JP2002127695A - 浴室用掲示物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】入浴時間をアロマテラピーの時間として使うた
めの浴室用掲示物として、防水加工を施したシートに絵
柄や文字、写真を印刷した掲示物の提供。 【解決手段】浴室での時間を有意義に活用でき、かつ、
取り替え易い浴室用雑貨として、例えばジャスミン、ラ
ベンダー等のアロマオイルをシートに含浸させ、このシ
ートを絵柄などが印刷された防水シートで挟み込むよう
に配置する。アロマオイルは温度により芳香力が高まる
ので好適に用いることができる。また、活性炭等消臭効
果を有する部材を設けることも好ましいし、防カビ加工
の方法で、絵柄などを印刷した後の掲示物の裏面、好ま
しくは両面に防カビ効果のある薬剤をバインダーで添着
させたり、タイルなど壁面に応じた吸盤を着脱できるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内での時間を
有効に活用するための浴室用雑貨にに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、浴室での時間を有意義に過ごすた
め、浴室用の絵本や浴室用防水ブックパック、防水ラジ
オのようなものが開発されている。しかしながら、これ
らのものでは、自らが手足を動かす必要があったり、価
格的に次々と取り替えることが容易ではなく、浴室内の
雰囲気を気軽に変更させることができるものではない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、浴室内の時
間を有意義に活用でき、かつ、取り替えし易い浴室用雑
貨を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、防水加工が施され、浴室内に設けられる浴
室用掲示物を特徴とするものである。

【０００５】ここで、本発明の浴室用掲示物において
は、消臭部材や芳香部材を設けることが好ましく、ま
た、防カビ加工が施されていることも好ましい。さら
に、吸盤を設けることも好ましい。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明の浴室用掲示物は、湿度の
高い浴室に貼り付けられる掲示物であって、ポリエステ
ルフィルムやポリプロピレンフィルムなどのシートに絵
柄や文字、写真などを印刷し、湿度の高い浴室用に設け
るため防水加工を施して形成される。フィルムなど自体
に印刷が出来ない場合または発色が悪い場合には、紙に
印刷し、印刷した紙の表裏面をポリエチレンテレフタレ
ートやポリプロピレンでコーティングする。防水効果を
高めるため、シート切断面をテーピィングすることも好
ましい。防水加工が施され、また、掲示物でであるの
で、入浴者が水に濡れた手で特に作業する必要もなく入
浴時間を有意義に使うことができ、また、防水ラジオや
絵本等に比べて価格を抑えることができるので、複数の
掲示物の間で入浴時間の使い方に応じて適宜変更するこ
とができる。

【０００７】たとえば、入浴時間をアロマテラピーの時
間として使うための浴室用掲示物としては、防水加工を
施すとともに芳香部材を設けることが好ましい。芳香部
材としては、たとえば、ジャスミン、ラベンダーなどの
アロマオイルをシートに含浸させ、このシートを、絵柄
などが印刷された防水シートで挟み込むように配置す
る。アロマオイルは、温度により芳香力が高まるので特
に好適に用いることができる。

【０００８】また、通気性の悪いところに設けられた浴
室の場合は、浴室非使用時に、高湿度のために悪臭を発
する場合がある。そのために、浴室非使用時にも貼り付
けられている本発明の浴室用掲示物においては、活性炭
など消臭効果を有する部材を設けることが好ましい。特
に、活性炭の場合には、繊維状活性炭をシート状に成形
し、この繊維状活性炭シートを防水シートで挟み込むよ
うに配置すると、活性炭の充填率が高くなり消臭効果が
高くなるので好ましい。

【０００９】さらに、本発明の掲示物は、湿度の高い浴
室に設けられるので、防かび加工施したものであること
が好ましい。防かび加工の方法はいかなる方法でもよい
が、たとえば、絵柄などを印刷するシートそのものに防
かび効果を有する粒子を練りこむか、絵柄などを印刷し
た後の掲示物の少なくとも裏面、好ましくは両面に、防
かび効果のある薬剤をバインダーで添着させる。浴室壁
面に貼り付けられた掲示物は、裏面が壁面に対向するこ
とになるので、少なくとも裏面に防かび加工を施せばか
びの発生を効果的に防ぐことができる。

【００１０】また、本発明の浴室用掲示物には、タイル
などの壁面に貼り付ける場合のため、吸盤を設けること
が好ましい。壁面に応じて吸盤を着脱できるように構成
することも好ましい。

【００１１】

【発明の効果】本発明の浴室用掲示物は、湿度の高い浴
室に貼り付けられる掲示物であって、湿度の高い浴室用
に設けるための防水加工を施しているので、入浴者が水
に濡れた手で特に作業する必要もなく入浴時間を有意義
に使うことができ、また、防水ラジオや絵本等に比べて
価格を抑えることができるので、複数の掲示物の間で入
浴時間の使い方に応じて適宜変更することができる。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】防水加工が施され、浴室内に設けられるこ
   とを特徴とする浴室用掲示物。
2. 【請求項２】消臭部材を備えている、請求項１に記載の
   浴室用掲示物。
3. 【請求項３】芳香部材を備えている、請求項１または２
   に記載の浴室用掲示物。
4. 【請求項４】防カビ加工が施されている、請求項１〜３
   のいずれかに記載の浴室用掲示物。
5. 【請求項５】吸盤が設けられている、請求項１〜４のい
   ずれかに記載の浴室用掲示物。