JP2002127375A - ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方法および装置 - Google Patents

ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方法および装置

Info

Publication number
JP2002127375A
JP2002127375A JP2001215812A JP2001215812A JP2002127375A JP 2002127375 A JP2002127375 A JP 2002127375A JP 2001215812 A JP2001215812 A JP 2001215812A JP 2001215812 A JP2001215812 A JP 2001215812A JP 2002127375 A JP2002127375 A JP 2002127375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
speed
local
value
microwave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001215812A
Other languages
English (en)
Inventor
Tobias Dr Mueller
ミュラー トビアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heidelberger Druckmaschinen AG filed Critical Heidelberger Druckmaschinen AG
Publication of JP2002127375A publication Critical patent/JP2002127375A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H26/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms
    • B65H26/02Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms responsive to presence of irregularities in running webs
    • B65H26/025Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms responsive to presence of irregularities in running webs responsive to web breakage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/18Web break detection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2513/00Dynamic entities; Timing aspects
    • B65H2513/10Speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/51Encoders, e.g. linear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2557/00Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
    • B65H2557/50Use of particular electromagnetic waves, e.g. light, radiowaves or microwaves

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方
法であって、ウェブの速度をドップラー原理に基づいて
無接触式の測定によって特定し、次いで評価する方法を
改良して、従来技術における欠点を克服し、特にウェブ
破損のリスクのないウェブ揺動が生じる際に、トラブル
の検出を排除するような方法を提供する。 【解決手段】 第1の測定位置10a〜10gにおい
て、マイクロ波を利用して第1の局所的なウェブ5の速
度を特定し、ウェブ走行方向で第1の測定位置10a〜
10gに対して間隔を有する第2の測定位置10a〜1
0gにおいて、マイクロ波を利用して少なくとも1つの
第2の局所的なウェブ5の速度42を特定し、第1の局
所的なウェブ速度40と少なくとも第2の局所的なウェ
ブ速度42とから実際値46を特定し、実際値46と設
定された目標値48との間の誤差50を特定し、誤差5
0を、設定された閾値52と比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブを搬送する
際にトラブルを検出する方法、特に輪転印刷機において
巻紙ウェブを搬送する際にウェブ破損を検出する方法で
あって、ウェブの速度をドップラー原理に基づいて無接
触式の測定によって特定し、次いで評価する方法に関す
る。
【0002】また本発明は、ウェブを搬送する際にトラ
ブルを検出するための装置、特に輪転印刷機において巻
紙ウェブを搬送する際にウェブ破損を検出するための装
置であって、当該装置が検出器を備えており、検出器が
ウェブの速度をドップラー原理に基づいて無接触式に特
定し、この速度値を後続の評価ユニットに供給するよう
になっている形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第196
11878号明細書によって、印刷機において通走する
ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方法が公知で
あり、この方法では、ウェブの速度特定は、従来から行
われている無接触式の方法に基づいて光学的な手段、ま
たは音を用いて行われ、次いで評価が行われる。このよ
うにして特定されたウェブの瞬間速度は、印刷機の機械
的な速度から特定されるウェブの仮想の速度と比較され
るか、または瞬間速度を測定する前の時間の間に測定さ
れるウェブの平均速度と比較されるか、または瞬間速度
を測定する直前の時点におけるウェブの速度と比較され
る。次いで瞬間速度と比較速度との間の差は設定された
閾値と比較される。閾値を越える場合、ウェブのための
捕捉装置が作動され、かつ/または印刷機が停止され
る。
【0004】この記載の方法の欠点によれば、ウェブ破
損に基づくものではない、たとえばウェブの縦方向の揺
動に起因するウェブの速度変化によって、機械が停止さ
れ、ウェブ捕捉装置が作動され得る。記載の方法は、ウ
ェブの1箇所でしか速度を特定しないので、そのような
ウェブの揺動を、ウェブ破損に基づいて引き起こされる
速度変化と区別しない可能性がある。機械停止によっ
て、印刷工に、一方では著しい時間損失と、他方では著
しいコスト損失とがもたらされる。このような時間損失
およびコスト損失は、停止状態の間に生じる印刷機の生
産ロスに基づいて、新たな被印刷材料ウェブを印刷機に
再導入する際、ならびに既に印刷されて破れた被印刷材
料ウェブを印刷機から取り除く際に生じる印刷反故紙に
よって、生じる。さらにウェブの破れは、ウェブが印刷
機構の胴に巻き付けられるリスクを含んでおり、ひいて
は印刷機構の重大な損傷のリスクを含んでいる。
【0005】速度を光学的な方法で特定する装置に関す
る欠点によれば、原則として必要コストが極めて高く、
しかも運転時に極めて汚れやすく、したがって極めて頻
繁な保守が必要である。音波を用いて測定を行う装置
は、その上正確性と信頼性とに欠ける。
【0006】記載の方法のさらに別の欠点によれば、光
学的な方法を使用する場合、測定精度は印刷テーマに無
関係ではなくなる。なぜならばウェブの反射角度が印刷
像に関連して変化するからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方法を
改良して、従来技術における欠点を克服し、特にウェブ
破損のリスクのないウェブ揺動が生じる際に、トラブル
の検出を排除するような方法を提供することである。
【0008】さらに本発明の課題は、ウェブを搬送する
際にトラブルを検出する装置を改良して、従来技術にお
ける欠点を克服し、特にウェブ破損のリスクを含んでい
るようなウェブの運動変化をトラブルとして検出するよ
うになっているものを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明の方法によれば、第1の測定位置において、マ
イクロ波を利用して第1の局所的なウェブの速度を特定
し、ウェブ走行方向で第1の測定位置に対して間隔を有
する第2の測定位置において、マイクロ波を利用して少
なくとも1つの第2の局所的なウェブの速度を特定し、
第1の局所的なウェブ速度と少なくとも第2の局所的な
ウェブ速度とから実際値を特定し、実際値と設定された
目標値との間の誤差を特定し、実際値と設定された目標
値との間の誤差を、設定された閾値と比較する。
【0010】本発明の方法および装置によれば、トラブ
ルが迅速で確実かつ廉価に、しかもほとんど保守不要に
検出できる。
【0011】本発明の方法によれば、有利な形式でウェ
ブを搬送する際にトラブルを検出することが可能で、た
とえばウェブが縦方向に揺動する際に生じる、ウェブ破
れに起因しないウェブの速度変化が、トラブルとして検
出されない。このためにウェブの速度は1箇所の測定位
置だけではなく、本発明に基づいて少なくとも2箇所の
測定位置で局所的に特定され、ウェブの、少なくとも2
箇所で測定された局所的な速度が順次評価される。光学
的な方法を用いた測定に対して、本発明の方法は、マイ
クロ波を使用することによって汚れ発生が最低限に抑え
られており、反射される信号の強さは通走する印刷像に
よる影響を受けないか、ごく僅かしか影響を受けないと
いう利点を有している。さらに音波の使用に対して、本
発明の方法によれば、波長が小さいことに基づいて、極
めて緻密で正確な同調が得られ、これに応じて個々の測
定の正確性および信頼性に欠ける部分が無制限に増大す
ることはない。
【0012】本発明の方法のさらなる利点によれば、マ
イクロ波放射を使用する、局所的なウェブ速度の特定に
よって、従来の方法と比較して、同時により高い信頼性
と著しい経済性とが得られる。
【0013】さらに本発明の方法を実施するためにマイ
クロ波を使用することによって、汚れにくくなっている
ので、保守の必要性はほとんどない。
【0014】有利には、少なくとも2つの測定位置は、
ウェブ走行方向で相前後して配置することができる。た
とえば測定位置は、連続する個々の印刷機構の間に設け
ることができる。別の測定位置は、第1の印刷機構の前
方、乾燥機の前方および/または後方、ならびに冷却ロ
ーラ群の前方および/または後方に設けることができ
る。さらに測定位置は折り装置の前方または折り装置の
内側に配置することも可能で、この場合有利には、後方
の測定位置は第1の横方向裁断装置の前方に設けられて
いる。有利には、ウェブ走行方向に対して横方向のウェ
ブの運動変化を監視する必要がない場合、各測定位置の
相対的な配置形式はウェブ走行方向に対して垂直方向で
任意に選択することができる。
【0015】本発明の別の方法によれば、第1の局所的
なウェブ速度と少なくとも第2の局所的なウェブ速度と
をほぼ同時に特定することができる。局所的なウェブ速
度の同期化によって、たとえば印刷機の高速運転時に増
加し続けるウェブ速度によってもたらされる不正確なト
ラブル検出を防止することができる。
【0016】本発明の別の有利な方法によれば、実際値
と設定された目標値との間の誤差が設定された閾値より
も大きいと、制御信号を形成することができる。さらに
この制御信号に関連して機械を停止させることも可能
で、これによって特に印刷機の印刷機構における損傷が
防止される。さらに少なくとも1つのウェブ捕捉装置を
作動させることも可能で、このウェブ捕捉装置はウェブ
が破れたあとのウェブの自由端部を把持し、高速運転し
ている印刷機構の損傷を回避するためにウェブを離間さ
せる。さらにトラブル検出時に音響的信号または光学的
信号を形成することもできる。
【0017】本発明の方法によれば、有利には、目標値
および閾値の設定に基づいて、印刷工によって制御介入
を行うことが可能で、これによってたとえば目標値また
は閾値を各被印刷材料、被印刷材料特性、被印刷材料ウ
ェブの湿度および印刷塗膜の種類などに適合させること
ができる。閾値を小さくすることによって、たとえばウ
ェブの搬送において僅かな誤差でもトラブルが検出さ
れ、これに応じてトラブル許容誤差が僅かになっている
ような方法がもたらされる。設定された値のそのような
適合は、たとえばウェブの弾性率の変化が生じる場合に
行われる。貯蔵ウェブロールの直径が次第に小さくなっ
ていくことによって、ウェブの弾性率が減少され、これ
によってウェブ伸長が同じ場合でも僅かなウェブ張力が
生じる。さらにウェブ厚の変動によっても弾性率変化が
もたらされ得る。
【0018】有利には、設定された目標値および/また
は設定された閾値が印刷機の運転パラメータに関連して
可変である。つまりたとえば設定された目標値および/
または設定された閾値は機械速度に関連して可変であっ
て、これによって速度の上昇と同時に形成される、より
高いトラブルレベルが考慮される。
【0019】本発明の別の方法によれば、ウェブ速度を
分析するために、実際値の特定および/または実際値と
目標値との間の誤差の特定がコンピュータプログラムを
使用して算出することによって行われ、これによって有
利な形式で、これらの特定は可変で記憶可能になる。こ
の場合特定の変化は、印刷工によって入力され、かつ/
またはたとえば種々異なる紙厚、紙質、湿度、温度なら
びにインキ量および湿し手段量のための、記憶された設
定値から選択されるか、または自動的にも行われる。値
を特定するために種々異なるアルゴリズムを準備し、運
転条件(運転条件のために各アルゴリズムが形成され
る)が与えられるとアルゴリズムが使用されるようにす
ることもできる。
【0020】有利には、コンピュータプログラムを使用
して本発明の方法を実施する場合、印刷機の運転パラメ
ータの、設定された目標値および/または設定された閾
値の前述の関連性が自動的に算入に取り込まれる。
【0021】さらに本発明の方法を、別のステップにお
いて、コンピュータを使用して行われる特定および/ま
たはこの特定に基づく結果を、印刷工のために光学的な
表示装置を介して読みとれるようにすることができる。
【0022】有利には、コンピュータプログラムの使用
によって閾値を自動的に機械速度またはウェブ速度と関
連して変化させることが可能で、たとえば機械速度が増
えていく場合、この閾値を降下させることが可能で、こ
れによってトラブルたとえばウェブ破損を検出する場合
に許容誤差を減少させ、これによってより確実な安全性
を保証することができる。
【0023】さらに設定された目標値を、印刷機の少な
くとも1つの構成群の機械的な速度に基づいて算出した
理論的なウェブ速度として使用することができる。この
場合たとえば回転センサによって、印刷機の構成群の機
械的な速度を特定し、そこから理論的なウェブ速度を算
出することが可能で、回転センサは巻紙ロールの軸に配
置されているか、または印刷機の印刷機構の胴の軸に配
置されている。理論的なウェブ速度は次いで目標値とし
てウェブ速度を評価する際に利用され、これによって簡
単な形式で、ウェブ破損に基づいて高められたウェブ速
度を検出することができる。
【0024】本発明の別の方法によれば、有利には、印
刷工によってかまたは自動的に、設定された測定位置を
選択することができる。つまり存在する測定位置の部分
量だけを、局所的な速度を特定するために使用すること
ができる。この場合有利には、運転条件が与えられる場
合にウェブ亀裂が予想されないような測定位置は考慮す
る必要がないので、評価方法の簡略化が得られ、ひいて
は迅速で信頼のおける評価、ならびにウェブ速度と生じ
得るウェブ亀裂との監視も得られる。
【0025】またこの課題を解決するための本発明の装
置によれば、当該装置が第1の測定位置において第1の
マイクロ波検出器を備えていて、第1のマイクロ波検出
器がウェブの局所的な速度を特定して速度値を評価ユニ
ットに供給しており、当該装置が第1の測定位置に対し
てウェブ走行方向で間隔を有している第2の測定位置に
おいて少なくとも1つの第2のマイクロ波検出器を備え
ていて、第2のマイクロ波検出器がウェブの第2の局所
的な速度を特定して速度値を評価ユニットに供給してお
り、評価ユニットが第1の局所的な速度と少なくとも第
2の局所的な速度とから実際値を特定し、かつ設定され
た目標値と実際値との間の誤差を特定し、しかも設定さ
れた目標値と実際値との間の誤差を設定された閾値と比
較するように形成されている。
【0026】本発明の別の実施形態によれば、少なくと
も1つのマイクロ波検出器がマイクロ波アンテナを備え
ており、マイクロ波アンテナが送信機および受信機とし
て使用されるようになっており、これによって追加的な
コスト低減が得られる。有利には、マイクロ波アンテナ
はウェブの表面に対してフラットな角度で配置すること
が可能で、これによってドップラー効果が増加される。
さらに有利には、マイクロ波アンテナはウェブの表面に
対して約45度の角度で配置することができる。なぜな
らばアンテナが過度にフラットに配置されている場合、
ウェブの透過によって、運動している、特に回転してい
る印刷機構部分において反射が生じ、ひいては不正確な
受信信号評価がもたらされるからである。
【0027】本発明の別の実施例によれば、少なくとも
1つのマイクロ波検出器が第1のマイクロ波アンテナと
第2のマイクロ波アンテナを備えており、第1のマイク
ロ波アンテナが送信機として、第2のマイクロ波アンテ
ナが受信機として使用されるようになっている。これに
よって送信機と受信機とは、ウェブに対して種々異なる
角度位置に配置することが可能で、特に回転している印
刷機構部分に形成されており、移動しているウェブにお
ける反射だけが後続の評価に用いられる。
【0028】さらにマイクロ波アンテナは、ホーンアン
テナまたは平面アンテナとして構成することが可能で、
この場合平面アンテナはアレーアンテナの形状で構成す
ることもできる。
【0029】さらに、マイクロ波検出器は、追加的なデ
ジタル信号プロセッサを備えることが可能で、このデジ
タル信号プロセッサは受信した周波数スペクトルからウ
ェブ速度に比例する信号を形成し、この信号を後続の評
価ユニットに伝達する。
【0030】本発明の装置の別の有利な実施形態によれ
ば、検出器が設けられており、この検出器は印刷機の少
なくとも1つの構成群に配置されており、かつ構成群の
機械的な速度を特定し、この速度値を評価ユニットに供
給するようになっており、これによって参照速度として
評価に影響を与えることができる。検出器はたとえば貯
蔵ウェブロールの軸に配置するか、または印刷機構の胴
に配置することが可能で、これらの速度を特定する。
【0031】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図示の
実施例を用いて詳しく説明する。
【0032】図1には、ロール交換器1と4つの印刷機
構2a〜2dと温風式乾燥機3と冷却ローラユニット4
とを備えた長手方向構造形式の輪転印刷機が側方から見
て概略的に示されている。ウェブ5は、ロール交換器1
における巻紙ロール6から巻き戻され、順次印刷機構2
a〜2dと温風式乾燥機3と冷却ローラユニット4とを
通走し、次いで別の加工ユニットたとえば折り装置に供
給される。局所的なウェブ5の速度は、マイクロ波検出
器10a〜10gが設けられた複数の測定位置におい
て、無接触式の測定によって特定され、これらの測定結
果はウェブ速度に比例した信号として信号ライン12a
〜12gを介して評価ユニット20に供給される。様々
な測定位置において局所的なウェブ5の速度を特定する
ために、各マイクロ波検出器はマイクロ波送信機とマイ
クロ波受信機とを備えており、この場合送信機および受
信機は別個または同一のマイクロ波アンテナであってよ
い。
【0033】ウェブ5の速度の測定はドップラー原理に
基づいており、このドップラー原理は、相対的に運動す
る送信機と受信機が、同じ波長もしくは同じ周波数でな
い波に対応配置されるという物理学的現象を意味してい
る。この現象は周波数変移とも呼ばれる。送信されて反
射された波が受信されると、周波数変移の効果は増大す
る。さらにドップラー効果は角度に影響される、つまり
波の伝播方向、および送信機と受信機との相対運動方向
との間の角度に影響され、この場合垂直に相前後する方
向では、ドップラー効果が生じない。停止している送信
機が波(この波は移動している対象物によって反射され
る)を送信し、同様に停止している受信機によって受信
される場合、ドップラー効果による周波数変移に関する
以下の関係式が得られる。
【0034】
【数1】
【0035】ここでは、:Δfは、周波数変移であり、
fは、送信された周波数(たとえば24GH−マイク
ロ波)であり、vは、移動している対象物の速度(たと
えばウェブ)であり、cは、波の伝播速度(たとえば光
速)であり、αは、送信された波の伝播方向と対象物の
移動方向との間の角度であり、βは、反射された波の伝
播方向と対象物の移動方向との間の角度であり、この場
合コサイン項の正負符号は、α=βの場合、周波数変移
Δfの値がちょうど0になるように、両方の角度の正負
符号選択に適合することができる。
【0036】マイクロ波(c≒3・108m)を使
用する場合に生じる周波数変移は、ウェブの速度(v≒
15)を特定するために、10−8の範囲に位置
している。
【0037】さらに図1には、回転センサ11が示され
ており、この回転センサ11は印刷機構2dの胴15の
被駆動軸に配置されており、回転センサ11が胴15の
機械的な速度に比例する信号を形成し、この信号は信号
ライン13を介して評価ユニット20に供給される。マ
イクロ波検出器10a〜10gと回転センサ11とから
評価ユニット20に供給された信号は、図4に示したフ
ローチャートに基づいて評価ユニット20内で評価され
る。ウェブ破損が検出されると、ウェブ捕捉装置7の信
号ライン14を介して作動信号が供給されてウェブ捕捉
装置7が作動される。ウェブ捕捉装置7は破れたウェブ
5の自由端部を検出し、ウェブを印刷機構2dの胴から
引っ張り出す。その上ウェブ破損が検出されると、図示
していない別の信号ラインを介して、機械がされ、この
場合印刷機の全ての構成群は損傷を回避するためにでき
るだけ迅速に停止される。
【0038】図2には、2つの印刷機構2aと2bとの
間に配置されたマイクロ波検出器10bが示されてお
り、このマイクロ波検出器10bはマイクロ波アンテナ
を備えており、このマイクロ波アンテナは同時に送信機
としても受信機としても使用される。移動しているウェ
ブ5に、検出器10bからマイクロ波22が照射され、
ウェブ5の移動によって、反射されたマイクロ波24の
周波数変移が得られ、この周波数変移は検出器10bに
よって受容される。検出器はさらにデジタル信号プロセ
ッサを備えており、このデジタル信号プロセッサは受信
された周波数スペクトルから、移動しているウェブ5に
所属する変移された周波数を抽出して信号を形成する。
この信号は抽出された周波数、ひいてはウェブ5の速度
に比例しており、信号は信号ライン12bを介して評価
ユニット20に供給される。有利には、送信されたマイ
クロ波22が約45度の角度でウェブに当たるように、
マイクロ波検出器が配置されている。検出器10bは送
信機としても受信機としても使用されるので、受信され
るマイクロ波24も約45度の角度でウェブ5から反射
される。
【0039】図3に示されたマイクロ波検出器10bの
配置形式は、検出器が別個の2つのマイクロ波アンテナ
を備えている実施例を示しており、この実施例では一方
のアンテナはマイクロ波送信機26として、他方のアン
テナはマイクロ波受信機28として使用される。この場
合送信機26は、送信されたマイクロ波22が約45度
の角度でウェブ5に当たるように、ウェブ5に対して配
置される一方で、この送信機は、受信されるマイクロ波
24が45度よりも大きな角度βでウェブ5から反射さ
れるように、配置されている。このような配置形式によ
って、運動している印刷機構部分たとえば回転している
ローラ32からの信号30と、移動しているウェブ5の
信号とが重なり、これら両方の信号の分離が不可能にな
るか、または極めて不正確にしか可能でないようになる
ことが防止される。
【0040】図4には、輪転印刷機においてウェブを搬
送する際にトラブルを検出するための方法の、本発明に
基づく方法ステップのフローチャートが示されている。
方法ステップ40,42,44において局所的な速度v
,v,vが特定され、この特定は、本発明に基づ
いてマイクロ波検出器を使用して得られる。有利には、
局所的なウェブの速度v,v,vの特定はほぼ同
時に行われる。方法ステップ46では、測定したウェブ
速度v,v,vから実際値vが特定される。実
際値vはたとえば測定された局所的なウェブ速度
,v,vの平均値形成、最小値形成または最大
値形成によって特定される。実際値vを測定された局
所的なウェブ速度全体からではなく、測定された局所的
なウェブ速度の単に少なくとも2つ(たとえば互いに隣
接する測定位置において測定された局所的な両方のウェ
ブ速度)の部分量から特定することもできる。さらに有
利には、実際値vを特定する際に、種々異なって重み
付けされた、測定された局所的なウェブ速度v
,vを特定付けに関連させることが可能で、この
場合ウェブ速度v,v,vに各測定位置に対応す
る重み係数が対応配置されており、この重み係数はたと
えば測定位置の近くに生じるウェブ亀裂の確率に対して
比例している。さらに測定された局所的なウェブ速度v
,v,vのそれぞれを実際値として取り扱うこと
ができるので、後続の分析に対して、後続の方法ステッ
プに1つの実際値でなく幾つかの実際値が供給される。
実際値の数は、トラブル検出に対する測定位置の部分量
が選択された場合、測定された局所的なウェブ速度と同
じ数か、またはこれよりも僅かであってよい。次いで、
個々の実際値に対する後続の分析は別個に行うことが可
能で、この場合個々の分析は同時または連続的に行うこ
とができる。
【0041】方法ステップ48では、目標値vが設定
されており、この目標値vは印刷機の少なくとも1つ
の構成群の機械的な速度から算出された理論的なウェブ
速度であってよい。設定された目標値vは後続の方法
ステップ50において実際値vと比較される。この場
合平均値として特定された実際値vは、差の形成によ
って、目標値vと比較することができる。さらに既に
説明したように、測定された個々の局所的な速度v
,vに適合できる複数の実際値を、差の形成によ
ってそれぞれ目標値vと比較することもできる。さら
にまた既に説明したように、隣接する測定位置の測定さ
れた速度から、それぞれ1つの実際値v を特定し、こ
れらの実際値vをたとえば差の形成によってそれぞれ
目標値v と比較することもできる。方法ステップ52
では、閾値Δvが設定さられており、この閾値Δv
はたとえばウェブ速度またはウェブ張力のような運転条
件に適合させることができる。次いで方法ステップ54
では、求められた目標値v と実際値vとの間の誤差
が、たとえば差の形成によって、設定された閾値Δ
比較される。この場合誤差が設定された閾値Δvより
も大きいと、方法ステップ56において制御信号が形成
され、この制御信号は機械を停止させ、別の方法ステッ
プ58ではウェブ捕捉装置を作動させる。誤差が設定さ
れた閾値よりも大きくない場合、新たな方法が方法ステ
ップ40から行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の測定位置を備えた輪転印刷機を示す概略
的である。
【図2】1つのマイクロ波アンテナを備えたマイクロ波
検出器の配置構成を示す概略図である。
【図3】2つのマイクロ波アンテナを備えたマイクロ波
検出器の配置構成を示す概略図である。
【図4】本発明の方法の方法ステップを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ロール交換器、 2a,2b,2c,2d 印刷機
構、 3 温風式乾燥機、 4 冷却ローラユニット、
5 ウェブ、 6 巻紙ロール、 7 ウェブ捕捉装
置、 10a,10b,10c,10d,10e,10
f,10g マイクロ波検出器、 11 回転センサ、
12a,12b,12c,12d,12e,12f,
12g,13,14 信号ライン、 15 胴、 20
評価ユニット、 22,24 マイクロ波、 26
送信機、 28 受信機、 30信号、 32 ロー
ラ、 40,42,44,46,48,50,52,5
4,56,58 方法ステップ、 v,v,v
ウェブ速度、 v 実際値、 v 目標値、 Δv
閾値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many Fターム(参考) 2C250 EA32 EB05 3F105 AA02 AB03 BA09 CA13 CB01 CC01 DA12 DB11 DC20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ(5)を搬送する際にトラブルを
    検出する方法であって、前記ウェブ(5)の速度をドッ
    プラー原理に基づいて無接触式の測定によって特定し、
    次いで評価する方法において、 第1の測定位置(10a,10b,10c,10d,1
    0e,10f,10g)において、マイクロ波を利用し
    て第1の局所的な前記ウェブ(5)の速度を特定し、 ウェブ走行方向で前記第1の測定位置(10a,10
    b,10c,10d,10e,10f,10g)に対し
    て間隔を有する第2の測定位置(10a,10b,10
    c,10d,10e,10f,10g)において、マイ
    クロ波を利用して少なくとも1つの第2の局所的なウェ
    ブ(5)の速度(42)を特定し、 前記第1の局所的なウェブ速度(40)と少なくとも前
    記第2の局所的なウェブ速度(42)とから実際値(4
    6)を特定し、 該実際値(46)と設定された目標値(48)との間の
    誤差(50)を特定し、 前記実際値(46)と設定された前記目標値(48)と
    の間の前記誤差(50)を、設定された閾値(52)と
    比較することを特徴とする、ウェブを搬送する際にトラ
    ブルを検出する方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の局所的なウェブ(5)の速度
    (40)の特定と、少なくとも前記第2の局所的なウェ
    ブ(5)の速度(42)との特定をほぼ同時に行う、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記実際値(46)と設定された前記目
    標値(48)との間の前記誤差(50)が設定された前
    記閾値(52)よりも大きいと、制御信号を形成する、
    請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 局所的なウェブ(5)の速度(40,4
    2,44)を評価するために、前記実際値(46)の特
    定および/または前記実際値(46)と設定された前記
    目標値(48)との間の前記誤差(50)の特定を、コ
    ンピュータプログラムを利用した算出によって行う、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 印刷機の運転パラメータに関連して可変
    である、設定された目標値(48)および/または設定
    された閾値(52)を用いる、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 印刷機の少なくとも1つの構成群(1,
    2a,2b,2c,2d,3,4)の機械的な速度に基
    づいて算出された理論的なウェブ速度である、設定され
    た目標値(48)を用いる、請求項1から5までのいず
    れか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 制御信号に関連して機械の停止(56)
    を行い、かつ/または少なくとも1つのウェブ捕捉装置
    の作動(58)を行う、請求項3から6までのいずれか
    1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 ウェブ(5)を搬送する際にトラブルを
    検出するための装置であって、当該装置が検出器(10
    a,10b,10c,10d,10e,10f,10
    g)を備えており、該検出器(10a,10b,10
    c,10d,10e,10f,10g)がウェブ(5)
    の速度をドップラー原理に基づいて無接触式に特定し、
    速度値を後続の評価ユニット(20)に供給するように
    なっている形式のものにおいて、 当該装置が第1の測定位置において第1のマイクロ波検
    出器(10a,10b,10c,10d,10e,10
    f,10g)を備えていて、該第1のマイクロ波検出器
    (10a,10b,10c,10d,10e,10f,
    10g)がウェブ(5)の局所的な速度を特定して速度
    値を評価ユニット(20)に供給しており、当該装置が
    第1の測定位置に対してウェブ走行方向で間隔を有して
    いる第2の測定位置において少なくとも1つの第2のマ
    イクロ波検出器(10a,10b,10c,10d,1
    0e,10f,10g)を備えていて、該第2のマイク
    ロ波検出器(10a,10b,10c,10d,10
    e,10f,10g)がウェブ(5)の第2の局所的な
    速度を特定して速度値を評価ユニット(20)に供給し
    ており、該評価ユニット(20)が第1の局所的な速度
    と少なくとも第2の局所的な速度とから実際値(46)
    を特定し、かつ設定された目標値(48)と前記実際値
    (46)との間の誤差(50)を特定し、しかも設定さ
    れた前記目標値(48)と前記実際値(46)との間の
    前記誤差(50)を設定された閾値(52)と比較する
    ように形成されていることを特徴とする、ウェブを搬送
    する際にトラブルを検出するための装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのマイクロ波検出器(1
    0a,10b,10c,10d,10e,10f,10
    g)がマイクロ波アンテナを備えており、該マイクロ波
    アンテナが送信機および受信機として使用されるように
    なっている、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのマイクロ波検出器
    (10a,10b,10c,10d,10e,10f,
    10g)が第1のマイクロ波アンテナ(26)と第2の
    マイクロ波アンテナ(28)を備えており、該第1のマ
    イクロ波アンテナ(26)が送信機として、前記第2の
    マイクロ波アンテナ(28)が受信機として使用される
    ようになっている、請求項8または9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のマイクロ波アンテナ(2
    6)がウェブ(5)に対する第1の角度位置に配置され
    ており、前記第2のマイクロ波アンテナ(28)がウェ
    ブ(5)に対する前記第1の角度位置とは異なる第2の
    角度位置に配置されている、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 印刷機の少なくとも1つの構成群
    (1,2,2a,2b,2c,2d,3,4)に、該構
    成群(1,2,2a,2b,2c,2d,3,4)の機
    械的な速度を特定する検出器(11)が配置されてお
    り、該検出器(11)が前記構成群(1,2,2a,2
    b,2c,2d,3,4)の機械的な速度を評価ユニッ
    トに供給するようになっている、請求項8から11まで
    のいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 輪転印刷機において、 請求項8から12までのいずれか1項に基づく、ウェブ
    (5)を搬送する際にトラブルを検出するための装置が
    設けられていることを特徴とする、輪転印刷機。
JP2001215812A 2000-07-14 2001-07-16 ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方法および装置 Pending JP2002127375A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10034388.0 2000-07-14
DE10034388 2000-07-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002127375A true JP2002127375A (ja) 2002-05-08

Family

ID=7648993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001215812A Pending JP2002127375A (ja) 2000-07-14 2001-07-16 ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方法および装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6598529B2 (ja)
JP (1) JP2002127375A (ja)
DE (1) DE10129889A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10219541C1 (de) * 2002-05-02 2003-12-11 Koenig & Bauer Ag Vorrichtung zum Erfassen eines Bahnbruckes an einer eine Bahn verarbeitenden Maschine
DE10129889A1 (de) * 2000-07-14 2002-01-24 Heidelberger Druckmasch Ag Verfahren und Vorrichtung zur Störungserfassung beim Transport einer Bahn
DE10320759B4 (de) * 2002-06-10 2013-03-14 Heidelberger Druckmaschinen Ag Transportsystem mit Gebern zur Lageerfassung in einer bedruckstoffverarbeitenden Maschine
DE10338973B4 (de) * 2002-09-30 2013-01-31 Goss International Montataire S.A. Verfahren und Vorrichtung zur Störungserfassung beim Transport einer Materialbahn
ITTO20030371A1 (it) * 2003-05-20 2004-11-21 Tecnau Srl Equipaggiamento di taglio per moduli continui.
DE102005042932A1 (de) * 2005-09-09 2007-03-22 Man Roland Druckmaschinen Ag Druckmaschine, insbesondere Rollendruckmaschine
DE102006011201B4 (de) 2006-03-10 2011-12-01 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Druckmaschine mit mehreren Antriebseinheiten
CN100376390C (zh) * 2006-03-16 2008-03-26 上海高斯印刷设备有限公司 智能化光电断纸探测方法和装置
DE102006061337A1 (de) * 2006-12-22 2008-06-26 Giesecke & Devrient Gmbh Vorrichtung zur Abgabe und/oder zum Empfang von Ultraschall und Ultraschallsensor zur Untersuchung eines Wertdokuments
DE102007062454A1 (de) * 2007-12-22 2009-07-02 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Regelung einer Bahnspannung und/oder eines Registers
DE102009022962A1 (de) 2009-05-28 2010-12-02 Siemens Aktiengesellschaft Überwachungssystem und Vorrichtung mit einem solchen Überwachungssystem
TWI494261B (zh) * 2010-07-14 2015-08-01 Bobst Sa 用於轉換網狀基材,進料站及包裝生產機之保護轉換單元的方法
WO2015183236A1 (en) * 2014-05-27 2015-12-03 Hewlett Packard Development Company, L.P. Medium handling
ES2731276T3 (es) * 2016-08-29 2019-11-14 Siemens Ag Procedimiento para el funcionamiento de una máquina para la fabricación y/o el tratamiento de una banda de material
EP3461769B1 (de) * 2017-09-29 2020-07-01 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und eine wickelvorrichtung einer papiermaschine
US11926739B2 (en) 2021-07-26 2024-03-12 Mcpu Polymer Engineering Llc Modified lignin products for rigid foams

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DD288567A5 (de) 1989-10-17 1991-04-04 Veb Kombinat Polygraph "Werner Lamberz" Leipzig,De Einrichtung zum regeln der bahnspannung in einer rollenrotationsdruckmaschine
DE4003659A1 (de) 1990-02-07 1991-08-08 Kokes Michael Dipl Ing Fh Vorrichtung und verfahren zur konstanten dehnungsregelung fuer durchlaufende bahnen
DE4130679C2 (de) 1991-09-14 1994-02-24 Roland Man Druckmasch Vorrichtung zum Verhindern von Druckwerkschäden
DE4221395C2 (de) 1992-06-30 2001-08-16 Lothar Goettsching Verfahren zum zerstörungsfreien Bestimmen eines mit der breitenbezogenen Bruchkraft korrelierenden Kennwertes an einer laufenden Papierbahn
DE4441864A1 (de) 1993-12-18 1995-06-22 Hengstler Gmbh Vorrichtung zur berührungslosen Geschwindigkeitsmessung
DE19506463C2 (de) 1995-02-24 1998-11-12 Boewe Systec Ag Stauüberwachungseinrichtung für eine Transportvorrichtung für Papier, insbesondere für eine Papierbahn
FR2734513B1 (fr) 1995-05-22 1997-08-14 Heidelberg Harris Sa Procede de detection de perturbations dans le transport d'une nappe continue de papier dans une machine a imprimer
US6138496A (en) * 1996-09-30 2000-10-31 Eastman Kodak Company Traction measurement apparatus and method
US5779123A (en) 1996-11-20 1998-07-14 Heidelberg Harris, Inc. Web/ribbon path verifier for detecting and identifying errors in a web/ribbon path
US6056682A (en) * 1997-12-22 2000-05-02 Heidelberger Druckmaschinen Ag Method and apparatus for severing a running material web in a folding apparatus of a web-fed rotary printing press
DE19822375C2 (de) 1998-05-19 2001-12-20 Zirkon Druckmaschinen Gmbh Verfahren zur Verhinderung von technischen Schäden an einer Rollenrotationsdruckmaschine
DE10129889A1 (de) * 2000-07-14 2002-01-24 Heidelberger Druckmasch Ag Verfahren und Vorrichtung zur Störungserfassung beim Transport einer Bahn
JP3427355B2 (ja) * 2000-12-14 2003-07-14 株式会社東京機械製作所 紙継ぎ装置における巻取体の駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE10129889A1 (de) 2002-01-24
US20020017212A1 (en) 2002-02-14
US6598529B2 (en) 2003-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002127375A (ja) ウェブを搬送する際にトラブルを検出する方法および装置
EP1741829B1 (en) Measuring arrangement in a shortened dry end of a tissue machine
EP0098115A1 (en) Detecting the condition of a sheet or web
US4581575A (en) Method and apparatus for measuring orientation of constituents of webs or sheets
US5678447A (en) On-line web planarity measurement apparatus and method
US20140107830A1 (en) Method and device for detecting parameters of a traversing or circulating material web in a material processing machine
EP1562043B1 (en) A method and apparatus for determining the lateral position of a web or fabric edge
JP2001506326A (ja) 抄紙機または紙仕上機におけるニップ通過面の汚染および/または損傷の検出方法
EP1204582B1 (en) Method and device in continuously operated unwinding of a paper reel
JP2002500706A (ja) 紙/板紙抄紙機におけるドロー差の調節方法および装置
JP4063898B2 (ja) 輪転印刷機におけるウエブ搬送時の障害を検出する方法
US20020111774A1 (en) Method for condition monitoring of apparatuses
US20180058006A1 (en) Method for Operating a Machine for Producing and/or Processing a Material Web
JPH05141957A (ja) 膜厚測定装置
US20070006762A1 (en) Method and a device for controlling the quality of print
US11008190B2 (en) Method, system and a computer program product for condition monitoring of a fiber web or paper finishing machine
JPH10277645A (ja) 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置
US4968386A (en) Apparatus for determining amplitude and frequency of web flutter
JP3573054B2 (ja) 幅長さ計のオンライン測定精度検査方法
KR101193665B1 (ko) 강판 속도 측정 장치 및 이를 이용한 압연 속도 제어 장치
WO2000002027A1 (en) Method and apparatus for measuring the tension of a moving web
US6769297B2 (en) Method and equipment for measuring tension of moving web
WO2000036402A1 (en) Measurement and trending of paper sheet release line from paper machine rolls and clothing
JPH07320991A (ja) コンデンサ用金属化フィルムマージン幅計測装置
JP2001201333A (ja) 帯状体の幅方向反り検出方法及び検出装置