JP3014925U - 瞬時に入替え可能な額 - Google Patents

瞬時に入替え可能な額

Info

Publication number
JP3014925U
JP3014925U JP1994016161U JP1616194U JP3014925U JP 3014925 U JP3014925 U JP 3014925U JP 1994016161 U JP1994016161 U JP 1994016161U JP 1616194 U JP1616194 U JP 1616194U JP 3014925 U JP3014925 U JP 3014925U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
base board
forehead
exhibit
exhibits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994016161U
Other languages
English (en)
Inventor
山口  淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Kogyo Corp
Original Assignee
Corona Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Kogyo Corp filed Critical Corona Kogyo Corp
Priority to JP1994016161U priority Critical patent/JP3014925U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3014925U publication Critical patent/JP3014925U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絵画や印刷物等の展示使用に供する額におい
て額に触れないで展示物を瞬時に入替え可能とする。 【構成】 通常の溝付の額縁に保護のガラス等を省略し
て表面を装飾した固定ベースボードを組込みその中央正
面に吸粘着及び剥離が繰返し可能な吸着シートを装着し
て成る額。 更に必要により固定ベースボードを多孔板
にして消臭・吸臭または放香の機能を付加する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は額に内装して展示した絵画又は印刷物等の展示物を頻繁に交換する用 途に用いる額に係る。例えばホテル,レストラン等及び家庭内での情報告知及び 連絡用またはメモホルダー用のほか壁面インテリヤ装飾にも使用する。
【0002】
【従来の技術】
額に入れる絵画や印刷物など展示物は通常紙や布が素材であり,この展示物の 前面を額に組込んだ透明のガラス又はアクリル等で覆って保護している。その為 に展示物を交換する場合額を取外して額縁の一部を分解する等の手数を要し,展 示物の頻繁な交換には不向きであつた。またホテル,レストラン等での客への行 事などの情報の伝達は通常廊下等の所定の場所やエレベータの中に設けた掲示板 でなされるのが普通であり,個々の客室迄は情報伝達告知手段が及ばぬのが普通 であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた問題点のうち展示物の交換の不便さの課題は額前面のガラ ス等を廃止し額の固定ベースボードの表面中央部分に設置した吸着シートに展示 すべき絵画,写真,印刷物等をあてがつて軽く擦る丈で吸着・粘着固定出来,ま た自由に剥離出来る様にし額は外さずまた額自身を何等分解する事なく展示物中 身のみの着脱交換を可能とした。
【0004】 また情報伝達告知の改善についてはホテル等の各部屋の洗面所やトイレ等の壁 面の一部に本考案の額を体裁良く設置し,毎日の掃除の際に展示の中身を点検交 換する事により,情報の伝達と告知が完全になり,また特に伝達すべき情報が無 い場合には絵葉書等を装着展示してインテリヤ装飾用としても使用可能である。
【0005】
【課題を解決する為の手段】 上記目的を達成する為に本考案における額の構造は,通常の金属または木製部 材を組合わせた額縁の溝部に表面を装飾した合板木材製又は金属製の固定ベース ボードを挿入して組込み,その正面中央に展示物のサイズに合わせてそれより大 きくない寸法にし,吸着・粘着・剥離等の繰返しが可能な吸着シートを剥離可能 でないタイプの接着剤又は両面粘着シート等を使用して固着した構造とする。
【0006】 使用する吸着シートとしては剥がしが容易で糊残りをしない,繰返し使用を前 提としたタイプの粘着シートを使用するものや粘着剤を使用せずシート表面の微 細な凹部と展示物表面に作用する大気圧との差圧による空気力を使用するもの等 色々考えられるが,要は展示物が損傷しないで繰返し着脱でき,展示物に対する 保持力の減退が少ないものであれば何でも良い。
【0007】
【作用】
額にはガラス等は装着されていないので,直接額の正面から交換すべき展示物 に接近して取り外すことが出来,例えばホテル内の行事予定情報や,レストラン の特別メニユー等の情報であれば客は自分で額から取外してポケットに入れて持 参して使用した後,用が済めば必要によりまた元に戻すことも容易である。また 情報伝達用に使用しない場合には観光絵葉書等を飾って壁面インテリヤ装飾用に 利用できる。
【0008】
【実施例】
実施例について図1を参照して説明する。 図1において額縁1は金属又は木製の溝付部材を四角の枠状に組立てた通常の額 縁でこの溝部に表面を装飾した固定ベースボード2を組込む。固定ベースボード は木製の合板又は金属板に塗装,ビニール貼り,樹脂ラミネート,布貼り等で化 粧した板でこれが額の展示物の背景となり,又展示物保持台の役目を果たす。こ れに後述する吸着シートを展示物の大きさに合せて切り,接着剤または両面テー プなどで額の中心に強固に貼りつける。
【0009】 吸着シートの一例としては東洋インキ株式会社DF8320両面接着テープが ある。ポリエステルベースの基材の両面にアクリル系等の粘着剤を塗布している がその1面は強粘度に他の面は弱粘度に調整した糊残りの少ない粘着剤を使用し ている。この強粘度側を固定ベースボードに粘着させれば目的とする展示物の貼 りつけ側が弱粘着となり,容易にこの面だけから剥がす事が可能である。
【0010】 他の原理による吸着シートの一例では(株)駒井製作所のFKテープがありこ れは粘着力を使用しないのが特徴で,不織布に発泡性アクリル樹脂等により樹脂 加工を施しこれを発泡処理して樹脂層に微細な独立気泡を無数に形成したもので ,これを固定ベースボードに接着剤等で強固に固定しておく。展示物を取付ける 場合は吸着シートに絵や印刷物を重ねて軽く押しながら擦ると展示物が平面であ るので吸着シートの表面に分布した微細なクレータ状の表面穴の中の空気が幾分 か押し出され,展示物表面に作用する大気圧との差圧で押付けられて吸着する。 吸着シートはこれ等に限定するものではなく,繰返し使用可能で吸着力の減退 が少ないものであれば何でも良い。
【0011】 本考案の他の実施例としては固定ベースボードとして多孔板材を使用しその裏 面に平面状等適当な形状に成形した消臭・吸臭材または放香材を装着しておくか 多孔板自身に消臭・吸臭または放香の機能を持たせたものとすることにより部屋 の環境を整えるフレグランスコントロールの効果を付加する事も可能であり,特 にホテル等に設置する場合有効である。
【0012】 本案と類似の考案が実開昭61−23865にて提案されているが,この場合 は台板に展示物を置き,これに中央部が透明な被覆シートをかぶせ被覆シートの 周辺を剥離可能に台板に貼り付けた構造である。常に被覆シートを通して展示物 を見るため展示物の汚染防止は有る程度可能であるが,展示物の交換がやや繁雑 であり,自由な着脱ではないので,本案額とは使用形態と使用目的において多少 相違が有ると思われる
【0013】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので次に記載する効果を有する。
【0014】 1.額前面はガラス等で被覆されていないので,常時額を壁面に掛けたままそれ を外さないで展示物に触れ,また額を分解せずに展示物を着脱交換することが可 能である。
【0015】 2.吸着シートは何度でも吸粘着・剥離の繰返しが可能で展示物への糊残りの恐 れが無いので,取外し時の剥離で展示物を損傷する事は無い。
【0016】 3.額自身を環境に合せて適当に小形化出来,また壁面インテリヤを兼ねる装飾 がしてあるので,ホテル・レストラン等の客室に設置しても違和感がなく必要な 情報が得られ,家庭内で設置では家族相互の情報交換とメモとして有効である。
【0017】 4.消臭・吸臭・放香の機能を付加したものはホテルや家庭の洗面所・トイレや キッチン等臭気が発生し滞留する恐れのある箇所に使用して有効であり,額の外 観を殆ど変更せずにこれらの機能を追加出来る。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願額の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の額に於けるA−A線よりの断面図である
【図3】額に吸臭・放香の機能を持たせた額の断面図の
一例である。
【符号の説明】
1.額縁 2.固定ベースボード 3.展示物 4.吸着シート 5.多孔板による固定ベースボード 6.消臭・吸臭または放香剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絵画や印刷物等の展示に使用する額にお
    いて,前面に保護の為のガラス等を装着しないで固定ベ
    ースボードを組込み,その前面に展示物より大きくない
    サイズで吸着・粘着・剥離等の繰返し使用が可能な吸着
    シートを貼り付けて成る額。
  2. 【請求項2】 請求項1に係る額において,固定ベース
    ボードを通気性を有する多孔板等とし,このベースボー
    ド自身に消臭・吸臭又は放香の機能を持たせるか若しく
    はベースボードの裏面にこれらの機能をもつ消臭・吸臭
    又は芳香剤を装着した額。
JP1994016161U 1994-11-25 1994-11-25 瞬時に入替え可能な額 Expired - Lifetime JP3014925U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994016161U JP3014925U (ja) 1994-11-25 1994-11-25 瞬時に入替え可能な額

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994016161U JP3014925U (ja) 1994-11-25 1994-11-25 瞬時に入替え可能な額

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3014925U true JP3014925U (ja) 1995-08-22

Family

ID=43150512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994016161U Expired - Lifetime JP3014925U (ja) 1994-11-25 1994-11-25 瞬時に入替え可能な額

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3014925U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022254A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Gen Ueda 部分的に光る絵画入り額およびその製造法
JP2017000340A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 イイダ産業株式会社 飾り付け具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022254A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Gen Ueda 部分的に光る絵画入り額およびその製造法
JP2017000340A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 イイダ産業株式会社 飾り付け具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009035800A1 (en) Mountable writing assembly
US5495686A (en) Decorative device with a smooth opaque magnetic surface for magnets
US20140158789A1 (en) Membrane air freshener with direct dome lable
WO2008109631A2 (en) Scented picture frame
JP3014925U (ja) 瞬時に入替え可能な額
US5950922A (en) Holder for an air freshener
US6735896B1 (en) Display device for sheet material
US20090094874A1 (en) Frame System
US2510629A (en) Picture frame
JP2014094259A (ja) 壁張が可能なフォトフレーム
JP3064951U (ja) 貼着用シ―ト
JP3212336U (ja) マグネット吸着可能な木製マルチシェルフ家具
KR200285343Y1 (ko) 포켓형 착탈가능 액자
KR960000506Y1 (ko) 벽지
JP3015818U (ja) ステッカー
JPH09173241A (ja) 芳香トイレットペーパー・ホルダー
KR20070067018A (ko) 필기보드
JP3237802U (ja) 非常用防災セット
JP2002195239A (ja) 着脱自在な販促用付着具
JP3051028U (ja) 卓上用パネル付きスタンド
JPH07239657A (ja) ディスプレイパネルおよび壁用パネル
KR200212766Y1 (ko) 종이 탈부착용 판상부재
KR200410663Y1 (ko) 욕실용 방수 패널
JP3077240U (ja) 公共トイレブースの広告装置
JP3024640U (ja) 両面接粘着シール