JP2002128429A - エレベータ内装材 - Google Patents

エレベータ内装材

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JP2002128429A
JP2002128429A JP2000328980A JP2000328980A JP2002128429A JP 2002128429 A JP2002128429 A JP 2002128429A JP 2000328980 A JP2000328980 A JP 2000328980A JP 2000328980 A JP2000328980 A JP 2000328980A JP 2002128429 A JP2002128429 A JP 2002128429A
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Akira Oizumi
昭 大泉
Takahiro Tajima
孝洋 田嶋
Katsumi Shiina
克己 椎名
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネットを利用して、エレベータ壁面に装
着が容易であって、エレベータの内装材の化粧板表面を
通して放射される磁力の影響を抑制することができるエ
レベータ内装材を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 化粧板1とマグネット板3との間に磁気
シールド材2を介在させたエレベータ内装材であり、エ
レベータかご室内壁面4に、マグネット板3の磁力を利
用して、化粧板1を装着するようにし、マグネット板3
から化粧板1表面から漏れ出す磁力を抑制することがで
きるエレベータ内装材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネットによる
着脱が容易なエレベータ内装材およびその施工方法に関
し、特に磁気カードや心臓ペースメーカ等の医療機器が
マグネットの磁力によって支障が生じることがないエレ
ベータ内装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの内壁は、エレベータ
枠体に内装用の金属鋼板を取り付け、この表面に塗装を
施していた。エレベータ内装材の改装には、例えばこの
塗装鋼板の表面に塩化ビニル樹脂製の化粧シートを貼付
していた。さらに、従来のエレベータの内壁は、壁板が
エレベータ枠体に固定されていて、内装壁が損傷した場
合、損傷部分の速やかな交換ができ難い欠点があった。
【0003】そこで、着脱が容易なエレベータ内装材と
して、以下に示すような従来例がある。例えば、従来例
1のエレベータの内装材(実公昭48−9325号)
は、図4(a)を参照して説明すると、表面が焼き付け
塗装された可撓性金属板10の裏面に、永久磁石11が
所定の間隔で接着されるとともに、永久磁石11の間に
合成樹脂発泡シート12が接着され、かつ接着剤を両面
に有する粘着テープ13が設けられている。この内装材
は、永久磁石11と粘着テープ13とでエレベータ枠体
に容易に装着することができる。
【0004】また、従来例2のエレベータ内の壁面保護
パネル(実開昭62−179278号)は、図4(b)
を参照して説明すると、硬質ベーク板15の裏面に、壁
吸着用のマグネット16が付設され、ベーク板15の表
面には紙やプラスチック材等からなる表装材14が貼着
されている。この保護パネルは、マグネット16をエレ
バータ内の壁面に吸着することで、保護パネルを装着し
ており、表装材14が落書き等で汚されたり、破損した
としても、この保護パネルを交換するのみで、エレベー
タ内壁をリニューアルすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来例では、エレベータの内装材に設けられたマグネ
ットの磁力が内装材の表面から放射される欠点がある。
周知のように、近年、銀行カード等の磁気カードが広く
普及している。JIS規格の磁気カードでは、磁力が6
00ガウスを越えるものに接触したとしても、記録デー
タは消去されないこととされている。さらに、近年、心
臓ペースメーカ等の医療機器では、磁力によって、悪影
響を生じることが知られており、従来例1,2のエレベ
ータの内装材では、化粧板の接着手段として、永久磁石
を利用している以上、磁力の影響を考慮しなければなら
ない。
【0006】既存のエレベータの壁面に化粧板を装着す
る場合、概ね5kg/mを越える重量の化粧板は、
重量制限があって使用することができない。このような
重量制限を考慮して、既存のエレベータ壁面に5kg/
の化粧板をマグネットを利用して装着するものと
し、化粧板の面積に対するマグネットの占有面積比が1
0〜15%である場合、マグネットの磁力の強さが、5
00ガウス以上、好ましくは700ガウス以上必要であ
ることが分かった。従って、エレベータの壁面の吸着材
としてマグネットを不用意に使用すれば、磁気カードに
も悪影響を与え兼ねないおそれがある。
【0007】心臓ペースメーカでは、軽量化や人体に埋
め込まれた後外部からプログラムの書換えを可能にして
おく観点から完全な電磁シールドがなされていないし、
また、皮膚に近い浅い位置に埋め込まれていることもあ
って、数十ガウスの磁力が加わわた場合、ペースメーカ
の動作に悪影響を与えると言われている。このようなこ
とを考慮すると、マグネットを用いたエレベータ内装材
からかご室内に放射される磁力の影響を無視することが
できないことが判明した。
【0008】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たものであって、マグネットを利用して、エレベータ壁
面に装着が容易であって、エレベータの内装材の化粧板
表面を通して放射される磁力の影響を抑制することがで
きるエレベータ内装材を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成したものであって、請求項1の発明は、化粧板の裏面
にマグネット板を設けたエレベータ内装材において、前
記化粧板と前記マグネット板との間に磁気シールド材を
介在させたことを特徴とするエレベータ内装材である。
【0010】請求項1の発明では、化粧板をマグネット
板でエレベータかご室内壁面に吸着するようにして、か
ご室内壁面を改装し得るエレベータ内装材であり、この
マグネット板の磁力が化粧板の表面から放射されるのを
抑制するために、化粧板とマグネット板との間に磁気シ
ールド材を介在させている。
【0011】また、請求項2の発明は、前記磁気シール
ド材がスチール板であることを特徴とする請求項1に記
載のエレベータ内装材である。
【0012】請求項2の発明では、磁気シールド材とし
て、強磁性体であるスチール板が用いられている。スチ
ール板の厚さは、50〜100μmが好ましい。すなわ
ち、100μmの磁気シールド材が最もシールド効果が
あるが、100μmの厚さを越える磁気シールド材を使
用した場合、エレベータ内装材の重量が重くなり、エレ
ベータの許容重量制限範囲を超えるので好ましくなく、
50μm以下では、磁気シールド効果が乏しい。
【0013】また、請求項3の発明は、前記マグネット
板が可撓性を有することを特徴とする請求項1または2
に記載のエレベータ内装材である。
【0014】請求項3の発明では、マグネット板が可撓
性を有するので、エレベータ壁面の湾曲した部分でも化
粧板を装着することができるとともに、かご室壁面に突
起物があったとしてもマグネット板の弾力性によって吸
収し、化粧板面を平坦な仕上げとすることができる。
【0015】また、請求項4の発明は、前記マグネット
板が片面磁力型であることを特徴とする請求項1,2ま
たは3に記載のエレベータ内装材である。
【0016】請求項4の発明は、マグネット板の非磁性
面側を化粧板または磁気シールド材に両面テープ等で接
着し、吸着側である磁性面をかご室壁面に向けることに
よって、化粧板の表面側に漏れ出す磁力を最小限にして
いる。
【0017】また、請求項5の発明は、二枚のアルミニ
ウム板を樹脂層を介して積層した基板を化粧板の基材と
して用いることを特徴とする請求項1乃至4に記載のエ
レベータ内装材である。
【0018】請求項5に記載の発明は、アルミニウムを
用いることで、軽量かつ適度な剛性を有する化粧板を採
用できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエレベータ内
装材およびその施工方法の実施の形態について、図1〜
図3を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明のエレベータ内装材の一実
施形態を示す要部断面図である。同図では、エレベータ
内装材がエレベータ壁面に装着された実施形態を示して
いる。同図において、本実施形態のエレベータ内装材
は、化粧板1の裏面に磁気シールド材2の一面が接着剤
aで貼付され、かつ磁気シールド材2の他面にマグネッ
ト板3が接着剤bで接着されている。エレベータ内装材
には、化粧板1とマグネット板3との間に磁気シールド
材を介在させた部分と、磁気シールド材2を介在させな
い部分とがある。無論、化粧板1とマグネット板3との
間の全てに磁気シールド材2を介在させたエレベータ内
装材でもよい。なお、化粧板1と磁気シールド材2との
接着には、接着剤aに代えて両面粘着テープを使用して
もよい。
【0021】化粧板1は、図2(a),(b)を参照し
て説明すると、繊維板(例えば、中硬質繊維板(MD
F))、アルミ板、アルミ板と樹脂との複合板等の平滑
な基材の表面に、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂等による化粧層を形成したものである。同図(a)
は、繊維板(例えば、中硬質繊維板(MDF))、アル
ミ板等の平滑な基材1の表面に印刷等を施したポリ
塩化ビニルフィルム等の化粧フィルム1が被覆さ
れ、かつ基板1の裏面に樹脂板1が設けられて
いる。また、同図(b)は、アルミ板等の基材1
表面に化粧フィルム1 が被覆され、かつ基材1
とアルミ板等の基材1との間に樹脂層1 が設けら
れている。これらの化粧板1は、厚さが3〜4mm程度
である。
【0022】磁気シールド材2は、磁性体であれば何れ
の金属板でもよいが、例えばスチール板、ニッケル板等
が好ましい。なお、磁気シールド材2は、入手し易く安
価であることを考慮すれば、スチール板が最も望まし
い。
【0023】マグネット板3は、熱可塑性樹脂、例えば
塩素化ポリプロピレン等にフェライト粉を配合してシー
ト形成したものであり、可撓性を有する。このマグネッ
ト板3は、所謂、プラスチックマグネットであり、マグ
ネット板3は、可能な限り弾力性を有する方が壁面の凹
凸を吸収することができるので好ましい。マグネット板
3には、片面磁力型と両面磁力型とがあり、何れでもよ
いが強い磁力を発生する異方性の片面磁力型のマグネッ
ト板が好ましい。
【0024】さらに、図3を参照して、本実施形態のエ
レベータ内装材について説明する。なお、図3(a)は
その正面図、図3(b)はその正面図のX,Y断面図で
ある。図3は、エレベータ内装材の一例を示している。
このエレベータ内装材は、既存のエレベータのかご室壁
面に横方向に複数枚を装着することで、かご室の壁面を
リニューアルすることができる。
【0025】同図において、化粧板1の裏面には、その
下端縁1aと上端縁1bとにマグネット板3a,3bが
それぞれ接着され、上段部にマグネット板3cが接着さ
れ、かつ下段部にマグネット板3eが接着されている。
化粧板1の裏面中央部は、化粧板1とマグネット板3d
との間に磁気シールド材2を介在させて接着されてい
る。化粧板1の下端縁1aは、かご室の床側に位置し、
その上端縁1bは、かご室の天井側に位置する。マグネ
ット板3a〜3eは、化粧板1の裏面周縁部に設けられ
ている。さらに、エレベータ内装材1が幅広、例えば4
50mm以上の場合には、マグネット板3′で示したよ
うに、エレベータ内装材1の裏面中央部近傍にマグネッ
ト板を設けることによって、中央部の撓みを解消するこ
とができる。なお、図示されていないが、化粧板1の周
端縁には、化粧板端部の保護のため金属枠が設けられ
る。
【0026】このエレベータ内装材では、マグネット板
3dのみが化粧板1との間に磁気シールド材2が設けら
れている。磁気シールド材2を設けた領域は、人体に最
も近接または接触する部分である。エレベータ内装材の
天地方向の寸法が、概ね2300mmであるとして、マ
グネット板3eの床からの寸法Aが約700mm、マグ
ネット板3dの寸法Bが約1100mm、マグネット板
3cの寸法Cが約500mmである。磁気シールドされ
ている領域は、床から約700mmの高さの位置から約
1800mmまでの領域である。すなわち、エレベータ
内装材のほぼ中央部分が磁気シールドされた領域であ
り、医療機器への影響を回避することができる。無論、
エレベータ内装材が所定の重量を超えない限り、化粧板
1の裏面に設けられるマグネット板の全てを磁気シール
ドしてもよい。
【0027】さらに、本発明のエレベータ内装材につい
て詳細に説明する。エレベータのかご室は、重りで釣り
合いを取っており、重量制限がある。従って、かご室壁
面をリニューアルする場合、例えば、エレベータでは、
エレベータ内装材の重量が5kg/mを越えないよ
うにする必要がある。そこで、5kg/mの化粧板
を既存のかご壁面に固着するのに必要なマグネットの磁
力は、化粧板に占めるマグネットの占有面積を10〜1
5%として実験を行ったところ、好ましくは700ガウ
ス以上の磁力が必要であることが判明した。
【0028】そこで、仮に、800ガウスのマグネット
板を化粧板に両面接着テープで接着して、エレベータ壁
面に貼着し、この化粧板の表面から放射される磁力を計
測したところ、80ガウスを計測した。しかし、化粧板
の表面から0.5mm離れた位置では、磁力を検出する
ことができなかった。従って、JIS規格の磁気カード
では、600ガウスを越えるものが接触しない限りデー
タは消去されないので、マグネット板を用いても問題は
ないことが判明した。
【0029】しかし、心臓ペースメーカでは、数十ガウ
スの磁力が加わると誤動作等の悪影響があると考えられ
ているので、マグネット板の磁力の影響を十分に遮蔽す
ることが重要である。そこで、先に実験を行った化粧板
とマグネット板との間に、両面接着テープで厚さ50μ
mのスチール板による磁気シールド材を介在させて、化
粧板の表面から放射される磁力を測定した。その結果、
化粧板の表面の磁力は零であった。この実験から磁気シ
ールド材がマグネットの磁気シールドに有効であること
が判った。
【0030】このようなことを考慮して、本発明のエレ
ベータの内装材の施工方法の実施形態では、かご室壁面
の中央部分、すなわち心臓ペースメーカ等の医療機器が
人体に埋め込まれる位置に対応するマグネット板と化粧
板との間に、マグネット板の磁力を遮蔽する磁気シール
ド材を介在させて施工する。例えば、エレベータ内装を
リニューアルする際に、図3に示したエレベータ内装材
をかご室壁面に数枚を並べて装着して施工することによ
り、マグネット板の磁力が医療機器に与える影響を低減
することができる。
【0031】
【実施例】本発明のエレベータ内装材の実施例につい
て、比較例を参照して説明する。図1を参照して説明す
ると、化粧板1は、厚さ0.15mmの2枚のアルミ板
に樹脂層(ポリエチレン樹脂)を積層した厚さ3mmの
基板表面に化粧層を設けた化粧板である。この化粧板1
のアルミ板の表側には、ポリエステル樹脂による化粧層
が形成されている。化粧板1とマグネット板3との間
に、磁気シールド材(スチール板)2を介在させてエレ
ベータ壁面に貼着した。マグネット板3は、フェライト
粉末を塩素化ポリプロピレンに配合してシート成型した
ものであり、その厚さは、2mmであって、片面磁力型
のマグネットが用いられた。このマグネット板3は、片
面の磁力が740ガウスのものが用いられた。
【0032】以下の表における「対策A,B」の実施例
は、磁気シールド対策を施したものであり、「対策な
し」は、スチール板2を設けなかった資料である。表
は、「対策A,B」と「対策なし」の資料とで比較実験
の結果を示している。但し、対策Aは、磁気シールド材
として、厚さ50μmのスチール板を使用し、対策B
は、厚さ100μmのスチール板を使用した。
【0033】
【表1】
【0034】上記の比較試験の結果から明らかなよう
に、対策Aでは、エレバータ内装材の表面で、29ガウ
スの磁力が検出されており、対策Aでは、心臓ペースメ
ーカ等の医療機器に対して不十分であることを示してい
る。対策Bでは、化粧板に接触させて磁力を測定した結
果、10ガウスが検出されたが、心臓ペースメーカ等の
医療機器に対してほぼ問題のない程度の磁力であった。
従って、上記の化粧板に対して740ガウスのマグネッ
ト板を使用した場合、100μmの厚さのスチール板が
好ましいことが明らかになった。
【0035】なお、エレベータ内装材は、5kg/m
以下の重量の化粧板を用いることができるので、上
記の実験よりも軽量化した化粧板を用いた場合は、マグ
ネット板の磁力が740ガウス以下のものを使用するこ
とができる。従って、磁気シールド材の厚さが50μm
のスチール板で磁気シールドすることが可能である。す
なわち、磁気シールド効果を得るスチール板の厚さは、
50〜100μmが好ましい。
【0036】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、化粧板
の裏面にマグネット板を用いた脱着が容易なエレベータ
内装材であり、エレベータかご室壁面のリニューアルが
容易である利点がある。しかも、このエレベータ内装材
は、マグネット板に磁気シールド材を設けることによっ
て、磁気シールド対策が施されており、医療機器に悪影
響を与えることがない利点がある。また、本発明のエレ
ベータ内装材は、エレベータ外枠の構造如何によって、
リニューアルに限定することなく、エレベータの内装材
として広く利用することができる利点がある。
【0037】また、本発明によれば、マグネット板が可
撓性を有するので、湾曲した部分への装着が容易である
とともに、かご室壁面の凹凸を吸収することができる利
点がある。また、磁気シールド材は、50〜100μm
の薄いスチール板を用いているので、エレベータの許容
重量制限内でリニューアルができる利点がある。
【0038】また、本発明によれば、二枚のアルミニウ
ム板を樹脂層を介して積層した基材を化粧板の基材とし
て用いたので、軽量かつ適度な剛性を有する内装材とす
ることができ、施工が容易となり、基材自体は磁気透過
性であるにもかかわらず、内装材の表面側への磁力の影
響を確実に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ内装材の一実施形態を示す
要部断面図である。
【図2】本実施形態の化粧板の形態を示す断面図であ
る。
【図3】(a)は、本実施形態のエレベータ内装材の正
面図を示し、(b)は、そのXY断面図である。
【図4】従来のエレベータ内装材を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 化粧板 1 化粧フィルム 1 アルミ板 1 樹脂板 1 アルミ板 2 磁気シールド材 3 マグネット板 4 壁面 a,b 接着剤
フロントページの続き (72)発明者 椎名 克己 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 3F306 AA02 AA11 CA02 CA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧板の裏面にマグネット板を設けたエ
    レベータ内装材において、前記化粧板と前記マグネット
    板との間に磁気シールド材を介在させたことを特徴とす
    るエレベータ内装材。
  2. 【請求項2】 前記磁気シールド材がスチール板である
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ内装材。
  3. 【請求項3】 前記マグネット板が可撓性を有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ内装
    材。
  4. 【請求項4】 前記マグネット板が片面磁力型であるこ
    とを特徴とする請求項1,2または3に記載のエレベー
    タ内装材。
  5. 【請求項5】 二枚のアルミニウム板を樹脂層を介して
    積層した基板を化粧板の基材として用いることを特徴と
    する請求項1乃至4に記載のエレベータ内装材。
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