JP2002130595A - 燃料貯蔵タンク - Google Patents

燃料貯蔵タンク

Info

Publication number
JP2002130595A
JP2002130595A JP2000328045A JP2000328045A JP2002130595A JP 2002130595 A JP2002130595 A JP 2002130595A JP 2000328045 A JP2000328045 A JP 2000328045A JP 2000328045 A JP2000328045 A JP 2000328045A JP 2002130595 A JP2002130595 A JP 2002130595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
fuel
types
storage tank
fuel storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000328045A
Other languages
English (en)
Inventor
Koetsu Hibino
光悦 日比野
Kazumasa Kawasaki
一政 川嵜
Koji Ogasawara
恒治 小笠原
Futoshi Takahashi
太 高橋
Takahisa Hirasawa
貴久 平澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokico Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP2000328045A priority Critical patent/JP2002130595A/ja
Publication of JP2002130595A publication Critical patent/JP2002130595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料を貯蔵するためのタンクをコンパクトに
する。 【解決手段】 車両用の内燃機関に供給される燃料の貯
蔵タンクを、高圧の天然ガス貯蔵用の耐圧性を有する内
部タンク22と、内部タンク22の外面との間でLPガ
スを貯蔵可能な空間が形成された外部タンク24とから
なる二重構造とする。これにより、天然ガスとLPガス
を別々の2つのタンクに貯蔵するに比してタンクをコン
パクトにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料貯蔵タンクに
関し、詳しくは、複数種類の燃料を利用するステムに用
いられる燃料貯蔵タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に供給する複数種類の燃
料を貯蔵するときには、複数種類の燃料に応じた数の複
数のタンクを用意し、これらのタンクに各々燃料を貯蔵
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た燃料貯蔵タンクでは、使用する燃料の種類に応じた数
のタンクを用意しなければならず、その設置に広いスペ
ースを確保しなければならない。特に、タンクの設置ス
ペースが限られている場合には、大きな問題となる。
【0004】本発明の燃料貯蔵タンクは、複数種類の燃
料を貯蔵するタンクをコンパクトにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の燃料貯蔵タンクは、上述の目的を達成するために
以下の手段を採った。
【0006】本発明の燃料貯蔵タンクは、複数種類の燃
料を利用するシステムに用いられる燃料貯蔵タンクであ
って、内側から外側に向かって前記複数種類の燃料の数
に応じた多層空間が形成された多層タンクを備えること
を要旨とする。
【0007】この本発明の燃料貯蔵タンクによれば、複
数種類の燃料に応じた数の多層空間を形成するから、複
数種類の燃料を各空間に貯蔵することができる。この結
果、従来の複数種類の燃料に応じた数のタンクを使用す
るのに比して、タンクをコンパクトにすることができ
る。
【0008】こうした本発明の燃料貯蔵タンクにおい
て、前記複数種類の燃料は、2種類の燃料であり、前記
多層タンクは、前記2種類の燃料のうちの一方を貯蔵可
能な内部タンクと、該内部タンクに覆設され前記2種類
の燃料のうちの他方を貯蔵可能な外部タンクとを有する
二層タンクであるものとすることもできる。
【0009】また、本発明の燃料貯蔵タンクにおいて、
前記システムは、車両用の内燃機関であり、前記2種類
の燃料は、前記車両用の内燃機関に利用される天然ガス
およびLPガスであり、前記内部タンクは、高圧の天然
ガスを貯蔵可能なタンクであり、前記外部タンクは、L
Pガスを貯蔵可能なタンクであるものとすることもでき
る。こうすれば、車両の限られたスペースに、より容量
の大きなタンクを搭載することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
燃料貯蔵タンク20の縦断面の概略を示す縦断面図であ
り、図2は、本発明の一実施例である燃料貯蔵タンク2
0の横断面の概略を示す横断面図である。実施例の燃料
貯蔵タンク20は、車両用の内燃機関(例えば、エンジ
ンなど)に供給する2種類の燃料(例えば、高圧の天然
ガスおよびLPガスなど)を貯蔵するためのタンクであ
り、図示するように2種類の燃料のうちの一方を貯蔵可
能な空間が形成された内部タンク22と、内部タンク2
2の外面との間で2種類の燃料のうちの他方を貯蔵可能
な空間が形成された外部タンク24とを備える。このよ
うに燃料貯蔵タンク20は、内部タンク22と、この内
部タンク22に覆設された外部タンク24とにより二層
の空間が形成された二重構造のタンクとして構成されて
いる。
【0011】内部タンク22は、高圧の天然ガスを貯蔵
可能な耐圧性を有するタンクとして構成されている。勿
論、この内部タンク22内を高圧にするものでなけれ
ば、タンクの耐圧性を考慮する必要はない。この内部タ
ンク22には、天然ガスを充填するための内部タンク充
填口26と、貯蔵された天然ガスを内燃機関に供給する
ための内部タンク供給口28とが設けられており、この
内部タンク供給口28に設けられた図示しないバルブを
開けることによって、貯蔵されている燃料を内燃機関に
供給することができるようになっている。
【0012】外部タンク24は、LPガスを貯蔵可能な
タンクとして構成されている。この外部タンク24に
は、LPガスをタンク内に充填するための外部タンク充
填口30と、貯蔵されたLPガスを内燃機関に供給する
ための外部タンク供給口32とが設けられており、この
外部タンク供給口32に設置された図示しないバルブを
開けることによって、貯蔵されているLPガスを内燃機
関に供給することができるようになっている。なお、こ
の外部タンク24および前述の内部タンク22の形状と
その容量は、内燃機関の燃料消費率や車両の設置スペー
ス、燃料の性状などにより決定される。例えば、外部タ
ンク24を車両の設置スペースに適合した形状とすれ
ば、車両の設置スペースを最大限に利用することができ
る。
【0013】以上説明した実施例の燃料貯蔵タンク20
によれば、2種類の燃料を貯蔵するタンクを二層の空間
が形成された二重構造としたから、2つのタンクに別々
に貯蔵するものに比してタンク全体をコンパクトにする
ことができる。しかも、2種類の燃料を別々に貯蔵する
から、2種類の燃料を混合して使用する場合であって
も、タンク内の燃料組成が変化することはなく、2つの
タンクを別々に設けるものと同様に燃料の消費に伴う残
量管理の容易性を維持することもできる。また、2種類
の燃料として高圧の天然ガスおよびLPガスを用いるか
ら、高圧の天然ガスをLPガスで冷却することができ
る。更に、タンクを二重構造として内部タンク22に高
圧の天然ガスを貯蔵するから、内部タンク22に異常が
生じても外部タンク24でガードすることができ、内部
タンク22の異常に基づくタンク外部への影響を少なく
することができる。
【0014】実施例の燃料貯蔵タンク20では、内部タ
ンク22に高圧の天然ガスを貯蔵し、外部タンク24に
LPガスを貯蔵するものとしたが、内部タンク22と外
部タンク24とを耐圧性を有する部材により構成すれ
ば、内部タンク22にはLPガスを貯蔵し、外部タンク
24には高圧の天然ガスを貯蔵するものとしても構わな
い。
【0015】また、実施例の燃料貯蔵タンク20では、
高圧の天然ガスおよびLPガスを貯蔵するものとした
が、これ以外の燃料を貯蔵するものとしてもよい。例え
ば、ガソリンおよび天然ガスやガソリンおよびLPガス
などを貯蔵するものとしても構わない。
【0016】更に、実施例の燃料貯蔵タンク20では、
外部タンク24と内部タンク22とからなる二層のタン
クとするものとしたが、3種類以上の燃料を使用する場
合には、これらの燃料に応じた数の多層の空間が形成さ
れた多層のタンクとするものとしてもよい。図3には、
3種類の燃料を貯蔵する三層のタンクの縦断面の一例を
示す。図3において、内側から外側に向かって第1タン
ク40a、第2タンク40b、第3タンク40cが設け
られ、これら3つのタンクにより各々別種の燃料を貯蔵
可能な三層の空間が形成されている。なお、第1タンク
40a、第2タンク40b、第3タンク40cは、それ
ぞれ燃料を充填するための充填口42a,42b,42
cおよび燃料を内燃機関に供給するための供給口44
a,44b,44cが設けられている。
【0017】また、実施例の燃料貯蔵タンク20では、
車両用の内燃機関に利用される燃料を貯蔵するためのタ
ンクとして用いるものとしたが、複数種類の燃料を利用
する如何なるシステムにも適用することができる。
【0018】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である燃料貯蔵タンク20
の縦断面の概略を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の一実施例である燃料貯蔵タンク20
の横断面の概略を示す横断面図である。
【図3】 三層タンクの縦断面の一例を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
20 燃料貯蔵タンク、22 内部タンク、24 外部
タンク、26 内部タンク充填口、28 内部タンク供
給口、30 外部タンク充填口、32 外部タンク供給
口、40a 第1タンク、40b 第2タンク、40c
第3タンク、42a,42b,42c 充填口、44
a,44b,44c 供給口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川嵜 一政 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 小笠原 恒治 静岡県掛川市淡陽13 トキコ株式会社静岡 工場内 (72)発明者 高橋 太 静岡県掛川市淡陽13 トキコ株式会社静岡 工場内 (72)発明者 平澤 貴久 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 Fターム(参考) 3D038 CA11 CB00 CB01 CC11 3E072 AA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の燃料を利用するシステムに用
    いられる燃料貯蔵タンクであって、 内側から外側に向かって前記複数種類の燃料の数に応じ
    た多層空間が形成された多層タンクを備える燃料貯蔵タ
    ンク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料貯蔵タンクであっ
    て、 前記複数種類の燃料は、2種類の燃料であり、 前記多層タンクは、前記2種類の燃料のうちの一方を貯
    蔵可能な内部タンクと、該内部タンクに覆設され前記2
    種類の燃料のうちの他方を貯蔵可能な外部タンクとを有
    する二層タンクである燃料貯蔵タンク。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の燃料貯蔵タンクであっ
    て、 前記システムは、車両用の内燃機関であり、 前記2種類の燃料は、前記車両用の内燃機関に利用され
    る天然ガスおよびLPガスであり、 前記内部タンクは、高圧の天然ガスを貯蔵可能なタンク
    であり、 前記外部タンクは、LPガスを貯蔵可能なタンクである
    燃料貯蔵タンク。
JP2000328045A 2000-10-27 2000-10-27 燃料貯蔵タンク Pending JP2002130595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000328045A JP2002130595A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 燃料貯蔵タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000328045A JP2002130595A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 燃料貯蔵タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002130595A true JP2002130595A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18804963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000328045A Pending JP2002130595A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 燃料貯蔵タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002130595A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528238A (ja) * 2007-05-31 2010-08-19 エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー 航空機のための水素貯蔵装置および方法
JP2011052668A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Toyota Motor Corp 燃料タンク
DE102013012646A1 (de) 2013-07-30 2015-02-05 Daimler Ag Druckgasbehälter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528238A (ja) * 2007-05-31 2010-08-19 エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー 航空機のための水素貯蔵装置および方法
US8430237B2 (en) 2007-05-31 2013-04-30 Airbus Operations Gmbh Device and method for storing hydrogen for an aircraft
JP2011052668A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Toyota Motor Corp 燃料タンク
DE102013012646A1 (de) 2013-07-30 2015-02-05 Daimler Ag Druckgasbehälter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015040267A1 (en) Integrated fuel storage system and gas valve unit
US20120217249A1 (en) Fuel tank
JP2019035441A (ja) 高圧容器
JP6388150B2 (ja) Lng船
JP2002130595A (ja) 燃料貯蔵タンク
JP2018188073A (ja) 液化ガス燃料船
KR20210115108A (ko) 선박의 가스 퍼징시스템
KR102129514B1 (ko) 쌍동형 탱크
KR20190093054A (ko) 진공-폴리머 다중 단열층을 구비한 박스형 극저온 액화가스 저장용기
EP3601871B1 (en) System for storing a gas in several tanks
JP2019515203A (ja) タンク装置
EP1911669A1 (en) Oil cistern structure
AU713244B2 (en) Improvements in and relating to ships
KR101763708B1 (ko) 액화가스 저장 선박
KR20210133724A (ko) 가스 퍼징시스템의 역류방지 밸브셋 및 이를 구비하는 선박의 가스 퍼징시스템
KR102171154B1 (ko) 액화가스 하역설비 및 이를 구비한 선박
KR102297872B1 (ko) 선박의 연료가스 공급시스템
US20120266987A1 (en) Coupling Body for Use in a Fuel Supply System, Coupling Housing, Coupling Member, Fuel Supply System Provided with Such a Coupling Body and Vehicle Provided with Such a Fuel Supply System
KR20220000431A (ko) 하이브리드 화물창을 포함하는 부유식 구조물
EP4148318A1 (en) High-pressure gas storage and supply device
KR101767555B1 (ko) 액화가스 저장탱크 용 유체 유동 라인
KR20100065758A (ko) 액화천연가스 운반선의 연료 공급 시스템 및 그것이 설치된액화천연가스 운반선
KR102623378B1 (ko) 가스연료 추진 차량 운반선
KR20090112267A (ko) 착탈식 연료유 탱크가 배치된 컨테이너선
KR100333875B1 (ko) 자동차의 기체 및 액체 겸용 연료 탱크 어셈블리

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006