構成されており、圧縮機1の振
動を冷凍サイクル200を構成する他の機能部材に伝達
し難くしている。
【0026】図2においても説明したように、40はド
レンパン、41はドレン水導入管、51は排出管であ
る。また、70は車両運転席のコントロールパネルに設
けられた除霜スイッチであり、使用者が冷凍庫熱交換器
5に付着した霜を取り除きたいときに除霜スイッチ70
をオンすると、オン信号を後述する制御装置300に出
力するようになっている。
【0027】上記冷凍冷蔵庫100は、電子回路等から
なる制御手段である制御装置300を有し、この制御装
置300は、温度センサ7からの温度情報や除霜スイッ
チ70からの信号等を入力し、電磁クラッチ1a、各電
磁弁8、21、32および電動ファン62等を作動制御
するようになっている。
【0028】次に、上記構成に基づき冷凍冷蔵庫100
の作動を説明する。
【0029】図4は、制御装置300の概略の制御動作
を示すフローチャートである。車両のエンジンを始動
し、図示しない冷却運転スイッチをオンすると、制御装
置100は、まず、電磁クラッチ1aをオン状態とする
とともに、電磁弁8を開状態、電磁弁21、32を閉状
態とし、電動ファン62をオン状態として、冷凍庫A内
および冷蔵庫B内を冷却する通常運転を行なう(ステッ
プS101)。
【0030】すると、圧縮機1から吐出された高温高圧
のガス冷媒は、凝縮器2で凝縮し、レシーバ3で気液分
離、膨張弁4で減圧され、冷凍庫熱交換器5で蒸発し冷
凍庫A内の冷却を行なった後、電磁弁8を通りアキュー
ムレータ6に送られ、アキュームレータ6にて気液分離
され、圧縮機1に戻る。また、このとき冷凍庫熱交換器
5で冷却された冷凍庫A内の冷気の一部は、電動ファン
62により送風口60から冷蔵庫B内に送られ、冷蔵庫
B内を循環して冷蔵庫B内を冷却した後、リターン口6
1より冷凍庫A内に戻る。
【0031】なお、ステップS101には図示していな
いが、冷凍庫A内および冷蔵庫B内を冷却する通常運転
中、制御装置300は冷蔵庫A内の温度と冷蔵庫B内の
温度を制御する。制御装置300は、図示しない設定温
度スイッチからの信号と冷凍庫A内の図示しない温度検
出センサからの信号および冷蔵庫B内の図示しない温度
検出センサからの信号に応じて、冷凍庫A内の温度を電
磁クラッチ1aのオンオフにより、冷蔵庫B内の温度を
電動ファン62のオンオフにより制御する。
【0032】上述のように、ステップS101が実行さ
れると、制御装置300は、除霜スイッチ70がオン状
態にあるかどうか判断する(ステップS102)。ステ
ップS102で除霜スイッチ70がオン状態にあると判
断すると、ステップS104にて除霜運転を実行する。
ステップS102で除霜スイッチ70がオン状態でない
場合には、冷凍庫A内および冷蔵庫B内を冷却する通常
運転開始後1時間以上経過したかどうか判断する(ステ
ップS103)。
【0033】ステップS103で1時間以上経過してい
る場合には、ステップS104にて除霜運転を実行し、
1時間未満の場合には、ステップS101にリターンす
る。すなわち、冷凍庫A内および冷蔵庫B内を冷却する
通常運転中に除霜スイッチ70がオンされるか、通常運
転が1時間以上行なわれると、ステップS104を実行
する。
【0034】制御装置300は、電磁クラッチ1aをオ
ン状態とする(既にオン状態であればオン状態を継続す
る)とともに、電磁弁8を閉状態、電磁弁21、32を
開状態とし、電動ファン62をオフ状態として、除霜運
転を行なう(ステップS104)。
【0035】すると、圧縮機1から吐出された高温高圧
のガス冷媒の大部分は、バイパス配管20を流れ、冷凍
庫熱交換器5で熱交換して凝縮し冷凍庫熱交換器5に付
着した霜を融解する。バイパス配管20を通過せず凝縮
機2方向に流れる冷媒もあるが、膨張弁4の抵抗により
極僅かである。霜が融解したドレン水は、ドレンパン4
0に受け止められドレン水導入管41を通って貯氷庫5
0に送られる。
【0036】冷凍庫熱交換器5で凝縮した冷媒は、冷媒
配管30に流れ込み、電磁弁32を通過して膨張弁33
で減圧され、冷蔵庫熱交換器31で蒸発し貯氷庫50内
に貯まったドレン水を冷却し凍結させた後、逆止弁34
を通りアキュームレータ6に送られ、アキュームレータ
6にて気液分離され、圧縮機1に戻る。
【0037】また、このとき電動ファン62は停止して
いるので、冷凍庫A内の空気は冷蔵庫B内を循環するこ
とはない。従って、貯氷庫50内で凍結したドレン水に
より冷却された空気は、図2に示す床板80に設けられ
た通気口81から冷蔵庫B内に拡散し、冷蔵庫B内を冷
却する。
【0038】上述のように、ステップS104が実行さ
れると、制御装置300は、温度センサ7からの温度情
報により、冷凍室熱交換器5の出口の冷媒温度が5℃以
上であるかどうか判断する(ステップS105)。冷媒
温度が5℃以上である場合には、除霜が完了したとみな
しステップS101にリターンして、冷凍庫A内および
冷蔵庫B内を冷却する通常運転を再開する。冷媒温度が
5℃未満の場合には、ステップS104にリターンし、
除霜運転を継続する。
【0039】上記のフローによると、除霜運転時に、送
風口60およびリターン口61等を介して冷凍庫熱交換
器5の放熱の影響を受けたとしても、貯氷庫50内で凍
結したドレン水の冷却効果により、冷蔵庫Bの庫内温度
上昇を防止することができる。
【0040】また、除霜運転時以外では冷蔵庫熱交換器
31は吸熱を行なうことができないが、貯氷庫50内に
は凍結したドレン水が貯えられるため、この氷が吸熱で
きる間は、冷蔵庫B内を冷却することができる。従っ
て、冷凍サイクル200運転停止時や冷蔵庫BのドアD
1もしくはD3の開閉時にも冷蔵庫Bの庫内温度上昇を
防止することができる。また、貯氷庫50内には冷凍庫
熱交換器5からのドレン水を導入しているので、外部か
ら水等を供給する必要もない。
【0041】なお、本実施形態における1時間、5℃等
の実数値は例示であって、冷凍冷蔵庫の特性等に応じて
適宜設定し得る。
【0042】(他の実施形態)上記一実施形態では、冷
蔵庫熱交換器31は、チューブ状の冷媒配管をUターン
を繰り返す形状に形成して構成していたが、チューブ状
の冷媒配管にフィン等を有する構成のものであってもよ
い。
【0043】また、上記一実施形態では、冷蔵庫熱交換
器31での吸熱によりドレン水を凍結させる構成であっ
たが、除霜運転時のみに冷蔵庫Bの庫内温度上昇を目的
とするものであれば、貯氷庫50を設けず、冷蔵庫熱交
換器31で直接冷蔵庫Bの庫内空気を冷却するものであ
ってもよい。
【0044】また、上記一実施形態では、貯氷庫50は
内部にドレン水を貯える構成であったが、外部からの水
を貯える構成であってもよいし、水以外の蓄冷剤を貯え
る構成であってもよい。
【0045】また、上記一実施形態では、冷媒配管10
に電磁弁8を設け、冷媒配管30に電磁弁32を設ける
構成であったが、冷媒配管10と冷媒配管30との分岐
点に三方弁を設ける構成であってもよい。
【0046】また、上記一実施形態では、除霜運転の終
了は、冷凍室熱交換器5の出口冷媒温度により判断して
いたが、除霜運転時間で判断するものであってもよい。
【0047】また、上記一実施形態では、コンテナC内
に冷凍冷蔵庫100を搭載する構成であったが、コンテ
ナC全体が冷凍庫Aと冷蔵庫Bとからなる構成であって
もよい。
【0048】また、上記一実施形態では、冷凍冷蔵庫1
00は車両に搭載していたが、車載用以外にも適用でき
ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における冷凍冷蔵庫100
を搭載したトラックの透視図である。
【図2】本発明の一実施形態における冷凍冷蔵庫100
の庫内の概略の構造を示す車両後方側から見た縦断面図
である。
【図3】本発明の一実施形態における冷凍冷蔵庫100
の構成を概略的に示す模式構成図である。
【図4】本発明の一実施形態における制御装置300の
概略の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 圧縮機 1a 電磁クラッチ 5 冷凍庫熱交換器(第1の熱交換器) 7 温度センサ 8、21、32 電磁弁 10、30 冷媒配管 20 バイパス配管 31 冷蔵庫熱交換器(第2の熱交換器) 40 ドレンパン 50 貯氷庫 60 送風口(冷気循環装置の一部) 61 リターン口(冷気循環装置の一部) 62 電動ファン(冷気循環装置の一部、循環ファン) 70 除霜スイッチ 100 冷凍冷蔵庫 200 冷凍サイクル 300 制御装置 A 冷凍庫 B 冷蔵庫 E 仕切壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L045 AA01 AA02 AA03 BA02 BA10 CA02 DA02 EA01 FA02 HA02 HA06 JA03 JA14 KA16 LA14 MA02 MA12 NA17 PA02 PA03 PA04 PA05 3L046 AA01 AA02 AA03 BA01 CA03 GA01 GA05 GB01 GB05 JA03 JA15 MA02 MA03 MA04 MA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍庫(A)と、 この冷凍庫(A)内に設けられ、冷媒と前記冷凍庫
    (A)内の空気とを熱交換して、前記空気を冷却する第
    1の熱交換器(5)と前記冷凍庫(A)に隣接して設け
    られた冷蔵庫(B)と、 前記冷凍庫(A)内の冷却された前記空気を前記冷蔵庫
    (B)内に循環供給するための冷気循環装置(60、6
    1、62)とを備える冷凍冷蔵庫において、 前記冷蔵庫(B)は、内部に第2の熱交換器(31)を
    有し、 前記第1の熱交換器(5)に高温高圧ガス状の前記冷媒
    を流し、この高温高圧ガス状の前記冷媒と前記第1の熱
    交換器(5)に付着した霜とを熱交換して、前記霜を融
    解して除霜を行なうときには、前記第1の熱交換器
    (5)で熱交換された後の前記冷媒を前記第2の熱交換
    器(31)で蒸発し、前記冷蔵庫(B)内を冷却する構
    成であることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記冷蔵庫(B)は内部に蓄冷剤を有
    し、 前記第2の熱交換器(31)は、前記冷蔵庫(B)内を
    冷却するときに、前記蓄冷剤より吸熱する構成であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記蓄冷剤は、前記霜を融解した水であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の冷凍冷蔵庫。
JP2000319316A 2000-10-19 2000-10-19 冷凍冷蔵庫 Withdrawn JP2002130893A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113776378A (zh) * 2020-06-09 2021-12-10 大众汽车股份公司 用于对机动车的热交换器除冰的方法和机动车

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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